JPH0610877B2 - オートフォーカス回路 - Google Patents

オートフォーカス回路

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JPH0610877B2
JPH0610877B2 JP8375689A JP8375689A JPH0610877B2 JP H0610877 B2 JPH0610877 B2 JP H0610877B2 JP 8375689 A JP8375689 A JP 8375689A JP 8375689 A JP8375689 A JP 8375689A JP H0610877 B2 JPH0610877 B2 JP H0610877B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、反射型光学式ロータリエンコーダ装置等に使
用されるオートフォーカス回路に関する。
(従来の技術) 近年、光学式ロータリエンコーダ装置は広く使用されて
いる。この光学式ロータリエンコーダ装置は、この装置
の入力軸を被測定物の駆動軸と直結することにより、こ
の駆動軸の回転速度や位置を光学的に検出するものであ
る。
この光学式ロータリエンコーダ装置には、スリットやピ
ットを形成したロータリエンコーダ円板の回転による透
過光の変化によりこのスリットやピットを検出する透過
型と、スリットやピットを形成したロータリエンコーダ
円板の回転による反射型の変化によりこのスリットやピ
ットを検出する反射型とがある。
この反射型光学式ロータリエンコーダ装置は、ロータリ
エンコーダ円板の表面に光ディスク、コンパクトディス
ク等の製造方法により形成したスリットやピット(凹部
又は凸部)を、この円板の円周方向に所定のパターンで
リング状に配置したエンコーダトラックを、レーザ読取
装置により、レーザ光線の反射光の強弱の変化を電気信
号に変えて読み取るものである。
第4図は、第3図の装置で使用されるロータリエンコー
ダ円板の例を示す構成図で、同図(A)は平面図、同図
(B)は同図(A)の部分拡大平面図、同図(C)は同
図(B)のX−X線拡大断面図である。
図において、ロータリエンコーダ円板22は、コンパク
トディスク等の製造方法により製造された、凹部又は凸
部であるピット24がその一表面に所定数、等間隔にリ
ング状に形成された、例えばポリカーボネート樹脂等の
透明プラスチック製の円板状の基板22aと、この基板
22aのこのピット24が形成された表面にアルミニウ
ム等の金属の蒸着又はスパツタリングにより形成された
反射膜22bと、この反射膜22bに密着して積層され
た紫外線硬化樹脂等から成る保護膜22cとよりなる。
以降の説明は、このピット24がこの基板22a側から
見て、このピット24以外の平坦部分であるランド部分
25に対して凸部である例について述べる。
このピット24の円周方向の長さは、このピット24を
この基板22a側から読み取るための後述する反射型光
学式ロータリエンコーダ装置に備えた、レーザ読取装置
(図示せず)からのレーザ光線による光スポット35の
径以上であり、径方向の幅は、この光スポット35の径
より狭く、例えば略1/4に、又、高さは例えばこのレ
ーザ光線の波長λの光学的に略1/4相当に形成されて
いる。又、このピット24とピット24の間の前記ラン
ド部25の円周方向の長さは、このピット24の円周方
向の長さと等しく形成されている。そして、このピット
24とピット間のランド部25とが交互にリング状に、
中心穴26と同心円状に配置されたエンコーダトラック
23の凹凸パターンを、後述するレーザ読取装置により
読み取るのである。
以上のような構成のロータリエンコーダ円板22は、本
発明の一実施例及び従来例のオートフォーカス回路が使
用された反射型光学式ロータリエンコーダ装置に組み込
まれ使用される。
第3図は、本発明の一実施例及び従来例のオートフォー
カス回路が使用された反射型ロータリエンコーダ装置の
例を示す概略構成図である。
従来例のオートフォーカス回路41が組み込まれた反射
型光学式ロータリエンコーダ装置51は、このオートフ
ォーカス回路41の他に、前記ロータリエンコーダ円板
22、レーザ読取装置28等から構成されている。
このロータリエンコーダ円板22は、前記中心穴26を
軸受(図示せず)に軸支された入力軸27に固定され一
体的に回転する。この入力軸27は、被測定物の駆動軸
(図示せず)と直結され、これにより回転駆動される。
そして、前記レーザ読取装置28により、前記エンコー
