JPH06106004B2 - 送電線作業用宙乗機 - Google Patents
送電線作業用宙乗機Info
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- JPH06106004B2 JPH06106004B2 JP5976689A JP5976689A JPH06106004B2 JP H06106004 B2 JPH06106004 B2 JP H06106004B2 JP 5976689 A JP5976689 A JP 5976689A JP 5976689 A JP5976689 A JP 5976689A JP H06106004 B2 JPH06106004 B2 JP H06106004B2
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Landscapes
- Electric Cable Installation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高圧送電線の保持点検作業に際して、作業員
が送電線に沿って、走行移動するための送電線作業用宙
乗機の改良に関するものである。
が送電線に沿って、走行移動するための送電線作業用宙
乗機の改良に関するものである。
従来におけるこの種の宙乗機としては、第10図に示すよ
うに、送電線1と平行に配置される連杆2の両端に夫々
送電線1上を跨座する一個のローラ4をもった吊金具3
を設け、夫々の吊金具3に吊杆6を介して作業員の搭載
用吊座5を吊下げると共に、前記吊金具3におけるロー
ラ4の近傍下側にブレーキ操作レバー7の作動によりリ
ンク8を介して送電線1の下側周面を圧着するブレーキ
シュウ9を備えたものが知られている(実開昭51−1589
84号)。
うに、送電線1と平行に配置される連杆2の両端に夫々
送電線1上を跨座する一個のローラ4をもった吊金具3
を設け、夫々の吊金具3に吊杆6を介して作業員の搭載
用吊座5を吊下げると共に、前記吊金具3におけるロー
ラ4の近傍下側にブレーキ操作レバー7の作動によりリ
ンク8を介して送電線1の下側周面を圧着するブレーキ
シュウ9を備えたものが知られている(実開昭51−1589
84号)。
前記の宙乗機では、作業員が吊座上に腰掛けた状態で送
電線を手繰りながらローラにより移動し、作業位置では
ブレーキ操作レバーに連結された足踏み用ロープ10を踏
んで操作レバーを回動することで、ブレーキシュウ9を
送電線1に下側から押付けて機体を固定しながら補修作
業を行う。
電線を手繰りながらローラにより移動し、作業位置では
ブレーキ操作レバーに連結された足踏み用ロープ10を踏
んで操作レバーを回動することで、ブレーキシュウ9を
送電線1に下側から押付けて機体を固定しながら補修作
業を行う。
この宙乗機は、外表面に何の突起物もない素線だけの送
電線に使用する場合には特に支障はない。しかしながら
最近では、降雪時に送電線上に積もった雪の重みで鉄塔
が倒壊するという事故が発生したため、雪害対策として
送電線上に30乃至90cm程度の間隔を置いてプラスチック
製のリング11が取付けられるようになった。
電線に使用する場合には特に支障はない。しかしながら
最近では、降雪時に送電線上に積もった雪の重みで鉄塔
が倒壊するという事故が発生したため、雪害対策として
送電線上に30乃至90cm程度の間隔を置いてプラスチック
製のリング11が取付けられるようになった。
このように送電線に所定間隔で雪害防止リング11が取付
けられていると、従来の宙乗機では、夫々の吊金具3に
おけるローラ4が一個であるために、常にこの単独のロ
ーラ4が送電線上に対して作業者の体重を支えるべく押
付けられることになり、宙乗機を送電線の上り勾配に沿
って機体を引上げるように移動させる際に、ローラ4が
夫々のリング11の上を前記の送電線上に対する押付け荷
重に抗して乗り越えなければならず、宙乗機の移動が円
滑に行えないという問題と、送電線に対するリングの取
付け位置をずり動かしてしまうという問題が生ずる。
けられていると、従来の宙乗機では、夫々の吊金具3に
おけるローラ4が一個であるために、常にこの単独のロ
ーラ4が送電線上に対して作業者の体重を支えるべく押
