JPH06108219A - 連続溶融金属メッキラインのメッキ付着量自動制御方法 - Google Patents
連続溶融金属メッキラインのメッキ付着量自動制御方法Info
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- JPH06108219A JPH06108219A JP25775892A JP25775892A JPH06108219A JP H06108219 A JPH06108219 A JP H06108219A JP 25775892 A JP25775892 A JP 25775892A JP 25775892 A JP25775892 A JP 25775892A JP H06108219 A JPH06108219 A JP H06108219A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、連続溶融金属メッキラインにおける
メッキ付着量自動制御方法に関し、応答性,安定性に優
れ、且つ、プロセス量が変化した場合でも目標値に速や
かに収束するようにして、メッキ付着量制御精度ひいて
は製品品質の向上をはかることを目的とする。 【構成】そこで、メッキ浴槽2を通過した被メッキ材1
の表面に向け気体を吹き付けメッキ付着量を調整するノ
ズル3を設け、ノズル3から被メッキ材1への噴射圧力
を設定するフィードフォワード制御手段14と、設定メ
ッキ付着量と実メッキ付着量との偏差量に応じ噴射圧力
を修正するフィードバック制御手段13とをそなえ、ノ
ズル3の配置位置を通過中の被メッキ材1上のメッキ付
着量を予測計算し、その予測計算値と設定メッキ付着量
との偏差量を演算し、その偏差量に基づき噴射圧力を修
正してフィードフォワード制御することを特徴とする。
メッキ付着量自動制御方法に関し、応答性,安定性に優
れ、且つ、プロセス量が変化した場合でも目標値に速や
かに収束するようにして、メッキ付着量制御精度ひいて
は製品品質の向上をはかることを目的とする。 【構成】そこで、メッキ浴槽2を通過した被メッキ材1
の表面に向け気体を吹き付けメッキ付着量を調整するノ
ズル3を設け、ノズル3から被メッキ材1への噴射圧力
を設定するフィードフォワード制御手段14と、設定メ
ッキ付着量と実メッキ付着量との偏差量に応じ噴射圧力
を修正するフィードバック制御手段13とをそなえ、ノ
ズル3の配置位置を通過中の被メッキ材1上のメッキ付
着量を予測計算し、その予測計算値と設定メッキ付着量
との偏差量を演算し、その偏差量に基づき噴射圧力を修
正してフィードフォワード制御することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続溶融金属メッキラ
インにおけるメッキ付着量自動制御方法に関するもので
ある。
インにおけるメッキ付着量自動制御方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば連続溶融亜鉛メッキの付着
量制御装置においては、以下に説明するごとく、溶融亜
鉛メッキ浴上方のストリップ出口近傍にワイピングノズ
ル(気体噴射ノズル)を設け、実測されたメッキ付着量に
応じて、ワイピングノズルのワイピング圧力(ノズル噴
射圧力)またはワイピングノズルとストリップ(被メッキ
材)との間隔を調整することにより、メッキの付着量を
自動的に制御されている。
量制御装置においては、以下に説明するごとく、溶融亜
鉛メッキ浴上方のストリップ出口近傍にワイピングノズ
ル(気体噴射ノズル)を設け、実測されたメッキ付着量に
応じて、ワイピングノズルのワイピング圧力(ノズル噴
射圧力)またはワイピングノズルとストリップ(被メッキ
材)との間隔を調整することにより、メッキの付着量を
自動的に制御されている。
【0003】例えば、特公昭46−14521号公報
では、ストリップのライン速度(ストリップ通板速度)に
応じてワイピングノズルとストリップの間隔を調整する
フィードフォワード制御と、実測されたメッキ付着量に
応じてワイピング圧力またはワイピングノズルとストリ
ップとの間隔を調整するフィードバック制御とを組み合
わせた装置が開示され、特開昭49−32821号公
報では、ワイピングノズルとストリップとの間隔を適正
値に保った状態で、設定メッキ付着量と実測付着量との
偏差に応じてワイピング圧力を調整するフィードバック
制御と、設定メッキ付着量およびストリップのライン速
度に応じてワイピング圧力を調整するフィードフォワー
ド制御とを組み合わせた装置が開示されている。
では、ストリップのライン速度(ストリップ通板速度)に
応じてワイピングノズルとストリップの間隔を調整する
フィードフォワード制御と、実測されたメッキ付着量に
応じてワイピング圧力またはワイピングノズルとストリ
ップとの間隔を調整するフィードバック制御とを組み合
わせた装置が開示され、特開昭49−32821号公
報では、ワイピングノズルとストリップとの間隔を適正
値に保った状態で、設定メッキ付着量と実測付着量との
偏差に応じてワイピング圧力を調整するフィードバック
制御と、設定メッキ付着量およびストリップのライン速
度に応じてワイピング圧力を調整するフィードフォワー
ド制御とを組み合わせた装置が開示されている。
【0004】また、特開昭52−60238号公報で
は、上述した2つの従来装置において、メッキ付着量,
ライン速度,ワイピング圧力およびワイピングノズルと
ストリップとの間隔の実測値に基づいてフィードフォワ
ード制御出力を補正する装置が開示されているほか、
特開昭56−13468号公報では、ストリップ幅方向
