JPH0611368B2 - ▲ろ▼板式▲ろ▼過機における▲ろ▼過室への原液供給制御方法及びその装置 - Google Patents
▲ろ▼板式▲ろ▼過機における▲ろ▼過室への原液供給制御方法及びその装置Info
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- JPH0611368B2 JPH0611368B2 JP1026091A JP2609189A JPH0611368B2 JP H0611368 B2 JPH0611368 B2 JP H0611368B2 JP 1026091 A JP1026091 A JP 1026091A JP 2609189 A JP2609189 A JP 2609189A JP H0611368 B2 JPH0611368 B2 JP H0611368B2
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- Filtration Of Liquid (AREA)
Description
本発明は、板式過機における過室への原液供給を
制御して板の変形破損を防止し、滓厚みを均一にし
て過時間を一定にできる方法及び装置に関するもので
ある。
制御して板の変形破損を防止し、滓厚みを均一にし
て過時間を一定にできる方法及び装置に関するもので
ある。
従来、枠を介在し,或いは介在しないで板を備える
板式過機における原液の供給は、板を加圧整列す
ることにより、板の中央に装着されたフィード材によ
って形成される一連の原液供給孔に原液を圧送し、これ
によりフィード材間の間隙から夫々の過室に原液が供
給されていたのである(第11図参照)。
板式過機における原液の供給は、板を加圧整列す
ることにより、板の中央に装着されたフィード材によ
って形成される一連の原液供給孔に原液を圧送し、これ
によりフィード材間の間隙から夫々の過室に原液が供
給されていたのである(第11図参照)。
原液過は、布に近い部位から過されるため原液
供給孔の付近の過が遅れるのであるが、一般に布の
目詰り状態等から夫々の過室での過の進行に時間的
な相違が生じるのである。この場合、第6図のように、
過の進んだ過室ではA部を残して固化状態となり、
過の遅れた過室ではB部がまだ未過の流泥状態と
なっているものである。 しかしながら、B部の過が終了するまで過が続けら
れるため、さらに原液の供給が続くと、流泥状態容積の
大きいのB部にかかる供給圧力がA部にかかる供給圧力
より高くなるのである。即ち、A部以外は固化状態とな
っているため原液の圧入量が少ないためB部に圧入しよ
うとすることから過が遅れている過室の圧力が高く
なるのである。 したがって、過の遅れているA部側の過室が過の
進んでいるB部側の過室を強く押圧して夫々の板を
わん曲させ、板を破損するという危険な事態もあっ
た。 なお、第11図のようなB部を残した状態で過を終了
させることは、滓の含水率が不均一となり採用できな
いのである。 そこで本発明は、夫々の過室の圧力を均一に保たせて
板の変形破損を防止すると共に、一定の過時間に終
了できて滓の厚み及び含水率を均一にできる制御方法
及び装置を提供するものである。
供給孔の付近の過が遅れるのであるが、一般に布の
目詰り状態等から夫々の過室での過の進行に時間的
な相違が生じるのである。この場合、第6図のように、
過の進んだ過室ではA部を残して固化状態となり、
過の遅れた過室ではB部がまだ未過の流泥状態と
なっているものである。 しかしながら、B部の過が終了するまで過が続けら
れるため、さらに原液の供給が続くと、流泥状態容積の
大きいのB部にかかる供給圧力がA部にかかる供給圧力
より高くなるのである。即ち、A部以外は固化状態とな
っているため原液の圧入量が少ないためB部に圧入しよ
うとすることから過が遅れている過室の圧力が高く
なるのである。 したがって、過の遅れているA部側の過室が過の
進んでいるB部側の過室を強く押圧して夫々の板を
わん曲させ、板を破損するという危険な事態もあっ
た。 なお、第11図のようなB部を残した状態で過を終了
させることは、滓の含水率が不均一となり採用できな
