JPH06109631A - 火災報知装置 - Google Patents
火災報知装置Info
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- JPH06109631A JPH06109631A JP28582491A JP28582491A JPH06109631A JP H06109631 A JPH06109631 A JP H06109631A JP 28582491 A JP28582491 A JP 28582491A JP 28582491 A JP28582491 A JP 28582491A JP H06109631 A JPH06109631 A JP H06109631A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 検出対象である煙の種類に応じて適確な火災
検出を行なう火災報知装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 二種類の波長の光を検煙空間に照射して、煙
が侵入したときの夫々の波長の光の散乱光の光強度の比
に基づいて煙の種類を判定したり、複数の波長の光を検
煙空間に照射し、煙が侵入したときの散乱光から特定の
二種類の波長の光の光学フィルタを介して検出し、夫々
の波長の光の光強度の比に基づいて煙の種類を判定し、
更に、この判定した煙の種類に応じて設定されているし
きい値とこれらの光強度を更に比較することによって火
災の有無を判断することとした。
検出を行なう火災報知装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 二種類の波長の光を検煙空間に照射して、煙
が侵入したときの夫々の波長の光の散乱光の光強度の比
に基づいて煙の種類を判定したり、複数の波長の光を検
煙空間に照射し、煙が侵入したときの散乱光から特定の
二種類の波長の光の光学フィルタを介して検出し、夫々
の波長の光の光強度の比に基づいて煙の種類を判定し、
更に、この判定した煙の種類に応じて設定されているし
きい値とこれらの光強度を更に比較することによって火
災の有無を判断することとした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、火災時の煙による散乱
光から火災の有無及び煙の種類を検出する火災報知装置
に関する。
光から火災の有無及び煙の種類を検出する火災報知装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】火災時の煙による散乱光から火災を判定
する装置として、散乱光式煙感知器がある。これは、図
7に示す様に、指向性を有する光を煙検出室(検煙空
間)の中心部Xに向けて照射する発光ダイオード等の発
光素子2と、発光素子2の光軸に対して所定の角度(以
下、散乱角という)θで光軸を合わせた受光レンズ4及
びフォトダイオード等の受光素子6と、受光素子6の出
力信号が所定のしきい値より大きいと火災発生を示す検
出信号So を出力する比較器8を備えている。
する装置として、散乱光式煙感知器がある。これは、図
7に示す様に、指向性を有する光を煙検出室(検煙空
間)の中心部Xに向けて照射する発光ダイオード等の発
光素子2と、発光素子2の光軸に対して所定の角度(以
下、散乱角という)θで光軸を合わせた受光レンズ4及
びフォトダイオード等の受光素子6と、受光素子6の出
力信号が所定のしきい値より大きいと火災発生を示す検
出信号So を出力する比較器8を備えている。
【0003】そして、受光素子6に入射する散乱光と検
煙空間の煙の濃度との間には相関関係があるという原
理、即ち、火災が発生しない平常時には煙検出室に煙1
0が侵入しないので受光素子6に到達する散乱光の強度
は小さく、一方、火災による煙10の侵入があると受光
素子6に到達する散乱光の強度が大きくなるという原理
に基づいて、比較器8のしきい値を設定することによっ
て、火災の有無を検出する。
煙空間の煙の濃度との間には相関関係があるという原
理、即ち、火災が発生しない平常時には煙検出室に煙1
0が侵入しないので受光素子6に到達する散乱光の強度
は小さく、一方、火災による煙10の侵入があると受光
素子6に到達する散乱光の強度が大きくなるという原理
に基づいて、比較器8のしきい値を設定することによっ
て、火災の有無を検出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の散乱
光式煙感知器にあっては、煙の種類を判断する機能を持
たず、単に、検煙空間に侵入した煙の濃度を一律のしき
い値レベルと比較することによって火災の有無を判断す
るにすぎない。しかし、現実には、ガソリン等の燃焼に
より発生する煙と、木材等の燃焼により発生する煙で
