JPH0610995U - ドラム用フットペダル - Google Patents

ドラム用フットペダル

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JPH0610995U
JPH0610995U JP056215U JP5621592U JPH0610995U JP H0610995 U JPH0610995 U JP H0610995U JP 056215 U JP056215 U JP 056215U JP 5621592 U JP5621592 U JP 5621592U JP H0610995 U JPH0610995 U JP H0610995U
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芳輝 星野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 真円ホイルに近い自然なペダルの操作フィー
リングで、ビータの作動速度を加速することができ、演
奏者が楽に力強い演奏を行うことのできるドラム用フッ
トペダルを提供する。 【構成】 ビータBのための揺動部材20とペダル先端
部とが連結部材30によって連結されてなるドラム用フ
ットペダル10において、前記揺動部材の前部側が大径
ホイル部21によって形成され、その後部側に中間部2
3を介して小径ホイル部22が形成されていて、ビータ
のドラムヘッド打叩位置直前までは前記大径ホイル部が
作用し、打叩位置では小径ホイル部が作用するように構
成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はドラム用フットペダルの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ドラム用のフットペダルは、チェーンなどの連結部材によってビータ と一体に回動するスプロケットなどの揺動部材と連結されていて、当該フットペ ダルの踏込みによって前記揺動部材が回動しビータがドラムヘッドを打叩するよ うになっている。
【0003】 ところで、この揺動部材の形状には大きく分けて二種類あり、一つはビータ回 動軸とスプロケットのピッチ円の中心が同一のホイル部材よりなる、いわゆる真 円ホイルと呼ばれるもので、その一例を図10に示す。図中の符号100はフッ トペダル装置、101はペダルプレート、102は支柱、103は揺動部材、1 04はスプロケット、105は連結部材、106はビータ、107はビータ回動 軸、108はドラムヘッド、109はフープクランプである。
【0004】 図11に示されるように、この揺動部材103によれば、ペダルプレート10 1の踏込み深さとビータ回動軸107の回動距離との比は常に一定であるため、 当該ペダルプレート101の踏込み速度とビータ106の打叩速度は比例する。 そのため、その操作フィーリングはクセがなくマイルドで、多くの演奏者に好ま れている。
【0005】 しかしながら、ビータ106の打叩速度を増すためにはペダルプレート101 の踏込み速度を速めるしか方法がなく、演奏者の疲労が大きいという問題があっ た。
【0006】 そして、もう一つの揺動部材は偏心ホイルと呼ばれるもので、実公昭63−3 3262号公報にその一例が示される。 図12に示されるように、この揺動部材113にはビータ回動軸117がスプ ロケット114のピッチ円の中心より後方に形成されていて、装置110のペダ ルプレート111を踏み込むにつれてビータ回動軸117とスプロケット114 との距離が徐々に短くなるように構成されている。なお、図中の符号で図10と 同一の符号は同一の部材を示す。
【0007】 それによって、図13からよりよく理解されるように、ペダルプレートの踏み 込み深さに対するビータの回動角度が加速度的に増加し、もってビータの打叩速 度が増す。 そのため、演奏者は同じ踏込み速度で楽にビータの打叩速度を速めることがで き、ドラムヘッドをより一層力強くヒットすることができる。
【0008】 しかしながら、かかる偏心ホイルにあっては、演奏者の踏込み足の加速感と実 際のホイルの回動によるビータの加速状態が異なるので、操作には熟練が必要で 満足のいく操作フィーリングが得られ難いという問題があった。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、このような問題点に鑑み提案されたものであって、真円ホイルに 近い自然なペダルの操作フィーリングで、ビータの作動速度を加速することがで き、演奏者が楽に力強い演奏を行うことのできるドラム用フットペダルを提供し ようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
