JPH06113120A - 画像処理装置の解像度変換装置 - Google Patents

画像処理装置の解像度変換装置

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JPH06113120A
JPH06113120A JP26105992A JP26105992A JPH06113120A JP H06113120 A JPH06113120 A JP H06113120A JP 26105992 A JP26105992 A JP 26105992A JP 26105992 A JP26105992 A JP 26105992A JP H06113120 A JPH06113120 A JP H06113120A
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JP26105992A
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English (en)
Inventor
Yuzuru Suzuki
譲 鈴木
Isayuki Kouno
功幸 河野
Noriaki Tsuchiya
徳明 土屋
Hiroyuki Oyabu
裕之 大藪
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 線形補間方式で発生するMTF不均一による
画像欠陥発生の軽減を図り、良画質の縮拡画像を生成す
る解像度変換装置を提供する。 【構成】 多値画像データを解像度変換倍率に応じ設定
される補間係数を用いて補間演算する補間演算部10を
備えた画像処理装置において、補間演算の前処理として
解像度変換倍率に応じて係数8を切り換え可能な線形フ
ィルタ部9を挿入し、一次元方向の複数画素間の相関を
とった後2点間補間演算を行う。あるいは、線形フィル
タ部と補間演算部とを統合して一体化し、多点間線形補
間を行う。この構成により、最小倍率で縮小の場合にも
間引きが生じないようにすることができる。また、2点
間線形補間処理で発生する画素毎のMTF不均一を低減
させるために、補間処理前の画像データに線形フィルタ
処理操作を施し、MTF不均一の大きい周波数帯域であ
るナイキスト周波数Ny近辺のゲインを低下させて均一
性を高める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、FAXや複写機などの
画像処理装置に関し、特に画素間の位置的な影響度を表
した補間係数を各画素の画像データに乗算して加算する
ことによって線形補間処理を行い画像の縮小・拡大を行
う画像処理装置の解像度変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機には、任意サイズの原稿を所定の
用紙サイズに合わせてコピーしたり、所定の領域に嵌め
込むことができるように所定のサイズにコピーしたりす
るために、縮小・拡大機能が用意されている。この縮拡
機能は、例えばCCDラインセンサを用いた装置の場
合、副走査方向の走査光学系の駆動速度を変化させると
ともにCCDラインセンサから読み出した主走査方向の
画像データに対して間引き又は2点間補間の処理を行う
ものである。
【0003】このように画像の縮拡によって、単純間引
き、増加ではなく、倍率に応じ縮拡画像データを原画像
データから補間演算で求める方式が提案され、多値画像
データの縮拡方式に関しては、エッジ部におけるジャギ
ーや網点等の周期構造部におけるモアレ等の画像欠陥防
止のために、線形補間方式や投影法等の濃度保存型が有
利であるとされている。また、特にこれらの中でもハー
ドウェア実現性の点で、とりわけ線形補間方式によるも
のが有利であるとされ、多数のシステムでこの方式が採
用されている。
【0004】例えば補間データを用意しておき、設定し
た条件に応じて出力する補間データを読み出すようにし
た特開昭62−169278号公報や、ラインメモリへ
の画像データの書き込み若しくは読み出し開始アドレス
を縮拡処理に応じて変更するようにした特開昭62−2
21272号公報、記録解像度に応じて画像読取手段の
実質的な読取解像度を変更するようにした特開昭62−
221274号公報、特開昭62−221275号公
報、入力画像データの補間により拡大されたデータを1
ドット単位毎に間引いて縮小画像データを出力させるよ
うにした特開平2−174463号公報等が提案されて
いる。しかしこれらには、例えば1/2n刻みの倍率で
しか縮拡が行えないという問題、1/nに縮小する際に
は画像データ転送クロックのn倍の周期のクロックが必
要であるという問題等があった。これらの問題は、特開
平2−161872号公報に記載された2点間演算補間
方式で解決されている。
【0005】図9は2点間補間アルゴリズムを説明する
ための図、図10は縮小・拡大処理部の構成を説明する
