JPH06107528A - 毛髪処理剤 - Google Patents

毛髪処理剤

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JPH06107528A
JPH06107528A JP4289298A JP28929892A JPH06107528A JP H06107528 A JPH06107528 A JP H06107528A JP 4289298 A JP4289298 A JP 4289298A JP 28929892 A JP28929892 A JP 28929892A JP H06107528 A JPH06107528 A JP H06107528A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hair
wave
treatment
treating agent
hemin
Prior art date
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Pending
Application number
JP4289298A
Other languages
English (en)
Inventor
Asako Kamei
麻子 亀井
Hiromi Koizumi
裕美 小泉
Seiji Tsujiura
誠司 辻浦
Nobunori Fujiwara
延規 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MANDAMU KK
Original Assignee
MANDAMU KK
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 塩基性アミノ酸とヘミン又はヘマチンとが必
須成分として配合される毛髪処理剤。 【効果】 パーマネントウェーブ施術に伴う切れ毛、枝
毛など毛髪の損傷を和らげ、パーマ施術後の毛髪の風合
いを良好にし、且つ経時的なウェーブダウンを防ぎ、毛
髪に形成されたウェーブを長期間良好に保持させること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は毛髪処理剤に係り、そ
の目的はパーマネントウェーブ施術に伴う毛髪の損傷を
和らげ、切れ毛、枝毛などを防止させるとともに施術後
の経時的なウェーブダウンを防き、毛髪に付与されたウ
ェーブを長期間良好に保持させることができる毛髪処理
剤の提供にある。
【0002】
【発明の背景】毛髪にウェーブを与え、ストレートヘア
とは異なったヘアースタイルを演出させる目的でパーマ
ネントウェーブの施術が行われる。用いられるパーマネ
ントウェーブ剤としては、通常、チオグリコール酸やシ
スティンなどの還元剤を主成分とする第1液と、臭素酸
塩、過酸化水素水などの酸化剤を主成分とする第2液と
から構成される2液式コールドウェーブ剤が使用されて
いる。パーマネントウェーブは、まず毛髪に任意の大き
さのロッドを巻き付けて、この状態で第1液を毛髪に浸
透させ、毛髪ケラチン中のシステイン結合を第1液によ
り還元開鎖させて、システイン結合を切断し、毛髪を柔
軟にして、ロッドへの巻付けによるウェーブを形成させ
る。次いで第1液を水洗等により除去させた後、第2液
を毛髪に浸透させて、切断されたシステイン結合を酸化
閉鎖により修復して毛髪にウェーブを与えるものであ
る。このような2液式コールドウェーブ剤は、常温で充
分なウェーブを毛髪に与えることができるため、現在で
は、ほとんどのパーマネントウェーブ施術に際して用い
られている。
【0003】
【従来の技術】一般に、パーマネントウェーブ施術によ
り形成された毛髪のウェーブは、繰り返されるシャンプ
ーなどの使用により、時間の経過に従ってそのウェーブ
が崩れていき、経時的なウェーブダウンが認められる傾
向にあった。従って消費者の間では、パーマ施術後の毛
髪のウェーブを長期間にわたり保持させたいといったこ
とが強く要望されていた。この要望に応じるためには、
パーマネントウェーブ剤の毛髪への施術時間を長くし、
より強固なウェーブを形成させる方法が採用されてい
る。すなわち、第1液の毛髪への浸透時間を充分にさせ
るため、第1液による処理時間を長くして、還元開鎖に
よるシステイン結合の切断を充分に行って、ロッドへの
