JPH06104502A - 圧電素子の制御装置 - Google Patents
圧電素子の制御装置Info
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- JPH06104502A JPH06104502A JP4278157A JP27815792A JPH06104502A JP H06104502 A JPH06104502 A JP H06104502A JP 4278157 A JP4278157 A JP 4278157A JP 27815792 A JP27815792 A JP 27815792A JP H06104502 A JPH06104502 A JP H06104502A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 圧電素子の変位量の計測や出力フィードバッ
クを行なうことなく、簡単な方法で圧電素子の温度ドリ
フトを補償し、圧電素子の出力を安定させる。 【構成】 感温素子3により圧電素子2の温度Tを検知
する。電圧信号変調回路6Aは、検知温度Tに応じて交
流電圧信号V1の信号レベルを変化させる。電圧信号変
調回路6Aの出力は、半波整流回路9a及び加算回路1
8を経て直流電圧指令信号Vpに重畳して圧電素子2に
印加され、圧電素子2を自己発熱させる。また、電圧信
号変調回路6Aの出力は、整流平滑回路8及び加算回路
18を経て直流電圧信号Vpに重畳して圧電素子2に印
加され、圧電素子2の変位量を補正する。ここで、電圧
信号変調回路6Aは、2つの補正機能により圧電素子2
の温度による変位量のバラツキを小さくするよう出力を
制御する。
クを行なうことなく、簡単な方法で圧電素子の温度ドリ
フトを補償し、圧電素子の出力を安定させる。 【構成】 感温素子3により圧電素子2の温度Tを検知
する。電圧信号変調回路6Aは、検知温度Tに応じて交
流電圧信号V1の信号レベルを変化させる。電圧信号変
調回路6Aの出力は、半波整流回路9a及び加算回路1
8を経て直流電圧指令信号Vpに重畳して圧電素子2に
印加され、圧電素子2を自己発熱させる。また、電圧信
号変調回路6Aの出力は、整流平滑回路8及び加算回路
18を経て直流電圧信号Vpに重畳して圧電素子2に印
加され、圧電素子2の変位量を補正する。ここで、電圧
信号変調回路6Aは、2つの補正機能により圧電素子2
の温度による変位量のバラツキを小さくするよう出力を
制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は圧電素子の制御装置に関
する。具体的にいうと、圧電素子に直流電圧を印加して
駆動するための圧電素子の制御装置に関する。
する。具体的にいうと、圧電素子に直流電圧を印加して
駆動するための圧電素子の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】PZT等を用いた圧電素子には、その温
度依存特性のため、周囲の温度変化や自己発熱等によっ
て出力(変位量)がドリフトするという問題がある。以
下、この問題を具体的に説明する。
度依存特性のため、周囲の温度変化や自己発熱等によっ
て出力(変位量)がドリフトするという問題がある。以
下、この問題を具体的に説明する。
【0003】図8(a)は圧電素子のヒステリシス曲線
の一例を示す図、図8(b)は図8(a)に示した圧電
素子の各種変位量についての変位量−温度特性を計測し
た結果を示す図であって、101は圧電素子のヒステリ
シス曲線、102〜105は圧電素子の温度依存性を示
す曲線である。すなわち、102は圧電素子の印加電圧
Vaが0ボルトの場合の残留変位量(残留歪)ΔLrの
温度変化を示す曲線である。また、103及び104は
圧電素子に最大使用電圧(例えば、150ボルト)の直
流電圧を印加した状態における変位量であって、103
は初期状態から測った変位量ΔLv+ΔLrの温度変化を
示す曲線、104は歪残留状態から測った変位量ΔLv
を示す曲線である。105は直流印加電圧Vaが最大使
用電圧の50%の電圧(例えば、75ボルト)の状態に
おける降圧時の変位量と昇圧時の変位量との差ΔLhの
温度変化を示す曲線である。
の一例を示す図、図8(b)は図8(a)に示した圧電
素子の各種変位量についての変位量−温度特性を計測し
た結果を示す図であって、101は圧電素子のヒステリ
シス曲線、102〜105は圧電素子の温度依存性を示
す曲線である。すなわち、102は圧電素子の印加電圧
Vaが0ボルトの場合の残留変位量(残留歪)ΔLrの
温度変化を示す曲線である。また、103及び104は
圧電素子に最大使用電圧(例えば、150ボルト)の直
流電圧を印加した状態における変位量であって、103
は初期状態から測った変位量ΔLv+ΔLrの温度変化を
示す曲線、104は歪残留状態から測った変位量ΔLv
を示す曲線である。105は直流印加電圧Vaが最大使
用電圧の50%の電圧(例えば、75ボルト)の状態に
おける降圧時の変位量と昇圧時の変位量との差ΔLhの
温度変化を示す曲線である。
【0004】また、図9は、異なる3種の圧電素子イ,
ロ,ハに150ボルトの直流電圧を印加した状態におけ
る変位量Lと温度Tとの関係を示す図である。
ロ,ハに150ボルトの直流電圧を印加した状態におけ
る変位量Lと温度Tとの関係を示す図である。
【0005】図8(b)及び図9から明らかなように、
圧電素子の変位量Lは温度依存性を示し、0℃以上の温
度領域では、温度Tが高くなるにつれて圧電素子の変位
量Lが小さくなっており、特に、残留歪による変位量Δ
Lrの温度依存性が顕著となっている。このため、圧電
素子を各種機器に用いた場合、周囲温度の変化や自己発
熱に伴う温度変化等により、圧電素子から出力される変
位量が変動するという問題があった。
圧電素子の変位量Lは温度依存性を示し、0℃以上の温
度領域では、温度Tが高くなるにつれて圧電素子の変位
量Lが小さくなっており、特に、残留歪による変位量Δ
Lrの温度依存性が顕著となっている。このため、圧電
素子を各種機器に用いた場合、周囲温度の変化や自己発
熱に伴う温度変化等により、圧電素子から出力される変
位量が変動するという問題があった。
【0006】そこで、圧電素子に直流電圧を印加して圧
電素子の微小変位(伸縮量)を制御しようとする場合に
は、なんらかの計測装置を用いて圧電素子の微小変位量
を計測し、この計測値を直流電源側へフィードバックさ
せることによって圧電素子の変位量を一定に制御する方
法が用いられる。
電素子の微小変位(伸縮量)を制御しようとする場合に
は、なんらかの計測装置を用いて圧電素子の微小変位量
を計測し、この計測値を直流電源側へフィードバックさ
せることによって圧電素子の変位量を一定に制御する方
法が用いられる。
【0007】しかしながら、このような方法にあって
は、圧電素子の変位量を計測する計測装置や計測装置の
出力を直流電源側へフィードバックさせるためのフィー
ドバック回路等が高価であったり、回路構成が複雑化し
たりするという難点があった。そのため、汎用の事務機
器等の簡単な機器においては、圧電素子の変位量のフィ
ードバック制御は行なわれておらず、圧電素子の温度依
存特性によって被制御量がドリフトするという問題があ
った。
は、圧電素子の変位量を計測する計測装置や計測装置の
出力を直流電源側へフィードバックさせるためのフィー
ドバック回路等が高価であったり、回路構成が複雑化し
たりするという難点があった。そのため、汎用の事務機
器等の簡単な機器においては、圧電素子の変位量のフィ
ードバック制御は行なわれておらず、圧電素子の温度依
存特性によって被制御量がドリフトするという問題があ
った。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は叙上の従来例
の欠点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、圧電素子の変位量を計測したり、出力をフィー
ドバックさせたりすることなく、簡単な方法によって圧
