JPH06105445A - ディジタル形保護制御装置 - Google Patents
ディジタル形保護制御装置Info
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- JPH06105445A JPH06105445A JP4249219A JP24921992A JPH06105445A JP H06105445 A JPH06105445 A JP H06105445A JP 4249219 A JP4249219 A JP 4249219A JP 24921992 A JP24921992 A JP 24921992A JP H06105445 A JPH06105445 A JP H06105445A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 制御対象に対する保護機能を中断することな
くアナログ信号入力系の異常の有無を自動的に点検する
ことができる。 【構成】 点検時に点検入力用電源回路18から点検信
号がサンプルホールド回路SH0、マルチプレクサ1
0、A/D変換器12を介して演算処理部14に入力さ
れ、点検信号がディジタル信号に変換される。電力系統
の潮流と点検信号が加算回路A1で合成され、合成され
た信号がアナログフィルタF1、サンプルホールド回路
SH1、マルチプレクサ回路10、A/D変換器12を
介して演算処理部14に入力されてディジタル信号に変
換される。点検信号のみから得られた電流と合成信号か
ら得られた電流との偏差が潮流そのものの値として演算
処理部14で求められる。このとき合成信号から得られ
た信号を基にアナログ信号入力系の異常の有無が判定さ
れる。この判定処理はトリップロックを行なうことなく
実行できる。
くアナログ信号入力系の異常の有無を自動的に点検する
ことができる。 【構成】 点検時に点検入力用電源回路18から点検信
号がサンプルホールド回路SH0、マルチプレクサ1
0、A/D変換器12を介して演算処理部14に入力さ
れ、点検信号がディジタル信号に変換される。電力系統
の潮流と点検信号が加算回路A1で合成され、合成され
た信号がアナログフィルタF1、サンプルホールド回路
SH1、マルチプレクサ回路10、A/D変換器12を
介して演算処理部14に入力されてディジタル信号に変
換される。点検信号のみから得られた電流と合成信号か
ら得られた電流との偏差が潮流そのものの値として演算
処理部14で求められる。このとき合成信号から得られ
た信号を基にアナログ信号入力系の異常の有無が判定さ
れる。この判定処理はトリップロックを行なうことなく
実行できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル形保護制御装
置に係り、特に、制御対象の電力系統から交流信号を入
力し、入力信号に基づいて電力系統を保護する制御を行
なうものにおいて、アナログ信号入力系の異常の有無を
自動点検するに好適なディジタル形保護制御装置に関す
る。
置に係り、特に、制御対象の電力系統から交流信号を入
力し、入力信号に基づいて電力系統を保護する制御を行
なうものにおいて、アナログ信号入力系の異常の有無を
自動点検するに好適なディジタル形保護制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電力系統においては、監視対象区間毎に
遮断器を配置し、各監視対象区間の電流を補助変成器を
介して入力し、入力した電流が異常値を示したときにト
リップリレーを駆動して遮断器をトリップさせる構成が
採用されている。そして遮断器をトリップするための装
置としてディジタル形保護制御装置が設けられている。
従来のこの種のディジタル形保護制御装置においては、
補助変成器の出力信号をアナログフィルタ、サンプルホ
ールド回路、マルチプレクサ、A/D変換器を介してマ
イクロコンピュータに入力し、マイクロコンピュータに
おいて監視対象区間の電流値が異常値を示すか否かを判
定する構成が採用されている。更に、ディジタル形保護
制御装置においては、常時監視機能として自己診断機能
を備えており、監視対象区間から信号入力系を介して得
られた信号の値が常に設定値以上にあるか否かを監視
し、信号入力系から得られた信号のレベルが設定値以下
になったときには信号入力系の異常として判定するよう
になっている。更に、信号入力系の誤動作に伴なう故障
診断を確実に行なうために、信号入力系を2重化した
り、メインリレーとフェルセイフリレーをそれぞれ単一
のマイクロコンピュータで制御したりする方法が採用さ
れている。
遮断器を配置し、各監視対象区間の電流を補助変成器を
介して入力し、入力した電流が異常値を示したときにト
リップリレーを駆動して遮断器をトリップさせる構成が
採用されている。そして遮断器をトリップするための装
置としてディジタル形保護制御装置が設けられている。
従来のこの種のディジタル形保護制御装置においては、
補助変成器の出力信号をアナログフィルタ、サンプルホ
ールド回路、マルチプレクサ、A/D変換器を介してマ
イクロコンピュータに入力し、マイクロコンピュータに
おいて監視対象区間の電流値が異常値を示すか否かを判
定する構成が採用されている。更に、ディジタル形保護
制御装置においては、常時監視機能として自己診断機能
を備えており、監視対象区間から信号入力系を介して得
られた信号の値が常に設定値以上にあるか否かを監視
し、信号入力系から得られた信号のレベルが設定値以下
になったときには信号入力系の異常として判定するよう
になっている。更に、信号入力系の誤動作に伴なう故障
診断を確実に行なうために、信号入力系を2重化した
り、メインリレーとフェルセイフリレーをそれぞれ単一
のマイクロコンピュータで制御したりする方法が採用さ
れている。
【0003】しかし、信号入力系にはアクティブ素子が
使用されており、アクティブ素子が故障したときには誤
動作に伴なう信号が発生しないことがあり、常時監視機
能ではアクティブ素子の故障か電力系統の異常かを判定
することができない。
使用されており、アクティブ素子が故障したときには誤
動作に伴なう信号が発生しないことがあり、常時監視機
能ではアクティブ素子の故障か電力系統の異常かを判定
することができない。
【0004】そこで、アクティブ素子を含むアナログ信
号入力系に点検信号を強制的に入力し、点検信号に基づ
いてアナログ信号入力系の異常の有無を判定する自動点
検方式が採用されている。この自動点検方式としては、
例えば、「電気共同研究 第41巻第4号、ディジタル
リレー」の自動点検の項に述べられているものが知られ
ている。この自動点検方式においては、補助変成器に点
検用の巻線を付加し、点検時にこの巻線に点検用電源か
ら点検入力を印加するか、あるいは補助変成器に点検巻
線を設けずに、補助変成器の二次側に点検入力を直接印
加させるかのいずれかの方法を採用し、系統から得られ
た交流入力に点検入力を重畳させ、交流信号と点検入力
とを含む信号をディジタル信号に変換し、演算処理部で