中央部と両端部のメッキ付着量を実測し、それらの値に
応じてワイピング圧力を調整するフィードバック制御を
行なう装置が開示されている。
は、上述した2つの従来装置において、メッキ付着量,
ライン速度,ワイピング圧力およびワイピングノズルと
ストリップとの間隔の実測値に基づいてフィードフォワ
ード制御出力を補正する装置が開示されているほか、
特開昭56−13468号公報では、ストリップ幅方向
中央部と両端部のメッキ付着量を実測し、それらの値に
応じてワイピング圧力を調整するフィードバック制御を
行なう装置が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した4つの従来技
術のうち〜の装置では、いずれも、1台のメッキ付
着量計にてストリップ幅方向中央部のメッキ付着量を実
測してフィードバック制御とフィードフォワード制御と
を行なっている。しかし、亜鉛メッキ鋼板のメッキ付着
量は、JIS規格にて中央部と両端部の3点平均値によ
り品質保証を行なうことになっているが、これらの従来
技術では、幅方向のメッキ付着量を測定していないため
に、充分な製品品質保証を行なうことができない。
術のうち〜の装置では、いずれも、1台のメッキ付
着量計にてストリップ幅方向中央部のメッキ付着量を実
測してフィードバック制御とフィードフォワード制御と
を行なっている。しかし、亜鉛メッキ鋼板のメッキ付着
量は、JIS規格にて中央部と両端部の3点平均値によ
り品質保証を行なうことになっているが、これらの従来
技術では、幅方向のメッキ付着量を測定していないため
に、充分な製品品質保証を行なうことができない。
【0006】また、の装置では、メッキ付着量計を幅
方向に走査するために数十秒の時間を要し、このために
フィードバック制御ループ内の無駄時間が大きくなり、
制御ゲインを上げることができない。
方向に走査するために数十秒の時間を要し、このために
フィードバック制御ループ内の無駄時間が大きくなり、
制御ゲインを上げることができない。
【0007】さらに、上述した従来技術では、特にフィ
ードバック制御に関しては、設定メッキ付着量とメッキ
付着量計による測定値とを比較減算し、その偏差量に応
じてワイピング圧力の補正を行なっているので、ストリ
ップの付着量測定対象部がワイピングノズル位置からメ
ッキ付着量計位置に到達するまでにライン速度,ワイピ
ングノズル−ストリップ間距離,ワイピング圧力等のプ
ロセス量が変化している場合には、メッキ付着量が目標
値に収束するまでに時間がかかるなどの課題があった。
ードバック制御に関しては、設定メッキ付着量とメッキ
付着量計による測定値とを比較減算し、その偏差量に応
じてワイピング圧力の補正を行なっているので、ストリ
ップの付着量測定対象部がワイピングノズル位置からメ
ッキ付着量計位置に到達するまでにライン速度,ワイピ
ングノズル−ストリップ間距離,ワイピング圧力等のプ
ロセス量が変化している場合には、メッキ付着量が目標
値に収束するまでに時間がかかるなどの課題があった。
【0008】本発明は、このような課題を解決しようと
するもので、応答性,安定性に優れ、且つ、プロセス量
が変化した場合でも目標値に速やかに収束するようにし
て、メッキ付着量制御精度ひいては製品品質の向上をは
かった連続溶融金属メッキラインのメッキ付着量自動制
御方法を提供することを目的とする。
するもので、応答性,安定性に優れ、且つ、プロセス量
が変化した場合でも目標値に速やかに収束するようにし
て、メッキ付着量制御精度ひいては製品品質の向上をは
かった連続溶融金属メッキラインのメッキ付着量自動制
御方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の連続溶融金属メッキラインのメッキ付着量
自動制御方法(請求項1)は、溶融金属メッキ浴槽を通過
した被メッキ材の表面に向けて気体を吹き付け該被メッ
キ材におけるメッキ付着量を調整しうる気体噴射ノズル
を、前記溶融金属メッキ浴槽上方の被メッキ材出口近傍
に設け、設定メッキ付着量,前記被メッキ材の移動速
度,前記の被メッキ材と気体噴射ノズルとの間隔および
前記溶融金属メッキ浴槽の浴面からのノズル高さに応じ
て前記気体噴射ノズルから前記被メッキ材へのノズル噴
射圧力を設定・制御するフィードフォワード制御手段
と、前記設定メッキ付着量と実際のメッキ付着量との偏
差量に応じて前記ノズル噴射圧力を修正・制御するフィ
ードバック制御手段とをそなえ、これらの制御手段によ
り前記被メッキ材へのメッキ付着量を自動的に制御する
ものにおいて、前記気体噴射ノズルの配置位置を通過中
の前記被メッキ材上のメッキ付着量を予測計算し、その
予測計算値と前記設定メッキ付着量との偏差量を予測偏
差量として演算し、該予測偏差量に基づいて前記ノズル
噴射圧力を修正してフィードフォワード制御することを
特徴としている。
に、本発明の連続溶融金属メッキラインのメッキ付着量
自動制御方法(請求項1)は、溶融金属メッキ浴槽を通過
した被メッキ材の表面に向けて気体を吹き付け該被メッ
キ材におけるメッキ付着量を調整しうる気体噴射ノズル
を、前記溶融金属メッキ浴槽上方の被メッキ材出口近傍
に設け、設定メッキ付着量,前記被メッキ材の移動速
度,前記の被メッキ材と気体噴射ノズルとの間隔および
前記溶融金属メッキ浴槽の浴面からのノズル高さに応じ
て前記気体噴射ノズルから前記被メッキ材へのノズル噴
射圧力を設定・制御するフィードフォワード制御手段
と、前記設定メッキ付着量と実際のメッキ付着量との偏
差量に応じて前記ノズル噴射圧力を修正・制御するフィ