電素子の温度ドリフトを補償し、圧電素子の出力を安定
させることにある。
の欠点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、圧電素子の変位量を計測したり、出力をフィー
ドバックさせたりすることなく、簡単な方法によって圧
電素子の温度ドリフトを補償し、圧電素子の出力を安定
させることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による第1の圧電
素子の制御装置は、直流電圧指令信号によって制御され
る圧電素子と、前記圧電素子の近傍に位置する感温素子
と、前記感温素子の感知レベルに応じて交流電圧信号の
振幅を可変にする手段と、前記可変手段によって可変さ
れた交流電圧信号を含む信号を整流平滑化する手段とを
備え、前記可変手段によって可変された交流電圧信号と
前記整流平滑手段によって整流平滑化された信号を前記
直流電圧指令信号に重畳させて圧電素子に印加させるこ
とにより、圧電素子の温度変化による出力変動を小さく
するようにしたことを特徴としている。
素子の制御装置は、直流電圧指令信号によって制御され
る圧電素子と、前記圧電素子の近傍に位置する感温素子
と、前記感温素子の感知レベルに応じて交流電圧信号の
振幅を可変にする手段と、前記可変手段によって可変さ
れた交流電圧信号を含む信号を整流平滑化する手段とを
備え、前記可変手段によって可変された交流電圧信号と
前記整流平滑手段によって整流平滑化された信号を前記
直流電圧指令信号に重畳させて圧電素子に印加させるこ
とにより、圧電素子の温度変化による出力変動を小さく
するようにしたことを特徴としている。
【0010】本発明による第2の圧電素子の制御装置
は、直流電圧指令信号によって制御される圧電素子と、
前記圧電素子の近傍に位置する感温素子と、前記感温素
子の感知レベルに応じて直流電圧信号の信号レベルを可
変にする手段と、前記可変手段によって可変された直流
電圧信号を交流電圧信号に変換する手段とを備え、前記
可変手段によって可変された直流電圧信号を含む信号と
前記変換手段によって直流電圧信号から変換された交流
電圧信号を前記直流電圧指令信号に重畳させて圧電素子
に印加させることにより、圧電素子の温度変化による出
力変動を小さくするようにしたことを特徴としている。
は、直流電圧指令信号によって制御される圧電素子と、
前記圧電素子の近傍に位置する感温素子と、前記感温素
子の感知レベルに応じて直流電圧信号の信号レベルを可
変にする手段と、前記可変手段によって可変された直流
電圧信号を交流電圧信号に変換する手段とを備え、前記
可変手段によって可変された直流電圧信号を含む信号と
前記変換手段によって直流電圧信号から変換された交流
電圧信号を前記直流電圧指令信号に重畳させて圧電素子
に印加させることにより、圧電素子の温度変化による出
力変動を小さくするようにしたことを特徴としている。
【0011】
【作用】交流電圧信号レベル可変手段によって信号レベ
ルを可変された交流電圧信号は直流電圧指令信号に重畳
して圧電素子に印加されているので、圧電素子はヒステ
リシス損失及び誘電損失(tanδ損)によって自己発熱
する。
ルを可変された交流電圧信号は直流電圧指令信号に重畳
して圧電素子に印加されているので、圧電素子はヒステ
リシス損失及び誘電損失(tanδ損)によって自己発熱
する。
【0012】従って、本発明による第1の圧電素子の制
御装置にあっては、感温素子が圧電素子の温度低下を検
知した場合、交流電圧信号レベル可変手段によって交流
電圧信号の信号レベルを温度変化量に応じて増大させれ
ば、圧電素子に印加される交流電圧信号が大きくなって
圧電素子の発熱量が増加し、圧電素子温度の低下が抑制
される。逆に、圧電素子の温度上昇が検知された場合に
は、交流電圧信号の信号レベルを温度変化量に応じて減
少させれば、圧電素子に印加される交流電圧信号が小さ
くなって圧電素子の発熱量が減少し、圧電素子温度の上
昇が抑制される。従って、駆動されている圧電素子の温
度変化を抑制することができ、圧電素子の変位量を安定
させることができる。
御装置にあっては、感温素子が圧電素子の温度低下を検
知した場合、交流電圧信号レベル可変手段によって交流
電圧信号の信号レベルを温度変化量に応じて増大させれ
ば、圧電素子に印加される交流電圧信号が大きくなって
圧電素子の発熱量が増加し、圧電素子温度の低下が抑制
される。逆に、圧電素子の温度上昇が検知された場合に
は、交流電圧信号の信号レベルを温度変化量に応じて減
少させれば、圧電素子に印加される交流電圧信号が小さ
くなって圧電素子の発熱量が減少し、圧電素子温度の上
昇が抑制される。従って、駆動されている圧電素子の温
度変化を抑制することができ、圧電素子の変位量を安定
させることができる。
【0013】また、例えば温度上昇によって変位量が小
さくなるような圧電素子駆動領域を考えると、交流電圧
信号レベル可変手段によって信号レベルを調整され、さ
らに整流平滑手段によって整流平滑化された信号は、温
度が上昇したときに圧電素子印加電圧を増加させるよう
に直流電圧指令信号に重畳される。従って、圧電素子の
温度が上昇して圧電素子の温度依存性によって変位量が
減少する場合には、圧電素子の印加電圧が大きくなって
変位量の減少を防止し、逆に、圧電素子の温度が低下し
て圧電素子の変位量が増加する場合には、圧電素子の印
加電圧が小さくなって変位量の増加を抑える。従って、
直流電圧指令信号に重畳される交流電圧信号による圧電
素子の温度安定化機能が有効となるまでの間に圧電素子
の変位量をほぼ一定に保つ温度補償の働きをすることが
でき、圧電素子の出力補正機能の応答性を良好にするこ
とができる。
さくなるような圧電素子駆動領域を考えると、交流電圧
信号レベル可変手段によって信号レベルを調整され、さ
らに整流平滑手段によって整流平滑化された信号は、温
度が上昇したときに圧電素子印加電圧を増加させるよう
に直流電圧指令信号に重畳される。従って、圧電素子の
温度が上昇して圧電素子の温度依存性によって変位量が
減少する場合には、圧電素子の印加電圧が大きくなって
変位量の減少を防止し、逆に、圧電素子の温度が低下し
て圧電素子の変位量が増加する場合には、圧電素子の印
加電圧が小さくなって変位量の増加を抑える。従って、
直流電圧指令信号に重畳される交流電圧信号による圧電
素子の温度安定化機能が有効となるまでの間に圧電素子
の変位量をほぼ一定に保つ温度補償の働きをすることが
でき、圧電素子の出力補正機能の応答性を良好にするこ
とができる。
【0014】同様に、本発明による第2の圧電素子の制
御装置にあっては、同じく温度上昇によって変位量が小
さくなるような圧電素子駆動領域を考えると、直流電圧
信号レベル可変手段によって信号レベルを調整された直
流電圧信号は、温度が上昇したときに圧電素子印加電圧
を増加させるように直流電圧指令信号に重畳される。従
って、圧電素子の温度が上昇して圧電素子の温度依存性
によって変位量が減少する場合には、圧電素子の印加電
圧が大きくなって変位量の減少を補償し、逆に、圧電素
子の温度が低下して圧電素子の変位量が増加する場合に
は、圧電素子の印加電圧を小さくして変位量の増加を抑
える。
御装置にあっては、同じく温度上昇によって変位量が小
さくなるような圧電素子駆動領域を考えると、直流電圧
信号レベル可変手段によって信号レベルを調整された直
流電圧信号は、温度が上昇したときに圧電素子印加電圧
を増加させるように直流電圧指令信号に重畳される。従
って、圧電素子の温度が上昇して圧電素子の温度依存性
によって変位量が減少する場合には、圧電素子の印加電
圧が大きくなって変位量の減少を補償し、逆に、圧電素
子の温度が低下して圧電素子の変位量が増加する場合に
は、圧電素子の印加電圧を小さくして変位量の増加を抑
える。
【0015】また、感温素子が圧電素子の温度低下を検
知した場合、直流電圧信号レベル可変手段によって直流
電圧信号の信号レベルを温度変化量に応じて増大させ、
さらに、この直流電圧信号を交流電圧信号に変換した
後、直流電圧指令信号に重畳させて圧電素子に印加すれ
