JPH0611010A - トルクコンバータ用粘性カップリング - Google Patents
トルクコンバータ用粘性カップリングInfo
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- JPH0611010A JPH0611010A JP5082745A JP8274593A JPH0611010A JP H0611010 A JPH0611010 A JP H0611010A JP 5082745 A JP5082745 A JP 5082745A JP 8274593 A JP8274593 A JP 8274593A JP H0611010 A JPH0611010 A JP H0611010A
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- JP
- Japan
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- clutch
- annular
- viscous
- side wall
- housing
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H45/00—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches
- F16H45/02—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H45/00—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches
- F16H45/02—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
- F16H2045/0273—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type characterised by the type of the friction surface of the lock-up clutch
- F16H2045/0278—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type characterised by the type of the friction surface of the lock-up clutch comprising only two co-acting friction surfaces
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H45/00—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches
- F16H45/02—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
- F16H2045/0273—Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type characterised by the type of the friction surface of the lock-up clutch
- F16H2045/0284—Multiple disk type lock-up clutch
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49316—Impeller making
- Y10T29/4933—Fluid coupling device
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49826—Assembling or joining
- Y10T29/4984—Retaining clearance for motion between assembled parts
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 粘性せん断空間の作動室におけるランドと溝
の機械加工をなくして、製造コストを低減した粘性カッ
プリングを提供すること。 【構成】トルクコンバータハウジング(H) 及び出力軸
(S) を含むトルクコンバータアセンブリにおいてバイパ
ス素子として用いる形式の粘性カップリング(11)であっ
て、本体部材(13)と、カバー部材(15)と、環状のクラッ
チアセンブリ(19)を備え、クラッチアセンブリに設けら
れた1対のクラッチプレート(53,57) が取り付け部分(3
7)とスプライン係合しており、カップリングハウジング
のハウジングプレート(59)がクラッチプレート間に配置
されている。ハウジングプレート(59)の外側部分(61)が
本体部材とカバー部材との間に固定されている。
の機械加工をなくして、製造コストを低減した粘性カッ
プリングを提供すること。 【構成】トルクコンバータハウジング(H) 及び出力軸
(S) を含むトルクコンバータアセンブリにおいてバイパ
ス素子として用いる形式の粘性カップリング(11)であっ
て、本体部材(13)と、カバー部材(15)と、環状のクラッ
チアセンブリ(19)を備え、クラッチアセンブリに設けら
れた1対のクラッチプレート(53,57) が取り付け部分(3
7)とスプライン係合しており、カップリングハウジング
のハウジングプレート(59)がクラッチプレート間に配置
されている。ハウジングプレート(59)の外側部分(61)が
本体部材とカバー部材との間に固定されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粘性カップリング、特
に現在では自動変速機トルクコンバータに用いられて、
トルクコンバータを迂回するバイパス素子として機能す
る形式のそのような粘性カップリングに関するものであ
る。
に現在では自動変速機トルクコンバータに用いられて、
トルクコンバータを迂回するバイパス素子として機能す
る形式のそのような粘性カップリングに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】トルクコンバータ式自動変速機は、自動
車に広く用いられ、受け入れられている。この用途では
全般的には満足できるが、トルクコンバータ式自動変速
機は本来的に一定量の滑りを伴っているため、本来的に
車両の燃料経済性にロスが生じる。そのような滑りを最
小限に抑え、それによって燃料経済性を向上させるため
の努力がこれまでなされてきている。それは、トルクコ
ンバータをある種の直結駆動部、一般的には車両が高い
歯車比で作動して所定車速以上である時に作動するもの
によってバイパスするように作られていた。この形式の
素子に関して「バイパス」という用語を用いるが、この