ードバック制御手段とをそなえ、これらの制御手段によ
り前記被メッキ材へのメッキ付着量を自動的に制御する
ものにおいて、前記気体噴射ノズルの配置位置を通過中
の前記被メッキ材上のメッキ付着量を予測計算し、その
予測計算値と前記設定メッキ付着量との偏差量を予測偏
差量として演算し、該予測偏差量に基づいて前記ノズル
噴射圧力を修正してフィードフォワード制御することを
特徴としている。
【0010】また、前記気体噴射ノズルの配置位置を通
過中の前記被メッキ材上のメッキ付着量を予測計算する
に際して、予め設定した被メッキ材長さ毎に所定のプロ
セス量をサンプリングして蓄積するとともに、該当サン
プリング時の前記被メッキ材におけるメッキ付着量を測
定し、そのメッキ付着量測定値と前記所定のプロセス量
とに基づいて前記被メッキ材上のメッキ付着量を逐次学
習計算してもよい(請求項2)。
過中の前記被メッキ材上のメッキ付着量を予測計算する
に際して、予め設定した被メッキ材長さ毎に所定のプロ
セス量をサンプリングして蓄積するとともに、該当サン
プリング時の前記被メッキ材におけるメッキ付着量を測
定し、そのメッキ付着量測定値と前記所定のプロセス量
とに基づいて前記被メッキ材上のメッキ付着量を逐次学
習計算してもよい(請求項2)。
【0011】
【作用】上述した本発明の連続溶融金属メッキラインの
メッキ付着量自動制御方法では、気体噴射ノズルの配置
位置通過中の被メッキ材上のメッキ付着量の予測計算値
に基づいて、メッキ付着量を制御する付着量予測フィー
ドフォワード制御を行なうことにより(請求項1)、プロ
セス量が変化した場合等のフィードバック制御の遅れを
無くすことができる。
メッキ付着量自動制御方法では、気体噴射ノズルの配置
位置通過中の被メッキ材上のメッキ付着量の予測計算値
に基づいて、メッキ付着量を制御する付着量予測フィー
ドフォワード制御を行なうことにより(請求項1)、プロ
セス量が変化した場合等のフィードバック制御の遅れを
無くすことができる。
【0012】また、所定のサンプリングピッチでメッキ
付着量測定値と所定のプロセス量とに基づき被メッキ材
上のメッキ付着量を逐次学習計算し、フィードバック制
御およびフィードフォワード制御に補正演算出力を行な
うことにより(請求項2)、ストリップの長手方向につい
てメッキ付着量制御精度が向上する。
付着量測定値と所定のプロセス量とに基づき被メッキ材
上のメッキ付着量を逐次学習計算し、フィードバック制
御およびフィードフォワード制御に補正演算出力を行な
うことにより(請求項2)、ストリップの長手方向につい
てメッキ付着量制御精度が向上する。
【0013】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例としての
連続溶融金属メッキラインのメッキ付着量自動制御方法
について説明すると、図1はその方法を適用された装置
の構成を概略的に示すブロック図であり、この図1にお
いて、1はメッキされるストリップ(被メッキ材)、2は
溶融金属メッキ浴槽、3はストリップ1に付着した溶融
金属の付着量を調整するためのワイピングノズル(気体
噴射ノズル)で、このワイピングノズル3は、溶融金属
メッキ浴槽2を通過したストリップ1の表面に向けて気
体を吹き付けることにより(ワイピング動作により)、ス
トリップ1におけるメッキ付着量を調整するもので、溶
融金属メッキ浴槽2上方のストリップ出口近傍に設けら
れる。
連続溶融金属メッキラインのメッキ付着量自動制御方法
について説明すると、図1はその方法を適用された装置
の構成を概略的に示すブロック図であり、この図1にお
いて、1はメッキされるストリップ(被メッキ材)、2は
溶融金属メッキ浴槽、3はストリップ1に付着した溶融
金属の付着量を調整するためのワイピングノズル(気体
噴射ノズル)で、このワイピングノズル3は、溶融金属
メッキ浴槽2を通過したストリップ1の表面に向けて気
体を吹き付けることにより(ワイピング動作により)、ス
トリップ1におけるメッキ付着量を調整するもので、溶
融金属メッキ浴槽2上方のストリップ出口近傍に設けら
れる。
【0014】4はワイピングノズル3のワイピング圧力
(ノズル噴射圧力)を調整する圧力調整弁、5はワイピン
グノズル3の位置を移動させてワイピングノズル3とス
トリップ1との間隔を調整するノズル間隔調整器、6は
ワイピング圧力が設定された値になるように圧力調整弁
4の弁開度を調整する圧力調整器である。
(ノズル噴射圧力)を調整する圧力調整弁、5はワイピン
グノズル3の位置を移動させてワイピングノズル3とス
トリップ1との間隔を調整するノズル間隔調整器、6は
ワイピング圧力が設定された値になるように圧力調整弁
4の弁開度を調整する圧力調整器である。
【0015】また、7はストリップ1上に付着した溶融
金属の付着量を測定するメッキ付着量計、8はストリッ
プ1の長手方向移動量を測定するためのパルス発信器、
9はパルス発信器8の出力を速度に変換する速度変換
器、10はワイピング圧力を測定する圧力発信器、11
はストリップ1の温度を測定する板温計、12は溶融金
属メッキ浴槽2内の溶融金属の温度を測定する浴温計で
ある。
金属の付着量を測定するメッキ付着量計、8はストリッ
プ1の長手方向移動量を測定するためのパルス発信器、
9はパルス発信器8の出力を速度に変換する速度変換
器、10はワイピング圧力を測定する圧力発信器、11
はストリップ1の温度を測定する板温計、12は溶融金
属メッキ浴槽2内の溶融金属の温度を測定する浴温計で
ある。
【0016】13は設定メッキ付着量と実際のメッキ付
