JPH06106942A - 車両のサスペンション特性制御装置 - Google Patents
車両のサスペンション特性制御装置Info
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- JPH06106942A JPH06106942A JP25828792A JP25828792A JPH06106942A JP H06106942 A JPH06106942 A JP H06106942A JP 25828792 A JP25828792 A JP 25828792A JP 25828792 A JP25828792 A JP 25828792A JP H06106942 A JPH06106942 A JP H06106942A
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- Japan
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- vehicle
- suspension
- sudden braking
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 アンチロックブレーキ装置BRとソフト/ハ
ード切り換え可能なサスペンション装置SUを備えた車
両において、走行安定性を最重視しかつできる限り車両
の乗り心地を良好にする。 【構成】 アンチロックブレーキ装置BRが正常であっ
て、同装置BRが車両の急制動時における車輪のロック
を回避することにより車両の走行安定性を確保する場合
には、サスペンション装置SU内のコンピュータ35
は、車両の急制動時にもサスペンション特性をなるべく
ソフトに維持する。これにより、車両の走行安定性と乗
り心地の両立を図る。アンチロックブレーキ装置BRに
フェイルが発生して同装置BRによって急制動時におけ
る車両の走行安定性が確保されない場合には、コンピュ
ータ35は車両の急制動時にサスペンション特性をハー
ドに切り換えられ易くし、車体のダイブを抑制して車両
の走行安定性を確保する。
ード切り換え可能なサスペンション装置SUを備えた車
両において、走行安定性を最重視しかつできる限り車両
の乗り心地を良好にする。 【構成】 アンチロックブレーキ装置BRが正常であっ
て、同装置BRが車両の急制動時における車輪のロック
を回避することにより車両の走行安定性を確保する場合
には、サスペンション装置SU内のコンピュータ35
は、車両の急制動時にもサスペンション特性をなるべく
ソフトに維持する。これにより、車両の走行安定性と乗
り心地の両立を図る。アンチロックブレーキ装置BRに
フェイルが発生して同装置BRによって急制動時におけ
る車両の走行安定性が確保されない場合には、コンピュ
ータ35は車両の急制動時にサスペンション特性をハー
ドに切り換えられ易くし、車体のダイブを抑制して車両
の走行安定性を確保する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の急制動時にサス
ペンション特性をハード側に設定して、車体のダイブを
抑えるようにした車両のサスペンション特性制御装置に
関する。
ペンション特性をハード側に設定して、車体のダイブを
抑えるようにした車両のサスペンション特性制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車両は、例えば特開昭6
3−34213号公報に示されているように、急制動時
に車輪のロックを回避するためのアンチロックブレーキ
装置を備えるとともに、車両のサスペンション特性をソ
フトまたはハードに変更可能なサスペンション機構を備
え、アンチロックブレーキ装置の作動時にサスペンショ
ン特性をハード側に設定することにより、車体のダイブ
を抑制して急制動時における車両の走行安定性を良好に
するようにしている。
3−34213号公報に示されているように、急制動時
に車輪のロックを回避するためのアンチロックブレーキ
装置を備えるとともに、車両のサスペンション特性をソ
フトまたはハードに変更可能なサスペンション機構を備
え、アンチロックブレーキ装置の作動時にサスペンショ
ン特性をハード側に設定することにより、車体のダイブ
を抑制して急制動時における車両の走行安定性を良好に
するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、車両のサス
ペンション特性がハード側に切り換えられると、車体の
姿勢変化が抑制されて車両の走行安定性は良好になる反
面、車両の乗り心地が良好でなくなる傾向にある。した
がって、上記従来の装置にあっては、車両の急制動の度
合が小さくて、アンチロッキブレーキ装置により車両の
走行安定性が充分に確保される場合でも、車両のサスペ
ンション特性はハード側に切り換えられ、必要以上に車
両の走行安定性は良好になるが、車両の乗り心地が悪化
してしまうという問題がある。本発明は上記問題を総合
的に考慮してなされたもので、その目的は、アンチロッ
クブレーキ装置の状態に応じて車両のサスペンション特
性を制御することにより、車両の走行安定性を最重視し
かつできる限り車両の乗り心地を良好にした車両のサス
ペンション特性制御装置を提供するものである。
ペンション特性がハード側に切り換えられると、車体の
姿勢変化が抑制されて車両の走行安定性は良好になる反
面、車両の乗り心地が良好でなくなる傾向にある。した
がって、上記従来の装置にあっては、車両の急制動の度
合が小さくて、アンチロッキブレーキ装置により車両の
走行安定性が充分に確保される場合でも、車両のサスペ
ンション特性はハード側に切り換えられ、必要以上に車
両の走行安定性は良好になるが、車両の乗り心地が悪化
してしまうという問題がある。本発明は上記問題を総合
的に考慮してなされたもので、その目的は、アンチロッ
クブレーキ装置の状態に応じて車両のサスペンション特
性を制御することにより、車両の走行安定性を最重視し
かつできる限り車両の乗り心地を良好にした車両のサス
ペンション特性制御装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の構成上の特徴は、アンチロックブレーキ装
