JPH061132B2 - 空調制御装置 - Google Patents

空調制御装置

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JPH061132B2
JPH061132B2 JP62026967A JP2696787A JPH061132B2 JP H061132 B2 JPH061132 B2 JP H061132B2 JP 62026967 A JP62026967 A JP 62026967A JP 2696787 A JP2696787 A JP 2696787A JP H061132 B2 JPH061132 B2 JP H061132B2
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健治 戸蒔
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、空調設備の制御装置であり、焦電形赤外線
検出装置で人体を検出して超音波センサを動作させ、超
音波センサで距離測定を行い人体が接近しつつあるか、
とどまっているか、通過するかを判定し、空調設備を制
御する装置に関する。
<従来の技術> 空調設備いわゆるエアコンは、従来温度センサにより制
御しており、スイッチオン(SW・ON)で強制冷却を
行い、ある温度の設定値を過ぎるとセンサ制御に入り温
度センサで設定された温度の上限から下限に入るように
制御している。
<発明が解決しようとする問題点> ところが、外から急にエアコンがある部屋に入った場合
など、部屋の温度に関係なく強制冷房や強制暖房が欲し
くなる場合があるが、自動制御では対応出来ず、手動で
制御する方法しかなかった。
<問題点を解決するための手段> 本発明は上記問題点を解決するためになされたものであ
り、一対の焦電形赤外線検出素子とミラー片とを備え、
ミラー片からの反射光を焦電形赤外線検出素子に投影し
て入射させるように、ミラー片を焦電形赤外線検出素子
の近くに設けた焦電形赤外線検出装置と、焦電形赤外線
検出装置が赤外線を検出することにより、一定周期で所
定周波数を一定の時間発振する発振回路と、発振回路の
発振に同期して超音波を放射するとともに反射波を受け
る超音波センサと、発振回路の発振信号を受けて各々個
別に定めた時間の間出力するM(M≧2)個のタイマ
と、各タイマの出力毎に超音波センサの反射波出力を入
力して両者の入力があったときにオン信号を出力するM
個のコンパレータと、M個のコンパレータ出力の状態に
より空調設備を制御する処理回路とを有することを特徴
とする空調制御装置である。
<実施例> 以下、本発明の空調制御装置の実施例を図面を用いて詳
細に説明する。
第1図及び第2図に於て、赤外線を放射する被検出体と
しての人体HGが焦電形赤外線検出装置1の検出ゾーン
に進入すると、焦電形赤外線検出装置1のFETより赤
外線検出信号が出力され、この赤外線検出信号は第1の
増幅器2により数ボルト程度に増幅され、第1のコンパ
レータ3に入力される。第1のコンパレータ3は、第1
の増幅器2の定常状態でのバイアス電位より上の電位
で、しかも赤外線検出信号が安定にしきい値を超えるレ
ベルにスレッシホールド電位を設定しておき赤外線検出
信号がスレッシホールド電位を越えると、瞬時にロウ
(LOW)信号すなわち負論理「1」信号を処理回路4
に送出する。処理回路4は第1のコンパレータ3からの
ロウ(LOW)信号を受けると、発振回路5を一定時間
(例えば数分間)動作させる。この発振回路5は40K
Hzのキャリアを50msecの一定周期で1msec
間発振して、これを前述のように数分間続ける。発振回
路5からの発振信号は第2の増幅器6により電圧増幅さ
れ、超音波センサ7は発振回路5からの発振信号通りの
超音波を放射する。超音波は被検出体に当たると、その
反射波が超音波センサ7に戻ってきて、超音波センサ7