素子は、実際にはトルクコンバータと平行配置されてい
てトルクを伝達している点は当業者に理解されている。
車に広く用いられ、受け入れられている。この用途では
全般的には満足できるが、トルクコンバータ式自動変速
機は本来的に一定量の滑りを伴っているため、本来的に
車両の燃料経済性にロスが生じる。そのような滑りを最
小限に抑え、それによって燃料経済性を向上させるため
の努力がこれまでなされてきている。それは、トルクコ
ンバータをある種の直結駆動部、一般的には車両が高い
歯車比で作動して所定車速以上である時に作動するもの
によってバイパスするように作られていた。この形式の
素子に関して「バイパス」という用語を用いるが、この
素子は、実際にはトルクコンバータと平行配置されてい
てトルクを伝達している点は当業者に理解されている。
【0003】そのような従来形の直結駆動形バイパス構
造は燃料経済性を向上させているが、用いられるバイパ
ス素子の形式によっては、一定の作動状態では様々な駆
動系の振動を車室に伝達して、車両の乗り心地を低下さ
せる。
造は燃料経済性を向上させているが、用いられるバイパ
ス素子の形式によっては、一定の作動状態では様々な駆
動系の振動を車室に伝達して、車両の乗り心地を低下さ
せる。
【0004】車室に駆動系の振動を伝達しないバイパス
素子を提供するため、当業者はバイパス素子として粘性
カップリングを用いてきた。粘性カップリングをバイパ
ス素子として用いることは駆動系の振動の伝達を最小限
に抑えるには確かに役立つが、カップリングを最長寿命
が得られるように設計すると同時に、信頼性が高く、低
コストで製造できるようにすることも重要である。
素子を提供するため、当業者はバイパス素子として粘性
カップリングを用いてきた。粘性カップリングをバイパ
ス素子として用いることは駆動系の振動の伝達を最小限
に抑えるには確かに役立つが、カップリングを最長寿命
が得られるように設計すると同時に、信頼性が高く、低
コストで製造できるようにすることも重要である。
【0005】本発明に関連した形式の典型的な従来形粘
性カップリングが、本発明の譲受人に譲渡されている米
国特許第5,044,477 号に記載されており、この発明は参
考として本説明に含まれる。このようなカップリング
は、一般的に鋳込みアルミニウム本体すなわち側壁部材
と、鋳込みアルミニウムクラッチ部材とを含む。次に、
これらの鋳込みアルミニウム部材の各々を機械加工する
ことによって複数の環状同心形ランド及び溝を形成し
て、本体及びクラッチを組み付けた時にそれらのランド
及び溝が噛み合って蛇行形粘性せん断空間が形成される
ようにしている。作動時には、せん断空間に一般的にシ
リコーン流体である粘性流体が充填されるため、粘性カ
ップリング分野の専門家には公知のように、本体部材が
回転すると、トルクが粘性せん断ドラグによってクラッ
チ部材に伝達される。
性カップリングが、本発明の譲受人に譲渡されている米
国特許第5,044,477 号に記載されており、この発明は参
考として本説明に含まれる。このようなカップリング
は、一般的に鋳込みアルミニウム本体すなわち側壁部材
と、鋳込みアルミニウムクラッチ部材とを含む。次に、
これらの鋳込みアルミニウム部材の各々を機械加工する
ことによって複数の環状同心形ランド及び溝を形成し
て、本体及びクラッチを組み付けた時にそれらのランド
及び溝が噛み合って蛇行形粘性せん断空間が形成される
ようにしている。作動時には、せん断空間に一般的にシ
リコーン流体である粘性流体が充填されるため、粘性カ
ップリング分野の専門家には公知のように、本体部材が
回転すると、トルクが粘性せん断ドラグによってクラッ
チ部材に伝達される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記形式の粘性カップ
リングはトルクコンバータバイパス素子として作動する
際には非常に満足できるものであったが、本体及びクラ
ッチ部材の両方にランド及び溝を機械加工しなければな
らないことから、そのようなカップリングの製造コスト
が相当に増加する。その結果、それが用いられる市場が
ある程度限定されるため、トルクコンバータバイパス素
子を必要とするすべての自動変速機にそのような粘性カ
ップリングを用いることは経済的に実現不可能であっ
た。
リングはトルクコンバータバイパス素子として作動する
際には非常に満足できるものであったが、本体及びクラ
ッチ部材の両方にランド及び溝を機械加工しなければな
らないことから、そのようなカップリングの製造コスト
が相当に増加する。その結果、それが用いられる市場が
ある程度限定されるため、トルクコンバータバイパス素
子を必要とするすべての自動変速機にそのような粘性カ
ップリングを用いることは経済的に実現不可能であっ
た。
【0007】従って、本発明の目的は、トルクコンバー
タ形(流体カップリング形)自動変速機のバイパス素子
として用いられる、必要な機械加工の量を大幅に減少さ
せ、その結果として製造コストを低減させた粘性カップ
リングを提供することである。
タ形(流体カップリング形)自動変速機のバイパス素子
として用いられる、必要な機械加工の量を大幅に減少さ
せ、その結果として製造コストを低減させた粘性カップ
リングを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、トルクコンバータハウジング及び出力軸
を含むトルクコンバータアセンブリにおけるバイパス素
子として用いられる粘性カップリングであり、この粘性
カップリングは、半径方向に延在した第1,第2の環状
側壁部材を軸方向に離して設けることによってその間に
粘性流体を収容する環状粘性室を形成している環状ハウ
ジングアセンブリをトルクコンバータハウジング内に配
置した形式のものである。
め、本発明は、トルクコンバータハウジング及び出力軸
を含むトルクコンバータアセンブリにおけるバイパス素
子として用いられる粘性カップリングであり、この粘性
カップリングは、半径方向に延在した第1,第2の環状
側壁部材を軸方向に離して設けることによってその間に
粘性流体を収容する環状粘性室を形成している環状ハウ
ジングアセンブリをトルクコンバータハウジング内に配
置した形式のものである。
【0009】環状ハウジングアセンブリには、トルクコ
ンバータハウジングの対向表面とクラッチ作動する半径
方向に延在した環状クラッチ表面が形成されている。第
1,第2側壁部材の一方と粘性クラッチ作動する半径方
向に延在した環状クラッチ部分と、トルクコンバータア
センブリの出力軸と駆動連結する軸方向に延在したクラ
ッチハブ部分とを含む環状クラッチアセンブリが、前記
粘性室内に配置されている。
ンバータハウジングの対向表面とクラッチ作動する半径
方向に延在した環状クラッチ表面が形成されている。第
1,第2側壁部材の一方と粘性クラッチ作動する半径方
向に延在した環状クラッチ部分と、トルクコンバータア
センブリの出力軸と駆動連結する軸方向に延在したクラ
