JPH0610368B2 - 杭の打込み及び引抜きを容易にする為の、反対方向に交互に作用する回動装置 - Google Patents

杭の打込み及び引抜きを容易にする為の、反対方向に交互に作用する回動装置

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JPH0610368B2
JPH0610368B2 JP59134037A JP13403784A JPH0610368B2 JP H0610368 B2 JPH0610368 B2 JP H0610368B2 JP 59134037 A JP59134037 A JP 59134037A JP 13403784 A JP13403784 A JP 13403784A JP H0610368 B2 JPH0610368 B2 JP H0610368B2
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E21EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
    • E21BEARTH OR ROCK DRILLING; OBTAINING OIL, GAS, WATER, SOLUBLE OR MELTABLE MATERIALS OR A SLURRY OF MINERALS FROM WELLS
    • E21B3/00Rotary drilling
    • E21B3/02Surface drives for rotary drilling
    • E21B3/025Surface drives for rotary drilling with a to-and-fro rotation of the tool
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
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    • F16F15/02Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems
    • F16F15/04Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems using elastic means
    • F16F15/08Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems using elastic means with rubber springs ; with springs made of rubber and metal

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、杭等の打込み及び引抜きを容易にするべく反
対方向に交互に作用する回動装置に関するものである。
従来の技術 この種の回動装置は、本願の出願人によるドイツ特許第
1,709,316号に記載されている。この既知の回
動装置においては、杭を回動させる衝撃エネルギーの伝
達は、衝撃面に配置された細い円柱状のピンを介して行
なわれ、該ピンは、一方のストッパーにおける対応した
溝状の凹所内に着脱可能に固定されていて、他方のスト
ッパーにおける対応した凹所に打撃を加える。従って衝
撃エネルギーを伝達する間において、ストッパーの組に
おける2つの向い合った面が当初直接的に接触すること
はない。ピンは摩耗が著しいので、交換が容易であると
は言え、かなり頻繁に取替えを必要とする。しかし、か
なり長い期間に亘って作業を行なう場合においても、搖
動アームから杭への衝撃エネルギーの伝達が一様に行な
われることは保証される。
この種の回動装置の一つの欠点は、著しい騒音を発生す
るということである。この騒音の程度は、主として土の
性質の如何によって変わってくるものである。主な騒音
源は明らかにストッパーであって、これらは搖動アーム
が正逆回動を行なうごとに互いに係合し、搖動アームの
衝撃エネルギーを杭に伝える機能を果たす。しかしなが
ら騒音源はストッパーのみではなく、搖動アームの両端
