JPH0610953U - トナー撹拌機構 - Google Patents

トナー撹拌機構

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JPH0610953U
JPH0610953U JP4810492U JP4810492U JPH0610953U JP H0610953 U JPH0610953 U JP H0610953U JP 4810492 U JP4810492 U JP 4810492U JP 4810492 U JP4810492 U JP 4810492U JP H0610953 U JPH0610953 U JP H0610953U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】トナー容器が横方向に突出した形状であったと
しても、突出部内にトナーが残留してしまうことを防止
可能とする。 【構成】ホッパー2の内部で回転自在に、メインアジテ
ータ1を設ける。またメインアジテータ1の回転軸とほ
ぼ平行な回動軸を中心にホッパー2の内部で回動自在
に、サブアジテータ3を設け、メインアジテータ1の回
転運動に伴って往復回動運動させる。サブアジテータ3
は、往復回動運動するとき、先端がホッパー2の所定の
壁面Dの近傍を往復する形状をなす。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば電子写真記録装置の現像装置におけるトナー容器内のトナー を撹拌するトナー撹拌機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば電子写真記録装置の現像装置におけるトナー容器では、内部に収容した トナーを撹拌する必要があり、トナー撹拌機構を有している。
【0003】 図12(a)は従来のトナー撹拌機構の構成を模式的に示す斜視図である。図 中1はトナー撹拌機構となるアジテータである。このアジテータ1は、棒状の部 材の両端部をクランク状に折り曲げ、ホッパー2の長手方向長さに匹敵する長さ を有するトナー撹拌部1aと、このトナー撹拌部1aの両端からそれぞれ同一方 向に直角に延びる腕部1b,1cと、この腕部1b,1cからそれぞれ逆方向に トナー撹拌部1aと平行になるように延びる支持部1d,1eとを形成した形状 をなす。支持部1b,1cはトナー容器としてのホッパー2の両側壁に、ホッパ ー2の長手方向に沿った回転軸が形成されるように枢着されている。
【0004】 かくしてアジテータ1の支持部1b,1cをモータなどで回転させると、トナ ー撹拌部1aはホッパー2内を図12(b)に一点鎖線Aで示すような軌跡で回 転運動する。
【0005】 ところでホッパー2は、高さを高くすることなく容積を大きくするために、図 12(b)に示すように横方向に突出した形状とする場合がある。この場合、図 にBで示すようにアジテータ1が届かない領域が生じるため、図に示すように壁 面を傾斜面とし、トナーが自重によりアジテータの回転範囲に落下するようにし ている。
【0006】 このため、横方向に突出した側の壁面は、トナーが自重によって落下すること ができる傾斜角度(安息角以上の角度)を有していなければならず、突出量はあ まり大きくすることができない。
【0007】 また横方向に突出した側の壁面の傾斜角度を安息角以上にしたとしても、湿気 などの周囲条件やトナーの性質などの影響から、領域Bにトナーが残ってしまう ことがある。上記壁面には、通常トナーセンサ3が設けられるが、上述のように 領域Bにトナーが残留していると、領域Bがトナーセンサ3上に及んでいない場 合にはトナーが残っているにも拘らずにトナー無しが検出されてしまい、また領 域Bがトナーセンサ3上に及んでいる場合にはトナー無しが検出できなくなって しまうなどの誤検出が生じるおそれがある。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
以上のように従来のトナー撹拌機構は、トナー容器内で回転するのみであるた め、横方向に突出した形状のトナー容器の場合、突出部内のトナーを掻くことが できずに当該突出部内にトナーが残留してしまうという不具合があった。
