JPH06104926B2 - エレクトレット繊維 - Google Patents
エレクトレット繊維Info
- Publication number
- JPH06104926B2 JPH06104926B2 JP63322943A JP32294388A JPH06104926B2 JP H06104926 B2 JPH06104926 B2 JP H06104926B2 JP 63322943 A JP63322943 A JP 63322943A JP 32294388 A JP32294388 A JP 32294388A JP H06104926 B2 JPH06104926 B2 JP H06104926B2
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- tourmaline
- electret
- fiber
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- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、衣服、シーツ、あるいは布団カバーなどに加
工して、各種疾病の治療や、健康維持に有効な健康繊維
製品として用いるエレクトレット繊維に関するものであ
る。
工して、各種疾病の治療や、健康維持に有効な健康繊維
製品として用いるエレクトレット繊維に関するものであ
る。
従来の技術 従来、遠赤外線を放射するセラミックスを、肌に接する
衣料に付着させ、セラミックスが放射する遠赤外線の特
性を利用して、身体を深部から温め、血行を促進させよ
うとする健康衣料品は知られている。(実開昭62-12281
3号公報、実開昭62-42848号公報)。
衣料に付着させ、セラミックスが放射する遠赤外線の特
性を利用して、身体を深部から温め、血行を促進させよ
うとする健康衣料品は知られている。(実開昭62-12281
3号公報、実開昭62-42848号公報)。
また、ポリプロピレンのような特定の合成樹脂をフイル
ム、シート又は不織布などに成形したのち、これにコロ
ナ放電や摩擦処理などの荷電処理を施し、人工的に荷電
させた人口エレクトレットを用いて、身体を刺激し、血
行促進を図る衣料品や布団カバー等も知られている(実
開昭61-91237号公報、実開昭61-180045号公報)。
ム、シート又は不織布などに成形したのち、これにコロ
ナ放電や摩擦処理などの荷電処理を施し、人工的に荷電
させた人口エレクトレットを用いて、身体を刺激し、血
行促進を図る衣料品や布団カバー等も知られている(実
開昭61-91237号公報、実開昭61-180045号公報)。
ところで、前記の遠赤外線を利用する前者の健康衣料品
は、人間の体温でセラミックスを加温して、これから遠
赤外線を放射させるものであるが、体温で加温可能な温
度域、すなわち、40℃以下の温度域では、遠赤外線の放
射量が低く、その効果も多くは期待できない。
は、人間の体温でセラミックスを加温して、これから遠
赤外線を放射させるものであるが、体温で加温可能な温
度域、すなわち、40℃以下の温度域では、遠赤外線の放
射量が低く、その効果も多くは期待できない。
一方、人工エレクトレットを用いる場合は、所望の作用
を発揮するのに必要な電気量が得られないため、やはり
十分な効果は期待できない。すなわち、人間の皮膚の表
面と裏面の間には、通常、数10mVの電圧、いわゆる皮膚
電位が存在するが、この皮膚電位に何等かの影響を与え
るには、CGS単位で少なくとも10-10esuのエネルギーが
必要である。ところが、従来の人工エレクトレット材料
で発生しうる分極電荷は0.2〜0.7eV、すなわち3.2×10
-13〜2.24×10-12CGS・erg程度にすぎないので、実際
上、皮膚電位にはほとんど影響を与えることができな
い。
を発揮するのに必要な電気量が得られないため、やはり
十分な効果は期待できない。すなわち、人間の皮膚の表
面と裏面の間には、通常、数10mVの電圧、いわゆる皮膚
電位が存在するが、この皮膚電位に何等かの影響を与え
るには、CGS単位で少なくとも10-10esuのエネルギーが
必要である。ところが、従来の人工エレクトレット材料
で発生しうる分極電荷は0.2〜0.7eV、すなわち3.2×10