巻付けによる毛髪のウェーブを強固に形成させ、且つ次
の第2液の毛髪への浸透時間も同様に処理時間を長くし
て、開鎖されたシステイン結合を充分に酸化閉鎖させ
て、形成されたウェーブを固定させるという方法が従来
より採用されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにパーマネントウェーブ剤による毛髪への施術時間を
長くすると、還元、酸化といった化学処理時間が長くな
るため、毛髪に対して大きなダメージを与えてしまう結
果となり、枝毛、切れ毛、裂毛など毛髪に損傷や劣化を
生じさせてしまうという課題が存在した。そこで、業界
ではパーマネントウェーブ施術による毛髪の損傷をでき
るだけ小さくし、しかも施術後の経時的なウェーブダウ
ンを防ぎ、毛髪に付与されたウェーブを長期間にわたっ
て保持させることができる毛髪処理剤の創出が待ち望ま
れていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明では塩基性アミ
ノ酸とヘミン又はヘマチンとが必須成分として配合され
てなることを特徴とする毛髪処理剤を提供することによ
り上記従来の課題を悉く解消する。
【0006】
【発明の構成】以下、この発明に係る毛髪処理剤の構成
について詳述する。この発明の毛髪処理剤では塩基性ア
ミノ酸とヘミン又はヘマチンとが必須成分として配合さ
れる。必須成分として使用される塩基性アミノ酸は、ア
ルギニン(Arg)、リジン(Lis) 等公知のものが特に限定
されることなく好適に使用される。塩基性アミノ酸は、
毛髪に対して優れた浸透性、親和力を示し、パーマネン
トウェーブ施術後の傷んだ毛髪の内部に浸透し、後述す
るヘミン又はヘマチンの毛髪に対する作用を効果的に高
め、極めて良好な修復力を発現する。この塩基性アミノ
酸は毛髪処理剤全量において0.1〜5.0重量%配合
される。この理由は塩基性アミノ酸の配合量が0.1重
量%未満であると、パーマネントウェーブ施術に伴う毛
髪の損傷を和らげる効果、及び施術後の経時的なウェー
ブダウンを防ぐ効果が良好に発現されず好ましくなく、
一方、5.0重量%を超えて配合しても、毛髪の損傷や
ウェーブダウンに対する効果が配合量に依存してあまり
向上せず、しかも系の安定性の阻害という問題が新たに
生じるため好ましくないからであるが、このような配合
量はこの発明において特に限定はされない。
【0007】この発明では前記した塩基性アミノ酸以外
にヘミン又はヘマチンも必須成分として配合される。ヘ
ミンは、狭義には鉄(III)ポルフィリン化物(C3432
4 4 Fe Cl)でクロロヘミンとも呼ばれ、広義に
は鉄(III) ポルフィリンに任意の酸イオンが配位して
できた錯塩を指し、ヘマチンはヘミンの塩素原子を水酸
基で置換された構造を有する鉄(III) プロトポルフィリ
ン(C34324 4 Fe (OH))を指す。このヘミ
ン又はヘマチンはいずれも動物由来の血液から誘導され
るポルフィリン系化合物で、天然タンパク質と複合体を
形成して存在しているものである。このようなヘミン又
はヘマチンは前記した塩基性アミノ酸の作用により効果
的に毛髪のタンパクに結合し、毛髪のタンパク構造を強
固にする機能を発揮する。 このヘミン又はヘマチンは
毛髪処理剤全量において0.001〜1.0重量%、よ
り好ましくは0.005〜1.0重量%配合される。こ
の理由は、ヘミン又はヘマチンの配合が0.001重量
%未満ではパーマ施術による損傷を和らげる効果及び施
術後の経時的なウェーブダウンを防ぐ効果が良好に発現
されずに好ましくなく、一方、1.0重量%を超えて配
合しても毛髪の損傷やウェーブダウンに対する効果が配
合量に依存してあまり向上しないばかりでなく、使用時
に皮膚や衣服を染色してしまう恐れがあるためいずれの
場合も好ましくないからであるが、このような配合量は
発明において特に限定はされない。
【0008】このように塩基性アミノ酸とヘミン又はヘ
マチンとの両方の成分を必須成分として配合することに
より、パーマネントウェーブ施術に伴う毛髪の損傷を和
らげ、しかも施術後の経時的なウェーブダウンを防止す
ることができる。このように二種類の成分を必須成分と
するのは、塩基性アミノ酸あるいはヘミン又はヘマチン
単独ではパーマ処理後の毛髪のタンパク構造を強固に保