ッチハブ部分とを含む環状クラッチアセンブリが、前記
粘性室内に配置されている。
【0010】この改良形粘性カップリングは、環状クラ
ッチアセンブリに、第1,第2環状側壁部材のそれぞれ
の隣接表面に隣接配置されてそれらと粘性クラッチ作動
する第1,第2の半径方向に延在した環状クラッチプレ
ートが設けられていることを特徴としている。
ッチアセンブリに、第1,第2環状側壁部材のそれぞれ
の隣接表面に隣接配置されてそれらと粘性クラッチ作動
する第1,第2の半径方向に延在した環状クラッチプレ
ートが設けられていることを特徴としている。
【0011】第1,第2クラッチプレートを軸方向に延
在したクラッチハブ部分と連動させ、これによって、ク
ラッチプレートが回転し、クラッチハブ部分を回転させ
ることができる。環状ハウジングアセンブリにはさら
に、軸方向において第1,第2クラッチプレート間に配
置されて、第1,第2クラッチプレートの少なくとも一
方と粘性クラッチ作動する半径方向に延在した環状ハウ
ジングプレートが設けられている。ハウジングプレート
は、環状粘性室の半径方向外側の位置において第1,第
2環状側壁部材と固定係合するように配置されている。
在したクラッチハブ部分と連動させ、これによって、ク
ラッチプレートが回転し、クラッチハブ部分を回転させ
ることができる。環状ハウジングアセンブリにはさら
に、軸方向において第1,第2クラッチプレート間に配
置されて、第1,第2クラッチプレートの少なくとも一
方と粘性クラッチ作動する半径方向に延在した環状ハウ
ジングプレートが設けられている。ハウジングプレート
は、環状粘性室の半径方向外側の位置において第1,第
2環状側壁部材と固定係合するように配置されている。
【0012】
【作用】第1,第2の半径方向に延在した環状クラッチ
プレート(53,57) が、第1,第2の環状側壁部材(13,1
5) のそれぞれの隣接表面に隣接配置されてそれらと粘
性クラッチ作動し、第1,第2のクラッチプレート(53,
57) を軸方向に延在したクラッチハブ部分(35)と連動さ
せることによって、前記クラッチプレートの回転によっ
て前記クラッチハブ部分が回転する。
プレート(53,57) が、第1,第2の環状側壁部材(13,1
5) のそれぞれの隣接表面に隣接配置されてそれらと粘
性クラッチ作動し、第1,第2のクラッチプレート(53,
57) を軸方向に延在したクラッチハブ部分(35)と連動さ
せることによって、前記クラッチプレートの回転によっ
て前記クラッチハブ部分が回転する。
【0013】環状ハウジングアセンブリにはさらに、軸
方向にクラッチプレート(53,57) 間に配置されて、半径
方向に延在した環状ハウジングプレート(59)が、前記ク
ラッチプレートの少なくとも一方と粘性クラッチ作動す
る。
方向にクラッチプレート(53,57) 間に配置されて、半径
方向に延在した環状ハウジングプレート(59)が、前記ク
ラッチプレートの少なくとも一方と粘性クラッチ作動す
る。
【0014】ハウジングプレート(59)は、環状粘性室(1
7)の半径方向外側の位置において前記第1,第2の環状
側壁部材(13,15) と一体に作動するように係合する。
7)の半径方向外側の位置において前記第1,第2の環状
側壁部材(13,15) と一体に作動するように係合する。
【0015】したがって、本発明の粘性カップリング
は、半径方向に延在したクラッチプレートとハウジング
プレートを軸方向に間隙を置いて配列することにより粘
性せん断空間の作動室を形成するので、クラッチ構造部
分にランドと溝を設ける必要がないので機械加工を従来
の粘性カップリングよりも相当に少なく、従って製造コ
ストを大幅に削減できる。
は、半径方向に延在したクラッチプレートとハウジング
プレートを軸方向に間隙を置いて配列することにより粘
性せん断空間の作動室を形成するので、クラッチ構造部
分にランドと溝を設ける必要がないので機械加工を従来
の粘性カップリングよりも相当に少なく、従って製造コ
ストを大幅に削減できる。
【0016】
【実施例】次に添付の図面を参照しながら本発明を説明
するが、これは本発明を制限するものではない。図1に
示されている粘性カップリング11は、トルクコンバータ
アセンブリ内のバイパス素子として機能する。アセンブ
リには、トルクコンバータハウジングHと、トルクコン
バータTと、トルクコンバータ出力軸Sとが設けられて
いる。粘性カップリング11は、作動時にトルクコンバー
タハウジングHの入力部からトルクコンバータ出力軸S
までを直結して、トルクコンバータTを通る高い滑り量
の駆動経路をバイパスできるようにする。
するが、これは本発明を制限するものではない。図1に
示されている粘性カップリング11は、トルクコンバータ
アセンブリ内のバイパス素子として機能する。アセンブ
リには、トルクコンバータハウジングHと、トルクコン
バータTと、トルクコンバータ出力軸Sとが設けられて
いる。粘性カップリング11は、作動時にトルクコンバー
タハウジングHの入力部からトルクコンバータ出力軸S
までを直結して、トルクコンバータTを通る高い滑り量
の駆動経路をバイパスできるようにする。
【0017】図1において、本発明に関連した形式の粘
性カップリング11は、ほぼ環状で、ほぼ平坦状であり、
「サンドウィッチ」構造になっている。粘性カップリン
グの環状ハウジングアセンブリが、トルクコンバータT
とトルクコンバータハウジングHとの間に配置され、軸
方向に離設された環状側壁部材によってその間に環状ク
ラッチ室を形成しており、そのクラッチ室内に環状クラ
ッチアセンブリが配置されている。
性カップリング11は、ほぼ環状で、ほぼ平坦状であり、
「サンドウィッチ」構造になっている。粘性カップリン
グの環状ハウジングアセンブリが、トルクコンバータT
とトルクコンバータハウジングHとの間に配置され、軸
方向に離設された環状側壁部材によってその間に環状ク
ラッチ室を形成しており、そのクラッチ室内に環状クラ
ッチアセンブリが配置されている。
【0018】すなわち、環状ハウジングの一方の側壁は
本体部材13によって構成され、環状ハウジングの他方の
側壁はカバー部材15によって構成されている。本体部材
13及びカバー部材15の協働によって、環状の粘性クラッ
チ室17が形成されており、クラッチアセンブリ19がクラ
ッチ室17内に配置されている。本体部材13及びカバー部
材15は鋼のプレス加工品として形成されるのが好ましい
が、クラッチアセンブリ19については以下に詳細に説明
する。
本体部材13によって構成され、環状ハウジングの他方の
側壁はカバー部材15によって構成されている。本体部材
13及びカバー部材15の協働によって、環状の粘性クラッ
チ室17が形成されており、クラッチアセンブリ19がクラ
ッチ室17内に配置されている。本体部材13及びカバー部
材15は鋼のプレス加工品として形成されるのが好ましい
が、クラッチアセンブリ19については以下に詳細に説明
する。