-13〜2.24×10-12CGS・erg程度にすぎないので、実際
上、皮膚電位にはほとんど影響を与えることができな
い。
しかも、この人工エレクトレットは、極めて熱に弱く、
温度上昇と共に荷電量が急速に減衰し、70〜80℃付近
で、そのほとんどの荷電量が消失するので、高温を必要
とする処理や加工を行うことができないという欠点があ
る。したがって、加熱融解している紡糸原液自体のエレ
クトレット化は不可能であるし、エレクトレット化した
繊維製品をドライクリーニングしたり、アイロン掛けす
ることはできなかった。
温度上昇と共に荷電量が急速に減衰し、70〜80℃付近
で、そのほとんどの荷電量が消失するので、高温を必要
とする処理や加工を行うことができないという欠点があ
る。したがって、加熱融解している紡糸原液自体のエレ
クトレット化は不可能であるし、エレクトレット化した
繊維製品をドライクリーニングしたり、アイロン掛けす
ることはできなかった。
発明が解決しようとする課題 本発明は、このような従来のセラミックスや人工エレク
トレットを利用した健康衣料品がもつ欠点を克服し、人
体の皮膚電位に電気的刺激を与えると共に、刺激を与え
る皮膚表面に遠赤外線を放射し、これらの相乗効果によ
り、身体の新陳代謝や血行を促進し、特に、冷え症や肩
こり、及び老化防止に顕著な効果を奏し、しかもそれを
加工した繊維製品が通常の繊維製品と同様に扱いうる新
規なエレクトレット繊維を提供することを目的としてな
されたものである。
トレットを利用した健康衣料品がもつ欠点を克服し、人
体の皮膚電位に電気的刺激を与えると共に、刺激を与え
る皮膚表面に遠赤外線を放射し、これらの相乗効果によ
り、身体の新陳代謝や血行を促進し、特に、冷え症や肩
こり、及び老化防止に顕著な効果を奏し、しかもそれを
加工した繊維製品が通常の繊維製品と同様に扱いうる新
規なエレクトレット繊維を提供することを目的としてな
されたものである。
課題を解決するための手段 本発明者は、健康衣料品等の材料として優れた効果を示
すエレクトレット繊維を開発するために、鋭意研究を重
ねた結果、天然産のトルマリンを粉砕し、粒径2μm以
下にした微粒子を有機質繊維に固着又は含有させること
により、その目的を達成しうることを見出し、この知見
に基づいて本発明をなすに至った。
すエレクトレット繊維を開発するために、鋭意研究を重
ねた結果、天然産のトルマリンを粉砕し、粒径2μm以
下にした微粒子を有機質繊維に固着又は含有させること
により、その目的を達成しうることを見出し、この知見
に基づいて本発明をなすに至った。
すなわち、本発明は、粒径2μm以下のトルマリン微粒
子を、有機質繊維に対し、3〜4重量%の割合で固着若
しくは含有させたことを特徴とするエレクトレット繊維
を提供するものである。
子を、有機質繊維に対し、3〜4重量%の割合で固着若
しくは含有させたことを特徴とするエレクトレット繊維
を提供するものである。
本発明において基材として用いる有機質繊維は、天然繊
維、人造繊維のいずれでもよい。この天然繊維には、ウ
ール、綿、麻、絹などがある。また人造繊維には、レー
ヨンのような再生繊維、アセテートのような半合成繊
維、ポリプロピレン、ナイロンのような合成繊維などが
ある。
維、人造繊維のいずれでもよい。この天然繊維には、ウ
ール、綿、麻、絹などがある。また人造繊維には、レー
ヨンのような再生繊維、アセテートのような半合成繊
維、ポリプロピレン、ナイロンのような合成繊維などが
ある。
次に本発明で使用するトルマリンは、式3[NaX3Al6(BO
3)3Si6O18(O,H,F)4](ただし、XはMg,Fe又はLi) で表わされる組成をもつ天然鉱物であって、その分極電
荷は、2〜10eV(3.2×10-12CGS.erg〜1.6×10-11CGS・
erg)であり、圧電率は(常温)5.8×10-8CGS・esu〜1.
1×10-7CGS.esuが観測されている。
3)3Si6O18(O,H,F)4](ただし、XはMg,Fe又はLi) で表わされる組成をもつ天然鉱物であって、その分極電
荷は、2〜10eV(3.2×10-12CGS.erg〜1.6×10-11CGS・
erg)であり、圧電率は(常温)5.8×10-8CGS・esu〜1.