において電気信号に変換される。変換された電気信号は
第3の増幅器8により増幅される一方、発振回路5から
の発振信号は、動作時間の異なる第1と第2のタイマ
9、10に入力し、第1と第2のタイマ9、10は発振
信号を入力後、各々個別に定められた所定時間の間、例
えば第1のタイマ9からは6msec、第2のタイマ1
0からは12msecだけ、ハイ(HIGH)信号を送
出する。そして、これら第1のタイマ9及び第2のタイ
マ10の出力と第3の増幅器8の出力とを第2と第3の
コンパレータ11、12に入力する。第2のコンパレー
タ11及び第3のコンパレータ12のそれぞれは両者の
入力が存在する期間だけ(ON)信号を処理回路4に出
力する。
ところで、超音波センサ7と被検出体である人体HGと
の距離は、超音波放射から反射波の受信までの経過時間
に比例する。よって、第3の増幅器8で増幅された超音
波反射波は第2、第3のコンパレータ11、12で距離
を判定される。音波の速度は約340m/secである
から、1m進むのに約3.0msecかかることになる。
従って、第1のタイマ9で遅延時間を約6.0msecに
設定し、第2のタイマ10で遅延時間を約12msec
に設定して、これら第1、第2のタイマ9、10の出力
を基準にすることにより、第2のコンパレータ11は距
離約1m、第3のコンパレータ12は距離約2mを判定
することになる。すなわち、人体との距離が約2.5mの
場合は超音波を放射して反射波を受信するまでにはt=
2×2.5/340=14.7msecの時間が経過し、この
ときは第2、第3のコンパレータ11、12はオフ(O
FF)状態である。距離が約1.5mの場合はt=2×1.5
/340=8.8msecであるから第2のコンパレータ
11はオフ(OFF)であり、第3のコンパレータ12
はオン(ON)状態となる。また、距離が約0.7mの場
合の時間経過はt=2×0.7/340=4.1msecであ
り、第2、第3のコンパレータ11、12は共にオン
(ON)状態となる。このように、第2、第3のコンパ
レータ11、12の状態を処理回路4に入力して、エア
コン13を制御する。14はスイッチであり、第2の増
幅器6から発振信号が出力されている状態では、増幅器
6の出力端子と超音波センサ7の信号端子とを接続さ
せ、発振信号が出されていない状態では超音波センサ7
の信号端子と増幅器8の入力端子とを接続させる機能を
持っている。
本発明に係る制御方法と従来の制御方法とを併用する場
合について説明すると、従来の方法で制御することを第
1次制御とし、本実施例の焦電形赤外線検出装置1によ
る制御を第2次制御とする。まず、第1次制御による温
度制御されたエアコンのある部屋に人が入ってきた場
合、まず焦電形赤外線検出装置1により人体を検知して
一定時間超音波センサ7によりまず第1の設定距離(約
2m)以内に入れば強制冷房又は強制暖房の準備状態に
入り、さらに近付き第2の設定距離(約1m)以内に入
れば第2次制御のオン(ON)状態になり一定時間強制
冷房又は強制暖房に入る。そして、準備状態の距離の位
置に人体が継続して居れば、これは極制冷房等が必要の
ない状態であるので第2次制御に移行しない。また、第
1の設定距離内に一度は入り直ぐに外に出る状態は部屋
を通過したものと判断し、第2次制御に移行しない。
ここで、本発明に用いる焦電形赤外線検出装置1につい
て詳細に説明する。第3図 (a)は焦電形赤外線検出
装置1の平面図、同図(b)は同図(a)のIIIb−III
b矢視の断面図であり、樹脂製円筒形筐体15の上面1
6中央に開口17を有し、その開口17には筐体15内
に収容され、一対の焦電形赤外線検出素子18a、18
bを備えた焦電形赤外線検出センサ18を配置する。筐
体15の上面16には鏡面加工した6枚のミラー片19
が焦電形赤外線検出センサ18の周囲に等間隔(60
度)に配置され、焦電形赤外線検出センサ18の受光面
と垂直に取付けられている。
第4図は焦電形赤外線検出センサの回路図である。焦電