ダトラック23のピット24とピット間のランド部25
とによる凹凸パターンを読み取り、これによりこの駆動
軸の回転速度や位置を検出する。
即ち、このレーザ読取装置28は、半導体レーザ発振器
29、グレイティング偏光板30、コリメートレンズ3
1、偏光ビームスプリッタ32、1/4波長板33、対
物レンズ34、円柱レンズ37、フォトダイオード38
等から構成されている。
この半導体レーザ発振器29からのレーザ光線は、この
グレイティング偏光板30により3本のビームに分けら
れる。この3本ビームは、前記コリメートレンズ31、
偏光ビームスプリッタ32、1/4波長板33、対物レ
ンズ34を通り、前記ロータリエンコーダ円板22のエ
ンコーダトラック23に、前記ピット24のピッチと等
しいピッチの光スポット(A)35A、光スポット
(F)35F、光スポット(B)35Bとして照射され
る。この3つの光スポット(A),(F),(B)を光
スポット35と総称する。この中央の光スポット(F)
35Fは、後述するオートフォーカス用及び前記エンコ
ーダトラック23の読み取り用に、この両側の光スポッ
ト(A)35A,(B)35Bは、トラッキングサーボ
用又は電気角で90゜位相がずれたこのエンコーダトラ
ック23の読み取り出力である、A相,B相出力用に使
用される。
前記ロータリエンコーダ円板22の反射膜22bの表面
上で反射した前記3本ビームの反射光は、前記対物レン
ズ34、1/4波長板33を通り、この1/4波長板3
3を2回通ったことにより入射光と90゜位相が異なる
ため、前記偏光ビームスプリッタ32で反射されず通過
し、前記円柱レンズ37を通って前記フォトダイオード
38で電気信号に変換され出力される。
ここで、前記光スポット35が前記ピット間のランド部
25を照射した場合は、この反射光の殆んどがこのフォ
トダイオード38に入射する。又、この光スポット35
がこのピット24上を照射した場合は、このピット24
の頂部からの反射光とこのランド部25からの反射光と
では、(1/4波長)×2の光路長の差が生じるため、
この反射光は相互に干渉し、又、回折することにより強
度が減少する。この反射光の強度変化は、このフォトダ
イオード38で電気信号に変換される。
次に、本発明の一実施例及び従来例のオートフォーカス
回路1及び41を使用した反射型光学式ロータリエンコ
ーダ装置21及び51において、前記ロータリエンコー
ダ円板22の前記入力軸27への取付精度による面振れ
等に対して、前記レーザ光線の光スポット35の焦点を
この円板22の板面に追従させる、いわゆるオートフォ
ーカスについて説明する。
このオートフォーカスは、前記フォトダイオード38か
らの出力信号に基づき、このオートフォーカス回路1及
び41によりフォーカスサーボアクチュエータ39を駆
動することにより、このフォーカスサーボアクチュエー
タ39の駆動力で前記対物レンズ34を上下させ、この
対物レンズ34を正しい焦点位置に修正するもので、起
動時及び衝撃等によるフォーカスサーボはずれ時にこの
対物レンズ34を大幅に上下させ焦点位置付近迄移動さ
せるフォーカスサーチと、このフォーカスサーチによ
り、この対物レンズ34が焦点位置付近迄移動後、焦点
が板面に自動的に追従するよう制御されるフォーカスサ
ーボとよりなる。
第5図は、第3図の装置におけるフォーカスサーボの説
明図であり、同図(A)は板面が近過ぎる場合、同図
(B)は板面が正しい焦点位置の場合、同図(C)は板
面が遠過ぎる場合である。
第3図の前記フォトダイオード38の前記中央の光スポ
ット(F)35Fに対応した反射光スポット(F)36
Fを受ける部分は、第5図に示すように、4分割フォト
ダイオード38Fとなっている。この4分割フォトダイ
オード38Fのそれぞれ対角線上の2個の出力は合成さ
れ、前記オートフォーカス回路1及び41に供給され
る。そして、同図(B)に示すように、前記ロータリエ
ンコーダ円板22の板面が正しい焦点位置にある場合
は、前記反射光スポット(F)36Fがこの4分割フォ
トダイオード38Fに均等に当たるから、このオートフ
ォーカス回路1及び41の出力は0となり、前記フォー
カスサーボアクチュエータ39は作動しない。同図
(A),(C)に示すように、このロータリエンコーダ
円板22の板面が近過ぎる場合、又は遠過ぎる場合は、
前記円柱レンズ37によって、この反射光スポット
(F)36Fの形状は長円形となり、その結果としてこ
のオートフォーカス回路1及び41からフォーカスサー
