JPH06109745A - ノズルの詰まり検知装置 - Google Patents

ノズルの詰まり検知装置

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JPH06109745A
JPH06109745A JP4258184A JP25818492A JPH06109745A JP H06109745 A JPH06109745 A JP H06109745A JP 4258184 A JP4258184 A JP 4258184A JP 25818492 A JP25818492 A JP 25818492A JP H06109745 A JPH06109745 A JP H06109745A
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JP
Japan
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nozzle
sampling nozzle
cleaning liquid
clogging
pressure
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Pending
Application number
JP4258184A
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English (en)
Inventor
Hidetoshi Sugiyama
英利 杉山
Hiroyasu Uchida
裕康 内田
Osamu Ono
修 大野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ノズルの詰まり検知装置において、試料の分注
量に関係なく確実かつ精度よくノズルの詰まりを検知で
きるようにする。 【構成】ノズル1とシリンジ2を接続する分注流路3に
設けられた圧力測定器20でノズル1洗浄時の洗浄水の
吐出圧力を測定し、これをDCアンプ21で増幅し、A
/D変換器22でデジタル変換し、波形分析回路23に
入力する。この波形分析回路23で上記吐出圧力の圧力
波形から負圧ピーク値と残圧値を検出し、これらの大き
さよりCPU24でノズル1の詰まりの検知とその度合
いの判断を行い、これに基づき表示手段25への表示及
び各駆動機構26の動作継続または停止を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動分析装置に
おいて使用されるサンプリングノズルの詰まりを検知す
るノズルの詰まり検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動分析装置は、主に血清や尿等の試料
を試料容器から反応容器に分注し、反応容器内の試料と
試薬を混和して、その吸光度分析を自動的に行うもので
ある。上記試料を試料容器から吸引し、反応容器へ吐出
する役割を果たす分注機構はサンプリングノズルとシリ
ンジ、そしてそれらを接続する分注流路から構成され、
シリンジの上下動によりサンプリングノズルを通して試
料の吸引及び吐出が行われる。
【0003】上記のような自動分析装置において正確な
データを得るためには高い分注精度が必要不可欠であ
る。しかし、試料中には血清中に混在するフィブリン等
の異物が含まれていることがあり、これを吸引するとサ
ンプリングノズルに詰まりが生じ、分注精度は著しく低
下し、データの測定が不可能になる。
【0004】このような不具合を避けるため、サンプリ
ングノズルの詰まり発生時にはそれを迅速に検知し、詰
まりを除去する等の処置が必要となる。従来のノズル詰
まりの検知装置として、特開昭63−75565号公報
に開示されているように、サンプリングノズルとシリン
ジを接続する分注流路内に圧力センサー等の圧力測定手
段を設け、試料吸引時の圧力異常を検出することにより
ノズルの詰まりを検知するものがある(これを第1の従
来技術という)。また、これと同様の例として、特開平
2−184762号公報に開示されたものがある(これ
を第2の従来技術という)。
【0005】さらに、類似の例として、特開昭59−1
53173号公報に開示されているように、吸引を行う
ポンプを駆動させるパルスモータからのパルス信号波形