【0009】 本考案はこのような事情を考慮してなされたものであり、その目的とするとこ ろは、トナー容器が横方向に突出した形状であったとしても、突出部内にトナー が残留してしまうことを防止することができるトナー撹拌機構を提供することに ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
第1の考案は、例えばホッパーなどの中空状のトナー容器の内部で回転自在に 前記トナー容器に支持された例えばメインアジテータなどの第1部材と、この第 1部材の回転軸とほぼ平行な回動軸を中心に前記トナー容器の内部で回動自在に 前記トナー容器に支持され、前記第1部材の回転運動に伴って、先端が前記トナ ー容器の所定の壁面の近傍を往復回動する例えばサブアジテータなどの第2部材 とを具備した。
【0011】 第2の考案は、前記第1の考案における第2部材に、回動軸から回動先端まで の間を連接する部位の所定の位置に第2部材の回動軸と平行な回動軸を有するモ ーメントフリー機構を備えた。 第3の考案は、前記第1および第2の考案における第2部材に、第1部材の回 転方向側に当接する部位と回転方向反対側に当接する部位とを形成した。
【0012】 第4の考案は、例えばホッパーなどの中空状のトナー容器の内部で回転自在に 前記トナー容器に支持された例えばメインアジテータなどの第1部材と、前記ト ナー容器の内部で回動自在に前記第1部材に枢着され、前記第1部材の回転運動 に伴って、その先端が前記トナー容器の所定の壁面の近傍を往復する例えばサブ アジテータなどの第2部材とを具備した。 第5の考案は、前記第1および第4の考案における第2部材の先端を所定の壁 面の方向に付勢する付勢手段を備えた。
【0013】
【作用】
このような手段を講じたことにより、第1部材を回転させることにより、第2 部材の先端がトナー容器の所定の壁面の近傍を往復する。 従って、所定の壁面の近傍にあるトナーは、第2部材によって掻かれる。
【0014】
【実施例】
(第1実施例) 以下、図面を参照して本考案の第1実施例につき説明する。 図1は本実施例に係るトナー撹拌機構の構成を模式的に示す図である。なお図 1と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0015】 図中、4はサブアジテータであり、アジテータ1(以下、メインアジテータと 称する)と同様に、棒状の部材の両端部をクランク状に折り曲げ、ホッパー2の 長手方向長さに相当する長さを有するトナー撹拌部4aと、このトナー撹拌部4 aの両端からそれぞれ同一方向に直角に延びる腕部4b,4cと、この腕部4b ,4cからそれぞれ逆方向にトナー撹拌部4aと平行になるように延びる支持部 4d,4eとを形成した形状をなす。支持部4b,4cはホッパー2の両側壁に 、メインアジテータ1の回転軸に平行な回動軸が形成されるように枢着されてい る。
【0016】 ただし、サブアジテータ4のトナー撹拌部4aは、メインアジテータ1のトナ ー撹拌部1aよりも若干短く、サブアジテータ4の腕部4b,4cはメインアジ テータ1がある位置よりも上方に向いている状態ではメインアジテータ1のトナ ー撹拌部1a上に接触する。またサブアジテータ4の腕部4d,4eは、トナー 撹拌部4aが突出部C側の壁面Dの近傍に位置する長さを有している。
【0017】 次に以上のように構成されたトナー撹拌機構の動作を説明する。 図2はメインアジテータ1およびサブアジテータ4の状態の遷移を模式的に示 す図である。まずメインアジテータ1が図2(a)に示すように下方に向いてい る状態では、サブアジテータ4は自重によって下方に垂れ下がり、ホッパー2の 底面近傍でトナー撹拌部4aがホッパー2に当接して停止している。
【0018】 この状態からメインアジテータ1が回転していき、トナー撹拌部1aがサブア ジテータ4の腕部4b,4cに当接すると、これ以降はメインアジテータ1の回 転に伴って図2(b)に示すようにサブアジテータ4が上方に付勢される。これ により、サブアジテータ4は振り上げられる。