着量との偏差量に応じてワイピング圧力を修正・制御す
るフィードバック制御装置、14は設定メッキ付着量,
ストリップ1の移動速度,ストリップ1とワイピングノ
ズル3との間隔および溶融金属メッキ浴槽2の浴面から
のノズル高さに応じてワイピングノズル3からストリッ
プ1へのノズル噴射圧力を設定・制御するフィードフォ
ワード制御装置、15は付着量予測フィードフォワード
制御装置で、この付着量予測フィードフォワード制御装
置15は、ワイピングノズル3の配置位置を通過中のス
トリップ1上のメッキ付着量を予測計算し、その予測計
算値と設定メッキ付着量との偏差量を予測偏差量として
演算し、その予測偏差量に基づいてワイピング圧力を修
正してフィードフォワード制御するものである。
着量との偏差量に応じてワイピング圧力を修正・制御す
るフィードバック制御装置、14は設定メッキ付着量,
ストリップ1の移動速度,ストリップ1とワイピングノ
ズル3との間隔および溶融金属メッキ浴槽2の浴面から
のノズル高さに応じてワイピングノズル3からストリッ
プ1へのノズル噴射圧力を設定・制御するフィードフォ
ワード制御装置、15は付着量予測フィードフォワード
制御装置で、この付着量予測フィードフォワード制御装
置15は、ワイピングノズル3の配置位置を通過中のス
トリップ1上のメッキ付着量を予測計算し、その予測計
算値と設定メッキ付着量との偏差量を予測偏差量として
演算し、その予測偏差量に基づいてワイピング圧力を修
正してフィードフォワード制御するものである。
【0017】16はプリセット制御装置、17は逐次学
習計算装置で、この逐次学習計算装置17は、予め設定
したストリップ長さ毎に所定のプロセス量の実績値(ワ
イピング圧力実績値26,ストリップ−ノズル間隔実績
値27,ライン速度22,メッキ浴温度実績値28,板
温実績値29等)をサンプリングして蓄積するととも
に、該当サンプリング時のストリップ1におけるメッキ
付着量を測定し、そのメッキ付着量測定値と所定のプロ
セス量とに基づいて、後述するごとくストリップ1上の
メッキ付着量を学習計算するための逐次学習係数計算値
αを算出するものであり、18は設定メッキ付着量等の
製造条件を設定する製造条件設定装置である。
習計算装置で、この逐次学習計算装置17は、予め設定
したストリップ長さ毎に所定のプロセス量の実績値(ワ
イピング圧力実績値26,ストリップ−ノズル間隔実績
値27,ライン速度22,メッキ浴温度実績値28,板
温実績値29等)をサンプリングして蓄積するととも
に、該当サンプリング時のストリップ1におけるメッキ
付着量を測定し、そのメッキ付着量測定値と所定のプロ
セス量とに基づいて、後述するごとくストリップ1上の
メッキ付着量を学習計算するための逐次学習係数計算値
αを算出するものであり、18は設定メッキ付着量等の
製造条件を設定する製造条件設定装置である。
【0018】さらに、19は設定メッキ付着量、20は
メッキ付着量計測定値、21はストリップ1の移動量、
22はライン速度実績値、23は逐次学習係数計算値、
24はワイピング圧力制御設定値、25はストリップ−
ノズル間隔制御設定値、26はワイピング圧力実績値、
27はストリップ−ノズル間隔実績値、28は溶融メッ
キ浴温度実績値、29はポット進入板温実績値である。
メッキ付着量計測定値、21はストリップ1の移動量、
22はライン速度実績値、23は逐次学習係数計算値、
24はワイピング圧力制御設定値、25はストリップ−
ノズル間隔制御設定値、26はワイピング圧力実績値、
27はストリップ−ノズル間隔実績値、28は溶融メッ
キ浴温度実績値、29はポット進入板温実績値である。
【0019】上述のごとく構成された本実施例の装置の
動作を以下に説明すると、ストリップ1は、図示しない
連続焼鈍炉,スナウトを通りメッキ浴槽2に導かれ、メ
ッキすべく溶融金属が付着した状態でワイピングノズル
3にて所望の付着量にワイピングされる。ワイピングさ
れたストリップ1のメッキ付着量は、後方にあるメッキ
付着量計7にて測定されて、フィードバック制御装置1
3および逐次学習計算装置17にメッキ付着量実績値W
act(メッキ付着量計測定値20)として入力される。
動作を以下に説明すると、ストリップ1は、図示しない
連続焼鈍炉,スナウトを通りメッキ浴槽2に導かれ、メ
ッキすべく溶融金属が付着した状態でワイピングノズル
3にて所望の付着量にワイピングされる。ワイピングさ
れたストリップ1のメッキ付着量は、後方にあるメッキ
付着量計7にて測定されて、フィードバック制御装置1
3および逐次学習計算装置17にメッキ付着量実績値W
act(メッキ付着量計測定値20)として入力される。
【0020】ここでは、予め設定したストリップ長さ毎
(例えば10m毎)に、各プロセス量の実績値(ワイピン
グ圧力実績値26,ストリップ−ノズル間隔実績値2
7,ライン速度22,メッキ浴温度実績値28,板温実
績値29等)が、サンプリングして蓄積され、メッキ付
着量計7の位置に達するまでストリップ1の長手方向移
動に応じてトラッキングされ、メッキ付着量計7の設置
位置とマッチングした該当サンプリング時のメッキ付着
量を測定し、プロセス量とメッキ付着量測定値とに基づ
いて、逐次学習計算装置17により、後述するごとくメ
ッキ付着量モデルの逐次学習計算が行なわれ、各制御装
置13〜16に逐次学習係数計算値23として用いられ
る。
(例えば10m毎)に、各プロセス量の実績値(ワイピン
グ圧力実績値26,ストリップ−ノズル間隔実績値2
7,ライン速度22,メッキ浴温度実績値28,板温実
績値29等)が、サンプリングして蓄積され、メッキ付
