JPH06108904A - エンジンの吸気装置 - Google Patents
エンジンの吸気装置Info
- Publication number
- JPH06108904A JPH06108904A JP25678592A JP25678592A JPH06108904A JP H06108904 A JPH06108904 A JP H06108904A JP 25678592 A JP25678592 A JP 25678592A JP 25678592 A JP25678592 A JP 25678592A JP H06108904 A JPH06108904 A JP H06108904A
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- Japan
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- flow rate
- engine
- throttle valve
- intake
- bypass
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- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アクセルペダル19に連動する主スロットル
弁12と、エンジン1の出力トルクを制御する副スロッ
トル弁13とを直列に吸気通路9に配置したエンジンの
吸気装置に対し、副スロットル弁13の閉じ制御による
エンジン1の出力トルクを制限する機能を満たしつつ、
エンジン1の燃焼安定性を確保してエンジンストールを
防止する。 【構成】 主スロットル弁12のみをバイパスするバイ
パス通路22を設け、副スロットル弁13の最小開度S
OMINを、バイパス通路22でのバイパス吸気流量G
ISCと全閉状態にある主スロットル弁12を通過する
吸気流量GTVOとを合わせた合計吸気流量Gに関連付
けて可変設定する。
弁12と、エンジン1の出力トルクを制御する副スロッ
トル弁13とを直列に吸気通路9に配置したエンジンの
吸気装置に対し、副スロットル弁13の閉じ制御による
エンジン1の出力トルクを制限する機能を満たしつつ、
エンジン1の燃焼安定性を確保してエンジンストールを
防止する。 【構成】 主スロットル弁12のみをバイパスするバイ
パス通路22を設け、副スロットル弁13の最小開度S
OMINを、バイパス通路22でのバイパス吸気流量G
ISCと全閉状態にある主スロットル弁12を通過する
吸気流量GTVOとを合わせた合計吸気流量Gに関連付
けて可変設定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エンジンの吸気装置
に関し、特に、アクセルペダルに連動して開閉される第
1スロットル弁とエンジンの出力トルクを制限するよう
に開閉される第2スロットル弁とが直列に吸気通路に配
設されたものに関する。
に関し、特に、アクセルペダルに連動して開閉される第
1スロットル弁とエンジンの出力トルクを制限するよう
に開閉される第2スロットル弁とが直列に吸気通路に配
設されたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、エンジンの吸気通路に、ステ
ッピングモータ等の電動アクチュエータにより駆動され
て吸気通路を開閉する電気スロットル弁を、アクセルペ
ダルに連動する機械スロットル弁と直列に配設し、上記
電気スロットル弁を開閉制御することにより、エンジン
への吸気流量を調整してその出力トルクを制御するよう
にすることは知られている。
ッピングモータ等の電動アクチュエータにより駆動され
て吸気通路を開閉する電気スロットル弁を、アクセルペ
ダルに連動する機械スロットル弁と直列に配設し、上記
電気スロットル弁を開閉制御することにより、エンジン
への吸気流量を調整してその出力トルクを制御するよう
にすることは知られている。
【0003】その一例として、実開平1―69161号
公報には、機械スロットル弁と電気スロットル弁とが直
列に配置される吸気通路に対し、上記機械スロットル弁
のみをバイパスするバイパス通路を接続し、機械スロッ
トル弁が略全閉状態に閉じられるエンジンのアイドリン
グ時に、バイパス通路での吸気流量を調整して、エンジ
ンのアイドリング回転数を制御することが示されてい
る。
公報には、機械スロットル弁と電気スロットル弁とが直
列に配置される吸気通路に対し、上記機械スロットル弁
のみをバイパスするバイパス通路を接続し、機械スロッ
トル弁が略全閉状態に閉じられるエンジンのアイドリン
グ時に、バイパス通路での吸気流量を調整して、エンジ
ンのアイドリング回転数を制御することが示されてい
る。
【0004】また、特開平2―291463号公報に開
示されるものでは、エンジン温度に応じてその出力トル
クの目標値を算出し、この目標トルクに基づいてエンジ
ン出力制御用電気スロットル弁の制御目標開度を設定す
るように構成されている。このものでは、機械及び電気
スロットル弁の双方をバイパスするバイパス通路を設
け、このバイパス通路の吸気流量を調整してエンジンの
アイドリング回転数を制御するようになされている。
示されるものでは、エンジン温度に応じてその出力トル
クの目標値を算出し、この目標トルクに基づいてエンジ
ン出力制御用電気スロットル弁の制御目標開度を設定す
るように構成されている。このものでは、機械及び電気
スロットル弁の双方をバイパスするバイパス通路を設
け、このバイパス通路の吸気流量を調整してエンジンの
アイドリング回転数を制御するようになされている。
【0005】これら2つの従来技術を比較すると、前者
(実開平1―69161号公報)のものは後者(特開平
2―291463号公報)のものに比べ、バイパス通路
の通路長が短くて済み、その分、吸気の抵抗が少なくな
って、アイドリング回転数制御の応答性の向上や吸気系
のコンパクト化等を図ることができる利点がある。
(実開平1―69161号公報)のものは後者(特開平
2―291463号公報)のものに比べ、バイパス通路
の通路長が短くて済み、その分、吸気の抵抗が少なくな
って、アイドリング回転数制御の応答性の向上や吸気系
のコンパクト化等を図ることができる利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のバ
イパス通路によりエンジンへの吸気流量を制御する場
合、電気負荷や車載空気調和機等の外部負荷、或いはエ
ンジン温度が変化してもエンジンの良好な燃焼安定性が
確保されるようにバイパス吸気流量を制御する必要があ
る。
イパス通路によりエンジンへの吸気流量を制御する場
合、電気負荷や車載空気調和機等の外部負荷、或いはエ
ンジン温度が変化してもエンジンの良好な燃焼安定性が
確保されるようにバイパス吸気流量を制御する必要があ
る。
【0007】しかしながら、上記のように機械スロット
