JPH06113692A - 酸味を有する栽培メロン及びその作出方法 - Google Patents
酸味を有する栽培メロン及びその作出方法Info
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- JPH06113692A JPH06113692A JP4267709A JP26770992A JPH06113692A JP H06113692 A JPH06113692 A JP H06113692A JP 4267709 A JP4267709 A JP 4267709A JP 26770992 A JP26770992 A JP 26770992A JP H06113692 A JPH06113692 A JP H06113692A
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- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01H—NEW PLANTS OR NON-TRANSGENIC PROCESSES FOR OBTAINING THEM; PLANT REPRODUCTION BY TISSUE CULTURE TECHNIQUES
- A01H5/00—Angiosperms, i.e. flowering plants, characterised by their plant parts; Angiosperms characterised otherwise than by their botanic taxonomy
- A01H5/08—Fruits
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01H—NEW PLANTS OR NON-TRANSGENIC PROCESSES FOR OBTAINING THEM; PLANT REPRODUCTION BY TISSUE CULTURE TECHNIQUES
- A01H6/00—Angiosperms, i.e. flowering plants, characterised by their botanic taxonomy
- A01H6/34—Cucurbitaceae, e.g. bitter melon, cucumber or watermelon
- A01H6/344—Cucumis melo [melon]
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- Y10S47/00—Plant husbandry
- Y10S47/01—Methods of plant-breeding and including chromosome multiplication
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- Breeding Of Plants And Reproduction By Means Of Culturing (AREA)
- Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 果肉において弱酸性のpH値を発現する少なく
とも一個の優性遺伝子と果肉において粉質の形質を発現
する少なくとも一個の劣性遺伝子を有するメロンと、果
肉において中性のpH値を発現する少なくとも一個の劣性
遺伝子と果肉において多汁質の形質を発現する少なくと
も一個の優性遺伝子を有する栽培メロンとを、交雑する
ことにより得られる、酸味を特徴的に持つメロン及びそ
の作出方法。 【効果】 酸味と甘味とを併せ持つ新規なメロンを提供
する。
とも一個の優性遺伝子と果肉において粉質の形質を発現
する少なくとも一個の劣性遺伝子を有するメロンと、果
肉において中性のpH値を発現する少なくとも一個の劣性
遺伝子と果肉において多汁質の形質を発現する少なくと
も一個の優性遺伝子を有する栽培メロンとを、交雑する
ことにより得られる、酸味を特徴的に持つメロン及びそ
の作出方法。 【効果】 酸味と甘味とを併せ持つ新規なメロンを提供
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、現在ある栽培メロンが
これまで持っていなかった酸味を特徴的に持つメロン及
びそのメロンを作出する方法に関する。
これまで持っていなかった酸味を特徴的に持つメロン及
びそのメロンを作出する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】メロン類は、アフリカのニジェール河沿
岸を原産地とするウリ科植物で、学名はククミス メロ
(Cucumis melo L.) である。原産地からその後第二次原
生中心となった中央アジアで品種分化が進み、この地か
らヨーロッパ方面に広まったものが西洋メロン(以下、
単に「メロン」という)となり、東洋に広まったものが
マクワウリとなった。
岸を原産地とするウリ科植物で、学名はククミス メロ
(Cucumis melo L.) である。原産地からその後第二次原
生中心となった中央アジアで品種分化が進み、この地か
らヨーロッパ方面に広まったものが西洋メロン(以下、
単に「メロン」という)となり、東洋に広まったものが
マクワウリとなった。
【0003】我が国でもメロンの需要は多く、このため
数多くの種類のメロンが栽培されている。しかし、これ