【0019】本体部材13には半径方向外周部分21が設け
られ、その前表面(図1の右側)には摩擦材からなる環
状リング22が、トルクコンバータハウジングHの隣接表
面と係合する位置に設けられている。本体部材13にはさ
らに、中間側壁部分23と、内側タンク形成部分25とが設
けられ、その終端部には軸方向に延在した側壁(本体)
ハブ部分27が設けられている。カバー部材15はその半径
方向外周部分29が中間側壁部分23に以下に説明するよう
にして取り付けられている。カバー部材15にはさらに中
間側壁部分31と、終端部が軸方向に延在した側壁(カバ
ー)ハブ部分33を形成している半径方向内側部分とが設
けられている。
られ、その前表面(図1の右側)には摩擦材からなる環
状リング22が、トルクコンバータハウジングHの隣接表
面と係合する位置に設けられている。本体部材13にはさ
らに、中間側壁部分23と、内側タンク形成部分25とが設
けられ、その終端部には軸方向に延在した側壁(本体)
ハブ部分27が設けられている。カバー部材15はその半径
方向外周部分29が中間側壁部分23に以下に説明するよう
にして取り付けられている。カバー部材15にはさらに中
間側壁部分31と、終端部が軸方向に延在した側壁(カバ
ー)ハブ部分33を形成している半径方向内側部分とが設
けられている。
【0020】クラッチアセンブリ19には軸方向に延在し
た環状のクラッチハブ部分35と、ほぼ半径方向に延在し
た取り付け部分37とが設けられている。好ましくは、取
り付け部分37に複数の流体開口39を形成して、それによ
って粘性流体がクラッチアセンブリ19の一方側から他方
側へ移動できるようにする。クラッチハブ部分35には、
Oリングシール41をはめ込む上流側環状溝と、Oリング
シール43をはめ込む下流側環状溝とが設けられている。
カップリング11を連結したい時、比較的高圧のATF
(自動変速機流体)が本体部分13とトルクコンバータT
との間の室に加えられ、カップリング11を切り離したい
時、比較的低圧のATFがカバー部分15とハウジングH
との間の室に加えられるという事実を参照すれば、「上
流側」及び「下流側」の表現は当業者には理解されるで
あろう。従って、「上流側」及び「下流側」の表現は、
ATFの通常の流れが図1の左から右の方向である事実
によるものである。
た環状のクラッチハブ部分35と、ほぼ半径方向に延在し
た取り付け部分37とが設けられている。好ましくは、取
り付け部分37に複数の流体開口39を形成して、それによ
って粘性流体がクラッチアセンブリ19の一方側から他方
側へ移動できるようにする。クラッチハブ部分35には、
Oリングシール41をはめ込む上流側環状溝と、Oリング
シール43をはめ込む下流側環状溝とが設けられている。
カップリング11を連結したい時、比較的高圧のATF
(自動変速機流体)が本体部分13とトルクコンバータT
との間の室に加えられ、カップリング11を切り離したい
時、比較的低圧のATFがカバー部分15とハウジングH
との間の室に加えられるという事実を参照すれば、「上
流側」及び「下流側」の表現は当業者には理解されるで
あろう。従って、「上流側」及び「下流側」の表現は、
ATFの通常の流れが図1の左から右の方向である事実
によるものである。
【0021】クラッチハブ部分35にはさらに、Oリング
シール41より上流側に環状漏出溝45が設けられている。
溝45は軸方向通路47と開放連通している。当業者には公
知のように、トルクコンバータTからのATFと粘性カ
ップリング11内の粘性流体との混合を避けることが不可
欠である。従って、ハブ部分35の外側表面とハブ部分27
の内側表面との間に漏出した加圧ATFは漏出溝45に回
収されて、そこから通路47を通って下流側の室へ送られ
る。この構造も、上記米国特許第5,044,477 号に記載さ
れている。溝45及び通路47をATFがある程度流れるこ
とは、そのような流れによって熱が粘性カップリング11
から排出されるため、現実的に望ましい。
シール41より上流側に環状漏出溝45が設けられている。
溝45は軸方向通路47と開放連通している。当業者には公
知のように、トルクコンバータTからのATFと粘性カ
ップリング11内の粘性流体との混合を避けることが不可
欠である。従って、ハブ部分35の外側表面とハブ部分27
の内側表面との間に漏出した加圧ATFは漏出溝45に回
収されて、そこから通路47を通って下流側の室へ送られ
る。この構造も、上記米国特許第5,044,477 号に記載さ
れている。溝45及び通路47をATFがある程度流れるこ
とは、そのような流れによって熱が粘性カップリング11
から排出されるため、現実的に望ましい。
【0022】次に、図1と組み合わせて図2を参照しな
がら説明すると、クラッチアセンブリ19の取り付け部分
37に1組の外側スプライン49が形成されている。外側ス
プライン49には、クラッチプレート53の内周部に形成さ
れた1組の内側スプライン51がスプライン係合してい
る。外側スプライン49にはさらに、クラッチプレート57
の内周部に形成された1組の内側スプライン55がスプラ
イン係合している。軸方向においてクラッチプレート53
及び57間には、以下に詳細に説明するハウジングプレー
ト59がスプライン49に係合しないように配置されてい
る。
がら説明すると、クラッチアセンブリ19の取り付け部分
37に1組の外側スプライン49が形成されている。外側ス
プライン49には、クラッチプレート53の内周部に形成さ
れた1組の内側スプライン51がスプライン係合してい
る。外側スプライン49にはさらに、クラッチプレート57
の内周部に形成された1組の内側スプライン55がスプラ
イン係合している。軸方向においてクラッチプレート53
及び57間には、以下に詳細に説明するハウジングプレー
ト59がスプライン49に係合しないように配置されてい
る。
【0023】次に主に図3を参照しながら説明すると、
好ましくはハウジングプレート59は半径方向外側部分61
が本体部材13の側壁部分23とカバー部材15の外周部分29
との間に固着されている。外側部分61と本体部材13及び
カバー部材15との係合が一定の基準を満足できることが
本発明の重要な特徴である。従って、以下の説明及び請
求項で用いられる、外側部分61の取付けに関する「一体
に連動する(作動係合)」という表現は、液密状態であ
って、そのようなカップリングに関連した形式のトルク
を伝達することができ、また比較的低コストで製造でき
る取付けを意味している。
好ましくはハウジングプレート59は半径方向外側部分61
が本体部材13の側壁部分23とカバー部材15の外周部分29
との間に固着されている。外側部分61と本体部材13及び
カバー部材15との係合が一定の基準を満足できることが
本発明の重要な特徴である。従って、以下の説明及び請
求項で用いられる、外側部分61の取付けに関する「一体
に連動する(作動係合)」という表現は、液密状態であ