【0019】 そしてメインアジテータ1とサブアジテータ4とが図2(b)に示すように直 角になると、サブアジテータ4の振り上げが最大となり、以降ではサブアジテー タ4は上方に付勢されない。この状態では、サブアジテータ4は自重によって下 方に垂れ下がり、図2(a)に示す状態に戻る。
【0020】 かくして、メインアジテータ1の回転に伴って、サブアジテータ4は図2(d )に示すように往復回動運動をする。そしてサブアジテータ4の回動先端(トナ ー撹拌部4a)の軌跡は図2(d)に示すように、突出部C側の壁面Dに沿う。 従って、突出部Cの空間に存在するトナーはサブアジテータ4によって積極的に 掻かれ、当該空間に滞留してしまうことがない。また壁面Dに設けられたトナー センサ3上をサブアジテータ4のトナー撹拌部4aが通過するため、トナーセン サ3上にトナーが付着してしまってトナー無しが検出できなくなることがない。
【0021】 (第2実施例) ところで、以上の第1実施例の構成であると、サブアジテータ4のトナー撹拌 部4aの移動軌跡は円弧状となるため、ホッパー2が壁面Dの傾斜角が小さいか 、または平面部分が大きい形状の場合、トナー撹拌部4aが有効に壁面Dの近傍 を移動しない場合がある。 以下、この点を解消することが可能な実施例を図面を参照して説明する。 図3は本実施例に係るトナー撹拌機構の構成を模式的に示す図である。なお図 1と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0022】 図中、5はサブアジテータである。このサブアジテータ5は、ホッパー2の長 手方向長さに相当する長さを有する棒状のトナー撹拌部5aと、このトナー撹拌 部5aの中央から直角に延びる腕部5bとから形成されている。腕部5bの端部 は、メインアジテータ1の回転軸に平行な回動軸が形成されるように枢着されて いる。また腕部5bは、メインアジテータ1の回転軸に平行な回動軸を有する、 例えばヒンジ等よりなるモーメントフリー部5cを有しており、腕部5bはこの モーメントフリー部5cを挟んで自由に折れ曲がる。
【0023】 なおモーメントフリー部5cの位置は、腕部5bのうちのモーメントフリー部 5cよりも枢着端側の部位のみがメインアジテータ1のトナー撹拌部1aに当接 するように設定されている。そして腕部5bのうちのモーメントフリー部5cよ りも枢着端側の部位は、メインアジテータ1がある位置よりも上方に向いている 状態ではメインアジテータ1のトナー撹拌部1a上に接触する。また腕部5bの うちのモーメントフリー部5cよりもトナー撹拌部5a側の部位は、その先端が 壁面Dに当接する長さに設定されている。
【0024】 次に以上のように構成されたトナー撹拌機構の動作を説明する。このトナー撹 拌機構では、腕部5bのうちのモーメントフリー部5cよりも枢着端側の部位は 、図4にその模式図を示すように、前記第1実施例におけるサブアジテータ4と 同様に往復回動運動をする。
【0025】 このとき、腕部5bはこのモーメントフリー部5cを挟んで自由に折れ曲がる ことができるので、腕部5bのうちのモーメントフリー部5cよりもトナー撹拌 部5a側の部位は、常に壁面Dに倒れ掛かった状態を保つ。これにより、図4に 示すようにトナー撹拌部5aは壁面D上を直線的に往復運動する。
【0026】 かくして本実施例によれば、トナー撹拌部5aは壁面Dに沿って直線的に往復 運動することができ、ホッパー2が壁面Dの傾斜角が小さいか、または平面部分 が大きい形状であっても、壁面Dの近傍を適確に掻くことができる。
【0027】 なお、モーメントフリー部5cの回動範囲が無制限であると、トナー撹拌部5 aが壁面Dとは反対側に倒れ込んでしまうおそれがあるので、モーメントフリー 部5cをその回動範囲を限定するように構成することが望ましい。