着量計7の位置に達するまでストリップ1の長手方向移
動に応じてトラッキングされ、メッキ付着量計7の設置
位置とマッチングした該当サンプリング時のメッキ付着
量を測定し、プロセス量とメッキ付着量測定値とに基づ
いて、逐次学習計算装置17により、後述するごとくメ
ッキ付着量モデルの逐次学習計算が行なわれ、各制御装
置13〜16に逐次学習係数計算値23として用いられ
る。
【0021】また、メッキ付着量計7は、ストリップ1
の幅方向に移動し、中央部と両端部(例えば板エッジよ
り50mmの位置)および板中央部と両端部の中間位置の
メッキ付着量を測定し、これら5点の測定値の平均値W
act(メッキ付着量計測定値20)がフィードバック制御
装置13および逐次学習計算装置17に入力される。な
お、ここでは、幅方向5点を測定するように説明した
が、必要に応じて任意の複数点を測定するようにしても
かまわない。
の幅方向に移動し、中央部と両端部(例えば板エッジよ
り50mmの位置)および板中央部と両端部の中間位置の
メッキ付着量を測定し、これら5点の測定値の平均値W
act(メッキ付着量計測定値20)がフィードバック制御
装置13および逐次学習計算装置17に入力される。な
お、ここでは、幅方向5点を測定するように説明した
が、必要に応じて任意の複数点を測定するようにしても
かまわない。
【0022】さらに、ストリップ1の移動長さおよびラ
イン速度は、それぞれストリップ1に接触して回転する
ブライドルロールに設けられたパルス発信器8および速
度変換器9にて測定され、ストリップ移動量21,ライ
ン速度実績値22としてフィードバック制御装置13,
付着量予測フィードフォワード制御装置14,フィード
フォワード制御装置15,プリセット制御装置16,逐
次学習計算装置17へ入力される。
イン速度は、それぞれストリップ1に接触して回転する
ブライドルロールに設けられたパルス発信器8および速
度変換器9にて測定され、ストリップ移動量21,ライ
ン速度実績値22としてフィードバック制御装置13,
付着量予測フィードフォワード制御装置14,フィード
フォワード制御装置15,プリセット制御装置16,逐
次学習計算装置17へ入力される。
【0023】ところで、メッキ付着量W(g/m2),ラ
イン速度V(m/分),ワイピング圧力P(kg/cm2),ス
トリップ−ノズル間隔d(mm),メッキ浴温度T1(℃),
板温度T2(℃)の関係は、一般に下式(1)で示される。
イン速度V(m/分),ワイピング圧力P(kg/cm2),ス
トリップ−ノズル間隔d(mm),メッキ浴温度T1(℃),
板温度T2(℃)の関係は、一般に下式(1)で示される。
【0024】
【数1】
【0025】ただし、αは学習係数(α≧0)、a0〜a5
はいずれもモデル定数で、a0≧0,a1≦0,a2≧
0,a3≧0,a4≦0,a5≦0である。これらのモデ
ル定数a0〜a5は、過去の多数の実操業データより重回
帰にて求めた値であり、各々の製造設備において適宜、
決定するものである。
はいずれもモデル定数で、a0≧0,a1≦0,a2≧
0,a3≧0,a4≦0,a5≦0である。これらのモデ
ル定数a0〜a5は、過去の多数の実操業データより重回
帰にて求めた値であり、各々の製造設備において適宜、
決定するものである。
【0026】逐次学習計算装置17は、前述のごとく、
予め設定したストリップ長さ毎(例えば10m毎)に、各
プロセス量の実績値(ワイピング圧力実績値26,スト
リップ−ノズル間隔実績値27,ライン速度22,メッ
キ浴温度実績値28,板温実績値29等)をサンプリン
グして蓄積しメッキ付着量計7の位置に達するまでスト
リップ1の長手方向移動に応じてトラッキングし、メッ
キ付着量計7の設置位置とマッチングした該当サンプリ
ング時のメッキ付着量を測定し、ライン速度実績値2
2,ストリップ−ノズル間隔実績値27等のプロセス量
実績値とメッキ付着量測定値20とに基づき、前記メッ
キ付着量モデル式(1)を用いてワイピング圧力Pcalを計
算し、このワイピング圧力Pcalを下記(2)式に示すごと
くワイピング圧力実績値Pact(符号26)と比較するこ
とにより、学習係数瞬時値βを求め、下記(3)式に示す
ごとく指数平滑にて学習係数平滑値を求め、その学習係
数平滑値が、各制御装置13〜16へ出力され逐次学習
係数計算値α(符号23)として用いられる。このとき、
ワイピング圧力実績値Pactを求めた(1)式に使用した学
習係数αは1とする。
予め設定したストリップ長さ毎(例えば10m毎)に、各
プロセス量の実績値(ワイピング圧力実績値26,スト
リップ−ノズル間隔実績値27,ライン速度22,メッ
キ浴温度実績値28,板温実績値29等)をサンプリン
グして蓄積しメッキ付着量計7の位置に達するまでスト
リップ1の長手方向移動に応じてトラッキングし、メッ
キ付着量計7の設置位置とマッチングした該当サンプリ
ング時のメッキ付着量を測定し、ライン速度実績値2
2,ストリップ−ノズル間隔実績値27等のプロセス量
実績値とメッキ付着量測定値20とに基づき、前記メッ
キ付着量モデル式(1)を用いてワイピング圧力Pcalを計
算し、このワイピング圧力Pcalを下記(2)式に示すごと
くワイピング圧力実績値Pact(符号26)と比較するこ
とにより、学習係数瞬時値βを求め、下記(3)式に示す
ごとく指数平滑にて学習係数平滑値を求め、その学習係
数平滑値が、各制御装置13〜16へ出力され逐次学習
係数計算値α(符号23)として用いられる。このとき、
ワイピング圧力実績値Pactを求めた(1)式に使用した学
習係数αは1とする。