ためのブロック図、図11は縮小・拡大時のデータ処理
動作を説明するための図、図12は入力画像データが同
一の場合でも階調変化が発生する例を説明するための図
である。
【0006】2点間演算補間方式の縮小・拡大アルゴリ
ズムは、補間係数を用い図9に示すように密のデータを
前後2点の画素データから合成して拡大し、粗のデータ
を前後2点の画素データから合成して縮小する。そし
て、縮小処理の場合には、図10の実線及び図11
(イ)に示すように読み取りデータをそのまま画像メモ
リに書き込み、書き込んだデータの読み出し時にデータ
の制御と2点間補間を行って画像の縮小を行う。また、
拡大処理の場合には、図10の破線及び図11(ロ)に
示すように読み取りデータに対してデータの制御と2点
間補間を行い、その結果をメモリに書き込む。そして、
この書き込んだデータをそのまま読み出すことで画像の
拡大を行う。
【0007】例えば図9に示す125%拡大処理を行う
場合の画素2.4の値は、 (1−0.4)×(画素2の値)+0.4×(画素3の
値)=0.6×(画素2の値)+0.4×(画素3の
値) で計算される。ここで、画素2に0.6を掛け、画素3
に0.4を掛けたそれぞれの項は、画素2、3の位置的
な影響度を掛け合わせたものであり、画素2に近いので
画素2の影響が大きく、画素3に遠いので画素3の影響
が小さくなっている。このように画素2、3それぞれに
影響度を掛け合わせて足し合わせることにより、画素
2.4の値が求められている。
【0008】この場合に用いる補間係数の小数点の位置
は、16ビットを使用して補間係数の精度を13ビット
(8192)とすると、倍率1のときの計算から (100/100)×8192=001.0000000000000 となる。したがって、 (100/12.5)×8192=1000.0000000000000 のように12.5%のとき補間係数の16ビットをオー
バーしてしまうので、使用できなくなる。ここで、小数
点から上の3ビットは、倍率12.5%以上から使用で
きるようにするために用意され、小数点から下の13ビ
ットは、精度を上げるために用意される。例えば13%
のとき (100/13)×8192=111.1011000100111 のように補間係数の16ビットに収まるので使用でき、
倍率の最大は、計算上補間係数が0になるまで設定でき
る。
【0009】例えば拡大率125%の場合の補間係数の
求め方は、 (100/125)×8192=6553=1999h =0001.1001.1001.1001 から、小数点以下4ビットの値を用いて 1ドット目 6553=000|1.100|1.1
001.1001=0.1100=1/2+1/4=
0.75 2ドット目 13106=001|1.001|1.0
011.0010=0.1001=1/2+1/16=
0.5625 3ドット目 19659=010|0.110|0.1
100.1011=0.0110=1/4+1/8=
0.375 4ドット目 26212=011|0.011|0.0
110.0100=0.0011=0.1815 5ドット目 32765=011|1.111|1.1
111.1101=0.1111=0.9375 6ドット目 39318=100|1.100|1.1
001.0110=0.1100=0.75 のように求められる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の方
式では、いずれも補間データの演算の際、隣接する原画
素2点もしくは3点のみを使用しているため、例えば低
倍率の縮小を行う際、補間演算に使用しない原画像が多
数発生し、細線が抜ける等の問題が発生する。
【0011】また、補間の際の係数によって、MTF
(Modulation Transfer Function)が大きく変化する
ため、画像の劣化が生じるという問題があった。さら
に、線形補間方式は、画素毎の補間係数が変化すること
により、画素毎のMTFも変化してしまうため、縮拡倍
率に応じた特定周期でMTF不均一が発生し、1次元方
向の縮拡時にこれがスジとして顕在化していまうという
問題があった。特に100%等倍に近い縮拡倍率におい
て顕著である。
【0012】例えば1次元方向のみの101%拡大時を
例にして説明する。図13は縮拡時の補間係数とMTF
の変化を示す図である。2点間線形補間処理を行うと、
図13に示すように画素毎でのMTF不均一が発生し、
これがエッジ強調処理等の後処理により増幅され、結果
として100画素間隔でスジ状のノイズが顕在化してし
まう。
【0013】本発明は、上記の課題を解決するものであ
って、補間演算部への入力画素数を増やして線形補間方
式で発生するMTF不均一による画像欠陥の軽減を図
り、良画質の縮拡画像を生成する画像処理装置の解像度
変換装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、多