付けられることになり、宙乗機を送電線の上り勾配に沿
って機体を引上げるように移動させる際に、ローラ4が
夫々のリング11の上を前記の送電線上に対する押付け荷
重に抗して乗り越えなければならず、宙乗機の移動が円
滑に行えないという問題と、送電線に対するリングの取
付け位置をずり動かしてしまうという問題が生ずる。
また、特に、宙乗機を送電線の下り勾配に沿って移動す
るときには、ブレーキシュウ9を殆ど送電線1の下面に
圧着させたままで、圧着力の強弱を調整しながら徐々に
移動する。しかしながら、このようにブレーキシュウ9
を送電線1の下面に圧着して制動する構造では、送電線
上に多数のリング11が取付けられていると、このリング
11の部分ではブレーキシュウ9を適切に送電線1の下面
に圧着させることができず、従って下り勾配ではリング
11に邪魔されて機体のブレーキ制動が全く不可能になる
という問題点を有している。
るときには、ブレーキシュウ9を殆ど送電線1の下面に
圧着させたままで、圧着力の強弱を調整しながら徐々に
移動する。しかしながら、このようにブレーキシュウ9
を送電線1の下面に圧着して制動する構造では、送電線
上に多数のリング11が取付けられていると、このリング
11の部分ではブレーキシュウ9を適切に送電線1の下面
に圧着させることができず、従って下り勾配ではリング
11に邪魔されて機体のブレーキ制動が全く不可能になる
という問題点を有している。
本発明は、上記のような従来の宙乗機の問題点を解消す
べく、雪害対策として多数のリングを取付けた送電線で
も、これらのリング上を容易に乗り越えることができ、
しかも所定の間隔を置いたリングの取付け位置を全くず
り動かすことなく移動できるようにした宙乗機の提供を
目的としたものである。
べく、雪害対策として多数のリングを取付けた送電線で
も、これらのリング上を容易に乗り越えることができ、
しかも所定の間隔を置いたリングの取付け位置を全くず
り動かすことなく移動できるようにした宙乗機の提供を
目的としたものである。
本発明は、上記のような目的を達成するための具体的手
段として、送電線と平行に配置される連杆の両端に夫々
送電線上を跨座する左右の吊金具を備え、夫々の吊金具
には送電線と平行な軸受アームの中間部を軸支して、該
軸支アームの両端には夫々側面にスプロケットをもつ一
対のローラを、前記スプロケットが軸受アームの中間部
に配置したギアを介して互いに連動するように軸着し
て、前記一対のローラが吊金具に対して軸受アームを介
して摺動自在なるように設け、前記左右の吊金具におけ
る前記中間部ギアの側面にブレーキドラムと、このブレ
ーキドラムに巻装されるブレーキバンドとからなる制動
装置を備えると共に、軸受アームにおける内外いずれか
のローラの軸端と軸受アームとに、前記夫々のローラが
互いに逆方向へ回転する爪車と爪及びこの爪のロック解
除機構とからなるローラ逆転防止装置を設けたことを特
徴とする。
段として、送電線と平行に配置される連杆の両端に夫々
送電線上を跨座する左右の吊金具を備え、夫々の吊金具
には送電線と平行な軸受アームの中間部を軸支して、該
軸支アームの両端には夫々側面にスプロケットをもつ一
対のローラを、前記スプロケットが軸受アームの中間部
に配置したギアを介して互いに連動するように軸着し
て、前記一対のローラが吊金具に対して軸受アームを介
して摺動自在なるように設け、前記左右の吊金具におけ
る前記中間部ギアの側面にブレーキドラムと、このブレ
ーキドラムに巻装されるブレーキバンドとからなる制動
装置を備えると共に、軸受アームにおける内外いずれか
のローラの軸端と軸受アームとに、前記夫々のローラが
互いに逆方向へ回転する爪車と爪及びこの爪のロック解
除機構とからなるローラ逆転防止装置を設けたことを特
徴とする。
この発明に係る宙乗機では、両端に互いに連動する一対
のローラを設けた軸受アームの中間部を、送電線と平行
な連杆の両端に支持される吊金具に摺動自在に軸支した
ので、夫々のローラが負担する送電線への機体吊下げ荷
重を大幅に低減すると共に、一対のローラのうちの一方
のローラが送電線上のリングと接する位置に到ると、こ
のリングと接するローラは、軸受アームの中間部支点を
中心に上方へ回動可能であることと、中間部ギアを介し
て後方のローラからの回転力を受けることにより、容易