ル弁のみをバイパスさせるものでは、機械スロットル弁
が略全閉状態にあるとき、電気スロットル弁とバイパス
通路とが吸気の流れに対し直列に配置されるので、例え
ば車両の発進時に吸気流量があまり多くない状態で電気
スロットル弁の開度を制御してトラクションコントロー
ルを行うとき、電気スロットル弁の開度が小さいと、エ
ンジンに対する吸気流量が不足して、エンジンストール
を招く虞れがある。
ル弁のみをバイパスさせるものでは、機械スロットル弁
が略全閉状態にあるとき、電気スロットル弁とバイパス
通路とが吸気の流れに対し直列に配置されるので、例え
ば車両の発進時に吸気流量があまり多くない状態で電気
スロットル弁の開度を制御してトラクションコントロー
ルを行うとき、電気スロットル弁の開度が小さいと、エ
ンジンに対する吸気流量が不足して、エンジンストール
を招く虞れがある。
【0008】そこで、電気スロットル弁の最小開度を、
予めエンジンストールが生じない程度の比較的大きな固
定開度に設定しておくことで、上記問題を解決すること
が考えられる。
予めエンジンストールが生じない程度の比較的大きな固
定開度に設定しておくことで、上記問題を解決すること
が考えられる。
【0009】ところが、その場合、電気スロットル弁の
開度を開き側に固定するので、その閉じ動作に伴うトル
クダウン制御の程度が不足し、要求に応じた正確なトル
クダウン制御が行えないという新たな問題が生じる。
開度を開き側に固定するので、その閉じ動作に伴うトル
クダウン制御の程度が不足し、要求に応じた正確なトル
クダウン制御が行えないという新たな問題が生じる。
【0010】本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、上記のエンジン出力を制限するスロッ
トル弁の最小開度を所定の条件で可変設定することによ
り、該スロットル弁の閉じ制御によるエンジンの出力ト
ルクを制限する機能を満たしつつ、エンジンの燃焼安定
性を確保してエンジンストールを防止しようとすること
にある。
で、その目的は、上記のエンジン出力を制限するスロッ
トル弁の最小開度を所定の条件で可変設定することによ
り、該スロットル弁の閉じ制御によるエンジンの出力ト
ルクを制限する機能を満たしつつ、エンジンの燃焼安定
性を確保してエンジンストールを防止しようとすること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成すべ
く、請求項1の発明では、エンジン出力制限用のスロッ
トル弁の最小開度を基本的にバイパス通路での吸気流量
に関係を持たせて設定することとした。
く、請求項1の発明では、エンジン出力制限用のスロッ
トル弁の最小開度を基本的にバイパス通路での吸気流量
に関係を持たせて設定することとした。
【0012】すなわち、この発明では、図1に示すよう
に、アクセルペダル19に連動して開閉される第1スロ
ットル弁12と、エンジン1の出力トルクを制限するよ
うに開閉制御される第2スロットル弁13とが吸気通路
9に直列に配設されたエンジンの吸気装置が前提であ
る。
に、アクセルペダル19に連動して開閉される第1スロ
ットル弁12と、エンジン1の出力トルクを制限するよ
うに開閉制御される第2スロットル弁13とが吸気通路
9に直列に配設されたエンジンの吸気装置が前提であ
る。
【0013】そして、吸気を上記第1スロットル弁12
のみをバイパスしてエンジン1に供給するバイパス通路
22と、このバイパス通路22の開度を変更してバイパ
ス吸気流量を調整するバイパス流量調整手段23とを設
ける。
のみをバイパスしてエンジン1に供給するバイパス通路
22と、このバイパス通路22の開度を変更してバイパ
ス吸気流量を調整するバイパス流量調整手段23とを設
ける。
【0014】さらに、上記第2スロットル弁13の最小
開度を、上記バイパス流量調整手段23により調整され
るバイパス吸気流量と、略全閉状態にある第1スロット
ル弁12を通過する吸気流量とを合わせた合計吸気流量
に関連付けて設定する最小開度設定手段34を設ける。
開度を、上記バイパス流量調整手段23により調整され
るバイパス吸気流量と、略全閉状態にある第1スロット
ル弁12を通過する吸気流量とを合わせた合計吸気流量
に関連付けて設定する最小開度設定手段34を設ける。
【0015】請求項2の発明では、上記最小開度設定手
段34は、バイパス流量調整手段23により調整される
バイパス吸気流量と、全閉状態にある第1スロットル弁
12を通過する吸気流量とを合わせた合計吸気流量を演
算する吸気流量演算手段33を有していて、第2スロッ
トル弁13を通過する吸気流量が上記吸気流量演算手段
33で演算された合計吸気流量に略一致するように第2
スロットル弁13の最小開度を設定する構成とする。
段34は、バイパス流量調整手段23により調整される
バイパス吸気流量と、全閉状態にある第1スロットル弁
12を通過する吸気流量とを合わせた合計吸気流量を演
算する吸気流量演算手段33を有していて、第2スロッ
トル弁13を通過する吸気流量が上記吸気流量演算手段
33で演算された合計吸気流量に略一致するように第2
スロットル弁13の最小開度を設定する構成とする。
【0016】請求項3の発明では、上記請求項2のエン
ジンの吸気装置において、エンジン1がストール状態に
なることを予測するエンジンストール予測手段35と、
この予測手段35によりエンジン1のストール状態が予
測されたときには、第2スロットル弁13の最小開度
を、最小開度設定手段34により設定される開度よりも
所定開度だけ大きい開度に補正する補正手段36とを設
ける。
ジンの吸気装置において、エンジン1がストール状態に
なることを予測するエンジンストール予測手段35と、
この予測手段35によりエンジン1のストール状態が予
測されたときには、第2スロットル弁13の最小開度
を、最小開度設定手段34により設定される開度よりも
所定開度だけ大きい開度に補正する補正手段36とを設
ける。
【0017】
【作用】上記の構成により、請求項1の発明では、第1
スロットル弁12が略全閉状態に閉じられるエンジン1
のアイドリング時、バイパス流量調整手段23によりバ
イパス通路22での吸気流量が調整されてエンジン1の
アイドリング回転数が制御される。
スロットル弁12が略全閉状態に閉じられるエンジン1
のアイドリング時、バイパス流量調整手段23によりバ
イパス通路22での吸気流量が調整されてエンジン1の
アイドリング回転数が制御される。
【0018】そのとき、吸気通路9に直列に配置された
第1及び第2スロットル弁12,13のうち、アクセル
ペダル19に連動する第1スロットル弁12のみをバイ
パス通路22により吸気がバイパスする構成であるの
で、両スロットル弁12,13をバイパスさせる場合に
比較して、バイパス通路22の通路長を短くでき、吸気
抵抗を小さくしてアイドリング制御の応答性を向上させ
るとともに、吸気系のコンパクト化を図ることができ