ボ信号が出力される。このフォーカスサーボ信号に応じ
てこのフォーカスサーボアクチュエータ39を駆動する
ことにより、前記対物レンズ34を正しい焦点位置に修
正する。以上の動作により前記レーザ光線の光スポット
35は前記ロータリエンコーダ円板22の反射膜22b
の表面上に常に焦点が合うように制御される。
次に、上記オートフォーカス回路41の動作について、
更に詳述する。
第6図は、従来のオートフォーカス回路の例を示すブロ
ック図、第7図は、第6図の回路の動作を説明する波形
図である。前記従来例のオートフォーカス回路41は、
コンパクトディスク再生装置等でも使用されている周知
のもので、前述のフォーカスサーチとフォーカスサーボ
との切り換え制御は、マイクロコンピュータ49により
行なわれる。
起動時は、前記ロータリエンコーダ円板22、レーザ読
取装置28等の加工及び組立精度のばらつき等により、
前記対物レンズ34の焦点はこのロータリエンコーダ円
板22の板面から大幅にずれているから、まずこのフォ
ーカスサーチが行なわれる。
即ち、第6図に示すように、前記装置51に備えた電源
スイッチ(図示せず)がオンされると、前記マイクロコ
ンピュータ49から、矩形波であるタイミングパルスa
が三角波発生回路18に供給され、この三角波発生回路
18において、このタイミングパルスaがハイの期間は
電圧が増加し、ローの期間は減少する三角波であるアッ
プダウン信号bが生成される。起動時は、このマイクロ
コンピュータ49の出力である後述するフォーカスルー
プオン信号iはローであるから、電子スイッチ(1)11
はオフ、電子スイッチ(2)12はインバータ13Aによ
りオンとなり、このアップダウン信号bはフォーカスサ
ーボアクチュエータ電流駆動アンプ20に供給される。
このフォーカスサーボアクチュエータ電流駆動アンプ2
0により、このアップダウン信号bに基づき、前記フォ
ーカスサーボアクチュエータ39に電流が流され、この
フォーカスサーボアクチュエータ39に駆動されて、前
記対物レンズ34は上下に移動し、前記フォーカスサー
チが行なわれる。
この対物レンズ34は第3図において、このアップダウ
ン信号bの増加期間はこの対物レンズ34の可動範囲の
下限点から上限点へ向かって(前記ロータリエンコーダ
円板22の板面に接近する方向)移動し、減少期間は上
限点から下限点に向かって(この板面から離隔する方
向)移動し、その周期は例えば1〜3秒程度である。
この対物レンズ34の下限点から上限点へ向かっての移
動途中で、この対物レンズ34の焦点がこのロータリエ
ンコーダ円板22の板面に近ずくと、第6図に示すよう
に前記4分割フォトダイオード38Fから出力信号(A
+C)及び(B+D)が出力される。この出力信号(A
+C)及び(B+D)は、それぞれ電流・電圧変換回路
2A及び2Bにより、(A+C)電圧出力c及び(B+
D)電圧出力dに変換され、この(A+C)電圧出力c
及び(B+D)電圧出力dは、加算回路3及び減算回路
4にそれぞれ供給される。
この加算回路3において、この(A+C)電圧出力c及
び(B+D)電圧出力dは加算され、(A+C)+(B
+D)加算出力eとなり、比較回路45に供給される。
この比較回路45において、この(A+C)+(B+
D)加算出力eは基準電圧Eと比較され、この比較結
果として、この加算出力eがこの基準電圧E以上であ
る期間のみハイとなる矩形波であるフォーカスレディ信
号gが、前記マイクロコンピュータ49に供給される。
このフォーカスレディ信号gがハイになった場合は、前
述のフォーカスサーチからフォーカスサーボに切り換わ
る可能性がある事を表しており、このマイクロコンピュ
ータ49は、このフォーカスレディ信号gのローからハ
イへの立ち上がりを検知後、次の指令を待つ。
一方、前記減算回路4において、前記(A+C)電圧出
力cと(B+D)電圧出力dの減算が行なわれ、(A+
C)−(B+D)減算出力fとなる。この(A+C)−
(B+D)減算出力fは通常Sカーブと呼ばれ、第7図
に示すように、前記アップダウン信号bの増加期間の途
中で現れるものは逆S字形であり、減少期間の途中で現
われるものはS字形であり、この逆S字形及びS字形の
中央部の0電位点を通過する点が合焦点である。この
(A+C)−(B+D)減算出力fは、0V通過検出回
路46において、この0電位点を通過するタイミングが
検出され、この逆S字形の0電位点を通過するタイミン
グでハイからローに、このS字形の0電位点を通過する
タイミングでローからハイに切り換わる矩形波である、