置を搭載した車両に適用され、車両のサスペンション特
性を変更可能なサスペンション機構と、車両の急制動の
度合を検出する急制動検出手段と、前記検出された度合
と所定の基準値とを比較する比較手段と、比較手段の比
較結果に応じてサスペンション機構を制御し前記検出度
合が前記基準値より小さいとき前記サスペンション特性
をソフト側に設定しかつ同検出度合が同基準値より大き
いとき同サスペンション特性をハード側に切り換える切
り換え制御手段とを備えた車両のサスペンション特性制
御装置において、アンチロックブレーキ装置にフェイル
が発生したとき前記基準値を所定量だけ減少させる減少
制御手段を設けたことにある。
に、本発明の構成上の特徴は、アンチロックブレーキ装
置を搭載した車両に適用され、車両のサスペンション特
性を変更可能なサスペンション機構と、車両の急制動の
度合を検出する急制動検出手段と、前記検出された度合
と所定の基準値とを比較する比較手段と、比較手段の比
較結果に応じてサスペンション機構を制御し前記検出度
合が前記基準値より小さいとき前記サスペンション特性
をソフト側に設定しかつ同検出度合が同基準値より大き
いとき同サスペンション特性をハード側に切り換える切
り換え制御手段とを備えた車両のサスペンション特性制
御装置において、アンチロックブレーキ装置にフェイル
が発生したとき前記基準値を所定量だけ減少させる減少
制御手段を設けたことにある。
【0005】
【作用】上記のように構成した本発明においては、アン
チロックブレーキ装置が正常であれば、比較手段は急制
動検出手段によって検出された急制動の度合と所定の基
準値とを比較し、この比較結果に応じて、切り換え制御
手段は、前記検出度合が基準値より小さいときサスペン
ション機構を制御して車両のサスペンション特性をソフ
ト側に設定し、かつ前記検出度合が同基準値より大きい
とき同サスペンション特性をハード側に切り換える。こ
れにより、急制動の度合が小さければ、アンチロックブ
レーキ装置が各輪のロックを回避することによって車両
の走行安定性を確保すると同時に、サスペンション機構
がサスペンション特性をソフトに保って車両の乗り心地
を良好にする。また、車両の急制動の度合が大きけれ
ば、アンチロックブレーキ装置が各輪のロックを回避す
ることによって車両の走行安定性を確保すると同時に、
サスペンション機構がサスペンション特性をハード側に
切り換えて車体のダイブを抑制することにより急制動時
における車両の走行安定性を確保する。一方、アンチロ
ックブレーキ装置にフェイルが発生すると、減少制御手
段が前記基準値を所定量だけ減少させる。したがって、
急制動時にアンチロックブレーキ装置によって車両の走
行安定性が確保されないような場合には、車両の急制動
の度合が前記場合より小さくても車両のサスペンション
特性はハード側に切り換えられ、すなわち車両のサスペ
ンション特性がハード側に切り換えられ易くなる。これ
により、この場合には、サスペンション機構が急制動時
における車体のダイブを抑制して車両の走行安定性を良
好に保つ。
チロックブレーキ装置が正常であれば、比較手段は急制
動検出手段によって検出された急制動の度合と所定の基
準値とを比較し、この比較結果に応じて、切り換え制御
手段は、前記検出度合が基準値より小さいときサスペン
ション機構を制御して車両のサスペンション特性をソフ
ト側に設定し、かつ前記検出度合が同基準値より大きい
とき同サスペンション特性をハード側に切り換える。こ
れにより、急制動の度合が小さければ、アンチロックブ
レーキ装置が各輪のロックを回避することによって車両
の走行安定性を確保すると同時に、サスペンション機構
がサスペンション特性をソフトに保って車両の乗り心地
を良好にする。また、車両の急制動の度合が大きけれ
ば、アンチロックブレーキ装置が各輪のロックを回避す
ることによって車両の走行安定性を確保すると同時に、
サスペンション機構がサスペンション特性をハード側に
切り換えて車体のダイブを抑制することにより急制動時
における車両の走行安定性を確保する。一方、アンチロ
ックブレーキ装置にフェイルが発生すると、減少制御手
段が前記基準値を所定量だけ減少させる。したがって、
急制動時にアンチロックブレーキ装置によって車両の走
行安定性が確保されないような場合には、車両の急制動
の度合が前記場合より小さくても車両のサスペンション
特性はハード側に切り換えられ、すなわち車両のサスペ
ンション特性がハード側に切り換えられ易くなる。これ
により、この場合には、サスペンション機構が急制動時
における車体のダイブを抑制して車両の走行安定性を良
好に保つ。
【0006】
【発明の効果】上記作用説明からも理解できるとおり、
本発明によれば、アンチロックブレーキ装置が正常であ
れば、急制動時における車両の走行安定性を確保すると
ともに、車両の乗り心地も良好に保つので、急制動時に
おける車両の走行安定性と乗り心地の両立を図ることが
できる。また、アンチロックブレーキ装置にフェイルが
発生したり、急制動の度合が大きいときには、サスペン
ション機構により急制動時における車両の走行安定性を
良好に保つことができる。
本発明によれば、アンチロックブレーキ装置が正常であ
れば、急制動時における車両の走行安定性を確保すると
ともに、車両の乗り心地も良好に保つので、急制動時に
おける車両の走行安定性と乗り心地の両立を図ることが
できる。また、アンチロックブレーキ装置にフェイルが
発生したり、急制動の度合が大きいときには、サスペン
ション機構により急制動時における車両の走行安定性を
良好に保つことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
すると、図1は車両のサスペンション装置SUとアンチ
ロックブレーキ装置BRを概略的に示している。
すると、図1は車両のサスペンション装置SUとアンチ
ロックブレーキ装置BRを概略的に示している。
【0008】サスペンション装置SUは、左右の前輪お
よび後輪にそれぞれ対応して、各輪と車体との間に設け
られたショックアブソーバ11a〜11d、主エアチャ
ンバ12a〜12dおよび副エアチャンバ13a〜13
dを有する。ショックアブソーバ11a〜11dは、ア
