JPH0610801U - 上部直径測定尺 - Google Patents
上部直径測定尺Info
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- JPH0610801U JPH0610801U JP10326391U JP10326391U JPH0610801U JP H0610801 U JPH0610801 U JP H0610801U JP 10326391 U JP10326391 U JP 10326391U JP 10326391 U JP10326391 U JP 10326391U JP H0610801 U JPH0610801 U JP H0610801U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 すぎの胸高直径による、すぎ立木材積表か
ら、上部直径の範囲値を得て、これを上部直径測定尺に
セットして、その材積を、実測値によって、より正確に
把握するとともに、樹の伸びにより、地位級を判定す
る。 【構成】 5色の蛍光塗料により、2cm括約の上部直
径測定尺で、上部直径を正確に測定するとともに、「伸
び中」値の「7.2mの直径の範囲」に、判定棒を立て
て、その直径を狭み読みして、その林分に最適の、1変
数材積表を、すぎ立木材積表から選択するようにする。
またその他の林分のための「7.2mの直径の範囲」値
を各人が調製して、巾広く利用する。 【効果】 括約値が、蛍光塗料による色帯で示されるの
で、上部直径が容易に測定できるとともに、すぎ立木材
積表と相俟って、立木材積がより正確に把握でき、樹高
値によらないで、正確な地位級の判定ができる。
ら、上部直径の範囲値を得て、これを上部直径測定尺に
セットして、その材積を、実測値によって、より正確に
把握するとともに、樹の伸びにより、地位級を判定す
る。 【構成】 5色の蛍光塗料により、2cm括約の上部直
径測定尺で、上部直径を正確に測定するとともに、「伸
び中」値の「7.2mの直径の範囲」に、判定棒を立て
て、その直径を狭み読みして、その林分に最適の、1変
数材積表を、すぎ立木材積表から選択するようにする。
またその他の林分のための「7.2mの直径の範囲」値
を各人が調製して、巾広く利用する。 【効果】 括約値が、蛍光塗料による色帯で示されるの
で、上部直径が容易に測定できるとともに、すぎ立木材
積表と相俟って、立木材積がより正確に把握でき、樹高
値によらないで、正確な地位級の判定ができる。
Description
【0001】
本考案は、5色の色帯のある上部直径測定尺に、すぎ立木材積表から、必要な 数値を得て、4本の判定棒でセットし、これを7.2mの竿の先にとりつけて、 すぎの上部直径値を判定するとともに、その直径を、判定棒で挟み読みして、判 定棒との接し方で、立木の伸びによる地位級の判定と、適合する1変数材積表の 選定によって、その材積を素早く、しかも正確に求めるものである。
【0002】
従来から、針葉樹の材積を求める方法として、その立木の胸高直径と、樹高に より、材積表から求積しているのが殆どである。胸高直径は実測し得ても、樹高 は各種の測高器によって、間接的に測定しているが、その測定は相当困難なもの である。なぜならば、良好な林分ほど、樹冠はうつ閉していて、その梢端部は下 からは見えないか、もしくは下から振動を与えて、ようやくその梢を確認する場 合が多く、その測定値も不確定な場合が多い。いかに精度の高い材積表を利用し ても、樹高値が得られないか、得られても不確実な場合、その求積値はやはり、 不確実と言わざるを得ない。また、林地の地位級の判定にあっても、殆ど樹高値 によってなされている。そのように測定困難な樹高値によらないで、求積できる 材積表がある。(日本林学会誌、昭和43年6月号)。それは、実測可能な上部 直径のうち、7.2mの直径と、胸高直径による「すぎ立木材積表」である。 7.2mの直径測定は、7.2mの竿の先に、竹ざしをT字形に取り付けて、肉 眼か、双眼鏡で測定するようになっている。2直径とも実測値であるので、その 求積精度は向上した。
【0003】
従来の技術で述べたもののうち、後者の2直径による楊合は、7.2mの上部 直径の測定にあって、一般に薄暗い林内で、正確に直径値を読むことは難しい。 もし、1cmの誤測をすると、樹高1mの誤測によるものよりも、材積に大きな 影響を及ぼすことになる。また、上部直径によって、地位級の判定法がしめされ ていない。
【0004】 本考案は、従来の技術の有する、このような問題点に鑑みてなされたもので、 その目的とするところは、測定はすべて実測により、求積値が確実で、その作業 が簡単であるとともに、地位級の判定などにも応用できることである。
【0005】
上記の目的を達成するため、本考案における上部直径測定尺は、細長い略四角 形の尺の前面に、普通のセンチ尺と、5色の蛍光塗料で色分けした、2cmの括 約の色帯があり、上面には、1cm間隔の小穴があって、判定棒が差し込めるよ うになっている。また、上部直径測定尺の約半分の間には、約3cm間隔で、約 8mmの穴が開けてあって、7.2mの竿の先端を、ねじ込むようになっている 。下面は蛍光塗料で、10cm毎に色分けした色帯がある。後面には、上部直径 測定尺に直角に差し込むようになっている補助棒がある。
