JPH06110242A - 電子写真用フィルム及び画像形成方法 - Google Patents

電子写真用フィルム及び画像形成方法

Info

Publication number
JPH06110242A
JPH06110242A JP28402492A JP28402492A JPH06110242A JP H06110242 A JPH06110242 A JP H06110242A JP 28402492 A JP28402492 A JP 28402492A JP 28402492 A JP28402492 A JP 28402492A JP H06110242 A JPH06110242 A JP H06110242A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
electrophotographic
electrophotographic film
image
coating layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28402492A
Other languages
English (en)
Inventor
Miyoko Itou
美世子 伊藤
Toshiyuki Sawara
敏行 佐原
Takashi Isogai
崇 磯貝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP28402492A priority Critical patent/JPH06110242A/ja
Publication of JPH06110242A publication Critical patent/JPH06110242A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 透光性のフィルムで構成された電子写真用フ
ィルムに電子写真装置により画像形成を行うにあたり、
電子写真用フィルムを定着ローラ間に導いて、この電子
写真用フィルムにトナー像を定着させる際に、電子写真
用フィルムが定着ローラ間にうまく突入され、電子写真
用フィルムが詰まったりすることがなく、電子写真用フ
ィルムに対して安定した画像形成が行えるようにする。 【構成】 透光性のフィルムで構成された電子写真用フ
ィルムの一端部に平均粒径が30〜100μmの粒子を
含有する塗布層を設け、この塗布層が設けられた面が画
像形成面の裏面側になるようにして、この電子写真用フ
ィルムをセットすると共に、塗布層が形成された一端部
からこの電子写真用フィルムを電子写真装置内に導いて
画像形成を行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子写真装置の記録
材として用いられる透光性のフィルムで構成された電子
写真用フィルム、さらに詳しくは、オーバーヘッドプロ
ジェクター等によって投影を行うため、電子写真装置に
よって画像形成を行う際に、その記録材として用いられ
る電子写真用フィルムに係り、また電子写真装置を用い
てこの電子写真用フィルムに画像を形成する画像形成方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、オーバーヘッドプロジェクタ
ー等によって投影を行うため、透光性のフィルムで構成
された電子写真用フィルムに電子写真装置によって画像
を形成することが行われていた。
【0003】しかし、上記のような電子写真用フィルム
に電子写真装置を用いて画像を形成する場合、電子写真
用フィルムが一般にスリップしやすいため、この電子写
真用フィルム上にトナー像を転写した後、このようにト
ナー像が転写された電子写真用フィルムをヒートローラ
等の定着ローラ間に導いて、電子写真用フィルム上に形
成されたトナー像を定着させる際に、この電子写真用フ
ィルムが定着ローラ間にうまく突入されず、特に、定着
ローラとしてシリコンオイルを塗布するヒートローラを
用いた場合には、シリコンオイルにより電子写真用フィ
ルムがさらにスリップしやすくなると共に、ヒートロー
ラの熱によりこの電子写真用フィルムが収縮して、さら
に定着ローラ間への突入が悪くなった。
【0004】この結果、上記のような電子写真用フィル