クチュエータ14a〜14dによって制御されるバルブ
開度に応じて車体の上下動に対する減衰力を3段階
(小、中、大)に変更できるようになっている。主エア
チャンバ12a〜12dは(主エアチャンバ12a〜1
2dと副エアチャンバ13a〜13dとが連通している
場合には副エアチャンバ13a〜13dも)、それらの
収容空気量に応じて各輪位置の車高を連続的に変更でき
るようになっている。副エアチャンバ13a〜13d
は、アクチュエータ15a〜15dによって主エアチャ
ンバ12a〜12dとの連通が切り換えられるバルブの
オンオフにより、主エアチャンバ12a〜12dと協働
して車体の上下動に対するばね定数を2段階(小、大)
に変更するものである。
よび後輪にそれぞれ対応して、各輪と車体との間に設け
られたショックアブソーバ11a〜11d、主エアチャ
ンバ12a〜12dおよび副エアチャンバ13a〜13
dを有する。ショックアブソーバ11a〜11dは、ア
クチュエータ14a〜14dによって制御されるバルブ
開度に応じて車体の上下動に対する減衰力を3段階
(小、中、大)に変更できるようになっている。主エア
チャンバ12a〜12dは(主エアチャンバ12a〜1
2dと副エアチャンバ13a〜13dとが連通している
場合には副エアチャンバ13a〜13dも)、それらの
収容空気量に応じて各輪位置の車高を連続的に変更でき
るようになっている。副エアチャンバ13a〜13d
は、アクチュエータ15a〜15dによって主エアチャ
ンバ12a〜12dとの連通が切り換えられるバルブの
オンオフにより、主エアチャンバ12a〜12dと協働
して車体の上下動に対するばね定数を2段階(小、大)
に変更するものである。
【0009】これらの主エアチャンバ12a〜12dに
は、同チャンバ12a〜12dに空気を給排する給排装
置が接続されている。この給排装置は電動モータ16に
より駆動されるコンプレッサ17を備えており、同コン
プレッサ17はチェック弁18、エアドライヤ19、並
列接続されたチェック弁21およびオリフィス22、並
びに各輪毎に設けた電磁切り換え弁23a〜23dを介
して、主エアチャンバ12a〜12dに接続されてい
る。これらの電磁切り換え弁23a〜23dは通常オフ
状態にあり、通電によりオン状態となってチェック弁2
1およびオリフィス22と各エアチャンバ12a〜12
dとの各連通を許容する。また、チェック弁18とエア
ドライヤ19との接続点には電磁切り換え弁24が接続
されており、同弁24は通常オフ状態にあり、通電によ
りオン状態となって前記接続点を大気に連通させる。
は、同チャンバ12a〜12dに空気を給排する給排装
置が接続されている。この給排装置は電動モータ16に
より駆動されるコンプレッサ17を備えており、同コン
プレッサ17はチェック弁18、エアドライヤ19、並
列接続されたチェック弁21およびオリフィス22、並
びに各輪毎に設けた電磁切り換え弁23a〜23dを介
して、主エアチャンバ12a〜12dに接続されてい
る。これらの電磁切り換え弁23a〜23dは通常オフ
状態にあり、通電によりオン状態となってチェック弁2
1およびオリフィス22と各エアチャンバ12a〜12
dとの各連通を許容する。また、チェック弁18とエア
ドライヤ19との接続点には電磁切り換え弁24が接続
されており、同弁24は通常オフ状態にあり、通電によ
りオン状態となって前記接続点を大気に連通させる。
【0010】次に、前述したアクチュエータ14a〜1
4d,15a〜15dおよび電磁切り換え弁23a〜2
3d,24を制御する電気制御装置について説明する。
この電気制御装置は、ストロークセンサ31a〜31
d、モードスイッチ32、ブレーキスイッチ33、車速
センサ34およびマイクロコンピュータ35を備えてい
る。ストロークセンサ31a〜31dは各輪位置にそれ
ぞれ設けられ、同位置における車体の基準高さに対する
下方への変位量(以下、ストローク量)SFL,SF R,
SRL,SRR をそれぞれ検出してこれらの検出信号を出力
する。モードスイッチ32は運転者により操作されて、
サスペンション特性をノーマルモードまたはスポーツモ
ードに選択的に切り換える操作スイッチである。ブレー
キスイッチ33はブレーキペダル41の踏み込み操作を
検出するもので、通常オフ状態にあってブレーキペダル
41の踏み込み操作時にオンする。車速センサ34は車
速Vを検出して同速速Vを表す検出信号を出力する。マ
イクロコンピュータ35はCPU,ROM,RAM、タ
イマなどからなり、図2に示す「メインプログラム」を
繰り返し実行するとともに、同「メインプログラム」の
実行中、所定時間毎に図3に示す「急制動検出プログラ
ム」を割り込み実行する。
4d,15a〜15dおよび電磁切り換え弁23a〜2
3d,24を制御する電気制御装置について説明する。
この電気制御装置は、ストロークセンサ31a〜31
d、モードスイッチ32、ブレーキスイッチ33、車速
センサ34およびマイクロコンピュータ35を備えてい
る。ストロークセンサ31a〜31dは各輪位置にそれ
ぞれ設けられ、同位置における車体の基準高さに対する
下方への変位量(以下、ストローク量)SFL,SF R,
SRL,SRR をそれぞれ検出してこれらの検出信号を出力
する。モードスイッチ32は運転者により操作されて、
サスペンション特性をノーマルモードまたはスポーツモ
ードに選択的に切り換える操作スイッチである。ブレー
キスイッチ33はブレーキペダル41の踏み込み操作を
検出するもので、通常オフ状態にあってブレーキペダル
41の踏み込み操作時にオンする。車速センサ34は車
速Vを検出して同速速Vを表す検出信号を出力する。マ
イクロコンピュータ35はCPU,ROM,RAM、タ
イマなどからなり、図2に示す「メインプログラム」を
繰り返し実行するとともに、同「メインプログラム」の
実行中、所定時間毎に図3に示す「急制動検出プログラ
ム」を割り込み実行する。
【0011】アンチロックブレーキ装置BRは、ブレー
キペダル41の踏み込み操作によりポンプ42から圧送
されたブレーキ油圧を各輪毎に設けたホイールシリンダ
(図示しない)に供給するブレーキ油圧制御装置43を
備えている。このブレーキ油圧制御装置43にはアンチ
ロック電気制御装置44が接続されている。アンチロッ