【0028】 (第3実施例) さて前記第1実施例においては、サブアジテータ4はメインアジテータ1によ って押し上げられたのち、自重によって降下するものとなっている。この構成に よると、サブアジテータ4の自重による降下力よりもトナーによる抵抗が大きい 場合、サブアジテータ4が降下せずに往復回動運動を行わなくなってしまうおそ れがある。 以下、この点を解消可能な実施例を図面を参照して説明する。 図5は本実施例に係るトナー撹拌機構の構成を模式的に示す図である。なお図 1と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0029】 本実施例のトナー撹拌機構は、基本的には前記第1実施例と同様な構成をなす が、本実施例ではサブアジテータ4の腕部4bはメインアジテータ1の回転方向 側で、また腕部4cはメインアジテータ1の回転方向反対側でそれぞれメインア ジテータ1のトナー撹拌部1aに接触していることを特徴とする。
【0030】 なお、サブアジテータ4の腕部がメインアジテータ1の回転軌跡に接する2つ の方向の間を腕部4b,4cがホッパー2に影響されずに自在に回動可能なよう に、腕部4b,4cの長さおよび支持部4d,4eの枢着位置が設定されている 。
【0031】 次に以上のように構成されたトナー撹拌機構の動作を説明する。 図6はメインアジテータ1およびサブアジテータ4の状態の遷移を模式的に示 す図である。まずメインアジテータ1が図6(a)に示すように下方に向いてい る状態では、サブアジテータ4は腕部4bがメインアジテータ1のトナー撹拌部 1aによって押され、図6(a)に示すように振り下げられる。
【0032】 この状態からメインアジテータ1が回転するとともにサブアジテータ4が振り 下げられていき、メインアジテータ1とサブアジテータ4とが図6(b)に示す ように直角になると、トナー撹拌部1aは腕部4b,4cに沿って滑るのみであ り、腕部4b,4cは付勢されない。従って、サブアジテータ4の振り下げが停 止する。
【0033】 さらにメインアジテータ1が回転すると、今度はサブアジテータ4は腕部4c がメインアジテータ1のトナー撹拌部1aによって押され、図6(c)に示すよ うに振り上げられる。
【0034】 そして次にメインアジテータ1とサブアジテータ4とが直角になると、サブア ジテータ4の振り上げが最大となり、以降では腕部4bがトナー撹拌部1aによ って押され、サブアジテータ4は振り下げられ、やがて図6(a)に示す状態に 戻る。
【0035】 かくして、メインアジテータ1の回転に伴って、サブアジテータ4は図6(d )に示すように往復回動運動をし、前記第1実施例と同様な効果をもたらす。ま た本実施例では、サブアジテータ4はメインアジテータ1によって押されて振り 下げられるので、トナーによる抵抗が大きくてもこの力に抗して適確に往復回動 運動がなされる。
【0036】 (第4実施例) 続いて、本考案の第4実施例につき図面を参照して説明する。 図7は本実施例に係るトナー撹拌機構の構成を模式的に示す斜視図である。な お、図1と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0037】 図中、6はサブアジテータである。このサブアジテータ6は、棒状の部材の両 端部をクランク状に折り曲げ、ホッパー2の長手方向長さに相当する長さを有す るトナー撹拌部6aと、このトナー撹拌部6aの両端からそれぞれ同一方向に直 角に延びる腕部6b,6cと、この腕部6b,6cからそれぞれ逆方向にトナー 撹拌部6aと平行になるように延びる支持部6d,6eとを形成し、また腕部6 b,6cのそれぞれに下方に突出して円弧体6f,6gを設けた形状をなす。円 弧体6fと腕部6bとで半円状の空間が形成されている。また円弧体6gと腕部 6cとで半円状の空間が形成されている。支持部6b,6cはホッパー2の両側 壁に、メインアジテータ1の回転軸に平行な回動軸が形成されるように枢着され ている。
【0038】 サブアジテータ6のトナー撹拌部6aは、メインアジテータ1のトナー撹拌部 1aよりも若干短く、メインアジテータ1のトナー撹拌部1aは円弧体6fと腕 部6bとが形成する空間と円弧体6gと腕部6cとが形成する空間との双方を通 っている。またサブアジテータ6の腕部6d,6eは、トナー撹拌部6aが壁面 Dの近傍に位置する長さを有している。