部に収容された交換可能な慣性ウェイトもまた、可なり
の騒音源になっている。後者の騒音は、衝撃の与えられ
る都度、慣性ウエイトと、これらを収容する搖動アーム
側の支持部との間において発生する駆動シリンダを空気
圧で作動させる場合には、衝撃の与えられる都度シリン
ダから放出される圧縮空気が、もうひとつの騒音源とな
る。更に、追加的な管状ラム部材の杭の上端部に取付け
て使用する場合には、これがもう一つの騒音源となる。
このラム部材は、土の状態が特に悪くて杭の打込みが困
難な場合に、軸方向の追加的な衝撃を杭に与えるもので
ある。これらの騒音源より発する騒音は、居住地域につ
いて定められた規制を大きく上回るものである。従っ
て、そうした居住地域においてこの回動装置を使用する
場合には吸音箱、ドリル管キャップ、断音カラー等の高
価で取扱いの煩わしい断音手段を使用して、回動装置の
作業騒音が規制範囲を越えないようにする必要がある。
回動装置の居住地域において使用する場合に必要とされ
るこれらの付加的断音手段は、コストの点で可なり不利
なものである。特に、作業条件の異なるごとに、すなわ
ち、土の状態、温度その他の環境条件の異なる毎に構造
の異なった断音手段を使用しなければならないというこ
と、しかもこれらは、作業場所が変われば別のものに変
更せねばならない場合もあるということを考えるなら
ば、その不利益は無視しえないものであるといえる。
発明が解決しようとする課題 本発明の目的は、付加的な断音手段の使用を大幅に回避
し、回動装置をその騒音発生要素の配置並びに構造の点
で改良して、従来必要とされた付加的な断音ならびに吸
音手段の設置を不要にすることである。
上記目的は、本願の特許請求の範囲第1項の前文に記載
された型式の回動装置の場合には、同項に記載の特徴に
よって達成されうる。従属項は、第1項に記載された本
発明の有利な展開を記したものである。
課題を解決するための手段とその作用 本発明に拠れば、杭側の部材と、杭を軸中心に回動させ
る搖動アーム側の部材にそれぞれ形成された複数のスト
ッパーの組の間に設けられてエネルギーの伝達の目的に
使用される衝撃用エレメントは、非塑性圧縮性の弾性材
よりなり、ストッパーの組の少なくとも一方における凹
所内に基部を収容され、凹所により突出した部分におい
て該エレメントが、特に衝撃方向に対して直角の方向に
おいてその弾性限界内において変形することを許容し、
かつストッパーの組が直接的に接触することを防止する
という構造により、騒音の顕著な抑制と遮断が得られ
る。なぜなら、弾性限界内に止どめられた上記エレメン
トの変形によって、騒音は可なりの程度に減少させられ
るからである。更に、弾性的な変形によってエレメント
内に蓄えられた弾性力が搖動アームの各回動の終結時に
ただちに反対方向に作用する結果、搖動アームはただち
に反対方向に加速され、従って、装置の高い衝撃頻度が
得られる。またエレメントは基本的に取付場所並びに負
荷の程度に応じた弾性度を有してストッパーの組内にお
ける使用が可能で、特定の作業条件に適した弾性限界を
有するものであれば、使用する非塑性圧縮性の弾性材は
何であっても良い。
すなわち、本発明は、軸受リムと揺動アームとの衝突部
間に介在されるエレメントを非塑性圧縮性の弾性部材に
より形成することにより、騒音防止効果のみならず、衝
撃力を軸受リムに確実に伝達し、しかもその弾性により
衝撃力を各速度的に軸受リムに伝達する相乗効果を得る
ものである。
また、本発明において揺動アームの内部には前記駆動シ
リンダから排出される空気が導かれる膨張チャンバが形
成され、該膨張チャンバにより排出空気の消音を行うよ
うに構成され、さらに該排出空気をエレメントの冷却に
利用する構成を有しており、シリンダからの排出空気を
直接外部にではなく、揺動アームの内部に設けられた膨
張チャンバに導いて消音を行うことにより、さらに優れ
た騒音防止効果を得ることができる。加えて、排出空気
をエレメントの冷却に利用することにより、エレメント
の加熱を防止でき、上記弾性による効果を維持しかつ寿
命を長くできる。
搖動アームの両端に交換可能な慣性ウェイトを取付ける
場合には、これらと搖動アームとの間に、エラストマー
製の緩衝エレメントが設けられ、これらが作業騒音の発
生を防止する。駆動シリンダが空気圧で作動する場合に