ク制御装置44は各輪の回転速度を検出するセンサ、同
センサにより検出された各輪の回転速度から各輪のロッ
クを推定する推定回路、同推定回路による推定に基づい
て各ホイールシリンダに対するブレーキ油圧の供給、停
止および解除を表す制御信号を形成する制御回路などを
備え、ブレーキ油圧制御装置43に制御信号を出力する
ことによって車両の急制動時における各輪のロックを回
避するようになっている。また、このアンチロック電気
制御装置44は各種センサ、各種回路などのフェイルを
検出し、同フェイルの検出時にはフェイルを表す検出信
号をマイクロコンピュータ35に出力する。
キペダル41の踏み込み操作によりポンプ42から圧送
されたブレーキ油圧を各輪毎に設けたホイールシリンダ
(図示しない)に供給するブレーキ油圧制御装置43を
備えている。このブレーキ油圧制御装置43にはアンチ
ロック電気制御装置44が接続されている。アンチロッ
ク制御装置44は各輪の回転速度を検出するセンサ、同
センサにより検出された各輪の回転速度から各輪のロッ
クを推定する推定回路、同推定回路による推定に基づい
て各ホイールシリンダに対するブレーキ油圧の供給、停
止および解除を表す制御信号を形成する制御回路などを
備え、ブレーキ油圧制御装置43に制御信号を出力する
ことによって車両の急制動時における各輪のロックを回
避するようになっている。また、このアンチロック電気
制御装置44は各種センサ、各種回路などのフェイルを
検出し、同フェイルの検出時にはフェイルを表す検出信
号をマイクロコンピュータ35に出力する。
【0012】次に、上記のように構成した実施例の動作
を前記フローチャートにしたがって説明する。イグニッ
ションスイッチ(図示しない)がオンされると、マイク
ロコンピュータ35は図2のステップ100にて「メイ
ンプログラム」の実行を開始し、ステップ102にてア
ンチダイブ制御することを表すアンチダイブフラグADFL
を”0”に初期設定した後、ステップ104〜116か
らなる循環処理を繰り返し実行する。この循環処理にお
いては、アンチダイブフラグADFLは最初”0”であるの
で、マイクロコンピュータ35はステップ104にて
「NO」と判定してプログラムをステップ106,10
8に進める。ステップ106においては、車速センサ3
3により検出された車速Vと所定車速V1 を比較するこ
とにより車両が高速走行中であるか否かを判定する。ま
た、ステップ108においては、モードスイッチ32の
設定状態により、サスペンション特性としてノーマルモ
ードまたはスポーツモードのいずれが選択されているか
を判定する。
を前記フローチャートにしたがって説明する。イグニッ
ションスイッチ(図示しない)がオンされると、マイク
ロコンピュータ35は図2のステップ100にて「メイ
ンプログラム」の実行を開始し、ステップ102にてア
ンチダイブ制御することを表すアンチダイブフラグADFL
を”0”に初期設定した後、ステップ104〜116か
らなる循環処理を繰り返し実行する。この循環処理にお
いては、アンチダイブフラグADFLは最初”0”であるの
で、マイクロコンピュータ35はステップ104にて
「NO」と判定してプログラムをステップ106,10
8に進める。ステップ106においては、車速センサ3
3により検出された車速Vと所定車速V1 を比較するこ
とにより車両が高速走行中であるか否かを判定する。ま
た、ステップ108においては、モードスイッチ32の
設定状態により、サスペンション特性としてノーマルモ
ードまたはスポーツモードのいずれが選択されているか
を判定する。
【0013】車両が高速走行中でなくかつノーマルモー
ドが選択されていれば、マイクロコンピュータ35はス
テップ106にて「NO」と判定するとともにステップ
108にて「YES」と判定して、プログラムをステッ
プ110に進める。ステップ110においては、アクチ
ュエータ14a〜14dを制御することによりショック
アブソーバ11a〜11dの減衰力を「小」すなわちソ
フトに設定し、かつアクチュエータ15a〜15dを制
御することにより主エアチャンバ12a〜12dと副エ
アチャンバ13a〜13dとを連通させて両チャンバ1
2a〜12d,13a〜13dによるばね定数を「小」
すなわちソフトに設定する。また、車両が高速走行して
おりまたはスポーツモードが選択されていれば、マイク
ロコンピュータ35はステップ106にて「YES」と
判定しまたはステップ108にて「NO」と判定して、
プログラムをステップ112に進める。ステップ112
においては、アクチュエータ14a〜14dを制御する
ことによりショックアブソーバ11a〜11dの減衰力
を「中」すなわちミドルに設定し、かつアクチュエータ
15a〜15dを制御することにより主エアチャンバ1
2a〜12dと副エアチャンバ13a〜13dとの連通
を解除して両チャンバ12a〜12d,13a〜13d
によるばね定数を「大」すなわちハードに設定する。
ドが選択されていれば、マイクロコンピュータ35はス
テップ106にて「NO」と判定するとともにステップ
108にて「YES」と判定して、プログラムをステッ
プ110に進める。ステップ110においては、アクチ
ュエータ14a〜14dを制御することによりショック
アブソーバ11a〜11dの減衰力を「小」すなわちソ
フトに設定し、かつアクチュエータ15a〜15dを制
御することにより主エアチャンバ12a〜12dと副エ
アチャンバ13a〜13dとを連通させて両チャンバ1
2a〜12d,13a〜13dによるばね定数を「小」
すなわちソフトに設定する。また、車両が高速走行して
おりまたはスポーツモードが選択されていれば、マイク
ロコンピュータ35はステップ106にて「YES」と
判定しまたはステップ108にて「NO」と判定して、
プログラムをステップ112に進める。ステップ112
においては、アクチュエータ14a〜14dを制御する
ことによりショックアブソーバ11a〜11dの減衰力
を「中」すなわちミドルに設定し、かつアクチュエータ
15a〜15dを制御することにより主エアチャンバ1
2a〜12dと副エアチャンバ13a〜13dとの連通
を解除して両チャンバ12a〜12d,13a〜13d
によるばね定数を「大」すなわちハードに設定する。
