JPH061126Y2 - 呼気中の炭酸ガス測定装置 - Google Patents
呼気中の炭酸ガス測定装置Info
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- JPH061126Y2 JPH061126Y2 JP3949989U JP3949989U JPH061126Y2 JP H061126 Y2 JPH061126 Y2 JP H061126Y2 JP 3949989 U JP3949989 U JP 3949989U JP 3949989 U JP3949989 U JP 3949989U JP H061126 Y2 JPH061126 Y2 JP H061126Y2
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- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は呼気中に炭酸ガスを測定する装置に係り、特
に、大気圧に応じて測定値を自動補正する形式の炭酸ガ
ス測定装置に関するものである。
に、大気圧に応じて測定値を自動補正する形式の炭酸ガ
ス測定装置に関するものである。
従来の技術 呼気中に含まれる炭酸ガス量からは、被検者の換気や循
環,代謝の状況など種々の生理的情報が得られ、特に呼
気終末時の炭酸ガス量は動脈血中の炭酸ガス量に対応す
るもので、麻酔や人工呼吸の管理などでは不可欠な情報
とされている。そして、このような呼気中の炭酸ガス量
は、例えば炭酸ガスの赤外線吸収特性を利用した炭酸ガ
スセンサ等によって濃度或いは分圧として測定される
が、その測定値は大気圧の変動に伴って変化する。この
ため、気圧計を用いて実際の大気圧を測定し、その大気
圧に基づいて炭酸ガスの測定値を自動補正することが考
えられている。
環,代謝の状況など種々の生理的情報が得られ、特に呼
気終末時の炭酸ガス量は動脈血中の炭酸ガス量に対応す
るもので、麻酔や人工呼吸の管理などでは不可欠な情報
とされている。そして、このような呼気中の炭酸ガス量
は、例えば炭酸ガスの赤外線吸収特性を利用した炭酸ガ
スセンサ等によって濃度或いは分圧として測定される
が、その測定値は大気圧の変動に伴って変化する。この
ため、気圧計を用いて実際の大気圧を測定し、その大気
圧に基づいて炭酸ガスの測定値を自動補正することが考
えられている。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、このような炭酸ガス測定のみのために気
圧計等を設けることは必ずしも経済的でなく、装置が高
価になるという問題があった。
圧計等を設けることは必ずしも経済的でなく、装置が高
価になるという問題があった。
本考案は以上の事情を背景として為されたもので、その
目的とするところは、気圧計を用いることなく大気圧を
測定して炭酸ガスの測定値を自動補正することにある。
目的とするところは、気圧計を用いることなく大気圧を
測定して炭酸ガスの測定値を自動補正することにある。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するために、本考案は、生体の呼気中
に含まれる炭酸ガス量を測定する炭酸ガスセンサを有す
るとともに、その炭酸ガスセンサによって測定された測
定値を大気圧に基づいて自動補正する形式の炭酸ガス測
定装置であって、(a)血圧測定に用いられる圧力センサ
から出力される出力信号に基づいて、予め定められた該
出力信号と大気圧との関係から実際の大気圧を決定する
大気圧決定手段と、(b)その大気圧決定手段によって決
定された実際の大気圧に基づいて前記測定値を補正する
補正手段とを有することを特徴とする。
に含まれる炭酸ガス量を測定する炭酸ガスセンサを有す
るとともに、その炭酸ガスセンサによって測定された測
定値を大気圧に基づいて自動補正する形式の炭酸ガス測
定装置であって、(a)血圧測定に用いられる圧力センサ
から出力される出力信号に基づいて、予め定められた該
出力信号と大気圧との関係から実際の大気圧を決定する