を検出し、このパルス波形のハンチングの状態を判別す
ることによって詰りを検知するものがある(これを第3
の従来技術という)。一方、特開昭62−24151号
公報に開示されているように、ノズルの詰りを検出する
ものではないが、試料吸引時の圧力に基づいて試料の吸
引吐出動作を制御するものがある(これを第4の従来技
術という)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記第1及び第2の従
来技術では、試料吸引時の圧力変化によってノズルの詰
まりを検知するのであるが、1マイクロリットル〜3マ
イクロリットルのような分注量が微量な試料の吸引時に
は、詰まりによる圧力変化は非常に小さく、詰まりの検
知は極めて困難である。
【0007】また、第3の従来技術では、パルスモータ
からのパルス信号波形を利用するため、検知の精度が低
い。
【0008】さらに、第4の従来技術の考え方をノズル
の詰まり検知に適用することもできるが、試料吸引時の
圧力変化を利用するため、やはり第1及び第2の従来技
術と同様の問題が生じる。
【0009】本発明の目的は、試料の分注量に関係なく
確実かつ精度よくノズルの詰まりを検知できるノズルの
詰まり検知装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明においては、サンプリングノズルと、前記サ
ンプリングノズルに液体試料を吸引吐出させるシリンジ
と、前記サンプリングノズル及び前記シリンジを接続す
る分注流路と、前記分注流路からサンプリングノズル内
に通ずる流路内に洗浄液を供給しサンプリングノズル内
部を洗浄する洗浄液供給手段と、前記洗浄液供給手段及
び前記シリンジを接続する洗浄液流路と、前記洗浄液流
路を開閉する電磁弁とを有する液体試料分注機構の前記
サンプリングノズルの詰まり検知装置において、前記分
注流路内に設けられ前記サンプリングノズル内洗浄時の
吐出圧力を測定する圧力測定手段と、前記サンプリング
ノズル内洗浄液供給オフ時より測定した前記吐出圧力の
負圧を基に前記サンプリングノズルの詰まりを検知する
検知手段とを有する。
【0011】ここで好ましくは、前記液体試料分注機構
は自動分析装置に備えられる。
【0012】また、好ましくは、前記検知手段は前記吐
出圧力の負圧に代え、前記流路内洗浄液供給オフ時より
所定時間経過後に測定した前記吐出圧力の残圧を基に前
記サンプリングノズルの詰まりを検知する。
【0013】また、好ましくは、前記検知手段は前記吐
出圧力の負圧及び残圧の両方を基に前記サンプリングノ
ズルの詰まりを検知しその度合いを判定する。
【0014】また、好ましくは、前記サンプリングノズ
ルによる試料の吸引時の吸引圧力を基に前記サンプリン
グノズルの詰まりを検知する吸引時ノズル詰まり検知手
段をさらに有する。
【0015】
【作用】上記のように構成した本発明によれば、サンプ
リングノズルとシリンジとを接続する分注流路に設けら
れた圧力センサー等の圧力測定手段により、サンプリン
グノズル内洗浄時の流路内洗浄液の吐出圧力が測定さ
れ、流路内洗浄液の供給がオフされた時より測定された
吐出圧力の圧力波形の負圧及び残圧のうちいづれか一
方、または両方を基にサンプリングノズルの詰まりが検
知される。このサンプリングノズル洗浄時の流路内洗浄
液の吐出圧力は、試料分注時の吸引圧力に比較して大き
な値にすることができ、試料の分注量に関係なく詰まり
の検知が容易になる。
【0016】また、詰まりの度合いによって圧力波形の
変化、即ち負圧及び残圧の変化が顕著であり、本発明は
このことを利用する。即ち、ノズルの詰まりの度合いに
よる影響は流路内洗浄液の吐出終了直後の分注流路内の
圧力波形に顕著に現れる。例えば、サンプリングノズル
の詰まりの無い場合、流路内洗浄液の吐出終了直後の分
注流路内圧力は流路内洗浄液の慣性力によって負圧とな
る。ところが、サンプリングノズルの詰まりの度合いが
増し、閉塞されていくとともにノズル内の抵抗が大きく
なり流路内洗浄液の慣性力が減少するので負圧の大きさ
は小さくなり、やがて0になる。さらに詰まりの度合い
が増し、閉塞が進むと逆に残圧が発生するようになり、
これが増大して行って完全な閉塞状態では大気圧に復帰
できなくなり、残圧は一定値のまま変化しなくなる。本
発明では、上記のようなノズルの詰まりの度合いによる
圧力波形の変化を測定し、負圧または残圧の大きさを基