すなわち、この考案は、ビータのための揺動部材とペダル先端部とが連結部材 によって連結されてなるドラム用フットペダルにおいて、前記揺動部材の前部側 が大径ホイル部によって形成され、その後部側に中間部を介して小径ホイル部が 形成されていて、ビータのドラムヘッド打叩位置直前までは前記大径ホイル部が 作用し、打叩位置では小径ホイル部が作用するように構成したことを特徴とする ドラム用フットペダルに係る。
【0011】
【実施例】
以下添付の図面に従ってこの考案を詳細に説明する。 図1はこの考案のドラム用フットペダルの一例を示す一部を切り欠いた側面図 、図2はその2矢視図、図3はその要部を示す側面図、図4はこの考案に用いら れる揺動部材の一例を示す正面図、図5はその5矢視図、図6は図4の6矢視図 である。
【0012】 図7ないし図9はこの考案のドラム用フットペダルの作動状態を示す図で、図 7はペダルを踏み込んだ直後の状態を示す要部の図、図8はさらにペダルを踏ん でビータが回動している状態を示す要部の図、図9はビータがドラムヘッドを打 叩する直前の状態を示す要部の図である。
【0013】 図1ないし図3にこの考案のドラム用フットペダル10の一例を示す。符号1 1はベース、12は前記ベース11の両側に立設された支柱、13はビータ回動 軸で前記支柱の上部に玉軸受け14を介して回動自在に取り付けられている。
【0014】 前記ビータ回動軸13の略中央部には、ビータ取付部材15と当該ビータ取付 部材15と一体に回動しビータBに作用する揺動部材20とが取り付けられてい る。図中の符号16はフープクランプ、17はスプリング、19はビータBの固 定ネジである。
【0015】 揺動部材20は、図4ないし図6に示されるように、大径ホイル部21とその 後部側に中間部23を介して設けられた小径ホイル部22とから構成されている 。符号25は後述する連結部材30の一端が取り付けられる取付部、26は揺動 部材20をビータ回動軸13に固定するためのネジ孔である。
【0016】 大径ホイル部21は従来の真円ホイル相当である半径R1の円弧によって構成 され、前記揺動部材20においてその前部側すなわちドラムヘッド50側に形成 されて、ドラムヘッドの打叩直前までの前記ビータBの動きに作用する。
【0017】 小径ホイル部22は前記大径ホイル部21より小さな半径R2の円弧によって 構成されており、この実施例では部分スプロケットSよりなる。前記小径ホイル 部22は、ドラムヘッド打叩直前から前記ビータBがドラムヘッドを打叩するま での間の当該ビータBの動きに作用する。
【0018】 この大径ホイル部21と小径ホイル部22との間には、それぞれの半径R1, R2との差をなめらかに連結する中間部23が形成されている。
【0019】 前記小径ホイル部22の端部22aには連結部材30の一端が取り付けられ、 揺動部材20の外周に巻着される。 この連結部材30はチェーンなどからなり、前記中間部23および大径ホイル 部21を経て、他端がペダルプレートPの先端部P1に連結されている。
【0020】 ペダルプレートPは後端部P2が前記ベース11に回動自在に軸着されていて 、当該ペダルプレートPを踏み込むことにより、前記連結部材30が引き下げら れ、揺動部材20が回動し、もってビータ取付部材15が回動してビータBがド ラムヘッド50を打叩する。
【0021】 図5からよりよく理解されるように、この実施例において、前記大径ホイル部 21および中間部23の外周面はその表面に消音材40が貼着された曲面部によ って構成されていて、前記ペダルプレートPの踏込みの際に前記揺動部材20と 連結部材30とが噛み合って発生するノイズを抑えることができる。
【0022】 また、図2から理解されるように、連結部材30を2列のチェーン部材31に よって構成することにより、ペダルプレートの踏込み操作による当該ペダルプレ ートPのねじれや横ぶれを防ぎ確実なペダル操作を行うことができる。
【0023】 図7ないし図9にこの考案のドラム用フットペダルの作動状態を示す。 まず、図7に図示されるように、ペダルプレートPの踏込み直後では、ビータ Bの作動速度は揺動部材20の大径ホイル部21によって作用され、連結部材3 0を介してビータ回動軸13に伝達される。
