JPH06106632A - 複合材製品の成形方法 - Google Patents
複合材製品の成形方法Info
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- JPH06106632A JPH06106632A JP4261465A JP26146592A JPH06106632A JP H06106632 A JPH06106632 A JP H06106632A JP 4261465 A JP4261465 A JP 4261465A JP 26146592 A JP26146592 A JP 26146592A JP H06106632 A JPH06106632 A JP H06106632A
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Landscapes
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複雑な閉断面形状の製品でも複合材を用いて
簡単にに製作することができて、軽量で高強度の優れた
複合材製品を安価に得られる成形方法を提供することに
ある。 【構成】 低融点合金で所要形状のオス型1を作り、こ
のオス型1に熱硬化性樹脂をマトリックスとした強化繊
維プリプレグ複合材2を積層し、このプリプレグ複合材
2層をオートクレープ等で熱硬化した後、前記オス型1
を熱融解して除去することにより複合材製品である屈曲
中空パイプAを得ることを特徴とする。
簡単にに製作することができて、軽量で高強度の優れた
複合材製品を安価に得られる成形方法を提供することに
ある。 【構成】 低融点合金で所要形状のオス型1を作り、こ
のオス型1に熱硬化性樹脂をマトリックスとした強化繊
維プリプレグ複合材2を積層し、このプリプレグ複合材
2層をオートクレープ等で熱硬化した後、前記オス型1
を熱融解して除去することにより複合材製品である屈曲
中空パイプAを得ることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複合材(繊維強化プラ
スチック)を用いて、主に角パイプや中空パネルや中空
ブロック等の所望の複雑な閉断面形状の複合材製品を成
形する複合材製品の成形方法に関する。
スチック)を用いて、主に角パイプや中空パネルや中空
ブロック等の所望の複雑な閉断面形状の複合材製品を成
形する複合材製品の成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、軽量化並びに高強度化などの目的
で、エポキシ樹脂やポリエステル等のプラスチックをマ
トリックスとしカーボン繊維やボロン繊維或いはガラス
繊維等の強化材を加えた強化繊維プリプレグ複合材の開
発がめざましく、これら複合材を用いた各種製品のニー
ズが非常に高まって来ている。
で、エポキシ樹脂やポリエステル等のプラスチックをマ
トリックスとしカーボン繊維やボロン繊維或いはガラス
繊維等の強化材を加えた強化繊維プリプレグ複合材の開
発がめざましく、これら複合材を用いた各種製品のニー
ズが非常に高まって来ている。
【0003】特に、この種の複合材は軽量で高強度の構
造体製品を製作できる優れた特性を持つ素材であるか
ら、航空宇宙分野等の極限的条件で用いられる各種部材
としては複合材製品が大きな力を発揮すると考えらえ
る。なかでも、構造力学的観点からは、複合材をパイプ
や中空体等の薄肉閉断面形状に成形することが、軽量で
且つ高強度の製品を得る上で重要である。
造体製品を製作できる優れた特性を持つ素材であるか
ら、航空宇宙分野等の極限的条件で用いられる各種部材
としては複合材製品が大きな力を発揮すると考えらえ
る。なかでも、構造力学的観点からは、複合材をパイプ
や中空体等の薄肉閉断面形状に成形することが、軽量で
且つ高強度の製品を得る上で重要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、各種閉
断面形状の複合材製品は成形技術的に難しいと言う欠点
があり、単なる直円筒等の単純形状のものであればフィ
ラメントワインデイング等の方法で製作できるが、それ
