JPH0611099Y2 - ガス吸着材とそれを用いる空気清浄化装置 - Google Patents

ガス吸着材とそれを用いる空気清浄化装置

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JPH0611099Y2
JPH0611099Y2 JP3867290U JP3867290U JPH0611099Y2 JP H0611099 Y2 JPH0611099 Y2 JP H0611099Y2 JP 3867290 U JP3867290 U JP 3867290U JP 3867290 U JP3867290 U JP 3867290U JP H0611099 Y2 JPH0611099 Y2 JP H0611099Y2
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JP
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sawdust
air
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JP3867290U
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JPH04936U (ja
Inventor
逸夫 江崎
Original Assignee
株式会社明治クリックス
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Publication date
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  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はアルカリ性ガス等の有害ガスを吸着させるため
のガス吸着材と、それを用いる空気清浄化装置に関す
る。
(従来の技術) 新築の建築物では、コンクリート壁や内装建材などから
微少な有害ガスが常時発生しており、特に博物館、美術
館等では、そのガスによって展示品が変色させられると
いうことが問題となっている。
そこでガス吸着材を充填した空気清浄化装置により上記
有害ガスを吸着除去することが考えられているが、従来
のガス吸着材は、繊維状の合成樹脂材などからなり、比
較的高価であるという難点がある。また有害ガスを長時
間にわたって吸着させるため、上記ガス吸着材を厚くす
ると、目詰まりしやすくなって、有害ガスが通過しにく
くなり、ガス除去効率が低下するという欠点がある。
本考案は上記従来の問題点に鑑み、安価で、しかも目詰
まりしにくく、効率よく有害ガスを吸着させることがで
きるガス吸着材と、それを用いる空気清浄化装置とを提
供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本考案の第1は、多孔質ウエ
ブ状に形成された紙材9と、おがくず10とを混合して
なる構成を採用するものである。
本考案の第2は、上記紙材9が酸性紙からなる構成を採
用するものである。
本考案の第3は、室内空気を強制循環させる空気循環装
置内15内に、多孔質ウエブ状に形成された紙材9と、
おがくず10とを混合してなるガス吸着材1を充填して
なる構成を採用するものである。
(作用) 上記構成において、有害ガスが多孔質ウエブ状に形成さ
れた紙材9の微小な空孔を通過する間に、そのガス成分
が紙材9に吸着され、空気が清浄化される。従って博物
館、美術館等において展示品が室内空気中の有害ガスに
よって変色させられるという問題点を確実に解消するこ
とができる。
また特に上記紙材9とおがくず10とを混合することに
よって、そのおがくず10の周囲に空隙14を形成し、
その空隙14を伝って有害ガスが紙材9の内部を円滑に
通過できるようにしているので、紙材9の厚さを充分に
厚くしても、その紙材9が目詰まりしたりせず、長時間
にわたって有害ガスを効率よく吸着させることができ
る。
(実施例) 第1図及び第2図は本考案の一実施例たるガス吸着材1
をフイルターケーシング2内に充填してなるフイルター
Aを示すものであって、上記フイルターケーシング2
は、四角形のケーシング枠3と、該ケーシング枠3の両
開口部を塞ぎ、且つその両開口部に縁金4によって固定
された多数の空気孔6を有する多孔板状の一対のガス吸
着材支持板7,7とからなる。また上記ガス吸着材1
は、第3図にも示すように、繊維を互いにからませて、
内部に微小な空孔を形成した綿状、または、くもの巣
状、即ち多孔質ウエブ状の紙材9と、材木などを挽いた
ときに出るくずであるおがくず10とを混合したもので
ある。
さらに上記ガス吸着材1は、第1図および第2図に示す
ように、不織布等からなる通気性に優れた保護布11に
包まれた状態で上記フイルターケーシング2内に充填さ