は、シリンダから出る圧搾空気は、搖動アームの内部に
形成された断音チャンバを通して誘導されるため、充分
な騒音の減衰が得られる。また杭に軸方向の衝撃を追加
的に与えるべく、杭の上端部に環状のラム部材を取付け
る場合には、ラム部材と杭の間に、弾性限界内において
変形可能な環状の断音エレメントが設けられる。この断
音エレメントは、ラム部材の上端部に設けられた環状フ
ランジの底部の溝内に収容されている。
本発明の処置に従つて騒音減衰効果を得るためには、そ
の前提条件として、搖動アームと杭とが、周囲の状況や
杭の傾きとは無関係に、互いに関して常に同心に案内さ
れることが必要である。従って、本発明においては、杭
の軸受リムと搖動アームの内側フランジの間に、ボール
転動式結合部が設けられ、該結合部は、軸方向並びに半
径方向に負荷をかけられる、同心の軸受リングを有し、
それらのうち、外側の軸受リングは、搖動アームの底部
に固定され、内側の軸受リングは、軸受リムに溶接され
た補助リングに固定される。
搖動アームの内側フランジにおける各内方突出部すなわ
ちストッパーの両側端部には凹所が設けられ、これらの
凹所は、弾性エレメントの基部を係合する。同エレメン
トの露出部の周囲には間隙が形成され、エレメントが、
その弾性限界内において、杭への衝撃の加えられる方向
に対して垂直の方向に予め定められた程度に変形するこ
とを許容する。一つの実施例においては、ストッパー
は、その端部凹所に配置された弾性エレメントを、その
すべての周面に空気間隙を形成した状態で保持する。
又、1つの変形例においては、ストッパーは、その端部
にアーチ状の凹所を有し、この凹所は、弾性エレメント
における対応した形状の基部を受容する。そして、エレ
メントの、内側フランジの内周面に平行な1つの側面は
この面に接触し、一方、エレメントにおける前記側面と
反対の側の側面は、軸受リムの外周面との間に1つの間
隙を形成する。エレメントにおける上記以外の2つの向
い合った面は、内側フランジの下面に結合された支持プ
レートと、内側フランジの上面に締着されるカバープレ
ートとの間にそれぞれ間隙を形成する状態で囲まれる。
更に、エレメントの基部を貫通するロッドが設けられ、
このロッドは、その両端を前記支持プレート及びカバー
プレートにおける軸受孔に受容され、エレメントを各ス
トッパーに交換可能に保持すする機能を有する。この実
施例の構造は、所定の作業条件に適したエレメントを、
要すれば他の作業条件に適した別のエレメントと容易に
交換できるようにするものであり、又、本発明によるエ
メレントを既知の回動装置に装着されることを可能にす
るものである。
エレメントの交換を容易にするもう一つの実施例は、支
持プレート及びカバープレートに脹らみ部を具備させる
ことによりなり、この脹らみ部は、エレメントの突出肩
部と係合し、エレメントの変形可能性を損なうことなく
エレメントを所望の位置に支持する為の支持部を構成す
る。
慣性ウェイトは、円柱状若しくはやや円錐状でかつ上部
にフランジを有する形態をとり、搖動アームの両端にお
ける対応したスリーブ内に挿入される。そして、これら
の慣性ウェイトは、その外周の溝内に収容された環状の
エレメントを有し、これらのエレメントは、慣性ウェイ
トをスリーブ内に挿入すると付勢された状態になり、従
って、慣性ウェイトとスリーブの間における相対動が防
止され、又、弾性限界内おけるエレメントの変形が保証
される。
1対の空気圧式の駆動シリンダを使用する場合には、搖
動アーム上に設置され、かつ軸受リムに固定された1対
の止め具によって作動させられる共通の制御スライドバ
ルブが合わせて設けられる。この制御スライドバルブ
は、駆動シリンダより交互に排出される圧搾空気を受け
入れる為の導管を具備し、さらにはバルブからの出口導
管は、搖動アーム内の、個々の駆動シリンダに割当てら
れて、消音の目的に使用される膨脹チャンバ内に導通す
る。さらに有利な処置として、それぞれの膨張チャンバ
に対して、共鳴および吸収による消音器をなすオーバー
フロー管によって連結された第2の膨脹チャンバが設け
られる。そして、第2の各チャンバは減衰マットを具備
した開口部を有する。この開口部は流出する空気を、杭
に衝撃を伝える前記のエレメントの近傍に送るための案