る。
第1及び第2スロットル弁12,13のうち、アクセル
ペダル19に連動する第1スロットル弁12のみをバイ
パス通路22により吸気がバイパスする構成であるの
で、両スロットル弁12,13をバイパスさせる場合に
比較して、バイパス通路22の通路長を短くでき、吸気
抵抗を小さくしてアイドリング制御の応答性を向上させ
るとともに、吸気系のコンパクト化を図ることができ
る。
【0019】また、最小開度設定手段34により、第2
スロットル弁13の最小開度が、上記バイパス流量調整
手段23により調整されるバイパス通路22での吸気流
量と、略全閉状態にある第1スロットル弁12を通過す
る吸気流量とを合わせた合計吸気流量に関連付けて設定
されるので、この合計吸気流量の増減に応じて第2スロ
ットル弁13の最小開度も変更されることとなる。この
ため、第2スロットル弁13が最小開度に閉じたときに
は、その第2スロットル弁13を通過する吸気流量は合
計吸気流量を制限しない流量に補正され、よってエンジ
ン1への吸気流量を確保してエンジンストールを防止す
ることができる。
スロットル弁13の最小開度が、上記バイパス流量調整
手段23により調整されるバイパス通路22での吸気流
量と、略全閉状態にある第1スロットル弁12を通過す
る吸気流量とを合わせた合計吸気流量に関連付けて設定
されるので、この合計吸気流量の増減に応じて第2スロ
ットル弁13の最小開度も変更されることとなる。この
ため、第2スロットル弁13が最小開度に閉じたときに
は、その第2スロットル弁13を通過する吸気流量は合
計吸気流量を制限しない流量に補正され、よってエンジ
ン1への吸気流量を確保してエンジンストールを防止す
ることができる。
【0020】さらに、第2スロットル弁13の最小開度
が合計吸気流量に応じて変更されるので、その最小開度
を一定開度に固定する場合に比し、最小開度を小さく変
えてエンジン1の出力トルクダウンの制御幅を大きく設
定することができ、要求に応じた正確なトルクダウン制
御を行うことができる。
が合計吸気流量に応じて変更されるので、その最小開度
を一定開度に固定する場合に比し、最小開度を小さく変
えてエンジン1の出力トルクダウンの制御幅を大きく設
定することができ、要求に応じた正確なトルクダウン制
御を行うことができる。
【0021】請求項2の発明では、最小開度設定手段3
4における吸気流量演算手段33により、バイパス流量
調整手段23により調整されるバイパス吸気流量と、略
全閉状態にある第1スロットル弁12を通過する吸気流
量とを合わせた合計吸気流量が演算され、この合計吸気
流量に対し第2スロットル弁13を通過する吸気流量が
略一致するように該第2スロットル弁13の最小開度が
設定される。それ故、上記請求項1の発明と同様の作用
効果を奏することができることに加え、第2スロットル
弁13の最小開度をエンジンストールが生じない限度近
くまで高精度に設定して、より一層正確なトルクダウン
制御を実現することができる。
4における吸気流量演算手段33により、バイパス流量
調整手段23により調整されるバイパス吸気流量と、略
全閉状態にある第1スロットル弁12を通過する吸気流
量とを合わせた合計吸気流量が演算され、この合計吸気
流量に対し第2スロットル弁13を通過する吸気流量が
略一致するように該第2スロットル弁13の最小開度が
設定される。それ故、上記請求項1の発明と同様の作用
効果を奏することができることに加え、第2スロットル
弁13の最小開度をエンジンストールが生じない限度近
くまで高精度に設定して、より一層正確なトルクダウン
制御を実現することができる。
【0022】請求項3の発明では、エンジンストール予
測手段35によりエンジン1のストール状態が予測され
たときには、補正手段36により、第2スロットル弁1
3の最小開度が、最小開度設定手段34により設定され
る最小開度よりも所定開度だけ大きい開度に補正され
る。この最小開度の増大補正により、第2スロットル弁
13を通過する吸気流量が増えるので、エンジン1の燃
焼安定性を高めてエンジンストールを確実に防止するこ
とができる。
測手段35によりエンジン1のストール状態が予測され
たときには、補正手段36により、第2スロットル弁1
3の最小開度が、最小開度設定手段34により設定され
る最小開度よりも所定開度だけ大きい開度に補正され
る。この最小開度の増大補正により、第2スロットル弁
13を通過する吸気流量が増えるので、エンジン1の燃
焼安定性を高めてエンジンストールを確実に防止するこ
とができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図5は本発明の実施例の全体構成を示す。同図に
おいて、1は車両に搭載されたエンジンで、シリンダ2
を有するシリンダブロック3と、その上面に組み付けら
れたシリンダヘッド4と、シリンダブロック3の下部に
支持されたクランク軸5と、シリンダ2内に往復動可能
に嵌挿されたピストン6と、このピストン6をクランク
軸5のクランク部5aに連結するコネクティングロッド
7とを備え、シリンダ2内にピストン6及びシリンダヘ
ッド4により囲まれる燃焼室8が形成されている。
する。図5は本発明の実施例の全体構成を示す。同図に
おいて、1は車両に搭載されたエンジンで、シリンダ2
を有するシリンダブロック3と、その上面に組み付けら
れたシリンダヘッド4と、シリンダブロック3の下部に
支持されたクランク軸5と、シリンダ2内に往復動可能
に嵌挿されたピストン6と、このピストン6をクランク
軸5のクランク部5aに連結するコネクティングロッド
7とを備え、シリンダ2内にピストン6及びシリンダヘ
ッド4により囲まれる燃焼室8が形成されている。
【0024】9は上記燃焼室8に吸気(空気)を供給す
る吸気通路で、この吸気通路9の上流端はエアクリーナ
10に接続されている。吸気通路9には、吸入空気量を
検出するエアフローメータ11と、吸気通路9を絞る第
2スロットル弁としての副スロットル弁13(電気スロ
ットル弁)及び第1スロットル弁としての主スロットル
弁12(機械スロットル弁)と、燃料を噴射供給するイ
ンジェクタ(図示せず)とが上流側から順に直列に配設
されている。14は主スロットル弁12の下流側に形成
されたサージタンク、15は吸気通路9の燃焼室8への
開口部を開閉する吸気弁である。16は上記燃焼室8内
の排気ガスを排出する排気通路で、その燃焼室8への開
口部は排気弁17により開閉される。
る吸気通路で、この吸気通路9の上流端はエアクリーナ
10に接続されている。吸気通路9には、吸入空気量を
検出するエアフローメータ11と、吸気通路9を絞る第
2スロットル弁としての副スロットル弁13(電気スロ
ットル弁)及び第1スロットル弁としての主スロットル
弁12(機械スロットル弁)と、燃料を噴射供給するイ
ンジェクタ(図示せず)とが上流側から順に直列に配設
されている。14は主スロットル弁12の下流側に形成