ムを用いて電子写真装置により画像形成を行う場合に
は、電子写真装置内において電子写真用フィルムの詰ま
りが多く発生し、安定した画像形成が行えなくなる等の
問題が生じた。
【0005】また、上記のような電子写真用フィルムに
ついては、従来より様々な改良が行われ、例えば、特公
昭51−34734号公報に示されるように、給紙用ト
レイから電子写真用フィルムが重走されたり、静電気に
よって塵,埃などが付着するのを防止するため、プラス
チックフィルムの片側表面又は両側表面上に0.05〜
20μmの粒子のマット剤を含有した樹脂層を設けるよ
うにしたものが開発された。
【0006】しかし、同公報に示される電子写真用フィ
ルムは、電子写真用フィルムの重走を抑制したり、静電
気による塵,埃などの付着を抑制することはできるが、
上記のように電子写真用フィルム上にトナー像を転写し
た後、この電子写真用フィルムをヒートローラ等の定着
ローラ間に導いてトナー像を定着させる際に、この電子
写真用フィルムがスリップしたり、ヒートローラの熱に
より電子写真用フィルムが収縮したりして、電子写真用
フィルムが定着ローラ間にうまく突入されなくなるとい
う事態を解決することはできなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、電子写真
装置の記録材として、透光性のフィルムで構成された電
子写真用フィルムを用い、この電子写真用フィルムに電
子写真装置を用いて画像形成を行う場合における上記の
ような問題を解決することを課題とするものである。
【0008】すなわち、この発明においては、上記のよ
うに透光性のフィルムで構成された電子写真用フィルム
に電子写真装置を用いて画像形成を行うにあたり、トナ
ー像が転写された電子写真用フィルムをヒートローラ等
の定着ローラ間に導いて、電子写真用フィルム上に形成
されたトナー像を定着させる際に、この電子写真用フィ
ルムが定着ローラ間にうまく突入されるようにし、特
に、定着ローラとしてシリコンオイルを塗布するヒート
ローラを用いた場合にも、電子写真用フィルムがこの定
着ローラ間にうまく突入され、電子写真装置内に電子写
真用フィルムが詰まったりするということがなく、電子
写真用フィルムに対して安定した画像形成が行えるよう
にすることを課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明においては、上
記のような課題を解決するため、透光性のフィルムで構
成された電子写真用フィルムにおいて、上記フィルムの
一端部に平均粒径が30〜100μmの粒子を含有する
塗布層を設けるようにしたのである。
【0010】ここで、フィルムの一端部に設ける塗布層
に含有させる粒子として、平均粒径が30〜100μm
の粒子を用いるようにしたのは、塗布層に含有させる粒
子の平均粒径が30μmより小さいと、この塗布層の摩
擦抵抗が低く、この塗布層を先端にして電子写真用フィ
ルムを定着ローラ間に突入させたとしても、定着ローラ
間への電子写真用フィルムのかみ込みが悪くてスリップ
し、電子写真用フィルムが定着ローラの部分において詰
まるためであり、一方、塗布層に含有させる粒子の平均
粒径が100μmより大きいと、この粒子が大きすぎる
ため、この粒子が邪魔になって定着ローラ間への電子写
真用フィルムのかみ込みが悪くなり、粒径が小さい粒子
を用いた場合と同様に、電子写真用フィルムが定着ロー
ラの部分において詰まるためである。
【0011】また、この発明においては、上記のような
電子写真用フィルムを用いて電子写真装置により画像形
成を行うにあたり、電子写真用フィルムにおいて上記の
ように塗布層が設けられた面が画像形成面の裏面側にな
るようにセットすると共に、塗布層が形成された一端部
からこの電子写真用フィルムを電子写真装置内に導いて
画像形成を行うようにしたのである。
【0012】
【作用】この発明においては、上記のように透光性のフ
ィルムで構成された電子写真用フィルムにおいて、この
フィルムの一端部に平均粒径が30〜100μmの粒子
を含有する塗布層を設けるようにし、また、この電子写
真用フィルムに電子写真装置を用いて画像形成を行うに
あたっては、上記のように平均粒径が30〜100μm
の粒子を含有する塗布層が設けられた面が画像形成面の