大気圧決定手段と、(b)その大気圧決定手段によって決
定された実際の大気圧に基づいて前記測定値を補正する
補正手段とを有することを特徴とする。
作用および考案の効果 すなわち、呼気中の炭酸ガス量の測定が行われるのは、
通常、麻酔や人工呼吸などが被検者に施されている場合
であって、このような時には血圧測定も同時に行われる
のが普通であり、本考案は、かかる血圧測定に用いられ
る圧力センサを利用して大気圧を測定するようにしたの
である。かかる本考案の炭酸ガス測定装置によれば、血
圧測定に用いられる圧力センサから出力される出力信号
に基づいて、大気圧決定手段により実際の大気圧が決定
されるとともに、補正手段によりその大気圧に従って炭
酸ガス測定値が自動的に補正される。したがって、炭酸
ガス測定のみのために気圧計等を設ける場合に比較し
て、装置が簡略化され安価となるのである。
通常、麻酔や人工呼吸などが被検者に施されている場合
であって、このような時には血圧測定も同時に行われる
のが普通であり、本考案は、かかる血圧測定に用いられ
る圧力センサを利用して大気圧を測定するようにしたの
である。かかる本考案の炭酸ガス測定装置によれば、血
圧測定に用いられる圧力センサから出力される出力信号
に基づいて、大気圧決定手段により実際の大気圧が決定
されるとともに、補正手段によりその大気圧に従って炭
酸ガス測定値が自動的に補正される。したがって、炭酸
ガス測定のみのために気圧計等を設ける場合に比較し
て、装置が簡略化され安価となるのである。
実施例 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第1図において、10は生体の上腕部に巻き付けられる
カフであり、エアホース12を介して電動ポンプ14,
排気装置16,および圧力センサ18に接続されてい
る。電動ポンプ14はカフ10内に空気を圧送するため
のもので、排気装置16は、カフ10と大気との連通を
完全に遮断する閉状態,カフ10と大気とを絞りを介し
て連通させてカフ10内の空気を徐々に排気する徐速排
気状態,およびカフ10と大気とを完全に連通させてカ
フ10内の空気を急速に排気する急速排気状態の3つの
状態に切り換えられる。また、圧力センサ18は、例え
ば1気圧等の予め設定された一定の基準圧力室を備え、
カフ10内の圧力(以下、カフ圧という)PKをその基
準圧力室内の基準圧を基準として歪ゲージや感圧ダイオ
ード等によって検出し、その差圧に対応する電気信号を
増幅して圧力信号SPとして出力する。
カフであり、エアホース12を介して電動ポンプ14,
排気装置16,および圧力センサ18に接続されてい
る。電動ポンプ14はカフ10内に空気を圧送するため
のもので、排気装置16は、カフ10と大気との連通を
完全に遮断する閉状態,カフ10と大気とを絞りを介し
て連通させてカフ10内の空気を徐々に排気する徐速排
気状態,およびカフ10と大気とを完全に連通させてカ
フ10内の空気を急速に排気する急速排気状態の3つの
状態に切り換えられる。また、圧力センサ18は、例え
ば1気圧等の予め設定された一定の基準圧力室を備え、
カフ10内の圧力(以下、カフ圧という)PKをその基
準圧力室内の基準圧を基準として歪ゲージや感圧ダイオ
ード等によって検出し、その差圧に対応する電気信号を
増幅して圧力信号SPとして出力する。
上記圧力信号SPは、血圧計20および大気圧決定手段
22に供給される。血圧計20は、オシロメトリック方
式により血圧値を測定するもので、例えば第2図に示さ
れているように構成され、圧力信号SPはローパスフィ
ルタ24およびバンドパスフィルタ26に供給される。
ローパスフィルタ24は、圧力信号SPから生体の脈拍
に同期する脈波等の振動成分を除去してカフ10内の静
的な圧力を検出し、その静圧に対応する静圧信号SSを
血圧決定手段28に出力する。また、バンドパスフィル
タ26は、圧力信号SPから脈波成分のみを取り出し、
その脈波に対応する脈波信号SMを血圧決定手段28に
出力する。
22に供給される。血圧計20は、オシロメトリック方