値画像データを解像度変換倍率に応じ設定される補間係
数を用いて補間演算する補間演算部を備え多値画像デー
タを解像度変換する画像処理装置において、補間演算の
前処理として線形フィルタ部を挿入することを特徴とす
るものである。
【0015】また、線形フィルタ部は、解像度変換倍率
に応じて係数を切り換え可能にし、一次元方向にのみ適
用したことを特徴とする。さらには、線形フィルタ部と
補間演算部とを統合して一体化し、多点間線形補間を行
い、複数画素間の相関をとった後2点間補間演算を行う
ように構成したことを特徴とするものである。
【0016】
【作用】本発明に係る画像処理装置の解像度変換装置で
は、補間演算の前処理として線形フィルタ部を挿入する
ので、線形フィルタ部で画素間の相関をとった後補間演
算を行うことができ、最小倍率で縮小の場合にも間引き
が生じないようにすることができる。また、2点間線形
補間処理で発生する画素毎のMTF不均一を低減させる
ために、補間処理前の画像データに線形フィルタ処理操
作を施し、MTF不均一の大きい周波数帯域であるナイ
キスト周波数Ny近辺のゲインを低下させて均一性を高
め、画像欠陥発生を抑えることができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1は本発明に係る画像処理装置の解像度変換
装置の1実施例を示す図、図2は本発明に係る画像処理
装置の解像度変換装置に適用されるフィルタの構成例を
示す図、図3は変換倍率に応じたフィルタ係数の例を示
す図、図4は図3の係数を設定した場合の線形フィルタ
の周波数特性を示す図、図5は縮拡時の補間係数とMT
Fの変化を示す図である。
【0018】図1において、レジスタ2は、縮拡処理と
2点間補間のための倍率の逆数値を設定し、レジスタ8
は、縮拡倍率に応じた線形フィルタ係数を設定するもの
であり、これらの倍率や線形フィルタ係数は、CPU1
によって生成され設定される。加算器3は、レジスタ2
に設定された倍率逆数値を1画素クロック毎に加算して
ゆくものである。そして、そのときの小数点以下の値と
して求められる補間係数Bを格納するのがレジスタB4
であり、1−Bの計算により求められる補間係数Aを格
納するのがレジスタA11である。読み出しパターン発
生回路5は、倍率逆数値からラインメモリ7に格納した
画像入力信号の読み出しパターンを発生するものであ
り、そのパターンにしたがって予めラインメモリ7の読
み出しアドレスを制御するのがアドレス制御回路6であ
る。フィルタ処理部9は、ラインメモリ7から読み出し
た画像入力信号とレジスタ8に設定された係数によりコ
ンボリューション(積和)演算によるフィルタ処理を行
うものである。2点間補間部10は、補間係数A,Bと
2点のフィルタ処理後の信号とを各々乗算器13、14
で乗算した後に加算器15で足し合わせ、補間信号とし
て送出するものである。
【0019】2点間補間部10から送出された補間信号
は、倍率逆数値から書き込みパターン発生回路16で発
生されるパターンに従ってアドレス制御回路17でアド
レス制御されてラインメモリ8に書き込まれ、最終的な
縮拡変換処理後の画像出力信号として出力される。
【0020】上記のように本発明に係る画像処理装置の
解像度変換装置は、大きく分けて、縮拡倍率に応じて画
素毎に補間係数A,Bを求め、これを変換後の画素を挟
む2点の画素データに掛け合わせて縮拡処理する2点間
補間部と、その前に位置し縮拡倍率に応じて重み係数が
設定される線形フィルタ処理部とから構成される。
【0021】本発明では、上記のように線形フィルタ部
を補間の前処理として挿入し、従来のように画素毎での
MTF不均一が発生し、これがエッジ強調処理等の後処
理により増幅され、結果として100画素間隔でスジ状
のノイズが顕在化してしまうのを改善している。
【0022】副走査の速度が縮拡倍率に応じて変えるこ
とができる場合には、副走査方向の補間処理が不要とな
るため、フィルタの構成は、例えば図2に示すように1
×3(4)の主走査方向のみに適用される一次元フィル
タが用いられる。このフィルタは一次元に限定されるも
のではなく、二次元でもよい。また、フィルタのサイズ
も本実施例に限定されるものではなく、さらには大きな
サイズのフィルタでもよい。
【0023】1×4の主走査方向のみに適用される図2
の一次元フィルタ係数のセット例を示したのが図3であ
り、これらの周波数特性を示したのが図4である。この
例では、51%〜120%までのスジ状ノイズが比較的
目立ちやすい倍率で比較的ローパス度の強い係数を選
定し、25%〜50%のノイズは目立たないもののライ
ン等の消失が発生しやすい倍率では、さらにローパス度
の強い係数を選定している。また、一方で、121%
〜200%の倍率では、高域成分を若干減衰させる係数
、201%〜400%では、スルーの係数を選択
し、高域成分の劣化による画像の先鋭度、精細度の劣化
を防止するように選定している。