【0014】前記ステップ110,112の処理後、マ
イクロコンピュータ35はステップ116においてスト
ロークセンサ31a〜31d、車速センサ34などによ
りそれぞれ検出されたストローク量SFL,SFR,SRL,S
RR 、車速Vなどに基づいて電磁切り換え弁23a〜2
3d,24を制御して各輪位置の車高を調整する。
イクロコンピュータ35はステップ116においてスト
ロークセンサ31a〜31d、車速センサ34などによ
りそれぞれ検出されたストローク量SFL,SFR,SRL,S
RR 、車速Vなどに基づいて電磁切り換え弁23a〜2
3d,24を制御して各輪位置の車高を調整する。
【0015】一方、前記ステップ104〜116からな
る循環処理中、マイクロコンピュータ35は所定時間毎
に図3の「急制動検出プログラム」を割り込み実行す
る。この「急制動検出プログラム」においては、マイク
ロコンピュータ35はステップ200にてその実行を開
始し、ステップ202にて車速センサ33およびストロ
ークセンサ31a,31bによりそれぞれ検出された車
速Vおよびストローク量SFL,SFR を読み込み、ステッ
プ204にて検出ストローク量SFL,SFR により左右前
輪位置の平均ストローク量S=(SFL+SFR)/2を計算
する。次に、マイクロコンピュータ35はステップ20
6にてアンチロック電気制御装置44からからアンチロ
ックブレーキ装置BRのフェイルを表す信号が入力され
ているか否かを判定する。
る循環処理中、マイクロコンピュータ35は所定時間毎
に図3の「急制動検出プログラム」を割り込み実行す
る。この「急制動検出プログラム」においては、マイク
ロコンピュータ35はステップ200にてその実行を開
始し、ステップ202にて車速センサ33およびストロ
ークセンサ31a,31bによりそれぞれ検出された車
速Vおよびストローク量SFL,SFR を読み込み、ステッ
プ204にて検出ストローク量SFL,SFR により左右前
輪位置の平均ストローク量S=(SFL+SFR)/2を計算
する。次に、マイクロコンピュータ35はステップ20
6にてアンチロック電気制御装置44からからアンチロ
ックブレーキ装置BRのフェイルを表す信号が入力され
ているか否かを判定する。
【0016】まず、アンチロックブレーキ装置BRにフ
ェイルが発生していない場合について説明する。この場
合、アンチロック電気制御装置44からアンチロックブ
レーキ装置BRのフェイルを表す信号は入力されないの
で、マイクロコンピュータ35はステップ206にて
「NO」と判定し、ステップ208にて基準車速Vre
f、第1基準ストローク量Sref1および第2基準ストロ
ーク量Sref2がそれぞれ比較的大きな所定車速V0及び
所定ストローク量S1,S2 (S1<S2) にそれぞれ設
定するとともに基準時間Trefを比較的小さな所定時間
T0(例えば1秒)に設定する。
ェイルが発生していない場合について説明する。この場
合、アンチロック電気制御装置44からアンチロックブ
レーキ装置BRのフェイルを表す信号は入力されないの
で、マイクロコンピュータ35はステップ206にて
「NO」と判定し、ステップ208にて基準車速Vre
f、第1基準ストローク量Sref1および第2基準ストロ
ーク量Sref2がそれぞれ比較的大きな所定車速V0及び
所定ストローク量S1,S2 (S1<S2) にそれぞれ設
定するとともに基準時間Trefを比較的小さな所定時間
T0(例えば1秒)に設定する。
【0017】次に、マイクロコンピュータ35はステッ
プ212〜218にて急制動の度合に応じたアンチダイ
ブ制御の必要性を判定する。ブレーキペダル41が踏み
込み操作されなければ、ブレーキスイッチ33がオンし
ないので、マイクロコンピュータ35はステップ212
にて「NO」と判定してプログラムをステップ224に
進める。ブレーキペダル41が踏み込み操作されても、
車速Vが基準車速Vref 以上であって前輪位置の車体の
平均ストローク量Sが第1基準ストローク量Sref1未満
である場合、または車速Vが基準車速Vref 未満であっ
て同平均ストローク量Sが第2基準ストローク量Sref2
未満である場合には、マイクロコンピュータ35はステ
ップ212〜218の処理によりプログラムをステップ
224に進める。ステップ224においてはアンチダイ
ブフラグADFLが”1”であるか否かを判定する。前記初
期状態のように、同フラグADFLが”0”に維持されてい
れば、マイクロコンピュータ35はステップ224にて
「NO」と判定して、ステップ230の処理後のステッ
プ232にてこの「急制動検出プログラム」を終了す
る。この場合には、アンチダイブフラグADFLは依然”
0”に設定され続けて、前述したように選択モード(ノ
ーマルモードまたはスポーツモード)に応じて、サスペ
ンション装置SUの減衰力は「小」(ソフト)または
「中」(ミドル)に設定されるとともに同装置SUのば
ね定数は「小」(ソフト)または「大」(ハード)に設
定される。
プ212〜218にて急制動の度合に応じたアンチダイ
ブ制御の必要性を判定する。ブレーキペダル41が踏み
込み操作されなければ、ブレーキスイッチ33がオンし
ないので、マイクロコンピュータ35はステップ212
にて「NO」と判定してプログラムをステップ224に
進める。ブレーキペダル41が踏み込み操作されても、
車速Vが基準車速Vref 以上であって前輪位置の車体の
平均ストローク量Sが第1基準ストローク量Sref1未満
である場合、または車速Vが基準車速Vref 未満であっ
て同平均ストローク量Sが第2基準ストローク量Sref2
未満である場合には、マイクロコンピュータ35はステ
ップ212〜218の処理によりプログラムをステップ
224に進める。ステップ224においてはアンチダイ
ブフラグADFLが”1”であるか否かを判定する。前記初
期状態のように、同フラグADFLが”0”に維持されてい
れば、マイクロコンピュータ35はステップ224にて
「NO」と判定して、ステップ230の処理後のステッ
プ232にてこの「急制動検出プログラム」を終了す
る。この場合には、アンチダイブフラグADFLは依然”
0”に設定され続けて、前述したように選択モード(ノ