式により血圧値を測定するもので、例えば第2図に示さ
れているように構成され、圧力信号SPはローパスフィ
ルタ24およびバンドパスフィルタ26に供給される。
ローパスフィルタ24は、圧力信号SPから生体の脈拍
に同期する脈波等の振動成分を除去してカフ10内の静
的な圧力を検出し、その静圧に対応する静圧信号SSを
血圧決定手段28に出力する。また、バンドパスフィル
タ26は、圧力信号SPから脈波成分のみを取り出し、
その脈波に対応する脈波信号SMを血圧決定手段28に
出力する。
血圧決定手段28はマイクロコンピュータ等にて構成さ
れ、上記静圧信号SSの値Bから前記排気装置16が急
速排気状態とされてカフ圧PKが大気圧PAと等しくさ
れた状態における静圧信号SSの値BAを減算するとと
もに、予め定められた第3図に示されている関係から、
カフ10内の静圧から大気圧PAを差し引いた静圧PS
を求める。この減算値(B−BA)と静圧PSとの関係
は、カフ圧PKと大気圧PAとが等しくされた状態にお
ける既知の大気圧P0およびその時の静圧信号SSの値
B0に基づいて、圧力センサ18の出力特性等を考慮し
て設定されているが、これは、カフ圧PKと大気圧PA
とが等しくされた状態における静圧信号SSの値
(B0)を記憶させるとともに、その時の大気圧PAの
実際の値(P0)を気圧計等により測定して入力するこ
とにより、必要に応じて適宜設定し直すことができる。
また、上記静圧信号SSの値BAは、血圧測定に先立っ
て排気装置16が急速排気状態とされることにより、予
めRAM等の一時記憶手段に記憶され、血圧測定が行わ
れる毎に更新される。
れ、上記静圧信号SSの値Bから前記排気装置16が急
速排気状態とされてカフ圧PKが大気圧PAと等しくさ
れた状態における静圧信号SSの値BAを減算するとと
もに、予め定められた第3図に示されている関係から、
カフ10内の静圧から大気圧PAを差し引いた静圧PS
を求める。この減算値(B−BA)と静圧PSとの関係
は、カフ圧PKと大気圧PAとが等しくされた状態にお
ける既知の大気圧P0およびその時の静圧信号SSの値
B0に基づいて、圧力センサ18の出力特性等を考慮し
て設定されているが、これは、カフ圧PKと大気圧PA
とが等しくされた状態における静圧信号SSの値
(B0)を記憶させるとともに、その時の大気圧PAの
実際の値(P0)を気圧計等により測定して入力するこ
とにより、必要に応じて適宜設定し直すことができる。
また、上記静圧信号SSの値BAは、血圧測定に先立っ
て排気装置16が急速排気状態とされることにより、予
めRAM等の一時記憶手段に記憶され、血圧測定が行わ
れる毎に更新される。
かかる血圧決定手段28はまた、電動ポンプ14により
カフ10内に空気が圧送され、上記静圧信号SSに基づ
いて求められる静圧PSが予め設定された被検者の最高
血圧値よりも高い目標圧力、例えば180mmHg程度ま
で上昇させられた後、排気装置16が徐速排気状態に切
り換えられてカフ10内の空気が徐々に排気される過程
で、脈波信号SMが表す脈波の大きさの変化に基づい
て、静圧PSから最高血圧値および最低血圧値を決定す
る。
カフ10内に空気が圧送され、上記静圧信号SSに基づ
いて求められる静圧PSが予め設定された被検者の最高
血圧値よりも高い目標圧力、例えば180mmHg程度ま
で上昇させられた後、排気装置16が徐速排気状態に切
り換えられてカフ10内の空気が徐々に排気される過程
で、脈波信号SMが表す脈波の大きさの変化に基づい
て、静圧PSから最高血圧値および最低血圧値を決定す
る。
そして、以上のように構成された血圧計20には表示器
30が接続されており、上記血圧決定手段28において
決定された最高血圧値および最低血圧値がその表示器3
0に表示される。
30が接続されており、上記血圧決定手段28において
決定された最高血圧値および最低血圧値がその表示器3
0に表示される。
一方、前記大気圧決定手段22は、後述する気圧補償手
段50と共にマイクロコンピュータ等にて構成され、排
気装置16が急速排気状態とされてカフ圧PKが大気圧
PAと等しくされた状態における圧力信号SPの値CA