【0024】また、フィルタサイズについていえば、2
5%縮小時でのライン消失を防止することを考えた場合
には、1×4という大きさが必要となるが、12.5%
までのライン消失を防ぐことになると、単純に考えても
1×8程度のものが必要になってくる。
【0025】図3において、例えばの係数を選択する
と、図4のに示すようなローパスの周波数特性をもつ
フィルタが構成できる。このフィルタは、ナイキスト周
波数Ny帯域を完全にゼロに落とし、その半分のNy/
2の帯域でもゲインを1/2に落とすことになる。その
ため、このフィルタによる処理と2点間補間処理のトー
タルのMTF特性は、図5(ロ)に示すような特性とな
り、図13(ロ)に示す2点間補間処理単体のMTF特
性に比較して、MTF不均一が大きく改善できる。これ
により、後処理でエッジ強調等の処理を施しても、スジ
状のノイズの発生は大幅に軽減できる。
【0026】ただし、このようなローパス特性の強いフ
ィルタを全ての縮拡倍率に対して一様に適用すること
は、画像の先鋭度、精細度再現に逆影響を与えるため、
本発明では、図3に代表例〜で示すように縮拡倍率
によってフィルタ係数を切り換える構成を採っている。
【0027】上記のように本発明は、2点間線形補間部
の前に縮拡倍率に応じた係数をセットした線形フィルタ
を導入したことにより、後段の2点間線形補間で生じる
MTF不均一レベルを低減させ、画像欠陥の発生を抑え
る効果をもたらしている。
【0028】すなわち、101%拡大時の画素毎の補間
係数、MTFの変化を図13に示しているが、A,Bは
2点の各々の補間係数を示している。このときのMTF
は、MTF(f)=|A+B・ej*f |より、ナイキス
ト周波数Ny(f=0.5)、その1/2周波数Ny/
2(f=0.25)で、位相を無視すると以下のように
記述される。
【0029】 MTF(Ny)=(A2 −2AB+B2) 1/2 MTF(Ny/2)=(A2 +B2) 1/2 これらの関係より、図13(ロ)に示したようなMTF
特性が求められる。これを観て明らかなように、補間係
数がA=B=0.5になってしまう点では、MTF(N
y)=0、MTF(Ny/2)=0.5となり、一方、
AorB=1.0の点ではMTF(Ny)=1.0、MT
F(Ny/2)=0.71となるため、縮拡変換後の画
像内でNy/2の周波数で最大0.3、Nyの周波数で
最大1.0のMTF不均一が101%拡大時は100画
素間隔で発生する。これが後処理等で強調され1次元方
向の縮拡時にはスジとなって顕在化する。
【0030】これを改善するための方法として、本発明
では、2点間線形補間部の前に線形フィルタを設けてい
る。これにより図5に示すようにMTF不均一レベルを
低減させることができる。つまり、MTF不均一の大き
い周波数帯域であるNy近辺のゲインを低下させて均一
性を高め、画像欠陥の発生を抑えている。
【0031】図6はフィルタ処理部の具体的な構成例を
示す図である。本実施例において、2点間補間部の前処
理として挿入される1×4の1次元フィルタ処理部は、
図6に示すようにラッチ21−1〜21−4で隣接した
4画素分の入力画像データを保持し、それぞれをCPU
1からフィルタ係数レジスタ8に設定した4点間の相関
係数と乗算器22−1〜22−4で乗算した後、加算器
23で足し込むことによってコンボリューション演算を
行い、2点間補間部へ送出する。これに対し、2点間補
間部では、縮拡倍率の逆数がCPU1から倍率逆数レジ
スタ2に設定され、加算器3、補間係数生成部4′で2
点間補間係数が生成されると、乗算器13、14、加算
器15で所定の補間演算が行われる。
【0032】フィルタ処理部に設定される係数が図3に
示すものである場合には、着目画素にAの係数、前後の
2画素にBの係数、2つ前の画素にCの係数を割り当て
られる。したがって、201%〜400%の例のように
Aの係数を1とし、他の係数を0とすると、着目画素の
画素データがそのまま2点間補間部へ送られるため、従
来と同じ結果が得られる。拡大時には2点間補間による
間引きは発生しないので、このような係数設定でも問題
はほとんど生じない。ただし、50%以下の場合には、
間引きが発生するため、図3のに示すように係数A,
B,Cにそれぞれ0.25の設定が必要になる。
【0033】また、縮拡での補間方式は、倍率により画
質が劣化するという欠点がある。これは、2点間補間部
の補間係数によるが、例えば係数が1である場合は、入
力画像がそのまま出力されるが、係数が0.5の場合に
は、前後2画素の平均値が出力されるため、やや入力画
像と異なった出力が得られる。
【0034】120%、150%、75%のような通常
の縮拡であれば、補間係数は、随時変化するので、さほ
ど画質に影響はでないが、例えば100.1%等の等倍
に近い縮拡の場合には、補間係数が数画素乃至数十画素
分連続してゆるやかに変化するので、2点補間部におけ
る演算精度が悪いと、均一な濃度を有する画像データを