裏面側になるようにセットすると共に、塗布層が形成さ
れた一端部からこの電子写真用フィルムを電子写真装置
内に導いて画像を形成させるようにする。
【0013】このようにすると、トナー像が転写された
電子写真用フィルムをヒートローラ等の定着ローラ間に
導いて、電子写真用フィルム上に形成されたトナー像を
定着させる際に、この電子写真用フィルムが定着ローラ
間にうまく突入され、特に、定着ローラとしてシリコン
オイルを塗布するヒートローラを用いた場合にも、この
定着ローラのニップ部に残っているシリコンオイルが上
記塗布層に含有された粒子に保持され、これにより電子
写真用フィルムがこの定着ローラ間にうまく突入される
ようになり、電子写真装置内に電子写真用フィルムが詰
まったりすることがなくなり、また電子写真用フィルム
に形成された上記の塗布層に含有される粒子によって電
子写真装置における感光体等が傷ついたりするというこ
ともなく、電子写真装置により電子写真用フィルムに対
して安定した画像形成が行えるようになる。
【0014】また、上記滋養機の
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例に係る電子写真用フ
ィルム及びこの電子写真用フィルムに電子写真装置を用
いて画像を形成する場合について具体的に説明すると共
に、比較例を挙げ、この発明の実施例のようにして画像
形成を行った場合に、電子写真用フィルムが定着ローラ
間にうまく突入され、電子写真装置内に電子写真用フィ
ルムが詰まったりするということがなくなることを明ら
かにする。
【0016】(実施例1〜6及び比較例1〜6)これら
の実施例及び比較例においては、それぞれ透光性を有す
るフィルムとして、厚みが100μm,大きさがA4サ
イズの二軸延伸ポリエステルフィルムを用い、電子写真
装置によりこのフィルムに画像形成を行う面を表にし、
図1に示すように、画像を形成する面10aを表にした
状態で、このフィルム10の縦方向(長辺方向)下端の
右隅に切欠き11を設けた。
【0017】そして、このように切欠き11を設けたフ
ィルム10に対し、実施例1〜6においては、図2に示
すように、上記フィルム10を裏向け、画像を形成する
面10aと反対側の画像を形成しない面10bにおい
て、その縦方向上端部に粒子を含有する塗布層12を帯
状に設ける一方、比較例1〜6においては、図3に示す
ように、画像を形成する面10aにおいて、その縦方向
上端部に粒子を含有する塗布層12を帯状に設けるよう
にした。
【0018】ここで、これらの実施例及び比較例におい
ては、粒子を含有する塗布層12を設けるにあたり、そ
の粒子として、下記の表1に示すように、その粒径範囲
が異なる6種類のシリコーン樹脂微粒子(東芝シリコー
ン社製、GB731,GB732,GB733,GB7
34,GB735,GB736)を用い、さらにこれら
のシリコーン樹脂微粒子を各大きさの振るいにかけて、
各シリコーン樹脂微粒子の粒径を調整し、平均粒径が同
表に示すようになったものを用いるようにした。
【0019】
【表1】
【0020】そして、上記のような平均粒径になった各
シリコーン樹脂微粒子15重量部に、それぞれアクリル
ポリオール樹脂(日立化成社製,ヒタロイド3008)
63重量部と、ポリイソシアネート(日本ポリウレタン
社製,コロネートHL)22重量部と、ブチルメタクリ
レート・メチルメタクリレート(重量比9:1)共重合
体の40%トルエン・イソプロパノール(重量比4:
1)混合溶媒溶液20重量部と、カーボンブラック(東
芝カーボン社製)3重量部と、酢酸エチル・トルエン
(重量比3:7)混合溶液70重量部とを加えて混合さ
せ、上記の各シリコーン樹脂微粒子を含む各マット化樹
脂塗材を得た。
【0021】そして、実施例1〜6においては、これら
の各マット化樹脂塗材を、上記のようにフィルム10に
おいて画像を形成しない面10bの縦方向上端部にバー
コーダーを用いて5cm×10cmの幅になるように塗
布し、また比較例1〜6においては、画像を形成する面
10aの縦方向上端部にバーコーダーを用いて5cm×
10cmの幅になるように塗布し、その後、上記の各フ
ィルム10を120℃で1分間乾燥をさせ、更に、15
0℃で3分間キュアリングを行い、各フィルム10に上
記のような平均粒径をもつ各シリコーン樹脂微粒子を含
有する塗布層12を設け、実施例1〜6及び比較例1〜
6の各電子写真用フィルムを得た。
【0022】次に、上記のようにして得た実施例1〜6
及び比較例1〜6の各電子写真用フィルムに対して、市
販のフルカラー複写機(ミノルタカメラ株式会社製,C
F70)を用いてそれぞれ画像形成を行い、各電子写真
用フィルムの定着部への突入性の良否及び画像形成後に
おける感光体の削れを調べるようにした。
【0023】ここで、上記の複写機を用いて各電子写真
用フィルムに画像形成を行うにあたり、実施例1〜6に
おいては、図4に示すように、各電子写真用フィルム1
0の縦方向上端部に設けた塗布層12が複写機20への
送り方向先端側に向くようにすると共に、塗布層11が
設けられた面10bを上にし、すなわち塗布層12が設
けられた面10bに画像が形成されないようにして、各
電子写真用フィルム10を複写機20の給紙口21にセ
ットする一方、比較例1〜6においては、図5に示すよ
うに、各電子写真用フィルム10の縦方向上端部に設け
た塗布層12が複写機10への送り方向先端側に向くよ
うにすると共に、塗布層12が設けられた面10aを下
にし、すなわち塗布層12が設けられた面10aに画像
が形成されるようにして、各電子写真用フィルム10を
複写機20の給紙口21にセットした。
【0024】そして、図6に示すように、上記複写機2
0の原稿台22に原稿(図示せず)をセットし、この原
稿を光学系23を通して読み取り、これを読み取り部2
4に入力し、この読み取り部24に入力されたデーター
に基づいて、レーザー出力部25から感光体26にレー
ザー光を照射し、感光体26に原稿に基づく静電潜像を
形成した後、この感光体26に対して現像部27からト
ナー28を供給し、感光体26上にトナー像を形成する
ようにした。
【0025】一方、上記のように給紙口21の部分にセ
ットされた各電子写真用フィルム10を複写機20内に
導き、この電子写真用フィルム10を転写ドラム29に
吸着させ、この状態で、上記のようにして感光体26上
に形成されたトナー像を各電子写真用フィルム10に転
写させるようにし、実施例1〜6においては、図4に示
すように、塗布層12が設けられた面10bと反対側の
画像を形成する面10aにトナー像を転写させる一方、
比較例1〜6においては、図5に示すように、塗布層1
2が設けられた面10aにトナー像を転写させるように
した。
【0026】また、上記のようにして各電子写真用フィ
ルム10上にトナー像を転写させた後は、この電子写真
用フィルム10を一対の定着ローラ30間に導き、この
定着ローラ30間において加熱・加圧し、定着温度16
0℃で上記のトナー像を電子写真用フィルム10上に定
着させた後、この電子写真用フィルム10を排出トレイ
31に排出させるようにした。
【0027】そして、上記のように実施例1〜6及び比
較例1〜6の各電子写真用フィルム10を用いてそれぞ
れ200部の画像形成を行い、各電子写真用フィルム1
0の定着ローラ30に対する突入性及び画像形成後にお
ける感光体26の削れを調べ、その結果を下記の表2に
示した。
【0028】なお、各電子写真用フィルムの定着ローラ
に対する突入性については、定着ロール直前で電子写真
用フィルムの搬送不良が2枚以上発生した場合を問題あ
りとして×で、1枚以下の場合を問題なしとして○で表
示し、また感光体の削れについては、感光体の表面に傷
が発生している場合を問題ありとして×で、肉眼にも画
像上にもノイズが確認されない場合を問題なしとして○
で表示した。
【0029】
【表2】
【0030】この結果から明らかなように、電子写真用
フィルム10に平均粒径が40〜100μmのシリコー
ン樹脂微粒子を含有させた塗布層12を設けた場合、画
像形成を行う際における、電子写真用フィルム10の定
着ローラ30への突入性が良くなり、電子写真用フィル
ム10が詰まったりすることがなくなったが、塗布層1
2を電子写真用フィルム10において画像を形成する面
10aに設けた比較例1〜6においては、塗布層12に
含有されたシリコーン樹脂微粒子によって感光体26が
傷ついた。
【0031】(実施例7〜14及び比較例7〜14)こ
れらの実施例及び比較例においても、上記実施例1〜6
及び比較例1〜6の場合と同じフィルムを用いると共
に、このフィルム10に同様に切欠き11を設け、実施
例7〜14においては、上記実施例1〜6の場合と同様
に、画像を形成する面10aと反対側の画像を形成しな
い面10bにおいて、上記フィルム10の縦方向上端部
に粒子を含有する塗布層12を帯状に設ける一方、比較
例7〜14においては、上記比較例1〜6の場合と同様
に、画像を形成する面10aにおいて、上記フィルム1
0の縦方向上端部に粒子を含有する塗布層12を帯状に
設けるようにした。
【0032】ここで、これらの実施例及び比較例におい
ては、粒子を含有する塗布層12を設けるにあたり、そ
の粒子として、フェライト粒子(PTK社製,Cu−Z
n−フェライト)を用い、このフェライト粒子を各大き
さの振るいにかけてその粒径を調整し、実施例7及び比
較例7においては平均粒径が30μm、実施例8及び比
較例8においては平均粒径が40μm、実施例9及び比
較例9においては平均粒径が50μm、実施例10及び
比較例10においては平均粒径が60μm、実施例11
及び比較例11においては平均粒径が70μm、実施例
12及び比較例12においては平均粒径が80μm、実
施例13及び比較例13においては平均粒径が90μ
m、実施例14及び比較例14においては平均粒径が1
00μmになったフェライト粒子を用いるようにした。
【0033】そして、上記のような平均粒径になった各
フェライト粒子10重量部に、それぞれ酸化チタン5重
量部と、メタクリル酸メチル(75重量%)/アクリル
酸イソブチル(20重量%)/アクリル酸(5重量%)
が共重合されたアクリル系水性樹脂分散体20重量部
と、水80重量部とを加えて混合させ、上記の各フェラ
イト粒子を含む各アクリル系水性樹脂塗材を得た。
【0034】そして、実施例7〜14においては、これ
らの各アクリル系水性樹脂塗材を、上記実施例1〜6の
場合と同様に、上記のフィルム10において画像を形成
しない面10bの縦方向上端部にバーコーダーを用いて
5cm×10cmの幅になるように塗布し、また比較例
7〜14においては、上記比較例1〜6の場合と同様
に、画像を形成する面10aの縦方向上端部にバーコー
ダーを用いて5cm×10cmの幅になるように塗布
し、その後、上記の各フィルム10を150℃で1分間
乾燥をさせ、各フィルム10に上記のような平均粒径に
なった各フェライト粒子を含有する塗布層12を設け、
実施例7〜14及び比較例7〜14の各電子写真用フィ
ルムを得た。
【0035】次に、上記のようにして得た実施例7〜1
4の各電子写真用フィルムに対しては、上記実施例1〜
6の場合と同様にし、また比較例7〜14の各電子写真
用フィルムに対しては、上記比較例1〜6の場合と同様
にして、それぞれ市販のフルカラー複写機(ミノルタカ
メラ株式会社製,CF70)により200部の画像形成
を行い、各電子写真用フィルムの定着ローラ30に対す
る突入性及び画像形成後における感光体26の削れを調
べ、その結果を下記の表3に示した。なお、各電子写真
用フィルムの定着ローラに対する突入性及び感光体の削
れについては、上記の表2の場合と同様にして評価し
た。
【0036】
【表3】
【0037】この結果から明らかなように、電子写真用
フィルム10に平均粒径が30〜100μmのフェライ
ト粒子を含有させた塗布層12を設けた場合において
も、画像形成を行う際における、電子写真用フィルム1
0の定着ローラ30に対する突入性が良くなり、電子写
真用フィルム10が詰まったりするということがなくな
ったが、上記塗布層12を電子写真用フィルム10にお
いて画像を形成する面10aに設けた比較例7〜14に
おいては、上記比較例1〜6の場合と同様に、塗布層1
2に含有されたフェライト粒子によって感光体26が傷
ついた。
【0038】(比較例15〜22)これらの比較例にお
いても、上記実施例1〜6及び比較例1〜6の場合と同
じフィルムを用いると共に、このフィルム10に同様に
切欠き11を設け、比較例15〜18においては、上記
実施例1〜6の場合と同様に、画像を形成する面10a
と反対側の画像を形成しない面10bにおいて、上記フ
ィルム10の縦方向上端部に粒子を含有する塗布層12
を帯状に設ける一方、比較例19〜22においては、上
記比較例1〜6の場合と同様に、画像を形成する面10
aにおいて、上記フィルム10の縦方向上端部に粒子を