【0027】 β=Pact/Pcal (2) α=β′+G×(β−β′) (3) ここで、β′は前回までの学習係数平滑値、Gは学習ゲ
インである。
インである。
【0028】フィードバック制御装置13は、メッキ付
着量計7で測定された付着量測定値Wact(符号20)と
製造条件設定装置18で設定される設定メッキ付着量W
set(符号19)との偏差ΔWを相殺するワイピング圧力
制御設定値24およびストリップ−ノズル間隔制御設定
値25の計算を、メッキ付着量測定値とこれに対応した
プロセス量とを用いて行なう。このとき、付着量の偏差
量ΔWは下記(4)式にて求める。
着量計7で測定された付着量測定値Wact(符号20)と
製造条件設定装置18で設定される設定メッキ付着量W
set(符号19)との偏差ΔWを相殺するワイピング圧力
制御設定値24およびストリップ−ノズル間隔制御設定
値25の計算を、メッキ付着量測定値とこれに対応した
プロセス量とを用いて行なう。このとき、付着量の偏差
量ΔWは下記(4)式にて求める。
【0029】
【数2】
【0030】ここで、(5)式は(1)式を変形して得られた
ものであり、(4)式で求めた偏差量ΔWと(5)式の∂P/
∂Wとからワイピング圧力の修正値ΔPを計算する。こ
のようなフィードバック制御は、ライン速度V,ストリ
ップ−ノズル間隔d,ワイピング圧力P等の変動がな
く、ラインが安定して稼動しているときに行なわれる。
ものであり、(4)式で求めた偏差量ΔWと(5)式の∂P/
∂Wとからワイピング圧力の修正値ΔPを計算する。こ
のようなフィードバック制御は、ライン速度V,ストリ
ップ−ノズル間隔d,ワイピング圧力P等の変動がな
く、ラインが安定して稼動しているときに行なわれる。
【0031】フィードフォワード制御装置14は、定周
期(例えば3sec)でワイピング圧力,ライン速度,スト
リップ−ノズル間隔等のラインの操業状態(プロセス量)
を監視し変動があった場合には、その変動によって生じ
るメッキ付着量のズレを補償するようにワイピング圧
力,ストリップ−ノズル間隔の制御計算を行なう。この
とき、フィードフォワード制御装置14では、現状のメ
ッキ付着量を保持するように制御計算を行なうため、現
状のメッキ付着量実績値20と設定メッキ付着量19と
の間にズレがあった場合には、制御終了後においてもメ
ッキ付着量実績値20と設定メッキ付着量19とのズレ
はそのまま保持される。
期(例えば3sec)でワイピング圧力,ライン速度,スト
リップ−ノズル間隔等のラインの操業状態(プロセス量)
を監視し変動があった場合には、その変動によって生じ
るメッキ付着量のズレを補償するようにワイピング圧
力,ストリップ−ノズル間隔の制御計算を行なう。この
とき、フィードフォワード制御装置14では、現状のメ
ッキ付着量を保持するように制御計算を行なうため、現
状のメッキ付着量実績値20と設定メッキ付着量19と
の間にズレがあった場合には、制御終了後においてもメ
ッキ付着量実績値20と設定メッキ付着量19とのズレ
はそのまま保持される。
【0032】そこで、付着量予測フィードフォワード制
御装置15は、上述のフィードフォワード制御装置14
と同様に、定周期(例えば3sec)でワイピング圧力,ラ
イン速度,ストリップ−ノズル間隔等のラインの操業状
態(プロセス量)を監視し、そのプロセス量に基づき、
(1)式を変形して得られる下記(6)式を用いることによ
り、その時点におけるメッキ付着量の予測計算を行な
い、求めた付着量予測計算値Wcalと設定メッキ付着量
Wset(符号19)との偏差量ΔW(予測偏差量)を相殺す
るワイピング圧力,ストリップ−ノズル間隔の制御計算
を行なう。
御装置15は、上述のフィードフォワード制御装置14
と同様に、定周期(例えば3sec)でワイピング圧力,ラ
イン速度,ストリップ−ノズル間隔等のラインの操業状
態(プロセス量)を監視し、そのプロセス量に基づき、
(1)式を変形して得られる下記(6)式を用いることによ
り、その時点におけるメッキ付着量の予測計算を行な
い、求めた付着量予測計算値Wcalと設定メッキ付着量
Wset(符号19)との偏差量ΔW(予測偏差量)を相殺す
るワイピング圧力,ストリップ−ノズル間隔の制御計算
を行なう。
【0033】
【数3】
【0034】ここで、ワイピング圧力制御補正値計算の
方法は、前述のフィードバック制御における計算方法
と、メッキ付着量実績値とメッキ付着量予測計算値とを
用いること以外では同一である。
方法は、前述のフィードバック制御における計算方法
と、メッキ付着量実績値とメッキ付着量予測計算値とを
用いること以外では同一である。
【0035】ライン速度等のプロセス量が変動した場
合、付着量予測フィードフォワード制御装置15とフィ
ードフォワード制御装置14との2種類の制御機能が動
作することによる過剰制御を防止するために、メッキ付
着量予測計算値と設定メッキ付着量とを比較し、メッキ
予測計算値と設定メッキ付着量との偏差がない場合に
は、フィードフォワード制御装置14を、付着量偏差が
ある場合には付着量予測フィードフォワード制御装置1
5を各々動作させる。これにより、2種類のフィードフ
ォワード制御による過剰制御を防止する。
合、付着量予測フィードフォワード制御装置15とフィ
ードフォワード制御装置14との2種類の制御機能が動
作することによる過剰制御を防止するために、メッキ付
着量予測計算値と設定メッキ付着量とを比較し、メッキ
予測計算値と設定メッキ付着量との偏差がない場合に
は、フィードフォワード制御装置14を、付着量偏差が
ある場合には付着量予測フィードフォワード制御装置1