点検時の入力データとあらかじめプログラムに書き込ま
れた所定値とを比較してアナログ信号入力系の良否を判
定する方式が採用されている。
号入力系に点検信号を強制的に入力し、点検信号に基づ
いてアナログ信号入力系の異常の有無を判定する自動点
検方式が採用されている。この自動点検方式としては、
例えば、「電気共同研究 第41巻第4号、ディジタル
リレー」の自動点検の項に述べられているものが知られ
ている。この自動点検方式においては、補助変成器に点
検用の巻線を付加し、点検時にこの巻線に点検用電源か
ら点検入力を印加するか、あるいは補助変成器に点検巻
線を設けずに、補助変成器の二次側に点検入力を直接印
加させるかのいずれかの方法を採用し、系統から得られ
た交流入力に点検入力を重畳させ、交流信号と点検入力
とを含む信号をディジタル信号に変換し、演算処理部で
点検時の入力データとあらかじめプログラムに書き込ま
れた所定値とを比較してアナログ信号入力系の良否を判
定する方式が採用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術で
は、自動点検時に保護機能が中断されることについては
充分配慮されておらず、自動点検時に系統に事故が生じ
たときには系統の事故に対して迅速に対処することがで
きない恐れがある。すなわち、自動点検時に、アナログ
信号入力系に点検信号を入力すると、電力系統から得ら
れた交流信号と点検信号とが合成され、合成された信号
に従った処理が行なわれる。この合成信号のレベルがト
リップコイルを駆動するレベルになると遮断器がトリッ
プされるため、点検時には遮断器がトリップするのを強
制的に停止するトリップロック制御が採用されている。
このため自動点検時には電力系統を保護するための保護
機能を中断することが余儀なくされている。
は、自動点検時に保護機能が中断されることについては
充分配慮されておらず、自動点検時に系統に事故が生じ
たときには系統の事故に対して迅速に対処することがで
きない恐れがある。すなわち、自動点検時に、アナログ
信号入力系に点検信号を入力すると、電力系統から得ら
れた交流信号と点検信号とが合成され、合成された信号
に従った処理が行なわれる。この合成信号のレベルがト
リップコイルを駆動するレベルになると遮断器がトリッ
プされるため、点検時には遮断器がトリップするのを強
制的に停止するトリップロック制御が採用されている。
このため自動点検時には電力系統を保護するための保護
機能を中断することが余儀なくされている。
【0006】本発明の目的は、制御対象に対する保護機
能を中断することなくアナログ信号入力系の異常の有無
を自動的に点検することができるディジタル形保護制御
装置を提供することにある。
能を中断することなくアナログ信号入力系の異常の有無
を自動的に点検することができるディジタル形保護制御
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、第1の装置として、制御対象の電力系統
から交流信号を入力する交流信号入力手段と、点検指令
に応答して点検信号を発生する点検信号発生手段と、交
流信号入力手段の入力による交流信号と点検信号発生手
段からの点検信号とを加算する加算手段と、加算手段の
出力信号の中から基本波成分を抽出するアナログフィル
タと、アナログフィルタの出力信号を指定のタイミング
で順次サンプリングすると共にサンプリングにより得ら
れた信号をホールドするサンプルホールド手段と、点検
信号発生手段からの点検信号をディジタル信号に変換す
る点検信号用アナログ−ディジタル変換手段と、サンプ
ルホールド手段の出力信号をディジタル信号に変換する
合成信号用アナログ−ディジタル変換手段と、点検信号
用アナログ−ディジタル変換手段の出力信号と合成信号
用アナログ−ディジタル変換手段の出力信号との偏差を
算出する偏差算出手段と、偏差算出手段の算出値と設定
値とを比較して比較結果に応じた制御信号を制御対象へ
出力する制御手段と、点検信号用アナログ−ディジタル
変換手段の出力信号と合成信号用アナログ−ディジタル
変換手段の出力信号を監視してアナログ信号系の異常の
有無を判定するアナログ信号系異常判定手段とを備えて
いるディジタル形保護制御装置を構成したものである。
に、本発明は、第1の装置として、制御対象の電力系統
から交流信号を入力する交流信号入力手段と、点検指令
に応答して点検信号を発生する点検信号発生手段と、交
流信号入力手段の入力による交流信号と点検信号発生手
段からの点検信号とを加算する加算手段と、加算手段の
出力信号の中から基本波成分を抽出するアナログフィル
タと、アナログフィルタの出力信号を指定のタイミング
で順次サンプリングすると共にサンプリングにより得ら
れた信号をホールドするサンプルホールド手段と、点検
信号発生手段からの点検信号をディジタル信号に変換す
る点検信号用アナログ−ディジタル変換手段と、サンプ
ルホールド手段の出力信号をディジタル信号に変換する
合成信号用アナログ−ディジタル変換手段と、点検信号
用アナログ−ディジタル変換手段の出力信号と合成信号
用アナログ−ディジタル変換手段の出力信号との偏差を
算出する偏差算出手段と、偏差算出手段の算出値と設定
値とを比較して比較結果に応じた制御信号を制御対象へ
出力する制御手段と、点検信号用アナログ−ディジタル
変換手段の出力信号と合成信号用アナログ−ディジタル
変換手段の出力信号を監視してアナログ信号系の異常の
有無を判定するアナログ信号系異常判定手段とを備えて
いるディジタル形保護制御装置を構成したものである。
【0008】第2の装置として、制御対象の電力系統か
ら交流信号を入力する交流信号入力手段と、点検指令に
応答して点検信号を発生する点検信号発生手段と、交流
信号入力手段の入力による交流信号と点検信号発生手段
からの点検信号とを加算する加算手段と、加算手段の出
力信号の中から基本波成分を抽出するアナログフィルタ
と、アナログフィルタの出力信号を指定のタイミングで
順次サンプリングすると共にサンプリングにより得られ
た信号をホールドするサンプルホールド手段と、点検信
号発生手段からの点検信号とサンプルホールド手段の出
力信号とを順次入力し各入力信号を順次ディジタル信号
に変換するアナログ−ディジタル変換手段と、アナログ
−ディジタル変換手段の出力信号のうち点検信号及び電
力系統の交流信号を含む信号から得られたディジタル信
号と点検信号のみから得られたディジタル信号との偏差
を算出する偏差算出手段と、偏差算出手段の算出値と設
定値とを比較して比較結果に応じた制御信号を制御対象
へ出力する制御手段と、アナログ−ディジタル変換手段
の出力信号を監視してアナログ信号系の異常の有無を判
定するアナログ信号系異常判定手段とを備えているディ
ジタル形保護制御装置を構成したものである。
ら交流信号を入力する交流信号入力手段と、点検指令に
応答して点検信号を発生する点検信号発生手段と、交流
信号入力手段の入力による交流信号と点検信号発生手段