って、そのようなカップリングに関連した形式のトルク
を伝達することができ、また比較的低コストで製造でき
る取付けを意味している。
【0024】上述したように、本発明の目的の1つは、
低コストの粘性カップリングを提供することである。従
って、クラッチプレート53及び57及びハウジングプレー
ト59のすべてが機械加工や他の形式の相当な量の処理を
必要としないで形成されることは、本発明の重要な特徴
の1つである。また、本体部材13及びカバー部材15も機
械加工を追加する必要がなく形成できる。例えば、各プ
レート53、57及び59や部材13及び15はすべて鋼のプレス
加工品でよい。
低コストの粘性カップリングを提供することである。従
って、クラッチプレート53及び57及びハウジングプレー
ト59のすべてが機械加工や他の形式の相当な量の処理を
必要としないで形成されることは、本発明の重要な特徴
の1つである。また、本体部材13及びカバー部材15も機
械加工を追加する必要がなく形成できる。例えば、各プ
レート53、57及び59や部材13及び15はすべて鋼のプレス
加工品でよい。
【0025】再び図2を参照しながら説明すると、ハウ
ジングプレート59の半径方向内側部分は他のいずれの構
造体にも取り付けられたり支持されていない。しかし、
プレート59が全体的に環状形状であって比較的剛性が高
いことにから、プレート59は側壁部分23及び側壁部分31
間の所望の軸方向位置を維持することができる。また、
クラッチプレート53及び57は、それらの内側スプライン
が外側スプライン49に係合していることによって軸方向
に移動可能であり、また公知のように、室17が粘性流体
でほぼ満たされて、カップリング11が回転している時、
クラッチプレート53及び57は隣接の「ハウジング表面」
間の中心に位置する傾向になる。ここで用いる「ハウジ
ング表面」という表現は、本体部材13、ハウジングプレ
ート59及びカバー部材15を有するハウジングアセンブリ
のいずれかの部分によって形成されたせん断表面を表し
ている。同様に、「クラッチ表面」という表現は、クラ
ッチプレート53及び57のいずれかの側部に形成されたせ
ん断表面を表している。
ジングプレート59の半径方向内側部分は他のいずれの構
造体にも取り付けられたり支持されていない。しかし、
プレート59が全体的に環状形状であって比較的剛性が高
いことにから、プレート59は側壁部分23及び側壁部分31
間の所望の軸方向位置を維持することができる。また、
クラッチプレート53及び57は、それらの内側スプライン
が外側スプライン49に係合していることによって軸方向
に移動可能であり、また公知のように、室17が粘性流体
でほぼ満たされて、カップリング11が回転している時、
クラッチプレート53及び57は隣接の「ハウジング表面」
間の中心に位置する傾向になる。ここで用いる「ハウジ
ング表面」という表現は、本体部材13、ハウジングプレ
ート59及びカバー部材15を有するハウジングアセンブリ
のいずれかの部分によって形成されたせん断表面を表し
ている。同様に、「クラッチ表面」という表現は、クラ
ッチプレート53及び57のいずれかの側部に形成されたせ
ん断表面を表している。
【0026】組み立て方法 次に図4を参照しながら、粘性カップリング11の組み立
て及び充填方法に関する本発明の別の重要な特徴を説明
する。当業者には公知のように、トルクコンバータバイ
パス素子として用いられる形式の従来形粘性カップリン
グには、一般的にカップリングの組み立てが完了した後
に粘性流体を注入するための1つまたは複数の注入孔が
設けられていた。そのような構造では、カップリングの
注入速度が制限され、充填の完了後に各孔にボールまた
はプラグを圧入して、作動中に注入孔から流体が漏れな
いようにする必要がある。従来形構造では、注入孔の機
械加工を追加し、プラグまたはボールを取り付ける必要
があり、それでも時には流体が漏出することがわかって
いた。
て及び充填方法に関する本発明の別の重要な特徴を説明
する。当業者には公知のように、トルクコンバータバイ
パス素子として用いられる形式の従来形粘性カップリン
グには、一般的にカップリングの組み立てが完了した後
に粘性流体を注入するための1つまたは複数の注入孔が
設けられていた。そのような構造では、カップリングの
注入速度が制限され、充填の完了後に各孔にボールまた
はプラグを圧入して、作動中に注入孔から流体が漏れな
いようにする必要がある。従来形構造では、注入孔の機
械加工を追加し、プラグまたはボールを取り付ける必要
があり、それでも時には流体が漏出することがわかって
いた。
【0027】本発明によれば、粘性カップリング11を組
み立てるには、本体部材13を図4に示されている位置に
置き、クラッチハブ35を円筒形ハブ部分27内に、それと
密封係合するように挿入する。次に、クラッチプレート
53を本体部材13の上表面上に、クラッチの取り付け部分
37とスプライン係合するように載置する。次にハウジン
グプレート59を所定位置に設置し、外側部分61を側壁部
分23の表面と係合させる。次に、クラッチプレート57を
ハウジングプレート59の上部に、やはり取り付け部分37
とスプライン係合するように載置する。わかりやすくす
るためにクラッチプレート53と本体部材13との間、及び
クラッチ57とハウジングプレート59との間に隙間がある
が、前述したように、組み立て時には接触しているであ
ろうことに注意されたい。
み立てるには、本体部材13を図4に示されている位置に
置き、クラッチハブ35を円筒形ハブ部分27内に、それと
密封係合するように挿入する。次に、クラッチプレート
53を本体部材13の上表面上に、クラッチの取り付け部分
37とスプライン係合するように載置する。次にハウジン
グプレート59を所定位置に設置し、外側部分61を側壁部
分23の表面と係合させる。次に、クラッチプレート57を
ハウジングプレート59の上部に、やはり取り付け部分37
とスプライン係合するように載置する。わかりやすくす
るためにクラッチプレート53と本体部材13との間、及び
クラッチ57とハウジングプレート59との間に隙間がある
が、前述したように、組み立て時には接触しているであ
ろうことに注意されたい。
【0028】図4に示されているように、各プレートを
所定位置に設置した後、粘性流体が流体開口39からタン
ク内へ導入される。カップリングの形状及び必要な流体
の総量に応じて、流体を図4に示されているように取り
付け部分37の上方の室内にも入れることができる。すべ
てのプレートを設置した後に流体を充填することは本質
的な特徴ではないが、好ましいと考えられる。1つの理
由は、特に流体充填レベルが図4に示されているように
相当に高い場合、充填完了後に流体が半径方向外側へ流
れ始めることである。しかし、カバー部材15を取り付け
ている組み立ての最終ステップにおいて外側部分61の領
域に流体が入っていることは望ましくない。従って、す
べてのプレートを所定位置に設置した後に充填を実施