内手段を具備することができる。この構造により、特に
高温の下で作業を行なう場合に、各エレメントにおいて
衝撃と変形により発生する熱が十分に放散されることが
保証される。減衰マット自体は着脱自在の挿入プレート
よりなり、これは、有孔壁により形成された空所内に、
その都度必要な枚数だけ挿入される。
実施例 以下、図面を参照して説明すると、図示実施例の回動装
置は杭1(これは管状体でもよい)を中心に、搖動アー
ム2、慣性ウェイト3,3′及びアーム搖動用駆動シリ
ンダ11,11′よりなる。搖動アーム2は、2本のア
ームを有し、各アームはその末端部にスリーブ5を形成
し、これらのスリーブ5の中に慣性ウェイト3,3′が
挿入される。慣性ウェイト3,3′は搖動アーム2の回
動時に、より大きい慣性力を付加するためのものであ
る。
杭1の外周面には、6個の結合ブロック6が設けられ、
これらに、軸受リム7の内面に設けられた対抗ブロック
8が係合する。結合ブロック6と対抗ブロック8は係合
し、軸受リム7を、したがってまた搖動アーム2を杭1
上において軸方向に保持し、アーム2の搖動による接線
方向の回動衝撃を杭に伝える機能を有する。杭1内に反
復して落下されるラム部材4はその下動にともなって発
生する軸方向の衝撃を杭1に伝える。
軸受リム7は搖動アーム2の副軸(第2図で上下方向中
心軸線)に関して対称に互いに向い合った2つの玉継手
9,9′を有し、これらに2つの駆動シリンダ11,1
1′のピストンロッド10,10′が連結され、シリン
ダ11,11′は、自在継ぎ手12,12′により回動
可能にされた状態で搖動アーム2の下側に取付けられて
いる。
搖動アーム2の基部には、軸受リム7と同心に筒状の内
側フランジ17が設けられ、アーム2の基部はボール転
動式結合部13を介して、軸受リムの外側に延出された
補助リング14に支承されている。結合部13の外側軸
受リングは、搖動アーム2の基部下側に係着され、又、
その内側軸受リングは、補助リング14に係着される。
この補助リング14は、第1図に示すように、軸受リム
7に溶接されている。このようにして、搖動アーム2
は、たとえ杭1が嚴密に垂直でない場合にも極めて円滑
に回動しうるように、軸受リム7に支承される。
軸受リム7は、その外周に、対称を設けられた4個の突
出ストッパー15,15′を有し、これらに、搖動アー
ム2の内側フランジ17,17′内周の突出ストッパー
16,16′に取り付けられた非塑性圧縮性の弾性エレ
メント18…が、アーム2の反復回動する際に交互に接
触する。エレメント18,18′,18″は、作業条件
に応じて、例えばエラストマーなどの合成樹脂若しくは
硬質ゴム等の、任意の材料より作られうる。
第2図に示すように、内側フランジ17の各ストッパー
16の両側端部には、凹所20が設けられ、これらの凹
所は、エレメント18の基部を受け入れ、エレメント露
出部分のまわりには空隙19が形成される。エレメント
18(例えば商標“Vulkollan”で知られるウレタンゴ
ムよりなる。)の横方向への変形を許容する空隙の大き
さによって弾性変形が予め限定される結果として、エレ
メント18が軸受リムの突出ストッパー15を打つたび
ごとに発生する衝撃の伝達は、音の吸収された状態で効
率的に行なわれることになる。軸受リム7に対する接線
方向の打撃が終了する都度、エレメント18は、力全体
を効果的に受けて、それぞれの凹所と空隙内においてし
っかりと接触し、又、エレメント18が非塑性圧縮性で
あることにより、杭打ち作業において一般的な環境温度
の下で最大の回動打撃が杭1へ伝えられる。エレメント
18の弾性効果により、搖動アーム2は杭1の部分回動
の各終了時において、ただちに反対方向に加速される。
従って、それぞれの駆動シリンダ11もその加速度を利
用してより速い作動を開始し、その結果、より高い打撃
頻度が得られる。エレメント18の発熱は、外気若しく
は駆動シリンダ11,11′から放出される使用済の空
気により冷却される。
揺動アーム2の打撃により発生する騒音を一層効果的に
減衰させるために、杭側の軸受リム7における突出スト
ッパー15の両端面にも凹所を形成し、同様の弾性エレ
メントを各凹所内に設けることが可能である。あるいは
また、軸受リム7のみに弾性エレメントを設け、搖動ア