形赤外線検出素子18a、18bは同種の分極側が直接
接続され、その差分出力が電界効果トランジスタFET
によるエミッタホロワのインピーダンス変換回路から出
力される。なお、R1,R2は抵抗である。
この構成において、人体が一つのミラー片19の延長面
を横切るように移動する場合の動作を第5図の動作説明
図及び第6図(a)の焦電形赤外線検出素子出力波形
図、第6図(a)のFET出力波形図を用いて説明す
る。熱線すなわち赤外線を放射している人体が、比較的
遠方から領域(1)に到来すると一方の第1の焦電形赤外
線検出素子18aとそれと間隔dをおいて配置されてい
る他方の第2の焦電形赤外線検出素子18bとに赤外線
が入射するが、差分出力はFETに出力しない。次に、
遮蔽及び反射による第1の検出ゾーンとしての領域
(2)において、ミラー片19は、第1の焦電形赤外線
検出素子18aに対しては赤外線を反射し投影させて入
射させる作用をし、第2の焦電形赤外線検出素子18b
に対しては赤外線を遮蔽し、大きい差分出力を得る。さ
らに人体が領域(3)にきたときは、赤外線はミラー片
19の影響を受けずに両方の焦電形赤外線検出素子18
a、18bに入射するが、差分出力は現れない。また、
遮蔽及び反射による第2の検出ゾーンとしての領域
(4)においてミラー片19は第1の焦電形赤外線検出
素子18aに対しては赤外線を遮蔽し、第2の焦電形赤
外線検出素子18bに対しては赤外線を反射し投影させ
て入射させる作用をし、大きい差分出力を得る。領域
(5)では両方の焦電形赤外線検出素子18a、18b
に赤外線が入射し、差分出力は現れない。以上の説明
は、赤外線が一点から放射しているように説明し、また
赤外線が距離の2乗に反比例して減衰することを無視し
て説明したが、実際の被検出体はある程度の幅を有して
おり、その幅及び第1、第2の焦電形赤外線検出素子1
8a、18bの被検出体への距離差を考慮にいれて扱う
必要もあることに留意しなければならない。
このように赤外線を放射する人体が焦電形赤外線検出装
置の検出ゾーンにくると焦電形赤外線検出素子18a、
18bによりその赤外線を検出し、FETにてインピダ
ンス変換して差分出力を得て赤外線検出信号とする。
第7図は、この空調制御装置に用いる焦電形赤外線検出
装置の第2の実施例である。焦電形赤外線検出装置20
はケース21の一部を構成する円板状の底部22に貫通
したピン23と、FET回路24及び焦電形赤外線検出
素子25a、25bを形成した基板26を前記ピン23
で支持してケース21の中央部に配置している。また、
底部22には、焦電形赤外線検出素子25a、25bの
形成面と垂直なミラー片27が設けてある。ミラー片2
7は下辺中央部が略半円形状にした矩形状の部材であ
り、その延長面が焦電形赤外線検出素子25a、25b
の間に位置するように配置している。そして、表面を鏡
面加工してあり、第1の反射面27aで反射した赤外線
は第1の焦電形赤外線検出素子25aに入射し、第2の
反射面27bで反射した赤外線は第2の焦電形赤外線検
出素子25bに入射するようにする。また、焦電形赤外
線検出装置20はケース21の一部を構成する円筒状の
カバー28を有し、そのカバー28は端面部に開口部2
9を設け、その開口部29を赤外線を透過させる部材か
らなる光学フィルタ30で覆い、カバー29を底部22
の周辺部と合わせ、内部に窒素ガス(N)等の不活性
ガスを封入し、溶接等により封止する。この構成におい
てミラー片27は1枚であるが、動作は第3図のものと
同様である。なお、大きさは第1の実施例の赤外線セン
サと同程度である。
第8図はこの空調制御装置に用いる焦電形赤外線検出装
置の第3の実施例を示す斜視図であり、光学フィルタを
除いて示している。6枚のミラー片32が焦電形赤外線
検出素子の周囲に等間隔(60度)で配設したもので、
第1の実施例と同様にミラー片32の間隔を狭くして検