されたサージタンク、15は吸気通路9の燃焼室8への
開口部を開閉する吸気弁である。16は上記燃焼室8内
の排気ガスを排出する排気通路で、その燃焼室8への開
口部は排気弁17により開閉される。
【0025】上記主スロットル弁12は常時は閉じてい
るもので、その支持軸12aはリンクやワイヤ等の連結
機構18を介してアクセルペダル19に連結されてお
り、アクセルペダル19の踏み操作に応じて主スロット
ル弁12の開度を増大させてエンジン1の燃焼室8への
吸気流量を増加させる。また、この主スロットル弁12
はサーモスタット(図示せず)に連結されており、この
サーモスタットにより主スロットル弁12の全閉位置が
エンジン温度(冷却水温度)に応じて変化するようにな
っている。
るもので、その支持軸12aはリンクやワイヤ等の連結
機構18を介してアクセルペダル19に連結されてお
り、アクセルペダル19の踏み操作に応じて主スロット
ル弁12の開度を増大させてエンジン1の燃焼室8への
吸気流量を増加させる。また、この主スロットル弁12
はサーモスタット(図示せず)に連結されており、この
サーモスタットにより主スロットル弁12の全閉位置が
エンジン温度(冷却水温度)に応じて変化するようにな
っている。
【0026】また、副スロットル弁13は図外のリター
ンスプリングにより常時は全開位置に回動付勢されて保
持されるもので、その支持軸13aには連結機構20を
介して電動アクチュエータとしてのステッピングモータ
21が連結されており、例えば車両の発進時にトラクシ
ョンコントロールを行うためにエンジン1の出力トルク
を下げるときには、ステッピングモータ21の作動によ
り副スロットル弁13の開度を小さく制御してエンジン
1の燃焼室8への吸気流量を減少させるようにしてい
る。
ンスプリングにより常時は全開位置に回動付勢されて保
持されるもので、その支持軸13aには連結機構20を
介して電動アクチュエータとしてのステッピングモータ
21が連結されており、例えば車両の発進時にトラクシ
ョンコントロールを行うためにエンジン1の出力トルク
を下げるときには、ステッピングモータ21の作動によ
り副スロットル弁13の開度を小さく制御してエンジン
1の燃焼室8への吸気流量を減少させるようにしてい
る。
【0027】上記主及び副スロットル弁12,13間の
吸気通路9と主スロットル弁12下流側(サージタンク
14よりも上流側)の吸気通路9とは、吸気を主スロッ
トル弁12をバイパスしてエンジン1の燃焼室8に供給
するためのバイパス通路22により接続されている。こ
のバイパス通路22にはデューティソレノイド弁からな
るバイパス流量調整手段としてのISCバルブ23(ア
イドルスピードコントロールバルブ)が配設されてお
り、このISCバルブ23をデューティ制御すること
で、バイパス通路22の開度を変更してそこを流れるバ
イパス吸気流量を調整し、エンジン1のアイドリング時
の回転数を制御するようになっている。
吸気通路9と主スロットル弁12下流側(サージタンク
14よりも上流側)の吸気通路9とは、吸気を主スロッ
トル弁12をバイパスしてエンジン1の燃焼室8に供給
するためのバイパス通路22により接続されている。こ
のバイパス通路22にはデューティソレノイド弁からな
るバイパス流量調整手段としてのISCバルブ23(ア
イドルスピードコントロールバルブ)が配設されてお
り、このISCバルブ23をデューティ制御すること
で、バイパス通路22の開度を変更してそこを流れるバ
イパス吸気流量を調整し、エンジン1のアイドリング時
の回転数を制御するようになっている。
【0028】上記副スロットル弁13及びISCバルブ
23の制御を含む各種の制御を行うためにコントロール
ユニット25が設けられている。このコントロールユニ
ット25には、上記エアフローメータ11の出力信号
と、主スロットル弁12の開度TVOを検出する主スロ
ットル開度センサ26の出力信号と、副スロットル弁1
3の開度を検出する副スロットル開度センサ27の出力
信号と、エンジン1のクランク軸5の回転に基づいてエ
ンジン回転数NEを検出する回転センサ28の出力信号
と、大気圧を検出する大気圧センサ29の出力信号と、
エンジン1の冷却水温度を検出する水温センサ30の出
力信号と、吸気温度を検出する吸気温センサ31の出力
信号と、オルタネータ(図示せず)等の電気負荷信号
と、車載空気調和機の作動状態を示すエアコン信号と、
スタータ(図示せず)の作動信号とが少なくとも入力さ
れている。
23の制御を含む各種の制御を行うためにコントロール
ユニット25が設けられている。このコントロールユニ
ット25には、上記エアフローメータ11の出力信号
と、主スロットル弁12の開度TVOを検出する主スロ
ットル開度センサ26の出力信号と、副スロットル弁1
3の開度を検出する副スロットル開度センサ27の出力
信号と、エンジン1のクランク軸5の回転に基づいてエ
ンジン回転数NEを検出する回転センサ28の出力信号
と、大気圧を検出する大気圧センサ29の出力信号と、
エンジン1の冷却水温度を検出する水温センサ30の出
力信号と、吸気温度を検出する吸気温センサ31の出力
信号と、オルタネータ(図示せず)等の電気負荷信号
と、車載空気調和機の作動状態を示すエアコン信号と、
スタータ(図示せず)の作動信号とが少なくとも入力さ
れている。
【0029】ここで、上記コントロールユニット25に
おいてISCバルブ23を制御する制御動作について図
2により説明する。まず、スタート後の最初のステップ
S1で上記センサ26〜31等からの各種信号値を読み
込み、次いで、ステップS2で予め設定されているベー
スデューティDBを演算する。この後、ステップS3で
大気圧補正値CHACを、またステップS4 で吸気温度
補正値CTHAEを、またステップS5 でエンジン1の
始動後補正値DBSTを、またステップS6 でフィード
バック補正値DFBを、またステップS7 で電気負荷や
空気調和機の負荷補正値DLをそれぞれ演算する。しか
る後、ステップS8 で上記ISCバルブ23への出力デ
ューティDを下記の式により演算して終了する。
おいてISCバルブ23を制御する制御動作について図
2により説明する。まず、スタート後の最初のステップ
S1で上記センサ26〜31等からの各種信号値を読み
込み、次いで、ステップS2で予め設定されているベー
スデューティDBを演算する。この後、ステップS3で
大気圧補正値CHACを、またステップS4 で吸気温度
補正値CTHAEを、またステップS5 でエンジン1の
始動後補正値DBSTを、またステップS6 でフィード
バック補正値DFBを、またステップS7 で電気負荷や
空気調和機の負荷補正値DLをそれぞれ演算する。しか
る後、ステップS8 で上記ISCバルブ23への出力デ
ューティDを下記の式により演算して終了する。
【0030】 D={(DB+DBST)×CHAC+DL+DFB}×CTHAE … また、コントロールユニット25においてステッピング