にリング上を乗り越えて移動することができる。
のローラを設けた軸受アームの中間部を、送電線と平行
な連杆の両端に支持される吊金具に摺動自在に軸支した
ので、夫々のローラが負担する送電線への機体吊下げ荷
重を大幅に低減すると共に、一対のローラのうちの一方
のローラが送電線上のリングと接する位置に到ると、こ
のリングと接するローラは、軸受アームの中間部支点を
中心に上方へ回動可能であることと、中間部ギアを介し
て後方のローラからの回転力を受けることにより、容易
にリング上を乗り越えて移動することができる。
また、この発明の宙乗機では、左右の吊金具における内
外いずれかのローラにローラ逆転防止装置を有するの
で、宙乗機を送電線の上り勾配に沿って機体を引上げる
ように移動する際に、機体の引上げられた位置で送電線
の上方に位置するローラが下方へ逆転下降することを防
ぎ、ブレーキ機構の作動と協同することによって、機体
の引上げ位置での姿勢を安定よく保持することができ
る。
外いずれかのローラにローラ逆転防止装置を有するの
で、宙乗機を送電線の上り勾配に沿って機体を引上げる
ように移動する際に、機体の引上げられた位置で送電線
の上方に位置するローラが下方へ逆転下降することを防
ぎ、ブレーキ機構の作動と協同することによって、機体
の引上げ位置での姿勢を安定よく保持することができ
る。
更に、この宙乗機では、ローラの制御機構として、一対
のローラを連動するための中間部ギアの側面にバンドブ
レーキを設けて、この中間部ギアの回転に制動が与えら
れるので、ブレーキ機構が送電線上のリングに対して障
害とならず、ギアの両側のローラはブレーキバンドによ
る締付け力を受けずに、軸受アームにより自由に上下方
向に揺動できることになり、リングの乗り越しを円滑に
行うことができる。
のローラを連動するための中間部ギアの側面にバンドブ
レーキを設けて、この中間部ギアの回転に制動が与えら
れるので、ブレーキ機構が送電線上のリングに対して障
害とならず、ギアの両側のローラはブレーキバンドによ
る締付け力を受けずに、軸受アームにより自由に上下方
向に揺動できることになり、リングの乗り越しを円滑に
行うことができる。
次に、本発明に係る中間の実施例を図面により説明する
と、第1図は一本の送電線に吊下げて使用する単導体用
宙乗機の構成を示す側面図であり、所定間隔毎に雪害防
止用リング11が取付けられた送電線1と平行に配置され
る連杆12aの両端に、夫々送電線1の上面を跨座する左
右一対の吊金具13が設けられている。また、これらの吊
金具13には、夫々送電線1と平行な軸受アーム15の中間
部が支軸20を介して回動自在なるように軸着されてお
り、これらの軸受アーム15の両端に夫々一対のローラ14
a,14bが、前記軸受アーム15の支軸20を中心として上下
方向に揺動可能な状態で送電線1上を滑動するように設
けられている。
と、第1図は一本の送電線に吊下げて使用する単導体用
宙乗機の構成を示す側面図であり、所定間隔毎に雪害防
止用リング11が取付けられた送電線1と平行に配置され
る連杆12aの両端に、夫々送電線1の上面を跨座する左
右一対の吊金具13が設けられている。また、これらの吊
金具13には、夫々送電線1と平行な軸受アーム15の中間
部が支軸20を介して回動自在なるように軸着されてお
り、これらの軸受アーム15の両端に夫々一対のローラ14
a,14bが、前記軸受アーム15の支軸20を中心として上下
方向に揺動可能な状態で送電線1上を滑動するように設
けられている。
前記左右の吊金具13は、送電線1の上方における前記連
杆12aの両端と、送電線1の下方に配置される下部連杆1
2bの両端とにより固定保持されるが、上部連杆12aの長
さを下部連杆12bよりも短くして左右の吊金具13がハの
字形に傾斜するようになっている。このように左右の吊
金具13をハの字形に傾斜させると、両吊金具13の下端に
取付けられる作業搭載用吊座45の長さに対して上部連杆
12aの長さを短くすることで、両吊金具13の上方に4個
のローラを設けることにより増大する外側ローラ14a,14
a間の占める間隔を短縮でき、宙乗機を移動する際に、
搭載用吊座45に腰掛けた作業員が送電線を両手で手繰る
ための操作を行い易くすることができる。
杆12aの両端と、送電線1の下方に配置される下部連杆1