からの点検信号とを加算する加算手段と、加算手段の出
力信号の中から基本波成分を抽出するアナログフィルタ
と、アナログフィルタの出力信号を指定のタイミングで
順次サンプリングすると共にサンプリングにより得られ
た信号をホールドするサンプルホールド手段と、点検信
号発生手段からの点検信号とサンプルホールド手段の出
力信号とを順次入力し各入力信号を順次ディジタル信号
に変換するアナログ−ディジタル変換手段と、アナログ
−ディジタル変換手段の出力信号のうち点検信号及び電
力系統の交流信号を含む信号から得られたディジタル信
号と点検信号のみから得られたディジタル信号との偏差
を算出する偏差算出手段と、偏差算出手段の算出値と設
定値とを比較して比較結果に応じた制御信号を制御対象
へ出力する制御手段と、アナログ−ディジタル変換手段
の出力信号を監視してアナログ信号系の異常の有無を判
定するアナログ信号系異常判定手段とを備えているディ
ジタル形保護制御装置を構成したものである。
【0009】第3の装置として、制御対象の電力系統か
ら交流信号を入力する交流信号入力手段と、点検指令に
応答して電力系統の交流信号と同一周波数の点検信号を
発生する点検信号発生手段と、交流信号入力手段の入力
による交流信号と点検信号発生手段からの点検信号とを
加算する加算手段と、加算手段の出力信号の中から基本
波成分を抽出する主アナログフィルタと、主アナログフ
ィルタの出力信号を指定のタイミングで順次サンプリン
グすると共にサンプリングにより得られた信号をホール
ドする主サンプルホールド手段と、点検信号発生手段か
らの点検信号を指定のタイミングで順次サンプリングす
ると共にサンプリングにより得られた信号をホールドす
る点検用サンプルホールド手段と、主サンプルホールド
手段の出力信号と点検用サンプルホールド手段の出力信
号とを順次入力し各入力信号を順次ディジタル信号に変
換するアナログ−ディジタル変換手段と、アナログ−デ
ィジタル変換手段の出力信号のうち点検信号のみから得
られたディジタル信号に対して主アナログフィルタと同
一特性のフィルタリング処理を施すディジタルフィルタ
と、アナログ−ディジタル変換手段の出力信号のうち点
検信号及び電力系統の交流信号を含む信号から得られた
ディジタル信号とディジタルフィルタの出力によるディ
ジタル信号との偏差を算出する偏差算出手段と、偏差算
出手段の算出値と設定値とを比較して比較結果に応じた
制御信号を制御対象へ出力する制御手段と、アナログ−
ディジタル変換手段の出力信号を監視してアナログ信号
系の異常の有無を判定するアナログ信号系異常判定手段
とを備えているディジタル形保護制御装置を構成したも
のである。
ら交流信号を入力する交流信号入力手段と、点検指令に
応答して電力系統の交流信号と同一周波数の点検信号を
発生する点検信号発生手段と、交流信号入力手段の入力
による交流信号と点検信号発生手段からの点検信号とを
加算する加算手段と、加算手段の出力信号の中から基本
波成分を抽出する主アナログフィルタと、主アナログフ
ィルタの出力信号を指定のタイミングで順次サンプリン
グすると共にサンプリングにより得られた信号をホール
ドする主サンプルホールド手段と、点検信号発生手段か
らの点検信号を指定のタイミングで順次サンプリングす
ると共にサンプリングにより得られた信号をホールドす
る点検用サンプルホールド手段と、主サンプルホールド
手段の出力信号と点検用サンプルホールド手段の出力信
号とを順次入力し各入力信号を順次ディジタル信号に変
換するアナログ−ディジタル変換手段と、アナログ−デ
ィジタル変換手段の出力信号のうち点検信号のみから得
られたディジタル信号に対して主アナログフィルタと同
一特性のフィルタリング処理を施すディジタルフィルタ
と、アナログ−ディジタル変換手段の出力信号のうち点
検信号及び電力系統の交流信号を含む信号から得られた
ディジタル信号とディジタルフィルタの出力によるディ
ジタル信号との偏差を算出する偏差算出手段と、偏差算
出手段の算出値と設定値とを比較して比較結果に応じた
制御信号を制御対象へ出力する制御手段と、アナログ−
ディジタル変換手段の出力信号を監視してアナログ信号
系の異常の有無を判定するアナログ信号系異常判定手段
とを備えているディジタル形保護制御装置を構成したも
のである。
【0010】第4の装置として、制御対象の電力系統か
ら交流信号を入力する交流信号入力手段と、点検指令に
応答して電力系統の交流信号と同一周波数の点検信号を
発生する点検信号発生手段と、交流信号入力手段の入力
による交流信号と点検信号発生手段からの点検信号とを
加算する加算手段と、加算手段の出力信号の中から基本
波成分を抽出する主アナログフィルタと、主アナログフ
ィルタの出力信号を指定のタイミングで順次サンプリン
グすると共にサンプリングにより得られた信号をホール
ドする主サンプルホールド手段と、点検信号発生手段か
らの点検信号の中から基本波成分を抽出する点検用アナ
ログフィルタと、点検用アナログフィルタの出力信号を
指定のタイミングで順次サンプリングすると共にサンプ
リングにより得られた信号をホールドする点検用サンプ
ルホールド手段と、主サンプルホールド手段の出力信号
と点検用サンプルホールド手段の出力信号とを順次入力
し各入力信号を順次ディジタル信号に変換するアナログ
−ディジタル変換手段と、アナログ−ディジタル変換手
段の出力信号のうち点検信号及び電力系統の交流信号を
含む信号から得られたディジタル信号と点検信号のみか
ら得られたディジタル信号との偏差を算出する偏差算出
手段と、偏差算出手段の算出値と設定値とを比較して比
較結果に応じた制御信号を制御対象へ出力する制御手段
と、アナログ−ディジタル変換手段の出力信号を監視し
てアナログ信号系の異常の有無を判定するアナログ信号
系異常判定手段とを備えているディジタル形保護制御装
置を構成したものである。
ら交流信号を入力する交流信号入力手段と、点検指令に
応答して電力系統の交流信号と同一周波数の点検信号を
発生する点検信号発生手段と、交流信号入力手段の入力
による交流信号と点検信号発生手段からの点検信号とを
加算する加算手段と、加算手段の出力信号の中から基本
波成分を抽出する主アナログフィルタと、主アナログフ
ィルタの出力信号を指定のタイミングで順次サンプリン
グすると共にサンプリングにより得られた信号をホール
ドする主サンプルホールド手段と、点検信号発生手段か
らの点検信号の中から基本波成分を抽出する点検用アナ
ログフィルタと、点検用アナログフィルタの出力信号を
指定のタイミングで順次サンプリングすると共にサンプ
リングにより得られた信号をホールドする点検用サンプ
ルホールド手段と、主サンプルホールド手段の出力信号
と点検用サンプルホールド手段の出力信号とを順次入力
し各入力信号を順次ディジタル信号に変換するアナログ
−ディジタル変換手段と、アナログ−ディジタル変換手
段の出力信号のうち点検信号及び電力系統の交流信号を
含む信号から得られたディジタル信号と点検信号のみか
ら得られたディジタル信号との偏差を算出する偏差算出