【0006】 この上部直径測定尺を使用する場合は、測定しようとする立木の、胸高直径に より、すぎ立木材積表から「7.2mの直径の範囲」値を得て、判定棒により、 それぞれの値をセットして、7.2mの竿により、その樹に立て掛けて、その樹 の上部直径を挟み読みするのである。
【0007】
上部直径測定尺が、その立木に立て掛けられた途端に、その立木の7.2mの 直径が、判読できるとともに、判定棒との接し方で、手元にある材積表から、伸 びによる地位級の判定と、その林分に最適の1変数材積表の選択によって、その 材積が即座に、しかも正確に求められるものである。
【0008】
実施例について、図面を参照にして説明する。 図1、において、上部直径測定尺1の前面下半分には、普通のセンチ尺2.が とりつけてある。上半分には、センチ尺2.の1cmを起点として、2cm間隔 で、白、黒、黄、赤、緑の蛍光塗料による色帯3、がある。基部0〜1cmは黒 色で塗ってある。各色帯の中心は、それぞれ2cm括約で、2、4、6、8、0 を示すことになる。この尺の左端部には、センチ尺2.の0点に接するように、 補助棒穴4、が尺に直角に貫通するように開けてある。
【0009】 上面には、センチ尺2.の1cmを起点にして、1cm間隔で、約3mmの判 定棒用穴5.が開けてあり、直径約3mm、長さ約7cmで赤色の蛍光塗料で塗 ってある判定棒L6と、同じく判定棒L7、及び長さが約5cmの白色の判定棒 W8と、同じく判定棒S9が、差し込めるようになっている。また、この尺の左 から約3cm間隔で、直径約8mmの竿止め穴10が、垂直に貫通するように開 けてあり、7.2mの竿11の、先端をねじ込むようになっている。
【0010】 後面には、上部直径測定尺1、の約半分長の竹製で、直径7mの補助棒12、 が補助棒穴4、に差し込んである
【0011】 下面には、センチ尺2.の0点を起点として10cm間隔で、それぞれ、白、 黒、黄、赤、緑色の蛍光塗料による2桁数の色帯13がある。
【0012】 胸高直径と7.2mの直径値によって使用する、すぎ立木材積表(表1)、が ある。この材積表は、表の左側に有皮胸高直径が、6cmより70cmまで、印 刷されていて、左より、「伸び下」、「伸び中の下」、「伸び中」、「伸び中の 上」及び「伸び上」、となっていて、それぞれに「7.2mの直径の範囲」が材 積値と並べてしめされている。この表は葉書大で、ラミネート加工がしてある。
【0013】
【表1】
【0014】 いま、測定しようとする樹の前に立って、その樹の胸高直径を目測し、その約 半分の値を、竿止め穴10、から選んで、7.2mの竿11、の先端をねじ込ん で、動かないよう固くとめておく。
【0015】 補助棒穴4、に補助棒12、を充分に差し込んでおく。
【0016】 つぎに、その樹の胸高直径を、2cm括約で測定して、今仮に30cm値を得 たとする。すぎ立木材積表(表1)、の有皮胸高直径、30cmの欄を右に見て 行くと「伸び中」の「7.2mの直径の範囲」が、21〜25、となっているか ら、判定棒L6、を判定棒穴5、の21cmに、同じく、判定棒H7、を25c mに、同じく判定棒W8、を20cmに、同じく判定棒S9、を26cmの判定 棒に固く差し込んでおく。
【0017】 しかる後、この上部直径測定尺1、をその樹に立て掛けて、補助棒が7.2m の直径と軽く接するようにする。補助棒の働きで、少々の風では動かないように なっている。
【0018】 測定者は、補助棒と1直線上の位置を選んだ後、補助棒と平行線上に直径を見 るように、上部直径測定尺を見ると、その途端に、次のことが判明する。
【0019】 その樹の7.2mの直径が、色帯3、及び12、によって判読できる。下面の 色帯12、の黄色の位置にあれば、20〜30cmであり、前面の色帯の、黒色 の位置にあれば、3〜5cmで、2cm括約で読めば24cmである。
【0020】 またもし、その直径が、前面の色帯3、の黒色の半分以下であれば、その直径 は、1cm括約で、23cmである。
【0021】 また、その直径が、判定棒L6、と判定棒H7、との間にあれば、この材積表 (表1)、における「伸び中」と判定され、その樹の無皮材積、0.630立方 メートルを得る。この値に本数を乗ずればその林分の全材積が有皮直径から無皮 材積として求められる。
【0022】 また、その直径が判定棒W8、と判定棒L6、との間にあれば、「伸び中の下 」であり、判定棒H7、と判定棒S9、との間にあれば「伸び中の上」となる。
【0023】 また、その直径が、判定棒Wにより、見え隠れするか、または完全に判定棒W より左にあれば、その樹は「伸び下」と判定される。
【0024】 またもし、その直径が、判定棒Hと、判定棒Sとの間にあれば同様に、「伸び 中の上」と判定され、判定棒Sにより、見え隠れするか、完全に判定棒Sより右 にあれば、その樹は「伸び上」又は「伸び上の上」と判定される。
