JPH061092Y2 - 蒸気発生装置とそれを用いた蒸熱装置 - Google Patents

蒸気発生装置とそれを用いた蒸熱装置

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JPH061092Y2
JPH061092Y2 JP1989020383U JP2038389U JPH061092Y2 JP H061092 Y2 JPH061092 Y2 JP H061092Y2 JP 1989020383 U JP1989020383 U JP 1989020383U JP 2038389 U JP2038389 U JP 2038389U JP H061092 Y2 JPH061092 Y2 JP H061092Y2
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JP1989020383U
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Inventor
義弘 是澤
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株式会社是沢鉄工所
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は蒸熱発生装置およびそれを用いた蒸熱処理装置
に関し、詳しくは冷凍食品を蒸気にさらして解凍し、あ
るいは冷凍食品や冷えた食品を再生するのに用いたり、
また赤飯や茶碗蒸しと云つた蒸し物を蒸し上げたりする
のに利用される蒸気発生装置およびそれを利用した蒸熱
処理装置に関するものである。
(従来の技術) 従来の蒸し器は水を加熱して発生する蒸気をそのまま被
処理物に作用させて、被処理物の再生や蒸し上げと云つ
たことを行っている。
また冷凍食品の解凍、あるいは冷凍食品や冷えた食品の
再生には電子レンジが多く用いられている。
(考案が解決しようとする課題) 従来の蒸し器は水を加熱して発生する蒸気をそのまま被
処理物に作用させるのであるから、その蒸気はせいぜい
100℃程度であるので加熱効率が悪く処理時間が長くな
る。したがって冷凍食品殊に冷凍プラフと云ったものの
ように客の注文に応じて即座に解凍しまた再生しなけれ
ばならない状況にはとても対応できない。また蒸気は粒
子の大きなもので被処理物をべたつかせやすい。蒸気を
発生させるのに高圧下で行って蒸気温度を上げることも
考えられるが、装置が大がかりで高価につき過ぎ、使用
および管理もしにくいものとなる。
電子レンジの使用は蒸し器に比べて簡易でしかも時間短
縮が可能である。しかし時間の短縮と云っても−15℃で
200gの冷凍食品を85℃程度に再生するのに15分程度もか
かるので営業上は特にそれ以上の時間短縮が望まれる。
また電子レンジの場合水分が飛ぶので適さないものもあ
るしラップをするとか手間が掛かる。
冷凍ピラフをフライパン上で混ぜながら再生するにして
も時間が掛かるしその間付きっ切りで作業しなければな
らないから、最も手軽な方法であるものの営業には向か
ない。
そこで本考案は高温で微細な蒸気を簡単な装置で得、ま
たそれを被処理物に作用させ、手軽にしかも短時間に、
またべたつかせたりせずに蒸熱処理することができ、多
用途に適した蒸気発生装置およびそれを利用した蒸熱処
理装置を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記の目的を達成するために、燃焼室の上部に
上向きの開口が絞られた受水凹部を設けてこれを微少量
づつ定量給水する微少給水手段を接続したことを第1の
特徴とするものであり、また受水凹部の開口が通じる蒸
気発散通路を燃焼室からの排気通路のまわりを迂回する
ように形成したことを第2の特徴とする。
さらに本考案は第2の特徴における蒸気発散通路は被処
理物を蒸気にさらして蒸熱処理する蒸熱処理部に開口さ
せたことを第3の特徴とするものである。
(作 用) 第1の特徴では、受水凹部に微少給水手段から微少量づ
つ定量給水し、その水を燃焼室での燃焼熱にさらして加
熱するが、給水は微少であるため受水凹部内で瞬時に蒸
気化し連続的に蒸気を発生させることができる。発生す
る蒸気はその発生点から直線的に発散しようとするが、
受水凹部の上向き開口が絞られていることにより受水凹
部から容易に抜け出させず、受水凹部内の各部に繰返し
衝突させて攪乱状態とし、細分化と再加熱を繰返させる
ので、微細粒子でしかも高温の蒸気として開口を通じ発
生させることができる。
第2の特徴では前記開口から発生される蒸気を、燃焼室
からの排気通路のまわりを迂回する蒸気発散通路に発散
させるので、蒸気発散通路の前記迂回による曲がりによ
って発散蒸気をその各部に繰返し衝突させてさらなる細
分化を計ることができるし、その都度排気通路から与え
られる廃熱によって繰返し再加熱することもできる。し
たがって蒸気の微細化と高温化をさらに高めることがで
きる。
第3の特徴では蒸気発散通路に発散される高温微細蒸気
を直接蒸熱処理部に放出するので、高温微細蒸気を被処
理物に効率よく作用させてその内部過剰な水分供与なし
によく浸透させ、冷凍食品の解凍、再生、蒸し物の蒸し
上げと云ったことを短時間にしかも異常にべたつかせた
りせずに達成することができる。
(実施例) 第1図から第3図に示す本考案の第1実施例について説
明する。第1図、第2図に示すように調理台1の上面に
グリル2が設けられ、このグリル2と対向する調理台1
の下部に燃焼室3が設けられている。燃焼室3は下方が
開放しており、その開口部4が市販されている家庭用の
ガスコンロ5の汁受皿6に形成されたバーナ孔7のまわ
りの環状凹部8に対向し、ガスコンロ5のバーナ9から
の炎を燃焼室3内に確実に受入れられるようになってい
る。そして調理台1はその周壁10の下端がガスコンロ5
の外周に嵌り合うと共に、内フランジ11がガスコンロ5
上に載ることによって使用状態に安定する。
燃焼室3の天板12の中央1箇所に第1図、第2図に示す
ような受水凹部13が形成されている。受水凹部13はパイ
プの上部にスリット状の開口14を設けて形成され、開口
14は前記パイプ径よりも小さく絞ったものとしてある。
受水凹部13の両側はV字型の反射面15にしてある。受水
凹部13には給水管16が接続されている。給水管16は受水
凹部13よりも高い位置に漏斗状の受水口17を持つと共
に、途中が受水凹部13よりも低い位置をたどるようにし
てある。これにより給水管16は一定の水位を保つように
水を供給されているとして受水凹部13へは高さH分の水
頭圧によって所定の微少量づつ給水するが、給水管16か
ら受水凹部13に湧き出るような状態で静かに給水するこ
とができる。
受水凹部13では給水された水は燃焼室3での燃焼熱にさ
らされるが、その際の加熱によって瞬時に蒸発するよう
に前記給水量が設定される。例えば1g/sec程度でありこ
れを満足するように前記Hが設定される。一方給水管16
には前記Hを常時保つように受水凹部13での水の消費量
1g/sec分の給水を微少量給水手段18によって行う。給水
手段18はそれが電磁弁22を持ち、スイッチ19だけの信号
線によって適時に開閉されるか、またスイッチ20とタイ
マ21を持った信号線によって適時に開かれた後タイマ21
が働いて閉じられるようになっている。給水手段18の給
水口は微少定量ノズル24とされ、このノズル24の流量設
定によって前記給水量を設定できるようにしてある。
給水手段18はさらに磁気処理器23を持ち、給水する水を
磁化および浄化し、上質のものとして供給するようにな
っている。これによりノズル24の詰まりも大幅に軽減す
ることができる。
燃焼室3の天板12の上部からグリル2までは受水凹部13
の開口14が通じる蒸気発散通路26とされ、受水凹部13で
発生する蒸気がこの蒸気発散通路26に発散してグリル2
から吹き出すようにしてある。
蒸気発散通路26にはその途中を燃焼室3からの排気通路
27が横断しており、蒸気発散通路26は排気通路27のまわ
りを迂回する形状となっている。排気通路27は燃焼室3
から前記横断部へのバイパス路27aを持ち、燃焼室3全
域の排気をよくし不完全燃焼を防止している。
またグリル2は山形の平行格子2aとV形の平行格子2bと
を千鳥状に2段に配して枠体2cによりブロック化したも
ので、調理台1の上面に開口28に着脱自在に嵌め込むよ
うになっている。したがって被処理物等から落ちる液滴
は格子2aで格子2b上に案内し、格子2bの上に溜まるよう
にするが、使用後グリル2を取り外して丸洗いすること
ができる。グリル2は格子2aと2bをさらに分解できるよ
うにしておくこともできる。
グリル2は開口28の上縁よりもやや低くなるようにして
あり、開口28のグリル2と同じレベルとした段部29に調
理容器30を嵌め込み、グリル2から吹き出す蒸気の全て
が容器30の中に入るようにする。容器30の底部は蒸気を
受け入れるために網状か多孔状態とされている。
バーナ9は第3図に示すように排気通路27側の炎孔を省
略し、燃焼熱が排気通路27へ即逃げてしまう不利を回避
している。またバーナ9は種火装置9aを持ち、全体の点
火に便利にする一方、通常使用状態への立ち上がりをよ
くする予熱用にも利用できるようにしてある。なお安全
のために立ち消え時はガスの供給を自動停止するか、あ
るいは自動点火するようにする。何れも公知であるから
説明は省略する。
なおバーナ9は調理台1に組込んで用いる型式としても
よい。
受水凹部13に微少量づつ給水された水は瞬時に蒸気化さ
れ蒸気が連続的に発生する。この発生される蒸気はその
発生点から直線的に発散しようとするが、受水凹部13の
開口14が絞られていて、蒸気発散通路26へは容易に抜け
ない。このため蒸気は受水凹部13内の各部に繰返し衝突
して攪乱状態となり細分化されると共に再加熱を受け、
微細な高温蒸気となって開口14から蒸気発散通路26へ抜
ける。この抜けた微細な高温蒸気は排気通路27の下面壁
に衝突してはね返り、燃焼室3の天板12に衝突すると云
ったことを繰返しながら排気通路27のまわりを通り、絞
り部31による均圧化の後グリル2から吹き出す。この際
天板12のV字型反射面15は前記蒸気のはね返り衝突回数
を増加する作用を営む。