に基づいて、予め定められた第4図に示されている関係
から実際の大気圧PAを決定する。この値CAと大気圧
PAとの関係は、前記既知の大気圧P0およびその時の
圧力信号SPの値C0に基づいて、圧力センサ18の出
力特性等を考慮して設定されているが、これは、カフ圧
PKと大気圧PAとが等しくされた状態における圧力信
号SPの値(C0)を記憶させるとともに、その時の大
気圧PAの実際の値(P0)を気圧計等により測定して
入力することにより、必要に応じて適宜設定し直すこと
ができる。そして、その大気圧PAの値をRAM等の一
時記憶手段に記憶するとともに、その記憶手段から読み
出して大気圧PAを表す大気圧信号SAを出力する。記
憶手段に記憶された大気圧PAは、電動ポンプ14によ
りカフ10内に空気が圧送されて血圧測定が行われてい
る間は一定値に保持されるが、血圧測定が行われていな
い時には排気装置16が急速排気状態とされた状態で圧
力センサ18から供給される圧力信号SPに基づいて大
気圧PAが決定されることにより、順次更新される。
段50と共にマイクロコンピュータ等にて構成され、排
気装置16が急速排気状態とされてカフ圧PKが大気圧
PAと等しくされた状態における圧力信号SPの値CA
に基づいて、予め定められた第4図に示されている関係
から実際の大気圧PAを決定する。この値CAと大気圧
PAとの関係は、前記既知の大気圧P0およびその時の
圧力信号SPの値C0に基づいて、圧力センサ18の出
力特性等を考慮して設定されているが、これは、カフ圧
PKと大気圧PAとが等しくされた状態における圧力信
号SPの値(C0)を記憶させるとともに、その時の大
気圧PAの実際の値(P0)を気圧計等により測定して
入力することにより、必要に応じて適宜設定し直すこと
ができる。そして、その大気圧PAの値をRAM等の一
時記憶手段に記憶するとともに、その記憶手段から読み
出して大気圧PAを表す大気圧信号SAを出力する。記
憶手段に記憶された大気圧PAは、電動ポンプ14によ
りカフ10内に空気が圧送されて血圧測定が行われてい
る間は一定値に保持されるが、血圧測定が行われていな
い時には排気装置16が急速排気状態とされた状態で圧
力センサ18から供給される圧力信号SPに基づいて大
気圧PAが決定されることにより、順次更新される。
また、前記血圧測定が行われる被検者には炭酸ガスセン
サ32が取り付けられ、呼気中の炭酸ガス量が測定され
るようになっている。この炭酸ガスセンサ32は、赤外
域に存在する炭酸ガスの吸収スペクトルを利用して炭酸
ガス量を検出するもので、例えば第5図に示されている
ように、ヒーティングチューブ付赤外線ガス分析装置に
て構成される。かかる第5図において、光源装置34か
ら発射された赤外光は凸レンズ36,呼気が通されるガ
ラスセル38,赤外線フイルタ40,および凸レンズ4
2を通してホトセル44により検出される。ガラスセル
38を透過する赤外光は、そのガラスセル38内を通さ
れる呼気中の炭酸ガス量に反比例して変化させられるた
め、ホトセル44から出力される信号も炭酸ガス量に反
比例して変化する。そして、その信号は増幅器46によ
り増幅されるとともに、反転回路48により炭酸ガス量
が0の時の基準値、通常はホトセル44から出力される
信号の上ピーク付近の値を基準として反転され、炭酸ガ
ス信号SCとして出力される。上記反転回路48の基準
値は、光源装置34から発射される赤外光の強さやホト
セル44の出力特性等を考慮して予め設定される。
サ32が取り付けられ、呼気中の炭酸ガス量が測定され
るようになっている。この炭酸ガスセンサ32は、赤外
域に存在する炭酸ガスの吸収スペクトルを利用して炭酸
ガス量を検出するもので、例えば第5図に示されている
ように、ヒーティングチューブ付赤外線ガス分析装置に
て構成される。かかる第5図において、光源装置34か
ら発射された赤外光は凸レンズ36,呼気が通されるガ
ラスセル38,赤外線フイルタ40,および凸レンズ4
2を通してホトセル44により検出される。ガラスセル
38を透過する赤外光は、そのガラスセル38内を通さ
