JPH06105073B2 - 斜板式可変容量圧縮機 - Google Patents

斜板式可変容量圧縮機

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JPH06105073B2
JPH06105073B2 JP1104325A JP10432589A JPH06105073B2 JP H06105073 B2 JPH06105073 B2 JP H06105073B2 JP 1104325 A JP1104325 A JP 1104325A JP 10432589 A JP10432589 A JP 10432589A JP H06105073 B2 JPH06105073 B2 JP H06105073B2
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JP
Japan
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swash plate
sleeve
piston
plate type
control
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Expired - Lifetime
Application number
JP1104325A
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JPH02283874A (ja
Inventor
真広 川口
久雄 小林
弘幸 出口
栄樹 阿部
Original Assignee
株式会社豊田自動織機製作所
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、斜板の傾角制御により両頭ピストンのストロ
ークを変化させる斜板式可変容量圧縮機(以下、斜板式
圧縮機という)に関し、詳しくは、容量制御性に優れる
斜板式圧縮機に関する。
[従来の技術] 特開昭63-147977号公報の斜板式圧縮機を第2図に示
す。
両頭ピストン101を往復動させる斜板90は、回転軸40と
ともに回転し、かつ回転軸心の延長線上を直動可能な回
転直動部材(本発明のスリーブに相当する)70に傾動自
在に支持されている。更に、斜板90は、回転軸40に設け
られた案内長孔5aに案内されるピン9bをもち、案内長孔
5aはリアシリンダPrの上死点位置つまりヘッドクリアラ
ンスが一定となるようにピン9bを介して斜板90の傾動を
案内する。
シリンダブロック100には可変ピストン(本発明でいう
発動部材)60が回転軸心に対して平行移動可能に支承さ
れ、可変ピストン60は回転直動部材(本発明でいうスリ
ーブ)70を回転自在及び摺動自在に支承する軸筒部をも
ち、軸筒部の後端からフランジ状に可変ピストン60の受
圧部が伸びており、この受圧部の外周面はリアハウジン
グ30内の制御圧室31の内周壁面に摺接している。
[発明が解決しようとする課題] 斜板90が所定傾角で回転すると両頭ピストン101の圧縮
反力により傾角縮小方向への回転モーメントが斜板90に
掛かり、この回転モーメントの軸心と直角な成分である
ラジアル荷重は回転直動部材70を回転軸の軸心に対して
傾斜させ、回転直動部材70は可変ピストン60を回転軸の
軸心に対して傾斜させる。その結果、可変ピストン60の
摺動抵抗は増加し、可変ピストン60の大径の受圧部と制
御圧室31の内周壁面との間の摺動抵抗が増大し、可変ピ
ストン60の円滑な摺動が阻害される。
この問題は、制御ガス差圧が小さい小容量運転の場合
や、ラジアルベアリング等が経年劣化して上記傾斜量が
増加した場合において特に重大であった。
本発明はこのような問題に鑑みなされたものであり、容
量制御性に優れる斜板式圧縮機の提供をその解決すべき
課題としている。
[課題を解決するための手段] 本発明の斜板式圧縮機は、複数のボア内に両頭ピストン
を収容したシリンダブロックと、前記ボアと平行な軸心
に沿って配設された回転軸と、該回転軸に摺動可能に嵌
装されたスリーブと、該スリーブに傾動自在に枢支され
て前記両頭ピストンと係合し、かつ前記回転軸に形成さ
れた案内長孔と嵌合するピンを備えた斜板と、前記スリ
ーブを軸方向に変位させる発動部材とを包含してなる斜
板式可変容量圧縮機において、前記発動部材は制御圧室
に嵌装されて回転軸心に沿って直動する制御ピストン
と、前記スリーブを回転自在に支承して該制御ピストン
と衝接共動する套管とからなる。
なお、斜板側に上記案内長孔を設け、回転軸側に上記ピ
ンを配設して実施することも当然可能である。
[作用] 発動部材の制御ピストンは、制御圧室の内周面に摺接
し、制御ガス差圧を受けて軸心と平行に変位する。スリ
ーブを支承する発動部材の套管は、スリーブを介して斜
板からのラジアル荷重を負担し、また、発動部材に衝接
応動して軸心と平行に変位する。すなわち、制御ピスト
ンは套管と別体となっているので、套管が上記ラジアル
荷重により傾斜したとしても制御ピストンは傾斜せず、
その摺動抵抗は増大しない。
[実施例] 以下、図に基づいて本発明の一実施例を具体的に説明す
る。
第1図は本発明に用いられる斜板式圧縮機を示すもの
で、シリンダブロック1の前後両端面にはフロントハウ
ジング2及びリヤハウジング3が接合固定されており、
回転軸4は、フロントハウジング2及びシリンダブロッ
ク1に支承されている。回転軸4の後端は連結体5を介
してリヤ軸部4bと同軸に連結固定されている。リヤ軸部
4bにはスリーブ7が滑動自在に嵌合されている。リヤ軸
部4bとスリーブ7との間隙にばね8aが挿通されており、
ばね8aの一端は連結体5を、他端はスリーブ7を逆方向
に付勢している。スリーブ7は両端開口の套管6aに挿通
されており、套管6aはシリンダブロック1の後部摺動孔
1dに摺動自在に保持されている。套管6aはラジアル軸受
26及びスラスト軸受25を介してスリーブ7を支承してい
る。套管6aの後端面は制御ピストン6bの軸筒部61の前端
面に当接している。制御ピストン6bは後端部に大径の受
圧部62をもち、受圧部62の外周面60はリアハウジング3
の中央部に設けられた制御圧室18aの内周面に摺動自在
に保持されている。制御ピストン6bの後端面中央部には
凹部63が形成され、凹部63の底部はばね8bの一端により
套管6aに向けて付勢されており、ばね8bの他端はリアハ
ウジング3に係止されている。なお、上記套管6a及び制
御ピストン6bは本発明でいう発動部材を構成している。
リアハウジング3の制御圧室18aの前部開口は、制御ピ
ストン6bの軸筒部61が貫通するリング状のストッパ部材
31により区画されており、ストッパ部材31はサークリッ
プ32にてリアハウジング3の段差面に固定されている。
スリーブ7の前端部の左右には軸ピン7a(一方のみ図
示)が突設されており、軸ピン7aには斜板9が枢支され
ている。斜板9の前面には二対の脚部(第1図では一対
のみを示す。)をもつブリッジ9aが形成されている。ブ
リッジ9aの中央頂部にはピン9bが軸ピン7aと平行かつ側
方へ突出するように嵌着されており、ピン9bには回転子
9cが取付けられている。ブリッジ9aは連結体5の中央間
隙部(図示せず)に装入されており、回転子9cは連結体
5の案内長孔5aに案内されている。これにより斜板9が
シリンダブロック1の斜板室1a内で回転軸4及びスリー
ブ7とともに回転可能となっている。スリーブ7の変位
とともにピン9bは案内長孔5aの案内面に案内されつつ軸
ピン7aを中心として傾動する。案内長孔5aの案内面はリ
アシリンダPrのヘッドクリアランスが一定となるように
斜板の傾動を案内する形状となっている。
シリンダブロック1のフロント側及びリヤ側には複数の
シリンダボア1b、1cが形成されており、シリンダボア1
b、1cには両頭ピストン10が収容されている。各両頭ピ
ストン10と斜板9とはシュー11、12を介して係合してい
る。
次に、この斜板式圧縮機の動作を説明する。
両頭ピストン10が斜板9の回転に伴って前後に往復動す
ると、吸入室17、18から圧縮室Pf、Prに吸入されたガス
が圧縮されて吐出室19、20に吐出される。制御圧室18a
において制御ピストン6bに作用する制御ガス差圧を図示
しない容量制御機構により制御することにより、制御ピ
ストン6bの推力(以下、制御スラストという)が調節さ
れる。この制御スラストは套管6a、スラスト軸受25、ス
リーブ7を介して斜板9を傾角大方向に付勢する。一
方、斜板9は両頭ピストン10の圧縮反力に基づく回転モ
ーメントを受けており、この回転モーメントと上記制御
スラストとの合成力が案内長孔5aの案内面に対して直角
に掛かる位置で、斜板9の傾動は停止する。
なお、ばね8a及び8bは傾角−容量特性を直線化するため
の補正ばねであるが、その詳細説明は省略する。
以下、本発明の特徴部分について説明する。
上記説明したように、発動部材の一部を構成する套管6a
はシリンダブロック1の中央摺動孔1dに摺動自在に支承
され、発動部材の残部を構成する制御ピストン6bはリア
ハウジング3の制御圧室18aに摺動自在に支承されてい
る。
斜板9が所定傾角で回転すると、両頭ピストン10の圧縮
反力により傾角縮小方向への回転モーメントが斜板9に
掛かり、この回転モーメントは、回転軸心と平行な成分
(圧縮スラストという)と、回転軸心と直角な成分(ラ
ジアル荷重という)とに分割できる。このラジアル荷重
は軸ピン7aを介してスリーブ7をラジアル方向に付勢
し、スリーブ7及びラジアル軸受26を介して套管6aに支
承される。そして、套管6aが上記ラジアル荷重により回
転軸心に対して傾斜したとしても、それと別体に構成さ
れた制御ピストン6bはほとんど傾斜せず、制御ピストン
6bの外周部60と制御圧室18aとの摺動抵抗が増大するこ
とはない。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の斜板式圧縮機は、発動部
材が制御ピストンと套管とに分割されているので、スリ
ーブやそれを支承する套管のなんらかの傾斜にもかかわ
らず、制御ピストンは回転軸心に対して傾斜せず、制御
ピストンの摺動摩擦抵抗の増大に基づく斜板式圧縮機の
容量制御性の悪化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になる斜板式圧縮機の一実施例を示す断
面図、第2図は従来の斜板式圧縮機の断面図である。 1……シリンダブロック 4……回転軸 6a……套管 6b……制御ピストン 7……スリーブ 9……斜板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のボア内に両頭ピストンを収容したシ
    リンダブロックと、前記ボアと平行な軸心に沿って配設
    された回転軸と、該回転軸に摺動可能に嵌装されたスリ
    ーブと、該スリーブに傾動自在に枢支されて前記両頭ピ
    ストンと係合し、かつ前記回転軸に形成された案内長孔
    と嵌合するピンを備えた斜板と、前記スリーブを軸方向
    に変位させる発動部材とを包含してなる斜板式可変容量
    圧縮機において、前記発動部材は制御圧室に嵌装されて
    回転軸心に沿って直動する制御ピストンと、前記スリー
    ブを回転自在に支承して該制御ピストンと衝接共動する
    套管とからなる斜板式可変容量圧縮機。
JP1104325A 1989-04-24 1989-04-24 斜板式可変容量圧縮機 Expired - Lifetime JPH06105073B2 (ja)

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JPH02283874A JPH02283874A (ja) 1990-11-21
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