出領域数を多くすると共に、第2の実施例と同様にミラ
ー片32を小型にし、焦電型赤外線検出装置を第1の実
施例の焦電形赤外線検出センサと同程度の大きさに小型
化している。この構成における動作は第3図のものと同
様である。
第1図についての説明において、スレッシホールド電位
を第1の増幅器2のバイアス電位の上にしたが下でも良
く又は上下2つのスレッシホールド電位を持たせても良
い。上下2つのスレッシホールドを持たせた場合、焦電
形赤外線検出装置1を中心にして左右から進入する方向
についての角度を、左右同角度又は左右異なった角度に
おいてオンするように出来る。
<発明の効果> 本発明の空調装置は以上詳細に述べた通りであり、以下
に示す効果を生ずるものである。
焦電形赤外線検出装置で人体検出を行い、超音波センサ
で距離測定を行い、人体が止どまっているか、通過する
のか判定して空調装置の制御を行うので、人体の状態に
応じて強制冷房や強制暖房などきめ細かに室温を設定で
きる。また、従来の温度制御と併用する場合、室温を最
適温度に制御しておく必要がないため、室温の制御が容
易となり、また低い室温としておくことができるので、
経済的であり、省エネルギとなる利点がある。
また、焦電形赤外線検出装置が小形であるため、超音波
センサと組合わせても大きくならず、エアコンのコント
ロールパネルに取り付けることができる。さらに、焦電
形赤外線検出装置が赤外線を検出した場合にのみ超音波
センサを作動させるようにしているため、超音波センサ
を常時作動させている方式に比べて、消費電力が少なく
て済む。
さらにまた、タイマとコンパレータの組み合わせを少な
くとも2組み以上用意し、被検出体までの距離を測定す
るようにしているため、正確な測定ができ、また組み合
わせの数を増やすことにより、より精度の高い測定が可
能になっている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例を示すブロック図、第2
図は第1図の装置の動作波形図、第3図(a)は本発明
装置に用いる焦電形赤外線検出装置の平面図、第3図
(b)は同じく断面図、第4図は焦電形赤外線検出装置
の回路図、第5図は焦電形赤外線検出装置の動作説明
図、第6図(a)は焦電形赤外線検出素子出力波形図、
第6図(b)はFET出力波形図、第7図(a)は本発
明装置に用いる第2の例による焦電形赤外線検出装置の
正面断面図、第7図(b)は同平面図、第8図は本発明
装置に用いる第3の例による焦電形赤外線検出装置の斜
視図である。 1…焦電形赤外線検出装置、2…第1の増幅器、3…第
1のコンパレータ、4…処理回路、5…発振回路、6…
第2の増幅器、7…超音波センサ、8…第3の増幅器、
9…第1のタイマ、10…第2のタイマ、11…第2の
コンパレータ、12…第3のコンパレータ、13…エア
コン、14…スイッチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】焦電形赤外線検出装置と、 該焦電形赤外線検出装置が赤外線を検出した場合に、一
    定周期で所定周波数を一定の時間発振する発振回路と、 該発振回路の発振に同期して超音波を放射するととも
    に、被検出体からの反射波を電気信号に変換する超音波
    センサと、 前記発振回路の発振に同期して、それぞれ異なった時間
    の信号を出力する少なくとも2個以上のタイマと、 該少なくとも2個以上のタイマの内の1個のタイマから
    の出力信号と、反射波を受けた前記超音波センサからの
    電気信号とを比較し、信号を出力する少なくとも2個以
    上のコンパレータと、 該少なくとも2個以上のコンパレータの出力状態から、
    被検出体までの距離を判断し、該判断に応じて空調設備
    を制御する処理回路とを有することを特徴とする空調制
    御装置。
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