2bの両端とにより固定保持されるが、上部連杆12aの長
さを下部連杆12bよりも短くして左右の吊金具13がハの
字形に傾斜するようになっている。このように左右の吊
金具13をハの字形に傾斜させると、両吊金具13の下端に
取付けられる作業搭載用吊座45の長さに対して上部連杆
12aの長さを短くすることで、両吊金具13の上方に4個
のローラを設けることにより増大する外側ローラ14a,14
a間の占める間隔を短縮でき、宙乗機を移動する際に、
搭載用吊座45に腰掛けた作業員が送電線を両手で手繰る
ための操作を行い易くすることができる。
前記吊金具13は、第2図に示すように、送電線1を両側
面から挟むような二枚の縦板16と、この縦板16の上下両
端を連結する上板17及び下板18とからなり、内側の縦板
16にはヒンジ19を介して開閉する扉16aが設けられ、こ
の扉16aを開いて該吊金具13の内部に送電線1をセット
できるようになっている。また、第3図に示すように、
この吊金具13における両縦板16の内側には、前記のロー
ラ14a,14bを備えた軸受アーム15の中間部が支軸20を介
して揺動可能なるように軸受されている。
面から挟むような二枚の縦板16と、この縦板16の上下両
端を連結する上板17及び下板18とからなり、内側の縦板
16にはヒンジ19を介して開閉する扉16aが設けられ、こ
の扉16aを開いて該吊金具13の内部に送電線1をセット
できるようになっている。また、第3図に示すように、
この吊金具13における両縦板16の内側には、前記のロー
ラ14a,14bを備えた軸受アーム15の中間部が支軸20を介
して揺動可能なるように軸受されている。
前記の両ローラ14a,14bは、いずれも送電線1と接する
外周面にウレタン樹脂製の滑り止め被膜21が設けられて
いる。
外周面にウレタン樹脂製の滑り止め被膜21が設けられて
いる。
また、両ローラ14a,14bは、第2図乃至第4図に示すよ
うに、該ローラ片面側に互いにスプロケット22を有する
と共に、前記軸受アーム15の中間部支軸20に前記スプロ
ケット22と噛合う連動中間部ギア23を回転自在に軸着し
て、該ギア23を介して両ローラ14a,14bが常に同方向へ
連動するようになっている。
うに、該ローラ片面側に互いにスプロケット22を有する
と共に、前記軸受アーム15の中間部支軸20に前記スプロ
ケット22と噛合う連動中間部ギア23を回転自在に軸着し
て、該ギア23を介して両ローラ14a,14bが常に同方向へ
連動するようになっている。
両ローラ14a,14bは、このように中間部ギア23により互
いに同方向へ連動することと、前記のように軸受アーム
15が中間部支軸20によって上下方向に揺動可能なので、
第6図のように、宙乗機の移動に際して、いずれか一方
のローラ14aが送電線1のリング11と接する位置に到る
と、該ローラ14aは、リング11と接していない後方ロー
ラ14bから中間部ギア23を介して移動回転力が伝えられ
ながら、軸受アーム15の該ローラ14a側が中間部支軸20
によって上方に回動することで、リング11を乗り越えよ
うとする上向きの力が容易に与えられる。
いに同方向へ連動することと、前記のように軸受アーム
15が中間部支軸20によって上下方向に揺動可能なので、
第6図のように、宙乗機の移動に際して、いずれか一方
のローラ14aが送電線1のリング11と接する位置に到る
と、該ローラ14aは、リング11と接していない後方ロー
ラ14bから中間部ギア23を介して移動回転力が伝えられ
ながら、軸受アーム15の該ローラ14a側が中間部支軸20
によって上方に回動することで、リング11を乗り越えよ
うとする上向きの力が容易に与えられる。
なお、このローラ14aがリング11を乗り越えようとする
ときに、該ローラ14aは、中間部ギア23を介して後方ロ
ーラ14bからの移動回転力を受けながら、軸受アーム15
の該ローラ14a側が中間部支軸20により上方に回動する
ことでリング11を乗り越えられるので、該ローラ14aの
走行力によって、送電線1におけるリング11の取付け位
置をずり動かすことがない。
ときに、該ローラ14aは、中間部ギア23を介して後方ロ
ーラ14bからの移動回転力を受けながら、軸受アーム15
の該ローラ14a側が中間部支軸20により上方に回動する