いのである。 そこで本発明は、夫々の過室の圧力を均一に保たせて
板の変形破損を防止すると共に、一定の過時間に終
了できて滓の厚み及び含水率を均一にできる制御方法
及び装置を提供するものである。
このため方法発明は、枠を介在し,或いは介在しない
で板を多数加圧整列し、一端側から原液を板のセン
ターフィード材で形成される一連の原液供給孔に圧送さ
せて過するものにおいて、通常は該一連の原液供給路
の分岐開口部から夫々の過室に原液を供給過し、相
隣る過室の過状態が異なるため原液の供給圧力によ
って室内圧力が大となる一方の過室への原液供給をそ
の分岐開口部を狭め或いは閉塞すおことにより少量乃至
停止すると共に、該一方の過室によって押圧される他
方の過室への原液供給圧をその分岐開口部を拡張する
ことにより増大させて過室相互の圧力バランスを保つ
方法と成している。 また装置発明の一つは、枠を介在し,或いは介在しな
いで板を多数加圧整列し、夫々の板の中央に原液供
給用のフィード材を装着したものにおいて、フィード材
の原液供給孔に連通する嵌合外筒を一方側に突設すると
共に、該嵌合外筒に嵌合する嵌合内筒を他方側に突設し
たフィード材と成し、フィード材の嵌合外筒に相隣るフ
ィード材の嵌合内筒を嵌合できるよう夫々の板に備
え、板の加圧整列状態においては相互に少し重合開口
し,且つ板の移動により一方の過室側では閉塞する
と共に相隣る他方の過室側では大きく重合開口する分
岐孔を夫々の嵌合外筒及び嵌合内筒に透設した構成とし
ている。 さらにもう一つの装置発明は、枠を介在し,或いは介
在しないで板を多数加圧整列し、夫々の板の中央に
原液供給用のフィード材を装着したものにおいて、フィ
ード材の両側に夫々厚肉の弾性リングを原液供給孔の外
周に周設すると共に該弾性リングの端面に硬質リングを
固着し、弾性リングが圧縮された際に硬質リングから突
出する硬質突体を両側で夫々位置を異にして両側のリン
グ層内に備えた構成としている。
で板を多数加圧整列し、一端側から原液を板のセン
ターフィード材で形成される一連の原液供給孔に圧送さ
せて過するものにおいて、通常は該一連の原液供給路
の分岐開口部から夫々の過室に原液を供給過し、相
隣る過室の過状態が異なるため原液の供給圧力によ
って室内圧力が大となる一方の過室への原液供給をそ
の分岐開口部を狭め或いは閉塞すおことにより少量乃至
停止すると共に、該一方の過室によって押圧される他
方の過室への原液供給圧をその分岐開口部を拡張する
ことにより増大させて過室相互の圧力バランスを保つ
方法と成している。 また装置発明の一つは、枠を介在し,或いは介在しな
いで板を多数加圧整列し、夫々の板の中央に原液供
給用のフィード材を装着したものにおいて、フィード材
の原液供給孔に連通する嵌合外筒を一方側に突設すると
共に、該嵌合外筒に嵌合する嵌合内筒を他方側に突設し
たフィード材と成し、フィード材の嵌合外筒に相隣るフ
ィード材の嵌合内筒を嵌合できるよう夫々の板に備
え、板の加圧整列状態においては相互に少し重合開口
し,且つ板の移動により一方の過室側では閉塞する
と共に相隣る他方の過室側では大きく重合開口する分
岐孔を夫々の嵌合外筒及び嵌合内筒に透設した構成とし
ている。 さらにもう一つの装置発明は、枠を介在し,或いは介
在しないで板を多数加圧整列し、夫々の板の中央に
原液供給用のフィード材を装着したものにおいて、フィ
ード材の両側に夫々厚肉の弾性リングを原液供給孔の外
周に周設すると共に該弾性リングの端面に硬質リングを
固着し、弾性リングが圧縮された際に硬質リングから突
出する硬質突体を両側で夫々位置を異にして両側のリン
グ層内に備えた構成としている。
方法発明にあっては、連続するフィード材で連通形成さ
れる一連の原液供給路の分岐開口部から夫々の過室に
原液が供給されて過するが、夫々の布の目詰り状態
等の相違から相隣る過室の過進行状態が異なること
が多い。この場合、一方の過が遅れている過室にさ
らに原液が供給されることによりその室内圧力が大とな
って他方の過が進んでいる過室を押圧する際、一方
の過室への分岐開口部を狭め或いは閉塞することによ
り原液供給を少量乃至停止してその室内圧力の増大を防