らの栽培メロンは、いずれもその果肉部分には、甘味だ
けしか持たず、酸味を特徴的に持つ栽培メロンは知られ
ていなかった。
数多くの種類のメロンが栽培されている。しかし、これ
らの栽培メロンは、いずれもその果肉部分には、甘味だ
けしか持たず、酸味を特徴的に持つ栽培メロンは知られ
ていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
の甘味だけしか持たない栽培メロンに酸味を付加し、よ
り商品価値の高いメロンを提供することにある。
の甘味だけしか持たない栽培メロンに酸味を付加し、よ
り商品価値の高いメロンを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、メロン果
実におけるpH値と酸味との関係について鋭意研究した結
果、メロンを食した際に酸味を感じるためには、果肉の
pH値が低いだけでは充分でなく、これに加え果肉中の水
分量が多くなければならないことを見出し、本発明を完
成した。
実におけるpH値と酸味との関係について鋭意研究した結
果、メロンを食した際に酸味を感じるためには、果肉の
pH値が低いだけでは充分でなく、これに加え果肉中の水
分量が多くなければならないことを見出し、本発明を完
成した。
【0006】すなわち、本発明は果肉において弱酸性の
pH値を発現する少なくとも一個の優性遺伝子と果肉にお
いて粉質の形質を発現する少なくとも一個の劣性遺伝子
を有するメロンと、果肉において中性のpH値を発現する
少なくとも一個の劣性遺伝子と果肉において多汁質の形
質を発現する少なくとも一個の優性遺伝子を有する栽培
メロンとを、交雑することにより得られる、酸味を特徴
的に持つ一代雑種メロンである。
pH値を発現する少なくとも一個の優性遺伝子と果肉にお
いて粉質の形質を発現する少なくとも一個の劣性遺伝子
を有するメロンと、果肉において中性のpH値を発現する
少なくとも一個の劣性遺伝子と果肉において多汁質の形
質を発現する少なくとも一個の優性遺伝子を有する栽培
メロンとを、交雑することにより得られる、酸味を特徴
的に持つ一代雑種メロンである。
【0007】また、本発明は上記記載の一代雑種メロン
の後代メロンであって、果肉において弱酸性のpH値を発
現する少なくとも一個の優性遺伝子と果肉において多汁
質の形質を発現する少なくとも一個の優性遺伝子とを有
するメロンである。さらに、本発明は上記記載の一代雑
種メロンの作出方法である。なお、後代メロンには交雑
後代及び自殖後代の両者を含む。以下本発明のメロンの
育種方法及びその特性について説明する。 (A) 育種方法 果肉において弱酸性のpH値を発現する少なくとも一個の
優性遺伝子と果肉において粉質の形質を発現する劣性遺
伝子を有するメロンとしては、例えばメロン育成系統MR
1 (以下単に「MR1 」という)、PI124111系統等を挙げ
ることができる。
の後代メロンであって、果肉において弱酸性のpH値を発
現する少なくとも一個の優性遺伝子と果肉において多汁
質の形質を発現する少なくとも一個の優性遺伝子とを有
するメロンである。さらに、本発明は上記記載の一代雑
種メロンの作出方法である。なお、後代メロンには交雑
後代及び自殖後代の両者を含む。以下本発明のメロンの
育種方法及びその特性について説明する。 (A) 育種方法 果肉において弱酸性のpH値を発現する少なくとも一個の
優性遺伝子と果肉において粉質の形質を発現する劣性遺
伝子を有するメロンとしては、例えばメロン育成系統MR
1 (以下単に「MR1 」という)、PI124111系統等を挙げ
ることができる。
【0008】PI124111系統は、U.S.Vegetable Laborato
ry,ARS/USDA(2875 Savannah Hwy,Charlston, SC 2940
7, U.S.A.)より入手したメロンである。MR1 は、PI1241
11系統と同じく、U.S.Vegetable Laboratory,ARS/USDA
(2875Savannah Hwy, Charlston, SC 29407, U.S.A.)よ
り入手した耐病性メロン育成系統であり、表1に示すよ
うにその果肉は、非常に薄く、粉質で水分をあまり含ん
でいない。また、果肉を食べてみても味は感じられない
が、種子の周りのゼラチン様物質(以下単に「ゼラチン
様物質」という)及び胎座には、強い酸味がある。
ry,ARS/USDA(2875 Savannah Hwy,Charlston, SC 2940
7, U.S.A.)より入手したメロンである。MR1 は、PI1241
11系統と同じく、U.S.Vegetable Laboratory,ARS/USDA
(2875Savannah Hwy, Charlston, SC 29407, U.S.A.)よ
り入手した耐病性メロン育成系統であり、表1に示すよ
うにその果肉は、非常に薄く、粉質で水分をあまり含ん
でいない。また、果肉を食べてみても味は感じられない
が、種子の周りのゼラチン様物質(以下単に「ゼラチン
様物質」という)及び胎座には、強い酸味がある。
【0009】
【表1】
【0010】MR1 を日本国内で栽培する場合、生育途中
で果実が割れてしまうことが多く、このため交雑に用い
る個体は、自殖により数代にわたって栽培を続け、その
中から、裂果しにくく、かつゼラチン様物質及び胎座に
強い酸味を有するものを選抜して用いることが好まし
い。なお、MR1 は現在本出願人が所持しており、必要に