1×10-7CGS.esuが観測されている。
トルマリンの純粋なものは、宝石として用いられ、現在
では人工的に結晶を合成することも可能になっており、
本発明では、この人工結晶のトルマリンも含むものであ
る。そしてトルマリンは、エレクトレットとしての電気
的な特性を示し、永久自発電気分極をしている物質で、
外部電界の影響で分極のベクトルを変えない。また、ト
ルマリンは、鉱物の中で最も強いエレクトレット特性を
示すと共に、極めて顕著な遠赤外線の放射量も認められ
ている。
では人工的に結晶を合成することも可能になっており、
本発明では、この人工結晶のトルマリンも含むものであ
る。そしてトルマリンは、エレクトレットとしての電気
的な特性を示し、永久自発電気分極をしている物質で、
外部電界の影響で分極のベクトルを変えない。また、ト
ルマリンは、鉱物の中で最も強いエレクトレット特性を
示すと共に、極めて顕著な遠赤外線の放射量も認められ
ている。
このトルマリンは、粒径2μm以下の微粒子に粉砕して
用いることが必要である。これよりも大きい粒径のもの
は、エレクトレットとしての性能を十分に発揮できない
上に、繊維の手触り感がそこなわれ、製品に加工したと
き、品質の劣化を免れない。
用いることが必要である。これよりも大きい粒径のもの
は、エレクトレットとしての性能を十分に発揮できない
上に、繊維の手触り感がそこなわれ、製品に加工したと
き、品質の劣化を免れない。
本発明においては、このトルマリン微粒子を、繊維に対
し、3〜4重量%の割合で、固着又は含有させることが
必要である。このトルマリンの量がこれよりも少ないと
皮膚電位に充分な刺激を与えることができないものとな
り、また、トルマリンの量がこれよりも多いと、隣接す
るトルマリン同士の電荷が作用して見掛けの電荷を打ち
消すおそれがある。
し、3〜4重量%の割合で、固着又は含有させることが
必要である。このトルマリンの量がこれよりも少ないと
皮膚電位に充分な刺激を与えることができないものとな
り、また、トルマリンの量がこれよりも多いと、隣接す
るトルマリン同士の電荷が作用して見掛けの電荷を打ち
消すおそれがある。
このトルマリン微粒子を繊維に固着させるには、例えば
接着剤としてのアクリルエマルジョンに、必要に応じ架
橋助剤を加えた中へ、所要量のトルマリン微粒子を混合
し、これを繊維に塗布したのち所定温度に加熱して硬化
させる。このアクリルエマルジョンの代りにウレタン系
接着剤を用い、硬化剤により硬化させることによって行
うこともできる。
接着剤としてのアクリルエマルジョンに、必要に応じ架
橋助剤を加えた中へ、所要量のトルマリン微粒子を混合
し、これを繊維に塗布したのち所定温度に加熱して硬化
させる。このアクリルエマルジョンの代りにウレタン系
接着剤を用い、硬化剤により硬化させることによって行
うこともできる。
また、本発明において有機質繊維として、紡糸原液を用
いて原糸を成形するものを選んだ場合には、この紡糸原
液中に、直接トルマリン微粒子を分散させて紡糸するこ
とによりエレクトレット繊維とすることができる。この
場合には繊維内部にトルマリンが含まれているので、固
着した場合に比べて、トルマリンの剥離が極めて少ない
ものとなる。
いて原糸を成形するものを選んだ場合には、この紡糸原
液中に、直接トルマリン微粒子を分散させて紡糸するこ
とによりエレクトレット繊維とすることができる。この
場合には繊維内部にトルマリンが含まれているので、固
着した場合に比べて、トルマリンの剥離が極めて少ない
ものとなる。
しかも、高温で溶融された紡糸原液内に混入した鉱物性
エレクトレットは、極めて高いエレクトレット特性を示
すから、この紡糸原液から形成された原糸は、極めて高
い電位を示すものになり、この原糸で形成された繊維製
品は、クリーニング等で荷電量が減衰することがないば
かりではなく、高温乾燥時やアイロン掛け等により、再
び高い電位が得られる。したがって、ポリプロピレン等
の合成樹脂を、コロナ荷電や摩擦処理等によってエレク
トレット化した従来の人工エレクトレットの如く、熱処
理を伴う通常の扱いができないといった不都合は解消さ
れる。
エレクトレットは、極めて高いエレクトレット特性を示
すから、この紡糸原液から形成された原糸は、極めて高
い電位を示すものになり、この原糸で形成された繊維製
品は、クリーニング等で荷電量が減衰することがないば
かりではなく、高温乾燥時やアイロン掛け等により、再
び高い電位が得られる。したがって、ポリプロピレン等
の合成樹脂を、コロナ荷電や摩擦処理等によってエレク
トレット化した従来の人工エレクトレットの如く、熱処
理を伴う通常の扱いができないといった不都合は解消さ
れる。
作用 このように、トルマリンは、これまでの人工エレクトレ