止すると共に、該一方の過室によって押圧されている
他方の過室への分岐開口部を拡張して原液供給圧を付
与させることによりその室内圧を増大させるのである。
逆に他方の過室の室内圧力が高くなり過ぎると一方の
過室を押圧することになり、この場合は、他方の過
室への分岐開口部を狭め或いは閉塞することにより原液
供給を少量乃至停止してその室内圧力の増大を防止する
と共に、一方の過室への分岐開口部を拡張して原液供
給圧を付与させることによりその室内圧を増大させるの
である。この作用を繰り返しながら過することにより
過室相互の圧力バランスが保たれ、ほぼ均一な過室
体積となって過時間が一定に迅速化されると共に、均
一な厚みと含水率の滓が形成されるのである。 また請求項第2項の装置発明では、夫々の嵌合外筒及び
嵌合内筒に透設した分岐孔が、板の加圧整列状態にお
いては相互に少し重合開口するためそこから過室内に
原液が供給されて過し、一方の過が遅れている過
室にさらに原液が供給されることによりその室内圧力が
大となって他方の過が進んでいる過室を押圧する
際、介在された板が押圧されてそのフィード材も僅か
に移動する結果、一方の過室に開口している分岐孔の
重合開口部が狭められ或いは閉塞させられることにより
原液供給を少量乃至停止してその室内圧力の増大を防止
すると共に、他方の過室に開口している分岐孔の重合
開口部が拡張されるため原液供給圧が付与させることに
よりその室内圧が増大されて、一方の過室側からの押
圧圧力に打ち勝つことになり押圧された板を復位させ
るのである。この板の押圧移動によって分岐孔の重合
開口面積を自動的に加減調節して過室相互の圧力バラ
ンスが保たれるのである。 さらに請求項第3項の装置発明では、板の加圧整列に
より外周の硬質リングが相互に圧接させられ、夫々リン
グ層に内蔵された硬質突体が突出して夫々相手方の硬質
リングを押圧した状態を維持するため硬質リング間に間
隙が設けられ、原液供給孔に連通する分岐口が夫々の
過室に開口形成されるのである。この状態で原液が圧送
されて過するのであるが、過が遅れている一方の
過室にさらに原液が供給されることによりその室内圧力
が大となって介在された板を過が進んでいる他方の
過室に押圧するのである。この板の押圧移動により
一方の過室の板間隔が大きくなり、対向している弾
性リングが復元して近接乃至圧着するのである。このた
め硬質リング間の分岐口が狭く或いは閉塞して原液供給
が少量乃至停止させられその室内圧力の増大が防止させ
られるのである。逆に他方の過室では板の押圧移動
により、硬質突体がさらに対応する硬質リングを強く押
圧して硬質リング間の分岐口を広くするのである。この
ため他方の過室に原液供給圧が強く付与させられるこ
とによりその室内圧が増大されて、板を復位させ両方
の過室の圧力バランスを保つのである。
れる一連の原液供給路の分岐開口部から夫々の過室に
原液が供給されて過するが、夫々の布の目詰り状態
等の相違から相隣る過室の過進行状態が異なること
が多い。この場合、一方の過が遅れている過室にさ
らに原液が供給されることによりその室内圧力が大とな
って他方の過が進んでいる過室を押圧する際、一方
の過室への分岐開口部を狭め或いは閉塞することによ
り原液供給を少量乃至停止してその室内圧力の増大を防
止すると共に、該一方の過室によって押圧されている
他方の過室への分岐開口部を拡張して原液供給圧を付
与させることによりその室内圧を増大させるのである。
逆に他方の過室の室内圧力が高くなり過ぎると一方の
過室を押圧することになり、この場合は、他方の過
室への分岐開口部を狭め或いは閉塞することにより原液
供給を少量乃至停止してその室内圧力の増大を防止する
と共に、一方の過室への分岐開口部を拡張して原液供
給圧を付与させることによりその室内圧を増大させるの
である。この作用を繰り返しながら過することにより
過室相互の圧力バランスが保たれ、ほぼ均一な過室
体積となって過時間が一定に迅速化されると共に、均
一な厚みと含水率の滓が形成されるのである。 また請求項第2項の装置発明では、夫々の嵌合外筒及び
嵌合内筒に透設した分岐孔が、板の加圧整列状態にお