は、色や粒子の径が様々に異なるため、検煙空間内の煙
濃度が等しい場合であっても、受光素子で検出する散乱
光の強度が異なるという現象を起こす。このことから、
煙の種類に関わらず一律のしきい値レベルを基準にして
火災判断を行なうことは、非火災を火災と判断したり、
火災判断の遅れを招来する等の問題があった。
光式煙感知器にあっては、煙の種類を判断する機能を持
たず、単に、検煙空間に侵入した煙の濃度を一律のしき
い値レベルと比較することによって火災の有無を判断す
るにすぎない。しかし、現実には、ガソリン等の燃焼に
より発生する煙と、木材等の燃焼により発生する煙で
は、色や粒子の径が様々に異なるため、検煙空間内の煙
濃度が等しい場合であっても、受光素子で検出する散乱
光の強度が異なるという現象を起こす。このことから、
煙の種類に関わらず一律のしきい値レベルを基準にして
火災判断を行なうことは、非火災を火災と判断したり、
火災判断の遅れを招来する等の問題があった。
【0005】一般的にもこの様な事実、例えば、タバコ
の煙が充満している部屋に設置された散乱光式煙感知器
が、火災でないのにタバコの煙で誤動作する等が経験的
に知られている。又、ガソリン等の燃焼により生じる黒
い煙に対しては散乱光強度が小となり、火災判断が遅れ
るという問題があった。本発明は、この様な従来の問題
点に鑑みて成されたものであり、検出対象である煙の種
類に応じて適確な火災検出を行なう火災報知装置を提供
することを目的とする。
の煙が充満している部屋に設置された散乱光式煙感知器
が、火災でないのにタバコの煙で誤動作する等が経験的
に知られている。又、ガソリン等の燃焼により生じる黒
い煙に対しては散乱光強度が小となり、火災判断が遅れ
るという問題があった。本発明は、この様な従来の問題
点に鑑みて成されたものであり、検出対象である煙の種
類に応じて適確な火災検出を行なう火災報知装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はこの様な目的を
達成するために、二種類の波長の光を検煙空間に照射し
て、煙が侵入したときの夫々の波長の光の散乱光の光強
度の比に基づいて煙の種類を判定すると共に、これによ
って判定した煙の種類に応じて設定されているしきい値
とこれらの光強度を更に比較することによって火災の有
無を判断することとした。
達成するために、二種類の波長の光を検煙空間に照射し
て、煙が侵入したときの夫々の波長の光の散乱光の光強
度の比に基づいて煙の種類を判定すると共に、これによ
って判定した煙の種類に応じて設定されているしきい値
とこれらの光強度を更に比較することによって火災の有
無を判断することとした。
【0007】又、複数の波長の光を検煙空間に照射し、
煙が侵入したときの散乱光から特定の二種類の波長の光
を光学フィルタを介して検出し、夫々の波長の光の光強
度の比に基づいて煙の種類を判定すると共に、これによ
って判定した煙の種類に応じて設定されているしきい値
とこれらの受光強度を更に比較することによって火災の
有無を判断することとした。
煙が侵入したときの散乱光から特定の二種類の波長の光
を光学フィルタを介して検出し、夫々の波長の光の光強
度の比に基づいて煙の種類を判定すると共に、これによ
って判定した煙の種類に応じて設定されているしきい値
とこれらの受光強度を更に比較することによって火災の
有無を判断することとした。
【0008】
【作用】この様な構成から成る本発明の火災報知装置に
よれば、波長の異なる散乱光の光強度の比と煙の種類と
の間に固有の相関関係があるので、煙の種類を判定する
ことができる。又、判定した煙の種類に応じて、火災の
有無を判定するためのしきい値を設定し、このしきい値
と散乱光の光強度の大小関係を比較することによって火
災の有無を最終判断するので、従来のように煙の種類に
関係なく一律のしきい値で火災の有無を判断するより
も、判断精度が向上し、誤火報を防止することができ
る。
よれば、波長の異なる散乱光の光強度の比と煙の種類と
の間に固有の相関関係があるので、煙の種類を判定する
ことができる。又、判定した煙の種類に応じて、火災の
有無を判定するためのしきい値を設定し、このしきい値
と散乱光の光強度の大小関係を比較することによって火
災の有無を最終判断するので、従来のように煙の種類に
関係なく一律のしきい値で火災の有無を判断するより
も、判断精度が向上し、誤火報を防止することができ
る。
【0009】
【実施例】以下、散乱光式火災感知器に適用した場合の
一実施例を図面と共に説明する。まず、図1に基づいて
構造を述べると、12は指向性を有する光を検煙空間の
中心部Xに向けて照射する発光素子であり、複数の波長
成分を有する光を発するハロゲンランプ等が適用されて
いる。
一実施例を図面と共に説明する。まず、図1に基づいて
構造を述べると、12は指向性を有する光を検煙空間の