持できないからである。
【0009】以上のような必須成分からなるこの発明に
係る毛髪処理剤には、通常の毛髪処理剤、化粧料に用い
られる他の成分、例えば香料、界面活性剤、精製水、ア
ルコール、多価アルコール、保湿剤、防腐剤、pH調製
剤、増粘剤、油剤、紫外線防止剤等を、この発明の効果
を損なわない範囲で必要に応じて適宜任意に配合され
る。また、この発明の毛髪処理剤の形態も任意であり、
ヘアークリーム、ヘアーリキッド、ヘアーローション、
ヘアースプレー、シャンプー、ヘアーコンディショナー
など液体、クリーム状などを限定することなく任意の形
態で処方されればよい。
【0010】次にこの発明に係る毛髪処理剤の具体的な
処方例を記すが、この発明は以下の処方により何ら限定
されるものではない。 (処方例1) ヘアークリーム ヘマチン 0.2 L−アルギニン 0.3 流動パラフィン 10.0 パルミチン酸イソプロピル 10.0 ベヘニルアルコール 5.0 塩化ジステアリルジメチルアンモニウム 0.2 塩化セチルトリメチルアンモニウム 1.0 1,3−ブチレングリコール 5.0 防腐剤 適 量 香 料 適 量 精製水 残 部 100.0 % (処方例2) ヘアーローション ヘミン 0.2 L−アルギニン 0.3 dl−α−トコフェロール 0.1 POE硬化ヒマシ油(EO.50) 0.5 クエン酸 0.1 ヒドロキシエチルセルロース 0.5 ジグリセリン 5.0 エタノール 10.0 防腐剤 適 量 香 料 適 量 精製水 残 部 100.0 %
【0011】
【実施例】次にこの発明に係る毛髪処理剤の効果を実施
例を挙げてより一層明確なものとする。尚、この発明は
以下の実施例に何ら限定はされない。 (実施例1〜3及び比較例1〜2)塩基性アミノ酸とし
てL−アルギニン、リジン塩酸塩を用い、表1に示す処
方に従って実施例1〜3及び比較例1〜2の毛髪処理剤
を調製した。
【0012】
【試験例】前記実施例1〜3及び比較例1〜2で得られ
た毛髪処理剤を用いて、ウエーブ保持力、引っ張り
試験、風合いの各項目についてそれぞれ以下に示すよ
うな試験を行い、その性能を評価した。
【0013】ウエーブ保持力 化学処理をしていないノーマルヘア10本を一束とした
毛束をキルビー法に従い、2液式コールドウェーブ剤の
パーマ1液(パリアッチ ボイパーム モアフィック
ス)30℃中に10分間浸漬させ、水で30秒間水洗した後、
軽く水切りを行い、同パーマ2液(30℃) 中に10分間浸
漬させ、ウェーブを形成させた。この毛束を前記実施例
1〜3及び比較例1〜2で得られた毛髪処理剤(30℃)
にそれぞれ5分間浸漬した後、1分間水洗し、自然乾燥
させた。この毛束をキルビー法に従って、ウエーブ効率
Aを算出し、初期値とした。各々の毛束に1.25g のクリ
ップを取り付け、垂らしておき、1日1回実施例1〜3
及び比較例1〜2で得られた毛髪処理剤(30℃) 中にそ
れぞれ5分間浸漬した後1分間水洗といった操作を行
い、これを1週間繰り返した。8日目以降は毛束に1.25
g のクリップを取り付けて垂らした状態で21日間放置し
た。21日間放置後のウエーブ効率をBとし、次式(1)
に従ってウエーブ保持力Qを算出した。
【式1】 得られたウエーブ保持力Qの値が、75以上であるものを
◎、75未満70以上を〇、70未満65以上を△、65未満を×
とそれぞれ評価した。この結果を表2に示す。
【0014】引っ張り試験 化学処理をしていないノーマルヘア1本を、2液式コー
ルドウェーブ剤のパーマ1液(パリアッチ ボイパーム
モアフィックス)30℃中に10分間浸漬後、水で30秒間
水洗した後、軽く水切りを行い、同パーマ2液(30 ℃)
中に10分間浸漬させた。この毛髪をさらに前記実施例1
〜3及び比較例1〜2で得られた毛髪処理剤(30 ℃) 中
に5分間浸漬した後、1分間水洗し、自然乾燥させた。
以上の操作を3回繰り返した毛髪をレオメーター(フド
ー工業(株)製)に初期長が5cmとなるように取り付
け、2cm/分のスピードで毛髪が切断されるまで引っ張
った。毛髪が切断された時の応力を読み取り、これをC
とした。一方、未処理の毛髪の応力の測定値をDとし、
引っ張り強度Rを次式(2)に従って算出した。
【式2】 この引っ張り強度R値が0.8 以上のものを◎、0.8 未満