したがって受水凹部13を出た高温微細蒸気は蒸気発散通
路26を抜ける間の繰返し衝突でさらに細分化され、また
排気通路26への衝突と排気通路26からの輻射熱とで廃熱
を利用した再加熱を受けてさらに高温化されている。こ
のためグリル2から吹き出す蒸気は目に見えない完全に
ガス化した状態となっており、被処理物を極く短時間に
かつべたつかせたりすることなく所望の程度に均一に処
理することができる。
実験によれば本実施例の場合−15℃で200gの被処理物を
蒸熱処理したところ、85℃程度にまで再生するのに1分
30秒程度しか要しなかった。このとき被処理物に処理む
らや温度むらはなかった。したがって営業用にも充分な
ものである。
また、バーナ9へのガス供給量をコック35により絞って
いくと、発生する蒸気が低温化すると共に粒子が大きく
なっていく。このような調節度合いによって冷凍めん類
や冷凍肉まんと云ったものを解凍し再生するのに適した
蒸気を得ることもできる。さらにそのような調節を給水
量の変化によって行うこともできるし、給水量とガス供
給量との双方を調節して対処することもできる。
第4図に示す本考案の第2の実施例は、コック35の操作
ツマミ35aの動きと給水手段18に備える電磁弁22の開度
を調節するロータリソレノイド36の操作レバーの動きと
をロッド37により連動させている。これによりガス供給
量の調節と給水量の調節とが一定のバランスのもとに同
時に行える。
(考案の効果) 本考案のによれば、第1に受水凹部に微少給水手段から
微少量づつ定量給水し、その水を燃焼室での燃焼熱にさ
らして加熱し蒸気化させるが、発生する蒸気はその発生
点から直線的に発散しようとするが、受水凹部の上向き
開口が絞られていることにより受水凹部から容易に抜け
出させず、受水凹部内の各部に繰返し衝突させて攪乱状
態とし、細分化と再加熱を繰返させるので、微細粒子で
しかも高温の蒸気として開口を通じ発生させることがで
き、冷凍食品の解凍や再生、蒸し物の蒸し上げと云った
ことを短時間にしかも被処理物をべたつかせたりせずに
達成することができる。
第2には前記開口から発生される蒸気を、燃焼室からの
排気通路のまわりを迂回する蒸気発散通路に発散させる
ので、蒸気発散通路の前記迂回による曲がりによって発
散蒸気をその各部に繰返し衝突させてさらなる細分化を
計ることができるし、その都度排気通路から与えられる
廃熱によって繰返し再加熱することもでき、前記処理に
らに有利になる。
第3には蒸気発散通路に発散される高温微細蒸気を直接
蒸熱処理部に放出するので、高温微細蒸気を被処理物に
効率よく作用させてその内部過剰な水分供与なしによく
浸透させ、前記処理をさらに効率よく首尾よく達成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す縦断正面図、第2図
は縦断側面図、第3図はバーナの平面図、第4図は本考
案の第2実施例を示すコックおよびロータリソレノイド
の平面図である。 2………………………グリル 3………………………燃焼室 13………………………受水凹部 14………………………開口 16………………………給水管 18………………………微少量給水手段 26………………………蒸気発散通路 27………………………排気通路 28………………………開口

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃焼室の上部に上向きの開口が絞られた受
    水凹部を設けてこれを微少量づつ定量給水する微少給水
    手段を接続したことを特徴とする蒸気発生装置。
  2. 【請求項2】受水凹部の開口が通じる蒸気発散通路を燃
    焼室からの排気通路のまわりを迂回するように形成した
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の蒸気発生装置。
  3. 【請求項3】燃焼室の上部に上向きの開口が絞られた受
    水凹部を設けてこれを微少量づつ定量給水する微少給水
    手段を接続し、受水凹部の開口に通じる蒸気発散通路が
    燃焼室からの排気通路のまわりを迂回するように形成
    し、蒸気発散通路は被処理物を蒸気にさらして蒸熱処理
    する蒸熱処理部に開口させたことを特徴とする蒸熱装
    置。
JP1989020383U 1989-02-23 1989-02-23 蒸気発生装置とそれを用いた蒸熱装置 Expired - Lifetime JPH061092Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS52114064A (en) * 1976-03-18 1977-09-24 Mitsubishi Electric Corp Gas oven with steam generating apparatus
JPS5410460A (en) * 1977-06-24 1979-01-26 Mitsubishi Electric Corp Cooker

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