応じて分譲することが可能である。
で果実が割れてしまうことが多く、このため交雑に用い
る個体は、自殖により数代にわたって栽培を続け、その
中から、裂果しにくく、かつゼラチン様物質及び胎座に
強い酸味を有するものを選抜して用いることが好まし
い。なお、MR1 は現在本出願人が所持しており、必要に
応じて分譲することが可能である。
【0011】本明細書にある栽培メロンとは、商品作物
として人工的に栽培されている甘味だけを持ち酸味を持
たないメロンのことをいう。本発明に用いる栽培メロン
は果肉において中性のpH値を発現する少なくとも一個の
劣性遺伝子と多汁質の形質を発現する少なくとも一個の
優性遺伝子を有するものであれば、特に限定されない
が、例えば、アールス・フュボリット固定系統、または
アールス・フュボリットに外観・果肉色が似ていてさら
に作り易く、果肉の糖度が安定しているアールス・セイ
ヌ固定系統、アンデス固定系統、ローラン固定系統(緑
色系の果肉を作出する場合)、オーロラ固定系統(橙色
系の果肉を作出する場合)、シェリー、ホームラン等の
固定系統(白色系の果肉を作出する場合)を用いるのが
好ましい。
として人工的に栽培されている甘味だけを持ち酸味を持
たないメロンのことをいう。本発明に用いる栽培メロン
は果肉において中性のpH値を発現する少なくとも一個の
劣性遺伝子と多汁質の形質を発現する少なくとも一個の
優性遺伝子を有するものであれば、特に限定されない
が、例えば、アールス・フュボリット固定系統、または
アールス・フュボリットに外観・果肉色が似ていてさら
に作り易く、果肉の糖度が安定しているアールス・セイ
ヌ固定系統、アンデス固定系統、ローラン固定系統(緑
色系の果肉を作出する場合)、オーロラ固定系統(橙色
系の果肉を作出する場合)、シェリー、ホームラン等の
固定系統(白色系の果肉を作出する場合)を用いるのが
好ましい。
【0012】本発明における交雑方法は、特別な方法を
用いる必要はなく、通常の方法に従って行えばよい。ま
た、本発明により作出されるメロンの栽培方法について
も特別な方法を用いる必要はなく、通常の方法に従って
行えばよい。 (B) 特性 本発明の方法により作出される一代雑種メロンは以下の
ような特性を持っている。
用いる必要はなく、通常の方法に従って行えばよい。ま
た、本発明により作出されるメロンの栽培方法について
も特別な方法を用いる必要はなく、通常の方法に従って
行えばよい。 (B) 特性 本発明の方法により作出される一代雑種メロンは以下の
ような特性を持っている。
【0013】種々の栽培メロンとMR1 を交雑して得られ
るF1メロンの特性を表2に示した。これらのF1メロンの
間で共通する特性について挙げると、果実面では、栽培
メロンのネットの有無・疎密に関係なく、F1はネットが
なくなるか、または、ネットが非常に荒くなる。果皮色
はMR1 に似て淡緑色が多いが、黒地系のメロンとのF
1は、やや緑が濃くなることがある。果形は球形または
紡錘型であり、MR1 に出現する果面の浅い溝はF1でさら
に浅くなるか、あるいは溝が出現しなくなることもあ
る。果肉の厚さは両親の中間に近く、果肉色は栽培メロ
ンが白色の場合F1は果皮側白く種子側淡橙となり、栽培
メロンの果肉が緑の場合は、果皮側緑で種子側淡橙色と
なる。また栽培メロンの果肉が橙色また橙赤色の場合は
F1の果肉色は橙色または橙赤色の部分を有する。ゼラチ
ン様物質の色はいずれの場合も橙色である。
るF1メロンの特性を表2に示した。これらのF1メロンの
間で共通する特性について挙げると、果実面では、栽培
メロンのネットの有無・疎密に関係なく、F1はネットが
なくなるか、または、ネットが非常に荒くなる。果皮色
はMR1 に似て淡緑色が多いが、黒地系のメロンとのF
1は、やや緑が濃くなることがある。果形は球形または
紡錘型であり、MR1 に出現する果面の浅い溝はF1でさら
に浅くなるか、あるいは溝が出現しなくなることもあ
る。果肉の厚さは両親の中間に近く、果肉色は栽培メロ
ンが白色の場合F1は果皮側白く種子側淡橙となり、栽培
メロンの果肉が緑の場合は、果皮側緑で種子側淡橙色と
なる。また栽培メロンの果肉が橙色また橙赤色の場合は
F1の果肉色は橙色または橙赤色の部分を有する。ゼラチ
ン様物質の色はいずれの場合も橙色である。
【0014】植物体についてみると、草勢、葉の大き
さ、葉の色は一般的に栽培メロンに似ている。MR1 の長
い節間長という特性が全ての組み合わせに出現する。ま
た、生育は早くなり、開花から果実が完熟するまでの日
数もMR1 に似て早くなる。また、MR1 は単性雌花を有
し、F1もまたすべて単性雌花となる。
さ、葉の色は一般的に栽培メロンに似ている。MR1 の長
い節間長という特性が全ての組み合わせに出現する。ま
た、生育は早くなり、開花から果実が完熟するまでの日
数もMR1 に似て早くなる。また、MR1 は単性雌花を有
し、F1もまたすべて単性雌花となる。
【0015】
【表2】
【0016】以下、試験例及び実施例により本発明を更
に詳細に説明する。
に詳細に説明する。
【0017】
【試験例1】以下の方法により、メロンの果肉部分の酸
味の感じ方について調べた。 1.栽培メロン及びMR1 の果肉部分のpHの測定 1991年にMR1 自殖3代目(MR1-S3)と栽培メロン育成系統
No.A及びNo.Bの果実の部位別にpH値を測定した。pH測定
には、ワットマンpH試験紙(pH3.8-5.5,pH5.2-6.8,pH6.