フォーカスゼロクロス信号hとなり、前記マイクロコン
ピュータ49に供給される。
このマイクロコンピュータ49において、前記フォーカ
スレディ信号g及びこのフォーカスゼロクロス信号hに
より、前記フォーカスループオン信号iが生成される。
前記従来例のオートフォーカス回路41においては、前
記対物レンズ34が前記ロータリエンコーダ円板22の
板面に接近する途中でのみ、前述のフォーカスサーチか
らフォーカスサーボに切り換わるものであるから、この
フォーカスループオン信号iは、このフォーカスゼロク
ロス信号hのハイからローへの立ち下がりのタイミング
でローからハイになり、このフォーカスレディ信号gの
立ち上がりのタイミングでハイからローとなる矩形波で
ある。
このフォーカスループオン信号iにより、このハイの期
間は、前記電子スイッチ(1)11はオン、電子スイッチ
(2)12はオフとなるから、前記(A+C)−(B+
D)減算出力fは、位相補償及び増幅回路19を介して
前記フォーカスサーボアクチュエータ電流駆動アンプ2
0に供給され、第5図で前述の如く、この(A+C)−
(B+D)減算出力fが0となるように、前記フォーカ
スサーボアクチュエータ39によりこの対物レンズ34
の焦点位置は制御され、前記フォーカスサーボがかけら
れる。即ち、このフォーカスループオン信号iにより、
前記フォーカスサーチからこのフォーカスサーボへの切
り換えが行なわれる。
通常は、前記アップダウン信号bの最初の増加期間の途
中で、このフォーカスサーチからフォーカスサーボへの
切り換えが行なわれるが、何等かの理由で、この最初の
増加期間の途中でのこの切り換えに失敗した場合は、こ
のアップダウン信号bの次の増加期間の途中で、この切
り換えが行なわれる。第7図は、この最初の増加期間の
途中でのこの切り換えに失敗した場合について図示して
いる。
一旦、前記フォーカスサーボがかかると、前述の如く、
前記対物レンズ34の焦点は前記ロータリエンコーダ円
板22の板面に自動的に追従し、通常はこのフォーカス
サーボは前記電源スイッチがオフされる迄働き続ける
が、大きな衝撃が加わった場合等には、このフォーカス
サーボがはずれる場合がある。
第7図の波形図の後半は、このフォーカスサーボがはず
れた場合を図示している。図に示すように、このフォー
カスサーボがはずれた場合は、前記(A+C)電圧出力
c及び(B+D)電圧出力dは共に0になるから、前記
フォーカスレディ信号gはローとなり、前記フォーカス
ループオン信号iもローとなる。従って、前記電子スイ
ッチ(1)11はオフ、電子スイッチ(2)12はオンとな
り、前述の起動時と全く同様の動作を繰り返すことによ
り、前述のフォーカスサーチが行なわれ、前述の場合と
同様にフォーカスサーボに切り換えられる。
(発明が解決しようとする課題) 以上のような構成の従来例のオートフォーカス回路41
において、前述の如く、大きな衝撃が加わり前記フォー
カスサーボがはずれた場合、再度フォーカスサーボがか
かる迄に時間が掛かるという問題点があつた。この再度
フォーカスサーボがかかる迄の間は、このオートフォー
カス回路41を使用した前記反射型光学式ロータリエン
コーダ装置51の前記エンコーダトラック23の検出信
号出力は0となるから、この検出信号の信頼性が低下
し、ロータリエンコーダ装置として大きな問題である。
又、この従来例のオートフォーカス回路41において前
述の如く、前記マイクロコンピュータ49を使用してい
るため、ディジタルノイズが大きいという問題点があつ
た。このオートフォーカス回路41を使用した前記反射
型光学式ロータリエンコーダ装置51において、DCか
ら数MHzの広い帯域にわたって正弦波形の前記検出信号
を出力するため、高精度の広帯域増幅器を備えており、
このディジタルノイズはこの広帯域増幅器に悪影響を与
えるから、大きな問題である。
本発明は上記の点に着目してなされたもので、前記フォ
ーカスサーボがはずれた場合、極く短時間で再度このフ
ォーカスサーボがかかる、前記マイクロコンピュータを
使用せずに簡単な回路で構成したオートフォーカス回路
を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段)) 本発明のオートフォーカス回路は、反射型光学式情報記
録板とこの記録板の情報を読み取るレーザ読取装置とを
備えた反射型光学式装置で使用され、前記レーザ読取装
置の対物レンズを駆動するフォーカスサーボアクチュエ
ータを制御することにより、前記対物レンズの焦点を前
記記録板の板面の合焦点に移動させるフォーカスサーチ
とこのフォーカスサーチによりこの合焦点に到達したこ
との焦点をこの板面に自動的に追従させるフォーカスサ
ーボとを自動的に切り換えてオートフォーカス動作を行
なわせるオートフォーカス回路であって、前記反射型光
学式装置の起動時には相対的に大周期、大振幅の三角波
を、前記フォーカスサーボに切り換った後でこのフォー
カスサーボがはずれた時には相対的に小周期、小振幅の
三角波を出力する三角波発生手段と、前記レーザ読取装
置の4分割フォトディテクタからのそれぞれ対角線の2
つの出力が合成された2出力を加算して出力する加算回
路と減算して出力する減算回路と、前記加算出力と減算
出力とに基づいて前記対物レンズの焦点が略前記合焦点
にある場合は前記フォーカスサーボを行なうためのこの
減算出力を、ない場合は前記フォーカスサーチを行なう
ための前記三角波を切り換えて出力するフォーカスルー
プ切換手段と、前記フォーカスループ切換手段の出力に
より、前記三角波の電圧増加及び減少の振幅及び周期に
より前記フォーカスサーチを、前記減算出力が零となる
ようにこの減算出力により前記フォーカスサーボを行な
うよう前記フォーカスサーボアクチュエータを駆動する
フォーカスサーボアクチュエータ駆動手段とを備えたこ
とを特徴とするオートフォーカス回路駆動手段とを備え
るよう構成したものである。
又、本発明のオートフォーカス回路は、上記オートフォ
ーカス回路において、前記対物レンズの焦点が前記合焦
点に到達するタイミングよりも早目のタイミングで、前
記フォーカスサーチから前記フォーカスサーボに切り換
えるフォーカスループ切換手段を備えるよう構成したも
のである。
(実施例) 本発明のオートフォーカス回路は、前記対物レンズ34
の前述の板面に対する接近時及び離隔時の途中で、前記
フォーカスサーチから前記フォーカスサーボへの切り換
えを行なうと共に、前述の如くこのフォーカスサーボが
かかった後にはずれた場合は、この対物レンズ34が前
述の可動範囲より狭い範囲でフォーカスサーチを行なう
よう、このフォーカスサーチ範囲の切り換えを行なうこ
とにより、このフォーカスサーボがはずれた場合のこの
フォーカスサーボへの復帰を、極く短時間て行なうもの
である。
第3図に示すように、本発明の一実施例のオートフォー
カス回路1が組み込まれた反射型光学式ロータリエンコ
ーダ装置21は、前述の装置51に対して、このオート
フォーカス回路1が異なるだけであるから、従来の技術
説明で述べた内容と同様部分については、その説明を省
略する。
第1図は、本発明のオートフォーカス回路の一実施例を
示すブロック図、第2図は、第1図の回路の動作を説明
する波形図である。本発明の一実施例のオートフォーカ
ス回路1は、前述の従来例のオートフォーカス回路41
に対して、上述の如く機能が改善されたものであるか
ら、従来例と同様部分には同符号を付し、その説明を省
略する。
起動時は、前述の従来例の場合と同様に、まず前記フォ
ーカスサーチが行なわれる。
第1図において、フォーカス検知回路10、インバータ
13B、電子スイッチ(3)、電子スイッチ(4)15、タイ
ミングパルス発生回路(1)16、タイミングパルス発生
回路(2)17及び三角波発生回路18により、このフォ
ーカスサーチを行なうための三角波発生手段が構成さ
れ、又、比較回路(1)5、比較回路(2)6、比較回路(3)
7、タイミング処理回路8、フリップフロップ回路9、
電子スイッチ(1)11、電子スイッチ(2)12及びインバ
ータ13Aにより、このフォーカスサーチと前述のフォ
ーカスサーボとの切り換えを行なうためのループ切換手
段が構成されている。
そして、図に示すように、前記装置21に備えた電源ス
イッチ(図示せず)がオンされると、起動時は、後述す
るこのフォーカス検知回路10からのフォーカス検知フ
ラグ信号kはローであるから、この電子スイッチ(3)1
4はこのインバータ13Bによりオン、この電子スイッ
チ(4)15はオフとなり、このタイミングパルス発生回
路(1)16から、矩形波であるタイミングパルス(1)aが
この三角波発生回路18に供給され、この三角波発生回
路18においてこのタイミングパルス(1)aがハイの期
間は電圧が増加し、ローの期間は減少する三角波である
アップダウン信号(1)bが生成される。このアップダウ
ン信号(1)bは、第7図で前述の従来例におけるアップ
ダウン信号bと略同じものである。起動時は、後述する
フリップフロップ回路9からのフォーカスループオン信
号jはローであるから、前記電子スイッチ(1)11はオ
フ、前記電子スイッチ(2)12はインバータ13Aによ
りオンとなり、このアップダウン信号(1)bはフォーカ
スサーボアクチュエータ電流駆動アンプ20に供給され
る。このフォーカスサーボアクチュエータ電流駆動アン
プ20により、このアップダウン信号(1)bに基づき、
前記フォーカスサーボアクチュエータ39に電流が流さ
れ、前述の従来例の場合と同様にフォーカスサーチが行
なわれる。
このフォーカスサーチによる前記対物レンズ34の移動
途中で、この対物レンズ34の焦点が前記ロータリエン
コーダ円板22の板面に近づくと、従来例の場合と同様
に、前記4分割フォトダイオード38Fから出力信号
(A+C)及び(B+D)が出力され、この出力信号
(A+C)及び(B+D)は、それぞれ電流・電圧変換
回路2A及び2Bにより、(A+C)電圧出力c及び
(B+D)電圧出力dに変換され、加算回路3及び減算
回路4にそれぞれ供給される。この加算回路3におい
て、この(A+C)電圧出力c及び(B+D)電圧出力
dは加算され、(A+C)+(B+D)加算出力eとな
り、前記比較回路(1)5に供給される。この比較回路(1)
5において、この(A+C)+(B+D)加算出力eは
基準電圧ES1と比較され、この比較結果として、この加
算出力eが基準電圧ES1以上である期間のみハイとなる
矩形波であるフォーカスレディ信号gが、前記フリップ
フロップ回路9及びフォーカス検知回路10に供給され
る。
一方、前記減算回路4において、前記(A+C)電圧出
力cと(B+D)電圧出力dの減算が行なわれ、(A+
C)−(B+D)減算出力fとなり、この(A+C)−
(B+D)減算出力fは、前記比較回路(2)6及び比較
回路(3)7に供給される。この(A+C)−(B+D)
減算出力fは、この比較回路(2)6において0Vより僅
かに大きい基準電圧ES2と比較され、この比較結果とし
て、この減算出力fがこの基準電圧ES2以上である期間
のみハイとなる矩形波である比較出力(2)hとなり、
又、この比較回路(3)7において0Vより僅かに小さい
基準電圧ES3と比較され、この比較結果として、この減
算出力fがこの基準電圧ES3以下である期間のみハイと
なる矩形波である比較出力(3)iとなる。この比較出力
(2)h及び比較出力(3)iは、第7図で前述の従来例にお
けるフォーカスゼロクロス信号hに相当するもので、前
記フォーカスサーチから前記フォーカスサーボへの切り
換えタイミングの情報を含むものであり、それぞれ前記
タイミング処理回路8に供給される。
このタイミング処理回路8及び前記フリップフロップ回
路9において、起動時は前記タイミングパルス(1)a、
フォーカスサーボはずれ時は後述するタイミングパルス
(2)lを参照してこの比較出力(2)h及び(3)i、前記フ
ォーカスレディ信号gに基づき、前記フォーカスループ
オン信号jが生成される。このフォーカスループオン信
号jはこの比較出力(2)h及び(3)iのハイからローへの
立ち下がりのタイミングでローからハイになり、このフ
ォーカスレディ信号gの立ち下がりのタイミングでハイ
からローとなる矩形波である。この比較出力(2)hの立
ち下がりのタイミングは、前記(A+C)−(B+D)
減算出力fの逆S字形の中央部が、前記合焦点より僅か
に早目のタイミングである前記基準電圧ES2電位点を通
過するタイミングであり、又、この比較出力(3)iの上
記立ち下がりのタイミングは、前記タイミングパルス
(1)aまたは(2)lを参照して、この減算出力fのS字形
の中央部が前記合焦点より僅かに早目のタイミングであ
る前記基準電圧ES3電位点を通過するタイミングであ
る。
このフォーカスループオン信号jにより、このハイの期
間は、前記電子スイッチ(1)11はオン、電子スイッチ
(2)12はオフとなるから、この(A+C)−(B+
D)減算出力fは、位相補償及び増幅回路19を介して
前記フォーカスサーボアクチュエータ電流駆動アンプ2
0に供給され、前述の従来例の場合と同様に前記フォー
カスサーボがかけられる。即ち、このフォーカスループ
オン信号jにより、前記フォーカスサーチからこのフォ
ーカスサーボへの切り換えが行なわれる。
本発明の一実施例のオートフォーカス回路1において
は、このフォーカスサーチにより前記対物レンズ34の
焦点が、前記ロータリエンコーダ円板22の板面の合焦
点に到達するタイミングより僅かに早目のタイミング
で、このフォーカスサーチからフォーカスサーボへの切