ば、圧電素子に印加される交流電圧信号が大きくなって
圧電素子の発熱量が増加し、圧電素子の温度低下が抑制
される。逆に、圧電素子の温度上昇が検知された場合に
は、直流電圧信号の信号レベルを温度変化量に応じて減
少させ、さらに交流電圧信号に変換して圧電素子に印加
すれば、圧電素子に印加される交流電圧信号が小さくな
って圧電素子の発熱量が減少し、圧電素子の温度上昇が
抑制される。従って、駆動されている圧電素子の温度を
安定させることができ、圧電素子の温度変化によるの変
位量の変動を小さくすることができる。
知した場合、直流電圧信号レベル可変手段によって直流
電圧信号の信号レベルを温度変化量に応じて増大させ、
さらに、この直流電圧信号を交流電圧信号に変換した
後、直流電圧指令信号に重畳させて圧電素子に印加すれ
ば、圧電素子に印加される交流電圧信号が大きくなって
圧電素子の発熱量が増加し、圧電素子の温度低下が抑制
される。逆に、圧電素子の温度上昇が検知された場合に
は、直流電圧信号の信号レベルを温度変化量に応じて減
少させ、さらに交流電圧信号に変換して圧電素子に印加
すれば、圧電素子に印加される交流電圧信号が小さくな
って圧電素子の発熱量が減少し、圧電素子の温度上昇が
抑制される。従って、駆動されている圧電素子の温度を
安定させることができ、圧電素子の温度変化によるの変
位量の変動を小さくすることができる。
【0016】
【実施例】図1は本発明の一実施例による圧電素子の制
御装置1を構成するための回路図、図2(a)(b)
(c)(d)(e)(f)はその各部における信号の電
圧波形を示す波形図である。2はPZT等の圧電素子、
3はサーミスタ等の感温素子であって、感温素子3は圧
電素子2の温度変化を検出できるよう圧電素子2に貼り
付けられている。また、この制御装置1は、外部発振器
(図外)に接続されて当該発振器から出力された図2
(a)に示すような一定振幅の交流電圧信号〔高周波信
号〕V1を入力される交流信号端子4と、圧電素子2の
変位量を制御するための直流電圧指令信号Vpを入力さ
れる指令信号端子5とを備えている。
御装置1を構成するための回路図、図2(a)(b)
(c)(d)(e)(f)はその各部における信号の電
圧波形を示す波形図である。2はPZT等の圧電素子、
3はサーミスタ等の感温素子であって、感温素子3は圧
電素子2の温度変化を検出できるよう圧電素子2に貼り
付けられている。また、この制御装置1は、外部発振器
(図外)に接続されて当該発振器から出力された図2
(a)に示すような一定振幅の交流電圧信号〔高周波信
号〕V1を入力される交流信号端子4と、圧電素子2の
変位量を制御するための直流電圧指令信号Vpを入力さ
れる指令信号端子5とを備えている。
【0017】6Aは、感温素子3によって検出された圧
電素子2の温度Tに応じて交流信号端子4から入力され
た交流電圧信号V1の電圧を可変にする電圧信号変調回
路であって、NTC(負特性)形サーミスタ等の感温素
子3と抵抗(一般抵抗)7とが直列に接続され、感温素
子3の他端がアースされ、抵抗7の他端が交流信号端子
4に接続されている。電圧信号変調回路6Aの出力信号
V2は感温素子3の端子電圧(感温素子3と抵抗7との
中点の電圧)から取り出されている。しかして、感温素
子3の抵抗値をRth、抵抗7の抵抗値をR0とすると、
電圧信号変調回路6Aの出力信号V2は、つぎの式の
ようになる。
電素子2の温度Tに応じて交流信号端子4から入力され
た交流電圧信号V1の電圧を可変にする電圧信号変調回
路であって、NTC(負特性)形サーミスタ等の感温素
子3と抵抗(一般抵抗)7とが直列に接続され、感温素
子3の他端がアースされ、抵抗7の他端が交流信号端子
4に接続されている。電圧信号変調回路6Aの出力信号
V2は感温素子3の端子電圧(感温素子3と抵抗7との
中点の電圧)から取り出されている。しかして、感温素
子3の抵抗値をRth、抵抗7の抵抗値をR0とすると、
電圧信号変調回路6Aの出力信号V2は、つぎの式の
ようになる。
【0018】
【数1】
【0019】この結果、出力信号V2は、図2(b)に
示すように交流電圧信号V1と相似な信号波形となる。
NTC形サーミスタ等の感温素子3は、図3に示すよう
に、温度Tが上昇すると抵抗値Rthが小さくなり、温度
Tが低下すると抵抗値Rthが大きくなるので、圧電素子
2の温度Tが高くなると電圧信号変調回路6Aの出力電
圧が小さくなり、逆に、圧電素子2の温度が低くなると
電圧信号変調回路6Aの出力信号V2が大きくなる。
示すように交流電圧信号V1と相似な信号波形となる。
NTC形サーミスタ等の感温素子3は、図3に示すよう
に、温度Tが上昇すると抵抗値Rthが小さくなり、温度
Tが低下すると抵抗値Rthが大きくなるので、圧電素子
2の温度Tが高くなると電圧信号変調回路6Aの出力電
圧が小さくなり、逆に、圧電素子2の温度が低くなると
電圧信号変調回路6Aの出力信号V2が大きくなる。
【0020】8は電圧信号変調回路6Aの出力を整流平
滑化するための整流平滑回路であって、そのうち9aが
半波整流回路、9bは平滑回路である。半波整流回路9
aは、ダイオードD1のアノード及びカソードをそれぞ
れオペアンプ10の出力端子と反転入力端子に接続し、
オペアンプ10の出力端子にダイオードD2のカソード
を接続し、さらにダイオードD2のアノードとオペアン
プ10の反転入力端子との間に抵抗値2Rの抵抗11を
接続し、さらに、反転入力端子に抵抗値2Rの抵抗12
を接続し、オペアンプ10の非反転入力端子をアースし
ている。この半波整流回路9aは、反転入力端子に接続
されている抵抗12を介して電圧信号変調回路6Aの出
力に接続されている。
滑化するための整流平滑回路であって、そのうち9aが
半波整流回路、9bは平滑回路である。半波整流回路9
aは、ダイオードD1のアノード及びカソードをそれぞ
れオペアンプ10の出力端子と反転入力端子に接続し、
オペアンプ10の出力端子にダイオードD2のカソード
を接続し、さらにダイオードD2のアノードとオペアン
プ10の反転入力端子との間に抵抗値2Rの抵抗11を
接続し、さらに、反転入力端子に抵抗値2Rの抵抗12
を接続し、オペアンプ10の非反転入力端子をアースし
ている。この半波整流回路9aは、反転入力端子に接続
されている抵抗12を介して電圧信号変調回路6Aの出
力に接続されている。
【0021】しかして、電圧信号変調回路6Aの出力信
号V2が負値の位相領域では、オペアンプ10の出力→
ダイオードD1→抵抗12という経路で電流が流れるた
め、半波整流回路9aの出力電圧V3は0となる。一
方、電圧信号変調回路6Aの出力信号V2が正値の位相
領域では、抵抗12→抵抗11→ダイオードD2→オペ
アンプ10の出力端子という経路で電流が流れて増幅率
−1のバッファアンプとして働くので、半波整流回路9
aからは図2(c)に示すように電圧信号変調回路6A
の出力信号V2の半波整流波形を持つ信号V3が出力さ
れる。
号V2が負値の位相領域では、オペアンプ10の出力→
ダイオードD1→抵抗12という経路で電流が流れるた
め、半波整流回路9aの出力電圧V3は0となる。一
方、電圧信号変調回路6Aの出力信号V2が正値の位相
領域では、抵抗12→抵抗11→ダイオードD2→オペ
アンプ10の出力端子という経路で電流が流れて増幅率
−1のバッファアンプとして働くので、半波整流回路9
aからは図2(c)に示すように電圧信号変調回路6A
の出力信号V2の半波整流波形を持つ信号V3が出力さ
れる。
【0022】また、平滑回路9bにおいては、非反転入
力端子をアースされたオペアンプ13の出力端子と反転
入力端子の間に抵抗値2Rの抵抗14と静電容量C1の
平滑用コンデンサ15を並列にしたものを接続してロー
パスフィルタ(積分回路)を構成している。さらに、抵
抗値Rの抵抗16を介して半波整流回路9aの出力電圧
V3をオペアンプ13の反転入力端子に接続すると共に
抵抗値2Rの抵抗17を介して電圧信号変調回路6Aの
出力信号V2をオペアンプ13の反転入力端子に接続
し、加算回路を構成している。
力端子をアースされたオペアンプ13の出力端子と反転