れる呼気中の炭酸ガス量に反比例して変化させられるた
め、ホトセル44から出力される信号も炭酸ガス量に反
比例して変化する。そして、その信号は増幅器46によ
り増幅されるとともに、反転回路48により炭酸ガス量
が0の時の基準値、通常はホトセル44から出力される
信号の上ピーク付近の値を基準として反転され、炭酸ガ
ス信号SCとして出力される。上記反転回路48の基準
値は、光源装置34から発射される赤外光の強さやホト
セル44の出力特性等を考慮して予め設定される。
ここで、このような炭酸ガスセンサ32によって検出さ
れる炭酸ガス量は炭酸ガスの分圧に対応するもので、測
定時の大気圧に影響され、大気圧が高い時には測定され
る炭酸ガス量も高くなり、大気圧の低い時には測定され
る炭酸ガス量も低くなる。このため、かかる炭酸ガスセ
ンサ32から出力される炭酸ガス信号SCは、前記大気
圧決定手段22から出力される大気圧信号SAと共に気
圧補償手段50に供給され、大気圧による影響が排除さ
れる。
れる炭酸ガス量は炭酸ガスの分圧に対応するもので、測
定時の大気圧に影響され、大気圧が高い時には測定され
る炭酸ガス量も高くなり、大気圧の低い時には測定され
る炭酸ガス量も低くなる。このため、かかる炭酸ガスセ
ンサ32から出力される炭酸ガス信号SCは、前記大気
圧決定手段22から出力される大気圧信号SAと共に気
圧補償手段50に供給され、大気圧による影響が排除さ
れる。
この気圧補償手段50は補正手段を成すもので、大気圧
信号SAが表す実際の大気圧PAに基づいて、予め定め
られた第6図に示す関係から補正係数Kを決定し、炭酸
ガス信号SCにこの補正係数Kを掛算する。これによ
り、大気圧PAの大きさに拘らず常に1気圧(760mm
Hg)の状態における炭酸ガスの%濃度に対応する信号
が得られ、その信号が表示器52に出力されることによ
り、表示器52には、第7図に示されているように被検
者の呼吸に同期して周期的に変化する炭酸ガス濃度
(%)のグラフが表示される。なお、この炭酸ガス濃度
(%)に加えて、或いは代わりに1気圧(760mmH
g)を基準とする炭酸ガス分圧を表示させることもでき
る。
信号SAが表す実際の大気圧PAに基づいて、予め定め
られた第6図に示す関係から補正係数Kを決定し、炭酸
ガス信号SCにこの補正係数Kを掛算する。これによ
り、大気圧PAの大きさに拘らず常に1気圧(760mm
Hg)の状態における炭酸ガスの%濃度に対応する信号
が得られ、その信号が表示器52に出力されることによ
り、表示器52には、第7図に示されているように被検
者の呼吸に同期して周期的に変化する炭酸ガス濃度
(%)のグラフが表示される。なお、この炭酸ガス濃度
(%)に加えて、或いは代わりに1気圧(760mmH
g)を基準とする炭酸ガス分圧を表示させることもでき
る。
本実施例では、上記大気圧決定手段22,炭酸ガスセン
サ32,気圧補償手段50,および表示器52によって
炭酸ガス測定装置が構成されている。そして、かかる炭
酸ガス測定装置は、血圧測定が行われていない状態にお
いては、血圧測定装置の排気装置16が急速排気状態と
されてカフ圧PKを大気圧PAと等しくした状態におい
て、呼気中の炭酸ガス測定が行われる。すなわち、血圧
測定装置の圧力センサ18から出力される圧力信号SP
の値CAに基づいて大気圧決定手段22により実際の大
気圧PAが逐次決定され、炭酸ガスセンサ32から出力
される炭酸ガス信号SCが気圧補償手段50により上記
実際の大気圧PAに基づいて補正されることにより、大
気圧PAの大きさに拘らず常に1気圧の状態における炭
酸ガス濃度(%)が表示器52に表示されるのである。
サ32,気圧補償手段50,および表示器52によって
炭酸ガス測定装置が構成されている。そして、かかる炭
酸ガス測定装置は、血圧測定が行われていない状態にお
いては、血圧測定装置の排気装置16が急速排気状態と
されてカフ圧PKを大気圧PAと等しくした状態におい
て、呼気中の炭酸ガス測定が行われる。すなわち、血圧
測定装置の圧力センサ18から出力される圧力信号SP