し、それから直ちにカバー部材15を取り付けることが好
ましい。
所定位置に設置した後、粘性流体が流体開口39からタン
ク内へ導入される。カップリングの形状及び必要な流体
の総量に応じて、流体を図4に示されているように取り
付け部分37の上方の室内にも入れることができる。すべ
てのプレートを設置した後に流体を充填することは本質
的な特徴ではないが、好ましいと考えられる。1つの理
由は、特に流体充填レベルが図4に示されているように
相当に高い場合、充填完了後に流体が半径方向外側へ流
れ始めることである。しかし、カバー部材15を取り付け
ている組み立ての最終ステップにおいて外側部分61の領
域に流体が入っていることは望ましくない。従って、す
べてのプレートを所定位置に設置した後に充填を実施
し、それから直ちにカバー部材15を取り付けることが好
ましい。
【0029】図4に示されているようにカップリングに
粘性流体を充填した後、円筒形ハブ部分33がハブ部分35
を取り囲んでそれと密封係合するようにしてカバー部材
15を取り付ける。カバー部材15をこのように配置した
時、外周部分29がハウジングプレート59の外側部分61と
係合するが、遊び係合するだけである。組み立て及び充
填の最終ステップでは、部分29及び61が本体部材13の側
壁部分23に取り付けられる。好ましくは、これを電子ビ
ーム溶接または他の適当な永久取り付け方法で実施する
ことによって、部分29及び61と本体部材13とが一体に作
動するように係合する。
粘性流体を充填した後、円筒形ハブ部分33がハブ部分35
を取り囲んでそれと密封係合するようにしてカバー部材
15を取り付ける。カバー部材15をこのように配置した
時、外周部分29がハウジングプレート59の外側部分61と
係合するが、遊び係合するだけである。組み立て及び充
填の最終ステップでは、部分29及び61が本体部材13の側
壁部分23に取り付けられる。好ましくは、これを電子ビ
ーム溶接または他の適当な永久取り付け方法で実施する
ことによって、部分29及び61と本体部材13とが一体に作
動するように係合する。
【0030】変更実施例 次に、図5及び図6を参照しながら本発明の変更実施例
を説明する。図1〜4の実施例から得られるトルクより
も大きい量のトルクが必要な場合、1つの解決方法とし
て、プレートの数を増加させ、それによって粘性せん断
表面の総量を増加させる。図5及び図6の実施例は、第
1実施例の全体的構造を利用してプレートの数を増加さ
せることができることを示しているだけである。
を説明する。図1〜4の実施例から得られるトルクより
も大きい量のトルクが必要な場合、1つの解決方法とし
て、プレートの数を増加させ、それによって粘性せん断
表面の総量を増加させる。図5及び図6の実施例は、第
1実施例の全体的構造を利用してプレートの数を増加さ
せることができることを示しているだけである。
【0031】図5及び図6の実施例では、第1実施例と
同一の部材は同一番号にダッシュ(') 付けて表されてお
り、新しい部材には61以上の参照番号が付けられてい
る。
同一の部材は同一番号にダッシュ(') 付けて表されてお
り、新しい部材には61以上の参照番号が付けられてい
る。
【0032】図5及び図6において、取り付け部分37'
は第1実施例のものよりも軸方向に長くなっており、こ
の部分37' に延長形外部スプライン49' が設けられてい
る。カップリングは、半径方向外側部分65を有するハウ
ジングプレート63をクラッチプレート57に隣接して設け
ている。ハウジングプレート63に隣接して設けられたク
ラッチプレート67には、外側スプライン49' とスプライ
ン係合した1組の内側スプライン69が設けられている。
変更形カバー部材15' には、側壁部分31' と半径方向外
周部分29' とが設けられており、この部分29' は、第1
実施例の場合と同様にして外側部分61及び65と本体部材
13とに固定される。
は第1実施例のものよりも軸方向に長くなっており、こ
の部分37' に延長形外部スプライン49' が設けられてい
る。カップリングは、半径方向外側部分65を有するハウ
ジングプレート63をクラッチプレート57に隣接して設け
ている。ハウジングプレート63に隣接して設けられたク
ラッチプレート67には、外側スプライン49' とスプライ
ン係合した1組の内側スプライン69が設けられている。
変更形カバー部材15' には、側壁部分31' と半径方向外
周部分29' とが設けられており、この部分29' は、第1
実施例の場合と同様にして外側部分61及び65と本体部材
13とに固定される。
【0033】以上に本発明を詳細に説明してきたが、本
説明を読んで理解すれば、当業者であれば様々な変更を
考えることができるであろう。本発明の精神の範囲内の
そのような変更はすべて本発明に含まれる。
説明を読んで理解すれば、当業者であれば様々な変更を
考えることができるであろう。本発明の精神の範囲内の
そのような変更はすべて本発明に含まれる。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかように、本発明の
粘性カップリングは、金属プレートのプレス品で構成し
た、半径方向に延在したクラッチプレートとハウジング
プレートを軸方向に間隙を置いて配列することにより、
粘性せん断空間の作動室を形成するので、粘性クラッチ
構造部分に機械加工によるランドと溝を設ける必要がな
くなり、機械加工を従来の粘性カップリングよりも相当
に少なく、従って製造コストを大幅に削減でき、かつ組
立てを容易にすることができる。
粘性カップリングは、金属プレートのプレス品で構成し
た、半径方向に延在したクラッチプレートとハウジング
プレートを軸方向に間隙を置いて配列することにより、
粘性せん断空間の作動室を形成するので、粘性クラッチ
構造部分に機械加工によるランドと溝を設ける必要がな
くなり、機械加工を従来の粘性カップリングよりも相当
に少なく、従って製造コストを大幅に削減でき、かつ組
立てを容易にすることができる。
【図1】本発明による粘性カップリングバイパス素子の
上半分の軸方向断面図である。
上半分の軸方向断面図である。
【図2】本発明の1つの特徴を示す、図1と同様な拡大
部分軸方向断面図である。
部分軸方向断面図である。
【図3】本発明の別の特徴を示す、図1と同様で図2と
同一縮尺の拡大部分軸方向断面図である。
同一縮尺の拡大部分軸方向断面図である。
【図4】本発明による粘性カップリングの組み立て方法
を説明する幾分概略的な図面である。
を説明する幾分概略的な図面である。
【図5】本発明の変更実施例を示す、図2と同様な拡大
部分軸方向断面図である。
部分軸方向断面図である。
【図6】本発明の変更実施例を示す、図3と同様な拡大
部分軸方向断面図である。
部分軸方向断面図である。
11 カップリング 13 本体部材 15 カバー部材 17 粘性クラッチ室 19 クラッチアセンブリ 35 クラッチハブ部分 53、57 クラッチプレート 59 ハウジングプレート