入力端子の間に抵抗値2Rの抵抗14と静電容量C1の
平滑用コンデンサ15を並列にしたものを接続してロー
パスフィルタ(積分回路)を構成している。さらに、抵
抗値Rの抵抗16を介して半波整流回路9aの出力電圧
V3をオペアンプ13の反転入力端子に接続すると共に
抵抗値2Rの抵抗17を介して電圧信号変調回路6Aの
出力信号V2をオペアンプ13の反転入力端子に接続
し、加算回路を構成している。
【0023】しかして、平滑回路9bの加算回路の構成
によって電圧信号変調回路6Aの出力信号V2と半波整
流回路9aの出力信号V3が加えられると、その合成信
号はつぎの式のようになる。
によって電圧信号変調回路6Aの出力信号V2と半波整
流回路9aの出力信号V3が加えられると、その合成信
号はつぎの式のようになる。
【0024】
【数2】
【0025】これは、図2(d)に破線で示した全波整
流波形V4であって、この全波整流波形V4が平滑回路
9bのローパスフィルタの構成によって平滑化され、図
2(d)に実線で示すような電圧信号変調回路6Aの出
力信号V2にほぼ比例した滑らかな信号V5が出力され
る。
流波形V4であって、この全波整流波形V4が平滑回路
9bのローパスフィルタの構成によって平滑化され、図
2(d)に実線で示すような電圧信号変調回路6Aの出
力信号V2にほぼ比例した滑らかな信号V5が出力され
る。
【0026】18は、指令信号端子5から入力された圧
電素子駆動用の直流電圧指令信号Vpと半波整流回路9
aから出力された信号V3と平滑回路9bから出力され
た信号V5とを重畳させて出力するための加算回路であ
って、非反転入力端子をアースされたオペアンプ19の
出力と非反転入力端子の間に抵抗値R4の抵抗20と静
電容量C2のコンデンサ21を並列にして接続し、オペ
アンプ19の反転入力端子に、抵抗値R1の抵抗22を
介して平滑回路9bの出力V5と、抵抗値R2の抵抗2
3を介して半波整流回路9aの出力V3と、抵抗値R3
の抵抗24を介して指令信号端子5をそれぞれ接続して
加算回路を構成している。
電素子駆動用の直流電圧指令信号Vpと半波整流回路9
aから出力された信号V3と平滑回路9bから出力され
た信号V5とを重畳させて出力するための加算回路であ
って、非反転入力端子をアースされたオペアンプ19の
出力と非反転入力端子の間に抵抗値R4の抵抗20と静
電容量C2のコンデンサ21を並列にして接続し、オペ
アンプ19の反転入力端子に、抵抗値R1の抵抗22を
介して平滑回路9bの出力V5と、抵抗値R2の抵抗2
3を介して半波整流回路9aの出力V3と、抵抗値R3
の抵抗24を介して指令信号端子5をそれぞれ接続して
加算回路を構成している。
【0027】しかして、この加算回路18の出力V6
は、ほぼ式のようになる。
は、ほぼ式のようになる。
【0028】
【数3】
【0029】この結果、指令信号端子5から図2(e)
に示すような直流電圧指令信号Vp(<0)が入力され
ていると、加算回路18からは図2(f)に示すような
脈動成分を含む信号V6が出力され、さらに、この信号
V6は増幅器25によって増幅された後、圧電素子2に
駆動電圧V7として印加される。
に示すような直流電圧指令信号Vp(<0)が入力され
ていると、加算回路18からは図2(f)に示すような
脈動成分を含む信号V6が出力され、さらに、この信号
V6は増幅器25によって増幅された後、圧電素子2に
駆動電圧V7として印加される。
【0030】従って、増幅器25の増幅率をAとする
と、圧電素子2は直流電圧指令信号Vp(<0)によっ
て、V7=A(R4/R3)(−Vp)の直流駆動電圧
を印加され、直流電圧指令信号Vpによって変位量を制
御される。しかしながら、圧電素子2に一定の直流駆動
電圧を印加していても、温度が上昇すると、圧電素子2
の実際の変位量が目的とする変位量よりも小さくなって
変位量にバラツキが生じる。
と、圧電素子2は直流電圧指令信号Vp(<0)によっ
て、V7=A(R4/R3)(−Vp)の直流駆動電圧
を印加され、直流電圧指令信号Vpによって変位量を制
御される。しかしながら、圧電素子2に一定の直流駆動
電圧を印加していても、温度が上昇すると、圧電素子2
の実際の変位量が目的とする変位量よりも小さくなって
変位量にバラツキが生じる。
【0031】本発明の制御装置1においては、圧電素子
2の温度が上昇した場合には、感温素子3の抵抗値Rth
が小さくなるので、電圧信号変調回路6Aの出力信号V
2が小さくなる。この結果、平滑回路9bの出力V5
(>0)も圧電素子2の上昇温度に応じて小さくなり、
圧電素子2に印加されている次の式で表わされる駆動
電圧(半波整流回路9aによる部分を省略する)は大き
くなる。
2の温度が上昇した場合には、感温素子3の抵抗値Rth
が小さくなるので、電圧信号変調回路6Aの出力信号V
2が小さくなる。この結果、平滑回路9bの出力V5
(>0)も圧電素子2の上昇温度に応じて小さくなり、
圧電素子2に印加されている次の式で表わされる駆動
電圧(半波整流回路9aによる部分を省略する)は大き
くなる。
【0032】
【数4】
【0033】従って、圧電素子2が伸び、温度上昇によ
って減少した圧電素子2の変位値が平滑回路9bからの
出力によって増加させられ、温度変化による圧電素子2
のバラツキが低減される。
って減少した圧電素子2の変位値が平滑回路9bからの
出力によって増加させられ、温度変化による圧電素子2
のバラツキが低減される。
【0034】圧電素子2の温度が上昇した場合には、同
時に半波整流回路9aの出力V3(<0)の振幅が小さ
くなる。このため、半波整流回路9aの出力によって圧
電素子2に印加されている駆動電圧V7のうちの交流成
分(もしくは脈動成分) V7=A(R4/R2)(−V3) …… が小さくなり、交流成分による圧電素子2の自己発熱が
小さくなり、圧電素子2の温度が低くなる。こうして圧
電素子2の温度が低くなると、圧電素子2の温度ドリフ
トが補正されて変位量が増加させられ、圧電素子2の温
度変化による変位量の変動が低減される。同時に、圧電
素子2の温度が低下することによって平滑回路9bから
の出力が大きくなり、圧電素子2に印加される駆動電圧
の直流成分は再び小さくなる。
時に半波整流回路9aの出力V3(<0)の振幅が小さ
くなる。このため、半波整流回路9aの出力によって圧
電素子2に印加されている駆動電圧V7のうちの交流成
分(もしくは脈動成分) V7=A(R4/R2)(−V3) …… が小さくなり、交流成分による圧電素子2の自己発熱が
小さくなり、圧電素子2の温度が低くなる。こうして圧
電素子2の温度が低くなると、圧電素子2の温度ドリフ
トが補正されて変位量が増加させられ、圧電素子2の温
度変化による変位量の変動が低減される。同時に、圧電
素子2の温度が低下することによって平滑回路9bから
の出力が大きくなり、圧電素子2に印加される駆動電圧
の直流成分は再び小さくなる。
【0035】圧電素子2の温度が低くなった場合は、感
温素子3の抵抗が増加することによって電圧信号変調回
路6Aの出力が大きくなる。このため、半波整流回路9
aからの出力による圧電素子2の駆動電圧の交流成分が
大きくなり、圧電素子2の自己発熱によって圧電素子2
の温度が上昇し、圧電素子2の温度を安定させて圧電素
子2の変位量のバラツキを小さくする。同時に、平滑回
路9bからの出力による圧電素子2の駆動電圧の直流成
分が小さくなり、圧電素子2の温度低下によって増加し
た変位量を小さくする。
温素子3の抵抗が増加することによって電圧信号変調回
路6Aの出力が大きくなる。このため、半波整流回路9
aからの出力による圧電素子2の駆動電圧の交流成分が
大きくなり、圧電素子2の自己発熱によって圧電素子2
の温度が上昇し、圧電素子2の温度を安定させて圧電素
子2の変位量のバラツキを小さくする。同時に、平滑回
路9bからの出力による圧電素子2の駆動電圧の直流成
分が小さくなり、圧電素子2の温度低下によって増加し
た変位量を小さくする。
【0036】上記制御装置1の動作は、言い換えると、
圧電素子2の温度変化によって変位量が変動すると、平
滑回路9bからの出力によって圧電素子2の変位がフィ