ーム2の内側フランジ17には鋼製の突出ストッパーを
設けるのみにすることも可能である。
第3図および第4図に示す実施例においては、エレメン
ト18′は、在来型の回動装置の改造を可能にすべく、
搖動アーム2の搖動面に対して垂直の方向に形成された
アーチ形の溝状凹所40内に基部を嵌合される。内側フ
ランジ17′のストッパー16′の底部には支持プレー
ト21が溶接され、一方、上部にはカバープレート25
が螺子にて着脱可能に固定される。プレート21,25
は軸受孔22を具備し、一方、エレメント18′は貫通
孔を有するため、エレメント18′はストッパー16′
にロッド24によって交換可能に結合される。エレメン
ト18′の弾性変形を可能にするため、第3図の例にお
いては、間隙19′が上下に設けられ、側方の間隙1
9″がエレメント18′と軸受リム7′の間に設けられ
る。従って、エレメント18′は衝撃を受けて弾性的に
変形すると、その一方の側面をもって軸受リム7′の壁
面と接触し、打撃の伝達をより確実にする。
第6図および第7図に示す実施例においては、エレメン
ト18″はその突出肩部42,42′を支持プレート2
1′及びカバープレート25′の脹らみ部41,41′
に係合して取付けられる。
極度に高い力学的負荷および/または極度に高い温度の
下において同じ回動装置を使用できるようにするには、
エラストマー製の標準エレメント18′に代えて、例え
ば銅若しくは硬質の合成樹脂(rigid plactic)よりな
る同様のエレメントを使用するだけでよい。
第5図に示すもう1つの実施例においては、固定された
ウェイト3′が搖動アーム2の両端に設けられている。
また杭1は補強上部26を具備し、該上部は、図示しな
い止め輪を受容するための内溝27を有し、該止め輪
は、搖動アーム2の前記作動に加えて、クレーンの引揚
げ力および場合によっては杭1の内部にて作用する圧縮
空気を利用した引抜き作業の行なわれる場合に、杭1用
のカバー(図示せず)を固定する機能を有する。
これに反して杭1の打込みを助勢する場合には、前記上
部26の内部に環状のラム部材4が挿入される。このラ
ム部材は、ウィンチケーブルにより自由落下ラムと同様
にして軸方向に上下動される。環状の減衰のエレメント
29が、ラム部材4の上部フランジ28の下側に設けら
れ、搖動アーム2の同時的な作動が行なわれる間、ラム
部材4の打撃エネルギーを、衝撃を緩衝し、音響を減衰
させる状態で、杭1の上部26に伝える。
第1図に示すように、搖動アーム2両端のスリーブ5内
に挿入可能な慣性ウェイト3,3′は、エラストマー性
の環状エレメント29′を周面に具備し、このエレメン
ト29′も、搖動アーム2が搖動の終点位置に到達する
際に対応した溝によって前もって決定されうる量だけ弾
性的に変形し振動および騒音を減衰させる。しかし土と
の摩擦負荷が極度に大きくて、杭1の回動が小さい場合
には、エレメント29′の非塑性圧縮性がやはり利用さ
れ、ウェイト3,3′の慣性力をアーム2に十分に伝え
る。慣性ウェイト3,3′の上部のフランジ28′とス
リーブ5の上部端面の間には環状のエラストマー製エレ
メント29″が緩衝用に設けられる。慣性ウェイト3,
3′は、クレーンを使用することにより、スリーブ5内
に釣り降ろされ、環状エレメント29′は自動的に、ス
リーブ5内の溝に係合された状態になる。慣性ウェイト
3,3′は、搖動アーム2の慣性モーメントを増大させ
るため、時には図示しない杭1の刃先部分における穿孔
圧力を増大させる為に、その長さと重量に関して、異な
るものを利用することが出来る。具体的には、慣性ウェ
イト3,3′は中実の金属体のみでなく、重量を変え易
くするため砂または金属を少なくとも部分的に満たす容
器状等にすることができる。従って搖動アーム2は、種
々に異なった重さの慣性ウェイト3,3′を装備するこ
とが出来る。
揺動アーム2を空気圧式に駆動する場合には、第1図お
よび第2図に示すように、圧縮空気で作動される駆動シ
リンダ11,11′並びに制御スライドバルブ31が設
けられる。制御スライドバルブ31のプランジャは、搖
動アーム2のその都度の搖動の終点位置において、ダン
パーを具備した止め具32に当たり、空気の流路を切り
換えられる。従って1対の駆動シリンダ11,11′が