0-8.1 )を用いた。種子及びその周りのゼラチン様物
質、胎座のみ、果肉のみの3ヵ所の部位の汁を検液とし
た。
味の感じ方について調べた。 1.栽培メロン及びMR1 の果肉部分のpHの測定 1991年にMR1 自殖3代目(MR1-S3)と栽培メロン育成系統
No.A及びNo.Bの果実の部位別にpH値を測定した。pH測定
には、ワットマンpH試験紙(pH3.8-5.5,pH5.2-6.8,pH6.
0-8.1 )を用いた。種子及びその周りのゼラチン様物
質、胎座のみ、果肉のみの3ヵ所の部位の汁を検液とし
た。
【0018】
【表3】
【0019】表3が示すように栽培メロン育成系統は、
ゼラチン様物質、胎座、果肉には全く酸味がなく甘味だ
けがあり、pH値は6.4 (三部分平均)と中性に近かっ
た。一方、MR1-S3では、胎座に特に強い酸味があり、次
にゼラチン様物質に強い酸味があった。しかし、その果
肉は、酸味も甘味もなく、無味であった。MR1-S3の部位
別平均pH値をみると、ゼラチン様物質、胎座、果肉の順
にpHが低かった(pH4.6,pH4.8,pH4.9 )。従ってMR1-S3
の果肉は酸味を感じないにもかかわらず、pH4.9と低い
こと、また酸味の強い順(胎座、ゼラチン様物質、果
肉)とpH値の低い順(ゼラチン様物質 、胎座、果肉)
が一致しないことがわかった。MR1-S3の果肉質は粉質
で、果実を切った時に果汁は全くでてこないし、食べた
ときにも果肉中に果汁(水分)があると感じることはほ
とんどなかった。果肉に比べて、ゼラチン様物質及び胎
座には水分があり、特に胎座の水分は多かった。即ち、
食感で水分が多いと感じられた順(胎座、ゼラチン様物
質、果肉)に酸味を強く感じた。
ゼラチン様物質、胎座、果肉には全く酸味がなく甘味だ
けがあり、pH値は6.4 (三部分平均)と中性に近かっ
た。一方、MR1-S3では、胎座に特に強い酸味があり、次
にゼラチン様物質に強い酸味があった。しかし、その果
肉は、酸味も甘味もなく、無味であった。MR1-S3の部位
別平均pH値をみると、ゼラチン様物質、胎座、果肉の順
にpHが低かった(pH4.6,pH4.8,pH4.9 )。従ってMR1-S3
の果肉は酸味を感じないにもかかわらず、pH4.9と低い
こと、また酸味の強い順(胎座、ゼラチン様物質、果
肉)とpH値の低い順(ゼラチン様物質 、胎座、果肉)
が一致しないことがわかった。MR1-S3の果肉質は粉質
で、果実を切った時に果汁は全くでてこないし、食べた
ときにも果肉中に果汁(水分)があると感じることはほ
とんどなかった。果肉に比べて、ゼラチン様物質及び胎
座には水分があり、特に胎座の水分は多かった。即ち、
食感で水分が多いと感じられた順(胎座、ゼラチン様物
質、果肉)に酸味を強く感じた。
【0020】味覚は水溶状態にある化学物質やイオンが
味覚芽に接触することによって起こると解されている。
従って、MR1-S3の果肉で酸味を感じないのは、ゼラチン
様物質及び胎座に比べて果肉中の果汁(水分)が著しく
乏しいため酸味を感じないと推察した。 2.MR1 及びF1メロンの果肉中の果汁容量及び固形物容
量の測定 上記推論を確かめるため、MR1 とF1メロンの果肉中の水
分量に差があるか否かを検討することにした。
味覚芽に接触することによって起こると解されている。
従って、MR1-S3の果肉で酸味を感じないのは、ゼラチン
様物質及び胎座に比べて果肉中の果汁(水分)が著しく
乏しいため酸味を感じないと推察した。 2.MR1 及びF1メロンの果肉中の果汁容量及び固形物容
量の測定 上記推論を確かめるため、MR1 とF1メロンの果肉中の水
分量に差があるか否かを検討することにした。
【0021】1992年に得られた果肉に酸味がないMR1 自
殖4代目(MR1-S4)の3個体(粉質、酸味度0)とこれら
と同様なpH領域にあり、強い酸味があるNo.2×MR1 選抜
個体(多汁質、酸味度3)の5個体を用いた。実験方法
としては、果肉をコルクボーラでくり抜き、一定体積の
果肉を乳鉢にいれ、乳棒で磨砕した。十分磨砕したサン
プルを蓋付き遠心管に入れ、3500rpm で20分間遠心し
た。遠心後、サンプルの総量(果汁容量)と固形物容量
を記録した。
殖4代目(MR1-S4)の3個体(粉質、酸味度0)とこれら
と同様なpH領域にあり、強い酸味があるNo.2×MR1 選抜
個体(多汁質、酸味度3)の5個体を用いた。実験方法
としては、果肉をコルクボーラでくり抜き、一定体積の
果肉を乳鉢にいれ、乳棒で磨砕した。十分磨砕したサン
プルを蓋付き遠心管に入れ、3500rpm で20分間遠心し
た。遠心後、サンプルの総量(果汁容量)と固形物容量
を記録した。
【0022】
【表4】
【0023】表4から、多汁質のF1メロンに比べて粉質