モータ21による副スロットル弁13の最小開度SOM
INを設定する制御動作について図3により説明する。
まず、最初のステップS10において、上記ISCバルブ
制御ルーチンのステップS8 で演算されたISCバルブ
23への出力デューティDの関数としてバイパス吸気流
量GISCを関数式GISC=f(D)により演算す
る。上記関数式は、図4(a)に示すようにデューティ
Dの増大に応じてバイパス吸気流量GISCが2次関数
的に増大する特性である。
モータ21による副スロットル弁13の最小開度SOM
INを設定する制御動作について図3により説明する。
まず、最初のステップS10において、上記ISCバルブ
制御ルーチンのステップS8 で演算されたISCバルブ
23への出力デューティDの関数としてバイパス吸気流
量GISCを関数式GISC=f(D)により演算す
る。上記関数式は、図4(a)に示すようにデューティ
Dの増大に応じてバイパス吸気流量GISCが2次関数
的に増大する特性である。
【0031】次のステップS11で今回の主スロットル弁
12の開度TVO(i)がそれまでの全閉開度TVOM
IN(i)よりも小さいか否かを判定する。このステッ
プS11でTVO(i)≧TVOMIN(i)のNOと判
定されたときにはそのまま、またTVO(i)<TVO
MIN(i)のYESと判定されたときには、ステップ
S12で全閉開度TVOMINを上記開度TVO(i)と
した後、それぞれステップS13に進む。このステップS
13では、上記全閉開度TVOMINに基づき主スロット
ル弁12の全閉時の全閉吸気流量GTVO(略全閉状態
にある主スロットル弁12を通過する吸気流量)を関数
式GTVO=f(TVOMIN)により演算する。この
関数式は、図4(b)に示すように全閉開度TVOMI
Nの増大に応じて全閉吸気流量GTVOが2次関数的に
増大する特性とされる。
12の開度TVO(i)がそれまでの全閉開度TVOM
IN(i)よりも小さいか否かを判定する。このステッ
プS11でTVO(i)≧TVOMIN(i)のNOと判
定されたときにはそのまま、またTVO(i)<TVO
MIN(i)のYESと判定されたときには、ステップ
S12で全閉開度TVOMINを上記開度TVO(i)と
した後、それぞれステップS13に進む。このステップS
13では、上記全閉開度TVOMINに基づき主スロット
ル弁12の全閉時の全閉吸気流量GTVO(略全閉状態
にある主スロットル弁12を通過する吸気流量)を関数
式GTVO=f(TVOMIN)により演算する。この
関数式は、図4(b)に示すように全閉開度TVOMI
Nの増大に応じて全閉吸気流量GTVOが2次関数的に
増大する特性とされる。
【0032】この後、ステップS14で前回のエンジン回
転数NE(i−1)から今回のエンジン回転数NE
(i)を引いてエンジン回転数の低下度合DNEを求
め、それが定数Aよりも大きいかどうかを判定する。こ
の判定がDNE>AのYESのときにはステップS15に
進み、今度はエンジン回転数NE(i)自体が定数B
(例えば700rpm )よりも低いかどうかを判定する。
この判定がNE(i)<BのYESのときにはステップ
S16に進み、エンジンストール予測時にエンジン回転数
を上げるための緊急吸気流量GGRDをエンジン回転数
DNEに基づいた関数式GGRD=f(DNE)により
演算した後、ステップS18に進む。上記関数式は、図4
(c)に示すように低回転域ではエンジン回転数DNE
の上昇に比例して緊急吸気流量GGRDが比例的に増大
し、高回転域ではエンジン回転数の上昇に拘らず緊急吸
気流量GGRDが一定になる特性とされる。
転数NE(i−1)から今回のエンジン回転数NE
(i)を引いてエンジン回転数の低下度合DNEを求
め、それが定数Aよりも大きいかどうかを判定する。こ
の判定がDNE>AのYESのときにはステップS15に
進み、今度はエンジン回転数NE(i)自体が定数B
(例えば700rpm )よりも低いかどうかを判定する。
この判定がNE(i)<BのYESのときにはステップ
S16に進み、エンジンストール予測時にエンジン回転数
を上げるための緊急吸気流量GGRDをエンジン回転数
DNEに基づいた関数式GGRD=f(DNE)により
演算した後、ステップS18に進む。上記関数式は、図4
(c)に示すように低回転域ではエンジン回転数DNE
の上昇に比例して緊急吸気流量GGRDが比例的に増大
し、高回転域ではエンジン回転数の上昇に拘らず緊急吸
気流量GGRDが一定になる特性とされる。
【0033】一方、上記ステップS14,S15の判定がN
OのときにはいずれもステップS17に進み、上記緊急吸
気流量GGRDをGGRD=0とした後、上記ステップ
S18に進む。
OのときにはいずれもステップS17に進み、上記緊急吸
気流量GGRDをGGRD=0とした後、上記ステップ
S18に進む。
【0034】このステップS18では、上記ステップS10
で求められたバイパス吸気流量GISC、ステップS13
で求められた全閉吸気流量GTVO、及びステップS1
6,S17で求められた緊急吸気流量GGRDを加えて、
合計吸気流量Gを G=GISC+GTVO+GGRD … として演算し、次いで、ステップS19で上記合計吸気流
量Gに基づき副スロットル弁13の最小開度SOMIN
を関数式SOMIN=f(G)により演算した後、終了
する。上記関数式は、図4(d)に示す如く合計吸気流
量Gの増大に応じて最小開度SOMINが増大する特性
とされる。
で求められたバイパス吸気流量GISC、ステップS13
で求められた全閉吸気流量GTVO、及びステップS1
6,S17で求められた緊急吸気流量GGRDを加えて、
合計吸気流量Gを G=GISC+GTVO+GGRD … として演算し、次いで、ステップS19で上記合計吸気流
量Gに基づき副スロットル弁13の最小開度SOMIN
を関数式SOMIN=f(G)により演算した後、終了
する。上記関数式は、図4(d)に示す如く合計吸気流
量Gの増大に応じて最小開度SOMINが増大する特性
とされる。
【0035】以上の制御フローにおけるステップS18に
より、ISCバルブ23により調整されるバイパス吸気
流量GISCと、全閉状態にある主スロットル弁12を
通過する全閉吸気流量GTVとを合わせた合計吸気流量
Gを演算する吸気流量演算手段33が構成されている。
より、ISCバルブ23により調整されるバイパス吸気
流量GISCと、全閉状態にある主スロットル弁12を
通過する全閉吸気流量GTVとを合わせた合計吸気流量
Gを演算する吸気流量演算手段33が構成されている。
【0036】また、ステップS19により、上記副スロッ
トル弁13の最小開度SOMINを、上記バイパス吸気
流量GISCと全閉吸気流量GTVとを合わせた合計吸
気流量Gに関連付けて、具体的には副スロットル弁13
を通過する吸気流量が上記吸気流量演算手段33で演算
された全閉吸気流量Gに略一致するように設定する最小
開度設定手段34が構成される。