5を各々動作させる。これにより、2種類のフィードフ
ォワード制御による過剰制御を防止する。
【0036】ここで、付着量モデル式(6)に用いられる
学習係数αには、逐次学習計算装置17の学習係数計算
結果を用いることにより、メッキ付着量予測計算の精度
が大幅に向上することになる。
学習係数αには、逐次学習計算装置17の学習係数計算
結果を用いることにより、メッキ付着量予測計算の精度
が大幅に向上することになる。
【0037】このように、本実施例の連続溶融金属メッ
キラインのメッキ付着量自動制御方法によれば、フィー
ドバック制御装置13,フィードフォワード制御装置1
4,付着量予測フィードフォワード制御装置15,プリ
セット制御装置16によるすべての制御において、付着
量モデル式として(1)式を用いているので、各制御を共
通の式に基づいて実施することができ、制御を簡略に行
なうことができるほか、応答性,安定性に優れ、且つ、
プロセス量が変化した場合でも目標値に速やかに収束
し、メッキ付着量制御精度ひいては製品品質が大幅に向
上する利点がある。
キラインのメッキ付着量自動制御方法によれば、フィー
ドバック制御装置13,フィードフォワード制御装置1
4,付着量予測フィードフォワード制御装置15,プリ
セット制御装置16によるすべての制御において、付着
量モデル式として(1)式を用いているので、各制御を共
通の式に基づいて実施することができ、制御を簡略に行
なうことができるほか、応答性,安定性に優れ、且つ、
プロセス量が変化した場合でも目標値に速やかに収束
し、メッキ付着量制御精度ひいては製品品質が大幅に向
上する利点がある。
【0038】本方法による効果を確認するため、ライン
速度75m/分,ストリップ1の板厚1.0mm,板幅9
00〜1200mm,設定メッキ付着量80→45g/m
2の操業条件下で本方法を適用した。その結果、フィー
ドフォワード(FF)制御とフィードバック(FB)制御と
を組み合わせた従来法では、図2(a)に示すように、設
定メッキ付着量と付着量実績値との偏差を無くすように
フィードバック制御が働くが、ワイピングノズル設置位
置からメッキ付着量計までの距離があるため、制御ルー
プ内に無駄時間が発生する。これに対して、本方法で
は、図2(b)に示すように、付着量予測フィードフォワ
ード制御を用いることにより、従来法よりも無駄時間を
低減することができ良好な結果が得られた。
速度75m/分,ストリップ1の板厚1.0mm,板幅9
00〜1200mm,設定メッキ付着量80→45g/m
2の操業条件下で本方法を適用した。その結果、フィー
ドフォワード(FF)制御とフィードバック(FB)制御と
を組み合わせた従来法では、図2(a)に示すように、設
定メッキ付着量と付着量実績値との偏差を無くすように
フィードバック制御が働くが、ワイピングノズル設置位
置からメッキ付着量計までの距離があるため、制御ルー
プ内に無駄時間が発生する。これに対して、本方法で
は、図2(b)に示すように、付着量予測フィードフォワ
ード制御を用いることにより、従来法よりも無駄時間を
低減することができ良好な結果が得られた。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の連続溶融
金属メッキラインのメッキ付着量自動制御方法(請求項
1)によれば、気体噴射ノズルの配置位置通過中の被メ
ッキ材上のメッキ付着量の予測計算値に基づいて、メッ
キ付着量を制御する付着量予測フィードフォワード制御
を行なうことにより、プロセス量が変化した場合等のフ
ィードバック制御の遅れを無くすことができ、応答性,
安定性に優れ、且つ、プロセス量が変化した場合でも目
標値に速やかに収束し、メッキ付着量制御精度ひいては
製品品質が大幅に向上する。
金属メッキラインのメッキ付着量自動制御方法(請求項
1)によれば、気体噴射ノズルの配置位置通過中の被メ
ッキ材上のメッキ付着量の予測計算値に基づいて、メッ
キ付着量を制御する付着量予測フィードフォワード制御
を行なうことにより、プロセス量が変化した場合等のフ
ィードバック制御の遅れを無くすことができ、応答性,
安定性に優れ、且つ、プロセス量が変化した場合でも目
標値に速やかに収束し、メッキ付着量制御精度ひいては
製品品質が大幅に向上する。
【0040】また、所定のサンプリングピッチでメッキ
付着量測定値と所定のプロセス量とに基づき被メッキ材
上のメッキ付着量を逐次学習計算し、フィードバック制
御およびフィードフォワード制御に補正演算出力を行な
うことにより(請求項2)、ストリップの長手方向につい
てのメッキ付着量制御精度がさらに向上する効果があ
る。
付着量測定値と所定のプロセス量とに基づき被メッキ材
上のメッキ付着量を逐次学習計算し、フィードバック制
御およびフィードフォワード制御に補正演算出力を行な
うことにより(請求項2)、ストリップの長手方向につい
てのメッキ付着量制御精度がさらに向上する効果があ
る。
【図1】本発明の一実施例としての連続溶融金属メッキ
ラインのメッキ付着量自動制御方法を適用された装置の
構成を概略的に示すブロック図である。
ラインのメッキ付着量自動制御方法を適用された装置の
構成を概略的に示すブロック図である。
【図2】(a),(b)はそれぞれ従来法および本方法によ
るメッキ付着量の制御状態を説明するためのグラフであ
る。
るメッキ付着量の制御状態を説明するためのグラフであ
る。