中心部Xに向けて照射する発光素子であり、複数の波長
成分を有する光を発するハロゲンランプ等が適用されて
いる。
【0010】14はフォトダイオード等の第1の受光素
子であり、その受光軸が、発光素子12の光軸方向に対
して所定の散乱角θ1となるように設けられている。1
6は所定の波長λ1の光だけを透過させる第1の光学フ
ィルタであり、第1の受光素子14の受光面の前方に設
けられている。18はフォトダイオード等の第2の受光
素子であり、その受光軸が、発光素子12の光軸方向に
対して所定の散乱角θ2となるように設けられている。
子であり、その受光軸が、発光素子12の光軸方向に対
して所定の散乱角θ1となるように設けられている。1
6は所定の波長λ1の光だけを透過させる第1の光学フ
ィルタであり、第1の受光素子14の受光面の前方に設
けられている。18はフォトダイオード等の第2の受光
素子であり、その受光軸が、発光素子12の光軸方向に
対して所定の散乱角θ2となるように設けられている。
【0011】20は所定の波長λ2の光だけを透過させ
る第2の光学フィルタであり、第2の受光素子18の受
光面の前方に設けられている。尚、この実施例では、第
1の受光素子14と第2の受光素子18の散乱角θ1と
θ2は共に等しい30°に設定され、又、第1の光学フ
ィルタ16の透過波長λ1を0.5μm、第2の光学フ
ィルタ20の透過波長λ2を0.9μmに設定してい
る。尚、散乱角θ1,θ2、透過波長λ1,λ2は適宜
に定めうることは勿論のことである。
る第2の光学フィルタであり、第2の受光素子18の受
光面の前方に設けられている。尚、この実施例では、第
1の受光素子14と第2の受光素子18の散乱角θ1と
θ2は共に等しい30°に設定され、又、第1の光学フ
ィルタ16の透過波長λ1を0.5μm、第2の光学フ
ィルタ20の透過波長λ2を0.9μmに設定してい
る。尚、散乱角θ1,θ2、透過波長λ1,λ2は適宜
に定めうることは勿論のことである。
【0012】22は演算部であり、第1,第2の受光素
子14,18の出力信号S1,S2を入力して、これら
の出力レベルの比S1/S2を演算する。24は判断部
であり、出力レベルの比β(=S1/S2)と、煙の種
類を判定するためのしきい値Tthとを比較し、比βとし
きい値Tthの大小関係によって煙の種類を判断する。更
に、煙の種類毎に火災検出のためのしきい値Tv が設定
されており、第1,第2の受光素子14,18の出力信
号S1,S2の出力レベルがしきい値Tv を超えたこと
を検出すると火災が発生したと判断して、火災報知信号
So を出力する。即ち、しきい値Tthは煙の種類を判定
するために設定され、しきい値Tv は、しきい値Tthに
基づいて判定した煙の種類に応じた固有のしきい値であ
ることから、煙の種類に応じた火災検知を可能にしてい
る。
子14,18の出力信号S1,S2を入力して、これら
の出力レベルの比S1/S2を演算する。24は判断部
であり、出力レベルの比β(=S1/S2)と、煙の種
類を判定するためのしきい値Tthとを比較し、比βとし
きい値Tthの大小関係によって煙の種類を判断する。更
に、煙の種類毎に火災検出のためのしきい値Tv が設定
されており、第1,第2の受光素子14,18の出力信
号S1,S2の出力レベルがしきい値Tv を超えたこと
を検出すると火災が発生したと判断して、火災報知信号
So を出力する。即ち、しきい値Tthは煙の種類を判定
するために設定され、しきい値Tv は、しきい値Tthに
基づいて判定した煙の種類に応じた固有のしきい値であ
ることから、煙の種類に応じた火災検知を可能にしてい
る。
【0013】26は判断部24が火災発生条件の基準と
するためのデータを予め記憶する参照データ記憶部であ
り、この実施例の散乱光式煙感知器を設置する監視区域
の可燃物の種類に関するデータや、第1,第2の受光素
子14,18の散乱角θ1とθ2の設定角度に応じた複
数のしきい値Tthのデータとしきい値Tv のデータを記
憶している。
するためのデータを予め記憶する参照データ記憶部であ
り、この実施例の散乱光式煙感知器を設置する監視区域
の可燃物の種類に関するデータや、第1,第2の受光素
子14,18の散乱角θ1とθ2の設定角度に応じた複
数のしきい値Tthのデータとしきい値Tv のデータを記
憶している。
【0014】そして、図示しないが、可燃物の種類と第
1,第2の受光素子14,18の散乱角θ1,θ2のデ
ータを初期設定スイッチ等によって初期設定すると、そ
の後は、夫々のデータに対する固有のしきい値TthとT
v を判断部24へ供給し、判断部24がこれらのしきい
値Tth,Tv に基づいて煙の種類と火災の有無を判断す
る。
1,第2の受光素子14,18の散乱角θ1,θ2のデ
ータを初期設定スイッチ等によって初期設定すると、そ
の後は、夫々のデータに対する固有のしきい値TthとT
