JPH06108563A - 相対変位許容式パーティションの下部支持装置 - Google Patents

相対変位許容式パーティションの下部支持装置

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JPH06108563A
JPH06108563A JP27776792A JP27776792A JPH06108563A JP H06108563 A JPH06108563 A JP H06108563A JP 27776792 A JP27776792 A JP 27776792A JP 27776792 A JP27776792 A JP 27776792A JP H06108563 A JPH06108563 A JP H06108563A
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synthetic resin
semi
column
relative displacement
resin covering
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JP27776792A
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Yoshihide Sugimoto
芳英 杉本
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Naka Technical Laboratory Co Ltd
Naka Corp
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Naka Technical Laboratory Co Ltd
Naka Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 荷重に対して部材の変形が起り難く、したが
って支柱下端部を床レールに対して円滑に傾動させるこ
とができ、部品点数を少なくし部品の製作及び部品の組
立が容易であり、床レールのいずれの部分ににも支柱を
立設する事が可能な相対変位許容式パーティションの下
部支持装置を提供すること。 【構成】 支持部材に於いて支柱25に係着する金属製
骨格部材31には、中央部下方に突設し平面状底壁32
を有する差込み突縁37が形成されており、合成樹脂製
被覆部材40には、差込み突縁37が内部に挿入されて
平面状底壁32が当接する当接部49が周壁と一体的に
形成され又下部には半円筒状傾動面41が形成される。
受台部材50には、半円筒状傾動面41が当接する対応
する円弧状受支面51が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地震時等に於いて天井
と床との間に水平方向相対変位を生じる室内に設置され
る相対変位許容式パーティションの下部支持装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】本発明は、特開平3−202531号公
報及び特開平3−202532号公報に記載されている
相対変位を許容する形式のパーティション構造の改良に
係るものである。前記両公報に記載されている相対変位
許容式のパーティションは、図14にその概略の構造が
記載されており、一方向に設けられるパーティションA
と、これに垂直な方向に設けられるパーティションBと
は、いずれも床に取付けられた床レール1と天井に取付
けられた天井レール2との間に間隔をおいて立設された
支柱3にパネル4を取付ける基本的なパーティション構
造を有するものである。この相対変位許容式のパーティ
ションA,Bの第1の特徴は、その床レール1及び天井
レール2と、それらに立設される支柱3との取付構造に
あり、床レール1に対して支柱3の下端は、パネル4の
面と垂直方向に傾動自在とされており、又天井レール2
に対して支柱3の上端は、パネル4の面と垂直方向に傾
動自在であると共に、パネル4の面方向に移動自在とさ
れている点にある。
【0003】したがって、地震等によって床レール1と
天井レール2との間に、例えば図14に示される矢印の
方向の水平方向相対変位が生じる場合には、パーティシ
ョンAについては、支柱3上端がパネル4の面方向、即
ち天井レール2に沿って移動すると共に、パーティショ
ンBについては、支柱3の上下端がパネル4の面と垂直
方向に床レール1及び天井レール2に対して傾動するこ
とによって、前記水平方向相対変位を許容し、パーティ