【0039】 次に以上のように構成されたトナー撹拌機構の動作を説明する。 図8はメインアジテータ1およびサブアジテータ6の状態の遷移を模式的に示 す図である。まず、サブアジテータ6が振り上げられる動作は前記第1実施例の 場合と同様であり、図7(a)に示すように、トナー撹拌部1aがサブアジテー タ6の腕部6b,6cに当接してさらに回転することにより、サブアジテータ4 が上方に付勢される。
【0040】 そしてメインアジテータ1とサブアジテータ6とが直角になると、サブアジテ ータ6の振り上げが最大となり、以降ではサブアジテータ6は上方に付勢されな い。逆に、メインアジテータ1がさらに回転するのにともない、メインアジテー タ1のトナー撹拌部1aが円弧体6f,6gに当接する。こののちは、メインア ジテータ1の回転にともなって円弧体6f,6g、すなわちサブアジテータ6が 図8(b)に示すように下方に付勢され、サブアジテータ6が振り下げられる。
【0041】 サブアジテータ6が下がり切ると、メインアジテータ1のトナー撹拌部1aは 、図8(c)に示すように円弧体6f,6gに沿って移動する。従ってこの状態 では、メインアジテータ1がサブアジテータ6を付勢することがなく、またサブ アジテータ6がメインアジテータの回転を妨げることもない。 こののち、メインアジテータ1がさらに回転してトナー撹拌部1aがサブアジ テータ6の腕部6b,6cに当接すると、図8(a)に示す状態に戻る。
【0042】 かくして、メインアジテータ1の回転に伴って、サブアジテータ6は図8(d )に示すように往復回動運動をし、前記第1実施例と同様な効果をもたらす。ま た本実施例では、サブアジテータ6はメインアジテータ1によって押されて振り 下げられるので、トナーによる抵抗が大きくてもこの力に抗して適確に往復回動 運動がなされる。
【0043】 (第5実施例) 続いて、本考案の第5実施例につき図面を参照して説明する。 図9は本実施例に係るトナー撹拌機構の構成を模式的に示す斜視図である。な お、図1と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0044】 図中、7はサブアジテータである。このサブアジテータ7は、棒状の部材の両 端を同一方向に直角に折り曲げ、ホッパー2の長手方向長さに相当する長さを有 するトナー撹拌部7aと、このトナー撹拌部7aの両端からそれぞれ同一方向に 直角に延びる腕部7b,7cとを形成した形状をなす。
【0045】 このサブアジテータ7の腕部7a,7bは、メインアジテータ1のトナー撹拌 部1aに、トナー撹拌部1aを回動軸として回動可能なように枢着されている。 腕部7a,7bの長さは、メインアジテータ1の向きによらずにトナー撹拌部7 aが常に壁面Dに当接可能な長さに設定されている。
【0046】 次に以上のように構成されたトナー撹拌機構の動作を説明する。 図10はメインアジテータ1およびサブアジテータ7の状態の遷移を模式的に 示す図である。まず、メインアジテータ1が図10(a)に示すようなある方向 に向いている状態では、サブアジテータ7の先端は壁面Dの上部に位置している 。
【0047】 この状態からメインアジテータ1が回転していくと、サブアジテータ7の枢着 点もトナー撹拌部1aの回転軌跡に沿って下方に移動していく。これに伴ってサ ブアジテータ7の先端も、下方に振り下げられる。
【0048】 そして、メインアジテータ1が図10(b)に示すようなある方向に向くと、 サブアジテータ7の先端は壁面Dの下部に到達する。こののちには、メインアジ テータ1の回転に伴い、サブアジテータ7の先端は上方に押し上げられていき、 やがて図10(a)に示す状態に戻る。
【0049】 このとき、サブアジテータ7はメインアジテータ1に対して回動自在であるの で、メインアジテータの腕部1b,1cとサブアジテータ7の腕部7b,7cと がなす角度は自由に変わることができる。従って、サブアジテータ7は常に壁面 Dに倒れ掛かった状態を保つ。これにより、サブアジテータ7のトナー撹拌部7 aは、メインアジテータ1の回転に伴って図10(c)に示すように壁面D上を 直線的に往復運動する。