以外の複雑な閉断面形状のパイプや中空体などの場合
は、本体部と蓋の如き部分とを独立して成形した後に互
いに接着するなどの面倒な方法が取られている。従っ
て、複合材製品の製作が面倒でコスト高を招くと共に、
形状的に多くの制約が生じるなどの問題があった。
断面形状の複合材製品は成形技術的に難しいと言う欠点
があり、単なる直円筒等の単純形状のものであればフィ
ラメントワインデイング等の方法で製作できるが、それ
以外の複雑な閉断面形状のパイプや中空体などの場合
は、本体部と蓋の如き部分とを独立して成形した後に互
いに接着するなどの面倒な方法が取られている。従っ
て、複合材製品の製作が面倒でコスト高を招くと共に、
形状的に多くの制約が生じるなどの問題があった。
【0005】本発明は前記事情に鑑みなされ、その目的
とするところは、複雑な閉断面形状の製品でも複合材を
用いて簡単に製作することができて、軽量で高強度の優
れた複合材製品を安価に得られる成形方法を提供するこ
とにある。
とするところは、複雑な閉断面形状の製品でも複合材を
用いて簡単に製作することができて、軽量で高強度の優
れた複合材製品を安価に得られる成形方法を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段と作用】第1の発明の複合
材の成形方法は、前記目的を達成するために、低融点合
金で所要形状のオス型を作り、このオス型に熱硬化性樹
脂をマトリックスとした強化繊維プリプレグ複合材を積
層し、このプリプレグ複合材層をオートクレープ等で熱
硬化した後、前記オス型を熱融解して除去することによ
り複合材製品を得ることを特徴とする。
材の成形方法は、前記目的を達成するために、低融点合
金で所要形状のオス型を作り、このオス型に熱硬化性樹
脂をマトリックスとした強化繊維プリプレグ複合材を積
層し、このプリプレグ複合材層をオートクレープ等で熱
硬化した後、前記オス型を熱融解して除去することによ
り複合材製品を得ることを特徴とする。
【0007】このように低融点合金を用いてオス型を作
り、このオス型に複合材を積層して硬化後に、低融点合
金よりなる該オス型を熱融解して除去するので、設計上
の自由度を大幅に改善できて、薄肉で複雑な閉断面形状
の軽量・高強度に優れた複合材製品を簡単且つ確実にし
かも安く製作できるようになる。
り、このオス型に複合材を積層して硬化後に、低融点合
金よりなる該オス型を熱融解して除去するので、設計上
の自由度を大幅に改善できて、薄肉で複雑な閉断面形状
の軽量・高強度に優れた複合材製品を簡単且つ確実にし
かも安く製作できるようになる。
【0008】第2の発明の複合材の成形方法は、前記目
的を達成するために、所要形状をした金属製治具に熱硬
化性樹脂をマトリックスとした強化繊維プリプレグ複合
材を積層し、このプリプレグ複合材層をオートクレープ
等で熱硬化した後、前記金属製治具を溶剤で溶解して除
去することにより複合材製品を得ることを特徴とする。
的を達成するために、所要形状をした金属製治具に熱硬
化性樹脂をマトリックスとした強化繊維プリプレグ複合
材を積層し、このプリプレグ複合材層をオートクレープ
等で熱硬化した後、前記金属製治具を溶剤で溶解して除
去することにより複合材製品を得ることを特徴とする。
【0009】このように金属製治具を用いた場合でも、
これを複合材積層硬化後に該金属製治具を溶剤で溶解し
て除去するので、前記同様に設計上の自由度を大幅に改
善できて、薄肉で複雑な閉断面形状の軽量・高強度に優
れた複合材製品が簡単且つ確実にしかも安く製作できる
ようになる。
これを複合材積層硬化後に該金属製治具を溶剤で溶解し
て除去するので、前記同様に設計上の自由度を大幅に改
善できて、薄肉で複雑な閉断面形状の軽量・高強度に優
れた複合材製品が簡単且つ確実にしかも安く製作できる
ようになる。
【0010】第3の発明の複合材の成形方法は、前記目
的を達成するために、ロウ或いは低融点合金又はアルミ
等で所要形状の中子を作り、この中子の周面に常温硬化
性樹脂と強化繊維を湿式で積層して硬化し、この状態で
前記中子を熱融解或いは溶剤により溶解して除去して内
面層を作り、この内面層の周面に熱硬化性樹脂をマトリ
