JPH0611401Y2 - 金属vチェーン - Google Patents
金属vチェーンInfo
- Publication number
- JPH0611401Y2 JPH0611401Y2 JP10956788U JP10956788U JPH0611401Y2 JP H0611401 Y2 JPH0611401 Y2 JP H0611401Y2 JP 10956788 U JP10956788 U JP 10956788U JP 10956788 U JP10956788 U JP 10956788U JP H0611401 Y2 JPH0611401 Y2 JP H0611401Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove
- clip
- chain
- pin
- pulley
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Pulleys (AREA)
- Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、V溝プーリと協働して無段変速伝動を行うた
めの金属Vチェーンに関するものである。
めの金属Vチェーンに関するものである。
(従来の技術) 第3図および第4図は、従来の金属Vチェーンの一例を
示すものである。
示すものである。
図中1はV溝プーリ、1aはそのV溝表面、2はこのV溝
を係合する金属Vチェーンの構成部材である多数のブロ
ック、3はピン4により無端状に連結した多数のリンク
プレート、5はこれらリンクプレート3の外側のピン4
に嵌装してリンクプレート3の脱落を防止するクリップ
である。
を係合する金属Vチェーンの構成部材である多数のブロ
ック、3はピン4により無端状に連結した多数のリンク
プレート、5はこれらリンクプレート3の外側のピン4
に嵌装してリンクプレート3の脱落を防止するクリップ
である。
しかして第3図および第4図の金属Vチェーンは、前記
した多数のリンクプレート3をピン4により無端状に連
結し、そのリンクプレート3の外側にリンクプレート3
の脱落防止用のクリップ5を嵌装してなる2組のチェー
ン6の間に多数のブロック2を介在させて構成されてい
る。
した多数のリンクプレート3をピン4により無端状に連
結し、そのリンクプレート3の外側にリンクプレート3
の脱落防止用のクリップ5を嵌装してなる2組のチェー
ン6の間に多数のブロック2を介在させて構成されてい
る。
そしてこの金属Vチェーンの構成部材中、V溝プーリ1
のV溝表面1aの硬度、ブロック2の表面硬度、リンクプ
レート3の表面硬度、およびピン4の表面硬度はそれぞ
れほぼ同じ程度であるが、クリップ5の表面硬度は、ピ
ン4からの脱落を防止するためクリップ5を弾性変形さ
せて圧入する必要があるためV溝プーリ1のV溝表面1a
の表面硬度およびピン4の表面硬度より低く設定されて
いた。
のV溝表面1aの硬度、ブロック2の表面硬度、リンクプ
レート3の表面硬度、およびピン4の表面硬度はそれぞ
れほぼ同じ程度であるが、クリップ5の表面硬度は、ピ
ン4からの脱落を防止するためクリップ5を弾性変形さ
せて圧入する必要があるためV溝プーリ1のV溝表面1a
の表面硬度およびピン4の表面硬度より低く設定されて
いた。
(考案が解決しようとする課題) しかして第3図および第4図の従来の金属Vチェーンに
あっては、第3図に示すように、ブロック2の両側に配
設したチェーン6がブロック2の中柱2a側に寄った場合
におけるピン4の端面とV溝プーリ1のV溝表面1aとの
間の第3図における水平クリアランスC1と、クリップ
5とV溝表面1aとの間の最小クリアランスC2とを同一
寸法に設定していたため、第4図に示すようにチェーン
6が外側にずれた場合に、クリップ5とピン4とが共に
V溝表面1aと接触するようになるが、この場合硬度が低
いクリップ5が比較的硬度が高いV溝表面1aとの接触に
より摩耗する結果、その摩耗粉がリンクプレート3やピ
ン4間に混入してVチェーンの寿命を低下させたり、ま
た無段変速の油圧制御部のオイルに摩耗粉が混入すると
制御バルブのステイックを誘発して重大トラブルを発生
する等の問題点があった。
あっては、第3図に示すように、ブロック2の両側に配
設したチェーン6がブロック2の中柱2a側に寄った場合
におけるピン4の端面とV溝プーリ1のV溝表面1aとの
間の第3図における水平クリアランスC1と、クリップ
5とV溝表面1aとの間の最小クリアランスC2とを同一
寸法に設定していたため、第4図に示すようにチェーン
6が外側にずれた場合に、クリップ5とピン4とが共に
V溝表面1aと接触するようになるが、この場合硬度が低
いクリップ5が比較的硬度が高いV溝表面1aとの接触に
より摩耗する結果、その摩耗粉がリンクプレート3やピ
ン4間に混入してVチェーンの寿命を低下させたり、ま
た無段変速の油圧制御部のオイルに摩耗粉が混入すると
制御バルブのステイックを誘発して重大トラブルを発生