手段と、偏差算出手段の算出値と設定値とを比較して比
較結果に応じた制御信号を制御対象へ出力する制御手段
と、アナログ−ディジタル変換手段の出力信号を監視し
てアナログ信号系の異常の有無を判定するアナログ信号
系異常判定手段とを備えているディジタル形保護制御装
置を構成したものである。
【0011】第5の装置として、制御対象の電力系統か
ら交流信号を入力する複数の交流信号入力手段と、点検
指令に応答して電力系統の交流信号と同一周波数の点検
信号を発生する点検信号発生手段と、各交流信号入力手
段の入力による交流信号と点検信号発生手段からの点検
信号とをそれぞれ加算する複数の加算手段と、各加算手
段の出力信号の中から基本波成分を抽出する複数の主ア
ナログフィルタと、各主アナログフィルタの出力信号を
指定のタイミングで順次サンプリングすると共にサンプ
リングにより得られた信号をホールドする複数の主サン
プルホールド手段と、点検信号発生手段からの点検信号
を指定のタイミングで順次サンプリングすると共にサン
プリングにより得られた信号をホールドする点検用サン
プルホールド手段と、主サンプルホールド手段の出力信
号と点検用サンプルホールド手段の出力信号とを順次入
力し各入力信号を順次ディジタル信号に変換するアナロ
グ−ディジタル変換手段と、アナログ−ディジタル変換
手段の出力信号のうち点検信号のみから得られたディジ
タル信号に対して主アナログフィルタと同一特性のフィ
ルタリング処理を施すディジタルフィルタと、アナログ
−ディジタル変換手段の出力信号のうち点検信号及び電
力系統の交流信号を含む信号から系統毎に得られた複数
のディジタル信号とディジタルフィルタの出力によるデ
ィジタル信号との偏差を系統毎に算出する偏差算出手段
と、偏差算出手段の各算出値と設定値とを比較して比較
結果に応じた制御信号を制御対象へ出力する制御手段
と、アナログ−ディジタル変換手段の出力信号を監視し
てアナログ信号系の異常の有無を判定するアナログ信号
系異常判定手段とを備えているディジタル形保護制御装
置を構成したものである。
ら交流信号を入力する複数の交流信号入力手段と、点検
指令に応答して電力系統の交流信号と同一周波数の点検
信号を発生する点検信号発生手段と、各交流信号入力手
段の入力による交流信号と点検信号発生手段からの点検
信号とをそれぞれ加算する複数の加算手段と、各加算手
段の出力信号の中から基本波成分を抽出する複数の主ア
ナログフィルタと、各主アナログフィルタの出力信号を
指定のタイミングで順次サンプリングすると共にサンプ
リングにより得られた信号をホールドする複数の主サン
プルホールド手段と、点検信号発生手段からの点検信号
を指定のタイミングで順次サンプリングすると共にサン
プリングにより得られた信号をホールドする点検用サン
プルホールド手段と、主サンプルホールド手段の出力信
号と点検用サンプルホールド手段の出力信号とを順次入
力し各入力信号を順次ディジタル信号に変換するアナロ
グ−ディジタル変換手段と、アナログ−ディジタル変換
手段の出力信号のうち点検信号のみから得られたディジ
タル信号に対して主アナログフィルタと同一特性のフィ
ルタリング処理を施すディジタルフィルタと、アナログ
−ディジタル変換手段の出力信号のうち点検信号及び電
力系統の交流信号を含む信号から系統毎に得られた複数
のディジタル信号とディジタルフィルタの出力によるデ
ィジタル信号との偏差を系統毎に算出する偏差算出手段
と、偏差算出手段の各算出値と設定値とを比較して比較
結果に応じた制御信号を制御対象へ出力する制御手段
と、アナログ−ディジタル変換手段の出力信号を監視し
てアナログ信号系の異常の有無を判定するアナログ信号
系異常判定手段とを備えているディジタル形保護制御装
置を構成したものである。
【0012】第1乃至第5の装置のうちいずれか一つの
装置を含む第6の装置として、点検信号のみから得られ
たディジタル信号を監視して点検信号系の異常の有無を
判定する点検信号系異常判定手段を備えているディジタ
ル形保護制御装置を構成したものである。
装置を含む第6の装置として、点検信号のみから得られ
たディジタル信号を監視して点検信号系の異常の有無を
判定する点検信号系異常判定手段を備えているディジタ
ル形保護制御装置を構成したものである。
【0013】第1乃至第5の装置のうちいずれか一つの
装置を含む第7の装置として、点検信号のみから得られ
たディジタル信号を監視して点検信号系の異常の有無を
判定する点検信号系異常判定手段と、制御手段から制御
対象へ出力される制御信号を点検信号系異常判定手段の
判定結果を考慮して補正する制御信号補正手段とを備え
ているディジタル形保護制御装置を構成したものであ
る。
装置を含む第7の装置として、点検信号のみから得られ
たディジタル信号を監視して点検信号系の異常の有無を
判定する点検信号系異常判定手段と、制御手段から制御
対象へ出力される制御信号を点検信号系異常判定手段の
判定結果を考慮して補正する制御信号補正手段とを備え
ているディジタル形保護制御装置を構成したものであ
る。
【0014】
【作用】前記した手段によれば、点検指令が発生すると
点検信号がアナログ信号入力系に入力される。この点検
信号は、電力系統から得られた交流信号と合成され、合
成された信号がアナログフィルタを介してサンプリング
され、サンプリングされた信号が順次ディジタル信号に
変換される。このとき点検信号も指定のタイミングで順
次サンプリングされてディジタル信号に変換される。そ
して交流信号と点検信号とを含む信号から得られたディ
ジタル信号と点検信号のみから得られたディジタル信号
との偏差が求められる。この偏差は電力系統の交流信号
の値そのものを示すため、電力系統の異常時以外には偏
差の値が設定値を超えることはなく、制御対象に対する
保護機能を中断されることなくアナログ信号入力系の異
常判定を行なうことができる。すなわち、A/D変換に
よって得られたディジタル信号を監視することによって
アナログ信号入力系の異常の有無を判定することができ
る。
点検信号がアナログ信号入力系に入力される。この点検
信号は、電力系統から得られた交流信号と合成され、合
成された信号がアナログフィルタを介してサンプリング
され、サンプリングされた信号が順次ディジタル信号に
変換される。このとき点検信号も指定のタイミングで順
次サンプリングされてディジタル信号に変換される。そ
して交流信号と点検信号とを含む信号から得られたディ
ジタル信号と点検信号のみから得られたディジタル信号
との偏差が求められる。この偏差は電力系統の交流信号
の値そのものを示すため、電力系統の異常時以外には偏
差の値が設定値を超えることはなく、制御対象に対する
保護機能を中断されることなくアナログ信号入力系の異
常判定を行なうことができる。すなわち、A/D変換に
よって得られたディジタル信号を監視することによって
アナログ信号入力系の異常の有無を判定することができ
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【0016】図1において、ディジタル形保護制御装置