ことでリング11を乗り越えられるので、該ローラ14aの
走行力によって、送電線1におけるリング11の取付け位
置をずり動かすことがない。
一方、第7図乃至第9図に示すように、左右の吊金具13
における外側のローラ14aの前記スプロケット22の設け
られた両面とは反対側の軸端24には、いずれも爪車26と
爪27及びこの爪27のロック解除機構28とからなるローラ
逆転防止装置25が設けられている。
における外側のローラ14aの前記スプロケット22の設け
られた両面とは反対側の軸端24には、いずれも爪車26と
爪27及びこの爪27のロック解除機構28とからなるローラ
逆転防止装置25が設けられている。
これらのローラ逆転防止装置25における爪27とロック解
除機構28は、ローラ14aを軸支する前記軸受アーム15に
設けられているが、第7図のように右側の吊金具13にお
ける軸受アーム15に設けられる爪27と、左側の吊金具13
における軸受アーム15に設けられる爪27とが、爪車26に
対して互いに逆向きに取付けられ、これらの爪27はいず
れも第8図に示すバネ27aによって常に爪車26に噛合う
ようになっている。
除機構28は、ローラ14aを軸支する前記軸受アーム15に
設けられているが、第7図のように右側の吊金具13にお
ける軸受アーム15に設けられる爪27と、左側の吊金具13
における軸受アーム15に設けられる爪27とが、爪車26に
対して互いに逆向きに取付けられ、これらの爪27はいず
れも第8図に示すバネ27aによって常に爪車26に噛合う
ようになっている。
第8図に示すように、爪27のロック解除機構28は、爪車
26と爪27とを囲むように設けられたケース29の爪27が位
置する部分の外側に突設されたシリンダ30とピン31とか
らなっている。また、第9図のように、シリンダ30は上
端面の互いに十字形に交差する位置に深溝32と浅溝33と
が設けられている。更に、ピン31は、上端にノブ34と、
このノブ34の下方に前記の両溝32,33と係合する枝ピン3
5を有すると共に、下部にはシリンダ30内に設けられた
スプリング36の下面を支持するリング37を有している。
26と爪27とを囲むように設けられたケース29の爪27が位
置する部分の外側に突設されたシリンダ30とピン31とか
らなっている。また、第9図のように、シリンダ30は上
端面の互いに十字形に交差する位置に深溝32と浅溝33と
が設けられている。更に、ピン31は、上端にノブ34と、
このノブ34の下方に前記の両溝32,33と係合する枝ピン3
5を有すると共に、下部にはシリンダ30内に設けられた
スプリング36の下面を支持するリング37を有している。
ピン31はスプリング36の力をリング37が受けることによ
って常に下方に押下げられるが、第8図aのようにピン
31を引上げて、枝ピン35がシリンダ上端面の浅溝33に係
合されるようにすると、ピン31が上方に引上げられた状
態を維持し、爪27の爪車26に対する係合状態が保持され
る。また、この状態からピン31をいったん引上げて、回
転しながら第8図bのように枝ピン35を深溝32内に係合
させると、ピン31の下端が爪27の後端を押下げるので爪
27と爪車26の係合状態が解除される。
って常に下方に押下げられるが、第8図aのようにピン
31を引上げて、枝ピン35がシリンダ上端面の浅溝33に係
合されるようにすると、ピン31が上方に引上げられた状
態を維持し、爪27の爪車26に対する係合状態が保持され
る。また、この状態からピン31をいったん引上げて、回
転しながら第8図bのように枝ピン35を深溝32内に係合
させると、ピン31の下端が爪27の後端を押下げるので爪
27と爪車26の係合状態が解除される。
爪27が爪車26と分離した状態においては、ローラ14aが
自由に回転するが、爪27が爪車26に噛合った状態では、
ローラ14aが一方向には回転しても他方には回転しな
い。従って、第7図aのように、右上がり勾配の送電線
1に沿って機体を引上げるときには、右側吊金具13にお
ける外側ローラ14aの逆転防止装置25の爪27を爪車26か
ら離したフリーの状態とし、左側吊金具13の外側ローラ
14aにおける逆転防止装置25の爪27を爪車26に係合させ
ると、左側吊金具13の外側ローラ14aが時計針の方向に