いては相互に少し重合開口するためそこから過室内に
原液が供給されて過し、一方の過が遅れている過
室にさらに原液が供給されることによりその室内圧力が
大となって他方の過が進んでいる過室を押圧する
際、介在された板が押圧されてそのフィード材も僅か
に移動する結果、一方の過室に開口している分岐孔の
重合開口部が狭められ或いは閉塞させられることにより
原液供給を少量乃至停止してその室内圧力の増大を防止
すると共に、他方の過室に開口している分岐孔の重合
開口部が拡張されるため原液供給圧が付与させることに
よりその室内圧が増大されて、一方の過室側からの押
圧圧力に打ち勝つことになり押圧された板を復位させ
るのである。この板の押圧移動によって分岐孔の重合
開口面積を自動的に加減調節して過室相互の圧力バラ
ンスが保たれるのである。 さらに請求項第3項の装置発明では、板の加圧整列に
より外周の硬質リングが相互に圧接させられ、夫々リン
グ層に内蔵された硬質突体が突出して夫々相手方の硬質
リングを押圧した状態を維持するため硬質リング間に間
隙が設けられ、原液供給孔に連通する分岐口が夫々の
過室に開口形成されるのである。この状態で原液が圧送
されて過するのであるが、過が遅れている一方の
過室にさらに原液が供給されることによりその室内圧力
が大となって介在された板を過が進んでいる他方の
過室に押圧するのである。この板の押圧移動により
一方の過室の板間隔が大きくなり、対向している弾
性リングが復元して近接乃至圧着するのである。このた
め硬質リング間の分岐口が狭く或いは閉塞して原液供給
が少量乃至停止させられその室内圧力の増大が防止させ
られるのである。逆に他方の過室では板の押圧移動
により、硬質突体がさらに対応する硬質リングを強く押
圧して硬質リング間の分岐口を広くするのである。この
ため他方の過室に原液供給圧が強く付与させられるこ
とによりその室内圧が増大されて、板を復位させ両方
の過室の圧力バランスを保つのである。
【実施例1】 以下、本装置発明の詳細を図示実施例では説明しながら
方法発明を合わせて説明する。 第1図は板1間に枠2を介在させて板式過機で
あり、夫々の板1には水切り板及び通水網3が被着さ
れると共にその中央部に透設された取付孔にフィード材
Kが装着してある。該フィードKは第2図のように原液
供給孔に連通する嵌合外筒4を一方側に連設すると共
に、該嵌合外筒4に嵌合する嵌合内筒5を他方側に突設
して成り、夫々の嵌合外筒4と嵌合内筒5とに分岐孔4
a,5aを周方向に透設して原液供給孔に連通させてい
る(第3図参照)。なお、嵌合内筒5は第4図のように
固着したゴム筒部5bの先部に金属筒5cを連結したも
のであり、金属筒5cの先端外側縁を面取りしたガイド
部5dとしている。また嵌合外筒4の開口内端縁を面取
りしたガイド部4dとして嵌合内筒5のガイド部5dと
の当接を案内している。 次に本例の作用を説明する。板を加圧整列させると、
夫々のフィード材の嵌合内筒5が隣りのフィード材の嵌
合外筒4に夫々嵌合されて一連の原液供給路が連通形成
される。この状態では第2図のように、夫々の過室に
おいて嵌合外筒4と嵌合内筒5の分岐孔4a,5aが相
互に重合して少しの連通した分岐開口部Sを形成してい
る。このため、機体の一端側から原液供給路に原液を圧
送すると、その分岐開口部Sから夫々の過室に原液が
供給されて通水網3から過されるのである。しかしな
がら、夫々の布の目詰り状態等の相違から夫々の過
室の過進行状態が異なることが多い。この場合、第5
図のように、過が遅れて流泥部Eaが大きく残ってい
る一方の過室Eに、さらに原液が供給されることによ
りその室内圧力が大となる。そして、過が進んで流泥
部Faが少ない他方の過室Fを押圧することになる
が、この際、一方の過室Eによって介在している板
1′が他方の過室F側に押圧されるため、そのフィー
ド材K’も移動することから嵌合外筒4の分岐孔4aが
嵌合内筒5の分岐孔5aから離れて過室Eへの分岐開
口部Sが狭め或いは閉塞することにより過室Eへの原
液供給を少量乃至停止して室内圧力の増大が防止させる
のである。これと同時に、過室F側では該フィード材
K’の移動により嵌合内筒5の分岐孔5aがそれに嵌合
している嵌合内筒4の分岐孔4aと大きく重合するため
分岐閉口部Sが大きく拡張開口するのである。したがっ
て押圧されている他方の過室F内に原液供給圧を大き
く付与させることによりその室内圧を増大させるのであ
る。これにより両過室E,Fの圧力がバランスを保持
できる位置に板1’が移動して均衡状態となるのであ
る。 逆に他方の過室Fの室内圧力が高くなり過ぎると逆の
作用をするのである。即ち、一方の過室Eを押圧する
ことになり、この場合は、他方の過室Fへの分岐開口
部Sを狭め或いは閉塞することにより原液供給を少量乃
至停止してその室内圧力の増大を防止すると共に、一方
の過室Eへの分岐開口部Sを拡張して原液供給圧を付
与させることによりその室内圧を増大させるのである。 このため分岐孔4a,5aは板の加圧整列状態におい
ては相互に少し重合閉口し,且つ板の移動により一方
の過室側では閉塞すると共に相隣る他方の過室側で
は大きく重合開口するよう嵌合外筒及び嵌合内筒に透設
しなければならない。 本例によると、この作用を繰り返しながら過すること
により過室相互の圧力バランスが保たれるため、従来
のように板が変形破損して危険事態となることが阻止
されるのである。また、ほぼ均一な過室体積となって
過時間が一定に迅速化されると共に、均一な厚みと含
水率の滓が形成されるのである。 さらに、分岐孔4a,5aを重合させる構成のため緻密
な制御ができるのである。
方法発明を合わせて説明する。 第1図は板1間に枠2を介在させて板式過機で
あり、夫々の板1には水切り板及び通水網3が被着さ
れると共にその中央部に透設された取付孔にフィード材
Kが装着してある。該フィードKは第2図のように原液
供給孔に連通する嵌合外筒4を一方側に連設すると共
に、該嵌合外筒4に嵌合する嵌合内筒5を他方側に突設
して成り、夫々の嵌合外筒4と嵌合内筒5とに分岐孔4
a,5aを周方向に透設して原液供給孔に連通させてい
る(第3図参照)。なお、嵌合内筒5は第4図のように
固着したゴム筒部5bの先部に金属筒5cを連結したも
のであり、金属筒5cの先端外側縁を面取りしたガイド
部5dとしている。また嵌合外筒4の開口内端縁を面取
りしたガイド部4dとして嵌合内筒5のガイド部5dと
の当接を案内している。 次に本例の作用を説明する。板を加圧整列させると、
夫々のフィード材の嵌合内筒5が隣りのフィード材の嵌
合外筒4に夫々嵌合されて一連の原液供給路が連通形成
される。この状態では第2図のように、夫々の過室に
おいて嵌合外筒4と嵌合内筒5の分岐孔4a,5aが相
互に重合して少しの連通した分岐開口部Sを形成してい
る。このため、機体の一端側から原液供給路に原液を圧
送すると、その分岐開口部Sから夫々の過室に原液が
供給されて通水網3から過されるのである。しかしな
がら、夫々の布の目詰り状態等の相違から夫々の過
室の過進行状態が異なることが多い。この場合、第5
図のように、過が遅れて流泥部Eaが大きく残ってい
る一方の過室Eに、さらに原液が供給されることによ
りその室内圧力が大となる。そして、過が進んで流泥
部Faが少ない他方の過室Fを押圧することになる
が、この際、一方の過室Eによって介在している板
1′が他方の過室F側に押圧されるため、そのフィー
ド材K’も移動することから嵌合外筒4の分岐孔4aが
嵌合内筒5の分岐孔5aから離れて過室Eへの分岐開
口部Sが狭め或いは閉塞することにより過室Eへの原
液供給を少量乃至停止して室内圧力の増大が防止させる
のである。これと同時に、過室F側では該フィード材
K’の移動により嵌合内筒5の分岐孔5aがそれに嵌合
している嵌合内筒4の分岐孔4aと大きく重合するため
分岐閉口部Sが大きく拡張開口するのである。したがっ
て押圧されている他方の過室F内に原液供給圧を大き
く付与させることによりその室内圧を増大させるのであ
る。これにより両過室E,Fの圧力がバランスを保持
できる位置に板1’が移動して均衡状態となるのであ
る。 逆に他方の過室Fの室内圧力が高くなり過ぎると逆の
作用をするのである。即ち、一方の過室Eを押圧する
ことになり、この場合は、他方の過室Fへの分岐開口
部Sを狭め或いは閉塞することにより原液供給を少量乃
至停止してその室内圧力の増大を防止すると共に、一方
の過室Eへの分岐開口部Sを拡張して原液供給圧を付
与させることによりその室内圧を増大させるのである。 このため分岐孔4a,5aは板の加圧整列状態におい
ては相互に少し重合閉口し,且つ板の移動により一方
の過室側では閉塞すると共に相隣る他方の過室側で
は大きく重合開口するよう嵌合外筒及び嵌合内筒に透設
しなければならない。 本例によると、この作用を繰り返しながら過すること
により過室相互の圧力バランスが保たれるため、従来
のように板が変形破損して危険事態となることが阻止
されるのである。また、ほぼ均一な過室体積となって
過時間が一定に迅速化されると共に、均一な厚みと含
水率の滓が形成されるのである。 さらに、分岐孔4a,5aを重合させる構成のため緻密
な制御ができるのである。
【実施例2】 次に原液供給制御装置の別例を説明する。 第6図及び第7図に示すフィード材は、夫々原液供給孔
を透設したフィード本体Kaの両端面に、夫々厚肉ゴム
製の弾性リング6を原液供給孔の外周に周設すると共に
該弾性リング6の端面に金属製の硬質リング7を固着
し、弾性リング6が圧縮された際に硬質リング7から硬
質突体8a,8bが突出するよう両側で夫々位置を異に
して両側のリング層内に備えた構成としている。即ち、
一方側の突体8aは等間隔で4ケ所配置しており、他方
側の突体8bは対向する突体8aを挟む位置に配置して
ある。いずれの突体8a,8bも硬質リング7より少し
引っ込んで備えてある(第7図参照)。 このようにした本例は、第8図のように夫々の硬質リン
グ7を対向させた状態で板にフィード材を装着して使
用するもので、板の加圧整列状態では、まず対向する
硬質リング7が相互に圧着して弾性リング6を圧縮させ
るため、第9図のように突体8a,8bが突出状態とな
って対向する硬質リング7を押圧した状態で加圧セット
される。これにより硬質リング7間に間隙Nが設けら
れ、原液供給孔に連通する分岐口として夫々の過室に
開口形成されるのである。この状態で原液が圧送されて
過するのであるが、過が遅れている一方の過室に
さらに原液が供給されることによりその室内圧力が大と
なって介在された板を過が進んでいる他方の過室
に押圧するのである。この板の押圧移動により一方の
過室の板間隔Hが大きくなり、第10図右図のよう
に対向している弾性リング7が復元して近接乃至圧着す
るのである。このため硬質リング7間の間隙Nの分岐口
が狭く或いは閉塞して原液供給が少量乃至停止させられ
その室内圧力の増大が防止させられるのである。逆に他
方の過室では板の押圧移動により、第10図左図の
ように突体8a,8bがさらに対向する硬質リング7を
強く押圧して硬質リング7間の間隙Nの分岐口を広くす
るのである。このため他方の過室に原液供給圧が強く
付与させられることによりその室内圧が増大されて、前
例と同様に板を復位させ両方の過室の圧力バランス
を保つのである。 なお、本例では相互に嵌合部が不要なことから製造も容
易で且つ確実に制御作動できるのである。 本例は前記のように構成したが本発明明においてはこれ
に限定されない。 方法発明にあっては、分岐開口部の形成手段を問わず、
板の押圧によって一方の過室への分岐開口部を狭め
或いは閉塞すると共に、他方の過室への分岐開口部を
連動して拡張できればよい。なお、過機として枠を
介在させない板式過機でも採用できるのである。 また請求項第2項の装置発明にあっては、嵌合内筒及び
嵌合外筒に透設する分岐孔の形状や数を問わず、請求項
第2項の装置発明にあっては備える硬質突体の数及び位
置も限定されない。さらにフィード材の形状も適宜であ
る。
を透設したフィード本体Kaの両端面に、夫々厚肉ゴム
製の弾性リング6を原液供給孔の外周に周設すると共に
該弾性リング6の端面に金属製の硬質リング7を固着
し、弾性リング6が圧縮された際に硬質リング7から硬
質突体8a,8bが突出するよう両側で夫々位置を異に
して両側のリング層内に備えた構成としている。即ち、
一方側の突体8aは等間隔で4ケ所配置しており、他方
側の突体8bは対向する突体8aを挟む位置に配置して
ある。いずれの突体8a,8bも硬質リング7より少し
引っ込んで備えてある(第7図参照)。 このようにした本例は、第8図のように夫々の硬質リン
グ7を対向させた状態で板にフィード材を装着して使
用するもので、板の加圧整列状態では、まず対向する
硬質リング7が相互に圧着して弾性リング6を圧縮させ
るため、第9図のように突体8a,8bが突出状態とな
って対向する硬質リング7を押圧した状態で加圧セット
される。これにより硬質リング7間に間隙Nが設けら
れ、原液供給孔に連通する分岐口として夫々の過室に
開口形成されるのである。この状態で原液が圧送されて
過するのであるが、過が遅れている一方の過室に
さらに原液が供給されることによりその室内圧力が大と
なって介在された板を過が進んでいる他方の過室
に押圧するのである。この板の押圧移動により一方の
過室の板間隔Hが大きくなり、第10図右図のよう
に対向している弾性リング7が復元して近接乃至圧着す
るのである。このため硬質リング7間の間隙Nの分岐口
が狭く或いは閉塞して原液供給が少量乃至停止させられ
その室内圧力の増大が防止させられるのである。逆に他
方の過室では板の押圧移動により、第10図左図の
ように突体8a,8bがさらに対向する硬質リング7を
強く押圧して硬質リング7間の間隙Nの分岐口を広くす
るのである。このため他方の過室に原液供給圧が強く
付与させられることによりその室内圧が増大されて、前
例と同様に板を復位させ両方の過室の圧力バランス
を保つのである。 なお、本例では相互に嵌合部が不要なことから製造も容
易で且つ確実に制御作動できるのである。 本例は前記のように構成したが本発明明においてはこれ
に限定されない。 方法発明にあっては、分岐開口部の形成手段を問わず、
板の押圧によって一方の過室への分岐開口部を狭め
或いは閉塞すると共に、他方の過室への分岐開口部を
連動して拡張できればよい。なお、過機として枠を
介在させない板式過機でも採用できるのである。 また請求項第2項の装置発明にあっては、嵌合内筒及び
嵌合外筒に透設する分岐孔の形状や数を問わず、請求項
第2項の装置発明にあっては備える硬質突体の数及び位
置も限定されない。さらにフィード材の形状も適宜であ
る。
方法発明によると、夫々の過室への原液の供給が制御
されて過室への異常加圧が阻止されることから過室
相互の圧力バランスが保たれ、板が変形破損すること
を防止できて安全である。 また、ほぼ均一な過室体積となって過時間が一定に
迅速化されると共に、均一な厚みと含水率の滓が形成
されるのである。 請求項第2項の装置発明では、分岐孔を重合させる構成
のため緻密な制御ができるのである。 請求項第3項の装置発明では、相互に嵌合部が不要なこ
とから確実に作動でき、製造も容易となるのである。
されて過室への異常加圧が阻止されることから過室
相互の圧力バランスが保たれ、板が変形破損すること
を防止できて安全である。 また、ほぼ均一な過室体積となって過時間が一定に
迅速化されると共に、均一な厚みと含水率の滓が形成
されるのである。 請求項第2項の装置発明では、分岐孔を重合させる構成
のため緻密な制御ができるのである。 請求項第3項の装置発明では、相互に嵌合部が不要なこ
とから確実に作動でき、製造も容易となるのである。
図面は装置発明の実施例を示すもので、 第1図は一実施例の一部切欠した概略面図、 第2図はその要部拡大縦断面図、 第3図はその嵌合外筒と嵌合内筒の斜視図、 第4図は嵌合内筒の拡大縦断面図、 第5図は制御作動を示す要部拡大縦断面図、 第6図は別例の要部斜視図、 第7図はその要部拡大縦断面図、 第8図はその使用状態図、 第9図は加圧整列状態における要部の縦断面図、 第10図はその制御作動を示す要部の縦断面図、 第11図は従来の過状態の説明図である。 1:板、2:枠、4:嵌合外筒、 5:嵌合内筒、4a,5a:分岐孔、 S:分岐開口部、K:フィード材、 E,F:過室、Ea,Fa:流泥部、 Ka:フィード材本体、6:弾性リング、 7:硬質リング、8a,8b:硬質突体、 N:間隙、H:板間隔。
Claims (3)
- 【請求項1】枠を介在し,或いは介在しないで板を
多数加圧整列し、一端側から原液を板のフィード材で
形成される一連の原液供給孔に圧送させて過するもの
において、通常は該一連の原液供給路の分岐開口部から
夫々の過室に原液を供給過し、相隣る過室の過
状態が異なるため原液の供給圧力によって室内圧力が大
となる一方の過室への分岐開口部を狭め或いは閉塞す
ることにより原液供給を少量乃至停止してその室内圧力
の増大を防止すると共に、該一方の過室によって押圧
されている他方の過室への分岐開口部を拡張して原液
供給圧を付与させることによりその室内圧を増大させて
過室相互の圧力バランスを保つことを特徴とする板
式過機における過室への原液供給制御方法。 - 【請求項2】枠を介在し,或いは介在しないで板を
多数加圧整列し、夫々の板の中央に原液供給用のフィ
ード材を装着したものにおいて、フィード材の原液供給
孔に連通する嵌合外筒を一方側に突設すると共に、該嵌
合外筒に嵌合する嵌合内筒を他方側に突設したフィード
材と成し、フィード材の嵌合外筒に相隣るフィード材の
嵌合内筒を嵌合できるよう夫々の板に備え、板の加
圧整列状態においては相互に少し重合開口し且つ板の
移動により一方の過室側では閉塞すると共に相隣る他
方の過室側では大きく重合開口する分岐孔を夫々の嵌
合外筒及び嵌合内筒に透設したことを特徴とする板式
過機における過室への原液供給制御装置。 - 【請求項3】枠を介在し,或いは介在しないで板を
多数加圧整列し、夫々の板の中央に原液供給用のフィ
ード材を装着したものにおいて、フィード材の両側に夫
々厚肉の弾性リングを原液供給孔の外周に周設すると共
に該弾性リングの端面に硬質リングを固着し、弾性リン
グが圧縮された際に硬質リングから突出する硬質突体を
両側で夫々位置を異にして両側のリング層内に備えたこ
とを特徴とする板式過機における過室への原液供
給制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1026091A JPH0611368B2 (ja) | 1989-02-04 | 1989-02-04 | ▲ろ▼板式▲ろ▼過機における▲ろ▼過室への原液供給制御方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1026091A JPH0611368B2 (ja) | 1989-02-04 | 1989-02-04 | ▲ろ▼板式▲ろ▼過機における▲ろ▼過室への原液供給制御方法及びその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02207804A JPH02207804A (ja) | 1990-08-17 |
| JPH0611368B2 true JPH0611368B2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=12183932
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1026091A Expired - Lifetime JPH0611368B2 (ja) | 1989-02-04 | 1989-02-04 | ▲ろ▼板式▲ろ▼過機における▲ろ▼過室への原液供給制御方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0611368B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AT504343B8 (de) | 2006-09-01 | 2008-09-15 | Andritz Tech & Asset Man Gmbh | Trennelement für eine filterpresse |
-
1989
- 1989-02-04 JP JP1026091A patent/JPH0611368B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02207804A (ja) | 1990-08-17 |
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