トル弁13の最小開度SOMINを、上記バイパス吸気
流量GISCと全閉吸気流量GTVとを合わせた合計吸
気流量Gに関連付けて、具体的には副スロットル弁13
を通過する吸気流量が上記吸気流量演算手段33で演算
された全閉吸気流量Gに略一致するように設定する最小
開度設定手段34が構成される。
【0037】さらに、ステップS14,S15により、エン
ジン回転数NEの低下度合DNEが定数Aよりも大きく
かつエンジン回転数NE自体が定数Bよりも低いことを
検出してエンジン1がストール状態になることを予測す
るエンジンストール予測手段35が構成されている。
ジン回転数NEの低下度合DNEが定数Aよりも大きく
かつエンジン回転数NE自体が定数Bよりも低いことを
検出してエンジン1がストール状態になることを予測す
るエンジンストール予測手段35が構成されている。
【0038】また、ステップS16,S18,S19により、
上記エンジンストール予測手段35によりエンジン1の
ストール状態が予測されたときには、副スロットル弁1
3の最小開度SOMINを、上記最小開度設定手段34
により設定される開度よりも緊急吸気流量GGRDに対
応する所定開度だけ大きい開度に補正する補正手段36
が構成される。
上記エンジンストール予測手段35によりエンジン1の
ストール状態が予測されたときには、副スロットル弁1
3の最小開度SOMINを、上記最小開度設定手段34
により設定される開度よりも緊急吸気流量GGRDに対
応する所定開度だけ大きい開度に補正する補正手段36
が構成される。
【0039】したがって、上記実施例においては、エン
ジン1の吸気通路9に主及び副スロットル弁12,13
が直列に配置され、これらスロットル弁12,13のう
ち、アクセルペダル19に連動する主スロットル弁12
のみをバイパスするようにバイパス通路22が接続され
ているので、エンジン1のアイドリング運転時、主スロ
ットル弁12が略全閉状態に閉じられると、エンジン1
の燃焼室8には主としてバイパス通路22を経由して吸
気が供給され、また略全閉状態にある主スロットル弁1
2から漏れる吸気も供給される。そして、上記バイパス
通路22での吸気流量をISCバルブ23により調整す
ることで、エンジン1のアイドリング回転数が制御され
る。
ジン1の吸気通路9に主及び副スロットル弁12,13
が直列に配置され、これらスロットル弁12,13のう
ち、アクセルペダル19に連動する主スロットル弁12
のみをバイパスするようにバイパス通路22が接続され
ているので、エンジン1のアイドリング運転時、主スロ
ットル弁12が略全閉状態に閉じられると、エンジン1
の燃焼室8には主としてバイパス通路22を経由して吸
気が供給され、また略全閉状態にある主スロットル弁1
2から漏れる吸気も供給される。そして、上記バイパス
通路22での吸気流量をISCバルブ23により調整す
ることで、エンジン1のアイドリング回転数が制御され
る。
【0040】この場合、上記バイパス通路22は主スロ
ットル弁12のみをバイパスするように接続されている
ので、バイパス通路を主及び副スロットル弁12,13
の双方をバイパスするように接続する場合に比べ、バイ
パス通路22の通路長を短くでき、その分、バイパス通
路22での吸気抵抗を小さくしてアイドリング制御の応
答性を向上させることができ、さらには吸気系をコンパ
クトにすることができる。
ットル弁12のみをバイパスするように接続されている
ので、バイパス通路を主及び副スロットル弁12,13
の双方をバイパスするように接続する場合に比べ、バイ
パス通路22の通路長を短くでき、その分、バイパス通
路22での吸気抵抗を小さくしてアイドリング制御の応
答性を向上させることができ、さらには吸気系をコンパ
クトにすることができる。
【0041】また、上記副スロットル弁13はエンジン
1の出力トルクを制限するように開閉され、このことで
トルクダウン制御が行われるが、この副スロットル弁1
3の最小開度SOMINは関数式に基づき、上記IS
Cバルブ23により調整されるバイパス通路22でのバ
イパス吸気流量GISCと、略全閉状態にある主スロッ
トル弁12を通過する全閉吸気流量GTVOと、エンジ
ンストール予測時にエンジン回転数を上げるための緊急
吸気流量GGRDとを合わせた合計吸気流量Gに関連付
けて設定される。詳しくは、上記バイパス吸気流量GI
SC、全閉吸気流量GTVO及び緊急吸気流量GGRD
の合計吸気流量Gが演算され、図6に示すように、この
合計吸気流量Gと副スロットル弁13を通過する吸気流
量とが略一致するように副スロットル弁13の最小開度
SOMINが設定される。従って、この副スロットル弁
13の最小開度SOMINは上記合計吸気流量Gの増減
に応じて変更され、副スロットル弁13が最小開度SO
MINに閉じたときには、その副スロットル弁13を通
過する吸気流量は常に合計吸気流量Gを制限しない流量
に補正されることとなり、よってエンジン1への吸気流
量を確保してエンジンストールを防止することができ
る。
1の出力トルクを制限するように開閉され、このことで
トルクダウン制御が行われるが、この副スロットル弁1
3の最小開度SOMINは関数式に基づき、上記IS
Cバルブ23により調整されるバイパス通路22でのバ
イパス吸気流量GISCと、略全閉状態にある主スロッ
トル弁12を通過する全閉吸気流量GTVOと、エンジ
ンストール予測時にエンジン回転数を上げるための緊急
吸気流量GGRDとを合わせた合計吸気流量Gに関連付
けて設定される。詳しくは、上記バイパス吸気流量GI
SC、全閉吸気流量GTVO及び緊急吸気流量GGRD
の合計吸気流量Gが演算され、図6に示すように、この
合計吸気流量Gと副スロットル弁13を通過する吸気流
量とが略一致するように副スロットル弁13の最小開度
SOMINが設定される。従って、この副スロットル弁
13の最小開度SOMINは上記合計吸気流量Gの増減
に応じて変更され、副スロットル弁13が最小開度SO
MINに閉じたときには、その副スロットル弁13を通
過する吸気流量は常に合計吸気流量Gを制限しない流量
に補正されることとなり、よってエンジン1への吸気流
量を確保してエンジンストールを防止することができ
る。
【0042】そのとき、合計吸気流量Gと副スロットル
弁13を通過する吸気流量とが略一致するように副スロ
ットル弁13の最小開度SOMINが設定されること
で、副スロットル弁13の最小開度SOMINをエンジ
ンストールが生じない限度近くまで高精度に設定でき、
より一層正確なトルクダウン制御を行うことができる。
弁13を通過する吸気流量とが略一致するように副スロ
ットル弁13の最小開度SOMINが設定されること
で、副スロットル弁13の最小開度SOMINをエンジ
ンストールが生じない限度近くまで高精度に設定でき、
より一層正確なトルクダウン制御を行うことができる。
【0043】さらに、副スロットル弁13の最小開度S