【0050】 かくして本実施例によれば、トナー撹拌部5aは壁面Dに沿って直線的に往復 運動することができ、ホッパー2が壁面Dの傾斜角が小さいか、または平面部分 が大きい形状であっても、壁面Dの近傍を適確に掻くことができ、かつサブアジ テータ7の振り上げおよび振り下げがメインアジテータ1による付勢によりなさ れるので、トナー抵抗に影響されずに適確に往復回動運動がなされる。
【0051】 (第6実施例) ところで、上記第5実施例のトナー撹拌機構においてサブアジテータ7の回動 範囲が無制限であると、トナー撹拌部7aが壁面Dとは反対側に倒れ込んでしま うおそれがある。 以下、この点を解消することが可能な実施例を図面を参照して説明する。 図11は本実施例に係るトナー撹拌機構の構成を模式的に示す図である。なお 図1と同一部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0052】 図中、8はサブアジテータである。このサブアジテータ8は、棒状の部材の両 端を同一方向に直角に折り曲げ、ホッパー2の長手方向長さに相当する長さを有 するトナー撹拌部8aと、このトナー撹拌部8aの両端からそれぞれ同一方向に 直角に延びる腕部8b,8cとを形成した形状をなす。
【0053】 このサブアジテータ8の腕部8a,8bは、その中間がメインアジテータ1の トナー撹拌部1aにコイルばね状に巻き付けられて、トナー撹拌部1aを回動軸 として回動可能なように枢着されている。腕部8a,8bの長さは、メインアジ テータ1の向きによらずにトナー撹拌部8aが常に壁面Dに当接可能で、かつ端 部が壁面Dの反対側の壁面に当接する長さに設定されている。
【0054】 かくして本実施例によれば、トナー撹拌部8aは前記第5実施例におけるトナ ー撹拌部7aと同様に動作するが、端部が壁面Dの反対側の壁面に当接している ので、トナー撹拌部7aはコイルばね状の部位のばね力によって壁面D側に付勢 される。従って、トナー撹拌部7aは壁面Dの反対側に倒れ込んでしまうことは なく、常に壁面Dに当接する。
【0055】 以上、本考案に係るトナー撹拌機構の実施例をいくつか例示したが、これらは それぞれ適用して最適なホッパー形状が異なるので、適用するホッパー2の形状 に応じて適宜選択することが望ましい。
【0056】 なお、本考案は上記各実施例に限定されるものではなく、第1部材の回転に伴 って突出部Cを形成する壁面Dの近傍を往復運動する第2部材を有していれば、 第2部材の形状や支持場所等、本考案の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施 が可能である。
【0057】
【考案の効果】
第1の考案によれば、例えばホッパーなどの中空状のトナー容器の内部で回転 自在に前記トナー容器に支持された例えばメインアジテータなどの第1部材と、 この第1部材の回転軸とほぼ平行な回動軸を中心に前記トナー容器の内部で回動 自在に前記トナー容器に支持され、前記第1部材の回転運動に伴って、先端が前 記トナー容器の所定の壁面の近傍を往復回動する例えばサブアジテータなどの第 2部材とを具備したので、トナー容器が横方向に突出した形状であったとしても 、突出部を形成する壁面の近傍で第2部材が往復運動するようにしておけば、第 2部材が突出部内のトナーを掻き、突出部内にトナーが残留してしまうことを防 止することが可能となる。また、第2部材は第1部材の回転に伴って往復回動運 動するので、第2部材を駆動する駆動源を設ける必要がない。
【0058】 第2の考案によれば、前記第1の考案における第2部材に、回動軸から先端ま での間を連接する部位の所定の位置に第2部材の回動軸と平行な回動軸を有する モーメントフリー機構を備えたので、第2部材の先端は壁面に沿って往復運動す ることができる。
【0059】 第3の考案によれば、前記第1および第2の考案における第2部材に、第1部 材の回転方向側に当接する部位と回転方向反対側に当接する部位とを形成したの で、第2部材の往動作および復動作は、ともに第1部材により付勢されてなされ 、往復動作が適確になされる。
