JPH06104596B2 - 海草類養殖用固形状肥料の製造法 - Google Patents
海草類養殖用固形状肥料の製造法Info
- Publication number
- JPH06104596B2 JPH06104596B2 JP61193499A JP19349986A JPH06104596B2 JP H06104596 B2 JPH06104596 B2 JP H06104596B2 JP 61193499 A JP61193499 A JP 61193499A JP 19349986 A JP19349986 A JP 19349986A JP H06104596 B2 JPH06104596 B2 JP H06104596B2
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- Japan
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- fertilizer
- pellets
- slurry
- seaweed
- clay
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- Cultivation Of Seaweed (AREA)
- Fertilizers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は海苔やわかめ等の海草類を養殖する際に成長を
促進するために用いられる海草類養殖用固形状肥料の製
造法に関するものである。
促進するために用いられる海草類養殖用固形状肥料の製
造法に関するものである。
(従来の技術) 海苔やわかめ等の海草類の養殖を行う場合には、その成
長を促進するために従来主として粉体肥料が用いられて
いる。このような粉体肥料は直接海面に散布したり、溶
出孔を有するプラスチック容器等に入れて溶出させた
り、粉体肥料を水に溶かしたうえ噴霧器等によって海面
に散布する等の方法で使用されるものであるが、多くの
手数をかけて散布した肥料は極めて短時間のうちに潮に
流されてほとんどが無駄となるうえ、余分な肥料が赤潮
発生の原因となるおそれもあった。このため肥料を固形
化することが業界において強く望まれている。この要求
に応えるために本発明者も半水石こうの水硬化性及び水
溶性に着目して肥料を半水石こうと混和して固形化しよ
うとしたが、リン安(リン酸水素二アンモニム)や硝安
(硝酸アンモニウム)等の窒素肥料は何れも半水石こう
に対して強力な硬化遅緩剤として作用するために、十分
な濃度でこれらの肥料を混和させようとすると固化に極
めて長時間を要するうえに十分な固形化を行わせること
ができず、海水中に浸漬すると短時間で溶解して消滅し
てしまうという問題があった。
長を促進するために従来主として粉体肥料が用いられて
いる。このような粉体肥料は直接海面に散布したり、溶
出孔を有するプラスチック容器等に入れて溶出させた
り、粉体肥料を水に溶かしたうえ噴霧器等によって海面
に散布する等の方法で使用されるものであるが、多くの
手数をかけて散布した肥料は極めて短時間のうちに潮に
流されてほとんどが無駄となるうえ、余分な肥料が赤潮
発生の原因となるおそれもあった。このため肥料を固形
化することが業界において強く望まれている。この要求
に応えるために本発明者も半水石こうの水硬化性及び水
溶性に着目して肥料を半水石こうと混和して固形化しよ
うとしたが、リン安(リン酸水素二アンモニム)や硝安
(硝酸アンモニウム)等の窒素肥料は何れも半水石こう
に対して強力な硬化遅緩剤として作用するために、十分
な濃度でこれらの肥料を混和させようとすると固化に極
めて長時間を要するうえに十分な固形化を行わせること
ができず、海水中に浸漬すると短時間で溶解して消滅し
てしまうという問題があった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は上記のような従来の問題点を解決して、海水中
で徐々に溶解して長時間にわたり海草類の成長促進作用
を生じさせることができる海草類養殖用固形状肥料の製
造法を目的として完成されたものである。
で徐々に溶解して長時間にわたり海草類の成長促進作用
を生じさせることができる海草類養殖用固形状肥料の製
造法を目的として完成されたものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明はリン安、硝安等の窒素肥料を粘土と混和してペ
レットを作成し、このペレットを半水石こうと水と混練
したスラリー中に埋没したうえでスラリーを固化させる
ことを特徴とするものである。
レットを作成し、このペレットを半水石こうと水と混練
したスラリー中に埋没したうえでスラリーを固化させる
ことを特徴とするものである。
本発明において用いられるリン安、硝安等の窒素肥料は
粉体状のものであって、先ずこれらの窒素肥料は単独