ットに比べ極めて高い分極電荷、圧電率を示すので、こ
れを含む繊維を用いると繊維同士の接触その他の原因で
衝撃が与えられたとき、高次の電流が発生し、皮膚電位
に影響を与えるのに十分な電界を生じる。
ットに比べ極めて高い分極電荷、圧電率を示すので、こ
れを含む繊維を用いると繊維同士の接触その他の原因で
衝撃が与えられたとき、高次の電流が発生し、皮膚電位
に影響を与えるのに十分な電界を生じる。
人体の皮膚電位は、通常数10mVであるが、この電圧は一
定ではなく、体調や運動量の変化により変動することが
知られている。特に、細胞の膜電位は、細胞の内外の物
質のイオン濃度差による浸透圧と、細胞自体が有するNa
ポンプによる能動輸送により、細胞の内外で生じる電位
差をいい、神経や筋の細胞膜電位では、50〜80mV程度が
観察されている。この膜電位は、細胞膜が死ぬと電位が
消失し、一方、細胞が活性化したり、細胞膜が刺激を受
けたりすると、細胞膜に活性電位が生じる。すると、こ
の活性電位による細胞膜の興奮が中枢神経にフィードバ
ックされて自立神経系や運動神経系の調節が行われるも
のである。
定ではなく、体調や運動量の変化により変動することが
知られている。特に、細胞の膜電位は、細胞の内外の物
質のイオン濃度差による浸透圧と、細胞自体が有するNa
ポンプによる能動輸送により、細胞の内外で生じる電位
差をいい、神経や筋の細胞膜電位では、50〜80mV程度が
観察されている。この膜電位は、細胞膜が死ぬと電位が
消失し、一方、細胞が活性化したり、細胞膜が刺激を受
けたりすると、細胞膜に活性電位が生じる。すると、こ
の活性電位による細胞膜の興奮が中枢神経にフィードバ
ックされて自立神経系や運動神経系の調節が行われるも
のである。
そこで、疲労や老化で低下した皮膚電位に、外部から電
気的刺激を与えることで、細胞膜の膜電位を活性化させ
る。この結果、中枢神経等のフィードバックを促すこと
が予想され、新陳代謝や血行の循環を促進させるもので
ある。
気的刺激を与えることで、細胞膜の膜電位を活性化させ
る。この結果、中枢神経等のフィードバックを促すこと
が予想され、新陳代謝や血行の循環を促進させるもので
ある。
一方、トルマリンは、遠赤外線の放射が認められてい
る。すなわち、このトルマリンは、電気的な刺激を皮膚
に与える一方で、遠赤外線を皮膚に放射している。もっ
とも、この放射量は、体温程度の温度域では、微弱なも
のであるが、それでも皮膚表面から新皮に至る程度に
は、十分到達する量である。したがって、皮膚表面に、
前述した電気的な刺激を与えると同時に、遠赤外線を放
射するから、トルマリンの分極電荷、及び、圧電力と、
遠赤外線との相乗効果により、細胞組織を刺激し、この
刺激が細胞膜の膜電位を活性化させ、新陳代謝や血行の
循環を促進させるものである。
る。すなわち、このトルマリンは、電気的な刺激を皮膚
に与える一方で、遠赤外線を皮膚に放射している。もっ
とも、この放射量は、体温程度の温度域では、微弱なも
のであるが、それでも皮膚表面から新皮に至る程度に
は、十分到達する量である。したがって、皮膚表面に、
前述した電気的な刺激を与えると同時に、遠赤外線を放
射するから、トルマリンの分極電荷、及び、圧電力と、
遠赤外線との相乗効果により、細胞組織を刺激し、この
刺激が細胞膜の膜電位を活性化させ、新陳代謝や血行の
循環を促進させるものである。
さらに、トルマリンは、熱するほど高い分極電荷を示
し、かつ、その圧電率も高くなるという、極めて熱に強
い性質がある。そこで、高温で溶融された紡糸原液内に
混入したトルマリンは、極めて高いエレクトレット特性
を示す。
し、かつ、その圧電率も高くなるという、極めて熱に強
い性質がある。そこで、高温で溶融された紡糸原液内に
混入したトルマリンは、極めて高いエレクトレット特性
を示す。
実施例 次に実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
実施例1 粒径2μm以下に粉砕したトルマリン粉末を、アクリル
エマルジョン接着剤中に混合し、これを繊維10〜30μm
のメリノ羊毛に塗布して、150℃に加熱し、硬化させる
ことにより、トルマリン3重量%を固着したエレクトレ
ット羊毛繊維を製造した。
エマルジョン接着剤中に混合し、これを繊維10〜30μm
のメリノ羊毛に塗布して、150℃に加熱し、硬化させる
ことにより、トルマリン3重量%を固着したエレクトレ
ット羊毛繊維を製造した。
このようにして得たエレクトレット羊毛繊維の各温度に
おける遠赤外線の放射量を測定し、グラフとして第1図
に示す。なお、第1図には比較のために、トルマリンを
固着させないウールについてのデータも示す。