【0025】 本考案は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0026】
7.2mの竿12、は分解式であるので、携行には不便はない。その竿の先端 に本考案の上部直径測定尺をとりつけて、判定棒の数値を、すぎ立木材積表から 得てセットして、その樹に立て掛けるやいなや、直ちにその判定値を得る。
【0027】 この作業は、1人で充分である
【0028】 林内が暗くても、蛍光塗料が目を刺すような輝きをするので、樹の直径と接す る状態が、はっきり分かる。
【0029】 しかもその値は、mm単位で読み取るのではなく、括約値で示す色帯と直径が 交わる点を判定するのであるから、樹木からの距離も、測定尺の高さも、林内の 明暗も関係なく判定できる。
【0030】 地上7.2mは、ずい分高所のように思われ勝ちであるが、林地は一般に傾斜 しているので、測定しやすい位置に立つと、もうすでにその地点は、樹の根元か ら2〜3m、上がった位置になっていて、しかも判定者の目の高さが1.5m以 上あるから、実際には、4m前後の所から見ていることになり、丁度、平家の軒 先を眺めている感じである。
【0031】 このすぎ立木材積表は、この材積表の資料蒐集地域にあっては、問題はないが その利用範囲を広げると、多少その精度が低下するおそれがある。その場合は、 材積数値そのものと、「伸び中」値の「7.2mの直径の範囲」の値を変更する ことなく、その他の「7.2mの直径の範囲」値を、その林分の標準木の7.2 mの値によって検討を加えて、それ相当に変更すれば、各人の各林分の1変数材 積表となる。その変更した値は永く記録しておく必要がある。
【0032】 数ある林分の中には、その値栽本数が、普通の3倍以上の林分もある。このよ うな林分には「伸び上の上」表の調製が望まれる。このような林分に適合さすた めには、その林分より、大、中、小の標準木を測定して、7.2mの直径と、材 積を求めて、「7.2mの直径の範囲」を、検討の上で変更すればよい。しかし 特殊な林分には全面的な検討が必要になる。
【0033】 このように、上部直径測定尺と、すぎ立木材積表により、その地域の林分が、 樹の伸びによって1〜5の地位級に、色分けされた地図ができることになる。
【0034】 このことは、今後の林業経営において、材積や成長量の把握ばかりでなく、山 林の交換、分合とか、林分収穫予想等に大いに役立つことであろう。
【図1】上部直径測定尺の斜視図である。
【図2】上部直径測定尺の下からの斜視図である。
1、上部直径測定尺 2、センチ尺 3、2cm括約による、5色の蛍光塗料を塗った色帯 4、補助棒穴 5、判定棒穴 6、判定棒L 7、判定棒H 8、判定棒W 9、判定棒S 10、竿止め穴 11、7.2mの竿 12、補助棒 13、2桁数の色帯
Claims (1)
- 【請求項1】 上部直径測定尺1に、判定棒6,7,
8,9,をセットして、上部直径を挟み読みする尺。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10326391U JPH0610801U (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 上部直径測定尺 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10326391U JPH0610801U (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 上部直径測定尺 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0610801U true JPH0610801U (ja) | 1994-02-10 |
Family
ID=14349552
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10326391U Pending JPH0610801U (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 上部直径測定尺 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0610801U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4845503A (ja) * | 1971-10-05 | 1973-06-29 |
-
1991
- 1991-10-14 JP JP10326391U patent/JPH0610801U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4845503A (ja) * | 1971-10-05 | 1973-06-29 |
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