で、もしくは適当な割合で混合されたうえで木節粘土、
蛙目粘土、カオリン等の粘土と混和される。混和の比率
は重量比で窒素肥料4〜8部に対して粘土6〜2部程度
とし、必要に応じて1部程度の水を加えて直径5〜10mm
のペレットとしたうえで乾燥する。粘土は適度な可塑性
を持つために肥料との混和に適し、また乾燥後は十分な
剛性を持つので、ペレットを製造するうえで好適であ
る。次に半水石こうと水とを適当な割合で混練してスラ
リーを作成し、上記のペレットをスラリー中に埋没させ
たうえで型内に注入する。全体の形状、大きさ、スラリ
ーに対するペレットの割合等は肥料が消滅するまでの持
続時間、目的とする海水中の肥料濃度等によって任意に
決定することができる。スラリーは半水石こうの凝固反
応により速やかに固化し始め、また半水石こうに対して
は強力な硬化遅緩剤として使用する窒素肥料は予め粘土
とともに混和されてペレット化されているので硬化が阻
害されることもなく、ごく短時間で全体の固化が完了す
る。
粉体状のものであって、先ずこれらの窒素肥料は単独
で、もしくは適当な割合で混合されたうえで木節粘土、
蛙目粘土、カオリン等の粘土と混和される。混和の比率
は重量比で窒素肥料4〜8部に対して粘土6〜2部程度
とし、必要に応じて1部程度の水を加えて直径5〜10mm
のペレットとしたうえで乾燥する。粘土は適度な可塑性
を持つために肥料との混和に適し、また乾燥後は十分な
剛性を持つので、ペレットを製造するうえで好適であ
る。次に半水石こうと水とを適当な割合で混練してスラ
リーを作成し、上記のペレットをスラリー中に埋没させ
たうえで型内に注入する。全体の形状、大きさ、スラリ
ーに対するペレットの割合等は肥料が消滅するまでの持
続時間、目的とする海水中の肥料濃度等によって任意に
決定することができる。スラリーは半水石こうの凝固反
応により速やかに固化し始め、また半水石こうに対して
は強力な硬化遅緩剤として使用する窒素肥料は予め粘土
とともに混和されてペレット化されているので硬化が阻
害されることもなく、ごく短時間で全体の固化が完了す
る。
このようにして得られた海草類養殖用固形状肥料は海水
中に浸漬するとその外表面の石こうがごくわずかずつ溶
解し、表面に露出したペレットが順次海水に溶解して窒
素肥料成分を海水中に溶出させるものである。本発明方
法によればスラリーを窒素肥料による影響を受けること
なく十分に硬度に固化させることができるので、海水中
において長時間の寿命を持たせることができ、また海水
中に窒素肥料とともに溶出する石こうや粘土は海岸線を
汚染することもない。次に本発明の好ましい実施例を示
す。
中に浸漬するとその外表面の石こうがごくわずかずつ溶
解し、表面に露出したペレットが順次海水に溶解して窒
素肥料成分を海水中に溶出させるものである。本発明方
法によればスラリーを窒素肥料による影響を受けること
なく十分に硬度に固化させることができるので、海水中
において長時間の寿命を持たせることができ、また海水
中に窒素肥料とともに溶出する石こうや粘土は海岸線を
汚染することもない。次に本発明の好ましい実施例を示
す。
(実施例) 木節粘土粉40部とリン安2部と硝安60部とを水10部とと
もに混和し、直径5〜10mm程度の多数のペレットとし、
これを天日乾燥して肥料を含む粘土ペレットを得た。次
に半水石こう50部と水50部を混練してスラリーとなし、
スラリーが流し込み状態に至ったときに上記のペレット
をスラリー中に投入し、直ちに10×10×10cmの型枠内に
注入した。注入後10分で固化が完了し、石こう質(1)
中に多数のペレット(2)が埋設された直方体状の海草
類養殖用固形状肥料が得られた。
もに混和し、直径5〜10mm程度の多数のペレットとし、
これを天日乾燥して肥料を含む粘土ペレットを得た。次
に半水石こう50部と水50部を混練してスラリーとなし、
スラリーが流し込み状態に至ったときに上記のペレット
をスラリー中に投入し、直ちに10×10×10cmの型枠内に
注入した。注入後10分で固化が完了し、石こう質(1)
中に多数のペレット(2)が埋設された直方体状の海草
類養殖用固形状肥料が得られた。
一方比較例としてリン安2部、硝安60部、半水石こう50
部、水20部よりなるスラリーを10×10×10cmの型枠内に
注入した。注入後24時間を経て辛じて固化したので型枠
内から取出したが、極めて軟弱なものであった。これら
の実施例と比較例の固形状肥料を潮流に浸漬したとこ
ろ、実施例のものは5日間経過後に消滅したが、比較例
のものはわずか10分間で消滅した。
部、水20部よりなるスラリーを10×10×10cmの型枠内に
注入した。注入後24時間を経て辛じて固化したので型枠
内から取出したが、極めて軟弱なものであった。これら
の実施例と比較例の固形状肥料を潮流に浸漬したとこ
ろ、実施例のものは5日間経過後に消滅したが、比較例
のものはわずか10分間で消滅した。
(発明の効果) 本発明は以上の説明からも明らかなように、窒素肥料を