り換えが行なわれるから、確実にこの切り換えが行なわ
れ、又、前述のアップダウン信号bの増加期間及び減少
期間の途中で、この切り換えが可能となる。
通常は、このアップダウン信号bの最初の増加期間の途
中で、このフォーカスサーチからフォーカスサーボへの
切り換えが行なわれるが、何等からの理由で、この増加
期間の途中でのこの切り換えに失敗した場合は、この増
加期間に続く減少期間の途中で、この切り換えが行なわ
れる。第2図は、この最初の増加期間の途中でのこの切
り換えに失敗した場合について図示している。
又、第2図の波形図の後半は、従来例の場合と同様に、
一旦フォーカスサーボがかかった後にこのフォーカスサ
ーボがはずれた場合を図示している。
図に示すように、このフォーカスサーボがはずれた場合
は、従来例の場合と同様に前記フォーカスループオン信
号jはローとなるから、前記電子スイッチ(1)11はオ
フ、電子スイッチ(2)12はオンとなる。
一方、前記電源スイッチがオンされると、前記装置21
に備えたパワーオン・リセット回路40からリセット信
号により、前記フォーカス検知回路10はリセットされ
る。そして、このフォーカス検知回路10において、前
記比較回路(1)5から供給されるフォーカスレディ信号
gが所定期間以上ハイの場合にローからハイとなり、こ
のリセット信号によりハイからローになる、前記フォー
カス検知フラグ信号kが出力される。このフォーカス検
知フラグリ信号kは、前記電源スイッチがオン後に一旦
前記フォーカスサーボがかかった事を表すもので、この
フォーカス検知フラグ信号kがローからハイになると、
前記電子スイッチ(3)14はオフ、電子スイッチ(4)15
はオンとなり、前記タイミングパルス発生回路(2)17
からの前記タイミングパルス(2)lが前記三角波発生回
路18に供給される。このタイミングパルス(2)lは、
前記タイミングパルス(1)aより周期が短い矩形波であ
るから、この三角波発生回路18から出力される、この
タイミングパルス(2)lに基づく三角波であるアップダ
ウン信号(2)mは、前記アップダウン信号(1)bに比し
て、周期はこのタイミングパルス(2)lと同じで短か
く、振幅も小さなものとなる。第2図では、この周期、
振幅共1/2の例を図示している。
前述のフォーカスサーボがはずれた場合、前記対物レン
ズ34の焦点は、前記ロータリエンコーダ円板22の板
面に近い所にあるから、短周期、小振幅の前記アップダ
ウン信号(2)mに基づき、前述の起動時の場合と同様な
動作により、この対物レンズ34の可動範囲より狭い範
囲でフォーカスサーチが行なわれ、前述の場合と同様に
フォーカスサーボに切り換えられる。
以上説明した本発明の一実施例のオートフォーカス回路
1は、この対物レンズ34のこのロータリエンコーダ円
板22の板面に対する接近又は離隔時の途中で、前述の
フォーカスサーチからフォーカスサーボへの切り換えを
行なうと共に、前述の如くこのフォーカスサーボがかか
った後にはずれた場合は、この対物レンズ34が前述の
可動範囲より狭い範囲でフォーカスサーチを行なうよ
う、このフォーカスサーチ範囲の切り換えを行なうもの
であるから、このフォーカスサーボがはずれた場合のこ
のフォーカスサーボへの復帰が極く短時間に行なわれ
る。
又、このフォーカスサーチによりこの対物レンズ34の
焦点がこのロータリエンコーダ円板22の円板の合焦点
に到達するタイミングより僅かに早目のタイミングで、
このフォーカスサーチからフォーカスサーボへの切り換
えが行なわれるから、確実にこの切り換えが行なわれ
る。
又、前述の従来例の回路41のようにマイクロコンピュ
ータを使用することなく、しかも簡単な回路で構成した
から、前述のディジタルノイズがなく、しかもコストア
ップもない。
なお、本発明のオートフォーカス回路は、一実施例とし
て上述の如く、反射型光学式ロータリエンコーダ装置2
1に使用されるオートフォーカス回路1の例について説
明したが、これに限らず、反射型光学式リニアエンコー
ダ装置、その他同様な構成の反射型光学式装置に使用可
能である。
(発明の効果) 以上の構成よりなる本発明のオートフォーカス回路は、
前記対物レンズの前記板面に対する接近時及び離隔時の
途中で前記フォーカスサーチから前記フォーカスサーボ
への切り換えを行なうと共に、このフォーカスサーボが
かかった後にはずれた場合は、起動時のサーチ範囲より
狭い範囲でこのフォーカスサーチを行なうものであるか
ら、このフォーカスサーボがかかった後にはずれた場合