する等の問題点があった。
(課題を解決するための手段) 上述の問題点を解決するため本考案においては、多数の
リンクプレートをピンにより関節運動可能に無端状に連
結し、そのリンクプレートの外側にリンクプレートの脱
落防止用のクリップを嵌装した複数組のチェーンと、こ
れらのチェーンに組み付けられる多数のブロックとから
構成されるV溝プーリ用の金属Vチェーンにおいて、ク
リップの硬度をV溝表面およびピンの硬度より低くし、
V溝プーリのV溝表面と、プーリ軸に直交する直線との
交角をθとし、ピンの下端とクリップの下端を結ぶ直線
が、プーリ軸に直交する直線との交角をαとすれば、α
>θとして金属Vチェーンを構成する。
リンクプレートをピンにより関節運動可能に無端状に連
結し、そのリンクプレートの外側にリンクプレートの脱
落防止用のクリップを嵌装した複数組のチェーンと、こ
れらのチェーンに組み付けられる多数のブロックとから
構成されるV溝プーリ用の金属Vチェーンにおいて、ク
リップの硬度をV溝表面およびピンの硬度より低くし、
V溝プーリのV溝表面と、プーリ軸に直交する直線との
交角をθとし、ピンの下端とクリップの下端を結ぶ直線
が、プーリ軸に直交する直線との交角をαとすれば、α
>θとして金属Vチェーンを構成する。
(作用) 上述のように本考案によれば、V溝プーリ用の金属Vチ
ェーンにおいて、リンクプレートを連結するピンが脱落
防止用のクリップよりも先にV溝プーリのV溝表面と接
触するようにしたから、クリップとプーリのV溝表面は
非接触となる。したがって本考案によれば、従来のよう
にクリップの摩耗粉がピンの間や、リンクプレートとピ
ンの間にはさまって、その結果リンクプレートに異常応
力が発生してチェーンが破損したり、クリップの摩耗粉
が無段変速機の油圧制御バルブのスティックを誘発して
重大トラブルを発生するのを防止する事ができる。
ェーンにおいて、リンクプレートを連結するピンが脱落
防止用のクリップよりも先にV溝プーリのV溝表面と接
触するようにしたから、クリップとプーリのV溝表面は
非接触となる。したがって本考案によれば、従来のよう
にクリップの摩耗粉がピンの間や、リンクプレートとピ
ンの間にはさまって、その結果リンクプレートに異常応
力が発生してチェーンが破損したり、クリップの摩耗粉
が無段変速機の油圧制御バルブのスティックを誘発して
重大トラブルを発生するのを防止する事ができる。
(実施例) 以下、第1図および第2図について本考案の一実施例を
説明する。図中前記符号と同一の符号は同等のものを示
す。
説明する。図中前記符号と同一の符号は同等のものを示
す。
本実施例においては、多数のリンクプレート3をピン4
により無端状に連結し、そのリンクプレート3の外側に
リンクプレート3の脱落防止用のクリップ5を嵌装した
2組のチェーン6と、これらのチェーン6に組み付けら
れる多数のブロック2とから構成されるV溝プーリ用の
金属Vチェーンにおいて、前記ピン4が前記クリップ5
よりも先にV溝プーリ1のV溝表面1aと接触するように
する。
により無端状に連結し、そのリンクプレート3の外側に
リンクプレート3の脱落防止用のクリップ5を嵌装した
2組のチェーン6と、これらのチェーン6に組み付けら
れる多数のブロック2とから構成されるV溝プーリ用の
金属Vチェーンにおいて、前記ピン4が前記クリップ5
よりも先にV溝プーリ1のV溝表面1aと接触するように
する。
すなわち第1図に示すように、図の右側のチェーン6が
ブロック2の中柱2a側に寄って、ピン4の端面が中柱2a
と接している状態において、ピン4の外側端面の下端
と、V溝プーリ1のV溝表面1aとの図における水平方向
のクリアランスをCpとし、また外側のクリップ5の外
側面の下端と、V溝表面1aとの図における水平方向のク
リアランスをCcとすれば、Cp<Ccとする。
ブロック2の中柱2a側に寄って、ピン4の端面が中柱2a
と接している状態において、ピン4の外側端面の下端
と、V溝プーリ1のV溝表面1aとの図における水平方向
のクリアランスをCpとし、また外側のクリップ5の外
側面の下端と、V溝表面1aとの図における水平方向のク
リアランスをCcとすれば、Cp<Ccとする。
またV溝プーリ1のV溝表面1aと、プーリ軸と直交する
直線との交角θとし、ピン4の下端とクリップ5の下端
を結ぶ直線が、プーリ軸と直交する直線との交角をαと
すれば、α>θとする。
直線との交角θとし、ピン4の下端とクリップ5の下端
を結ぶ直線が、プーリ軸と直交する直線との交角をαと
すれば、α>θとする。
なお外側のクリップ5の外側面からのピン4の突出長を
ΔLpとし、図におけるピン4の下端とクリップ5の下
端との間の垂直距離をhとすると、 α=tan-1(ΔLp/h)である。
ΔLpとし、図におけるピン4の下端とクリップ5の下
端との間の垂直距離をhとすると、 α=tan-1(ΔLp/h)である。
第2図は図の右側のチェーン6が右側に寄った時の状態
を示すもので、この場合ピン4がV溝プーリ1のV溝表
面1aと接触しているが、クリップ5の下端とV溝表面1a