回転して、右側方向へ移動するが、反時計針の方向には
回転せず、左側方向への移動が阻止される。
自由に回転するが、爪27が爪車26に噛合った状態では、
ローラ14aが一方向には回転しても他方には回転しな
い。従って、第7図aのように、右上がり勾配の送電線
1に沿って機体を引上げるときには、右側吊金具13にお
ける外側ローラ14aの逆転防止装置25の爪27を爪車26か
ら離したフリーの状態とし、左側吊金具13の外側ローラ
14aにおける逆転防止装置25の爪27を爪車26に係合させ
ると、左側吊金具13の外側ローラ14aが時計針の方向に
回転して、右側方向へ移動するが、反時計針の方向には
回転せず、左側方向への移動が阻止される。
同様に、第7図bに示すように、左上がり勾配の送電線
1に沿って機体を引上げるときには、左側吊金具13の逆
転防止装置25をフリーとし、右側吊金具13の逆転防止装
置25を作動させると、右側吊金具13の外側ローラ14aは
反時計針の方向に回転して左側方向へ移動するが、時計
針の方向には回転せず、右側方向への移動が阻止され
る。
1に沿って機体を引上げるときには、左側吊金具13の逆
転防止装置25をフリーとし、右側吊金具13の逆転防止装
置25を作動させると、右側吊金具13の外側ローラ14aは
反時計針の方向に回転して左側方向へ移動するが、時計
針の方向には回転せず、右側方向への移動が阻止され
る。
更に、第5図に示すように、各吊金具13のローラ14a,14
bを連動させる中間部ギア23の裏面にはブレーキドラム3
8が設けられ、このブレーキドラム38にブレーキバンド3
9が巻装されている。このブレーキバンド39は、いずれ
も先端が吊金具13の側方に突出したアーム40に連結され
ると共に、後端が下部連杆12b上に軸着したリンク41の
両端に連結され、該リンク41から延出するブレーキ操作
レバー42を作動して、該リンク41が中間支点43を中心に
回動することにより、前記ブレーキバンド39がドラム38
を締付けられるようになっている。ブレーキドラム38が
バンド39により締付けられると、中間部ギア23が固定さ
れるので左右のローラ14a,14bが連動しなくなり、機体
の移動が阻止される。
bを連動させる中間部ギア23の裏面にはブレーキドラム3
8が設けられ、このブレーキドラム38にブレーキバンド3
9が巻装されている。このブレーキバンド39は、いずれ
も先端が吊金具13の側方に突出したアーム40に連結され
ると共に、後端が下部連杆12b上に軸着したリンク41の
両端に連結され、該リンク41から延出するブレーキ操作
レバー42を作動して、該リンク41が中間支点43を中心に
回動することにより、前記ブレーキバンド39がドラム38
を締付けられるようになっている。ブレーキドラム38が
バンド39により締付けられると、中間部ギア23が固定さ
れるので左右のローラ14a,14bが連動しなくなり、機体
の移動が阻止される。
第1図及び第2図のように、左右の吊金具13の下端に
は、夫々吊杆44が吊下げられ、これら吊杆44の下端に前
記の作業員搭載用吊座45が取付けられている。なお、な
お、第2図において符合46は両吊金具13の間に連結され
た作業員の背中支えベルトであり、第1図の符合47は前
記ブレーキ操作レバー42の先端と吊座45との一端との間
に連結された該レバー42の足踏み操作ロープである。
は、夫々吊杆44が吊下げられ、これら吊杆44の下端に前
記の作業員搭載用吊座45が取付けられている。なお、な
お、第2図において符合46は両吊金具13の間に連結され
た作業員の背中支えベルトであり、第1図の符合47は前
記ブレーキ操作レバー42の先端と吊座45との一端との間
に連結された該レバー42の足踏み操作ロープである。
本発明に係る宙乗機は、左右の吊金具13に軸受アーム15
の中間部支軸20により上下方向に揺動可能に軸着し、こ
れらの軸受アーム15の両端に軸着した一対のローラ14a,
14bを、軸受アーム15の中間部ギア23により互いに同方
向へ連動するようにしたので、この宙乗機をリング11の
取付けられた送電線に沿って移動させる際に、いずれか
一方のローラ14aが送電線1のリング11と接すると、該
ローラ14aは、リング11と接していない後方ローラ14bか