v を判断部24へ供給し、判断部24がこれらのしきい
値Tth,Tv に基づいて煙の種類と火災の有無を判断す
る。
【0015】このように、参照データ記憶部26を設け
ることによって、監視区域内の状況に合わせて、予め想
定される種々の火災に対応することができる。次に、か
かる構成の実施例の動作を火災検出原理と共に説明す
る。まず、この実施例に適用される火災検出原理を説明
する。本願発明者は、多くの実験・研究の結果、発光素
子と受光素子の光軸の成す散乱角θ及び光学フィルタの
透過波長λの違いによって、散乱光式煙感知器の煙検出
室内の煙濃度が一定であっても、受光素子の受ける受光
強度が異なり、更に、この様な散乱角θと透過波長λと
受光強度との相関関係は、煙の種類毎に固有の特徴を有
することを確認した。
ることによって、監視区域内の状況に合わせて、予め想
定される種々の火災に対応することができる。次に、か
かる構成の実施例の動作を火災検出原理と共に説明す
る。まず、この実施例に適用される火災検出原理を説明
する。本願発明者は、多くの実験・研究の結果、発光素
子と受光素子の光軸の成す散乱角θ及び光学フィルタの
透過波長λの違いによって、散乱光式煙感知器の煙検出
室内の煙濃度が一定であっても、受光素子の受ける受光
強度が異なり、更に、この様な散乱角θと透過波長λと
受光強度との相関関係は、煙の種類毎に固有の特徴を有
することを確認した。
【0016】図2はこの様な実験の結果例を示す。但
し、横軸には散乱角θを示し、縦軸には検煙空間内に所
定濃度(1.0%/m)の煙を充満した時に受光素子が
受ける受光強度を、発光素子の発光強度との比(以下、
散乱効率という)を示し、縦軸は対数表示している。
又、特性曲線a,b,cはケロシン(液体火災)による
煙についての測定結果であり、更に、特性曲線aは透過
波長λ1=0.5μmの光学フィルタを適用したときの
散乱効率、特性曲線bは透過波長λ2=0.9μmの光
学フィルタを適用したときの散乱効率、特性曲線cは透
過波長λ3=1.3μmの光学フィルタを適用したとき
の散乱効率を示す。特性曲線d,e,fは綿灯芯(燻燃
火災)による煙についての測定結果であり、更に、特性
曲線dは透過波長λ1=0.5μmの光学フィルタを適
用したときの散乱効率、特性曲線eは透過波長λ2=
0.9μmの光学フィルタを適用したときの散乱効率、
特性曲線fは透過波長λ3=1.3μmの光学フィルタ
を適用したときの散乱効率を示す。
し、横軸には散乱角θを示し、縦軸には検煙空間内に所
定濃度(1.0%/m)の煙を充満した時に受光素子が
受ける受光強度を、発光素子の発光強度との比(以下、
散乱効率という)を示し、縦軸は対数表示している。
又、特性曲線a,b,cはケロシン(液体火災)による
煙についての測定結果であり、更に、特性曲線aは透過
波長λ1=0.5μmの光学フィルタを適用したときの
散乱効率、特性曲線bは透過波長λ2=0.9μmの光
学フィルタを適用したときの散乱効率、特性曲線cは透
過波長λ3=1.3μmの光学フィルタを適用したとき
の散乱効率を示す。特性曲線d,e,fは綿灯芯(燻燃
火災)による煙についての測定結果であり、更に、特性
曲線dは透過波長λ1=0.5μmの光学フィルタを適
用したときの散乱効率、特性曲線eは透過波長λ2=
0.9μmの光学フィルタを適用したときの散乱効率、
特性曲線fは透過波長λ3=1.3μmの光学フィルタ
を適用したときの散乱効率を示す。
【0017】図2から明らかなように、煙の種類毎に、
散乱効率Iには散乱角θ及び透過波長λとの間に固有の
相関関係があることが判る。そこで、本願発明者は、各
煙の種類毎に、透過波長λ1における散乱効率I1と透
過波長λ2における散乱効率I2との比β(=I1/I
2)を求め、この比βの値から煙の種類を判定すること
とした。
散乱効率Iには散乱角θ及び透過波長λとの間に固有の
相関関係があることが判る。そこで、本願発明者は、各
煙の種類毎に、透過波長λ1における散乱効率I1と透
過波長λ2における散乱効率I2との比β(=I1/I
2)を求め、この比βの値から煙の種類を判定すること
とした。
【0018】図3の表は、図2の特性曲線に基づいて液
体火災と燻燃火災の夫々について、散乱角θ=150
°、透過波長λ1=0.5μmとλ2=0.9μmのと
きの散乱効率の比βを求めた実験例であり、液体火災の
比β1は約3.8、燻燃火災の比β2は約2.1とな
り、これらの比β1,β2は各煙の固有の特性を表して
いる。
体火災と燻燃火災の夫々について、散乱角θ=150
°、透過波長λ1=0.5μmとλ2=0.9μmのと
きの散乱効率の比βを求めた実験例であり、液体火災の
比β1は約3.8、燻燃火災の比β2は約2.1とな
り、これらの比β1,β2は各煙の固有の特性を表して
いる。
【0019】したがって、例えば、しきい値Tthを3.