ーマルモードまたはスポーツモード)に応じて、サスペ
ンション装置SUの減衰力は「小」(ソフト)または
「中」(ミドル)に設定されるとともに同装置SUのば
ね定数は「小」(ソフト)または「大」(ハード)に設
定される。
【0018】ブレーキペダル41が急に踏み込み操作さ
れ、かつ車速Vが基準車速Vref以上であって前輪位置
の車体の平均ストローク量Sが第1基準ストローク量S
ref1以上になった場合、または車速Vが基準車速Vref
未満であって同平均ストローク量Sが第2基準ストロー
ク量Sref2以上になった場合には、マイクロコンピュー
タ35はステップ212〜218の処理によりプログラ
ムをステップ220,222に進める。ステップ220
においてはアンチダイブフラグADFLを”1”に変更し、
ステップ222においてはアンチダイブタイマ値ADTMを
「0」に初期設定する。これらの処理後、マイクロコン
ピュータ35はステップ230の処理を経てステップ2
32にてこの「急制動検出プログラム」の実行を終了す
る。
れ、かつ車速Vが基準車速Vref以上であって前輪位置
の車体の平均ストローク量Sが第1基準ストローク量S
ref1以上になった場合、または車速Vが基準車速Vref
未満であって同平均ストローク量Sが第2基準ストロー
ク量Sref2以上になった場合には、マイクロコンピュー
タ35はステップ212〜218の処理によりプログラ
ムをステップ220,222に進める。ステップ220
においてはアンチダイブフラグADFLを”1”に変更し、
ステップ222においてはアンチダイブタイマ値ADTMを
「0」に初期設定する。これらの処理後、マイクロコン
ピュータ35はステップ230の処理を経てステップ2
32にてこの「急制動検出プログラム」の実行を終了す
る。
【0019】このように、アンチダイブフラグADFLが”
1”に設定されると、マイクロコンピュータ35は「メ
インプログラム」のステップ104にて「YES」と判
定して、プログラムをステップ114に進める。ステッ
プ114においては、アクチュエータ14a〜14dを
制御することによりショックアブソーバ11a〜11d
の減衰力を「大」(ハード)に設定し、かつアクチュエ
ータ15a〜15dを制御することにより主エアチャン
バ12a〜12dと副エアチャンバ13a〜13dとの
連通を解除して両チャンバ12a〜12d,13a〜1
3dによるばね定数を「大」(ハード)に設定する。し
たがって、ブレーキペダル41の急な踏み込み操作によ
って車体前部が所定量だけダイブすると、サスペンショ
ン装置SUの減衰力およびばね定数が「大」(ハード)
に設定されて車体のダイブが抑制される。
1”に設定されると、マイクロコンピュータ35は「メ
インプログラム」のステップ104にて「YES」と判
定して、プログラムをステップ114に進める。ステッ
プ114においては、アクチュエータ14a〜14dを
制御することによりショックアブソーバ11a〜11d
の減衰力を「大」(ハード)に設定し、かつアクチュエ
ータ15a〜15dを制御することにより主エアチャン
バ12a〜12dと副エアチャンバ13a〜13dとの
連通を解除して両チャンバ12a〜12d,13a〜1
3dによるばね定数を「大」(ハード)に設定する。し
たがって、ブレーキペダル41の急な踏み込み操作によ
って車体前部が所定量だけダイブすると、サスペンショ
ン装置SUの減衰力およびばね定数が「大」(ハード)
に設定されて車体のダイブが抑制される。
【0020】この状態から、ブレーキペダル41の踏み
込み操作が解除され、または車体前部のダイブ量が小さ
くなると(車速Vが基準車速Vref 以上である場合には
前輪位置の車体の平均ストローク量Sが第1基準ストロ
ーク量Sref1未満になると、車速Vが基準車速Vref未
満ある場合には同ストローク量Sが第2基準ストローク
量Sref2未満になると)、マイクロコンピュータ35は
ステップ212〜218の処理によりプログラムをステ
ップ224に進める。この場合、アンチダイブフラグAD
FLは”1”に設定されているので、マイクロコンピュー
タ35はステップ224にて「YES」と判定し、ステ
ップ226にてアンチダイブタイマ値ADTMが基準時間T
ref に相当する値以上であるか否かを判定する。このア
ンチダイブタイマ値ADTMは前記ステップ222にて
「0」に初期設定され、かつステップ230にて「1」
ずつカウントアップされるもので、前記状態の変化から
間もない場合には小さな値に保たれている。したがっ
て、この場合には、マイクロコンピュータ35はステッ
プ226にて「NO」と判定して、ステップ230の処
理を経てステップ232にてこの「急制動検出プログラ
ム」の実行を終了する。これにより、ブレーキペダル4
1の踏み込み操作が解除され、または車体前部のダイブ
量が小さくなった後、基準時間Tref が経過するまで
は、サスペンション装置SUの減衰力およびばね定数が
「大」(ハード)に設定され続ける。
込み操作が解除され、または車体前部のダイブ量が小さ
くなると(車速Vが基準車速Vref 以上である場合には
前輪位置の車体の平均ストローク量Sが第1基準ストロ
ーク量Sref1未満になると、車速Vが基準車速Vref未
満ある場合には同ストローク量Sが第2基準ストローク
量Sref2未満になると)、マイクロコンピュータ35は
ステップ212〜218の処理によりプログラムをステ
ップ224に進める。この場合、アンチダイブフラグAD
FLは”1”に設定されているので、マイクロコンピュー
タ35はステップ224にて「YES」と判定し、ステ
ップ226にてアンチダイブタイマ値ADTMが基準時間T
ref に相当する値以上であるか否かを判定する。このア
ンチダイブタイマ値ADTMは前記ステップ222にて
「0」に初期設定され、かつステップ230にて「1」
ずつカウントアップされるもので、前記状態の変化から
間もない場合には小さな値に保たれている。したがっ
て、この場合には、マイクロコンピュータ35はステッ
プ226にて「NO」と判定して、ステップ230の処
理を経てステップ232にてこの「急制動検出プログラ
ム」の実行を終了する。これにより、ブレーキペダル4
1の踏み込み操作が解除され、または車体前部のダイブ