のMR1-S4の方が果汁容量に対して固形物容量が多いこと
がわかった。果肉の果汁量が乏しいと、pH値に対応した
酸味を味わうことができなくなり、酸味を感じられない
と考えられた。即ち、同じpH値でも肉質の差異(多汁質
か粉質か)により、酸味の有無が生じると考えられた。
従って、両親とも酸味のない果肉であるが、果肉のpH値
は中性で多汁質である栽培メロンと弱酸性で粉質である
MR1 の交雑により、多汁質でpH値の低い交雑メロンを作
出すれば、酸味のある果肉を持つメロンが得られること
がわかった。
のMR1-S4の方が果汁容量に対して固形物容量が多いこと
がわかった。果肉の果汁量が乏しいと、pH値に対応した
酸味を味わうことができなくなり、酸味を感じられない
と考えられた。即ち、同じpH値でも肉質の差異(多汁質
か粉質か)により、酸味の有無が生じると考えられた。
従って、両親とも酸味のない果肉であるが、果肉のpH値
は中性で多汁質である栽培メロンと弱酸性で粉質である
MR1 の交雑により、多汁質でpH値の低い交雑メロンを作
出すれば、酸味のある果肉を持つメロンが得られること
がわかった。
【0024】
【試験例2】以下の方法により、MR1 の持つ形質の遺伝
について調べた。 1.果肉のpH値に関する遺伝子の検定 1987年にMR1 と栽培メロンを交雑し、そのF1世代を調べ
たところ、両親の果肉には酸味が無いにもかかわらず、
F1の果肉には甘味の他に酸味が有り、従来のメロンとは
異なる全く新しい味であることがわかった。
について調べた。 1.果肉のpH値に関する遺伝子の検定 1987年にMR1 と栽培メロンを交雑し、そのF1世代を調べ
たところ、両親の果肉には酸味が無いにもかかわらず、
F1の果肉には甘味の他に酸味が有り、従来のメロンとは
異なる全く新しい味であることがわかった。
【0025】F1の果肉に酸味特性が出現することがわか
ったので、F1世代の果肉のpH値を測ることにした。そこ
で、1990年にMR1 自殖2代目(MR1-S2)と栽培メロン育成
系統No.A、No.B、No.Cを交雑して得たF1種子を、1992年
に播種し、得られたF1個体の果肉のpH値を測定した。
ったので、F1世代の果肉のpH値を測ることにした。そこ
で、1990年にMR1 自殖2代目(MR1-S2)と栽培メロン育成
系統No.A、No.B、No.Cを交雑して得たF1種子を、1992年
に播種し、得られたF1個体の果肉のpH値を測定した。
【0026】
【表5】
【0027】表5から、果肉のpH値が弱酸性を示すとい
う形質はF1メロンにおいても同様に示されているので、
弱酸性という形質は優性遺伝することがわかった。1990
年に自殖2代目と栽培メロンNo.A及びNo.Bを交雑し、F
1種子を得た。翌年(1991 年) の春に、その一部を播種
し、F2種子を得た。更に、1991年夏、F2種子の一部を播
種し、F3種子を得た。1992年に、これらのF2、F3種子を
播種し、果肉のpH値を測定した。
う形質はF1メロンにおいても同様に示されているので、
弱酸性という形質は優性遺伝することがわかった。1990
年に自殖2代目と栽培メロンNo.A及びNo.Bを交雑し、F
1種子を得た。翌年(1991 年) の春に、その一部を播種
し、F2種子を得た。更に、1991年夏、F2種子の一部を播
種し、F3種子を得た。1992年に、これらのF2、F3種子を
播種し、果肉のpH値を測定した。
【0028】F2分離比に対するχ2 検定の結果から、果
肉の弱酸性が優性一遺伝子支配であるとすると、酸味の
有無の境界pH値がpH5.0-5.2 及びpH4.8-5.2 (表6)、
または、pH5.0-5.1 (表7)の範囲にあるとすると、F2
分離比と適合するが、実際の酸味の有無と適合しなくな
るので、棄却した。また、弱酸性を支配する優性二遺伝
子と弱酸性を抑制する一劣性遺伝子があるとする場合
(F2分離比:45:19)及び弱酸性を支配する優性一遺伝
子と弱酸性を抑制する二劣性遺伝子があるとすると場合
(F2分離比: 36:28=9 : 7)も同様な理由で棄却し
た。優性二遺伝子の場合は、pH5.3-6.5 (表6)あるい
はpH5.3-6.3 (表7)の範囲に、優性三遺伝子の場合
は、pH5.8-6.5 (表7)の範囲に酸味の有無の境界pH値
があると考えられた。従って、栽培メロンの果肉のpH値
はpH6.2,6.4,6.5 であること、F1メロンの最大pH値はpH
5.4 であること、交雑メロン後代の食味試験により、pH
5.8 以上で完全に酸味がなくなることから、MR1 由来の
弱酸性を支配する遺伝子がない場合に示す最小pH値の位
置はpH5.8 以上の中性よりにあると考えらるので、果肉
の弱酸性を支配する遺伝子は優性二遺伝子、優性三遺伝
子あるいはそれ以上と考えられた。
肉の弱酸性が優性一遺伝子支配であるとすると、酸味の
有無の境界pH値がpH5.0-5.2 及びpH4.8-5.2 (表6)、
または、pH5.0-5.1 (表7)の範囲にあるとすると、F2
分離比と適合するが、実際の酸味の有無と適合しなくな
るので、棄却した。また、弱酸性を支配する優性二遺伝
子と弱酸性を抑制する一劣性遺伝子があるとする場合
(F2分離比:45:19)及び弱酸性を支配する優性一遺伝
子と弱酸性を抑制する二劣性遺伝子があるとすると場合
(F2分離比: 36:28=9 : 7)も同様な理由で棄却し
た。優性二遺伝子の場合は、pH5.3-6.5 (表6)あるい
はpH5.3-6.3 (表7)の範囲に、優性三遺伝子の場合
は、pH5.8-6.5 (表7)の範囲に酸味の有無の境界pH値
があると考えられた。従って、栽培メロンの果肉のpH値
はpH6.2,6.4,6.5 であること、F1メロンの最大pH値はpH
5.4 であること、交雑メロン後代の食味試験により、pH
5.8 以上で完全に酸味がなくなることから、MR1 由来の
弱酸性を支配する遺伝子がない場合に示す最小pH値の位
置はpH5.8 以上の中性よりにあると考えらるので、果肉
の弱酸性を支配する遺伝子は優性二遺伝子、優性三遺伝
子あるいはそれ以上と考えられた。
【0029】
【表6】
【0030】
【表7】
【0031】2.果肉質の遺伝子に関する検定 表8に示したように、多汁質である栽培メロン(No.A,N
o.B,No.C)と粉質であるMR1 自殖二代目を交雑して得ら
れるF1果実の果肉質は、すべて栽培メロンと同じ多汁質
であった。従って、多汁質は、粉質に対して優性遺伝す
ることがわかった。また、表9に示したようにF2世代に
ついてみると、多汁質と粉質の分離比が3:1または4
5:19に一致することから、多汁質の遺伝は優性一遺
伝子支配または優性二遺伝子支配+劣性一遺伝子支配で
あると考えられた。
o.B,No.C)と粉質であるMR1 自殖二代目を交雑して得ら
れるF1果実の果肉質は、すべて栽培メロンと同じ多汁質
であった。従って、多汁質は、粉質に対して優性遺伝す
ることがわかった。また、表9に示したようにF2世代に
ついてみると、多汁質と粉質の分離比が3:1または4
5:19に一致することから、多汁質の遺伝は優性一遺
伝子支配または優性二遺伝子支配+劣性一遺伝子支配で
あると考えられた。
【0032】
【表8】
【0033】
【表9】
【0034】
【試験例3】以下の方法により、選抜によるMR1 の形質
の変化を調べた。1991年にMR1 自殖3世代目(MR1-S3)の
個体計9個体及び1992年にMR1 自殖4世代目(MR1-S3選
抜個体の自殖種子10粒播種)の個体計8個体から果実を
得て、そのpH値を測定した(表10及び表11)。pH測
定には、ワットマンpH試験紙(pH3.8-5.5,pH5.2-6.8,pH
6.0-8.1)を用いた。種子及びその周りのゼラチン様物
質、胎座のみ、果肉のみの3カ所の部位の汁を検液とし
た。酸味の有無はそれぞれの部位について食味試験し、
酸味がなかったものを−、酸味があったものを+とし
た。
の変化を調べた。1991年にMR1 自殖3世代目(MR1-S3)の
個体計9個体及び1992年にMR1 自殖4世代目(MR1-S3選
抜個体の自殖種子10粒播種)の個体計8個体から果実を
得て、そのpH値を測定した(表10及び表11)。pH測
定には、ワットマンpH試験紙(pH3.8-5.5,pH5.2-6.8,pH
6.0-8.1)を用いた。種子及びその周りのゼラチン様物
質、胎座のみ、果肉のみの3カ所の部位の汁を検液とし
た。酸味の有無はそれぞれの部位について食味試験し、
酸味がなかったものを−、酸味があったものを+とし
た。
【0035】表10に示すMR1-S3の部位別平均pH値を見
てみると、種子の周りのゼラチン様物質のpH値が最も低
かった。S3世代におけるpH値の変異は種子の周りのゼラ
チン様物質及び果肉で大きかった。9個体の中で、最も
pH値が低かった果肉及びゼラチン様物質を持つ個体(個
体番号6)を選抜した。1992年に、昨年の選抜個体(個
体番号6)から得られた自殖種子(S4世代)を播種し
た。8個体から果実を取り、その果肉のpH値と糖度を測
定した。MR1 のS4世代8個体が示すpH領域は、pH4.3 か
らpH4.8 の範囲(平均pH値4.6 )であった。前年(1991
年) にS3世代の果肉のpH値はpH4.5 からpH5.4 の範囲
(平均pH4.9 )なので(表10)、個体番号6は、果肉
が弱酸性という形質を最も顕著に示している。
てみると、種子の周りのゼラチン様物質のpH値が最も低
かった。S3世代におけるpH値の変異は種子の周りのゼラ
チン様物質及び果肉で大きかった。9個体の中で、最も
pH値が低かった果肉及びゼラチン様物質を持つ個体(個
体番号6)を選抜した。1992年に、昨年の選抜個体(個
体番号6)から得られた自殖種子(S4世代)を播種し
た。8個体から果実を取り、その果肉のpH値と糖度を測
定した。MR1 のS4世代8個体が示すpH領域は、pH4.3 か
らpH4.8 の範囲(平均pH値4.6 )であった。前年(1991
年) にS3世代の果肉のpH値はpH4.5 からpH5.4 の範囲
(平均pH4.9 )なので(表10)、個体番号6は、果肉
が弱酸性という形質を最も顕著に示している。
【0036】
【表10】
【0037】
【表11】
【0038】
1.MR1 の選抜 MR1 の自殖後代から、ゼラチン様物質や胎座に強い酸味
が感じられる個体を選抜することにした。1987年春にMR
1 を5粒播種して栽培したところ、果実が非常に裂果し
やすく、個体によっては一果も果実が採れなかった。結
局、5個体中2個体から自殖種子が得られた。1988年に
自殖種子2系統各10個体(自殖1世代目)を栽培した。
両系統の中から、裂果しにくい個体の中でゼラチン様物
質や胎座に最も強い酸味が感じられる個体を1個体選抜
した。1988年に選抜した個体を1990年に20個体栽培し
(自殖2代目)、同様の選抜条件で1個体を選抜した。
この選抜個体を1991年に15個体を栽培したところ(自殖
3世代目)、9個体から果実が得られた。 2.MR1 と栽培メロンの交雑 1991年にMR1 選抜個体と栽培メロン育成系統を交雑し
て、F1種子を得た。翌年、F1種子を播種し、F1個体の果
実を得た。
が感じられる個体を選抜することにした。1987年春にMR
1 を5粒播種して栽培したところ、果実が非常に裂果し
やすく、個体によっては一果も果実が採れなかった。結
局、5個体中2個体から自殖種子が得られた。1988年に
自殖種子2系統各10個体(自殖1世代目)を栽培した。
両系統の中から、裂果しにくい個体の中でゼラチン様物
質や胎座に最も強い酸味が感じられる個体を1個体選抜
した。1988年に選抜した個体を1990年に20個体栽培し
(自殖2代目)、同様の選抜条件で1個体を選抜した。
この選抜個体を1991年に15個体を栽培したところ(自殖
3世代目)、9個体から果実が得られた。 2.MR1 と栽培メロンの交雑 1991年にMR1 選抜個体と栽培メロン育成系統を交雑し
て、F1種子を得た。翌年、F1種子を播種し、F1個体の果
実を得た。
【0039】現在、市販されている栽培メロンの果肉質
は多汁質といわれるもので、これはさらに粘粉質、脆
質、溶質の三種類に分類することができる。これら三種
類の栽培メロンは、それぞれ多汁で、特に溶質は果実の
切口から果汁がしたたり落ちるほどである。交雑に用い
た栽培メロン育成系統の果実の特性は表12に示す。
は多汁質といわれるもので、これはさらに粘粉質、脆
質、溶質の三種類に分類することができる。これら三種
類の栽培メロンは、それぞれ多汁で、特に溶質は果実の
切口から果汁がしたたり落ちるほどである。交雑に用い
た栽培メロン育成系統の果実の特性は表12に示す。
【0040】
【表12】
【0041】
【表13】
【0042】表13で示したようにF1世代は、いずれの
系統も酸味があり、pH値もMR1 選抜個体と同程度の弱酸
性を示している。従って、果肉のpHは中性で多汁質であ
る栽培メロンと弱酸性で粉質であるMR1 の交雑により、
酸味のある果肉を持つメロンが得られることがわかっ
た。
系統も酸味があり、pH値もMR1 選抜個体と同程度の弱酸
性を示している。従って、果肉のpHは中性で多汁質であ
る栽培メロンと弱酸性で粉質であるMR1 の交雑により、
酸味のある果肉を持つメロンが得られることがわかっ
た。
【0043】
【発明の効果】本発明は、酸味と甘味を併せ持つ商品価
値の高い新規なメロン品種を提供するものであり、農業
分野に大きな利益をもたらすものである。
値の高い新規なメロン品種を提供するものであり、農業
分野に大きな利益をもたらすものである。
Claims (3)
- 【請求項1】 果肉において弱酸性のpH値を発現する少
なくとも一個の優性遺伝子と果肉において粉質の形質を
発現する少なくとも一個の劣性遺伝子を有するメロン
と、果肉において中性のpH値を発現する少なくとも一個
の劣性遺伝子と果肉において多汁質の形質を発現する少
なくとも一個の優性遺伝子を有する栽培メロンとを、交
雑することにより得られる、酸味を特徴的に持つ一代雑
種メロン。 - 【請求項2】 請求項1記載の一代雑種メロンの後代メ