0に設定して、比βとこのしきい値Tthとの大小関係を
検出することによって、煙の種類を判断することとし
た。尚、第1の受光素子14の光電変換出力S1と第2
の受光素子18の光電変換出力S2の比は、上記散乱効
率の比βと等価であるので、この実施例では、第1,第
2の受光素子14,18の出力S1,S2の比を適用し
ている。
0に設定して、比βとこのしきい値Tthとの大小関係を
検出することによって、煙の種類を判断することとし
た。尚、第1の受光素子14の光電変換出力S1と第2
の受光素子18の光電変換出力S2の比は、上記散乱効
率の比βと等価であるので、この実施例では、第1,第
2の受光素子14,18の出力S1,S2の比を適用し
ている。
【0020】次に、動作を説明する。まず、感知器を設
置する際に、監視区域内に設けられている可燃物の種類
と散乱角θを初期設定することにより、火災時に発生す
るであろう煙の種類を指定する。発光素子12から複数
の波長λ1=0.5μmとλ2=0.9μmを有する光
を照射し、演算部22は第1の受光素子14と第2の受
光素子18から出力される光電変換信号S1とS2の比
β(=S1/S2)を所定周期τ毎に演算する。
置する際に、監視区域内に設けられている可燃物の種類
と散乱角θを初期設定することにより、火災時に発生す
るであろう煙の種類を指定する。発光素子12から複数
の波長λ1=0.5μmとλ2=0.9μmを有する光
を照射し、演算部22は第1の受光素子14と第2の受
光素子18から出力される光電変換信号S1とS2の比
β(=S1/S2)を所定周期τ毎に演算する。
【0021】判断部24は、周期τに同期して、上記比
βとしきい値Tthを比較する。又、比βがしきい値Tth
より大きい場合には、液体火災による煙を検出するため
の第1のしきい値Tv1を参照データ記憶部26から自動
的に読出し、逆に、比βがしきい値Tthより小さい場合
には、燻燃火災による煙を検出するための第2のしきい
値Tv2を参照データ記憶部26から自動的に読出すこと
で、液体火災又は燻燃火災に応じたしきい値Tv の設定
を行う。
βとしきい値Tthを比較する。又、比βがしきい値Tth
より大きい場合には、液体火災による煙を検出するため
の第1のしきい値Tv1を参照データ記憶部26から自動
的に読出し、逆に、比βがしきい値Tthより小さい場合
には、燻燃火災による煙を検出するための第2のしきい
値Tv2を参照データ記憶部26から自動的に読出すこと
で、液体火災又は燻燃火災に応じたしきい値Tv の設定
を行う。
【0022】そして、しきい値Tv1が設定されたとき
に、第1,第2の受光素子14,18の光電変換出力S
1,S2の出力レベルがしきい値Tv1を超えた場合に
は、液体火災であると判断して火災報知信号So を出力
し、しきい値Tv1を超えない場合には火災ではないと判
断して、火災報知信号So を出力することなく、監視動
作を継続する。又、しきい値Tv2が設定されたときに、
第1,第2の受光素子14,18の光電変換出力S1,
S2の出力レベルがしきい値Tv2を超えた場合には、燻
燃火災であると判断して火災報知信号So を出力し、し
きい値Tv2を超えない場合には火災ではないと判断し
て、火災報知信号So を出力することなく、監視動作を
継続する。
に、第1,第2の受光素子14,18の光電変換出力S
1,S2の出力レベルがしきい値Tv1を超えた場合に
は、液体火災であると判断して火災報知信号So を出力
し、しきい値Tv1を超えない場合には火災ではないと判
断して、火災報知信号So を出力することなく、監視動
作を継続する。又、しきい値Tv2が設定されたときに、
第1,第2の受光素子14,18の光電変換出力S1,
S2の出力レベルがしきい値Tv2を超えた場合には、燻
燃火災であると判断して火災報知信号So を出力し、し
きい値Tv2を超えない場合には火災ではないと判断し
て、火災報知信号So を出力することなく、監視動作を
継続する。
【0023】このように、この実施例によれば、火災に
よる煙の種類を判断し、更に煙の種類毎に特定のしきい
値Tv に基づいて火災の有無を判断するので、精度の良
い火災報知を可能にする。尚、この実施例では、演算部
22、判断部24及び参照データ記憶部26を散乱光式
煙感知器に内蔵する場合を示したが、発光素子12と第
1,第2の受光素子14,18及び光学フィルタ16,
20の光学系だけを散乱光式煙感知器に内蔵し、光電変
換出力S1,S2に基づく演算及び判断を行うための演
算部22、判断部24及び参照データ記憶部26を、所
謂受信機や中継器に設けるようにしてもよい。
よる煙の種類を判断し、更に煙の種類毎に特定のしきい
値Tv に基づいて火災の有無を判断するので、精度の良
い火災報知を可能にする。尚、この実施例では、演算部
22、判断部24及び参照データ記憶部26を散乱光式
煙感知器に内蔵する場合を示したが、発光素子12と第
1,第2の受光素子14,18及び光学フィルタ16,
20の光学系だけを散乱光式煙感知器に内蔵し、光電変
換出力S1,S2に基づく演算及び判断を行うための演
算部22、判断部24及び参照データ記憶部26を、所
謂受信機や中継器に設けるようにしてもよい。
【0024】次に、他の実施例を図4と共に説明する。