ションや床、天井構造等の破損を防止するようにされて
いるものである。図14に示される例は、一方向の変位
に対してのみ説明されているが、あらゆる水平方向の相
対変位に対しても対応する事が可能であることは明かで
ある。
【0004】この相対変位許容式パーティションA,B
の第2の特徴は、パーティションAとパーティションB
との交差部に於ける構造である。即ち、図14に於いて
パーティションBのパーティションAに最近接するパネ
ル4はパーティションAに間隔をあけた位置で留まって
おり、残余の間隙部には、パーティションA側に蝶着さ
れ、通常時には、パーティションBのパネル4両面に沿
って配設され当該間隙を閉塞して交差部に於ける間仕切
をなし、地震時には自動的にパーティションA側に開放
して、交差部におけるパーティションA,Bの相対的変
位の許容空間を形成する見切りパネル5が設置されてい
る点にある。前述のように、この相対変位許容式パーテ
ィションの支柱3は、床レール1に対して支柱3下端が
パネル4の面と垂直方向に傾動自在とされており、又天
井レール2に対して支柱3上端がパネル4の面と垂直方
向に傾動自在であると共にパネル4の面方向に移動自在
とされているから、地震時にパーティションの交差部で
は、パーティション相互に近接、離隔、傾斜等の相対変
位を生じる為に、前記した交差部に於ける相対変位の許
容手段は必須である。
【0005】このように構成された、相対変位許容式パ
ーティションに於いて、前記両公開公報に記載されてい
る床レール1への支柱3下端部の支持は、図12及び図
13に示されるように、床レール1と支柱3との間に支
持金属部材7及び傾動部材8から成る下部ブラケット6
と、受支部材9と、取付部材10とを介在させることに
よってなされている。下部ブラケット6の支持金属部材
7は、下部を略逆U字状部11として形成され、上部に
はパネル係止フック12が形成されているもので、支柱
3下端の切欠3aに、図12に示されるように係合され
る。傾動部材8は、内部に支持金属部材7の略逆U字状
部11を挿入させ、外側面に半円筒形状の摺動面13を
備え、半円筒状の端面にはピン14が突設されており、
又支柱3の側面透孔3bに係止される係止爪15が設け
られており、係止爪15の係止により、下部ブラケット
6全体が支柱3に係止される。床レール1に固定される
取付部材10のコ字状枠内には、受支部材9が嵌合され
係止されている。受支部材9は、内部に傾動部材8の摺
動面13が摺動する係合面16が形成されると共に、ピ
ン14と対応する溝孔17が形成された箱状をなすもの
であり、この受支部材9の係合面16に傾動部材8の摺
動面13が係合し、又受支部材9の溝孔17に傾動部材
8のピン14が係合する事によって、支柱3が床レール
1に対して傾動できるようにされている。
【0006】前記の相対変位許容式パーティションの下
部支持装置は所期の目的を達成するものではあるが、次
のような問題点を有することがその後判明している。 A.支持金属部材7の略逆U字状部11は、支柱3の荷
重によって横方向に広がる変形を生じ易く、このような
変形を生じると、この略逆U字状部11が挿入される傾
動部材8も変形の影響を受け、略逆U字状部11の変形
に伴って、傾動部材8の摺動面13も横広がりの変形を
生じる。そのため摺動面13は係合する受支部材9の係
合面16に対して密嵌状態となってしまい、傾動が円滑
に行われなくなる。このような変形を防止するために支
持金属部材7及び傾動部材8を厚肉で高強度のものとし
なければならないが、材料コストの上昇と共に、特に支
持金属部材7の略逆U字状部11のプレス加工は、正確
な形状を得るために可なり困難となる。 B.受支部材9は、床レール1に固定した取付部材10
のコ字状枠内に嵌合して係止するようにしているので、
部品点数が多い上に取付の手間がかかる。又支柱3直下
に取付部材10を固定するための障害物が存在する場合
に、螺子止め等の固定手段が使用できず不便である。 C.傾動部材8のピン14は、傾動部材8に直接設けら
れているので、受支部材9の溝孔17に係合させること
や係合状態から離脱させることが困難である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明が解決し
ようとする課題は、前記問題点を解決し、荷重に対して
部材の変形が起り難く、したがって支柱下端部を床レー
ルに対して円滑に傾動させることができ、部品点数を少
なくし部品の製作及び部品の組立が容易であり、床レー
ルのいずれの部分ににも支柱を立設する事が可能な相対