ックスとした強化繊維プリプレグ複合材を積層してオー
トクレープ等で熱硬化することにより複合材製品を得る
ことを特徴とする。
的を達成するために、ロウ或いは低融点合金又はアルミ
等で所要形状の中子を作り、この中子の周面に常温硬化
性樹脂と強化繊維を湿式で積層して硬化し、この状態で
前記中子を熱融解或いは溶剤により溶解して除去して内
面層を作り、この内面層の周面に熱硬化性樹脂をマトリ
ックスとした強化繊維プリプレグ複合材を積層してオー
トクレープ等で熱硬化することにより複合材製品を得る
ことを特徴とする。
【0011】このように中子を用いて常温硬化性樹脂と
強化繊維とを湿式で積層して硬化した後、該中子を熱融
解或いは溶剤で溶解して除去することで内面層を作り、
この内面層の周面に強化繊維プリプレグ複合材を積層し
て熱硬化するので、前記同様に設計上の自由度を大幅に
改善できて、複雑な閉断面形状の複合材製品が簡単且つ
確実にしかも安く製作できると共に、その複合材製品の
内面寸法・形状の精度を向上できるようになる。
強化繊維とを湿式で積層して硬化した後、該中子を熱融
解或いは溶剤で溶解して除去することで内面層を作り、
この内面層の周面に強化繊維プリプレグ複合材を積層し
て熱硬化するので、前記同様に設計上の自由度を大幅に
改善できて、複雑な閉断面形状の複合材製品が簡単且つ
確実にしかも安く製作できると共に、その複合材製品の
内面寸法・形状の精度を向上できるようになる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の複合材製品の成形方法の第1
の実施例を図1により説明する。なお、この実施例にお
ける複合材製品としては、例えば軽量化・高強度化並び
に耐油性などが強く要求される航空機類の油圧配管など
に利用される屈曲中空パイプAを対象としている。
の実施例を図1により説明する。なお、この実施例にお
ける複合材製品としては、例えば軽量化・高強度化並び
に耐油性などが強く要求される航空機類の油圧配管など
に利用される屈曲中空パイプAを対象としている。
【0013】まず、図中1(a)に示す如く、低融点合
金を石膏等の型(図示せず)に流し込んで所望の屈曲中
空パイプAより一回り小径な屈曲棒状のオス型1を作
る。このオス型1の外周面に図1(b)に示す如く熱硬
化性樹脂をマトリックスとした強化繊維プリプレグ複合
材2を出来るだけ均等厚さに積層し、このプリプレグ複
合材2層を図示しないオートクレープ等で熱硬化する。
こうした後に、前記オス型1を熱融解して除去すること
により、図1(c)に示す如く複合材製品である屈曲中
空パイプAを得る。この屈曲中空パイプAはトリミング
や塗装等の仕上げを行って完成品とする。
金を石膏等の型(図示せず)に流し込んで所望の屈曲中
空パイプAより一回り小径な屈曲棒状のオス型1を作
る。このオス型1の外周面に図1(b)に示す如く熱硬
化性樹脂をマトリックスとした強化繊維プリプレグ複合
材2を出来るだけ均等厚さに積層し、このプリプレグ複
合材2層を図示しないオートクレープ等で熱硬化する。
こうした後に、前記オス型1を熱融解して除去すること
により、図1(c)に示す如く複合材製品である屈曲中
空パイプAを得る。この屈曲中空パイプAはトリミング
や塗装等の仕上げを行って完成品とする。
【0014】なお、前記オス型1を構成する低融点合金
としては、組成を変えることで任意に融点を設定できる
ハンダ(すず−鉛合金)等を材料として用いる。例え
ば、低温系ハンダ 143(融点 143℃、千住金属社製)を
用いる。この場合、前記強化繊維プリプレグ複合材2と
しては、 130℃熱硬化型のエポキシ樹脂をマトリックス
としたカーボン繊維プリプレグ(東レ社製、樹脂NO.
2500を用いたカーボン繊維プリプレグF6151など)を用
いる。
としては、組成を変えることで任意に融点を設定できる
ハンダ(すず−鉛合金)等を材料として用いる。例え
ば、低温系ハンダ 143(融点 143℃、千住金属社製)を
用いる。この場合、前記強化繊維プリプレグ複合材2と
しては、 130℃熱硬化型のエポキシ樹脂をマトリックス
としたカーボン繊維プリプレグ(東レ社製、樹脂NO.