交互に駆動状態となる。他方、制御スライドバルブ31
を通って排出する圧縮空気は、導管33を経て搖動アー
ム2内に設けられた音響吸収用膨張チャンバ34内に導
かれる。搖動アーム2は、各アームに幾つかの膨脹チャ
ンバ34,36を有する。チャンバ34内に導入された
圧縮空気は、共鳴音吸収器として機能するオーバーフロ
ー管35を経て第2のチャンバ36内に至り、さらに膨
脹して、多孔性の減衰マット37を有する出口38を経
て流出する。なお該出口は、大気中に放出される空気を
さらに冷却の目的で前記衝撃エレメント18,18′,
18″に向けるために、案内手段39を具備することが
できる。減衰マット37は容易に着脱可能な挿入プレー
トよりなり、その都度所望の枚数を向い合った有孔壁に
よって形成された空所内に挿入される。
極めて多量の圧縮空気を通す場合には、チャンバ34,
36の内部は、内張として減衰マット37を追加的に含
むことができる。
発明の効果 本願発明では、ストッパーの端部凹所に基部を収容され
る衝撃用エレメントを従来の同型装置のエレメントに比
較して、衝撃方向に関して横幅および奥行きをかなり大
きくした非塑性圧縮性の弾性部材とし、前記凹所より突
出したエレメントの部分の周囲には隣接ストッパーの表
面との間に空隙を形成して、衝接時におけるエレメント
の弾性変形を十分に許容している。かくて本発明の回動
装置では、杭側のストッパーに対して搖動アーム側のス
トッパーから、杭等の打込み及び引抜きを容易にする為
の回動衝撃を加えるに際して、各エレメントは弾性限界
内での変形によって、衝撃エネルギーの一部を吸収し、
衝撃音を有効に減少させると同時に、その打撃を杭の回
動のために伝え、かつその復元力によって搖動アームの
反転を助勢してアームの搖動を加速させ、装置に高い衝
撃頻度を達成させる。本願回動装置に使用する衝撃エレ
メントは非塑性圧縮性の弾性材であって、通常、合成ゴ
ム、合成プラスチックにおける高弾性、高強度の標準エ
ラストマーが用いられる。しかし負荷や温度条件がきび
しい場合にはさらに硬質の合成樹脂(rigid plastic)
が用いられる。なお非塑性圧縮性とは塑性変形で体積の
変化すなわち圧縮を伴わないことであり、エレメントは
当初の復元可能な弾性変形の限界を越えると高い極限強
さで押圧力を伝えることとなり、エレメントの破損を生
ずることなく、騒音を減少し、しかも大きな衝撃エネル
ギーの傅達を可能としている。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は回動装置の搖動
アームの一部断面側面図、第2図は第1図の搖動アーム
の平面図、第3図はエレメントの取付態様の一実施例の
拡大断面図、第4図は第3図に対応する平面図、第5図
は軸方向に作用する追加的ラム部材を有する回動装置の
側面図、第6図はエレメントの取付態様の別の実施例の
拡大断面図、第7図は第6図に対応する平面図である。 1……杭 2……搖動アーム 3,3′……バランスウェイト 4……環状ラム部材 5……スリーブ 7,7……軸受リム 11,11′……駆動シリンダ 13……ボール転動結合部 14……環状リング 15,16;15′,16′……ストッパー 17,17′……内側フランジ 18,18′18″……エレメント 19,19′19″,19……空隙 20,40……凹所 21,21′……支持プレート 25,25′……カバープレート 28,28′……環状フランジ 29,29′29″……環状エレメント 31……スライドバルブ 33……導管 34,36……音響吸収膨張チャンバ 37……減衰マット 38……出口 39……案内手段 41,41′……脹らみ部 42,42′……突出肩部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ユルゲン・ホーホシユトラツセル ドイツ連邦共和国 デー 6600 ザールブ リユツケン、コーベンヒユツテンヴエーク 20 (56)参考文献 特公 昭35−283(JP,B1) 特公 昭46−31068(JP,B1)

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】杭等に固定された軸受リムと、杭等を中心
    に回動するべく前記軸受リム上に設置される搖動アーム