れ、また上記保護布11と各吸着材支持板7,7との間
に、保護布支持用の金網12を介在させている。
上記構成において、アルカリ性ガスなどの有害ガスが上
記紙材9の微小な空孔を通過する間に、そのガス成分が
紙材9に吸着され、空気が清浄化されるわけであるが、
このとき、上記紙材9とおがくず10とを混合すること
によって、第3図に示すように、おがくず10の周囲に
空隙14を形成し、その空隙14を伝って有害ガスが紙
材9の内部を円滑に通過できるようにしているので、紙
材9の厚さを充分に厚くしても、その紙材9が目詰まり
したりせず、長時間にわたって有害ガスを効率よく吸着
させることができる。
上記紙材9の製造方法の一例を示すと、新聞等の古紙を
水で溶かし、これをミキサーにかけて混練することによ
って、のり状にし、さらにそれを平たく延ばして乾燥し
た後、粉砕機で粉砕することにより、多孔質ウエブ状に
形成された紙材9を得ることができる。
また上記紙材9の素材たる古紙等は通常、酸性処理され
ているので、その素材からなる紙材9も当然酸性とな
り、博物館、美術館等の展示品を変色させる主たる原因
たるアルカリ性ガスを中和し、その変色を防ぐことがで
きる。
上記紙材9とおがくず10との配分比は、重量比で5:
5〜8:2(好ましくは6:4)である。紙材9が5割
以下の場合には、有害ガスの吸着率が低くなりすぎる。
また紙材9が8割以上の場合には、ガスが通過しにくく
なって、ガス除去効率が低下する。
また上記紙材9とおがくず10とは、ともに木材からつ
くられており、同一の比重であるから、おがくず10を
紙材9の内部にほぼ均等に分散させることができ、これ
によってガス吸着材1の各部分を通るガスの通過率をほ
ぼ一定にすることができる。
第4図は本考案の他の実施例たる空気清浄化装置を示す
ものであって、室内空気を強制循環させる空気循環装置
15のハウジング16内に前記フイルターAを複数枚配
設しており、上記ハウジング16内の下部に設けたファ
ン17を作動させることにより、吸着孔18からハウジ
ング16内に吸引された空気が上記各フイルターAを通
過する際に、それに含まれる有害ガスが吸着され、吐出
口19から室内に清浄化された空気が吐出される。
なお、上記フイルターAに加えて、第4図に示すよう
に、消臭剤(例えば活性炭)を充填した消臭フイルター
Bや、除湿剤(例えば乾燥させた軽石)を充填した除湿
フイルターCを配列してもよい。これによって新築建物
特有の臭気や湿気を除くことができる。
(考案の効果) 本考案の第1によれば、ガス吸着材が古紙等からなる紙
材と、製材所で大量に排出されるおがくずとからなるた
め、そのガス吸着材を極めて安価に製造することができ
る。
また上記おがくずによって、多孔質ウエブ状に形成され
た紙材の内部に多数の空隙がほぼ均等に形成されている
ので、上記紙材の厚さを充分に厚くしたとしても、その
紙材が目詰まりしたりせず、長時間にわたって有害ガス
を効率よく吸着させることができる。
本考案の第2によれば、上記紙材が酸性紙からなってい
るから、博物館、美術館等の展示品を変色させる主たる
原因たるアルカリ性ガスを中和し、その変色を防ぐこと
ができる。
本考案の第3によれば、室内空気を強制循環させる空気
循環装置内に前記ガス吸着材を充填しているので、室内
全体の空気を確実に清浄化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例たるガス吸着材を充填したフ
イルターの一部切欠き斜視図、第2図は同縦断面図、第
3図はガス吸着材の要部の拡大図、第4図は本考案の他
の実施例たる空気清浄化装置の縦断面図である。 1…ガス吸着材、9…紙材、10…おがくず、15…空
気循環装置。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】多孔質ウエブ状に形成された紙材と、おが
    くずとを混合してなるガス吸着材。
  2. 【請求項2】前記紙材は酸性紙からなる請求項1記載の
    ガス吸着材。
  3. 【請求項3】室内空気を強制循環させる空気循環装置内
    に、多孔質ウエブ状に形成された紙材と、おがくずとを
    混合してなるガス吸着材を充填したことを特徴とする空
    気清浄化装置。
JP3867290U 1990-04-11 1990-04-11 ガス吸着材とそれを用いる空気清浄化装置 Expired - Lifetime JPH0611099Y2 (ja)

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JPH04936U JPH04936U (ja) 1992-01-07
JPH0611099Y2 true JPH0611099Y2 (ja) 1994-03-23

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