の値CAに基づいて大気圧決定手段22により実際の大
気圧PAが逐次決定され、炭酸ガスセンサ32から出力
される炭酸ガス信号SCが気圧補償手段50により上記
実際の大気圧PAに基づいて補正されることにより、大
気圧PAの大きさに拘らず常に1気圧の状態における炭
酸ガス濃度(%)が表示器52に表示されるのである。
また、上記排気装置16が閉状態とされて電動ポンプ1
4によりカフ10内に空気が圧送され、血圧測定が行わ
れている間は、その血圧測定の前に排気装置16が急速
排気状態とされてカフ圧PKが大気圧PAと等しくされ
た状態において、圧力センサ18から出力された圧力信
号SPに基づいて大気圧決定手段22により決定され且
つ記憶された最新の大気圧PAを用いて、前記炭酸ガス
信号SCが補正される。血圧測定装置による血圧測定
は、一般に一定の時間間隔をおいて繰り返し行われるた
め、上記炭酸ガス信号SCの補正に用いられる大気圧P
Aもその都度更新される一方、1回の血圧測定時間は通
常数分であるため、その間の実際の大気圧PAの変動は
殆どなく、大気圧決定手段22に記憶された一定の大気
圧PAを用いて炭酸ガス信号SCの補正を行っても問題
はないのである。
4によりカフ10内に空気が圧送され、血圧測定が行わ
れている間は、その血圧測定の前に排気装置16が急速
排気状態とされてカフ圧PKが大気圧PAと等しくされ
た状態において、圧力センサ18から出力された圧力信
号SPに基づいて大気圧決定手段22により決定され且
つ記憶された最新の大気圧PAを用いて、前記炭酸ガス
信号SCが補正される。血圧測定装置による血圧測定
は、一般に一定の時間間隔をおいて繰り返し行われるた
め、上記炭酸ガス信号SCの補正に用いられる大気圧P
Aもその都度更新される一方、1回の血圧測定時間は通
常数分であるため、その間の実際の大気圧PAの変動は
殆どなく、大気圧決定手段22に記憶された一定の大気
圧PAを用いて炭酸ガス信号SCの補正を行っても問題
はないのである。
ここで、このような本実施例の炭酸ガス測定装置におい
ては、炭酸ガス信号SCを補正するための大気圧P
Aが、血圧測定に用いられる圧力センサ18から出力さ
れる圧力信号SPに基づいて求められるようになってい
るため、炭酸ガス測定のみのために気圧計等を設ける場
合に比較して、装置が簡略化され安価となるのである。
ては、炭酸ガス信号SCを補正するための大気圧P
Aが、血圧測定に用いられる圧力センサ18から出力さ
れる圧力信号SPに基づいて求められるようになってい
るため、炭酸ガス測定のみのために気圧計等を設ける場
合に比較して、装置が簡略化され安価となるのである。
以上、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明し
たが、本考案は他の態様で実施することもできる。
たが、本考案は他の態様で実施することもできる。
例えば、前記実施例ではオシロメトリック方式により血
圧測定を行う血圧測定装置の圧力センサ18を利用して
大気圧を求めるようになっているが、他の方式の血圧測
定装置に用いられる圧力センサを利用することも可能で
ある。
圧測定を行う血圧測定装置の圧力センサ18を利用して
大気圧を求めるようになっているが、他の方式の血圧測
定装置に用いられる圧力センサを利用することも可能で
ある。
また、前記実施例では静圧PS,大気圧PA,補正係数
Kが、前記第3図,第4図,第6図に示されている関係
に従って求められるようになっているが、これ等の関係
はあくまでも一例であり、センサの出力特性等を考慮し
て適宜設定されるものである。なお、それ等を演算式な
どによって求めるようにすることも可能である。
Kが、前記第3図,第4図,第6図に示されている関係
に従って求められるようになっているが、これ等の関係
はあくまでも一例であり、センサの出力特性等を考慮し
て適宜設定されるものである。なお、それ等を演算式な
どによって求めるようにすることも可能である。
また、前記実施例の血圧計20は、第3図に示されてい
る関係に従って静圧PSを求めるようになっているが、
大気圧決定手段22から出力される大気圧信号SAを採