は、補助変成器T1〜Tn、加算回路A1〜An、アナ
ログフィルタF1〜Fn、サンプルホールド回路SH0
〜SHn、マルチプレクサ10、A/D変換器12、演
算処理部14、点検入力コントロール回路16、点検入
力用電源回路18、スイッチ20を備えて構成されてい
る。
は、補助変成器T1〜Tn、加算回路A1〜An、アナ
ログフィルタF1〜Fn、サンプルホールド回路SH0
〜SHn、マルチプレクサ10、A/D変換器12、演
算処理部14、点検入力コントロール回路16、点検入
力用電源回路18、スイッチ20を備えて構成されてい
る。
【0017】各補助編成器T1〜Tnは、制御対象の電
力系統に接続されており、電力系統からの交流信号を入
力し、入力した交流電圧を降圧して加算回路A1〜An
へ出力する交流信号入力手段として構成されている。加
算回路A1〜Anは、補助変成器T1〜Tnからの交流
信号を入力すると共に点検入力用電源回路18から点検
信号を入力し、電力系統からの交流信号と点検信号とを
加算し、加算した信号をアナログフィルタF1〜Fnへ
出力する加算手段として構成されている。アナログフィ
ルタF1〜Fnは加算回路A1〜Anの出力信号の中か
ら基本波成分、例えば50Hzの信号を抽出し、抽出し
た信号をサンプルホールド回路SH1〜SHnへ出力す
る主アナログフィルタとして構成されている。サンプル
ホールド回路SH1〜SHnはアナログフィルタF1〜
Fnの出力信号を指定のタイミングで順次サンプリング
すると共にサンプリングにより得られた信号をホールド
し、ホールドした信号をマルチプレクサ回路10へ出力
する主サンプルホールド手段として構成されている。サ
ンプルホールド回路SH0は点検入力用電源回路18か
らスイッチ20を介して点検信号を取り込み、この点検
信号を指定のタイミングで順次サンプリングすると共
に、サンプリングにより得られた信号をホールドする点
検用サンプルホールド手段として構成されている。マル
チプレクサ回路10は各サンプルホールド回路SH0〜
SHnからの信号を順次取り込み、入力した信号をA/
D変換器12へ出力するようになっている。A/D変換
器12はマルチプレクサ回路10からの信号を順次ディ
ジタル信号に変換し、変換したディジタル信号を演算処
理部14へ出力するようになっている。すなわちマルチ
プレクサ回路10とA/D変換器12はアナログ/ディ
ジタル変換手段として構成されている。
力系統に接続されており、電力系統からの交流信号を入
力し、入力した交流電圧を降圧して加算回路A1〜An
へ出力する交流信号入力手段として構成されている。加
算回路A1〜Anは、補助変成器T1〜Tnからの交流
信号を入力すると共に点検入力用電源回路18から点検
信号を入力し、電力系統からの交流信号と点検信号とを
加算し、加算した信号をアナログフィルタF1〜Fnへ
出力する加算手段として構成されている。アナログフィ
ルタF1〜Fnは加算回路A1〜Anの出力信号の中か
ら基本波成分、例えば50Hzの信号を抽出し、抽出し
た信号をサンプルホールド回路SH1〜SHnへ出力す
る主アナログフィルタとして構成されている。サンプル
ホールド回路SH1〜SHnはアナログフィルタF1〜
Fnの出力信号を指定のタイミングで順次サンプリング
すると共にサンプリングにより得られた信号をホールド
し、ホールドした信号をマルチプレクサ回路10へ出力
する主サンプルホールド手段として構成されている。サ
ンプルホールド回路SH0は点検入力用電源回路18か
らスイッチ20を介して点検信号を取り込み、この点検
信号を指定のタイミングで順次サンプリングすると共
に、サンプリングにより得られた信号をホールドする点
検用サンプルホールド手段として構成されている。マル
チプレクサ回路10は各サンプルホールド回路SH0〜
SHnからの信号を順次取り込み、入力した信号をA/
D変換器12へ出力するようになっている。A/D変換
器12はマルチプレクサ回路10からの信号を順次ディ
ジタル信号に変換し、変換したディジタル信号を演算処
理部14へ出力するようになっている。すなわちマルチ
プレクサ回路10とA/D変換器12はアナログ/ディ
ジタル変換手段として構成されている。
【0018】演算処理部14は、例えばCPU、メモリ
などを備えたマイクロコンピュータで構成されており、
入出力インターフェース回路を介してキーボード、CR
T、トリップコイル駆動回路などに接続されている。こ
の演算処理部14は、A/D変換器12から得られたデ
ィジタル信号に従った演算処理を実行し、この演算値を
基に、アナログ信号入力系の異常の有無を常時監視する
監視機能、点検指令に従ってアナログ信号入力系の異常
の有無を点検する自動点検機能を備えている。更に、演
算値に従った判定結果をCRTの画面上に画像表示する
と共に、トリップコイルを駆動するための制御信号をト
リップコイル駆動回路へ出力するようになっている。更
にキーボードの操作により自動点検が指令されたときに
は、点検入力コントロール回路16へ点検指令を出力す
るようになっている。点検入力コントロール回路16に
点検指令が入力されると、スイッチ20の接点が閉じ、
点検入力用電源回路18から50Hzの点検信号が加算
回路A1〜Anに入力されると共にサンプルホールド回
路SH0に入力される。
などを備えたマイクロコンピュータで構成されており、
入出力インターフェース回路を介してキーボード、CR
T、トリップコイル駆動回路などに接続されている。こ
の演算処理部14は、A/D変換器12から得られたデ
ィジタル信号に従った演算処理を実行し、この演算値を
基に、アナログ信号入力系の異常の有無を常時監視する
監視機能、点検指令に従ってアナログ信号入力系の異常
の有無を点検する自動点検機能を備えている。更に、演
算値に従った判定結果をCRTの画面上に画像表示する
と共に、トリップコイルを駆動するための制御信号をト
リップコイル駆動回路へ出力するようになっている。更
にキーボードの操作により自動点検が指令されたときに
は、点検入力コントロール回路16へ点検指令を出力す
るようになっている。点検入力コントロール回路16に
点検指令が入力されると、スイッチ20の接点が閉じ、
点検入力用電源回路18から50Hzの点検信号が加算
回路A1〜Anに入力されると共にサンプルホールド回
路SH0に入力される。
【0019】次に、本実施例の作用を図2のフローチャ
ートに基づいて説明する。
ートに基づいて説明する。
【0020】なお、アナログ信号入力系のチャンネルB
〜NのうちチャンネルBが接続された電力系統に潮流I
Lが流れていることとして説明する。
〜NのうちチャンネルBが接続された電力系統に潮流I
Lが流れていることとして説明する。
【0021】まず、演算処理部14が起動されると、点
検起動の有無の判定が行なわれる(ステップ200)。
すなわち、タイマによる自動起動が開始されたか、ある
いはキーボードの操作に伴なう手動起動が開始された否
かの判定が行なわれる。そして点検起動が開始されない