粘土とともに混和してペレットとしたうえで半水石こう
と水とのスラリー中に埋没させてスラリーを固化させる
ことにより、窒素肥料による半水石こうの硬化遅緩作用
を防止しつつ全体を十分な強度にまで固化させたもので
あり、固化をごく短時間に行わせることができること、
海水中に浸漬した場合には長時間にわたり徐々に溶解を
行わせることができること、従って海草類に対して継続
的に窒素肥料成分の吸収を行わせることができること等
の多くの利点を持つものである。よって本発明は従来の
問題点を解消した海草類養殖用固形状肥料の製造法とし
て、業界に寄与するところは極めて大きいものである。
粘土とともに混和してペレットとしたうえで半水石こう
と水とのスラリー中に埋没させてスラリーを固化させる
ことにより、窒素肥料による半水石こうの硬化遅緩作用
を防止しつつ全体を十分な強度にまで固化させたもので
あり、固化をごく短時間に行わせることができること、
海水中に浸漬した場合には長時間にわたり徐々に溶解を
行わせることができること、従って海草類に対して継続
的に窒素肥料成分の吸収を行わせることができること等
の多くの利点を持つものである。よって本発明は従来の
問題点を解消した海草類養殖用固形状肥料の製造法とし
て、業界に寄与するところは極めて大きいものである。
図面は本発明の方法により製造された海草類養殖用固形
状肥料を示す部分断面図である。 (1):石こう質、(2):ペレット。
状肥料を示す部分断面図である。 (1):石こう質、(2):ペレット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C05B 7:00) 7537−4H
Claims (1)
- 【請求項1】リン安、硝安等の窒素肥料を粘土と混和し
てペレットを作成し、このペレットを半水石こうを水と
混練したスラリー中に埋設したうえでスラリーを固化さ
せることを特徴とする海草類養殖用固形状肥料の製造
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61193499A JPH06104596B2 (ja) | 1986-08-19 | 1986-08-19 | 海草類養殖用固形状肥料の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61193499A JPH06104596B2 (ja) | 1986-08-19 | 1986-08-19 | 海草類養殖用固形状肥料の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6350386A JPS6350386A (ja) | 1988-03-03 |
| JPH06104596B2 true JPH06104596B2 (ja) | 1994-12-21 |
Family
ID=16309063
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61193499A Expired - Lifetime JPH06104596B2 (ja) | 1986-08-19 | 1986-08-19 | 海草類養殖用固形状肥料の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06104596B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5535701A (en) * | 1994-04-28 | 1996-07-16 | Markels, Jr.; Michael | Method of increasing seafood production in the ocean |
| ES2087828B1 (es) * | 1994-11-30 | 1997-02-16 | Univ Cadiz | Procedimiento de obtencion de una composicion alaiomentaria para el cultiovo de microalgas. |
| JP2002360090A (ja) * | 2001-06-07 | 2002-12-17 | Daiichi Seimou Co Ltd | 海苔の施肥方法 |
| JP4775827B2 (ja) * | 2009-06-15 | 2011-09-21 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
-
1986
- 1986-08-19 JP JP61193499A patent/JPH06104596B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6350386A (ja) | 1988-03-03 |
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