    と、複数個のストッパーの組と、駆動シリンダとからな
    り、前記搖動アームは杭の軸に関して対称に配置された
    2本のアームを有し、該2本のアームはそれぞれ末端部
    において慣性ウェイトを保持し、前記ストッパーの組は
    衝撃エネルギーを伝達するためのエレメントを具備して
    前記軸受リムおよび前記搖動アームの内側フランジ上に
    それぞれ配設され、前記駆動シリンダはそのケーシング
    およびピストンロッドをそれぞれ前記搖動アームおよび
    前記軸受リムに枢着されている、杭等の打込み及び引抜
    きを容易にする為の、反対方向に交互に作用する回動装
    置であって、エレメント(18,18′,18″)は、
    非塑性圧縮性の弾性材よりなり、各ストッパーの組(1
    5,16);(15′,16′)における少なくとも一
    方のストッパーの両側端部に設けられた凹所(20,4
    0)内にその基部を収容され、エレメントの突出部の周
    囲には空隙(19,19’,19”,19’’’,1
    9’’’’)が形成されて、弾性限界内におけるエレメ
    ント(18,18’,18”)の変形、特に衝撃の方向
    に対して直角の方向における変形を許容し、かつ各エレ
    メントがストッパーの組(15,16);(15’,1
    6’)の間の直接的な接触を防止しており、しかも前記
    揺動アーム(2)の内部には前記駆動シリンダ(11,
    11’)から排出される空気が導かれる膨張チャンバ
    (34)が形成され、該膨張チャンバにより排出空気の
    消音を行うように構成され、さらに該排出空気を前記エ
    レメント(18,18’,18の冷却に利用することを
    特徴とする回動装置。
  2. 【請求項2】前記慣性ウエイト(3,3’)は交換可能
    で、中実の金属体、砂または金属を少なくとも部分的に
    満たした容器等よりなり、揺動アームの末端部との間に
    環状エレメント(29’)を有する特許請求の範囲第1
    項に記載の回動装置。
  3. 【請求項3】杭1がその上端部に環状ラム部材(4)を
    上下動可能に挿入され、環状の断音エレメント(29)
    がラム部材(4)と杭(1)の間に設けられている特許
    請求の範囲第1項に記載の回動装置。
  4. 【請求項4】前記エレメント(29)は、ラム部材
    (4)の上端部に設けられた環状フランジ(28)の底
    部の溝内に収容されている特許請求の範囲第3項に記載
    の回動装置。
  5. 【請求項5】杭(1)の軸受リム(7,7′)と搖動ア
    ーム(2)の内側フランジ(17,17′)の間に、軸
    方向および半径方向に負荷をかけられる同心の軸受リン
    グを有するボール転動式結合部(13)が設けられてい
    る特許請求の範囲第1項から第4項までのいずれか1項
    に記載の回動装置。
  6. 【請求項6】ボール転動式結合部(13)の、外側の軸
    受リングは搖動アーム(2)における内側フランジ(1
    7,17′)の底部に固定され、内側の軸受リングは溶
    接等により軸受リム(7)に結合された補助リング(1
    4)に固定されている特許請求の範囲第5項に記載の回
    動装置。
  7. 【請求項7】搖動アーム(2)の内側フランジ(17,
    17′)におけるストッパー(16,16′)の各々の
    両側端部に凹所(20,40)が設けられ、これらの凹
    所はエレメント(18,18′,18″)の基部を保持
    し、エレメントの突出部の周囲に予め定められた程度の
    弾性変形を許容する空隙(19,19′,19″,19
    ,19″″)が形成されている特許請求の範囲第1項
    に記載の回動装置。
  8. 【請求項8】ストッパー(16)は、その端部に配置さ
    れたエレメント(18)を、そのすべての周面におい
    て、空隙(19)を形成する状態で保持している特許請
    求の範囲第7項に記載の回動装置。
  9. 【請求項9】各々のストッパー(16′)の端面には、
    エレメント(18′,18″)の対応した形状の基部を