OMINが上記合計吸気流量Gに応じて変更されるの
で、その最小開度を一定値に固定する場合に比し、最小
開度SOMINを小さくしてエンジン1の出力トルクダ
ウンの制御幅を大きく設定することができ、要求に応じ
た正確なトルクダウン制御を行うことができる。
OMINが上記合計吸気流量Gに応じて変更されるの
で、その最小開度を一定値に固定する場合に比し、最小
開度SOMINを小さくしてエンジン1の出力トルクダ
ウンの制御幅を大きく設定することができ、要求に応じ
た正確なトルクダウン制御を行うことができる。
【0044】上記のように、副スロットル弁13を通過
する吸気流量が合計吸気流量Gと略一致するように副ス
ロットル弁13の最小開度SOMINを設定すると、例
えばカーボンの堆積等により主スロットル弁12の開度
等が小さくなって吸気流量が不足したときには、エンジ
ン1への吸気流量がエンジンストールを招く限度以下に
減少して、エンジンストールが生じ易くなる懸念があ
る。しかし、この実施例では、エンジン回転数NE及び
その低下度合DNEによりエンジン1がストール状態に
移行するかどうかが予測され、例えば図7に示す如く、
エンジン回転数の低下度合DNEが定数Aよりも大きく
かつエンジン回転数NEが定数B(700rpm )よりも
低くて、エンジン1のストール状態が予測されたときに
は、図6に一点鎖線にて示すように、上記副スロットル
弁13の最小開度SOMINは、上記設定される開度よ
りも所定開度だけ大きい開度に補正される。この副スロ
ットル弁13の最小開度SOMINの増大補正により、
該副スロットル弁13を通過する吸気流量を増やすこと
ができ、上記の如くカーボンの堆積等により主スロット
ル弁12の開度等が小さくなって吸気流量が不足する虞
れがあるときでも、エンジン1への吸気流量を確保する
ことができ、エンジン回転数の落込みを防いでエンジン
ストールを確実に防止することができる。
する吸気流量が合計吸気流量Gと略一致するように副ス
ロットル弁13の最小開度SOMINを設定すると、例
えばカーボンの堆積等により主スロットル弁12の開度
等が小さくなって吸気流量が不足したときには、エンジ
ン1への吸気流量がエンジンストールを招く限度以下に
減少して、エンジンストールが生じ易くなる懸念があ
る。しかし、この実施例では、エンジン回転数NE及び
その低下度合DNEによりエンジン1がストール状態に
移行するかどうかが予測され、例えば図7に示す如く、
エンジン回転数の低下度合DNEが定数Aよりも大きく
かつエンジン回転数NEが定数B(700rpm )よりも
低くて、エンジン1のストール状態が予測されたときに
は、図6に一点鎖線にて示すように、上記副スロットル
弁13の最小開度SOMINは、上記設定される開度よ
りも所定開度だけ大きい開度に補正される。この副スロ
ットル弁13の最小開度SOMINの増大補正により、
該副スロットル弁13を通過する吸気流量を増やすこと
ができ、上記の如くカーボンの堆積等により主スロット
ル弁12の開度等が小さくなって吸気流量が不足する虞
れがあるときでも、エンジン1への吸気流量を確保する
ことができ、エンジン回転数の落込みを防いでエンジン
ストールを確実に防止することができる。
【0045】尚、上記実施例では、副スロットル弁13
が主スロットル弁12に対し吸気通路9の上流側に配置
されている場合を示したが、逆に吸気通路9の下流側に
配置されていてもよく、上記実施例と同様の作用効果が
得られる。
が主スロットル弁12に対し吸気通路9の上流側に配置
されている場合を示したが、逆に吸気通路9の下流側に
配置されていてもよく、上記実施例と同様の作用効果が
得られる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よると、アクセルペダルに連動する第1スロットル弁
と、エンジンの出力トルクを制御する第2スロットル弁
とを直列に吸気通路に配置したエンジンの吸気装置に対
し、第1スロットル弁のみをバイパス通路でバイパスさ
せ、第2スロットル弁の最小開度を、バイパス通路での
バイパス吸気流量と略全閉状態にある第1スロットル弁
を通過する吸気流量とを合わせた合計吸気流量に関連付
けて設定するようにしたことにより、バイパス通路の通
路長を短くして、アイドリング制御の応答性の向上や吸
気系のコンパクト化を図りながら、エンジンの燃焼性を
確保する吸気流量を制限しない範囲で第2スロットル弁
の最小開度を設定でき、第2スロットル弁を通過する吸
気流量の確保により、エンジンの燃焼安定性を高めてエ
ンジンストールを防止するとともに、エンジンの出力ト
ルクダウン制御の制御幅を大きくして、要求に応じた正
確な出力トルクダウン制御を行うことができる。
よると、アクセルペダルに連動する第1スロットル弁
と、エンジンの出力トルクを制御する第2スロットル弁
とを直列に吸気通路に配置したエンジンの吸気装置に対
し、第1スロットル弁のみをバイパス通路でバイパスさ
せ、第2スロットル弁の最小開度を、バイパス通路での
バイパス吸気流量と略全閉状態にある第1スロットル弁
を通過する吸気流量とを合わせた合計吸気流量に関連付
けて設定するようにしたことにより、バイパス通路の通
路長を短くして、アイドリング制御の応答性の向上や吸
気系のコンパクト化を図りながら、エンジンの燃焼性を
確保する吸気流量を制限しない範囲で第2スロットル弁
の最小開度を設定でき、第2スロットル弁を通過する吸
気流量の確保により、エンジンの燃焼安定性を高めてエ
ンジンストールを防止するとともに、エンジンの出力ト
ルクダウン制御の制御幅を大きくして、要求に応じた正
確な出力トルクダウン制御を行うことができる。
【0047】請求項2の発明によると、バイパス通路で
のバイパス吸気流量と全閉状態にある第1スロットル弁
を通過する吸気流量とを合わせた合計吸気流量を演算
し、この合計吸気流量と第2スロットル弁を通過する吸
気流量とが略一致するように第2スロットル弁の最小開
度を設定するようにしたことにより、上記請求項1の発
明の効果に加え、さらに第2スロットル弁の最小開度を
エンジンストールが生じない限度近くまで高精度に設定
でき、より一層正確なトルクダウン制御の実現を図るこ
とができる。
のバイパス吸気流量と全閉状態にある第1スロットル弁
を通過する吸気流量とを合わせた合計吸気流量を演算
し、この合計吸気流量と第2スロットル弁を通過する吸
気流量とが略一致するように第2スロットル弁の最小開
度を設定するようにしたことにより、上記請求項1の発
明の効果に加え、さらに第2スロットル弁の最小開度を
エンジンストールが生じない限度近くまで高精度に設定
でき、より一層正確なトルクダウン制御の実現を図るこ
とができる。
【0048】請求項3の発明によると、エンジンのスト
ール状態を予測し、そのときには、第2スロットル弁の
最小開度を設定開度よりも所定開度だけ大きい開度に補
正するようにしたことにより、エンジンストールの虞れ
があるときに第2スロットル弁を通過する吸気流量を増