にして確実かつ精度よくノズルの詰まりを検知し、その
度合いを判定する。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例によるノズルの詰ま
り検知装置について、図1から4により説明する。図1
に、本実施例のノズルの詰まり検知装置を具備した自動
分析装置の概略図を示す。本自動分析装置は、試料の吸
引及び吐出を行う構成として、サンプリングノズル(以
下、ノズルという)1、シリンジ2、ノズル1とシリン
ジ2とを接続する分注流路3、リフト1a、サンプルカ
ップ4、反応容器5を備え、またノズル1を洗浄する構
成として、洗浄液供給手段である給水タンク10及び給
水ポンプ11、給水ポンプ11とシリンジ2とを接続す
る洗浄液流路12、洗浄液流路12に設けられた電磁弁
13を備える。また、圧力測定手段である圧力測定器2
0が分注流路3に設けられ、圧力測定器20には検知手
段であるDCアンプ21、A/D変換器22、波形分析
回路23、中央情報処理装置(以下、CPUという)2
4、ノズルの詰まりの状況を知らせる表示手段25、サ
ンプルカップ4や反応容器5を載せたディスク(図示せ
ず)等の自動分析装置の各駆動機構(簡単のためまとめ
て1つに表す)26が接続されている。
【0018】また、図2にブロック図で示すように、波
形分析回路23は負圧ピーク値検出部30、残圧値検出
部31、電磁弁オフ判断部32により構成され、CPU
24は負圧値判断部35、残圧値判断部36、表示駆動
部37、停止指令部38、電磁弁オン・オフ指令部39
により構成される。図1の圧力測定器20で測定されD
Cアンプ21で増幅されA/D変換器22でデジタル変
換された吐出圧力波形は、波形分析回路23の負圧ピー
ク値検出部30及び残圧値検出部31に入力される。そ
して、CPU24の電磁弁オン・オフ指令部39より流
路内洗浄液(以下、洗浄水という)の供給オフの指令信
号が発せられると図1の電磁弁13が閉となり、同時に
波形分析回路23の電磁弁オフ判断部32にその指令信
号が入力され、負圧ピーク値検出部30及び残圧値検出
部31において流路内洗浄液の供給オフ時からの負圧ピ
ーク値と残圧値とがそれぞれ検出される。この負圧ピー
ク値と残圧値とは負圧値判断部35及び残圧値判断部3
6にそれぞれ入力され、負圧値判断部35はノズルの詰
りを判断した後、表示駆動部37を作動させ、一方、残
圧値判断部36はノズルの詰りを判断した後、表示駆動
部37及び停止指令部38を作動させる。表示駆動部3
7及び停止指令部38はそれぞれ図1の表示手段25及
び各駆動機構26を駆動する。
【0019】図1に戻り、試料の分注時には、シリンジ
2のピストンの上下動によりサンプルカップ4からの試
料6の吸引、及び反応容器5への吐出を繰り返す。尚、
ノズル1のサンプルカップ4と反応容器5との間の移動
はリフト1aによって行う。そして、ある試料から次の
試料の吸引に移る前に電磁弁13を開き、給水ポンプ1
1により給水タンク10内の洗浄水14が洗浄液流路1
2及び分注流路3を介してノズル1から吐出し、ノズル
1内の洗浄が行われる。この時シリンジ2は駆動されず
給水ポンプ11の吐出圧力がそのままノズル1に加えら
れる。そして、CPU24からの指令により洗浄水14
の供給オフの指令信号が発せられると電磁弁13が閉と
なり、洗浄水14の吐出圧力波形が波形分析回路23及
びCPU24で分析されノズルの詰まりが検知される。
【0020】次に、波形分析回路23及びCPU24に
おけるノズルの詰まりの検知及びその度合いの判断につ
いて、図2のブロック図及び図3のフローチャートによ
り説明する。ノズル1内の洗浄中において、まずステッ
プ101で電磁弁13が閉にされるまで待機状態とし、
CPU24からの指令で電磁弁13が閉になるとステッ
プ102に進み、電磁弁オン・オフ指令部39から電磁
弁オフ判断部32にその指令信号が入力され、負圧ピー
ク値検出部30において負圧ピーク値が検出される。次
に、ステップ103に進み、負圧ピーク値が負圧値判断
部35に入力されてその値が0以上か否かが判断され
る。そして、0以上であるならばノズルの詰まりはなく
正常と判断され、ステップ104において表示駆動部3
7が作動し、表示手段25で正常であると表示して試料
分析動作が続行される。
【0021】一方、負圧ピーク値が0以上でないなら
ば、ノズルの詰まりがあると判断され、ステップ105
に進み、残圧値検出部31に備えられたタイマー機能に
より電磁弁13閉から所定時間が経過した後にステップ
106において残圧値が検出される。尚、負圧ピーク値
が0以上の時は残圧は表れないので残圧値検出部31に
よる検出は行われないが、負圧ピーク値が0以上でない
時は残圧が表れるので電磁弁13閉とともに上記タイマ
ー機能が作動し、電磁弁13閉から所定時間が経過した
後に残圧値が検出されることになる。次に、ステップ1
07に進み、残圧値が残圧値判断部36に入力されてそ
の値が所定値以下か否かが判断される。そして、所定値
以下であるならばノズルの詰まりは軽度であると判断さ
れ、ステップ108において表示駆動部37が作動して
表示手段25で軽度詰まりが発生したと表示し、さらに
停止指令部38が作動して各駆動機構26が停止し試料
分析動作が停止する。一方、残圧値が所定値以下でない
ならばノズルの詰まりは重度であると判断され、ステッ
プ109において表示駆動部37が作動して表示手段2
5で重度詰まりが発生したと表示し、さらに停止指令部
38が作動して各駆動機構26が停止し試料分析動作が
停止する。
【0022】図4に、ノズルの詰まりの度合いによる吐
出圧力の波形変化、即ち負圧ピーク値と残圧値の変化を
示す。図4では、時間の推移を横軸にとってあり、時刻
0で電磁弁13を開にして洗浄水を流すことにより吐
出圧力は一定となり、時刻t1で電磁弁13を閉とする
ことによりノズルの詰まりの度合いに応じて(a)から
(e)のように吐出圧力が変化することが示されてい
る。尚、簡単のため、図4では大気圧を0としている。
まず、ノズルの詰まりの無い場合は、(a)に示すよう
に時刻t1に電磁弁が閉となった直後の吐出圧力はすぐ
には0にならず洗浄水の慣性力によって一旦負圧とな
り、若干振動した後に0になる。次に、ノズルの詰まり
の度合いが増し閉塞されてくると、(b)に示すように
ノズル内の抵抗が大きくなり流路内洗浄液の慣性力が減
少するので負圧ピーク値の大きさは小さくなり、さらに
ノズルの詰まりの度合いが増すと(c)に示すように負
圧が0となる。以上(a)から(c)までの負圧が0以
上の場合では、一応ノズルの分注精度は信用できる範囲
にあるものと考えられる。図3のステップ103で負圧
のピーク値が0以上の時に正常と判断するのはこのため
である。さらにノズルの詰まりの度合いが増し閉塞が進
むと、(d)に斜線で示すように残圧が発生するように
なり、さらに一層閉塞が進んで完全に閉塞されると、
(e)に斜線で示すように吐出圧力は0に復帰できなく
なり、残圧は一定値のまま変化しなくなる。
【0023】図4(a)から(e)の状態に対応する負
圧のピーク値及び電磁弁を閉じてからt秒後の残圧値は
ノズルの詰まり度合いによって図5のように変化する。
尚、図中(c)のように途中負圧が0になった後、詰ま
りの度合いがある程度増大しないと図中(d)のように
残圧が発生しない。ここに、図中(a)から(e)は図
4の(a)から(e)の状態に対応するものとする。
【0024】残圧があるときの詰まりの度合は、図4
(d)及び(e)に示すように、電磁弁13を閉にした
時刻t1から時間t後の残圧値Pを検出し、この残圧値
と予め決められた所定値とを比較することによって判断
することができる。図3のステップ105で説明した残
圧値検出部31のタイマー機能による所定時間が上記時
間tにあたり、この時の残圧値Pと上記所定値とを比較
することによってステップ107で説明したようにノズ
ルの詰まりが軽度か重度かが判断される。
【0025】以上のように本実施例によれば、ノズル1
洗浄時の洗浄水の吐出圧力の変化を利用するので、従来
のように試料分注時の吸引圧力の変化を利用した場合に
比較して圧力の変化を大きくすることができ、試料の分
注量に関係なくが容易にノズルの詰まりの検知ができ
る。
【0026】また、圧力測定器20で吐出圧力を測定
し、その吐出圧力の圧力波形のうちノズルの詰まりの度
合いによって顕著な変化を示す負圧ピーク値及び残圧値
の大きさを基にしているので、確実かつ精度よくノズル
の詰まりを検知し、その度合いを判定することができ
る。
【0027】次に、本発明の他の実施例を図6のフロー
チャートにより説明する。本実施例の装置の構成は前述
の実施例と同様であり、負圧ピーク値の判断の方法のみ
が前述の実施例と異なる。図6において、まず、ステッ
プ201及び202において前述の実施例と同様に負圧
ピーク値が検出される。次に、ステップ203に進み、
負圧ピーク値が負圧値判断部35に入力されてその値が
図4(a)に示す第1レベルP1(例えば73キロパス
カル)以上か否かが判断される。そして、P1以上であ
るならばノズルの詰まりはないので正常と判断され、ス
テップ204において表示駆動部37が作動し、表示手
段25で正常であると表示して試料分析動作が続行され
る。
【0028】負圧ピーク値がP1以上でないならば、ス
テップ203aに進み、負圧ピーク値が図4(c)に示
す第2レベルP2(ここでは0とした)以上か否かが判
断される。そして、P2以上であるならばノズルの詰ま
りはほとんど問題なく準正常と判断され、ステップ20
4aにおいて表示手段25で準正常であると表示して試
料分析動作が続行される。
【0029】また、ステップ203aで負圧ピーク値が
2(=0)以上でないと判断されたときは、ノズルの
詰まりがあると判断され、ステップ205に進み、以
下、ステップ205から209までは図3のステップ1
05から109までと同様のフローによる動作が行わ
れ、軽度または重度の詰まりが発生したと表示して試料
分析装置が停止する。
【0030】尚、本実施例では負圧ピーク値と2つのレ
ベルP1、P2とを比較したが、これ以上のレベルと比較
してもよい。また、残圧値と比較する所定値も1つでは
なく2つ以上としてもよい。
【0031】本実施例によれば、前述の実施例による効
果が得られるだけでなく、ノズルの詰まりの度合いを段
階的に判断することができる。
【0032】以上2つの実施例ではノズル洗浄時の洗浄
液の吐出圧力のみを利用してノズルの詰まりを検知した
が、従来からの試料分注時の吸引圧力を利用したノズル
の詰まりを検知する構成を併用し、分注量の多い試料の
吸引時にこれを適用してもよい。
【0033】また、上記実施例ではノズル洗浄時に給水
ポンプの吐出圧力がそのままノズルに加えられる構成と
したが、給水ポンプではなく、給水タンクと電磁弁との
間に比較的大容量のシリンジを別途設け、この大容量シ
リンジによりノズル内を洗浄する場合には大容量のシリ
ンジからノズルに加わる吐出圧力の変化をノズルの詰ま
りの検知に利用してもよい。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、サンプリングノズル洗
浄時の流路内洗浄液の吐出圧力の変化を利用するので、
試料の分注量に関係なくが容易にノズルの詰まりの検知
ができる。
【0035】また、圧力測定手段で吐出圧力を測定し、
その吐出圧力の圧力波形のうちノズルの詰まりの度合い
によって顕著な変化を示す負圧ピーク値及び残圧値の大
きさを利用するので、確実かつ精度よくノズルの詰まり
を検知し、その度合いを判定することができる。
【0036】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるノズルの詰まり検知装
置を具備した自動分析装置の概略図である。
【図2】図1に示した波形分析回路及びCPUの構成を
示すブロック図である。
【図3】図2に示した波形分析回路及びCPUにおける
ノズルの詰まりの検知及びその度合いの判断を行うフロ
ーチャートである。
【図4】ノズルの詰まりの度合いによる吐出圧力の波形
変化、即ち負圧ピーク値と残圧値の変化を示す図であ
る。
【図5】ノズルの詰まり度合いによる、負圧のピーク値
及び電磁弁を閉じてからt秒後の残圧値の変化を示す図
である。
【図6】本発明の他の実施例によるノズルの詰まりの検
知及びその度合いの判断を行うフローチャートである。
【符号の説明】
1 ノズル 2 シリンジ 3 分注流路 6 試料 10 給水タンク 11 給水ポンプ 12 洗浄液流路 13 電磁弁 14 洗浄水 20 圧力測定器 21 DCアンプ 22 A/D変換器 23 波形分析回路 24 CPU 25 表示手段 26 駆動機構 30 負圧ピーク値検出部 31 残圧値検出部 32 電磁弁オフ判断部 35 負圧判断部 36 残圧値判断部 37 表示駆動部 38 停止司令部 39 電磁弁オン・オフ指令部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サンプリングノズルと、前記サンプリン
    グノズルに液体試料を吸引吐出させるシリンジと、前記
    サンプリングノズル及び前記シリンジを接続する分注流
    路と、前記分注流路からサンプリングノズル内に通ずる
    流路内に洗浄液を供給しサンプリングノズル内部を洗浄
    する洗浄液供給手段と、前記洗浄液供給手段及び前記シ
    リンジを接続する洗浄液流路と、前記洗浄液流路を開閉
    する電磁弁とを有する液体試料分注機構の前記サンプリ
    ングノズルの詰まり検知装置において、前記分注流路内
    に設けられ前記サンプリングノズル内洗浄時の吐出圧力
    を測定する圧力測定手段と、前記サンプリングノズル内
    洗浄液供給オフ時より測定した前記吐出圧力の負圧を基
    に前記サンプリングノズルの詰まりを検知する検知手段
    とを有することを特徴とするノズルの詰まり検知装置。
  2. 【請求項2】 サンプリングノズルと、前記サンプリン
    グノズルに液体試料を吸引吐出させるシリンジと、前記
    サンプリングノズル及び前記シリンジを接続する分注流
    路と、前記分注流路からサンプリングノズル内に通ずる
    流路内に洗浄液を供給しサンプリングノズル内部を洗浄
    する洗浄液供給手段と、前記洗浄液供給手段及び前記シ
    リンジを接続する洗浄液流路と、前記洗浄液流路を開閉
    する電磁弁とを有する液体試料分注機構を備える自動分
    析装置の前記サンプリングノズルの詰まり検知装置にお
    いて、前記分注流路内に設けられ前記サンプリングノズ
    ル内洗浄時の吐出圧力を測定する圧力測定手段と、前記
    サンプリングノズル内洗浄液供給オフ時より測定した前
    記吐出圧力の負圧を基に前記サンプリングノズルの詰ま
    りを検知する検知手段とを有することを特徴とするノズ
    ルの詰まり検知装置。
  3. 【請求項3】 サンプリングノズルと、前記サンプリン
    グノズルに液体試料を吸引吐出させるシリンジと、前記
    サンプリングノズル及び前記シリンジを接続する分注流
    路と、前記分注流路からサンプリングノズル内に通ずる
    流路内に洗浄液を供給しサンプリングノズル内部を洗浄
    する洗浄液供給手段と、前記洗浄液供給手段及び前記シ
    リンジを接続する洗浄液流路と、前記洗浄液流路を開閉
    する電磁弁とを有する液体試料分注機構を備える自動分
    析装置の前記サンプリングノズルの詰まり検知装置にお
    いて、前記分注流路内に設けられ前記サンプリングノズ
    ル内洗浄時の吐出圧力を測定する圧力測定手段と、前記
    サンプリングノズル内洗浄液供給オフ時より所定時間経
    過後に測定した前記吐出圧力の残圧を基に前記サンプリ
    ングノズルの詰まりを検知する検知手段とを有すること
    を特徴とするノズルの詰まり検知装置。
  4. 【請求項4】 サンプリングノズルと、前記サンプリン
    グノズルに液体試料を吸引吐出させるシリンジと、前記
    サンプリングノズル及び前記シリンジを接続する分注流
    路と、前記分注流路からサンプリングノズル内に通ずる
    流路内に洗浄液を供給しサンプリングノズル内部を洗浄
    する洗浄液供給手段と、前記洗浄液供給手段及び前記シ
    リンジを接続する洗浄液流路と、前記洗浄液流路を開閉
    する電磁弁とを有する液体試料分注機構を備える自動分
    析装置の前記サンプリングノズルの詰まり検知装置にお
    いて、前記分注流路内に設けられ前記サンプリングノズ
    ル内洗浄時の吐出圧力を測定する圧力測定手段と、前記
    サンプリングノズル内洗浄液供給オフ時より測定した前
    記吐出圧力の負圧および所定時間経過後に測定した残圧
    を基に前記サンプリングノズルの詰まりを検知しその度
    合いを判定する検知手段とを有することを特徴とするノ
    ズルの詰まり検知装置。
  5. 【請求項5】 さらに、前記サンプリングノズルによる
    試料の吸引時の吸引圧力を基に前記サンプリングノズル
    の詰まりを検知する吸引時ノズル詰まり検知手段を有す
    ることを特徴とする請求項4記載のノズルの詰まり検知
    装置。
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