ロンであって、果肉において弱酸性のpH値を発現する少
なくとも一個の優性遺伝子と果肉において多汁質の形質
を発現する少なくとも一個の優性遺伝子とを有するメロ
ン。 - 【請求項3】 請求項1記載の一代雑種メロンの作出方
法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4267709A JPH06113692A (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | 酸味を有する栽培メロン及びその作出方法 |
| US08/131,304 US5476998A (en) | 1992-10-06 | 1993-10-04 | Cultivated melon with a sour taste and a process for the production thereof |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4267709A JPH06113692A (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | 酸味を有する栽培メロン及びその作出方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06113692A true JPH06113692A (ja) | 1994-04-26 |
Family
ID=17448463
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4267709A Pending JPH06113692A (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | 酸味を有する栽培メロン及びその作出方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5476998A (ja) |
| JP (1) | JPH06113692A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007520216A (ja) * | 2004-01-09 | 2007-07-26 | シンジェンタ パーティシペーションズ アクチェンゲゼルシャフト | 新種メロン |
| CN109169254A (zh) * | 2018-08-28 | 2019-01-11 | 武汉市农业科学院 | 一种甜酸味甜瓜的杂交育种方法 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8071844B1 (en) | 2007-09-13 | 2011-12-06 | Nutritional Health Institute Laboratories, Llc | Cultivated momordica species and extract thereof |
| EP2593468B1 (en) | 2010-07-12 | 2020-06-10 | The State of Israel, Ministry of Agriculture and Rural Development, Agricultural Research Organization, (A.R.O.), Volcani Center | Isolated polynucleotides and methods and plants using same for regulating plant acidity |
-
1992
- 1992-10-06 JP JP4267709A patent/JPH06113692A/ja active Pending
-
1993
- 1993-10-04 US US08/131,304 patent/US5476998A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007520216A (ja) * | 2004-01-09 | 2007-07-26 | シンジェンタ パーティシペーションズ アクチェンゲゼルシャフト | 新種メロン |
| CN109169254A (zh) * | 2018-08-28 | 2019-01-11 | 武汉市农业科学院 | 一种甜酸味甜瓜的杂交育种方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5476998A (en) | 1995-12-19 |
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