フロントページの続き (72)発明者 エドワード ジョセフ ボジャス アメリカ合衆国 ミシガン 49068 マー シャル フレンドシップ レイン 21 (72)発明者 エドワード ジョン ゴスセンスキー アメリカ合衆国 ミシガン 49017 バト ル クリーク ビードル レイク ロード 12276
Claims (21)
- 【請求項1】 トルクコンバータハウジング(H) 及び出
力軸(S) を含むトルクコンバータアセンブリ(T) におけ
るバイパス素子として用いる粘性カップリング(11)であ
って、 前記トルクコンバータハウジング内に配置され、半径方
向に延在した第1,第2の環状側壁部材(13,15) を軸方
向に離して設けることによってその間に粘性流体を収容
する環状粘性室(17)を形成している環状ハウジングアセ
ンブリを含み、 前記環状ハウジングアセンブリは、トルクコンバータハ
ウジング(H) の対向表面とクラッチ作動する半径方向に
延在した環状クラッチ表面(22)を形成し、 また前記第1,第2の環状側壁部材(13,15) の一方と粘
性クラッチ作動する半径方向に延在した環状クラッチ部
分と、トルクコンバータアセンブリの出力軸(S) と駆動
連結する軸方向に延在したクラッチハブ部分(35)とを含
む環状クラッチアセンブリ(19)が前記粘性室(17)内に配
置されている形式であり、 (a)前記クラッチアセンブリ(19)の前記環状クラッチ
部分には、前記第1,第2の環状側壁部材(13,15) のそ
れぞれの隣接表面に隣接配置されてそれらと粘性クラッ
チ作動する、第1,第2の半径方向に延在した環状クラ
ッチプレート(53,57) が設けられ、 (b)前記第1,第2のクラッチプレート(53,57) を前
記軸方向に延在したクラッチハブ部分(35)と連動させる
ことによって、前記クラッチプレートの回転によって前
記クラッチハブ部分を回転させ、 (c)前記環状ハウジングアセンブリにはさらに、軸方
向において前記第1,第2のクラッチプレート(53,57)
間に配置されて、前記第1及び第2クラッチプレートの
少なくとも一方と粘性クラッチ作動する半径方向に延在
した環状ハウジングプレート(59)が設けられ、 (d)前記ハウジングプレート(59)は、前記環状粘性室
(17)の半径方向外側の位置において前記第1,第2の環
状側壁部材(13,15) と一体に連動するように配置されて
いることを特徴とする粘性カップリング。 - 【請求項2】 前記第1,第2の環状側壁部材(13,15)
及び前記ハウジングプレート(59)は、金属プレス加工品
であることを特徴とする請求項1の粘性カップリング。 - 【請求項3】 前記ハウジングプレート(59)は、その半
径方向外周部分(61)が前記第1,第2の環状側壁部材(1
3,15) の隣接表面と面係合した状態に配置されているこ
とを特徴とする請求項2の粘性カップリング。 - 【請求項4】 前記ハウジングプレート(59)は、その半
径方向外周部分(61)が前記第1,第2の環状側壁部材(1
3,15) に永久液密係合した状態に配置されていることを
特徴とする請求項1の粘性カップリング。 - 【請求項5】 前記ハウジングプレート(59)の前記外周
部分(61)は、前記第1,第2の環状側壁部材(13,15) の
隣接表面に溶接されていることを特徴とする請求項4の
粘性カップリング。 - 【請求項6】 前記ハウジングプレート(59)は、前記第
1,第2のクラッチプレート(53,57) の両方と粘性クラ
ッチ作動するようにしたことを特徴とする請求項1の粘
性カップリング。 - 【請求項7】 前記環状クラッチアセンブリ(19)は、前
記軸方向に延在したクラッチハブ部分(35)と連動する半
径方向に延在したハブ部分(37)を備え、前記第1,第2
のクラッチプレート(53,57) が前記半径方向に延在した
ハブ部分(37)と駆動連結していることを特徴とする請求
項1の粘性カップリング。 - 【請求項8】 前記第1,第2のクラッチプレート(53,
57) にそれぞれ1組の内歯(51、55) が形成されており、
前記半径方向に延在したハブ部分(37)には前記組の内歯
と噛み合う1組の外歯(49)が形成されていることを特徴
とする請求項7の粘性カップリング。 - 【請求項9】 前記第1,第2のクラッチプレート(53,
57) は金属プレス加工品であることを特徴とする請求項
1の粘性カップリング。 - 【請求項10】 前記第1,第2の環状側壁部材(13,1
5) のそれぞれの半径方向内側部分にはそれぞれ第1,
第2の軸方向に延在した環状側壁ハブ部分(27,33) が設
けられており、前記側壁ハブ部分は、内周表面が前記ク
ラッチハブ部分(35)の外周表面上に軸支されていること
を特徴とする請求項1の粘性カップリング。 - 【請求項11】 外側ハウジング(H) と入/出力軸(S)
との間でトルクを伝達する粘性カップリング(11)であっ
て、外側ハウジング(H) と作動係合する手段(22)を含
み、半径方向に延在した第1,第2の環状側壁部材(13,
15) を軸方向に離して設けることによってその間に粘性
流体を収容する環状粘性室(17)を形成している環状ハウ
ジングアセンブリと、前記粘性室(17)内に配置されてお
り、前記第1,第2の環状側壁部材(13,15) の一方と粘
性クラッチ作動する半径方向に延在した環状クラッチ部
分、及び入/出力軸(S) と駆動連結する軸方向に延在し
たクラッチハブ部分(35)を含む環状クラッチアセンブリ
(19)とを設けた形式であり、 (a)前記クラッチアセンブリ(19)の環状クラッチ部分
は、(N+1)個の半径方向に延在した環状クラッチプ
レート(53、57、67)を備え、該クラッチプレートの各々は
前記環状ハウジングアセンブリの少なくとも1つの隣接
表面に隣接配置されてそれと粘性クラッチ作動するよう
になっており、 (b)前記複数のクラッチプレート(53、57、67)の各々を
前記軸方向に延在したクラッチハブ部分(35)と駆動連結
させることによって、前記クラッチプレートの回転によ
って前記クラッチハブ部分を回転させ、 (c)前記環状ハウジングアセンブリは、さらにN個の
半径方向に延在した環状ハウジングプレート(59、63) を
備え、該ハウジングプレートの各々は軸方向において前
記(N+1)個のクラッチプレート(53、57、67)のうちの
隣接した1対のクラッチプレート間に配置されてそれら
と粘性クラッチ作動するようにしており、 (d)前記N個のハウジングプレート(59、63) の各々
は、半径方向外周部分(61、65) を備え、該N個の外周部
分は前記第1,第2の環状側壁部材(13,15) の隣接表面
に固定係合してそれらと共転するように配置されている
ことを特徴とする粘性カップリング。 - 【請求項12】 前記ハウジングプレート(59、63) の前
記N個の外周部分(61、65) は、互いに、また前記第1,