ら中間部ギア23を介して移動回転力が伝えられながら、
軸受アーム15の該ローラ14a側が中間部支軸20によつて
上方に回動して、リング11を簡単に乗り越えるので、リ
ング11を取付けた送電線でも全く支障なく安全に移動す
ることができる。
の中間部支軸20により上下方向に揺動可能に軸着し、こ
れらの軸受アーム15の両端に軸着した一対のローラ14a,
14bを、軸受アーム15の中間部ギア23により互いに同方
向へ連動するようにしたので、この宙乗機をリング11の
取付けられた送電線に沿って移動させる際に、いずれか
一方のローラ14aが送電線1のリング11と接すると、該
ローラ14aは、リング11と接していない後方ローラ14bか
ら中間部ギア23を介して移動回転力が伝えられながら、
軸受アーム15の該ローラ14a側が中間部支軸20によつて
上方に回動して、リング11を簡単に乗り越えるので、リ
ング11を取付けた送電線でも全く支障なく安全に移動す
ることができる。
また、この宙乗機では、左右の吊金具13における内外い
ずれか一方りローラの軸端に、夫々のローラを逆方向に
回転させるような爪車26と爪27及び該爪27のロック解除
機構28とからなるローラ逆転防止装置25を設けたので、
機体を送電線の左右における勾配部分に沿って引上げる
際に、機体の移動した位置で一方のローラの逆方向への
回転が阻止されて機体の逆戻りを確実に防止することが
でき、機体の登り移動をきわめて容易に行うことができ
る。
ずれか一方りローラの軸端に、夫々のローラを逆方向に
回転させるような爪車26と爪27及び該爪27のロック解除
機構28とからなるローラ逆転防止装置25を設けたので、
機体を送電線の左右における勾配部分に沿って引上げる
際に、機体の移動した位置で一方のローラの逆方向への
回転が阻止されて機体の逆戻りを確実に防止することが
でき、機体の登り移動をきわめて容易に行うことができ
る。
更に、ローラ14a,14bの制動装置としては、ローラ連動
用の中間ギア23をブレーキバンド39の締付により固定す
るようにしたので、該ギア23がブレーキバンド39による
制動力を受けた状態においても、該ギアの左右のローラ
14a,14bは軸受アーム15によって自由に上下に揺動でき
ることになり、リング11を備えた送電線上におけるどの
ような位置でも確実な制動状態を保持することができ
る。
用の中間ギア23をブレーキバンド39の締付により固定す
るようにしたので、該ギア23がブレーキバンド39による
制動力を受けた状態においても、該ギアの左右のローラ
14a,14bは軸受アーム15によって自由に上下に揺動でき
ることになり、リング11を備えた送電線上におけるどの
ような位置でも確実な制動状態を保持することができ
る。
第1図は本発明に係る宙乗機の構成を示す全体側面図、
第2図は第1図におけるII−II線における断面図、第3
図は第1図のIII−III線における断面図、第4図は第3
図におけるIV−IV線における断面図、第5図は第3図の
V−V線における断面図、第6図はローラの作動状況を
示す部分断面図、第7図a及びbは宙乗機の使用状態を
示す側面図、第8図a及びbはローラ逆転防止装置の構
成を示す断面図、第9図は第8図のIX−IX線における断
面図、第10図は従来の宙乗機の構造を示す側面図であ
る。 1:送電線、11:雪害防止用リング、12a,12b:連杆、13:吊
金具、14a,14b:ローラ、15:軸受アーム、20:支軸、21:
滑り止め被膜、22:スプロケット、23:中間部ギア、25:
ローラ逆転防止装置、26:爪車、27:爪、28:ロック解除
機構、38:ブレーキドラム、39:ブレーキバンド、41:リ
ンク、42:ブレーキ操作レバー、44:吊杆、45:吊座、
第2図は第1図におけるII−II線における断面図、第3
図は第1図のIII−III線における断面図、第4図は第3
図におけるIV−IV線における断面図、第5図は第3図の
V−V線における断面図、第6図はローラの作動状況を
示す部分断面図、第7図a及びbは宙乗機の使用状態を
示す側面図、第8図a及びbはローラ逆転防止装置の構
成を示す断面図、第9図は第8図のIX−IX線における断
面図、第10図は従来の宙乗機の構造を示す側面図であ
る。 1:送電線、11:雪害防止用リング、12a,12b:連杆、13:吊