おける遠赤外線の放射量を測定し、グラフとして第1図
に示す。なお、第1図には比較のために、トルマリンを
固着させないウールについてのデータも示す。
実施例2 ナイロンの紡糸融解液の中に粒径2μm以下に粉砕した
トルマリン粉末をナイロンの重量に基づき3重量%の割
合で加えて、常法に従って紡糸することによりエレクト
レットナイロン繊維(240g/m2)を製造した。
トルマリン粉末をナイロンの重量に基づき3重量%の割
合で加えて、常法に従って紡糸することによりエレクト
レットナイロン繊維(240g/m2)を製造した。
このものの温度と遠赤外線放射量との関係を示すグラフ
を第2図に示す。
を第2図に示す。
なお、この第2図には、比較のためにトリマリンを加え
ないナイロン及びトルマリン1重量%を加えたナイロン
についてのデータも示す。
ないナイロン及びトルマリン1重量%を加えたナイロン
についてのデータも示す。
このグラフから明らかなように、トルマリンの量が3重
量%未満では、ほとんどトルマリンを加えない場合と同
じ結果となり、本発明の目的は達成されない。
量%未満では、ほとんどトルマリンを加えない場合と同
じ結果となり、本発明の目的は達成されない。
応用例 実施例1で得たトルマリンを固着したエレクトレット羊
毛繊維と、トルマリンを固着しない羊毛繊維を用いて、
サポーターを編み上げ、これらを人体の膝部に装着し、
その結果をサーモグラフィで比較した。サポーター装着
に際しては、ハイソックスを併用して1時間装着し、こ
れらを脱着後15分経過の膝部周囲の温度を測定した。
毛繊維と、トルマリンを固着しない羊毛繊維を用いて、
サポーターを編み上げ、これらを人体の膝部に装着し、
その結果をサーモグラフィで比較した。サポーター装着
に際しては、ハイソックスを併用して1時間装着し、こ
れらを脱着後15分経過の膝部周囲の温度を測定した。
この結果、トルマリンを使用しないサポーターを装着し
た膝部周囲では、この保温領域が既に消えつつあること
が示され、足首付近では、既に保温効果は消失している
ことが示された。これに対し、本発明のトルマリンを固
着した羊毛繊維で編み上げたサポーターを装着した膝部
では、膝部周囲から、足首にかける広い範囲で、極めて
顕著な保温領域が示された。
た膝部周囲では、この保温領域が既に消えつつあること
が示され、足首付近では、既に保温効果は消失している
ことが示された。これに対し、本発明のトルマリンを固
着した羊毛繊維で編み上げたサポーターを装着した膝部
では、膝部周囲から、足首にかける広い範囲で、極めて
顕著な保温領域が示された。
これらの実験で明らかなように、トルマリンを固着した
繊維材で覆った部位が、そうでない部位よりも保温効果
が高いということは、その部位の活性化エネルギーを示
すことに外ならず、新陳代謝や血行が促進されている。
この結果、特に、冷え症や肩こり、及び老化防止に顕著
な働きをすることが証明された。
繊維材で覆った部位が、そうでない部位よりも保温効果
が高いということは、その部位の活性化エネルギーを示
すことに外ならず、新陳代謝や血行が促進されている。
この結果、特に、冷え症や肩こり、及び老化防止に顕著
な働きをすることが証明された。
発明の効果 本発明によれば、人体の皮膚電位に電気的刺激を与える
と共に、刺激を与える皮膚表面に遠赤外線を放射し、こ
れらの相乗効果により、身体の新陳代謝や血行を促進
し、特に冷え症や肩こり、及び老化防止に顕著な効果を
奏し、その上、エレクトレット化した繊維製品を通常の
繊維製品と同様にして扱うことが可能であるなどといっ
た顕著な効果を奏するものである。
と共に、刺激を与える皮膚表面に遠赤外線を放射し、こ
れらの相乗効果により、身体の新陳代謝や血行を促進
し、特に冷え症や肩こり、及び老化防止に顕著な効果を
奏し、その上、エレクトレット化した繊維製品を通常の
繊維製品と同様にして扱うことが可能であるなどといっ
た顕著な効果を奏するものである。
第1図は、実施例1で得たエレクトレット繊維の温度と
遠赤外線放射量との関係を示すグラフ、第2図は、実施
例2で得たエレクトレット繊維の温度と遠赤外線放射量
との関係を示すグラフである。
遠赤外線放射量との関係を示すグラフ、第2図は、実施
例2で得たエレクトレット繊維の温度と遠赤外線放射量
との関係を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D06M 15/564 D06M 15/564
Claims (3)
- 【請求項1】粒径2μm以下のトルマリン微粒子を、有
機質繊維に対し、3〜4重量%の割合で固着若しくは含
有させたことを特徴とするエレクトレット繊維。 - 【請求項2】トルマリン微粒子をアクリル樹脂系又はウ
レタン樹脂系接着剤で接着することにより固着させた特
許請求の範囲第1項記載のエレクトレット繊維。 - 【請求項3】トルマリン微粒子を紡糸原液中に分散させ
て紡糸することにより含有させた特許請求の範囲第1項
記載のエレクトレット繊維。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63322943A JPH06104926B2 (ja) | 1988-12-21 | 1988-12-21 | エレクトレット繊維 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63322943A JPH06104926B2 (ja) | 1988-12-21 | 1988-12-21 | エレクトレット繊維 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02169764A JPH02169764A (ja) | 1990-06-29 |
| JPH06104926B2 true JPH06104926B2 (ja) | 1994-12-21 |
Family
ID=18149368
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63322943A Expired - Fee Related JPH06104926B2 (ja) | 1988-12-21 | 1988-12-21 | エレクトレット繊維 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06104926B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7879404B2 (en) * | 2007-04-20 | 2011-02-01 | The Hong Kong Polytechnic University | Method of enhancing moisture management and providing negative ion properties to fabric materials |
| JP2011115775A (ja) * | 2009-12-03 | 2011-06-16 | Hyundai Motor Co Ltd | 静電フィルタ製造方法及びこれを適用した静電フィルタ |
| JP2020133062A (ja) * | 2019-02-21 | 2020-08-31 | 株式会社金加 | 糸の製造方法、糸、布帛または繊維製品 |
Families Citing this family (6)
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|---|---|---|---|---|
| JP2544541B2 (ja) * | 1991-04-26 | 1996-10-16 | 杉原 俊作 | 帯電性レ―ヨン繊維の製造方法 |
| JP2715034B2 (ja) * | 1992-12-07 | 1998-02-16 | 有限会社久保技術事務所 | 永久電極繊維およびその製造方法 |
| JPH06228808A (ja) * | 1993-02-02 | 1994-08-16 | Kubo Gijutsu Jimusho:Kk | 電気石微粉末混入永久電極担持繊維と製造方法 |
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| US5787525A (en) * | 1996-07-09 | 1998-08-04 | Life Energy Industry Inc. | Layered fabric mattress |
| US6316102B1 (en) | 1999-11-18 | 2001-11-13 | Jewel Power Co., Ltd | Rayon fiber with ion-generating, characteristics and a method for manufacturing it |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1988
- 1988-12-21 JP JP63322943A patent/JPH06104926B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02169764A (ja) | 1990-06-29 |
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