ードバック制御的に素速く補正され、ついで圧電素子2
による自己発熱量を制御することによって圧電素子2の
温度を一定温度に保つように温度制御することによって
圧電素子2の変位量のバラツキを無くし、圧電素子2の
温度が安定するにつれて平滑回路9bからの出力による
補正を小さくしてゆき、高度の変位量バラツキ補正を行
なうということである。
圧電素子2の温度変化によって変位量が変動すると、平
滑回路9bからの出力によって圧電素子2の変位がフィ
ードバック制御的に素速く補正され、ついで圧電素子2
による自己発熱量を制御することによって圧電素子2の
温度を一定温度に保つように温度制御することによって
圧電素子2の変位量のバラツキを無くし、圧電素子2の
温度が安定するにつれて平滑回路9bからの出力による
補正を小さくしてゆき、高度の変位量バラツキ補正を行
なうということである。
【0037】なお、電圧信号変調回路6Aの出力V2を
直接直流電圧指令信号Vpに重畳させず、半波整流(全
波整流も可)してから圧電素子2に印加しているのは、
直流電圧指令信号Vpが小さい場合にも、圧電素子2の
駆動電圧V7が負にならないようにするためである。
直接直流電圧指令信号Vpに重畳させず、半波整流(全
波整流も可)してから圧電素子2に印加しているのは、
直流電圧指令信号Vpが小さい場合にも、圧電素子2の
駆動電圧V7が負にならないようにするためである。
【0038】図4は本発明の別な実施例による圧電素子
の制御装置31の一部を示す回路図である。この実施例
にあっては、電圧信号変調回路6Bを感温素子3を含む
ブリッジ回路によって構成している。すなわち、抵抗値
Rthの感温素子3と抵抗値R13の抵抗32とを対角状
に対向させると共に抵抗値R11,R12の抵抗33,
34を対角状に対向させてブリッジ回路を構成し、図4
に示すように、対角状に位置する一対の節点35,36
間に交流電圧信号V1を供給するための定電圧源37を
接続し、残りの一対の節点38,39間から出力信号V
2を取り出すと共にそのうちの一方の節点38をアース
している。
の制御装置31の一部を示す回路図である。この実施例
にあっては、電圧信号変調回路6Bを感温素子3を含む
ブリッジ回路によって構成している。すなわち、抵抗値
Rthの感温素子3と抵抗値R13の抵抗32とを対角状
に対向させると共に抵抗値R11,R12の抵抗33,
34を対角状に対向させてブリッジ回路を構成し、図4
に示すように、対角状に位置する一対の節点35,36
間に交流電圧信号V1を供給するための定電圧源37を
接続し、残りの一対の節点38,39間から出力信号V
2を取り出すと共にそのうちの一方の節点38をアース
している。
【0039】ここで、上記電圧信号変調回路6Bの接点
38,39間から出力される電圧出力信号V2は、次の
式で表わされる。
38,39間から出力される電圧出力信号V2は、次の
式で表わされる。
【0040】
【数5】
【0041】従って、温度T=T0において感温素子3
の抵抗値Rthと各抵抗32,33,34の各抵抗値R1
3,R11,R12との間にブリッジ回路の平衡条件 Rth・R13=R11・R12 …… が成立するように各抵抗値R11,R12,R13を選
択しておけば、温度T=T0(例えば、常温)において
は、式の出力電圧はV2=0となる。
の抵抗値Rthと各抵抗32,33,34の各抵抗値R1
3,R11,R12との間にブリッジ回路の平衡条件 Rth・R13=R11・R12 …… が成立するように各抵抗値R11,R12,R13を選
択しておけば、温度T=T0(例えば、常温)において
は、式の出力電圧はV2=0となる。
【0042】この電圧信号変調回路6Bの出力信号V2
(あるいは、この出力信号V2を半波または全波整流し
た信号)を圧電素子発熱用の信号として加算回路等によ
って直流電圧指令信号Vpに重畳させて圧電素子2に印
加する。感温素子3として、PTC(正特性)形サーミ
スタのような正特性のものを使用すれば、温度Tが上昇
するにつれて抵抗値Rthが大きくなるので、感温素子3
の温度Tが上昇すると、電圧信号変調回路6Bの出力信
号V2は減少する。逆に、温度Tが低下するにつれて抵
抗値Rthが小さくなるので、感温素子3の温度Tが低下
すると、電圧信号変調回路6Bの出力信号V2は増加す
る。したがって、圧電素子2の温度が上昇すると、電圧
信号変調回路6Bの出力信号V2が小さくなって圧電素
子2の自己発熱量が小さくなり、圧電素子2の温度が低
下すると、電圧信号変調回路6Bの出力信号V2が大き
くなって圧電素子2の自己発熱量が増加する。この結
果、圧電素子2の温度変化が小さくなり、圧電素子2の
温度が安定する。
(あるいは、この出力信号V2を半波または全波整流し
た信号)を圧電素子発熱用の信号として加算回路等によ
って直流電圧指令信号Vpに重畳させて圧電素子2に印
加する。感温素子3として、PTC(正特性)形サーミ
スタのような正特性のものを使用すれば、温度Tが上昇
するにつれて抵抗値Rthが大きくなるので、感温素子3
の温度Tが上昇すると、電圧信号変調回路6Bの出力信
号V2は減少する。逆に、温度Tが低下するにつれて抵
抗値Rthが小さくなるので、感温素子3の温度Tが低下
すると、電圧信号変調回路6Bの出力信号V2は増加す
る。したがって、圧電素子2の温度が上昇すると、電圧
信号変調回路6Bの出力信号V2が小さくなって圧電素
子2の自己発熱量が小さくなり、圧電素子2の温度が低
下すると、電圧信号変調回路6Bの出力信号V2が大き
くなって圧電素子2の自己発熱量が増加する。この結
果、圧電素子2の温度変化が小さくなり、圧電素子2の
温度が安定する。
【0043】さらに、電圧信号変調回路6Bの出力信号
V2は、整流平滑回路8によって直流電圧に変換された
後、圧電素子2の温度変化による変位量の変動を補償す
るように加算回路等によって直流電圧指令信号Vpに重
畳させて圧電素子2に印加される。すなわち、整流平滑
回路8から出力される直流電圧によって圧電素子2の変
位量を小さくするように直流電圧指令信号Vpに重畳さ
れる。よって、例えば圧電素子2の温度Tが上昇して圧
電素子2の変位量が目的値よりも小さくなった場合に
は、電圧信号変調回路6Bの出力信号V2の減少に伴っ
て整流平滑回路8から出力される直流電圧も小さくなる
ので、整流平滑回路8からの出力による圧電素子2の変
位量の減少が少なくなるため、結果的に圧電素子2の変
位量が増加し、圧電素子2の温度変化による変位量の減
少が補償される。
V2は、整流平滑回路8によって直流電圧に変換された
後、圧電素子2の温度変化による変位量の変動を補償す
るように加算回路等によって直流電圧指令信号Vpに重
畳させて圧電素子2に印加される。すなわち、整流平滑
回路8から出力される直流電圧によって圧電素子2の変
位量を小さくするように直流電圧指令信号Vpに重畳さ
れる。よって、例えば圧電素子2の温度Tが上昇して圧
電素子2の変位量が目的値よりも小さくなった場合に
は、電圧信号変調回路6Bの出力信号V2の減少に伴っ
て整流平滑回路8から出力される直流電圧も小さくなる
ので、整流平滑回路8からの出力による圧電素子2の変
位量の減少が少なくなるため、結果的に圧電素子2の変
位量が増加し、圧電素子2の温度変化による変位量の減
少が補償される。
【0044】なお、図4のような構成において感温素子
3として通常のサーミスタのようなNTC形のものを使
用しても良い。この場合には、直流電圧指令信号Vpに
重畳させて電圧信号変調回路6Bの出力信号V2を圧電
素子2に印加し、圧電素子2を発熱させると共に、整流
平滑回路8の出力を圧電素子2に印加して圧電素子2の
変位量を減少させておく。一方、圧電素子2の温度Tが
上昇すると、電圧信号変調回路6Bの出力信号V2が大
きくなるので、電圧信号変調回路6Bの出力信号V2を
モニターし、出力信号V2が一定電圧以上になると、発
熱用の出力信号V2や温度補償用の整流平滑回路8等の
出力を停止し、圧電素子2に印加させないようにしても
よい。また、このような回路動作は、ブリッジ回路を用
いた構成に限らず、演算回路でオフセットを設けるなど