0.75以上のものを〇、0.75未満0.7 以上のものを△、0.
7 未満のものを×と評価した。この結果を表2に示す。
【0015】風合い試験 化学処理をしていないノーマルヘア10本を1束とした
毛束をキルビー法に従い、2液式コールドウェーブ剤の
パーマ1液(パリアッチ ボイパーム モアフィック
ス)30℃中に10分間浸漬させ、水で30秒間水洗した後、
軽く水切りを行い、同パーマ2液(30 ℃) 中に10分間浸
漬させてウエーブを形成させた。この毛束をさらに前記
実施例1〜3及び比較例1〜2で得られた毛髪処理剤(3
0 ℃) にそれぞれ5分間浸漬した後、1分間水洗し、自
然乾燥させた。得られた毛束の風合いを男女(20〜33
才) 12人(男5人、女7人)のパネラーによる官能試験
により評価した。良いを3点、比較的良いを2点、やや
悪いを1点、悪いを1点とそれぞれ評価させ、これら4
段階の評価の平均点により毛束の風合いを判定した。平
均点が2.5 〜3.0 のものを◎、1.5 〜2.4 を〇、0.5 〜
1.4 を△、0.4 未満を×とそれぞれ評価した。この結果
を表2に示す。
【表2】
【0016】
【発明の効果】以上詳述した如く、この発明は塩基性ア
ミノ酸とヘミン又はヘマチンとが必須成分として配合さ
れてなることを特徴とする毛髪処理剤であるから、前記
試験例からも明らかな如く、毛髪の引っ張り強度を強固
なものとし、切れ毛、枝毛、裂毛などを防止させるとと
もにパーマ施術後の毛髪の風合いを良好にさせるなどパ
ーマネントウェーブの化学処理に伴う毛髪の損傷を防止
し、しかも経時的なウェーブダウンをも防止し、毛髪に
付与されたウェーブを長期間保持できるという優れた効
果を奏する。
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤原 延規 大阪市中央区十二軒町5番15号 株式会社 マンダム中央研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塩基性アミノ酸とヘミン又はヘマチンと
    が必須成分として配合されてなることを特徴とする毛髪
    処理剤。
JP4289298A 1992-10-01 1992-10-01 毛髪処理剤 Pending JPH06107528A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4289298A JPH06107528A (ja) 1992-10-01 1992-10-01 毛髪処理剤

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JP4289298A JPH06107528A (ja) 1992-10-01 1992-10-01 毛髪処理剤

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JPH06107528A true JPH06107528A (ja) 1994-04-19

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ID=17741375

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JP (1) JPH06107528A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09278630A (ja) * 1996-02-15 1997-10-28 Kao Corp 毛髪化粧料
JP2010105964A (ja) * 2008-10-30 2010-05-13 Aderans Co Ltd パーマネント及びヘアカラー用後処理剤
JP2016518412A (ja) * 2013-05-09 2016-06-23 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー ヒスチジンを含むヘアケアコンディショニング組成物
WO2023228911A1 (ja) * 2022-05-26 2023-11-30 一丸ファルコス株式会社 新規の毛髪のはり及び/又はこしを改善するための剤

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