【0060】 第4の考案によれば、例えばホッパーなどの中空状のトナー容器の内部で回転 自在に前記トナー容器に支持された例えばメインアジテータなどの第1部材と、 前記トナー容器の内部で回動自在に前記第1部材に枢着され、前記第1部材の回 転運動に伴って、その先端が前記トナー容器の所定の壁面の近傍を往復する例え ばサブアジテータなどの第2部材とを具備したので、トナー容器が横方向に突出 した形状であったとしても、突出部を形成する壁面の近傍で第2部材が往復運動 するようにしておけば、第2部材が突出部内のトナーを掻き、突出部内にトナー が残留してしまうことを防止することが可能となる。また、第2部材は第1部材 の回転に伴って往復回動運動するので、第2部材を駆動する駆動源を設ける必要 がない。
【0061】 第5の考案によれば、前記第1および第4の考案における第2部材の先端を所 定の壁面の方向に付勢する付勢手段を備えたので、第2部材の先端を常に所定の 壁面の近傍に位置させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例に係るトナー撹拌機構の構
成を模式的に示す図。
【図2】本考案の第1実施例に係るトナー撹拌機構の状
態の遷移を模式的に示す図。
【図3】本考案の第2実施例に係るトナー撹拌機構の構
成を模式的に示す図。
【図4】本考案の第2実施例に係るトナー撹拌機構の状
態の遷移を模式的に示す図。
【図5】本考案の第3実施例に係るトナー撹拌機構の構
成を模式的に示す図。
【図6】本考案の第3実施例に係るトナー撹拌機構の状
態の遷移を模式的に示す図。
【図7】本考案の第4実施例に係るトナー撹拌機構の構
成を模式的に示す図。
【図8】本考案の第4実施例に係るトナー撹拌機構の状
態の遷移を模式的に示す図。
【図9】本考案の第5実施例に係るトナー撹拌機構の構
成を模式的に示す図。
【図10】本考案の第5実施例に係るトナー撹拌機構の
状態の遷移を模式的に示す図。
【図11】本考案の第6実施例に係るトナー撹拌機構の
構成を模式的に示す図。
【図12】従来技術を説明する図。
【符号の説明】
1…メインアジテータ 2…ホッパー、3…ト
ナーセンサ 4,5,6,7,8…サブア
ジテータ。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空状のトナー容器の内部で回転自在に
    前記トナー容器に支持された第1部材と、 前記第1部材の回転軸とほぼ平行な回動軸を中心に前記
    トナー容器の内部で回動自在に前記トナー容器に支持さ
    れ、前記第1部材の回転運動に伴って、先端が前記トナ
    ー容器の所定の壁面の近傍を往復回動する第2部材とを
    具備してなることを特徴とするトナー撹拌機構。
  2. 【請求項2】 第2部材は、回動軸から先端までの間を
    連接する部位の所定の位置に第2部材の回動軸と平行な
    回動軸を有するモーメントフリー機構を備えていること
    を特徴とする請求項1に記載のトナー撹拌機構。
  3. 【請求項3】 第2部材は、第1部材の回転方向側に当
    接する部位と回転方向反対側に当接する部位とを有して
    いることを特徴とする請求項1および請求項2のいずれ
    かに記載のトナー撹拌機構。
  4. 【請求項4】 中空状のトナー容器の内部で回転自在に
    前記トナー容器に支持された第1部材と、 前記トナー容器の内部で回動自在に前記第1部材に枢着
    され、前記第1部材の回転運動に伴って、その先端が前
    記トナー容器の所定の壁面の近傍を往復する第2部材と
    を具備してなることを特徴とするトナー撹拌機構。
  5. 【請求項5】 第2部材の先端を所定の壁面の方向に付
    勢する付勢手段を備えたことを特徴とする請求項1およ
    び請求項4のいずれかに記載のトナー撹拌機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040018866A (ko) * 2002-08-27 2004-03-04 삼성전자주식회사 현상제 저장 카트리지의 교반장치
KR100555712B1 (ko) * 2004-04-22 2006-03-03 삼성전자주식회사 교반장치와 이를 가지는 화상형성장치 및 교반방법

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