    収容する為のほぼアーチ状の凹所(40)が設けられ、
    個々のエレメント(18′,18″)の一方の側面は、
    搖動アーム(2)の内側フランジ(17′)の内周面に
    おける対応部位と接触し、エレメント(18′,1
    8″)の他方の側面は、軸受リム(7′)の外周面との
    間に空隙(19″19″″)を形成しており、これらの
    エレメント(18′,18″)の上下の面は、それぞれ
    のストッパー(16′)に固定された底部支持プレート
    (21,21′)および同じストッパー(16′)に締
    着された上部カバープレート(25,25′)によって
    互いに空隙(19′,19″″)を形成する状態で囲ま
    れている特許請求の範囲第7項に記載の回動装置。
  10. 【請求項10】エレメント(18′)にはその基部を貫
    通するロッド(24)が設けられ、該ロッド(24)は
    支持プレート(21)およびカバープレート(25)に
    おける軸受孔(22)に端部(23)を受容され、エレ
    メント(18′)をストッパー(16′)に交換可能に
    固定している特許請求の範囲第9項に記載の回動装置。
  11. 【請求項11】支持プレート(21′)並びにカバープ
    レート(25′)は脹らみ部(41,41′)を付与さ
    れており、該脹らみ部はエレメント(18″)における
    対応した突出肩部(42,42′)と係合する特許請求
    の範囲第9項に記載の回動装置。
  12. 【請求項12】慣性ウエイト(3,3’)は、上部に環
    状フランジ(28’)を具備して円柱状若しくは僅かに
    円錐状の外形を有し、揺動アーム(2)の末端部に固定
    された対応するスリーブ(5)内に挿入され、また慣性
    ウエイト(3,3’)はソノ外周の溝内に配置された環
    状エレメント(29’)を具備し、該エレメント(2
    9’)はスリーブ(5)内に挿入されると付勢された状
    態になる特許請求の範囲第2項に記載の回動装置。
  13. 【請求項13】慣性ウエイト(3,3’)は、その環状
    フランジ(28’)と前記スリーブ(5)の上部との間
    に別の環状エレメント(29”)を有する特許請求の範
    囲第12項に記載の回動装置。
  14. 【請求項14】駆動シリンダ(11,11’)には、揺
    動アームに取付けられて圧縮空気の流入並びに流出を制
    御すべく、軸受リム(7,7’)に固定された1対の止
    め具(32)によって作動される共通の制御スライドバ
    ルブ(31)が合せて設けられ、該制御スライドバルブ
    (31)は駆動シリンダ(11,11’)より交互に排
    出する圧縮空気を受けるとともに、この空気を導管(3
    3)を介して、揺動アーム(2)内に個々の駆動シリン
    ダ(11,11’)に対して設けられた、膨張チャンバ
    (34)内に導通する特許請求の範囲第1項に記載の回
    動装置。
  15. 【請求項15】各々の駆動シリンダ(11,11’)に
    対して、共鳴および吸収による消音器をなすオーバーフ
    ロー管(35)によって互いに結合された2つの膨張チ
    ャンバ(34,36)が設けられ、第2のチャンバ(3
    6)は減衰マット(37)を具備する出口(38)を有
    し、該出口(38)は流出する空気を冷却用としてエレ
    メント(18,18’,18”)に供給する案内手段
    (39)を有する特許請求の範囲第14項に記載の回動
    装置。
  16. 【請求項16】減衰マット(37)は、容易に着脱可能
    な挿入プレートよりなり、その都度所望の枚数を向い合
    った有孔壁によって形成された空所内に挿入される特許
    請求の範囲第15項に記載の回動装置。
JP59134037A 1983-06-27 1984-06-27 杭の打込み及び引抜きを容易にする為の、反対方向に交互に作用する回動装置 Expired - Lifetime JPH0610368B2 (ja)

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