尚、図4において図1と同一又は相当する部分を同一符
号で示す。第1の実施例との相違点を述べると、夫々の
受光素子14,18の受光面に設けた光学フィルタの代
わりに、発光素子12の出力側に所定角速度で回転する
光学フィルタ28が設けられている。この光学フィルタ
28は、0°〜180°の回転角の時はλ1=0.5μ
m、180°〜360°の回転角の時はλ2= 0.9
μmの光を透過する二種類のフィルタを一体に組み合わ
せた構造をしており、タイミング制御部32からの同期
信号に同期して定回転駆動される定速回転モータ30に
よって回転駆動される。
尚、図4において図1と同一又は相当する部分を同一符
号で示す。第1の実施例との相違点を述べると、夫々の
受光素子14,18の受光面に設けた光学フィルタの代
わりに、発光素子12の出力側に所定角速度で回転する
光学フィルタ28が設けられている。この光学フィルタ
28は、0°〜180°の回転角の時はλ1=0.5μ
m、180°〜360°の回転角の時はλ2= 0.9
μmの光を透過する二種類のフィルタを一体に組み合わ
せた構造をしており、タイミング制御部32からの同期
信号に同期して定回転駆動される定速回転モータ30に
よって回転駆動される。
【0025】しがって、0°〜180°の回転角の時は
λ1=0.5μmの光が検煙空間に照射され、180°
〜360°の回転角の時はλ2=0.9μmの光が検煙
空間に照射されることとなる。更に、演算部22は、タ
イミング制御部32からの同期信号に同期して、0°〜
180°の回転角の時に第1の受光素子14の光電変換
出力S1を入力し、180°〜360°の回転角の時に
第2の受光素子18の光電変換出力S2を入力し、36
0°の回転を完了する毎に夫々の光電変換出力S1とS
2の比β(=S1/S2)を演算し、判断部24がその
演算結果に基づいて、第1の実施例と同様にしきい値T
v1とTv2の設定を行うと共に、各設定条件下で火災発生
の有無を判断する。
λ1=0.5μmの光が検煙空間に照射され、180°
〜360°の回転角の時はλ2=0.9μmの光が検煙
空間に照射されることとなる。更に、演算部22は、タ
イミング制御部32からの同期信号に同期して、0°〜
180°の回転角の時に第1の受光素子14の光電変換
出力S1を入力し、180°〜360°の回転角の時に
第2の受光素子18の光電変換出力S2を入力し、36
0°の回転を完了する毎に夫々の光電変換出力S1とS
2の比β(=S1/S2)を演算し、判断部24がその
演算結果に基づいて、第1の実施例と同様にしきい値T
v1とTv2の設定を行うと共に、各設定条件下で火災発生
の有無を判断する。
【0026】この実施例によれば、光学フィルタの数を
減らすことができる。次に、第3の実施例を図5に基づ
いて説明する。尚、図5において、図1と同一又は相当
する部分を同一符号で示す。この実施例は、波長λ1=
0.5μmの単波長の光を放射する第1の発光素子34
と、波長λ2=0.9μmの単波長の光を放射する第2
の発光素子36の光軸を同じ方向に向けて設けると共
に、第1の発光素子34による散乱光を第1の受光素子
14のみで受光させ、第2の発光素子36による散乱光
を第2の受光素子18のみで受光させるために、光の混
合を防止するための遮蔽板38が検煙空間を二分するよ
うにして設けられている。
減らすことができる。次に、第3の実施例を図5に基づ
いて説明する。尚、図5において、図1と同一又は相当
する部分を同一符号で示す。この実施例は、波長λ1=
0.5μmの単波長の光を放射する第1の発光素子34
と、波長λ2=0.9μmの単波長の光を放射する第2
の発光素子36の光軸を同じ方向に向けて設けると共
に、第1の発光素子34による散乱光を第1の受光素子
14のみで受光させ、第2の発光素子36による散乱光
を第2の受光素子18のみで受光させるために、光の混
合を防止するための遮蔽板38が検煙空間を二分するよ
うにして設けられている。
【0027】そして、第1の実施例で説明したと同様
に、演算部22が第1,第2の受光素子14,18の光
電変換出力信号S1,S2の比β(=S1/S2)を演
算し、判断部24がこの比βとしきい値Tthを比較する
ことによって煙の種類を判定し、更に、判定した煙の種
類毎に設定されているしきい値Tv と光電変換出力信号
S1,S2の出力レベルとの大小関係から火災の有無を
検出する。
に、演算部22が第1,第2の受光素子14,18の光
電変換出力信号S1,S2の比β(=S1/S2)を演
算し、判断部24がこの比βとしきい値Tthを比較する
ことによって煙の種類を判定し、更に、判定した煙の種
類毎に設定されているしきい値Tv と光電変換出力信号
S1,S2の出力レベルとの大小関係から火災の有無を
検出する。
【0028】この実施例によれば、光学フィルタが不要
となり、又、発光素子34,36に半導体レーザダイオ
ードを適用することによって小型化が可能となる。次に
第4の実施例を図6に基づいて説明する。尚、図6にお
いて、図1と同一又は相当する部分を同一符号で示す。
この実施例は、波長λ1=0.5μmの単波長の光を放
射する第1の発光素子40と、波長λ2=0.9μmの
単波長の光を放射する第2の発光素子42の光軸を同じ
方向に向けて配置すると共に、受光素子44の受光軸と
これらの発光素子40,42の光軸との成す散乱角がθ
に設定され、タミング制御部46が出力する同期信号に
同期してτ/2の周期毎に第1の発光素子40と第2の
発光素子42が交互に点滅を繰り返す。
となり、又、発光素子34,36に半導体レーザダイオ
ードを適用することによって小型化が可能となる。次に
第4の実施例を図6に基づいて説明する。尚、図6にお
いて、図1と同一又は相当する部分を同一符号で示す。
この実施例は、波長λ1=0.5μmの単波長の光を放
射する第1の発光素子40と、波長λ2=0.9μmの
単波長の光を放射する第2の発光素子42の光軸を同じ
方向に向けて配置すると共に、受光素子44の受光軸と
これらの発光素子40,42の光軸との成す散乱角がθ
に設定され、タミング制御部46が出力する同期信号に
同期してτ/2の周期毎に第1の発光素子40と第2の
発光素子42が交互に点滅を繰り返す。
【0029】更に、演算部22は、上記同期信号に同期
して、受光素子44が出力する光電変換出力を、第1の
発光素子40が点灯している時の出力S1と第2の発光
素子42が点灯している時の出力S2との区別を行い、
両方の出力S1,S2を入力する周期τ毎に比β(=S
1/S2)を演算する。更に、判断部24がこの比βと
しきい値Tthを比較することによって煙の種類を判定
し、更に、判定した煙の種類毎に設定されているしきい
値Tv と光電変換出力信号S1,S2の出力レベルとの
大小関係から火災の有無を検出する。
して、受光素子44が出力する光電変換出力を、第1の
発光素子40が点灯している時の出力S1と第2の発光
素子42が点灯している時の出力S2との区別を行い、
両方の出力S1,S2を入力する周期τ毎に比β(=S
1/S2)を演算する。更に、判断部24がこの比βと
しきい値Tthを比較することによって煙の種類を判定
し、更に、判定した煙の種類毎に設定されているしきい
値Tv と光電変換出力信号S1,S2の出力レベルとの
大小関係から火災の有無を検出する。
【0030】この実施例によれば、機械的に動く部分が
無いので、耐久性に優れている。
無いので、耐久性に優れている。
【0031】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、二種
類の波長の光を検煙空間に照射して、煙が侵入したとき
の夫々の波長の光の散乱光の光強度の比に基づいて煙の
種類を判定すると共に、これによって判定した煙の種類
に応じて設定されているしきい値とこれらの光強度を更
に比較することによって火災の有無を判断したり、或い
は、複数の波長の光を検煙空間に照射し、煙が侵入した
ときの散乱光から特定の二種類の波長の光の光学フィル
タを介して検出し、夫々の波長の光の光強度の比に基づ
いて煙の種類を判定すると共に、これによって判定した
煙の種類に応じて設定されているしきい値とこれらの光
強度を更に比較することによって火災の有無を判断する
こととしたので、波長の異なる散乱光の光強度の比と煙
の種類との間の固有の相関関係に基づいて、煙の種類を
判定することができる。
類の波長の光を検煙空間に照射して、煙が侵入したとき
の夫々の波長の光の散乱光の光強度の比に基づいて煙の
種類を判定すると共に、これによって判定した煙の種類
に応じて設定されているしきい値とこれらの光強度を更
に比較することによって火災の有無を判断したり、或い
は、複数の波長の光を検煙空間に照射し、煙が侵入した
ときの散乱光から特定の二種類の波長の光の光学フィル
タを介して検出し、夫々の波長の光の光強度の比に基づ
いて煙の種類を判定すると共に、これによって判定した
煙の種類に応じて設定されているしきい値とこれらの光
強度を更に比較することによって火災の有無を判断する
こととしたので、波長の異なる散乱光の光強度の比と煙
の種類との間の固有の相関関係に基づいて、煙の種類を
判定することができる。
【0032】又、判定した煙の種類に応じて、火災の有
無を判定するためのしきい値を設定し、このしきい値と
散乱光の光強度の大小関係を比較することによって火災
の有無を最終判断するので、従来のように煙の種類に関
係なく一律のしきい値で火災の有無を判断するよりも、
判断精度が向上し、誤火報を防止することができる。
無を判定するためのしきい値を設定し、このしきい値と
散乱光の光強度の大小関係を比較することによって火災
の有無を最終判断するので、従来のように煙の種類に関
係なく一律のしきい値で火災の有無を判断するよりも、
判断精度が向上し、誤火報を防止することができる。
【図1】本発明の一実施例の構成を示す構成説明図であ
る。
る。
【図2】本発明の煙判別の原理を説明するための説明図
である。
である。
【図3】本発明の煙判別の原理を説明するための他の説
明図である。
明図である。
【図4】本発明の第2の実施例の構成を示す構成説明図
である。
である。
【図5】本発明の第3の実施例の構成を示す構成説明図
である。
である。
【図6】本発明の第4の実施例の構成を示す構成説明図
である。
である。
【図7】従来の散乱光式煙感知器の構成を説明するため
の構成説明図である。
の構成説明図である。
12,34,36,40,42;発光素子 14,18,44;受光素子 16,20,28;光学フィルタ 22;演算部 24;判断部 26;参照データ記憶部 32,46;タイミング制御部 30;定速回転モータ
Claims (4)
- 【請求項1】検煙空間に向けて複数の波長を有する光を
照射する発光手段と、 該検煙空間に存在する煙による散乱光のうち第1の波長
の光のみを透過する第1の光学フィルタと、 該検煙空間に存在する煙による散乱光のうち第2の波長
の光のみを透過する第2の光学フィルタと、 第1の光学フィルタを透過した光を受光する第1の受光
手段と、 第2の光学フィルタを透過した光を受光する第2の受光
手段と、 第1の受光素子の出力と第2の出力との比を演算する演
算手段と、 該演算手段の演算した比と予め設定された煙検出用のし
きい値との大小関係から煙の種類を判定し、且つ、判定
した煙の種類に対応する火災検出用のしきい値と第1又
は第2の受光手段の出力の大小関係に基づいて火災の有
無を判断する判断手段と、を具備する火災報知装置。 - 【請求項2】複数の波長を有する光を放射する発光手段
と、 第1の波長の光を透過させるフィルタ部と第2の波長の
光を透過させるフィルタ部を交互に該発光手段と検煙空
間との間に介在することによって、検煙空間に第1の波
長の光と第2の波長の光を交互に照射する光学フィルタ
と、 該検煙空間に存在する煙による散乱光を受光する受光手
段と、 第1の波長の光の散乱光に対する受光素子の出力と、第
2の波長の光の散乱光に対する受光素子の出力との比を
演算する演算手段と、 該演算手段の演算した比と予め設定された煙検出用のし
きい値との大小関係から煙の種類を判定し、且つ、判定
した煙の種類に対応する火災検出用のしきい値と第1又
は第2の受光手段の出力の大小関係に基づいて火災の有
無を判断する判断手段と、を具備する火災報知装置。 - 【請求項3】第1の波長の光を検煙空間へ照射する第1
の発光手段と、 第2の波長の光を検煙空間へ照射する第2の発光手段
と、 該検煙空間に存在する煙によって生じる第1の波長の光
の散乱光のみを受光する第1の受光手段と、 該検煙空間に存在する煙によって生じる第2の波長の光
の散乱光のみを受光する第2の受光手段と、 第1の受光素子の出力と第2の出力との比を演算する演
算手段と、 該演算手段の演算した比と予め設定された煙検出用のし
きい値との大小関係から煙の種類を判定し、且つ、判定
した煙の種類に対応する火災検出用のしきい値と第1又
は第2の受光手段の出力の大小関係に基づいて火災の有
無を判断する判断手段と、を具備する火災報知装置。 - 【請求項4】第1の波長の光を検煙空間へ照射する第1
の発光手段と、 第2の波長の光を検煙空間へ照射する第2の発光手段
と、 第1の発光手段と第2の発光手段を交互に点滅制御する
制御手段と、 該検煙空間に存在する煙によって生じる第1の波長の光
の散乱光と第2の波長の光の散乱光を受光する受光手段
と、 該検煙空間に存在する煙によって生じる第1の波長の光
の散乱光を受光したときの該受光手段の出力と、該検煙
空間に存在する煙によって生じる第2の波長の光の散乱
光を受光したときの該受光手段の出力との比を演算する
演算手段と、 該演算手段の演算した比と予め設定された煙検出用のし
きい値との大小関係から煙の種類を判定し、且つ、判定
した煙の種類に対応する火災検出用のしきい値と第1又
は第2の受光手段の出力の大小関係に基づいて火災の有
無を判断する判断手段と、を具備する火災報知装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28582491A JPH06109631A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 火災報知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28582491A JPH06109631A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 火災報知装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06109631A true JPH06109631A (ja) | 1994-04-22 |
Family
ID=17696561
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28582491A Pending JPH06109631A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 火災報知装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06109631A (ja) |
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- 1991-10-31 JP JP28582491A patent/JPH06109631A/ja active Pending
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