1 ストリップ 2 溶融メッキ浴槽 3 ワイピングノズル(気体噴射ノズル) 4 圧力調整弁 5 ノズル間隔調整器 6 圧力調整器 7 メッキ付着量計 8 パルス発信器 9 速度変換器 10 圧力発信器 11 板温計 12 浴温計 13 フィードバック制御装置 14 フィードフォワード制御装置 15 付着量予測フィードフォワード制御装置 16 プリセット制御装置 17 逐次学習計算装置 18 製造条件設定装置
Claims (2)
- 【請求項1】 溶融金属メッキ浴槽を通過した被メッキ
材の表面に向けて気体を吹き付け該被メッキ材における
メッキ付着量を調整しうる気体噴射ノズルを、前記溶融
金属メッキ浴槽上方の被メッキ材出口近傍に設け、 設定メッキ付着量,前記被メッキ材の移動速度,前記の
被メッキ材と気体噴射ノズルとの間隔および前記溶融金
属メッキ浴槽の浴面からのノズル高さに応じて前記気体
噴射ノズルから前記被メッキ材へのノズル噴射圧力を設
定・制御するフィードフォワード制御手段と、前記設定
メッキ付着量と実際のメッキ付着量との偏差量に応じて
前記ノズル噴射圧力を修正・制御するフィードバック制
御手段とをそなえ、これらの制御手段により前記被メッ
キ材へのメッキ付着量を自動的に制御する方法におい
て、 前記気体噴射ノズルの配置位置を通過中の前記被メッキ
材上のメッキ付着量を予測計算し、その予測計算値と前
記設定メッキ付着量との偏差量を予測偏差量として演算
し、該予測偏差量に基づいて前記ノズル噴射圧力を修正
してフィードフォワード制御することを特徴とする連続
溶融金属メッキラインのメッキ付着量自動制御方法。 - 【請求項2】 前記気体噴射ノズルの配置位置を通過中
の前記被メッキ材上のメッキ付着量を予測計算するに際
して、予め設定した被メッキ材長さ毎に所定のプロセス
量をサンプリングして蓄積するとともに、該当サンプリ
ング時の前記被メッキ材におけるメッキ付着量を測定
し、そのメッキ付着量測定値と前記所定のプロセス量と
に基づいて前記被メッキ材上のメッキ付着量を逐次学習
計算することを特徴とする請求項1記載の連続溶融金属
メッキラインのメッキ付着量自動制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25775892A JPH06108219A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | 連続溶融金属メッキラインのメッキ付着量自動制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25775892A JPH06108219A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | 連続溶融金属メッキラインのメッキ付着量自動制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06108219A true JPH06108219A (ja) | 1994-04-19 |
Family
ID=17310691
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25775892A Withdrawn JPH06108219A (ja) | 1992-09-28 | 1992-09-28 | 連続溶融金属メッキラインのメッキ付着量自動制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06108219A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008133507A (ja) * | 2006-11-28 | 2008-06-12 | Nisshin Steel Co Ltd | メッキ付着量制御用圧縮空気の圧力制御方法および装置 |
| JP2008274425A (ja) * | 2007-04-05 | 2008-11-13 | Nippon Steel Corp | 連続溶融金属メッキラインにおけるメッキ付着量制御装置及びその制御方法、及びコンピュータプログラム |
| EP3572550A4 (en) * | 2017-04-14 | 2020-03-25 | Primetals Technologies Japan, Ltd. | PLATE COATING WEIGHT CONTROL MECHANISM AND PLATE COATING WEIGHT CONTROL METHOD |
-
1992
- 1992-09-28 JP JP25775892A patent/JPH06108219A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008133507A (ja) * | 2006-11-28 | 2008-06-12 | Nisshin Steel Co Ltd | メッキ付着量制御用圧縮空気の圧力制御方法および装置 |
| JP2008274425A (ja) * | 2007-04-05 | 2008-11-13 | Nippon Steel Corp | 連続溶融金属メッキラインにおけるメッキ付着量制御装置及びその制御方法、及びコンピュータプログラム |
| EP3572550A4 (en) * | 2017-04-14 | 2020-03-25 | Primetals Technologies Japan, Ltd. | PLATE COATING WEIGHT CONTROL MECHANISM AND PLATE COATING WEIGHT CONTROL METHOD |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991130 |