の、このフォーカスサーボへの復帰が極く短時間に行な
われ、この回路を使用した装置の情報の読み取り精度が
向上する。
又、この対物レンズの焦点が前記合焦点に到達するタイ
ミングよりも早目のタイミングで、このフォーカスサー
チからこのフォーカスサーボへの切り換えを行なうもの
であるから、この切り換えが確実に行なわれ、上記フォ
ーカスサーボへの極く短時間での復帰がより確実なもの
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のオートフォーカス回路の一実施例を示
すブロック図、第2図は第1図の回路の動作を説明する
波形図、第3図は本発明の一実施例及び従来例のオート
フォーカス回路が使用された反射型光学式ロータリエン
コーダ装置の例を示す概略構成図、第4図は第3図の装
置で使用されるロータリエンコーダ円板の例を示す構成
図、第5図は第3図の装置におけるフォーカスサーボの
説明図、第6図は従来のオートフォーカス回路の例を示
すブロック図、第7図は第6図の回路の動作を説明する
波形図である。 1,41…オートフォーカス回路、 3…加算回路、4…減算回路、 5…比較回路(1)、6…比較回路(2)、 7…比較回路(3)、8…タイミング処理回路、 9…フリップフロップ回路、 10…フォーカス検知回路、 11…電子スイッチ(1)、 12…電子スイッチ(2)、 14…電子スイッチ(3)、 15…電子スイッチ(4)、 13A,13B…インバータ、 16…タイミングパルス発生回路(1)、 17…タイミングパルス発生回路(2)、 18…三角波発生回路、 20…フォーカスサーボアクチュエータ電流駆動アンプ
(フォーカスサーボアクチュエータ駆動手段)、 21,25…反射型光学式ロータリエンコーダ装置(反
射型光学式装置)、 22…ロータリエンコーダ円板(反射型光学式情報記録
板)、28……レーザ読取装置、 34…対物レンズ、 38F…4分割フォトダイオード(4分割フォトデイテ
クタ)、 39…フォーカスサーボアクチュエータ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】反射型光学式情報記録板とこの記録板の情
    報を読み取るレーザ読取装置とを備えた反射型光学式装
    置で使用され、前記レーザ読取装置の対物レンズを駆動
    するフォーカスサーボアクチュエータを制御することに
    より、前記対物レンズの焦点を前記記録板の板面の合焦
    点に移動させるフォーカスサーチとこのフォーカスサー
    チによりこの合焦点に到達したこの焦点をこの板面に自
    動的に追従させるフォーカスサーボとを自動的に切り換
    えてオートフォーカス動作を行なわせるオートフォーカ
    ス回路であって、前記反射型光学式装置の起動時には相
    対的に大周期、大振幅の三角波を、前記フォーカスサー
    ボに切り換った後でこのフォーカスサーボがはずれた時
    には相対的に小周期、小振幅の三角波を出力する三角波
    発生手段と、前記レーザ読取装置の4分割フォトディテ
    クタからのそれぞれ対角線上の2つの出力が合成された
    2出力を加算して出力する加算回路と減算して出力する
    減算回路と、前記加算出力と減算出力とに基づいて前記
    対物レンズの焦点が略前記合焦点にある場合は前記フォ
    ーカスサーボを行なうためのこの減算出力を、ない場合
    は前記フォーカスサーチを行なうための前記三角波を切
    り換えて出力するフォーカスループ切換手段と、前記フ
    ォーカスループ切換手段の出力により、前記三角波の電
    圧増加及び減少の振幅及び周期により前記フォーカスサ
    ーチを、前記減算出力が零となるようにこの減算出力に
    より前記フォーカスサーボを行なうよう前記フォーカス
    サーボアクチュエータを駆動するフォーカスサーボアク
    チュエータ駆動手段とを備えたことを特徴とするオート
    フォーカス回路。
  2. 【請求項2】前記対物レンズの焦点が前記合焦点に到達
    するタイミングよりも早目のタイミングで、前記フォー
    カスサーチから前記フォーカスサーボに切り換えるフォ
    ーカスループ切換手段を備えたことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のオートフォーカス回路。
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