金具、14a,14b:ローラ、15:軸受アーム、20:支軸、21:
滑り止め被膜、22:スプロケット、23:中間部ギア、25:
ローラ逆転防止装置、26:爪車、27:爪、28:ロック解除
機構、38:ブレーキドラム、39:ブレーキバンド、41:リ
ンク、42:ブレーキ操作レバー、44:吊杆、45:吊座、
Claims (1)
- 【請求項1】送電線1と平行に配置される連杆12aの両
端に夫々送電線上を跨座する左右の吊金具13を備え、夫
々の吊金具には送電線と平行な軸受アーム15の中間部を
軸支して、該軸受アームの両端には夫々側面にスプロケ
ット22をもつ一対のローラ14a,14bを、前記スプロケッ
トが軸受アームの中間部に配置したギア23を介して互い
に連動するように軸着して、前記一対のローラ14a,14b
が吊金具13に対して軸受アーム15を介して揺動自在なる
ように設け、前記左右の吊金具13における前記中間部ギ
ア23の側面にブレーキドラム38と、このブレーキドラム
に巻装されるブレーキバンド39とからなる制動装置を備
えると共に、軸受アーム15における内外いずれかのロー
ラの軸端と軸受アーム15とに、前記夫々のローラが互い
に逆方向へ回転する爪車26と爪27及びこの爪27のロック
解除機構28とからなるローラ逆転防止装置を設けたこと
を特徴とする送電線作業用宙乗機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5976689A JPH06106004B2 (ja) | 1989-03-14 | 1989-03-14 | 送電線作業用宙乗機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5976689A JPH06106004B2 (ja) | 1989-03-14 | 1989-03-14 | 送電線作業用宙乗機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02241307A JPH02241307A (ja) | 1990-09-26 |
| JPH06106004B2 true JPH06106004B2 (ja) | 1994-12-21 |
Family
ID=13122733
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5976689A Expired - Fee Related JPH06106004B2 (ja) | 1989-03-14 | 1989-03-14 | 送電線作業用宙乗機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06106004B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020045846A (ko) * | 2000-12-11 | 2002-06-20 | 김형국 | 송전선로 정비용 스페이샤 카 |
| US9127788B2 (en) * | 2012-11-16 | 2015-09-08 | Jameson Llc | Aerial sheave device |
| JP6943912B2 (ja) * | 2019-03-12 | 2021-10-06 | 北海道電力株式会社 | 架線点検装置及び架線点検システム |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5034722U (ja) * | 1973-07-27 | 1975-04-14 | ||
| JPS571524Y2 (ja) * | 1975-06-11 | 1982-01-11 | ||
| JPH0419930Y2 (ja) * | 1987-06-23 | 1992-05-07 |
-
1989
- 1989-03-14 JP JP5976689A patent/JPH06106004B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02241307A (ja) | 1990-09-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |