JPH0611057Y2 - 不織布フィルタ - Google Patents

不織布フィルタ

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JPH0611057Y2
JPH0611057Y2 JP4863788U JP4863788U JPH0611057Y2 JP H0611057 Y2 JPH0611057 Y2 JP H0611057Y2 JP 4863788 U JP4863788 U JP 4863788U JP 4863788 U JP4863788 U JP 4863788U JP H0611057 Y2 JPH0611057 Y2 JP H0611057Y2
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JP
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filter
laminated
laminate
notches
woven fabric
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JP4863788U
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JPH01152711U (ja
Inventor
隆行 免出
昌功 鶴見
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三井石油化学工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、不織布を用いたフィルタに関し、積層して使
用するのに適した不織布フィルタに関する。
〔従来の技術〕 不織布は、油、異物等の吸着、過性能に優れているた
め、気体や液体のフィルタとして多く使用されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、不織布を積層して使用すると通液抵抗、通気抵
抗が大きくなり、また、積層したフィルタの初段部分で
目づまりし、後段部分は実質的にフィルタとして機能し
ない状態となり、十分な過作用を期待できない。
本考案は、不織布製のフィルタにおいて前記した問題点
を解決し、通気・通液抵抗が小さくしかも過能力の大
きい不織布フィルタとすることを技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記技術的課題を解決するため、次のような手
段をとった。
すなわち、本考案は、変形可能な素材からなる板状体1
の少なくとも一面に不織布2を貼り付けて積層体3を形
成し、この積層体3に、その表裏を貫通すると共に一方
向に向かって断続的に連なる切込み4を複数列設け、か
つ、隣接する各列同士の切込み4を交互に配置した不織
布フィルタとした。
そして、この不織布フィルタは、そのまま販売して、使
用する際に前記切込み4と直角方向に積層体3を引き伸
ばし切込み4を広げて巻回もしくは積層してもよいが、
予め切込み4と直角方向に積層体3を引き伸ばして巻回
もしくは積層して、筒状のロール・フィルタとし、ある
いは、積層フィルタとしてもよい。
〔作用〕
本考案では、切込み4と直角方向に積層体3を引き伸ば
してこれを巻回、もしくは積層してフィルタとして使用
するが、切込み4と直角方向に引き伸ばすことで板状体
1が変形して切込み4が開き、この隙間から液又は気体
が通過するので、多段に積層しても通液抵抗や通気抵抗
は小さくなる。
一方、隙間を通過する液や気体は、板状体1両面に貼り
付けた不織布2に衝突しつつ、フィルタを通過するの
で、不純物はその際不織布2に吸着される。
この物理的衝突作用による吸着作用は、前記切込み4の
存在により、多段に積層した初段から後段に至るまでま
んべんなく行われるため、十分な過をすることができ
る。
また、本考案で、変形可能な素材からなる板状体1とは
塑性変形可能な合成樹脂シート、金属板、紙に限らず、
この他にも、フェルトや布を接着剤で一定の厚さに固め
たもの等も使用できる。
このような板状体1は不織布2のみでは不十分な、フィ
ルタの形状維持機能を補う。
次に、本考案で板状体1の両面に貼り付ける不織布2の
原料としては、繊維化できる樹脂であれば結晶性、非晶
性を問わず、低密度ポリエチレン、高密度ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリ1−ブテン、ポリ4−メチル
−1−ペンテンあるいはエチレン、プロピレン、1−ブ
テン、4−メチル−ペンテン等のα−オレフィン同士の
ランダムあるいはブロック共重合体等のポリオレフィ
ン、エチレン・アクリル酸共重合体、エチレン・酢酸ビ
ニル共重合体、エチレン・ビニルアルコール共重合体、
エチレン・塩化ビニル共重合体、等のエチレン・ビニル
化合物共重合体、ポリスチレン、アクリロニトリル・ス
チレン共重合体、ABS、メタクリル酸メチル・スチレ
ン共重合体、α−メチルスチレン・スチレン共重合体等
のスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデ
ン、塩化ビニル・塩化ビニリデン共重合体、アクリル酸
エステルとして、ポリアクリル酸メチル、ポリメタクリ
ル酸メチル等のポリビニル化合物、ナイロン6、ナイロ
ン6−6、ナイロン6−10、ナイロン11、ナイロン
12等のポリアミド、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リブチレンテレフタレート等の熱可塑性ポリエステル、
ポリカーボネート、ポリフェニレンオキサイド等あるい
はこれらの混合物、もしくはシリコン系、ウレタン系等
のいずれの樹脂をも使用できる。また、レーヨン、ビニ
ロン等のセルロース繊維、その他綿、羊毛、麻等天然繊
維を使用でき、これらを混合して得た不織布2を利用で
きる。
なお、前記のような合成樹脂を用いるとき、過性能を
高めるための繊維に捲縮加工を施したり、あるいは繊維
自体を多孔質としたもの等特殊加工を施したものも利用
できる。
また、不織布2の製造方法としては、プリント法あるい
はスプレイ法等の接着剤型、ニードルパンチ法、ステッ
チ法等の機械結合型、スパンボンド法等紡糸型、パルプ
等をフィブリル化し抄紙法に準じて製造する抄紙型等各
種製造により得た不織布2を使用できる。
不織布2の板状体1への貼付け手段は接着剤によること
ができるが、板状体1として熱可塑性樹脂を用いた場合
には熱融着法も使用できる。
板状体1と不織布2との積層体3に入れられる切込み4
は、積層体3を貫通していること、及び断続的であるこ
とが要件とされる。そして1つの切込み4の長さは5〜
50mm程度がよく、特に10〜30mm程度が望ましく、
また、断続する切込み4と切込み4の間隔は2〜20mm
がよく、特に3〜10mm程度が望ましい。これらの値が
小さすぎると、切込み4の開度が狭すぎて、通気・通液
抵抗を小さくできず、逆に大きすぎると過性能が落ち
る。
また、1つの切込み4の列とそれに隣合う他の切込み4
の列との間で、切込み4が交互に配置されることが、切
込み4を適切に開く上で必要である。また、各列間の間
隔は2〜20mmがよく、特に3〜10mm程度がよい。
積層体3を複数積層してフィルタとする場合、積層する
積層体3同士で切込み4の方向が同一となるように積層
してもよいが、切込み4の方向が交互に直交するように
積層してもよい。一方、巻回してロール・フィルタとす
る場合は、中心に芯材として中空かつ多孔の管を1本、
もしくは、多数用いるとよい。
本考案のフィルタは、例えば次のような工程で製造され
る。例えば塩化ビニル製の帯状シートを板状体1として
連続供給するとともに、スパンボンド法等により不織布
2の帯状シートを連続成形し、前記帯状シートの一面側
もしくは両面側に供給する。帯状シートと不織布シート
の接合面にはいずれか一方に予め接着剤をスプレー法等
により塗布しておき、これら不織布シートと板状体1と
の積層物を一対のロールで挟持し、必要に応じて加熱
し、あるいは、ニードルパンチなどして、一体化し、そ
の後、カッターで前記したような切込み4を入れて製造
する。その後の積層フィルタとする方法は前記した通り
である。
〔実施例〕 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
ポリプロピレン製の帯状シート(幅60cm、厚さ0.2
mm)の両面にスパンボンド法で製造したポリプロピレン
製の厚さ2mmの不織布2を接着剤で貼付けて積層体3を
形成し、この積層体3の表裏を貫通して帯状シートの幅
方向に向かう長さ20mmの切込み4を5mmの間隔で断続
的に入れた。また、切込み4は4mm間隔で並列して複数
列設け、隣接する列において切込み4が交互になるよう
にした。
このフィルタを用いて過試験をしたところ、通液抵抗
が小さく、しかも、十分な過能力を有することが確認
できた。
〔考案の効果〕
以上、本考案によれば多層にしても通液もしくは通気抵
抗を小さくでき、かつ、過能力も優れたフィルタとす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示した不織布の部分的斜視
図、第2図は切込みをその直角方向に広げた状態の平面
図である。 1……板状体、2……不織布、 3……積層体、4……切込み。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】変形可能な素材からなる板状体1の少なく
    とも一面に不織布2を貼り付けて積層体3を形成し、こ
    の積層体3に、その表裏を貫通すると共に一方向に向か
    って断続的に連なる切込み4を複数列設け、かつ、隣接
    する各列同士の切込み4を交互に配置した不織布フィル
    タ。
  2. 【請求項2】前記切込み4と直角方向に積層体3を引き
    伸ばして切込み4を広げた実用新案請求の範囲第1項記
    載の不織布フィルタ。
JP4863788U 1988-04-11 1988-04-11 不織布フィルタ Expired - Lifetime JPH0611057Y2 (ja)

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JP4863788U JPH0611057Y2 (ja) 1988-04-11 1988-04-11 不織布フィルタ

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JP4863788U JPH0611057Y2 (ja) 1988-04-11 1988-04-11 不織布フィルタ

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JPH01152711U JPH01152711U (ja) 1989-10-20
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