入力した際に、前記MTFの劣化の場合と同様に特定画
素数の周期で濃度ムラを起こし、すじ状の画像欠陥を起
こす場合がある。このため、第2図の実施例において、
各乗算器13、14は乗算値12ビットからその小数部
を切捨てた各8ビットを加算するようにしたが、例えば
各乗算値12ビットをそのまま加算するようにすれば、
この演算精度によるムラの影響を防ぐことができる。図
3に示した51%〜200%の係数設定例は、2点間補
間部のMTFの変化を前段の4点相関演算部(フィルタ
処理部)で補正するためのものである。
【0035】図7は本発明に係る画像処理装置の解像度
変換装置の他の実施例を示す図である。先に説明した実
施例では、線形フィルタ部と2点間補間部とを分けた構
成としていたが、これら2つの処理部を一体化した構成
例を示したのが図7である。いま、1×3線形フィルタ
の係数をa,b,aとし、2点間補間係数をA,Bとす
ると、この両者の処理は、コンボリューション演算によ
って統合でき、係数aA、bA+aB、aA+bB、a
Bの4つの1×4フィルタとなる。フィルタ係数算出回
路32は、補間係数A,B、フィルタ係数a,bにより
aA、bA+aB、aA+bB、aBの4つの係数を各
注目画素毎に求めるものであり、これらによりフィルタ
処理と共に2点間補間処理を行うのがフィルタ処理部3
1である。なお、フィルタ係数算出回路32、フィルタ
処理部31を一体化し、変換倍率と補間係数及び隣接す
る複数画素の信号を入力とする演算テーブルとすること
もできる。
【0036】図8は25%縮小データの生成例における
本実施例の効果を説明する図である。2点間補間方式で
低倍率の縮小を行った場合には、間引きされる原画素が
発生する。例えば25%程度の縮小を行った場合、4画
素が1画素へと減らされるが、従来は、この出力1画素
が図8(イ)に示すように前後2点の原画素から補間さ
れて生成される。つまり、補間に使用されない2画素は
間引きされることになる。この間引き画素数は、倍率が
下がると増加する。本発明では、図8(ロ)に示すよう
に最小倍率で縮小の際、間引きが生じない数の画素から
フィルタ処理により画素間の相関を取った後、2点間補
間方式にて縮拡処理を行うため、従来間引かれていた画
素の信号を縮小後の信号に反映させることができる。図
7の第2の実施例においては、このようなフィルタ処理
による相関演算と2点間補間演算とを同一にし、図8
(ハ)に示すようにn点のデータから縮拡データを直接
補間演算する。
【0037】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
るものではなく、種々の変形が可能である。例えば上記
の実施例では、縮拡倍率に応じて2点間補間を行う例を
示したが、縮拡に限らず多値画像データを解像度変換倍
率に応じ設定される補間係数を用いて補間演算する場合
にも同様に適用してもよいことはいうまでもない。
【0038】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、補間演算の前処理として線形フィルタ部を挿
入するので、線形フィルタ部で画素間の相関をとった後
補間演算を行うことができ、最小倍率で縮小の場合にも
間引きが生じないようにすることができる。また、等倍
に近い倍率において、2点間線形補間処理で発生する画
素毎のMTF不均一を低減させるために、補間処理前の
画像データに線形フィルタ処理操作を施し、MTF不均
一の大きい周波数帯域であるナイキスト周波数Ny近辺
のゲインを低下させて均一性を高め、画像欠陥の発生を
抑えることができる。
【0039】しかも、解像度変換倍率に応じて線形フィ
ルタ部の係数を切り換え可能にしているので、縮拡倍率
に応じて画像の再現性を制御でき、画像欠陥の発生を抑
えると共に縮拡倍率の画像の精鋭度、精細度の劣化も防
ぐことができる。さらに、一次元のフィルタを用いたの
で、簡易な構成で従来の補間方式による縮拡時に発生し
ていた画像欠陥を軽減できる。
【0040】また、走査線上にて注目画素及び該注目画
素に隣接する複数の画素の信号を入力し、該複数の画素
の各信号と各画素に対応して与えられる係数との各々の
積を総和する積和演算を行って注目画素の信号を出力す
る線型フィルタ部と、注目画素の位置に応じて補間係数
を生成する手段と、解像度変換倍率に応じて予め設定さ
れた定数と前記補間係数生成手段にて生成された補間係
数に基づいて前記フィルタ部の係数を与える手段とを備
えるので、縮小の際において、単純に間引かれる画素が
なくなり、細線の抜け、画像の欠陥を軽減することがで
き、MTFの均一性が保たれるため、均一な画質の縮拡
画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像処理装置の解像度変換装置
の1実施例を示す図である。
【図2】 本発明に係る画像処理装置の解像度変換装置