して対処することも可能である。
3として通常のサーミスタのようなNTC形のものを使
用しても良い。この場合には、直流電圧指令信号Vpに
重畳させて電圧信号変調回路6Bの出力信号V2を圧電
素子2に印加し、圧電素子2を発熱させると共に、整流
平滑回路8の出力を圧電素子2に印加して圧電素子2の
変位量を減少させておく。一方、圧電素子2の温度Tが
上昇すると、電圧信号変調回路6Bの出力信号V2が大
きくなるので、電圧信号変調回路6Bの出力信号V2を
モニターし、出力信号V2が一定電圧以上になると、発
熱用の出力信号V2や温度補償用の整流平滑回路8等の
出力を停止し、圧電素子2に印加させないようにしても
よい。また、このような回路動作は、ブリッジ回路を用
いた構成に限らず、演算回路でオフセットを設けるなど
して対処することも可能である。
【0045】図5は本発明のさらに別な実施例による圧
電素子の制御装置41を示す回路図である。42は圧電
素子2に駆動電圧V7を印加する圧電素子ドライバ(直
流増幅器)であって、出力段には圧電素子2の印加電圧
V7を検出するための出力電圧検出部43が設けられて
おり、出力電圧検出部43からは圧電素子印加電圧V7
を適当な分圧比で分圧したフィードバック信号V8が出
力されている。さらに、フィードバック信号V8は、フ
ィードバック信号増幅器44によって増幅及び平滑化さ
れ、フィードバック信号増幅器44からは正負反転した
フィードバック信号V9が出力される。
電素子の制御装置41を示す回路図である。42は圧電
素子2に駆動電圧V7を印加する圧電素子ドライバ(直
流増幅器)であって、出力段には圧電素子2の印加電圧
V7を検出するための出力電圧検出部43が設けられて
おり、出力電圧検出部43からは圧電素子印加電圧V7
を適当な分圧比で分圧したフィードバック信号V8が出
力されている。さらに、フィードバック信号V8は、フ
ィードバック信号増幅器44によって増幅及び平滑化さ
れ、フィードバック信号増幅器44からは正負反転した
フィードバック信号V9が出力される。
【0046】6Bは図4の実施例で用いたのと同じく感
温素子3と抵抗32,33,34とによって構成された
ブリッジ回路からなる電圧信号変調回路であって、感温
素子3によって検出している圧電素子2の温度Tが上昇
すると、電圧信号変調回路6Bから出力される信号V2
の電圧(振幅)が小さくなる。45は電圧信号変調回路
6Bから出力される信号V2を平滑化して出力する整流
平滑回路であって、整流平滑回路45の出力電圧V10
は圧電素子2の温度Tが低下すると増大し、しかも、出
力電圧V10の大きさは可変抵抗46を調整してオフセ
ット値を変えることによって調整することができる。4
7は積分回路と加算回路とからなる調節器であって、調
節器47の入力側には直流電圧指令信号Vp(>0)と
整流平滑回路45の出力とフィードバック信号増幅器4
4から出力されたフィードバック信号V9とが入力され
ている。従って、調節器47の出力からは、直流電圧指
令信号Vp(>0)に整流平滑回路45の出力信号V1
0とフィードバック信号V9とが重畳して出力される。
温素子3と抵抗32,33,34とによって構成された
ブリッジ回路からなる電圧信号変調回路であって、感温
素子3によって検出している圧電素子2の温度Tが上昇
すると、電圧信号変調回路6Bから出力される信号V2
の電圧(振幅)が小さくなる。45は電圧信号変調回路
6Bから出力される信号V2を平滑化して出力する整流
平滑回路であって、整流平滑回路45の出力電圧V10
は圧電素子2の温度Tが低下すると増大し、しかも、出
力電圧V10の大きさは可変抵抗46を調整してオフセ
ット値を変えることによって調整することができる。4
7は積分回路と加算回路とからなる調節器であって、調
節器47の入力側には直流電圧指令信号Vp(>0)と
整流平滑回路45の出力とフィードバック信号増幅器4
4から出力されたフィードバック信号V9とが入力され
ている。従って、調節器47の出力からは、直流電圧指
令信号Vp(>0)に整流平滑回路45の出力信号V1
0とフィードバック信号V9とが重畳して出力される。
【0047】48は電圧信号変調回路6Bの出力信号V
2を半波整流する半波整流回路であって、半波整流波形
の裾の部分(電圧が0に近い部分)をカットするリミッ
タの機能を備えており、可変抵抗49の値を調整するこ
とによって半波整流波形をカットする深さ(オフセット
量)を調整することができる。従って、圧電素子2の安
定な駆動温度等を考慮して可変抵抗49を調整すること
により、半波整流回路48から出力される出力電圧V1
1の大きさを予め調整しておくことができる。
2を半波整流する半波整流回路であって、半波整流波形
の裾の部分(電圧が0に近い部分)をカットするリミッ
タの機能を備えており、可変抵抗49の値を調整するこ
とによって半波整流波形をカットする深さ(オフセット
量)を調整することができる。従って、圧電素子2の安
定な駆動温度等を考慮して可変抵抗49を調整すること
により、半波整流回路48から出力される出力電圧V1
1の大きさを予め調整しておくことができる。
【0048】50は加算回路であっては、加算回路50
には調節器47の出力信号V12と半波整流回路48の
出力信号V11とが入力されており、加算回路50の出
力からは調節器47の出力信号V12に半波整流回路4
8の出力信号V11を重畳して出力されており、加算回
路50の出力信号V6は圧電素子ドライバー42に入力
されている。なお、OP1〜OP5はオペアンプ、Q1
〜Q5はトランジスタ、D3〜D6はダイオード、C3
〜C6はコンデンサ、C7は電解コンデンサ、F1はコ
イル、R21〜R48は抵抗、R49は可変抵抗であ
る。
には調節器47の出力信号V12と半波整流回路48の
出力信号V11とが入力されており、加算回路50の出
力からは調節器47の出力信号V12に半波整流回路4
8の出力信号V11を重畳して出力されており、加算回
路50の出力信号V6は圧電素子ドライバー42に入力
されている。なお、OP1〜OP5はオペアンプ、Q1
〜Q5はトランジスタ、D3〜D6はダイオード、C3
〜C6はコンデンサ、C7は電解コンデンサ、F1はコ
イル、R21〜R48は抵抗、R49は可変抵抗であ
る。
【0049】しかして、この制御装置41にあっては、
圧電素子2の温度Tが上昇して圧電素子2の変位量Lが
目的とする変位量よりも小さくなる場合を考えると、圧
電素子2の温度上昇によって電圧信号変調回路6Bの出
力が小さくなり、加算回路50で直流電圧指令信号Vp
に重畳される交流の出力信号V11も小さくなる。この
結果、圧電素子2の自己発熱が小さくなり、圧電素子2
の温度上昇が抑制される。
圧電素子2の温度Tが上昇して圧電素子2の変位量Lが
目的とする変位量よりも小さくなる場合を考えると、圧
電素子2の温度上昇によって電圧信号変調回路6Bの出
力が小さくなり、加算回路50で直流電圧指令信号Vp
に重畳される交流の出力信号V11も小さくなる。この
結果、圧電素子2の自己発熱が小さくなり、圧電素子2
の温度上昇が抑制される。
【0050】また、圧電素子2の温度Tが上昇すると、
整流平滑回路45の出力信号V10が大きくなるので、
直流電圧指令信号Vpと共に圧電素子ドライバー42に
入力される電圧が大きくなり、圧電素子2の変位量Lが
大きくなる。すなわち、圧電素子2の温度上昇による変
位量Lの減少が整流平滑回路45からの出力信号V10
によって温度補償される。
整流平滑回路45の出力信号V10が大きくなるので、
直流電圧指令信号Vpと共に圧電素子ドライバー42に
入力される電圧が大きくなり、圧電素子2の変位量Lが
大きくなる。すなわち、圧電素子2の温度上昇による変
位量Lの減少が整流平滑回路45からの出力信号V10
によって温度補償される。
【0051】また、圧電素子2の印加電圧V7が変動し
て大きくなった場合には、フィードバック信号増幅回路
44から出力されるフィードバック信号V9が小さくな
る(絶対値が大きくなる)ので、直流電圧指令信号Vp
と共に圧電素子ドライバー42に入力される電圧が小さ
くなり、圧電素子2の印加電圧が小さくなるようにフィ
ードバック制御され、圧電素子2の印加電圧が安定化さ
れる。
て大きくなった場合には、フィードバック信号増幅回路
44から出力されるフィードバック信号V9が小さくな
る(絶対値が大きくなる)ので、直流電圧指令信号Vp
と共に圧電素子ドライバー42に入力される電圧が小さ
くなり、圧電素子2の印加電圧が小さくなるようにフィ
ードバック制御され、圧電素子2の印加電圧が安定化さ
れる。
【0052】なお、図5の実施例においては、破線51
で示したように抵抗52を介してフィードバック信号増
幅器44と半波整流回路48とを結べば、フィードバッ
ク信号V8から元の交流成分を差引いて平滑化すること
ができ、フィードバック信号増幅器44のフィルタコン
デンサC6を省くことができる。
で示したように抵抗52を介してフィードバック信号増
幅器44と半波整流回路48とを結べば、フィードバッ
ク信号V8から元の交流成分を差引いて平滑化すること
ができ、フィードバック信号増幅器44のフィルタコン
デンサC6を省くことができる。
【0053】図6は本発明のさらに別な実施例による圧
電素子の制御装置61を示す回路図である。6Aは、感
温素子3によって検出された圧電素子2の温度Tに応じ
て直流定電圧源62から入力された直流電圧信号V21
の電圧を可変にする電圧信号変調回路であって、PTC
(正特性)形サーミスタ等の感温素子3と抵抗(一般抵
抗)7とが直列に接続され、感温素子3及び抵抗7間に
直流定電圧源62が接続されている。電圧信号変調回路
6Aの出力信号V22は感温素子3と抵抗7の中点から
取り出されている。
電素子の制御装置61を示す回路図である。6Aは、感
温素子3によって検出された圧電素子2の温度Tに応じ
て直流定電圧源62から入力された直流電圧信号V21
の電圧を可変にする電圧信号変調回路であって、PTC
(正特性)形サーミスタ等の感温素子3と抵抗(一般抵
抗)7とが直列に接続され、感温素子3及び抵抗7間に
直流定電圧源62が接続されている。電圧信号変調回路
6Aの出力信号V22は感温素子3と抵抗7の中点から
取り出されている。
【0054】電圧信号変調回路6Aの出力信号V22
は、温度補償用の信号として直流電圧指令信号Vpに重
畳して圧電素子2に印加される。また、電圧信号変調回
路6Aの出力信号V22は、VCO(電圧制御発振器)
やV/Fコンバータ等の電圧/周波数変換回路63に入
力されており、電圧/周波数変換回路63からは信号V
22の電圧レベルに応じた周波数の交流電圧信号V23
が出力されている。この交流電圧信号V23は、直接
(あるいは、半波又は全波整流された後)直流電圧指令
信号Vpに重畳して圧電素子2に印加される。
は、温度補償用の信号として直流電圧指令信号Vpに重
畳して圧電素子2に印加される。また、電圧信号変調回
路6Aの出力信号V22は、VCO(電圧制御発振器)
やV/Fコンバータ等の電圧/周波数変換回路63に入
力されており、電圧/周波数変換回路63からは信号V
22の電圧レベルに応じた周波数の交流電圧信号V23
が出力されている。この交流電圧信号V23は、直接
(あるいは、半波又は全波整流された後)直流電圧指令
信号Vpに重畳して圧電素子2に印加される。
【0055】しかして、感温素子3がPTC型サーミス
タのように正特性の素子で、その抵抗値をRthとし、抵
抗の抵抗値をR0であるとすると、電圧信号変調回路6
Aの出力電圧V22は、つぎの式のようになる。
タのように正特性の素子で、その抵抗値をRthとし、抵
抗の抵抗値をR0であるとすると、電圧信号変調回路6
Aの出力電圧V22は、つぎの式のようになる。
【0056】
【数6】
【0057】この結果、圧電素子2の温度Tが上昇する
と、電圧信号変調回路6Aの出力信号V22の電圧が低
下し、これによって電圧/周波数変換回路63から出力
される交流信号V23の周波数が小さくなる。こうして
圧電素子2に印加される交流信号V23の周波数が小さ
くなる結果、圧電素子2の自己発熱が小さくなり、圧電
素子2の温度上昇が抑制される。逆に、圧電素子2の温
度が下がった場合も同様に、電圧信号変調回路6Aの出
力信号V22の電圧が高くなり、電圧/周波数変換回路
63から出力される交流信号V23の周波数が高くな
り、圧電素子2の自己発熱が大きくなって圧電素子2の
温度低下が抑えられる。
と、電圧信号変調回路6Aの出力信号V22の電圧が低
下し、これによって電圧/周波数変換回路63から出力
される交流信号V23の周波数が小さくなる。こうして
圧電素子2に印加される交流信号V23の周波数が小さ
くなる結果、圧電素子2の自己発熱が小さくなり、圧電
素子2の温度上昇が抑制される。逆に、圧電素子2の温
度が下がった場合も同様に、電圧信号変調回路6Aの出
力信号V22の電圧が高くなり、電圧/周波数変換回路
63から出力される交流信号V23の周波数が高くな
り、圧電素子2の自己発熱が大きくなって圧電素子2の
温度低下が抑えられる。
【0058】また、圧電素子2の温度Tが上昇すると、
電圧信号変調回路6Aの出力信号V22の電圧が低下
し、この結果圧電素子2の直流電圧指令信号Vpの減少
分が少なくなり、圧電素子2の温度上昇による変位量L
の減少が補償される。逆の場合も、圧電素子2の温度T
が低下すると、電圧信号変調回路6Aの出力信号V22
の電圧が上昇し、この結果圧電素子2の直流電圧指令信
号Vpの減少分が増し、圧電素子2の温度低下による変
位量Lの増大が抑制される。
電圧信号変調回路6Aの出力信号V22の電圧が低下
し、この結果圧電素子2の直流電圧指令信号Vpの減少
分が少なくなり、圧電素子2の温度上昇による変位量L
の減少が補償される。逆の場合も、圧電素子2の温度T
が低下すると、電圧信号変調回路6Aの出力信号V22
の電圧が上昇し、この結果圧電素子2の直流電圧指令信
号Vpの減少分が増し、圧電素子2の温度低下による変
位量Lの増大が抑制される。
【0059】なお、図6の実施例においては、感温素子
3としてNTC型素子を用い、電圧信号変調回路の感温
素子3と抵抗との位置を入れ替えても良い。
3としてNTC型素子を用い、電圧信号変調回路の感温
素子3と抵抗との位置を入れ替えても良い。
【0060】図7は本発明のさらに別な実施例による圧
電素子の制御装置71を示す回路図である。この制御装
置71は、図6の実施例における感温素子3と抵抗7と
からなる電圧信号変調回路6Aを、感温素子3と抵抗3
2〜34とからなるブリッジ回路によって構成された電
圧信号変調回路6Bを用いたものである。
電素子の制御装置71を示す回路図である。この制御装
置71は、図6の実施例における感温素子3と抵抗7と
からなる電圧信号変調回路6Aを、感温素子3と抵抗3
2〜34とからなるブリッジ回路によって構成された電
圧信号変調回路6Bを用いたものである。
【0061】
【発明の効果】本発明による圧電素子の制御装置によれ
ば、感温素子によって検知した圧電素子の温度に応じ、
圧電素子駆動用の直流電圧指令信号に重畳して圧電素子
に印加される交流電圧信号の大きさを制御することによ
り、圧電素子の温度変化を抑制するように圧電素子の自
己発熱量を制御することができる。従って、圧電素子の
温度を安定させることによって圧電素子の変位量のばら
つきを小さくすることができる。
ば、感温素子によって検知した圧電素子の温度に応じ、
圧電素子駆動用の直流電圧指令信号に重畳して圧電素子
に印加される交流電圧信号の大きさを制御することによ
り、圧電素子の温度変化を抑制するように圧電素子の自
己発熱量を制御することができる。従って、圧電素子の
温度を安定させることによって圧電素子の変位量のばら
つきを小さくすることができる。
【0062】また、感温素子によって検知した圧電素子
の温度に応じ、圧電素子駆動用の直流電圧指令信号に重
畳して圧電素子に印加される直流電圧信号の大きさを制
御することにより、圧電素子の変位量のばらつきを小さ
くするように圧電素子の印加電圧を制御することができ
る。従って、圧電素子の温度が安定して変位量のばらつ
きが小さくなるまでの間に、圧電素子の変位量を目標値
となるように速やかに補正することができ、圧電素子の
出力補正機能の応答性を良好にすることができる。
の温度に応じ、圧電素子駆動用の直流電圧指令信号に重
畳して圧電素子に印加される直流電圧信号の大きさを制
御することにより、圧電素子の変位量のばらつきを小さ
くするように圧電素子の印加電圧を制御することができ
る。従って、圧電素子の温度が安定して変位量のばらつ
きが小さくなるまでの間に、圧電素子の変位量を目標値
となるように速やかに補正することができ、圧電素子の
出力補正機能の応答性を良好にすることができる。
【図1】本発明の一実施例による圧電素子の制御装置の
回路構成を示す回路図である。
回路構成を示す回路図である。
【図2】(a)(b)(c)(d)(e)(f)は同上
の制御装置における各部の信号波形を示す信号波形図で
ある。
の制御装置における各部の信号波形を示す信号波形図で
ある。
【図3】感温素子(NTC形サーミスタ)の抵抗値−温
度特性を示す図である。
度特性を示す図である。
【図4】本発明の別な実施例による圧電素子の制御装置
の一部を示す回路図である。
の一部を示す回路図である。
【図5】本発明のさらに別な実施例による圧電素子の制
御装置を示す回路図である。
御装置を示す回路図である。
【図6】本発明のさらに別な実施例による圧電素子の制
御装置の一部を示す回路図である。
御装置の一部を示す回路図である。
【図7】本発明のさらに別な実施例による圧電素子の制
御装置の一部を示す回路図である。
御装置の一部を示す回路図である。
【図8】(a)は圧電素子のヒステリシス曲線の一例を
示す図である。(b)は(a)に示した各種変位量の温
度変化のようすを示す変位量−温度特性図である。
示す図である。(b)は(a)に示した各種変位量の温
度変化のようすを示す変位量−温度特性図である。
【図9】異なる3種の圧電素子の変位量と温度との関係
を示す図である。
を示す図である。
2 圧電素子 3 感温素子 6A,6B 電圧信号変調回路 8 整流平滑回路 9a 半波整流回路 9b 平滑回路 18 加算回路 63 電圧/周波数変換回路 Vp 直流電圧指令信号
Claims (2)
- 【請求項1】 直流電圧指令信号によって制御される圧
電素子と、 前記圧電素子の近傍に位置する感温素子と、 前記感温素子の感知レベルに応じて交流電圧信号の信号
レベルを可変にする手段と、 前記可変手段によって可変された交流電圧信号を整流平
滑化する手段とを備え、 前記可変手段によって可変された交流電圧信号を含む信
号と前記整流平滑手段によって整流平滑化された信号を
前記直流電圧指令信号に重畳させて圧電素子に印加させ
ることにより、圧電素子の温度変化による出力変動を小
さくするようにした圧電素子の制御装置。 - 【請求項2】 直流電圧指令信号によって制御される圧
電素子と、 前記圧電素子の近傍に位置する感温素子と、 前記感温素子の感知レベルに応じて直流電圧信号の信号
レベルを可変にする手段と、 前記可変手段によって可変された直流電圧信号を交流電
圧信号に変換する手段とを備え、 前記可変手段によって可変された直流電圧信号を含む信
号と前記変換手段によって直流電圧信号から変換された
交流電圧信号を前記直流電圧指令信号に重畳させて圧電
素子に印加させることにより、圧電素子の温度変化によ
る出力変動を小さくするようにした圧電素子の制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4278157A JPH06104502A (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | 圧電素子の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4278157A JPH06104502A (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | 圧電素子の制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06104502A true JPH06104502A (ja) | 1994-04-15 |
Family
ID=17593387
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4278157A Pending JPH06104502A (ja) | 1992-09-22 | 1992-09-22 | 圧電素子の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06104502A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007047502A (ja) * | 2005-08-10 | 2007-02-22 | Sharp Corp | 光学系駆動装置および圧電素子の駆動方法 |
| JP2018060102A (ja) * | 2016-10-06 | 2018-04-12 | シャープ株式会社 | 駆動装置、及びカメラモジュール |
| CN110207865A (zh) * | 2019-07-05 | 2019-09-06 | 北京中硕众联智能电子科技有限公司 | 一种修正温度影响的足底压力传感器及相应的修正方法 |
| US11600767B2 (en) | 2017-08-28 | 2023-03-07 | Koninklijke Philips N.V. | Actuator device and method for limiting thermal drift |
| EP4226215A1 (en) * | 2020-10-08 | 2023-08-16 | Carl Zeiss SMT GmbH | Adaptive optical element for microlithography |
-
1992
- 1992-09-22 JP JP4278157A patent/JPH06104502A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007047502A (ja) * | 2005-08-10 | 2007-02-22 | Sharp Corp | 光学系駆動装置および圧電素子の駆動方法 |
| JP2018060102A (ja) * | 2016-10-06 | 2018-04-12 | シャープ株式会社 | 駆動装置、及びカメラモジュール |
| US11600767B2 (en) | 2017-08-28 | 2023-03-07 | Koninklijke Philips N.V. | Actuator device and method for limiting thermal drift |
| CN110207865A (zh) * | 2019-07-05 | 2019-09-06 | 北京中硕众联智能电子科技有限公司 | 一种修正温度影响的足底压力传感器及相应的修正方法 |
| CN110207865B (zh) * | 2019-07-05 | 2024-02-02 | 北京中硕众联智能电子科技有限公司 | 一种修正温度影响的足底压力传感器及相应的修正方法 |
| EP4226215A1 (en) * | 2020-10-08 | 2023-08-16 | Carl Zeiss SMT GmbH | Adaptive optical element for microlithography |
| JP2023545694A (ja) * | 2020-10-08 | 2023-10-31 | カール・ツァイス・エスエムティー・ゲーエムベーハー | マイクロリソグラフィ用適応光学素子 |
| TWI907540B (zh) * | 2020-10-08 | 2025-12-11 | 德商卡爾蔡司Smt有限公司 | 微影蝕刻用自調光學元件 |
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