量が小さくなった後、基準時間Tref が経過するまで
は、サスペンション装置SUの減衰力およびばね定数が
「大」(ハード)に設定され続ける。
【0021】一方、ブレーキペダル41の踏み込み操作
が解除され、または車体前部のダイブ量が小さくなって
から基準時間Tref が経過すると、アンチダイブタイマ
値ADTMが基準時間Tref に相当する値以上になるので、
マイクロコンピュータ35はステップ226にて「YE
S」と判定してステップ228にてアンチダイブフラグ
ADFLを”0”に変更する。したがって、マイクロコンピ
ュータ35は「メインプログラム」のステップ104に
て「NO」と判定してプログラムをステップ106以降
へ進めるので、前述したように選択モード(ノーマルモ
ードまたはスポーツモード)に応じて、サスペンション
装置SUの減衰力は「小」(ソフト)または「中」(ミ
ドル)に設定されるとともに同装置SUのばね定数は
「小」(ソフト)または「大」(ハード)に設定される
ようになる。
が解除され、または車体前部のダイブ量が小さくなって
から基準時間Tref が経過すると、アンチダイブタイマ
値ADTMが基準時間Tref に相当する値以上になるので、
マイクロコンピュータ35はステップ226にて「YE
S」と判定してステップ228にてアンチダイブフラグ
ADFLを”0”に変更する。したがって、マイクロコンピ
ュータ35は「メインプログラム」のステップ104に
て「NO」と判定してプログラムをステップ106以降
へ進めるので、前述したように選択モード(ノーマルモ
ードまたはスポーツモード)に応じて、サスペンション
装置SUの減衰力は「小」(ソフト)または「中」(ミ
ドル)に設定されるとともに同装置SUのばね定数は
「小」(ソフト)または「大」(ハード)に設定される
ようになる。
【0022】一方、このような急制動時には、アンチロ
ック電気制御装置44は各輪の回転速度により各輪がロ
ックしないようにブレーキ油圧制御装置43を制御して
いる。したがって、車両が急制動されても各輪がロック
することはなく、ある程度の大きさの急制動までは車両
の走行安定性が確保される。一方、サスペンション装置
SUにおいては、ステップ208の処理によって基準車
速Vref 、第1および第2基準ストローク量Sref1,Sr
ef2 は比較的大きな値に設定されているとともに基準時
間Tref は比較的短く設定されているので、サスペンシ
ョン装置SUの減衰力およびばね定数は共に「大」に設
定され難く車両の乗り心地も良好に保たれる。なお、急
制動の度合がきわめて大きくて、車速Vが基準車速Vre
f 以上かつ平均ストローク量Sが第1基準ストローク量
Sref1以上であれば、または車速Vが基準車速Vref 未
満かつ平均ストローク量Sが第2基準ストローク量Sre
f2以上であれば、減衰力およびばね定数が「大」に設定
されるので、サスペンション装置SUは車体のダイブを
抑制して、アンチロックブレーキ装置BRと共に車両の
走行安定性を良好に維持する。
ック電気制御装置44は各輪の回転速度により各輪がロ
ックしないようにブレーキ油圧制御装置43を制御して
いる。したがって、車両が急制動されても各輪がロック
することはなく、ある程度の大きさの急制動までは車両
の走行安定性が確保される。一方、サスペンション装置
SUにおいては、ステップ208の処理によって基準車
速Vref 、第1および第2基準ストローク量Sref1,Sr
ef2 は比較的大きな値に設定されているとともに基準時
間Tref は比較的短く設定されているので、サスペンシ
ョン装置SUの減衰力およびばね定数は共に「大」に設
定され難く車両の乗り心地も良好に保たれる。なお、急
制動の度合がきわめて大きくて、車速Vが基準車速Vre
f 以上かつ平均ストローク量Sが第1基準ストローク量
Sref1以上であれば、または車速Vが基準車速Vref 未
満かつ平均ストローク量Sが第2基準ストローク量Sre
f2以上であれば、減衰力およびばね定数が「大」に設定
されるので、サスペンション装置SUは車体のダイブを
抑制して、アンチロックブレーキ装置BRと共に車両の
走行安定性を良好に維持する。
【0023】次に、アンチロックブレーキ装置BRにフ
ェイルが発生した場合について説明する。この場合、ア
ンチロック電気制御装置44は各輪のアンチロック制御
を解除するとともに、マイクロコンピュータ35に対し
てフェイルを表す信号を出力する。したがって、マイク
ロコンピュータ35は図3のステップ206にて「YE
S」と判定して、プログラムをステップ210に進め
る。ステップ210においては、基準車速Vref 、第1
基準ストローク量Sref1および第2基準ストローク量S
ref2は前記所定速度V0および所定ストローク量S1,S2
より所定の少ない量ΔV,ΔSだけ小さな所定車速V0
−ΔV及び所定ストローク量S1−ΔS,S2−ΔSにそ
れぞれ設定されるとともに、基準時間Trefは所定時間
T0より所定量ΔTだけ長い時間T0+ΔTに設定され
る。次に、マイクロコンピュータ35は上記同様なステ
ップ212〜232の処理を実行する。
ェイルが発生した場合について説明する。この場合、ア
ンチロック電気制御装置44は各輪のアンチロック制御
を解除するとともに、マイクロコンピュータ35に対し
てフェイルを表す信号を出力する。したがって、マイク
ロコンピュータ35は図3のステップ206にて「YE
S」と判定して、プログラムをステップ210に進め
る。ステップ210においては、基準車速Vref 、第1
基準ストローク量Sref1および第2基準ストローク量S
ref2は前記所定速度V0および所定ストローク量S1,S2
より所定の少ない量ΔV,ΔSだけ小さな所定車速V0
−ΔV及び所定ストローク量S1−ΔS,S2−ΔSにそ
れぞれ設定されるとともに、基準時間Trefは所定時間
T0より所定量ΔTだけ長い時間T0+ΔTに設定され
る。次に、マイクロコンピュータ35は上記同様なステ
ップ212〜232の処理を実行する。
【0024】したがって、アンチロックブレーキ装置B
Rにフェイルが発生した状態で、車両を急制動した場合
には、サスペンション装置SUの減衰力およびばね定数
は共に「大」に設定され易くなるとともに、同減衰力お