に適用されるフィルタの構成例を示す図である。
【図3】 変換倍率に応じたフィルタ係数の例を示す図
である。
【図4】 図3の係数を設定した場合の線形フィルタの
周波数特性を示す図である。
【図5】 縮拡時の補間係数とMTFの変化を示す図で
ある。
【図6】 フィルタ処理部の具体的な構成例を示す図で
ある。
【図7】 本発明に係る画像処理装置の解像度変換装置
の他の実施例を示す図である。
【図8】 25%縮小データの生成例における本実施例
の効果を説明する図である。
【図9】 2点間補間アルゴリズムを説明するための図
である。
【図10】 縮小・拡大処理部の構成を説明するための
ブロック図である。
【図11】 縮小・拡大時のデータ処理動作を説明する
ための図である。
【図12】 入力画像データが同一の場合でも階調変化
が発生する例を説明するための図である。
【図13】 縮拡時の補間係数とMTFの変化を示す図
である。
【符号の説明】
1…CPU、2…倍率逆数レジスタ、3、15…加算
器、4、11…レジスタ、5読み出しパターン発生回
路、6、17…アドレス制御回路、7、18…ラインメ
モリ、8…フィルタ係数レジスタ、9…フィルタ処理
部、10…2点間補間部、12…ラッチ、13、14…
乗算器、16…書き込みパターン発生回路
フロントページの続き (72)発明者 大藪 裕之 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多値画像データを解像度変換倍率に応じ
    設定される補間係数を用いて補間演算する補間演算部を
    備え多値画像データを解像度変換する画像処理装置にお
    いて、補間演算の前段に線形フィルタ部を備えたことを
    特徴とする画像処理装置の解像度変換装置。
  2. 【請求項2】 線形フィルタ部は、設定された係数に応
    じて周波数特性を変えるとともに解像度変換倍率に応じ
    て該係数を切り換える手段を有することを特徴とする請
    求項1記載の画像処理装置の解像度変換装置。
  3. 【請求項3】 線形フィルタ部は、走査線上にて隣接す
    る複数の画素の各画像信号と該複数の画素の各画素に対
    応した係数との各々の積を総和する積和演算を行うこと
    を特徴とする請求項1記載の画像処理装置の解像度変換
    装置。
  4. 【請求項4】 走査線上にて注目画素及び該注目画素に
    隣接する複数の画素の信号を入力し、該複数の画素の各
    画像信号と各画素に対応して与えられる係数との各々の
    積を総和する積和演算を行って注目画素の信号を出力す
    る線型フィルタ部と、注目画素の位置に応じて補間係数
    を生成する手段と、解像度変換倍率に応じて予め設定さ
    れた定数と前記補間係数生成手段にて生成された補間係
    数に基づいて前記フィルタ部の係数を与える手段とを備
    えたことを特徴とする画像処理装置の解像度変換装置。
JP26105992A 1992-09-30 1992-09-30 画像処理装置の解像度変換装置 Pending JPH06113120A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7167601B2 (en) 2002-01-16 2007-01-23 Noritsu Koki Co., Ltd. Image processing device, image processing method, image processing program, and storage medium storing image processing program
JP2010033406A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Sony Corp 画像処理装置、画像機器、画像処理方法
KR20210009077A (ko) * 2019-07-16 2021-01-26 오스템임플란트 주식회사 영상 재구성을 이용한 영상의 ct 계수 강화 방법

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US7167601B2 (en) 2002-01-16 2007-01-23 Noritsu Koki Co., Ltd. Image processing device, image processing method, image processing program, and storage medium storing image processing program
JP2010033406A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Sony Corp 画像処理装置、画像機器、画像処理方法
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