【0024】 すなわち、半径R1の真円ホイルを用いた場合の操作フィーリングと同一であ るので、踏込み加速感とビータBの加速とはほぼ一致し、従来の真円ホイルの利 点を生かしたマイルドでくせのない操作感を得ることができる。
【0025】 そして、図8はさらにペダルプレートPを踏み込んだ状態で、ビータBの作動 速度は前記大径ホイル部21および中間部23によって作用される
【0026】 図9はビータBがドラムヘッド50を打叩する直前までペダルプレートPを踏 み込んだ状態を示したもので、ビータ回動軸13の回動は揺動部材20の小径ホ イル部22によって作用される。
【0027】 すなわち、ペダルプレートPを踏み込むにつれてビータBを作用する揺動部材 20の半径が小さくなるので、接続部材30の引下げ長に対する揺動部材20の 回動角度が大きくなり、ビータBの作動速度をドラムヘッド50の打叩直前に加 速することができる。
【0028】 したがって、ビータBが、演奏者のペダルの踏込み速度を速めることによって 加速されるだけでなく、さらにフットペダルによっても加速されるので、より力 強い演奏を楽に行うことができる。 なお、小径ホイル部22がビータBに作用する距離は微小であるので、ペダル プレート復帰速度は真円ホイルと同様である。
【0029】
【考案の効果】 以上図示し説明したように、この考案のドラム用フットペダルによれば、ドラ ムヘッドへの打叩直前まではビータが真円ホイルに相当する大径ホイル部によっ て作用され、打叩直前から打叩まではビータが偏心ホイルの利点を有する小径ホ イル部によって作用される。 したがって、フットペダルの真円ホイルの操作フィーリングで、ビータ作動速 度を適宜に加速することができ、細かいビートや力強いビートでの演奏を容易に 行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のドラム用フットペダルの一例を示す
一部を切り欠いた側面図である。
【図2】その2矢視図である。
【図3】その要部を示す側面図である。
【図4】この考案に用いられる揺動部材の一例を示す正
面図である。
【図5】その5矢視図である。
【図6】図4の6矢視図である。
【図7】ペダルを踏み込んだ直後の状態を示す要部の図
である。
【図8】さらにペダルを踏んでビータが回動している状
態を示す要部の図である。
【図9】ビータがドラムヘッドを打叩する直前の状態を
示す要部の図である。
【図10】従来のドラム用フットペダルの一例を示す側
面図である。
【図11】その要部を示す側面図である。
【図12】従来のドラム用フットペダルの他の例を示す
側面図である。
【図13】その要部を示す側面図である。
【符号の説明】
10 ドラム用フットペダル 20 揺動部材 21 小径ホイル部 22 大径ホイル部 23 中間部 30 連結部材 40 消音材 50 ドラムヘッド B ビータ P ペダルプレート

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビータのための揺動部材とペダル先端部
    とが連結部材によって連結されてなるドラム用フットペ
    ダルにおいて、 前記揺動部材の前部側が大径ホイル部によって形成さ
    れ、その後部側に中間部を介して小径ホイル部が形成さ
    れていて、ビータのドラムヘッド打叩位置直前までは前
    記大径ホイル部が作用し、打叩位置では小径ホイル部が
    作用するように構成したことを特徴とするドラム用フッ
    トペダル。
  2. 【請求項2】 請求項1において、大径ホイル部が表面
    に消音材が貼着された曲面部によって構成されているド
    ラム用フットペダル。
JP1992056215U 1992-07-16 1992-07-16 ドラム用フットペダル Expired - Lifetime JP2588106Y2 (ja)

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US08/058,015 US5379674A (en) 1992-07-16 1993-05-05 Beater swing control foot pedal for drum

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JPH0610995U true JPH0610995U (ja) 1994-02-10
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