変位許容式パーティションの下部支持装置を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の相対変位許容式パーティションの下部支持
装置は、支柱下端部が、溝を上向きとした溝形材で形成
された床レールに対して該溝形材の溝と垂直方向に傾動
可能とされている相対変位許容式パーティションの下部
支持装置において、支柱下端部と床レールとの間に介在
される支持部材は、中央部下方に突設し平面状底壁を有
する差込み突縁を有すると共に上部外方に突設された脚
部が該支柱下端部に嵌合された金属製骨格部材と、該金
属製骨格部材の該差込み突縁が内部に挿入されて該平面
状底壁が当接する当接部が周壁と一体的に形成され又下
部には半円筒状傾動面が形成されると共に該半円筒状傾
動面の両端面には該半円筒状傾動面の中心位置に一対の
ばね状軸突起が突設された弾性を有する合成樹脂製被覆
部材と、該合成樹脂製被覆部材の半円筒状傾動面が当接
する対応する円弧状受支面が形成されると共に該一対の
ばね状軸突起が係合する一対の係合溝を備えた箱体を有
し床レールの溝内に取付けられる受台部材とよりなるこ
とを主な特徴とするものである。
【0009】
【作用】支柱下端部に嵌合される金属製骨格部材に於け
る合成樹脂製被覆部材に挿入される差込み突縁は平面状
底壁を有し、又金属製骨格部材に於ける差込み突縁の平
面状底壁が当接する合成樹脂製被覆部材の当接部は周壁
と一体的に形成されているから、支柱の応力が金属製骨
格部材に加えられても、垂直の応力によって金属製骨格
部材には変形を生じるような箇所が無く、その応力は差
込み突縁の平面状底壁から合成樹脂製被覆部材の当接部
に直接的に伝達される。そして合成樹脂製被覆部材の当
接部は周壁と一体的に結合して形成されているので、そ
の外側に位置する合成樹脂製被覆部材の半円筒状傾動面
に変形が生じにくいばかりでなく、金属製骨格部材から
合成樹脂製被覆部材の変形を招くような方向の応力が加
えられることがないから、変形のない該半円筒状傾動面
は対応する受台部材の円弧状受支面に常に傾動自在な状
態で当接される。合成樹脂製被覆部材に於ける一対のば
ね状軸突起は、半円筒状傾動面を受台部材の円弧状受支
面に当接させる際に、突起を押込めた形で受台部材の箱
体に於ける係合溝に容易に係合させることができるの
で、装置の組立が容易である。そして受台部材上の合成
樹脂製被覆部材は、その円弧状受支面に半円筒状傾動面
を当接し、係合溝に係合した一対のばね状軸突起を中心
軸として傾動する事ができるとともに、両者の不測の分
離を防止することができる。
【0010】該係合溝に外面に貫通する軸突起取外し用
透孔が形成されている態様では、受台部材から合成樹脂
製被覆部材を取外す場合に、軸突起取外し用透孔外側か
ら、一対のばね状軸突起を内方に押圧して突起を押込め
れば、合成樹脂製被覆部材を受台部材から容易に取外す
ことができる。受台部材は、そのまま床レールに固定し
て使用できるので、部品点数を減少させ、又組立作業も
簡便になる。受台部材に床レールの溝方向に延長する止
着用溝状部を形成した態様では、支柱の中心を外れた位
置に於いても受台部材の固定が可能であって、床に於け
る障害物を避けて螺子止め等の固定を行うことができ
る。
【0011】
【実施例】本発明の詳細な特徴について、添付図面に記
載された実施例により説明する。本発明に係る相対変位
許容式パーティションの下部支持装置の主な構成要素に
は、図1及び図2に示されるように、床レール20、支
柱25、及び支柱25下端部に一端が取付けられると共
に他端が床レール20の溝内に固定され、支柱25の床
レール20の溝と垂直方向の傾動を許容する支持部材3
0が挙げられる。床レール20は、溝を上向きとした溝
形材で形成され、建物の床構造19の上面にそのウエブ
21を接し、又その両フランジ22を立ち上げ状態とし
て取付けられている。床レール20はその外周が合成樹
脂化粧層23で覆われ、且つそのフランジ22の先端上
方には軟質合成樹脂製帯片24が突設されている。支柱
25は、金属板を断面方形筒状に折曲げて形成され、前
述のようにほぼ天井高と同様の長さを有するものである
が、図示されているのはその下端部付近のみである。下
端部に於て支柱25の一方の対向する両壁26,26に
は、図4に示されるように、方形状切欠27,27が、
又他方の対向する両壁28,28には、係止透孔29,
29が設けられている。
【0012】支柱25下端部と床レール20との間に設
けられる支持部材30は、金属製骨格部材31、ABS
樹脂、ポリプロピレン等の弾性を有する合成樹脂製被覆
部材40、同じく合成樹脂製の受台部材50等から組立
てられている。金属製骨格部材31は、図4及び図5に
示されるように、一枚の金属板を切抜き折曲げて成形さ
れるものであり、平面状底壁32の両辺から立上がる両
側壁33のそれぞれの側縁上方から脚部34が突設さ
れ、脚部34の付け根は接縁部35とされ、接縁部35
の外方で脚部34は垂直に折曲げられてパネル支持鈎部
36が形成されている。平面状底壁32と両側壁33と
で構成される部分は、後述する合成樹脂被覆部材40の
内部に嵌合される差込み突縁37を形成し、金属製骨格
部材31に負荷される支柱25等の荷重を合成樹脂製被
覆部材に伝達する機能を有するものであり、両側壁33
に加えられた垂直荷重は、平面状底壁32に伝達され、
垂直荷重によって、金属製骨格部材31の両側壁33等
に曲げ応力を生じるようなことはなく、曲げ応力に伴う
変形を生じるようなことはない。金属製骨格部材31の
折曲げ部分は全て垂直折曲げであるから、その折曲げ成
形は容易であり、成形後の寸法精度を高めることができ
る。
【0013】合成樹脂製被覆部材40は、弾力製を有す
る合成樹脂を射出成形等によって成形したものであっ
て、図4、図5及び図10に示されるように、下方に半
円筒状傾動面41を備え、その両端面42は平面状に形
成されている。両端面42に於いて、半円筒状傾動面4
1の中心位置には、ばね状軸突起43が外方に突設され
ている。ばね状軸突起43は、合成樹脂製被覆部材40
と一体的に形成され、両端面42に設けた縦溝内に垂下
するばね板44を有するものである。半円筒状傾動面4
1の上方には、その両上縁から各外方に水平板45が突
設されており、水平板45を含む合成樹脂製被覆部材4
0の外縁は、支柱25の方形の中空部の形状と同形にさ
れている。両水平板45の対向する両外縁にはばね状起
立片46によって内外方向へ弾性的に可動な一対の係止
爪部47が設けられている。係止爪部47は、合成樹脂
製被覆部材40が支柱25下端部に取付けられる際に、
前述した支柱25に於ける係止透孔29に拡開係合して
係止作用を奏する。端面42側の上方には、端面42に
沿って上方に延長される方形の間隔板48が突設され
る。図1及び図3に示されるように、間隔板48は、支
持部材30が支柱25に取付けられる場合に、金属製骨
格部材31に於ける両側壁33の間に介在され、両側壁
33の間隔を規制すると共に、脚部34に於ける接縁部
35を支柱25の方形状切欠27に密着させる機能を有
する。
【0014】合成樹脂製被覆部材40には、金属製骨格
部材31の差込み突縁37を上方から挿入しうる空所を
有し、差込み突縁37が挿入された場合に、その平面状
底壁32は、内部に周壁と格子状に結合され対応する上
側平面を有する当接部49に当接する。当接部49は周
壁と格子状に一体的に結合されているから、その外方の
半円筒状傾動面41を常に正規な形状に維持することが
でき、合成樹脂製被覆部材40に垂直荷重が作用した場
合にも、半円筒状傾動面41に変形を生じるようなこと
がない。又金属製骨格部材31の平面状底壁32は、対
応する当接部49に当接してその対面方向に荷重を伝達
し、それ以外の方向の応力を合成樹脂製被覆部材40の
いずれの部分にも与えることがないから、半円筒状傾動
面41の変形はこの点からも防止される。受台部材50
は、床レール20の溝内に取付けられ、合成樹脂製被覆
部材40の半円筒状傾動面41を傾動自在に支持して、
負荷される荷重を床に伝達する機能を有する。
【0015】受台部材50は、図4に示されるように、
中央に合成樹脂製被覆部材40の半円筒状傾動面41に
対応する円弧状受支面51を備えた箱体52と箱体52
の一側から溝形状に延長される止着用溝状部53から形
成されている。箱体52内には、該円弧状受支面51が
形成されている外、その両端面側には合成樹脂製被覆部
材40の一対のばね状軸突起43を係合する一対の係合
溝54が縦設されている。受台部材50に合成樹脂製被
覆部材40が載置される場合には、受台部材50の円弧
状受支面51上に合成樹脂製被覆部材40の半円筒状傾
動面41が傾動自在に当接されることになるが、同時に
合成樹脂製被覆部材40の一対のばね状軸突起43が受
台部材50の一対の係合溝54に係合されているので、
傾動は一対のばね状軸突起43を中心として行われるこ
とになる。又一対のばね状軸突起43が一対の係合溝5
4に係合されていることにより、合成樹脂製被覆部材4
0をはじめ、これと接続される支柱25が受台部材50
から常時或は傾動時に抜け出すことを防止する機能を有
する。
【0016】係合溝54には外面に貫通する軸突起取外
し用透孔55が穿設されており、受台部材50から合成
樹脂製被覆部材40を取外す場合に、係合溝54に係合
されているばね状軸突起43を、工具等によって軸突起
取外し用透孔55外側から内方に押込めば、係合溝54
からばね状軸突起43を離脱させることができ、取外し
を容易に行うことができる。受台部材50の箱体52底
部には、図8に示されるように、円弧状受支面51の一
部分から下面に達する段付円筒状の螺子止用孔56が穿
設されている。同様に箱体52の一側から溝形状に延長
された止着用溝状部53の底板部にも螺子止用孔57が
穿設されている。受台部材50は、図1に示されるよう
に、床レール20の溝内に配置固定されるが、その固定
は、通常単に床レール20に固定させるだけでなく、螺
子止用孔56,57から螺子を挿入し、床レール20を
貫通させて建物の床構造に螺着して行う。螺子止用孔5
6,57は数箇所設けられるが、それらのいずれか1箇
所に1本の螺子止を行えば充分な固着状態を得ることが
できる。螺子止用孔56,57は前後左右異なった位置
に穿設されているので、建物の床構造に於ける螺子止の
不都合な箇所を避けて螺子止を行うことができる。又止
着用溝状部53に於ける螺子止用孔53は、支持部材3
0や支柱25等を床レール20上に仮に組立てた後で
も、上部が塞がれていないから螺着に使用することがで
きる。
【0017】部材の組立にあたり、金属性骨格部材31
と合成樹脂製被覆部材40とは、金属製骨格部材31の
差込み突縁37を合成樹脂製被覆部材40の空所に差込
んで平面状底壁32を当接部49に当接させ、同時に間
隔板48を両側壁33,33の間に挿入させることによ
って予め組立てておく。次いで組立てられた金属製骨格
部材31と合成樹脂製被覆部材40について、金属製骨
格部材31の脚部34を支柱25下端部に向けて配置
し、脚部34の4個の接縁部35を支柱25の方形状切
欠27に嵌合し、同時に合成樹脂製被覆部材40の水平
板45を支柱25下端に接近させて両係止爪部47を支
柱25内に挿入し、両係止爪部47を支柱25に設けた
両係止透孔29に係止させる。当該部材の組立及び取付
作業は、部材間の係合挿入、係止爪部47の係止と云う
ような簡単な操作であるから、作業に熟練を必要とせ
ず、短時間で全体の作業を終了することができる。係止
爪部47を係止透孔29に係止することによって、合成
樹脂製被覆部材40は、内部にその差込み突縁37が挿
通されている金属製骨格部材31を支柱25側に押付け
る形で支柱25に係止されるから、支柱25、金属製骨
格部材31及び合成樹脂製被覆部材40は、単一の係止
手段による係止にも拘らず、一体性が保たれた状態を維
持することができるので、これらの部材の支柱25から
の不測の抜け出しを防止することができる。
【0018】一方、床レール20の溝内の所定位置に受
台部材50を固定しておき、支柱25を立設する際に、
支柱25に取付けられている合成樹脂製被覆部材40の
一対のばね状軸突起43を押込んだ形で受台部材50の
箱体52に挿入し、ばね状軸突起43を拡開して係合溝
54に係合させ、同時に合成樹脂製被覆部材40の半円
筒状傾動面41を受台部材50の円弧状受支面51に載
置する。図示されてはいないが、支柱25の立設時に支
柱25頂部には所定の支柱上部支持装置が設置されるこ
とは云うまでもない。図1及び図2に示されるように、
パーティション組立時に金属製骨格部材31の脚部34
に突設されたパネル支持鈎部36は、パネル58の側縁
部内側に設けられたパネル下部係止孔59に挿通係止さ
せてパネル58を取付ける際に使用される。支柱25が
立設され、パーティションが完成した場合には、図1及
び図3に示されるように、支持部材30に於ける受台部
材50は、床レール20の溝内に固定され、支柱25に
取付けられた支持部材30に於ける合成樹脂製被覆部材
40の半円筒状傾動面41は受台部材50の円弧状受支
面51に傾動自在に且つ抜け出し不可に載置される。
【0019】したがって地震時等に於いて、床レール2
0と支柱25との間でパネル58の面方向の相対変位を
生じる場合には、一対のばね状軸突起43を中心とする
半円筒状傾動面41と円弧状受支面51との傾動作用に
より、かかる相対変位を許容することができる。尚、床
レール20に設けられた軟質合成樹脂製帯片24は、図
2に示されるように、組立てられたパネル58の下縁部
にその先端縁が接触するようにされており、パーティシ
ョン内外の絶縁を増進させると共に、両面のパネル5
8,58間に塵埃等が侵入することを防止している。
【0020】
【発明の効果】本発明は次のような効果を奏する。 A.支柱下端部に嵌合される金属製骨格部材に於ける合
成樹脂製被覆部材に挿入される差込み突縁は平面状底壁
を有し、又金属製骨格部材に於ける差込み突縁の平面状
底壁が当接する合成樹脂製被覆部材の当接部は周壁と一
体的に形成されているから、支柱の応力が金属製骨格部
材に加えられても、垂直の応力によって金属製骨格部材
には変形を生じるような箇所が無く、その応力は差込み
突縁の平面状底壁から合成樹脂製被覆部材の当接部に直
接的に伝達される。そして合成樹脂製被覆部材の当接部
は周壁と一体的に結合して形成されているので、その外
側に位置する合成樹脂製被覆部材の半円筒状傾動面に変
形が生じにくいばかりでなく、金属製骨格部材から合成
樹脂製被覆部材の変形を招くような方向の応力が加えら
れることがないから、変形のない該半円筒状傾動面は対
応する受台部材の円弧状受支面に常に傾動自在な状態で
当接される。 B.合成樹脂製被覆部材に於ける一対のばね状軸突起
は、半円筒状傾動面を受台部材の円弧状受支面に当接さ
せる際に、突起を押込めた形で受台部材の箱体に於ける
係合溝に容易に係合させることができるので、装置の組
立が容易である。そして受台部材上の合成樹脂製被覆部
材は、その円弧状受支面に半円筒状傾動面を当接し、係
合溝に係合した一対のばね状軸突起を中心軸として傾動
する事ができるとともに、当該部分の不測の分離を防止
することができる。
【0021】C.受台部材の係合溝に外面に貫通する軸
突起取外し用透孔が形成されている態様では、受台部材
から合成樹脂製被覆部材を取外す場合に、軸突起取外し
用透孔外側から、一対のばね状軸突起を内方に押圧して
突起を押込めれば、合成樹脂製被覆部材を受台部材から
容易に取外すことができる。 D.受台部材は、そのまま床レールに固定して使用でき
るので、部品点数を減少させ、又組立作業も簡便にな
る。 E.受台部材に、床レールの溝方向に延長する止着用溝
状部を形成した態様では、支柱の中心を外れた位置に於
いても受台部材の固定が可能であって、床に於ける障害
物を避けて螺子止め等の固定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる相対変位許容式パーティション
の下部支持装置の実施例を示す一部欠截斜視図である。
【図2】同じく縦断面図である。
【図3】支柱に取付けられた支持部材を示す一部欠截斜
視図である。
【図4】支柱、金属製骨格部材、合成樹脂製被覆部材、
受台部材を示す分解斜視図である。
【図5】組立状態の金属製骨格部材と合成樹脂製被覆部
材の一部欠截斜視図である。
【図6】図8のA−A線に於ける水平断面図である。
【図7】図9のB−B線に於ける水平断面図である。
【図8】図6のC−C線に於ける垂直断面図である。
【図9】図7のD−D線に於ける垂直断面図である。
【図10】合成樹脂製被覆部材の斜視図である。
【図11】他方向から見た受台部材の斜視図である。
【図12】従来製品に於ける相対変位許容式パーティシ
ョンの下部支持装置を示す一部欠截斜視図である。
【図13】図12に示される上部支持装置の分解斜視図
である。
【図14】相対変位許容式パーティションの機能を示す
斜視図である。
【符号の説明】
20 床レール 25 支柱 26 一方の対向する両壁 27 方形状切
欠 28 他方の対向する両壁 29 係止透孔 30 支持部材 31 金属製骨
格部材 32 平面状底壁 33 側壁 34 脚部 35 接縁部 36 パネル支持鈎部 37 差込み突
縁 40 合成樹脂製被覆部材 41 半円筒状
傾動面 42 端面 43 ばね状軸
突起 47 係止爪部 48 間隔板 49 当接部 50 受台部材 51 円弧状受支面 52 箱体 53 止着用溝状部 54 係合溝 55 軸突起取外し用透孔

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支柱下端部が、溝を上向きとした溝形材
    で形成された床レールに対して該溝形材の溝と垂直方向
    に傾動可能とされている相対変位許容式パーティション
    の下部支持装置において、支柱下端部と床レールとの間
    に介在される支持部材は、中央部下方に突設し平面状底
    壁を有する差込み突縁を有すると共に上部外方に突設さ
    れた脚部が該支柱下端部に嵌合された金属製骨格部材
    と、該金属製骨格部材の該差込み突縁が内部に挿入され
    て該平面状底壁が当接する当接部が周壁と一体的に形成
    され又下部には半円筒状傾動面が形成されると共に該半
    円筒状傾動面の両端面には該半円筒状傾動面の中心位置
    に一対のばね状軸突起が突設された弾性を有する合成樹
    脂製被覆部材と、該合成樹脂製被覆部材の半円筒状傾動
    面が当接する対応する円弧状受支面が形成されると共に
    該一対のばね状軸突起が係合する一対の係合溝を備えた
    箱体を有し床レールの溝内に取付けられる受台部材とよ
    りなることを特徴とする相対変位許容式パーティション
    の下部支持装置。
  2. 【請求項2】 前記支柱は、断面方形筒状をなし、その
    下端部に於ける両対向壁には方形の切欠部が形成され、
    前記金属製骨格部材の脚部には、該両切欠部の各側縁に
    内接して嵌合される4個の接縁部と、その外方に於いて
    垂直に折曲げられた4個のパネル支持鈎部とが形成され
    ていることを特徴とする請求項1記載の相対変位許容式
    パーティションの下部支持装置。
  3. 【請求項3】 前記金属製骨格部材は、その平面状底壁
    とその両側から立上がる両側壁によって前記差込み突縁
    が形成され、該両側壁の間には前記合成樹脂製被覆部材
    の半円筒状傾動面の両端面から立上がる間隔板が挿入さ
    れることによって間隔が保持されていることを特徴とす
    る請求項1又は請求項2記載の相対変位許容式パーティ
    ションの下部支持装置。
  4. 【請求項4】 前記受台部材には、取付けられる床レー
    ルの溝方向に前記箱体から延長される止着用溝状部を有
    することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記
    載の相対変位許容式パーティションの下部支持装置。
  5. 【請求項5】 前記受台部材に於ける前記係合溝には外
    面に貫通する軸突起取外し用透孔が形成されていること
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の相対
    変位許容式パーティションの下部支持装置。
  6. 【請求項6】 支柱下端部が、溝を上向きとした溝形材
    で形成された床レールに対して該溝形材の溝と垂直方向
    に傾動可能とされている相対変位許容式パーティション
    の下部支持装置において、 支柱下端部と床レールとの間に介在される支持部材は、
    中央部下方に突設し平面状底壁を有する差込み突縁を有
    すると共に上部外方に突設された脚部が該支柱下端部に
    嵌合された金属製骨格部材と、該金属製骨格部材の該差
    込み突縁が内部に挿入されて該平面状底壁が当接する当
    接部が周壁と一体的に形成され又下部には半円筒状傾動
    面が形成されると共に該半円筒状傾動面の両端面には該
    半円筒状傾動面の中心位置に一対のばね状軸突起が突設
    された弾性を有する合成樹脂製被覆部材と、該合成樹脂
    製被覆部材の半円筒状傾動面が当接する対応する円弧状
    受支面が形成されると共に該一対のばね状軸突起が係合
    する一対の係合溝を備えた箱体を有し床レールの溝内に
    取付けられる受台部材とよりなり、 該支柱は、断面方形筒状をなし、その下端部に於ける一
    方の両対向壁には方形の切欠部が、又他方の両対向壁に
    は係止透孔が形成され、前記金属製骨格部材の脚部に
    は、該両切欠部の各側縁に内接して嵌合される4個の接
    縁部が形成され、 該合成樹脂製被覆部材は、その半円筒状傾動面側に於け
    る上部に嵌合時に拡開して該両係止透孔に係止する一対
    の係止爪部を有し、 該合成樹脂製被覆部材内部に該差込み突縁を挿入した該
    金属製骨格部材に於ける該脚部の接縁部が該支柱の切欠
    部に嵌合されると共に、該合成樹脂製被覆部材の一対の
    係止爪部が該支柱の両係止透孔に係止されたことを特徴
    とする相対変位許容式パーティションの下部支持装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002090678A3 (en) * 2001-05-07 2003-07-24 L & P Property Management Co Modular room system and method

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