第2の環状側壁部材(13,15) に永久液密係合した状態に
配置されていることを特徴とする請求項11の粘性カップ
リング。 - 【請求項13】 前記ハウジングプレート(59、63) の前
記N個の外周部分(61、65) は、互いに、また前記第1,
第2の環状側壁部材(13,15) の隣接表面に溶接されてい
ることを特徴とする請求項11の粘性カップリング。 - 【請求項14】 前記環状クラッチアセンブリ(19)は、
前記軸方向に延在したクラッチハブ部分(35)と駆動連結
している半径方向に延在したハブ部分(37)を備え、前記
(N+1)個のクラッチプレート(53、57、67)の各々は、
前記半径方向に延在したハブ部分(37)と駆動連結してい
ることを特徴とする請求項11の粘性カップリング。 - 【請求項15】 前記(N+1)個のクラッチプレート
(53、57、67)の各々にそれぞれ1組の内歯(51、55、69)が形
成されており、前記半径方向に延在したハブ部分(37)に
は前記組の内歯と噛み合う1組の外歯(49)が形成されて
いることを特徴とする請求項14の粘性カップリング。 - 【請求項16】 前記第1,第2の環状側壁部材(13,1
5) 、前記N個のハウジングプレート(59、63) 及び前記
(N+1)個のクラッチプレート(53、57、67)は金属プレ
ス加工品であることを特徴とする請求項11の粘性カップ
リング。 - 【請求項17】 前記第1,第2の環状側壁部材(13,1
5) のそれぞれの半径方向内側部分は、それぞれ第1(2
7)及び第2(33)の軸方向に延在した環状側壁ハブ部分(2
7,33) を備え、該側壁ハブ部分は内周表面が前記クラッ
チハブ部分(35)の外周表面上に軸支されていることを特
徴とする請求項11の粘性カップリング。 - 【請求項18】 タンク形成部分(25)を備えた第1側壁
部材(13)及び半径方向外周部分(29)を備えた第2側壁部
材(15)と、軸方向に延在したクラッチハブ部分(35)、及
び前記クラッチハブ部分と駆動連結した第1,第2のク
ラッチプレート(53,57) を含む環状クラッチアセンブリ
(19)とを有しており、さらに軸方向において前記第1,
第2のクラッチプレート(53,57) 間に配置することによ
って、粘性流体の存在に応じてそれらと粘性クラッチ作
動するようにした、半径方向外周部分(61)を備えている
半径方向に延在した環状ハウジングプレート(59)を設け
た粘性流体カップリング(11)を組み立てて充填する方法
であって、 (a)前記タンク形成部分(25)を下向きにして前記第1
側壁部材(13)を位置決めし、 (b)前記クラッチハブ部分(35)を前記第1側壁部材(1
3)のタンク形成部分(25)と密封係合するように配置し、 (c)前記第1クラッチプレート(53)を前記クラッチハ
ブ部分(35)と駆動係合するようにして前記第1側壁部材
上に位置決めし、 (d)前記外周部分(61)が前記第1側壁部材(13)と係合
するようにして前記ハウジングプレート(59)を前記第1
クラッチプレート(53)の上方に位置決めし、 (e)前記第2クラッチプレート(57)を前記クラッチハ
ブ部分(35)と駆動係合するようにして前記ハウジングプ
レート上に位置決めし、 (f)段階(b)に続いて、所定量の粘性流体を前記第
1側壁部材(13)のタンク形成部分(25)内へ注入し、 (g)前記第2クラッチプレート(57)の上方に、前記ク
ラッチハブ部分(35)と密封係合し、また前記第2側壁部
材(15)の外周部分(29)が前記ハウジングプレートの外周
部分(61)と係合するように、前記第2側壁部材(15)を位
置決めし、 (h)前記第2側壁部材(15)及び前記ハウジングプレー
ト(59)の外周部分(29、61) を前記第1側壁部材(13)に固
着する、各ステップを有していることを特徴とする方
法。 - 【請求項19】 ステップ(e)を実施した後にステッ
プ(f)を実施し、また所定量の粘性流体をタンク形成
部分(25)内へ注入した直後にステップ(g)を実施する
ことを特徴とする請求項18の方法。 - 【請求項20】 タンク形成部分(25)を備えた第1側壁
部材(13)及び半径方向外周部分(29)を備えた第2側壁部
材(15)と、軸方向に延在したクラッチハブ部分(35)、及
び前記クラッチハブ部分と駆動連結した(N+1)個の
半径方向に延在した環状クラッチプレート(53、57、67)を
含む環状クラッチアセンブリ(19)とを有しており、さら
にN個の半径方向に延在した環状ハウジングプレート(5
9、63)を備え、前記ハウジングプレートの各々を軸方向
において前記(N+1)個のクラッチプレート(53、57、6
7)のうちの隣接した1対のクラッチプレート間に配置す
ることによって、粘性流体の存在に応じてそれらと粘性
クラッチ作動するようにしており、また各ハウジングプ
レートが半径方向外周部分(61、65) を備えている粘性流
体カップリング(11)を組み立てて充填する方法であっ
て、 (a)前記タンク形成部分(25)を下向きにして前記第1
側壁部材(13)を位置決めし、 (b)前記クラッチハブ部分(35)を前記第1側壁部材(1
3)のタンク形成部分(25)と密封係合するように配置し、 (c)前記(N+1)個のクラッチプレート(53)のうち
の1つを前記クラッチハブ部分(35)と駆動係合するよう
にして前記第1側壁部材上に位置決めし、 (d)前記外周部分(61、65) が前記側壁部材(13)及び前
記ハウジングプレート(59、63) と係合するようにしてN
個のハウジングプレート(59、63) の1つを前記クラッチ
プレート(53、57、67)の1つの上方に位置決めし、 (e)前記(N+1)個のクラッチプレート(57、59) の
うちの別の1つを前記クラッチハブ部分(35)と駆動係合
するようにして前記1つのハウジングプレート(59、63)
上に位置決めし、 (f)ステップ(d)及び(e)を合計N回実施し、 (g)ステップ(b)に続いて、所定量の粘性流体を前
記第1側壁部材(13)の前記タンク形成部分(25)内へ注入
し、 (h)前記第2側壁部材(15)を、前記クラッチハブ部分
(35)と密封係合するようにして、また前記外周部分(29)
がN個のハウジングプレート(59、63) の最後のものの外
周部分(61)と係合するようにして(N+1)個のクラッ
チプレート(53、57、67)) の最後のものの上方に位置決め
し、 (i)前記第2側壁部材(15)及び前記ハウジングプレー
ト(59、63) の外周部分(29、61、65)を前記第1側壁部材(1
3)に固着する、各ステップを有していることを特徴とす
る方法。 - 【請求項21】 ステップ(f)を完了した後にステッ
プ(g)を実施し、また所定量の粘性流体のタンク形成
部分(25)内への注入が完了してから直ちにステップ
(h)を実施することを特徴とする請求項20の方法。
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