よびばね定数が「大」に設定される時間も長くなる。そ
の結果、サスペンション装置SUが車体のダイブを抑制
する傾向が増すので、アンチロックブレーキ装置BRに
よって急制動時における車両の走行安定性が確保されな
くても、サスペンション装置SUによって急制動時にお
ける車両の走行安定性は良好に維持される。
Rにフェイルが発生した状態で、車両を急制動した場合
には、サスペンション装置SUの減衰力およびばね定数
は共に「大」に設定され易くなるとともに、同減衰力お
よびばね定数が「大」に設定される時間も長くなる。そ
の結果、サスペンション装置SUが車体のダイブを抑制
する傾向が増すので、アンチロックブレーキ装置BRに
よって急制動時における車両の走行安定性が確保されな
くても、サスペンション装置SUによって急制動時にお
ける車両の走行安定性は良好に維持される。
【0025】なお、上記実施例においては、前輪位置の
車体の平均ストローク量S(ダイブ量)によって車両の
急制動を検出するようにしたが、ブレーキペダル41の
踏み込み速度と踏み込み量が所定量以上になったことに
より、またはブレーキ油圧の立ち下がり(変化率)が急
(所定値以上)になったことにより、車両の急制動を検
出するようにしてもよい。また、車両の減速度を測定し
て車両の急制動を検出するようにしてもよい。
車体の平均ストローク量S(ダイブ量)によって車両の
急制動を検出するようにしたが、ブレーキペダル41の
踏み込み速度と踏み込み量が所定量以上になったことに
より、またはブレーキ油圧の立ち下がり(変化率)が急
(所定値以上)になったことにより、車両の急制動を検
出するようにしてもよい。また、車両の減速度を測定し
て車両の急制動を検出するようにしてもよい。
【図1】 本発明の一実施例を示すサスペンション装置
とアンチロックブレーキ装置の概略図である。
とアンチロックブレーキ装置の概略図である。
【図2】 図1のマイクロコンピュータにより実行され
る「メインプログラム」に対応したフローチャートであ
る。
る「メインプログラム」に対応したフローチャートであ
る。
【図3】 同コンピュータにより実行される「急制動検
出プログラム」に対応したフローチャートである。
出プログラム」に対応したフローチャートである。
SU…サスペンション装置、BR…アンチロックブレー
キ装置、11a〜11d…ショックアブソーバ、12a
〜12d…主エアチャンバ、13a〜13d…副エアチ
ャンバ、14a〜14d,15a〜15d…アクチュエ
ータ、17…コンプレッサ、23a〜23d,24…電
磁切り換え弁、31a〜31d…ストロークセンサ、3
3…ブレーキスイッチ、34…車速センサ、35…マイ
クロコンピュータ、41…ブレーキペダル、43…ブレ
ーキ油圧制御装置、44…アンチロック電気制御装置。
キ装置、11a〜11d…ショックアブソーバ、12a
〜12d…主エアチャンバ、13a〜13d…副エアチ
ャンバ、14a〜14d,15a〜15d…アクチュエ
ータ、17…コンプレッサ、23a〜23d,24…電
磁切り換え弁、31a〜31d…ストロークセンサ、3
3…ブレーキスイッチ、34…車速センサ、35…マイ
クロコンピュータ、41…ブレーキペダル、43…ブレ
ーキ油圧制御装置、44…アンチロック電気制御装置。
Claims (1)
- 【請求項1】 アンチロックブレーキ装置を搭載した車
両に適用され、車両のサスペンション特性を変更可能な
サスペンション機構と、車両の急制動の度合を検出する
急制動検出手段と、前記検出された度合と所定の基準値
とを比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果に応
じて前記サスペンション機構を制御し前記検出度合が前
記基準値より小さいとき前記サスペンション特性をソフ
ト側に設定しかつ同検出度合が同基準値より大きいとき
同サスペンション特性をハード側に切り換える切り換え
制御手段とを備えた車両のサスペンション特性制御装置
において、前記アンチロックブレーキ装置にフェイルが
発生したとき前記基準値を所定量だけ減少させる減少制
御手段を設けたことを特徴とする車両のサスペンション
特性制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25828792A JP3010933B2 (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | 車両のサスペンション特性制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25828792A JP3010933B2 (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | 車両のサスペンション特性制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06106942A true JPH06106942A (ja) | 1994-04-19 |
| JP3010933B2 JP3010933B2 (ja) | 2000-02-21 |
Family
ID=17318161
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25828792A Expired - Fee Related JP3010933B2 (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | 車両のサスペンション特性制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3010933B2 (ja) |
-
1992
- 1992-09-28 JP JP25828792A patent/JP3010933B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3010933B2 (ja) | 2000-02-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
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