との間には、なおクリアランスCが残されている。す
なわち本考案によればクリップ5が摩耗するおそれがな
い。
を示すもので、この場合ピン4がV溝プーリ1のV溝表
面1aと接触しているが、クリップ5の下端とV溝表面1a
との間には、なおクリアランスCが残されている。す
なわち本考案によればクリップ5が摩耗するおそれがな
い。
(考案の効果) 上述のように本考案によれば、V溝プーリ用の金属Vチ
ェーンにおいて、リンクプーリ3を連結するピン4が脱
落防止用のクリップ5よりも先にV溝プーリ1のV溝表
面1aと接触するようにしたから、クリップ5とプーリの
V溝表面1aは非接触となる。したがって本考案によれ
ば、従来のようにクリップ5の摩耗粉がピン4の間や、
リンクプレート3とピン4の間にはさまって、その結果
リンクプレート3に異常応力が発生してチェーン6が破
損したり、クリップ5の摩耗粉が無段変速機の油圧制御
バルブのスティックを誘発して重大トラブルを発生する
のを防止する事ができるという効果が得られる。
ェーンにおいて、リンクプーリ3を連結するピン4が脱
落防止用のクリップ5よりも先にV溝プーリ1のV溝表
面1aと接触するようにしたから、クリップ5とプーリの
V溝表面1aは非接触となる。したがって本考案によれ
ば、従来のようにクリップ5の摩耗粉がピン4の間や、
リンクプレート3とピン4の間にはさまって、その結果
リンクプレート3に異常応力が発生してチェーン6が破
損したり、クリップ5の摩耗粉が無段変速機の油圧制御
バルブのスティックを誘発して重大トラブルを発生する
のを防止する事ができるという効果が得られる。
第1図は本考案の金属VチェーンがV溝プーリと係合し
ている状態を示す断面図、 第2図はその作用説明図、 第3図は従来の金属VチェーンがV溝プーリと係合して
いる状態を示す断面図、 第4図はその作用説明図である。 1…V溝プーリ、1a…V溝表面 2…ブロック、3…リンクプレート 4…ピン、5…クリップ 6…チェーン
ている状態を示す断面図、 第2図はその作用説明図、 第3図は従来の金属VチェーンがV溝プーリと係合して
いる状態を示す断面図、 第4図はその作用説明図である。 1…V溝プーリ、1a…V溝表面 2…ブロック、3…リンクプレート 4…ピン、5…クリップ 6…チェーン
Claims (1)
- 【請求項1】多数のリンクプレートをピンにより関節運
動可能に無端状に連結し、そのリンクプレートの外側に
リンクプレートの脱落防止用のクリップを嵌装した複数
組のチェーンと、これらのチェーンに組み付けられる多
数のブロックとから構成されるV溝プーリ用の金属Vチ
ェーンにおいて、クリップの硬度をV溝表面およびピン
の硬度より低くし、V溝プーリのV溝表面と、プーリ軸
に直交する直線との交角をθとし、ピンの下端とクリッ
プの下端を結ぶ直線が、プーリ軸に直交する直線との交
角をαとすれば、α>θとすることを特徴とする金属V
チェーン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10956788U JPH0611401Y2 (ja) | 1988-08-23 | 1988-08-23 | 金属vチェーン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10956788U JPH0611401Y2 (ja) | 1988-08-23 | 1988-08-23 | 金属vチェーン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0231937U JPH0231937U (ja) | 1990-02-28 |
| JPH0611401Y2 true JPH0611401Y2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=31345929
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10956788U Expired - Lifetime JPH0611401Y2 (ja) | 1988-08-23 | 1988-08-23 | 金属vチェーン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0611401Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0744383U (ja) * | 1991-12-27 | 1995-11-14 | 大トー株式会社 | 引通し碍子用絶縁カバー |
-
1988
- 1988-08-23 JP JP10956788U patent/JPH0611401Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0231937U (ja) | 1990-02-28 |
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