含有する塗布層12を帯状に設けるようにした。
【0039】ここで、これらの比較例においては、粒子
を含有する塗布層12を設けるにあたり、その粒子とし
て、下記の表4に示すように、粒径範囲が異なる4種類
のシリコーン樹脂微粒子(東芝シリコーン社製、トスパ
ール120,トスパール3120,GB737,GB7
38)をそのまま用いた。
【0040】
【表4】
【0041】そして、上記の各シリコーン樹脂微粒子1
5重量部に、それぞれアクリルポリオール樹脂(日立化
成社製,ヒタロイド3008)63重量部と、ポリイソ
シアネート(日本ポリウレタン社製,コロネートHL)
22重量部と、ブチルメタクリレート・メチルメタクリ
レート(重量比9:1)共重合体の40%トルエン・イ
ソプロパノール(重量比4:1)混合溶媒溶液20重量
部と、カーボンブラック(東芝カーボン社製)3重量部
と、酢酸エチル・トルエン(重量比3:7)混合溶液7
0重量部とを加えて混合させ、上記の各シリコーン樹脂
微粒子を含む各マット化樹脂塗材を得た。
【0042】そして、比較例15〜18においては、こ
れらの各マット化樹脂塗材を、上記実施例1〜6の場合
と同様に、上記のフィルム10において画像を形成しな
い面10bの縦方向上端部にバーコーダーを用いて5c
m×10cmの幅になるように塗布し、また比較例19
〜22においては、上記比較例1〜6の場合と同様に、
画像を形成する面10aの縦方向上端部にバーコーダー
を用いて5cm×10cmの幅になるように塗布し、そ
の後、上記の各フィルム10を120℃で1分間乾燥さ
せ、更に、150℃で3分間キュアリングを行い、各フ
ィルム10に上記の各シリコーン樹脂微粒子を含有する
塗布層12を設け、比較例15〜22の各電子写真用フ
ィルムを得た。
【0043】次に、上記のようにして得た比較例15〜
18の各電子写真用フィルムに対しては、上記実施例1
〜6の場合と同様にし、また比較例19〜22の各電子
写真用フィルムに対しては、上記比較例1〜6の場合と
同様にして、それぞれ市販のフルカラー複写機(ミノル
タカメラ株式会社製,CF70)によって200部の画
像形成を行い、各電子写真用フィルムの定着ローラ20
に対する突入性及び画像形成後における感光体26の削
れを調べ、その結果を下記の表5に示した。なお、各電
子写真用フィルムの定着ローラに対する突入性及び感光
体の削れについては、上記の表2の場合と同様にして評
価した。
【0044】
【表5】
【0045】この結果から明らかなように、電子写真用
フィルム10にその粒径が30μmより小さいのシリコ
ーン樹脂微粒子や100μmより大きいシリコーン樹脂
微粒子を含有させた塗布層12を設けた場合、いずれも
画像形成を行う際における、電子写真用フィルム10の
定着ローラ30に対する突入性が改善されず、電子写真
用フィルム10が詰まったりすることがあり、またその
粒径が100μmより大きいシリコーン樹脂微粒子を含
有させた塗布層12を電子写真用フィルム10において
画像を形成する面10aに設けた比較例21,22にお
いては、塗布層12に含有された上記シリコーン樹脂微
粒子によって感光体26が傷ついた。
【0046】(比較例23,24)これらの比較例にお
いても、上記実施例1〜6及び比較例1〜6の場合と同
じフィルムを用いると共に、このフィルム10に同様に
切欠き11を設け、比較例23においては、上記実施例
1〜6の場合と同様に、画像を形成する面10aと反対
側の画像を形成しない面10bにおいて、上記フィルム
10の縦方向上端部に塗布層12を帯状に設ける一方、
比較例24においては、上記比較例1〜6の場合と同様
に、画像を形成する面10aにおいて、上記フィルム1
0の縦方向上端部に塗布層12を帯状に設けるようにし
た。
【0047】ここで、これらの比較例においては、塗布
層12を設けるにあたり、酸化チタン5重量部と、メタ
クリル酸メチル(75重量%)/アクリル酸イソブチル
(20重量%)/アクリル酸(5重量%)が共重合され
たアクリル系水性樹脂分散体20重量部と、水80重量
部とを混合させたアクリル系水性樹脂塗材を用い、比較
例23においては、上記実施例1〜6の場合と同様に、
上記のフィルム10において画像を形成しない面10b
の縦方向上端部にバーコーダーを用いて5cm×10c
mの幅になるように塗布し、また比較例24において
は、上記比較例1〜6の場合と同様に、画像を形成する
面10aの縦方向上端部にバーコーダーを用いて5cm
×10cmの幅になるように塗布し、その後、上記の各
フィルム10を150℃で1分間乾燥をさせて、比較例
23,24の各電子写真用フィルムを得た。
【0048】次に、上記のようにして得た比較例23の
電子写真用フィルムに対しては、上記実施例1〜6の場
合と同様にし、また比較例24の電子写真用フィルムに
対しては、上記比較例1〜6の場合と同様にして、それ
ぞれ市販のフルカラー複写機(ミノルタカメラ株式会社
製,CF70)により200部の画像形成を行い、各電
子写真用フィルムの定着ローラに対する突入性及び画像
形成後における感光体の削れを調べ、その結果を下記の
表6に示した。なお、各電子写真用フィルムの定着ロー
ラに対する突入性及び感光体の削れについては、上記の
表2の場合と同様にして評価した。
【0049】
【表6】
【0050】この結果から明らかなように、電子写真用
フィルム10に塗布層12を設けたとしても、この塗布
層12に平均粒径が30〜100μmの粒子を含有させ
ていない場合には、画像形成を行う際における、電子写
真用フィルム10の定着ローラに対する突入性が改善さ
れず、電子写真用フィルム10が詰まったりすることが
あった。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明に係る電
子写真用フィルムにおいては、透光性のフィルムで構成
された電子写真用フィルムの一端部に平均粒径が30〜
100μmの粒子を含有する塗布層を設けるようにし、
また電子写真装置を用いてこの電子写真用フィルムに画
像形成を行うにあたり、上記のように平均粒径が30〜
100μmの粒子を含有する塗布層が設けられた面が画
像形成面の裏面側になるようにセットすると共に、塗布
層が形成された一端部からこの電子写真用フィルムを電
子写真装置内に導いて、画像形成を行うようにしたた
め、トナー像が転写された電子写真用フィルムをヒート
ローラ等の定着ローラ間に導いて、トナー像を電子写真
用フィルムに定着させる際に、この電子写真用フィルム
が定着ローラ間にうまく突入され、特に、定着ローラと
してシリコンオイルを塗布するヒートローラを用いた場
合においても、この電子写真用フィルムが定着ローラの
ところで詰まったりするということがなく、電子写真用
フィルムに対して安定した画像形成が行えるようになっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子写真用フィルムに使用する透光性のフィル
ムの隅に切欠きを設けた状態を示す斜視図である。
【図2】切欠きが設けられた上記の透光性のフィルムに
おいて、画像を形成する面と反対側の画像を形成しない
面の縦方向上端部に塗布層を設けた状態を示す斜視図で
ある。
【図3】切欠きが設けられた上記の透光性のフィルムに
おいて、画像を形成する面の縦方向上端部に塗布層を設
けた状態を示す斜視図である。
【図4】画像を形成しない面に塗布層が設けられた電子
写真用フィルムに、複写機を用いて画像を形成する場合
において、上記電子写真用フィルムの走行状態を示した
部分説明図である。
【図5】画像を形成する面に塗布層が設けられた電子写
真用フィルムに、複写機を用いて画像を形成する場合に
おいて、上記電子写真用フィルムの走行状態を示した部
分説明図である。
【図6】複写機を用いて電子写真用フィルムに画像を形
成する状態を示した概略説明図である。
【符号の説明】
10 電子写真用フィルム 10a 画像を形成する面 10b 画像を形成しない面 12 塗布層 20 複写機(電子写真装置) 21 給紙口 22 原稿台 23 光学系 24 読み取り部 25 レーザー出力部 26 感光体 27 現像部 28 トナー 29 転写ドラム 30 定着ローラ 31 排出トレイ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透光性のフィルムで構成された電子写真
    用フィルムにおいて、上記フィルムの一端部に平均粒径
    が30〜100μmの粒子を含有する塗布層を設けたこ
    とを特徴とする電子写真用フィルム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された電子写真用フィル
    ムを用いて電子写真装置により画像形成を行うにあた
    り、上記電子写真用フィルムにおいて塗布層が設けられ
    た面が画像形成面の裏面側になるようにセットすると共
    に、塗布層が形成された一端部からこの電子写真用フィ
    ルムを電子写真装置内に導いて画像形成を行うようにし
    たことを特徴とする画像形成方法。
JP28402492A 1992-09-28 1992-09-28 電子写真用フィルム及び画像形成方法 Pending JPH06110242A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28402492A JPH06110242A (ja) 1992-09-28 1992-09-28 電子写真用フィルム及び画像形成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28402492A JPH06110242A (ja) 1992-09-28 1992-09-28 電子写真用フィルム及び画像形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06110242A true JPH06110242A (ja) 1994-04-22

Family

ID=17673322

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28402492A Pending JPH06110242A (ja) 1992-09-28 1992-09-28 電子写真用フィルム及び画像形成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06110242A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ITRM950182A1 (it) Elemento girevole per fissaggio e dispositivo di fissaggio.
EP0577744B1 (en) Film construction for use in a plain paper copier
US6009286A (en) Image forming apparatus with disturbance elimination
US6549741B2 (en) Carrying apparatus and image forming apparatus
JPH06110242A (ja) 電子写真用フィルム及び画像形成方法
JP4022325B2 (ja) カラーppc用フィルム
JP2001013836A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JPH04328593A (ja) 画像形成装置
JP2000206736A (ja) 画像形成方法及び画像形成装置
JP3071996B2 (ja) カラー画像用ohpフィルム
EP0993177A3 (en) Apparatus to ensure provision of sheets for image formation according to external image data
JP2007065007A (ja) 画像形成装置
JPS63106666A (ja) 画像形成装置
JPH06186890A (ja) クリーニング装置及び画像形成装置
JP3040604B2 (ja) カラー画像形成方法
JP2004240129A (ja) 現像剤及び画像形成装置
JPH1145035A (ja) 画像形成装置
JP2002258606A (ja) 一成分トナーの現像装置
JP3098122B2 (ja) カラー用両面複写機
JPH07219292A (ja) 画像形成装置
JPH0239081A (ja) 画像形成装置
JPH1165150A (ja) 感光体及び感光体製造方法並びに画像形成装置
JP2003084644A (ja) 画像形成装置
JPS58203470A (ja) 定着装置
JPH03128832A (ja) 給紙装置