2500を用いたカーボン繊維プリプレグF6151など)を用
いる。
【0015】また、高温系ハンダ 220(融点 220℃、千
住金属社製)を用いる場合は、強化繊維プリプレグ複合
材2として、 180℃熱硬化型のエポキシ樹脂をマトリッ
クスとしたカーボン繊維プリプレグ(東レ社製、樹脂N
O.3601を用いたカーボン繊維プリプレグF6142、或い
はMXG−6001/7581三菱化成ファイバーライト社
製)を用いる。
住金属社製)を用いる場合は、強化繊維プリプレグ複合
材2として、 180℃熱硬化型のエポキシ樹脂をマトリッ
クスとしたカーボン繊維プリプレグ(東レ社製、樹脂N
O.3601を用いたカーボン繊維プリプレグF6142、或い
はMXG−6001/7581三菱化成ファイバーライト社
製)を用いる。
【0016】前記オス型1の外周面に強化繊維プリプレ
グ複合材2を積層する手段としては、シートワインデイ
ング(数センチから数十センチの幅を持つプリプレグを
オス型1に巻き付ける)方式や、フィラメントワインデ
イング(強化繊維を溶融樹脂中に通しながらオス型1に
巻き付ける)方式や、ハンドレイアップ方式がある。製
造効率を重視する場合は前記シートワインデイング方式
が良く、強度を重視する場合は前記フィラメントワイン
デイング方式が良い。
グ複合材2を積層する手段としては、シートワインデイ
ング(数センチから数十センチの幅を持つプリプレグを
オス型1に巻き付ける)方式や、フィラメントワインデ
イング(強化繊維を溶融樹脂中に通しながらオス型1に
巻き付ける)方式や、ハンドレイアップ方式がある。製
造効率を重視する場合は前記シートワインデイング方式
が良く、強度を重視する場合は前記フィラメントワイン
デイング方式が良い。
【0017】このように低融点合金を用いてオス型1を
作り、このオス型1に複合材2を積層して硬化後に、該
オス型1を熱融解して除去するので、複合材2のみから
なる軽量・高強度並びに耐油性に優れた閉断面形状の屈
曲中空パイプAが簡単且つ確実にしかも安く製作できる
ようになる。
作り、このオス型1に複合材2を積層して硬化後に、該
オス型1を熱融解して除去するので、複合材2のみから
なる軽量・高強度並びに耐油性に優れた閉断面形状の屈
曲中空パイプAが簡単且つ確実にしかも安く製作できる
ようになる。
【0018】次に、本発明の第2の実施例を図2により
説明する。ここでは複合材製品として、例えば、前述同
様に軽量化・高強度化並びに耐油性などが強く要求され
る高性能自動車やバイク或いは航空機類の構造部材など
に利用される角パイプBを対象としている。
説明する。ここでは複合材製品として、例えば、前述同
様に軽量化・高強度化並びに耐油性などが強く要求され
る高性能自動車やバイク或いは航空機類の構造部材など
に利用される角パイプBを対象としている。
【0019】まず、図中2(a)に示す如く、所望の角
パイプBより一回り小径な角パイプ形状をした使い捨て
金属製治具11をオス型として用いる。この金属製治具
11の外周に前述同様にして熱硬化性樹脂をマトリック
スとした強化繊維プリプレグ複合材12を図2(b)に
示す如く積層し、このプリプレグ複合材層12をオート
クレープ等で熱硬化する。こうした後、前記金属製治具
11を溶剤で溶解して除去することにより図2(c)に
示す如く複合材12のみからなる角パイプBを得る。こ
の角パイプBはトリミングや塗装等の仕上げを行って完
成品とする。
パイプBより一回り小径な角パイプ形状をした使い捨て
金属製治具11をオス型として用いる。この金属製治具
11の外周に前述同様にして熱硬化性樹脂をマトリック
スとした強化繊維プリプレグ複合材12を図2(b)に
示す如く積層し、このプリプレグ複合材層12をオート
クレープ等で熱硬化する。こうした後、前記金属製治具
11を溶剤で溶解して除去することにより図2(c)に
示す如く複合材12のみからなる角パイプBを得る。こ
の角パイプBはトリミングや塗装等の仕上げを行って完
成品とする。
【0020】なお、前記使い捨て金属製治具11として
は、例えばアルミ合金(純アルミでも可)を用いる。こ
の場合、直径50mm程度までなら肉厚1mmで十分な型強度
が得られる。このアルミ製治具11を強化繊維プリプレ
グ複合材12の熱硬化後に溶解する溶剤としては、水酸
化ナトリウムなどのアルカリ性水溶液を用いる。強化繊
維プリプレグ複合材12は熱硬化型のエポキシ樹脂をマ
トリックスとしたカーボン繊維プリプレグの他に、熱硬
化型のポリエステル樹脂をマトリックスとした繊維プリ
プレグでも、耐アルカリ性に優れているので使用可能で
ある。
は、例えばアルミ合金(純アルミでも可)を用いる。こ
の場合、直径50mm程度までなら肉厚1mmで十分な型強度
が得られる。このアルミ製治具11を強化繊維プリプレ
グ複合材12の熱硬化後に溶解する溶剤としては、水酸
化ナトリウムなどのアルカリ性水溶液を用いる。強化繊
維プリプレグ複合材12は熱硬化型のエポキシ樹脂をマ
トリックスとしたカーボン繊維プリプレグの他に、熱硬
化型のポリエステル樹脂をマトリックスとした繊維プリ
プレグでも、耐アルカリ性に優れているので使用可能で
ある。
【0021】また、使い捨て金属製治具11として、例
えば鉄や炭素鋼を用いることも可である。この場合、直
径50mm程度までなら肉厚 0.3mm以上であれば十分な型強
度が得られる。この鉄製治具11を強化繊維プリプレグ
複合材12の熱硬化後に溶解する溶剤としては、塩酸な
どの水溶液を用いる。強化繊維プリプレグ複合材12の
熱硬化型樹脂は殆どのものが耐酸性に優れているので、
各種の樹脂が使用可能である。
えば鉄や炭素鋼を用いることも可である。この場合、直
径50mm程度までなら肉厚 0.3mm以上であれば十分な型強
度が得られる。この鉄製治具11を強化繊維プリプレグ
複合材12の熱硬化後に溶解する溶剤としては、塩酸な
どの水溶液を用いる。強化繊維プリプレグ複合材12の
熱硬化型樹脂は殆どのものが耐酸性に優れているので、
各種の樹脂が使用可能である。
【0022】このように金属製治具11を用いた場合で
も、これを複合材12の積層硬化後に溶剤で溶解して除
去するので、前記同様に複合材12のみからなる軽量・
高強度並びに耐油性に優れた閉断面形状の角パイプBが
簡単且つ確実にしかも安く製作できるようになる。
も、これを複合材12の積層硬化後に溶剤で溶解して除
去するので、前記同様に複合材12のみからなる軽量・
高強度並びに耐油性に優れた閉断面形状の角パイプBが
簡単且つ確実にしかも安く製作できるようになる。
【0023】次に、本発明の第3の実施例を図3により
説明する。ここでは複合材製品として、例えば、前述同
様に軽量化・高強度化並びに耐油性などが強く要求され
る配管系のタンク部材などとして利用される中空箱Cを
対象としている。
説明する。ここでは複合材製品として、例えば、前述同
様に軽量化・高強度化並びに耐油性などが強く要求され
る配管系のタンク部材などとして利用される中空箱Cを
対象としている。
【0024】まず、図中3(a)に示す如く、ロウ(パ
ラフィン)を石膏や粘土等の型(図示せず)に流し込ん
で所望の中空箱Cより一回り小形な中子21を作る。こ
の中子21の外周面に図3(b)に示す如く常温硬化性
樹脂としてのエポキシ樹脂と強化繊維としてのガラスク
ロスを湿式で積層する。この際、ガラスクロスは4〜7
層程度巻き付ける。製品の大きさや形状などにより型に
要求される強度が変わるため、それに応じてガラスクロ
スの積層数を変える。この状態で該エポキシ樹脂とガラ
スクロス層22を常温で硬化させる。この後に全体を65
℃程度に昇温して中子21(パラフィンの融点は45〜65
℃である)を熱融解溶解して除去することにより、エポ
キシ樹脂とガラスクロス層22のみからなる内面層
(型)23を作る。
ラフィン)を石膏や粘土等の型(図示せず)に流し込ん
で所望の中空箱Cより一回り小形な中子21を作る。こ
の中子21の外周面に図3(b)に示す如く常温硬化性
樹脂としてのエポキシ樹脂と強化繊維としてのガラスク
ロスを湿式で積層する。この際、ガラスクロスは4〜7
層程度巻き付ける。製品の大きさや形状などにより型に
要求される強度が変わるため、それに応じてガラスクロ
スの積層数を変える。この状態で該エポキシ樹脂とガラ
スクロス層22を常温で硬化させる。この後に全体を65
℃程度に昇温して中子21(パラフィンの融点は45〜65
℃である)を熱融解溶解して除去することにより、エポ
キシ樹脂とガラスクロス層22のみからなる内面層
(型)23を作る。
【0025】この状態で、内面層23の外周面に前述同
様の 120℃硬化型のエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂をマ
トリックスとしたカーボン繊維プリプレグ複合材24を
積層し、これをオートクレープ等で熱硬化することによ
り、複合材製品である中空箱Cを得る。このプリプレグ
硬化後は前述同様にトリミングや塗装等の仕上げを行っ
て完成品とする。
様の 120℃硬化型のエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂をマ
トリックスとしたカーボン繊維プリプレグ複合材24を
積層し、これをオートクレープ等で熱硬化することによ
り、複合材製品である中空箱Cを得る。このプリプレグ
硬化後は前述同様にトリミングや塗装等の仕上げを行っ
て完成品とする。
【0026】このように中子21を用いて常温硬化性樹
脂と強化繊維22とを湿式で積層して硬化した後、該中
子21を熱融解して除去することで内面層23を作り、
この内面層23の外周面に強化繊維プリプレグ複合材2
4を積層して熱硬化するので、軽量・高強度並びに耐油
性に優れた閉断面形状の中空箱Cが簡単且つ確実にしか
も安く製作できるようになると共に、その中空箱Cの内
面寸法・形状の精度を向上できるようになる。
脂と強化繊維22とを湿式で積層して硬化した後、該中
子21を熱融解して除去することで内面層23を作り、
この内面層23の外周面に強化繊維プリプレグ複合材2
4を積層して熱硬化するので、軽量・高強度並びに耐油
性に優れた閉断面形状の中空箱Cが簡単且つ確実にしか
も安く製作できるようになると共に、その中空箱Cの内
面寸法・形状の精度を向上できるようになる。
【0027】なお、この第3の実施例の場合、中子21
をロウで構成したが、それ以外に第1の実施例同様に低
融点合金で中子21を構成して、内層面23成型硬化後
には熱融解して除去するか、或いはアルミ等の金属で中
子21を構成して、内層面23成型硬化後には溶剤によ
り溶解して除去するようにしても良い。
をロウで構成したが、それ以外に第1の実施例同様に低
融点合金で中子21を構成して、内層面23成型硬化後
には熱融解して除去するか、或いはアルミ等の金属で中
子21を構成して、内層面23成型硬化後には溶剤によ
り溶解して除去するようにしても良い。
【0028】
【発明の効果】前述した本発明の複合剤製品の成型方法
であれば、設計上の自由度を大幅に改善でき、複雑な閉
断面形状の製品でも複合材を用いて簡単且つ確実に製作
することができて、薄肉で軽量・高強度に優れた複合材
製品を安く提供できるようになる。
であれば、設計上の自由度を大幅に改善でき、複雑な閉
断面形状の製品でも複合材を用いて簡単且つ確実に製作
することができて、薄肉で軽量・高強度に優れた複合材
製品を安く提供できるようになる。
【図1】本発明の複合材製品の成型方法の第1の実施例
を示す工程図。
を示す工程図。
【図2】本発明の複合材製品の成型方法の第2の実施例
を示す工程図。
を示す工程図。
【図3】本発明の複合材製品の成型方法の第3の実施例
を示す工程図。
を示す工程図。
1…オス型、2、12、24…熱硬化性樹脂をマトリッ
クスとした強化繊維プリプレグ複合材、11…金属製治
具、21…中子、22…常温硬化性樹脂と強化繊維、2
3…内面層、A…複合剤製品(A…中空屈曲パイプ、B
…角パイプ、C…中空箱)。
クスとした強化繊維プリプレグ複合材、11…金属製治
具、21…中子、22…常温硬化性樹脂と強化繊維、2
3…内面層、A…複合剤製品(A…中空屈曲パイプ、B
…角パイプ、C…中空箱)。
Claims (3)
- 【請求項1】 低融点合金で所要形状のオス型を作り、
このオス型に熱硬化性樹脂をマトリックスとした強化繊
維プリプレグ複合材を積層し、このプリプレグ複合材層
をオートクレープ等で熱硬化した後、前記オス型を熱融
解して除去することにより複合材製品を得ることを特徴
とする複合材製品の成形方法。 - 【請求項2】 所要形状をした金属製治具に熱硬化性樹
脂をマトリックスとした強化繊維プリプレグ複合材を積
層し、このプリプレグ複合材層をオートクレープ等で熱
硬化した後、前記金属製治具を溶剤で溶解して除去する
ことにより複合材製品を得ることを特徴とする複合材製
品の成形方法。 - 【請求項3】 ロウ或いは低融点合金又はアルミ等で所
要形状の中子を作り、この中子の周面に常温硬化性樹脂
と強化繊維を湿式で積層して硬化し、この状態で前記中
子を熱融解或いは溶剤により溶解して除去して内面層を
作り、この内面層の周面に熱硬化性樹脂をマトリックス
とした強化繊維プリプレグ複合材を積層してオートクレ
ープ等で熱硬化することにより複合材製品を得ることを
特徴とする複合材製品の成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4261465A JPH06106632A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 複合材製品の成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4261465A JPH06106632A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 複合材製品の成形方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06106632A true JPH06106632A (ja) | 1994-04-19 |
Family
ID=17362281
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4261465A Pending JPH06106632A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 複合材製品の成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06106632A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009542494A (ja) * | 2006-07-06 | 2009-12-03 | エアバス ドイチェランド ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 成形コア材を用いて複合繊維部品を製造する方法及びその成形コア材 |
| US8500085B2 (en) | 2006-07-06 | 2013-08-06 | Airbus Operations Gmbh | Method for manufacturing a composite fiber component for aerospace |
| US8906489B2 (en) | 2006-07-06 | 2014-12-09 | Airbus Operations Gmbh | Method for producing a fibre composite component for aviation and spaceflight |
| JP2014534914A (ja) * | 2011-10-19 | 2014-12-25 | ヘクセル コーポレイション | 複合部品の高圧成形 |
| US9492974B2 (en) | 2006-07-06 | 2016-11-15 | Airbus Operations Gmbh | Method for producing a fiber composite component for aviation and spaceflight |
| US10207463B2 (en) | 2006-07-06 | 2019-02-19 | Airbus Operations Gmbh | Method for producing a fiber composite component for aerospace |
| CN115923188A (zh) * | 2022-12-14 | 2023-04-07 | 成都佳驰电子科技股份有限公司 | 一种大厚度、变型面梁类吸波结构件成型工艺 |
| CN116001312A (zh) * | 2022-12-26 | 2023-04-25 | 江西洪都航空工业集团有限责任公司 | 一种细长碳纤维复合材料方管结构件的制作方法 |
-
1992
- 1992-09-30 JP JP4261465A patent/JPH06106632A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009542494A (ja) * | 2006-07-06 | 2009-12-03 | エアバス ドイチェランド ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 成形コア材を用いて複合繊維部品を製造する方法及びその成形コア材 |
| US8500085B2 (en) | 2006-07-06 | 2013-08-06 | Airbus Operations Gmbh | Method for manufacturing a composite fiber component for aerospace |
| US8906489B2 (en) | 2006-07-06 | 2014-12-09 | Airbus Operations Gmbh | Method for producing a fibre composite component for aviation and spaceflight |
| US9492974B2 (en) | 2006-07-06 | 2016-11-15 | Airbus Operations Gmbh | Method for producing a fiber composite component for aviation and spaceflight |
| US10207463B2 (en) | 2006-07-06 | 2019-02-19 | Airbus Operations Gmbh | Method for producing a fiber composite component for aerospace |
| JP2014534914A (ja) * | 2011-10-19 | 2014-12-25 | ヘクセル コーポレイション | 複合部品の高圧成形 |
| CN115923188A (zh) * | 2022-12-14 | 2023-04-07 | 成都佳驰电子科技股份有限公司 | 一种大厚度、变型面梁类吸波结构件成型工艺 |
| CN116001312A (zh) * | 2022-12-26 | 2023-04-25 | 江西洪都航空工业集团有限责任公司 | 一种细长碳纤维复合材料方管结构件的制作方法 |
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