ときには点検入力の復帰処理を実行し(ステップ10
2)、点検起動が開始されたときには点検準備処理を実
行する(ステップ104)。このステップ104では、
装置に故障が発生していないか否かのチエックを行なう
と共に、フェルセーフリレーが系統故障を検出していな
いか否かのチエックを行ない、点検条件の確立が確認さ
れたときには、演算処理部14から点検入力コントロー
ル回路16へ点検指令が出力される(ステップ10
6)。点検入力コントロール回路16に点検指令が入力
されると、点検入力コントロール回路16からの信号に
従ってスイッチ20の接点が閉じ、点検入力用電源回路
18から加算回路A1〜Anとサンプルホールド回路S
H0に50Hzの点検信号が入力される。
検起動の有無の判定が行なわれる(ステップ200)。
すなわち、タイマによる自動起動が開始されたか、ある
いはキーボードの操作に伴なう手動起動が開始された否
かの判定が行なわれる。そして点検起動が開始されない
ときには点検入力の復帰処理を実行し(ステップ10
2)、点検起動が開始されたときには点検準備処理を実
行する(ステップ104)。このステップ104では、
装置に故障が発生していないか否かのチエックを行なう
と共に、フェルセーフリレーが系統故障を検出していな
いか否かのチエックを行ない、点検条件の確立が確認さ
れたときには、演算処理部14から点検入力コントロー
ル回路16へ点検指令が出力される(ステップ10
6)。点検入力コントロール回路16に点検指令が入力
されると、点検入力コントロール回路16からの信号に
従ってスイッチ20の接点が閉じ、点検入力用電源回路
18から加算回路A1〜Anとサンプルホールド回路S
H0に50Hzの点検信号が入力される。
【0022】点検信号ITがサンプルホールド回路SH
0、マルチプレクサ10を介してA/D変換器12に入
力されると、点検信号ITが順次ディジタル信号に変換
される。このディジタル信号は、演算処理部14におい
てアナログフィルタF1〜Fnと同一特性のディジタル
フィルタによってフィルタリング処理が施こされる。そ
してチャンネルAから得られた電流I(A)はITFと
なる。(ステップ108)。
0、マルチプレクサ10を介してA/D変換器12に入
力されると、点検信号ITが順次ディジタル信号に変換
される。このディジタル信号は、演算処理部14におい
てアナログフィルタF1〜Fnと同一特性のディジタル
フィルタによってフィルタリング処理が施こされる。そ
してチャンネルAから得られた電流I(A)はITFと
なる。(ステップ108)。
【0023】一方、チャンネルPの加算回路A1には、
電力系統からの潮流ILが補助変成器T1を介して入力
されると共に点検信号ITが入力される。そしてこれら
の信号が加算回路A1で合成されると、合成された信号
がアナログフィルタF1、サンプルホールド回路S1、
マルチプレクサ10を介してA/D変換器12に入力さ
れる。潮流と点検信号を含む合成信号がディジタル信号
に変換されると、チャンネルBから得られた電流I
(B)はILF+ITFとなる(ステップ110)。
電力系統からの潮流ILが補助変成器T1を介して入力
されると共に点検信号ITが入力される。そしてこれら
の信号が加算回路A1で合成されると、合成された信号
がアナログフィルタF1、サンプルホールド回路S1、
マルチプレクサ10を介してA/D変換器12に入力さ
れる。潮流と点検信号を含む合成信号がディジタル信号
に変換されると、チャンネルBから得られた電流I
(B)はILF+ITFとなる(ステップ110)。
【0024】次に、点検信号のみから得られた電流I
(A)と点検信号と潮流を含む合成信号から得られた電
流I(B)との偏差を算出する(ステップ112)。こ
の偏差ILFはフィルタ通過後の潮流ILのそのものの
値を示すことになる。潮流ILFを算出したあとは、点
検中か否かの判定を行ない(ステップ114)、点検中
でないときにはステップ122の処理に移行し、点検中
のときにはステップ116の処理に移行する。そして点
検中のときには、算出された電流I(A)、I(B)の
データを基にアナログ信号入力系のチャンネルA,Bに
関する自動点検処理を実行する(ステップ116)。す
なわち、自動点検が開始されたあと、電流I(A),I
(B)の値が点検開始前よりも大きい値を示すときには
チャンネルA,Bのアナログ信号系が正常であると判定
することができ、また電流I(A),I(B)の値が自
動点検開始前と同じ値を示すときにはチャンネルA,B
のアナログ信号入力系に異常があるとして判定すること
ができる。そしてこの点検処理の実行を基に、装置が正
常か否かの判定を行ない(ステップ118)、装置の異
常が確認されたときには、装置の異常を示す信号をCR
Tに出力したり、あるいはリレー出力をロックしたりす
るための処理を実行する(ステップ120)。
(A)と点検信号と潮流を含む合成信号から得られた電
流I(B)との偏差を算出する(ステップ112)。こ
の偏差ILFはフィルタ通過後の潮流ILのそのものの
値を示すことになる。潮流ILFを算出したあとは、点
検中か否かの判定を行ない(ステップ114)、点検中
でないときにはステップ122の処理に移行し、点検中
のときにはステップ116の処理に移行する。そして点
検中のときには、算出された電流I(A)、I(B)の
データを基にアナログ信号入力系のチャンネルA,Bに
関する自動点検処理を実行する(ステップ116)。す
なわち、自動点検が開始されたあと、電流I(A),I
(B)の値が点検開始前よりも大きい値を示すときには
チャンネルA,Bのアナログ信号系が正常であると判定
することができ、また電流I(A),I(B)の値が自
動点検開始前と同じ値を示すときにはチャンネルA,B
のアナログ信号入力系に異常があるとして判定すること
ができる。そしてこの点検処理の実行を基に、装置が正
常か否かの判定を行ない(ステップ118)、装置の異
常が確認されたときには、装置の異常を示す信号をCR
Tに出力したり、あるいはリレー出力をロックしたりす
るための処理を実行する(ステップ120)。
【0025】一方、装置が正常のときには、ステップ1
12で得られた潮流ILFのデータを基にリレー演算処
理を実行する(ステップ122)。すなわち潮流ILF
が設定値を超えたか否かの演算処理を実行し、潮流IL
Fが設定値を超えたときにはトリップコイル駆動回路へ
トリップコイルを励磁するための制御信号を出力する処
理を行なう。潮流ILFが設定値に達しないときには電
力系統が正常であるとして再びステップ100の処理に
戻り、前述した処理を再び実行し、このルーチンでの処
理を終了する。
12で得られた潮流ILFのデータを基にリレー演算処
理を実行する(ステップ122)。すなわち潮流ILF
が設定値を超えたか否かの演算処理を実行し、潮流IL
Fが設定値を超えたときにはトリップコイル駆動回路へ
トリップコイルを励磁するための制御信号を出力する処
理を行なう。潮流ILFが設定値に達しないときには電
力系統が正常であるとして再びステップ100の処理に
戻り、前述した処理を再び実行し、このルーチンでの処
理を終了する。
【0026】このように、本実施例によれば、自動点検
時には、チャンネルAには点検信号のみを入力し、チャ
ンネルBには点検信号と潮流を入力し、チャンネルA,
Bに入力された信号をそれぞれディジタル信号に変換
し、チャンネルAとチャンネルBとの偏差から潮流IL
Fそのものを算出すると共に、各チャンネルから得られ
た電流I(A),I(B)に従ってチャンネルA,Bの
自動点検を行なうようにしたため、トリップロックを行
なうことなくチャンネルA,Bの自動点検を行なうこと
ができる。
時には、チャンネルAには点検信号のみを入力し、チャ
ンネルBには点検信号と潮流を入力し、チャンネルA,
Bに入力された信号をそれぞれディジタル信号に変換
し、チャンネルAとチャンネルBとの偏差から潮流IL
Fそのものを算出すると共に、各チャンネルから得られ
た電流I(A),I(B)に従ってチャンネルA,Bの
自動点検を行なうようにしたため、トリップロックを行
なうことなくチャンネルA,Bの自動点検を行なうこと
ができる。
【0027】また図3に示されるように、チャンネルA
にアナログフィルタF0を設ければ、チャンネルAから
得られたディジタル信号に対して、ディジタルフィルタ
を用いたフィルタリング処理を行なわなくても点検信号
ITをITFとして求めることができる。
にアナログフィルタF0を設ければ、チャンネルAから
得られたディジタル信号に対して、ディジタルフィルタ
を用いたフィルタリング処理を行なわなくても点検信号
ITをITFとして求めることができる。
【0028】また前記実施例においては、点検信号とし
て50Hzの交流信号を用いたものについて述べたが、
点検信号としては直流信号を用いることも可能である。
て50Hzの交流信号を用いたものについて述べたが、
点検信号としては直流信号を用いることも可能である。
【0029】また前記実施例において、チャンネルB〜
チャンネルNをそれぞれ二重系にし、各系から得られた
信号を互いに比較し、比較結果を基に点検処理を実行す
れば、より正確にアナログ信号入力系の異常判定を行な
うことができる。
チャンネルNをそれぞれ二重系にし、各系から得られた
信号を互いに比較し、比較結果を基に点検処理を実行す
れば、より正確にアナログ信号入力系の異常判定を行な
うことができる。
【0030】また前記実施例において、潮流ILFを基
にトリップコイル駆動回路へ制御信号を出力するに際し
て、チャンネルA、チャンネルBの点検結果を考慮して
制御信号を補正することができる。このような補正処理
を実行すれば、自動点検に伴なって潮流ILFが異常値
を示してトリップコイルを誤まって励磁したりするのを
防止することができる。
にトリップコイル駆動回路へ制御信号を出力するに際し
て、チャンネルA、チャンネルBの点検結果を考慮して
制御信号を補正することができる。このような補正処理
を実行すれば、自動点検に伴なって潮流ILFが異常値
を示してトリップコイルを誤まって励磁したりするのを
防止することができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
点検信号から得られたディジタル信号と電力系統から得
られた交流信号と点検信号を含む合成信号から得られた
ディジタル信号との偏差を求め、制御対象の電力系統か
ら得られた交流信号の値そのものを求め、かつ点検信号
の入力に伴なうアナログ信号入力系の信号の変化の状態
からアナログ信号入力系の異常の有無を判定するように
したため、制御対象に対する保護機能を中断させること
なくアナログ信号入力系の異常の有無を自動的に判定す
ることができる。
点検信号から得られたディジタル信号と電力系統から得
られた交流信号と点検信号を含む合成信号から得られた
ディジタル信号との偏差を求め、制御対象の電力系統か
ら得られた交流信号の値そのものを求め、かつ点検信号
の入力に伴なうアナログ信号入力系の信号の変化の状態
からアナログ信号入力系の異常の有無を判定するように
したため、制御対象に対する保護機能を中断させること
なくアナログ信号入力系の異常の有無を自動的に判定す
ることができる。
【図1】本発明の一実施例を示すディジタル形保護制御
装置のブロック構成図である。
装置のブロック構成図である。
【図2】図1に示す装置の作用を説明するためのフロー
チャートである。
チャートである。
【図3】本発明の他の実施例を示すディジタル形保護制
御装置のブロック構成図である。
御装置のブロック構成図である。
T1〜Tn 補助変成器 A1〜An 加算回路 F0〜Fn アナログフィルタ SH0〜SHn サンプルホールド回路 10 マルチプレクサ回路 12 A/D変換器 14 演算処理部 16 点検入力コントロール回路 18 点検入力用電源回路 20 スイッチ
Claims (7)
- 【請求項1】 制御対象の電力系統から交流信号を入力
する交流信号入力手段と、点検指令に応答して点検信号
を発生する点検信号発生手段と、交流信号入力手段の入
力による交流信号と点検信号発生手段からの点検信号と
を加算する加算手段と、加算手段の出力信号の中から基
本波成分を抽出するアナログフィルタと、アナログフィ
ルタの出力信号を指定のタイミングで順次サンプリング
すると共にサンプリングにより得られた信号をホールド
するサンプルホールド手段と、点検信号発生手段からの
点検信号をディジタル信号に変換する点検信号用アナロ
グ−ディジタル変換手段と、サンプルホールド手段の出
力信号をディジタル信号に変換する合成信号用アナログ
−ディジタル変換手段と、点検信号用アナログ−ディジ
タル変換手段の出力信号と合成信号用アナログ−ディジ
タル変換手段の出力信号との偏差を算出する偏差算出手
段と、偏差算出手段の算出値と設定値とを比較して比較
結果に応じた制御信号を制御対象へ出力する制御手段
と、点検信号用アナログ−ディジタル変換手段の出力信
号と合成信号用アナログ−ディジタル変換手段の出力信
号を監視してアナログ信号系の異常の有無を判定するア
ナログ信号系異常判定手段とを備えているディジタル形
保護制御装置。 - 【請求項2】 制御対象の電力系統から交流信号を入力
する交流信号入力手段と、点検指令に応答して点検信号
を発生する点検信号発生手段と、交流信号入力手段の入
力による交流信号と点検信号発生手段からの点検信号と
を加算する加算手段と、加算手段の出力信号の中から基
本波成分を抽出するアナログフィルタと、アナログフィ
ルタの出力信号を指定のタイミングで順次サンプリング
すると共にサンプリングにより得られた信号をホールド
するサンプルホールド手段と、点検信号発生手段からの
点検信号とサンプルホールド手段の出力信号とを順次入
力し各入力信号を順次ディジタル信号に変換するアナロ
グ−ディジタル変換手段と、アナログ−ディジタル変換
手段の出力信号のうち点検信号及び電力系統の交流信号
を含む信号から得られたディジタル信号と点検信号のみ
から得られたディジタル信号との偏差を算出する偏差算
出手段と、偏差算出手段の算出値と設定値とを比較して
比較結果に応じた制御信号を制御対象へ出力する制御手
段と、アナログ−ディジタル変換手段の出力信号を監視
してアナログ信号系の異常の有無を判定するアナログ信
号系異常判定手段とを備えているディジタル形保護制御
装置。 - 【請求項3】 制御対象の電力系統から交流信号を入力
する交流信号入力手段と、点検指令に応答して電力系統
の交流信号と同一周波数の点検信号を発生する点検信号
発生手段と、交流信号入力手段の入力による交流信号と
点検信号発生手段からの点検信号とを加算する加算手段
と、加算手段の出力信号の中から基本波成分を抽出する
主アナログフィルタと、主アナログフィルタの出力信号
を指定のタイミングで順次サンプリングすると共にサン
プリングにより得られた信号をホールドする主サンプル
ホールド手段と、点検信号発生手段からの点検信号を指
定のタイミングで順次サンプリングすると共にサンプリ
ングにより得られた信号をホールドする点検用サンプル
ホールド手段と、主サンプルホールド手段の出力信号と
点検用サンプルホールド手段の出力信号とを順次入力し
各入力信号を順次ディジタル信号に変換するアナログ−
ディジタル変換手段と、アナログ−ディジタル変換手段
の出力信号のうち点検信号のみから得られたディジタル
信号に対して主アナログフィルタと同一特性のフィルタ
リング処理を施すディジタルフィルタと、アナログ−デ
ィジタル変換手段の出力信号のうち点検信号及び電力系
統の交流信号を含む信号から得られたディジタル信号と
ディジタルフィルタの出力によるディジタル信号との偏
差を算出する偏差算出手段と、偏差算出手段の算出値と
設定値とを比較して比較結果に応じた制御信号を制御対
象へ出力する制御手段と、アナログ−ディジタル変換手
段の出力信号を監視してアナログ信号系の異常の有無を
判定するアナログ信号系異常判定手段とを備えているデ
ィジタル形保護制御装置。 - 【請求項4】 制御対象の電力系統から交流信号を入力
する交流信号入力手段と、点検指令に応答して電力系統
の交流信号と同一周波数の点検信号を発生する点検信号
発生手段と、交流信号入力手段の入力による交流信号と
点検信号発生手段からの点検信号とを加算する加算手段
と、加算手段の出力信号の中から基本波成分を抽出する
主アナログフィルタと、主アナログフィルタの出力信号
を指定のタイミングで順次サンプリングすると共にサン
プリングにより得られた信号をホールドする主サンプル
ホールド手段と、点検信号発生手段からの点検信号の中
から基本波成分を抽出する点検用アナログフィルタと、
点検用アナログフィルタの出力信号を指定のタイミング
で順次サンプリングすると共にサンプリングにより得ら
れた信号をホールドする点検用サンプルホールド手段
と、主サンプルホールド手段の出力信号と点検用サンプ
ルホールド手段の出力信号とを順次入力し各入力信号を
順次ディジタル信号に変換するアナログ−ディジタル変
換手段と、アナログ−ディジタル変換手段の出力信号の
うち点検信号及び電力系統の交流信号を含む信号から得
られたディジタル信号と点検信号のみから得られたディ
ジタル信号との偏差を算出する偏差算出手段と、偏差算
出手段の算出値と設定値とを比較して比較結果に応じた
制御信号を制御対象へ出力する制御手段と、アナログ−
ディジタル変換手段の出力信号を監視してアナログ信号
系の異常の有無を判定するアナログ信号系異常判定手段
とを備えているディジタル形保護制御装置。 - 【請求項5】 制御対象の電力系統から交流信号を入力
する複数の交流信号入力手段と、点検指令に応答して電
力系統の交流信号と同一周波数の点検信号を発生する点
検信号発生手段と、各交流信号入力手段の入力による交
流信号と点検信号発生手段からの点検信号とをそれぞれ
加算する複数の加算手段と、各加算手段の出力信号の中
から基本波成分を抽出する複数の主アナログフィルタ
と、各主アナログフィルタの出力信号を指定のタイミン
グで順次サンプリングすると共にサンプリングにより得
られた信号をホールドする複数の主サンプルホールド手
段と、点検信号発生手段からの点検信号を指定のタイミ
ングで順次サンプリングすると共にサンプリングにより
得られた信号をホールドする点検用サンプルホールド手
段と、主サンプルホールド手段の出力信号と点検用サン
プルホールド手段の出力信号とを順次入力し各入力信号
を順次ディジタル信号に変換するアナログ−ディジタル
変換手段と、アナログ−ディジタル変換手段の出力信号
のうち点検信号のみから得られたディジタル信号に対し
て主アナログフィルタと同一特性のフィルタリング処理
を施すディジタルフィルタと、アナログ−ディジタル変
換手段の出力信号のうち点検信号及び電力系統の交流信
号を含む信号から系統毎に得られた複数のディジタル信
号とディジタルフィルタの出力によるディジタル信号と
の偏差を系統毎に算出する偏差算出手段と、偏差算出手
段の各算出値と設定値とを比較して比較結果に応じた制
御信号を制御対象へ出力する制御手段と、アナログ−デ
ィジタル変換手段の出力信号を監視してアナログ信号系
の異常の有無を判定するアナログ信号系異常判定手段と
を備えているディジタル形保護制御装置。 - 【請求項6】 点検信号のみから得られたディジタル信
号を監視して点検信号系の異常の有無を判定する点検信
号系異常判定手段を備えている請求項1、2、3、4ま
たは5記載のディジタル形保護制御装置。 - 【請求項7】 点検信号のみから得られたディジタル信
号を監視して点検信号系の異常の有無を判定する点検信
号系異常判定手段と、制御手段から制御対象へ出力され
る制御信号を点検信号系異常判定手段の判定結果を考慮
して補正する制御信号補正手段とを備えている請求項
1、2、3、4または5記載のディジタル形保護制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24921992A JP3263763B2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | ディジタル形保護制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24921992A JP3263763B2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | ディジタル形保護制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06105445A true JPH06105445A (ja) | 1994-04-15 |
| JP3263763B2 JP3263763B2 (ja) | 2002-03-11 |
Family
ID=17189694
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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