り入れて静圧PSを求めるようにすることもできる。
る関係に従って静圧PSを求めるようになっているが、
大気圧決定手段22から出力される大気圧信号SAを採
り入れて静圧PSを求めるようにすることもできる。
また、上記血圧計20を、大気圧決定手段22および気
圧補償手段50と共に共通のマイクロコンピュータにて
構成することもできる。
圧補償手段50と共に共通のマイクロコンピュータにて
構成することもできる。
また、前記実施例では大気圧決定手段22および気圧補
償手段50がマイクロコンピュータにて構成されている
が、同様の機能を備えたハードロジック回路にて構成す
ることもできる。
償手段50がマイクロコンピュータにて構成されている
が、同様の機能を備えたハードロジック回路にて構成す
ることもできる。
また、前記実施例の大気圧決定手段22は排気装置16
が急速排気状態とされて圧力センサ18から圧力信号S
Pが供給されることにより、大気圧PAを逐次求めるよ
うになっているが、一連の炭酸ガス測定中はその炭酸ガ
ス測定に先立って決定された同じ値の大気圧PAに基づ
いて炭酸ガス信号SCを補正するようにしても差支えな
い。
が急速排気状態とされて圧力センサ18から圧力信号S
Pが供給されることにより、大気圧PAを逐次求めるよ
うになっているが、一連の炭酸ガス測定中はその炭酸ガ
ス測定に先立って決定された同じ値の大気圧PAに基づ
いて炭酸ガス信号SCを補正するようにしても差支えな
い。
また、前記実施例の炭酸ガスセンサ32は炭酸ガス特有
の赤外線吸収作用を利用して炭酸ガス量を測定するもの
であるが、他の方式の炭酸ガスセンサを利用することも
可能である。
の赤外線吸収作用を利用して炭酸ガス量を測定するもの
であるが、他の方式の炭酸ガスセンサを利用することも
可能である。
また、上記炭酸ガスセンサ32は反転回路48を備えて
おり、炭酸ガス量に対応する炭酸ガス信号SCを出力す
るようになっているが、増幅器46から出力された炭酸
ガス量に反比例して変化する信号をそのまま出力させる
ようにしても差支えない。
おり、炭酸ガス量に対応する炭酸ガス信号SCを出力す
るようになっているが、増幅器46から出力された炭酸
ガス量に反比例して変化する信号をそのまま出力させる
ようにしても差支えない。
また、前記実施例の気圧補償手段50は補正係数Kを求
めて炭酸ガス信号SCを補正するようになっているが、
補正係数Kを求めることなく大気圧PAの大きさに応じ
て炭酸ガス信号SCを補正することも可能である。
めて炭酸ガス信号SCを補正するようになっているが、
補正係数Kを求めることなく大気圧PAの大きさに応じ
て炭酸ガス信号SCを補正することも可能である。
また、前記実施例の表示器52は炭酸ガス濃度の時間変
化を表示するようになっているが、呼気終末時の最大ピ
ーク値のみを表示するようにしたり、或いはそれらの値
をチャート紙等に記録したりするようにしても差支えな
い。なお、炭酸ガス濃度を表示したり記録したりするこ
とは必ずしも必要でなく、補正された炭酸ガス信号SC
を例えば麻酔や人工呼吸器等の自動制御にそのまま利用
することもできる。
化を表示するようになっているが、呼気終末時の最大ピ
ーク値のみを表示するようにしたり、或いはそれらの値
をチャート紙等に記録したりするようにしても差支えな
い。なお、炭酸ガス濃度を表示したり記録したりするこ
とは必ずしも必要でなく、補正された炭酸ガス信号SC
を例えば麻酔や人工呼吸器等の自動制御にそのまま利用
することもできる。
その他一々例示はしないが、本考案は当業者の知識に基
づいて種々の変更,改良を加えた態様で実施することが
できる。
づいて種々の変更,改良を加えた態様で実施することが
できる。
第1図は本考案の一実施例である炭酸ガス測定装置およ
び血圧測定装置の構成を示すブロック図である。第2図
は第1図における血圧計の構成を示すブロック図であ
る。第3図は第2図における血圧決定手段に予め設定さ
れた減算値と静圧との関係を示す図である。第4図は第
1図における大気圧決定手段に予め設定された圧力信号
の値と大気圧との関係を示す図である。第5図は第1図