加させて、エンジンストールの確実な防止を図ることが
できる。
ール状態を予測し、そのときには、第2スロットル弁の
最小開度を設定開度よりも所定開度だけ大きい開度に補
正するようにしたことにより、エンジンストールの虞れ
があるときに第2スロットル弁を通過する吸気流量を増
加させて、エンジンストールの確実な防止を図ることが
できる。
【図1】本発明の構成を示す図である。
【図2】本発明の実施例におけるコントロールユニット
でISCバルブを制御するときの信号処理動作を示すフ
ローチャート図である。
でISCバルブを制御するときの信号処理動作を示すフ
ローチャート図である。
【図3】副スロットル弁の最小開度を設定するための信
号処理動作を示すフローチャート図である。
号処理動作を示すフローチャート図である。
【図4】バイパス吸気流量、主スロットル弁全閉時の吸
気流量、エンジンストール予測時の緊急吸気流量及び副
スロットル弁の最小開度をそれぞれ設定するための特性
図である。
気流量、エンジンストール予測時の緊急吸気流量及び副
スロットル弁の最小開度をそれぞれ設定するための特性
図である。
【図5】本発明の実施例の全体構成を示す構成図であ
る。
る。
【図6】合計吸気流量の変化に伴う副スロットル弁の最
小開度の変化特性を示す特性図である。
小開度の変化特性を示す特性図である。
【図7】エンジンストールが予測されるときのエンジン
回転数の変化を示す特性図である。
回転数の変化を示す特性図である。
1 エンジン 9 吸気通路 12 主スロットル弁(第1スロットル弁) 13 副スロットル弁(第2スロットル弁) 19 アクセルペダル 21 ステッピングモータ 22 バイパス通路 23 ISCバルブ(バイパス流量調整手段) 25 コントロールユニット 26,27 スロットル開度センサ 28 回転センサ 29 大気圧センサ 30 水温センサ 31 吸気温センサ 33 吸気流量演算手段 34 最小開度設定手段 35 エンジンストール予測手段 36 補正手段 GISC バイパス吸気流量 GTVO 全閉吸気流量 GGRD 緊急吸気流量 G 合計吸気流量 SOMIN 副スロットル弁最小開度
Claims (3)
- 【請求項1】 アクセルペダルに連動して開閉される第
1スロットル弁と、エンジンの出力トルクを制限するよ
うに開閉制御される第2スロットル弁とが直列に吸気通
路に配設されたエンジンの吸気装置において、 吸気を上記第1スロットル弁のみをバイパスしてエンジ
ンに供給するバイパス通路と、 上記バイパス通路の開度を変更してバイパス吸気流量を
調整するバイパス流量調整手段と、 上記第2スロットル弁の最小開度を、上記バイパス流量
調整手段により調整されるバイパス吸気流量と、略全閉
状態にある第1スロットル弁を通過する吸気流量とを合
わせた合計吸気流量に関連付けて設定する最小開度設定
手段とを設けたことを特徴とするエンジンの吸気装置。 - 【請求項2】 請求項1のエンジンの吸気装置におい
て、 最小開度設定手段は、バイパス流量調整手段により調整
されるバイパス吸気流量と、略全閉状態にある第1スロ
ットル弁を通過する吸気流量とを合わせた合計吸気流量
を演算する吸気流量演算手段を有していて、第2スロッ
トル弁を通過する吸気流量が上記吸気流量演算手段で演
算された合計吸気流量に略一致するように第2スロット
ル弁の最小開度を設定するものであることを特徴とする
エンジンの吸気装置。 - 【請求項3】 請求項2のエンジンの吸気装置におい
て、 エンジンがストール状態になることを予測するエンジン
ストール予測手段と、 上記エンジンストール予測手段によりエンジンのストー
ル状態が予測されたときには、第2スロットル弁の最小
開度を、最小開度設定手段により設定される開度よりも
所定開度だけ大きい開度に補正する補正手段とを設けた
ことを特徴とするエンジンの吸気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25678592A JPH06108904A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | エンジンの吸気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25678592A JPH06108904A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | エンジンの吸気装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06108904A true JPH06108904A (ja) | 1994-04-19 |
Family
ID=17297418
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25678592A Withdrawn JPH06108904A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | エンジンの吸気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06108904A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009030564A (ja) * | 2007-07-30 | 2009-02-12 | Suzuki Motor Corp | 吸気量制御装置 |
| ES2346498A1 (es) * | 2008-07-28 | 2010-10-15 | Suzuki Kabushiki Kaisha | Dispositivo de control de admision para motor de vehiculo. |
-
1992
- 1992-09-25 JP JP25678592A patent/JPH06108904A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009030564A (ja) * | 2007-07-30 | 2009-02-12 | Suzuki Motor Corp | 吸気量制御装置 |
| US7552711B2 (en) | 2007-07-30 | 2009-06-30 | Suzuki Kabushiki Kaisha | Intake control device for vehicle engine |
| ES2346498A1 (es) * | 2008-07-28 | 2010-10-15 | Suzuki Kabushiki Kaisha | Dispositivo de control de admision para motor de vehiculo. |
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