における炭酸ガスセンサの構成を示す図である。第6図
は第1図における気圧補償手段に予め設定された大気圧
と補正係数との関係を示す図である。第7図は第1図に
おける炭酸ガス測定装置の表示器に表示される炭酸ガス
濃度変化の一例を示す図である。 18:圧力センサ 22:大気圧決定手段 32:炭酸ガスセンサ 50:気圧補償手段(補正手段) SP:圧力信号(出力信号)
び血圧測定装置の構成を示すブロック図である。第2図
は第1図における血圧計の構成を示すブロック図であ
る。第3図は第2図における血圧決定手段に予め設定さ
れた減算値と静圧との関係を示す図である。第4図は第
1図における大気圧決定手段に予め設定された圧力信号
の値と大気圧との関係を示す図である。第5図は第1図
における炭酸ガスセンサの構成を示す図である。第6図
は第1図における気圧補償手段に予め設定された大気圧
と補正係数との関係を示す図である。第7図は第1図に
おける炭酸ガス測定装置の表示器に表示される炭酸ガス
濃度変化の一例を示す図である。 18:圧力センサ 22:大気圧決定手段 32:炭酸ガスセンサ 50:気圧補償手段(補正手段) SP:圧力信号(出力信号)
Claims (1)
- 【請求項1】生体の呼気中に含まれる炭酸ガス量を測定
する炭酸ガスセンサを有するとともに、該炭酸ガスセン
サによって測定された測定値を大気圧に基づいて自動補
正する形式の炭酸ガス測定装置であって、 血圧測定に用いられる圧力センサから出力される出力信
号に基づいて、予め定められた該出力信号と大気圧との
関係から実際の大気圧を決定する大気圧決定手段と、 該大気圧決定手段によって決定された実際の大気圧に基
づいて前記測定値を補正する補正手段と を有することを特徴とする呼気中の炭酸ガス測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3949989U JPH061126Y2 (ja) | 1989-04-03 | 1989-04-03 | 呼気中の炭酸ガス測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3949989U JPH061126Y2 (ja) | 1989-04-03 | 1989-04-03 | 呼気中の炭酸ガス測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02131410U JPH02131410U (ja) | 1990-11-01 |
| JPH061126Y2 true JPH061126Y2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=31548460
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3949989U Expired - Lifetime JPH061126Y2 (ja) | 1989-04-03 | 1989-04-03 | 呼気中の炭酸ガス測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH061126Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013068456A (ja) * | 2011-09-21 | 2013-04-18 | Nippon Koden Corp | ガス測定装置 |
| JP6548480B2 (ja) | 2015-06-29 | 2019-07-24 | 日本光電工業株式会社 | ガスセンサキット、及びガス測定システム |
-
1989
- 1989-04-03 JP JP3949989U patent/JPH061126Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02131410U (ja) | 1990-11-01 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |