JPH06115489A - 浮遊構造物 - Google Patents

浮遊構造物

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JPH06115489A
JPH06115489A JP4006027A JP602792A JPH06115489A JP H06115489 A JPH06115489 A JP H06115489A JP 4006027 A JP4006027 A JP 4006027A JP 602792 A JP602792 A JP 602792A JP H06115489 A JPH06115489 A JP H06115489A
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    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B35/00Vessels or similar floating structures specially adapted for specific purposes and not otherwise provided for
    • B63B35/44Floating buildings, stores, drilling platforms, or workshops, e.g. carrying water-oil separating devices
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02BHYDRAULIC ENGINEERING
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  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 海面上で浮遊することができると同時に、海
底にも固定することのできる構造物を提供する。 【構成】 構造物には浮遊、没水型ケーソンの配列およ
び標準寸法の上部構造物を支持することができる浮遊箱
形げた6が含まれ、この浮遊箱形げた6は、没水型ケー
ソンの配列2の上方の海面の位置まで浮かべられる。前
記ケーソン配列2は、箱形げた6とかみ合い、結合する
ために浮揚させられることもでき、ケーソン配列2はま
た海底に固定することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は浮遊構造物に関連するも
のであり、とりわけ、飛行場、病院、ホテル、産業設
備、商業用設備または住宅設備等の建築物を支持でき、
そのような建築物の商業用または公共の使用に必要なシ
ステムを組み入れられる浮遊構造物に関連する。
【0002】
【従来の技術】排水型船 従来型の排水型船、すなわち単一船体の船舶、または
「はしけ」の形態の浮き船は、セメント工場、液化設
備、貯蔵および天然ガス用船荷ターミナル/設備等の産
業設備の支持に利用されてきた。そのような単一船体の
船舶またははしけの排水型船の例は、1984年6月、
スウェーデンのイェーテボリーのサレン・テクノロジー
ズA.B.社により発行された「浮きセメントはしけ」
と題した出版物で発表されている。
【0003】浮きはしけ支持構造物の形態の排水型船
は、図1で示された通り、縦式構造のけた型鋼船で構成
されていた。浮き船体の内部構造は通常1つ以上縦方向
隔壁および3つから6つの横方向隔壁により構成されて
いる。それらは通常剛構造浮きけたとして設計されてお
り、1つまたは2つの区画室が破損しても安定してい
る。つまり、2つ以下の区画室が損傷した場合にも、構
造物はそのまま浮かんでいて傾かない。そのようなはし
け構造は、波等の表面の影響により引き起こされる流体
動力学的および流体静力学的な力に耐えられるように設
計されているが、海底から伝えられる力には耐えるよう
に設計されていない。これらの構造物は、限定された浮
き操作専用にのみ設計されている。
【0004】この構造物の浮揚機能および支持構造機能
は水面との接触面積に依存し、安定性を保証するために
は大きい水線面面積を必要とするが、これは「はしけ
船」により得られるようになっている。
【0005】このことは逆に、「浮遊はしけ」のけたは
表面波の影響を受けやすいということであり、「浮遊は
しけ」のけたは、表面波によって過度に大きい動き、力
または応力を引き起こすこととなる。例えば、せん断力
は大きい上下浮動運動により引き起こされ、曲げ力は大
きいピッチ運動により引き起こされ、流体動力学的な力
は大きい横搖れ運動により引き起こされ、流体静力学的
な力は大きい偏揺れ運動により引き起こされる。従っ
て、そのような船舶が防波堤内海域に配置されない限
り、船舶は激しい運動およびその結果として生じる構造
荷重を受ける。
【0006】ほんの少しか波がかからない場合でも、そ
のような船舶にかかる波荷重のため、船舶の大きさと産
業用の用途に制限が加えられることとなる。1956年
頃から、浮きはしけ装備空港、ヘリポート、レストラ
ン、ホテル等の構造物の幾つかが提案されたり、あるい
は建設されてきたが、これらの設備の根本的な欠点は、
激しい波、海流、その他の水面の影響を受けることであ
り、それゆえに防波堤内海域だけに限ってしか用いるこ
とができないことである。
【0007】これを解決するために、重力で海底に沈め
たり、あるいは降ろすことができ、沈めた後に海底で支
持できる重力ケーソンまたは箱形構造物として、単一船
体排水型はしけ装備構造物を利用することが提案され
た。重力ケーソンまたは箱形構造物で構成されている単
一船体排水型はしけ装備構造物の例は、図2aおよび2
bに示されている。これらは、その大きい水線面面積の
ため、そのような箱形支持構造物が波作用にさらされた
場合には、激しい水面の影響を受けて支持構造物に過酷
な力が加わる。また、海底の表土のでこぼこは、海底へ
の支持を不均一にし、重力構造物に対して海底から誘因
される大きな応力を引き起こす原因となる。
【0008】縦方向の力に誘因する応力を減らすため
に、「ヒンジまたはカップリングを付けたはしけ」また
は箱形構造物が提案された。図3で示される通り、これ
らのヒンジまたはカプリングは、適度なせん断応力およ
び曲げモーメントを持った一層大きい支持構造物を形成
するため、いくつかの「はしけ」または箱形浮遊構造物
が結合されるように設計されている。しかし、引き起こ
される大きな垂直方向力、ねじり力、片搖れおよびピッ
チ力、またモーメントは、この型の連結を効率の悪い、
ものにするか非常に高価なものにするが、あるいは実行
不可能なものにする。
【0009】「ヒンジのあるはしけ」または箱形支持設
備を除き(これらは浮き箱または「はしけ」を別個につ
なぐことにより最終運用場所で連結することができ
る)、前述の排水型船は、造船所その他の施設で建造さ
れ、完全に組み立てられ、完全設備として配置されなけ
ればならない。上部構造の荷重は、建造現場その他の場
所で、浮き基礎上に加えることはできない。
【0010】半潜水型船 1962年頃から使われてきたもう一つの知られている
船は、ツイン船体の半潜水型船でできているものであ
る。そのような船舶は、海洋の調査、建設、配管敷設お
よび掘削に利用されてきた。これらの船舶は通常、自動
推進式または自動位置決め方式で設計されている。船舶
は、垂直方向円筒形または整形され、水面から出ている
支柱によって、水面上の作業用平甲板につながれている
ツインの水面近接没水の排水型船によって支持されてい
る。そのような船の例は、韓国のウルサンの現代重工業
により発行された出版物の「1986年度年次報告書」
で発表されている。
【0011】最近では、小型の自動推進式半潜水型双胴
船は、SWATH(小水域ツイン船体)とも呼ばれ、同
じ設計原則に基づき、商業用船舶の用途に建造されてい
る。これらの船舶の安定性は相当に良く、外海でも操作
できるが、海底に置くことはできない。
【0012】積荷または作業用平甲板が垂直支柱でツイ
ン没水排水型船につながれることによって安定化された
半潜水型船または平甲板は、ヘリコプターまたは飛行機
の母艦として、あるいは浮遊離着陸場としての用いられ
ている。このことは、マサチューセッツ州02139の
ケンブリッジ市のマサチューセッツ工科大学造船学海洋
エンジニアリング部より発行されたレポート番号13−
07−64の「半潜水型双胴船−−SEMCAT」と題
した出版物に記載されている。主要な浮き安定平甲板
は、1960年代の終わりに様々な大学や政府の研究所
で構造上の観点から調査されている。
【0013】半潜水型船または平甲板は、2つの没水円
筒形または箱形船で典型的に構成されており、横方向リ
ングウェブにより内部で組み立てられ、横隔壁により細
分され、整形された鋼製のバウとスターンが備わってい
る。通常の波高を超えた深さで操作されるこれらの円筒
形船は、内部補剛材を備えた鋼で作られた縦の整形され
た半没水支柱により水面上の積荷または作業用平甲板に
つながれている。構造的結合の例は図4で示されてお
り、この図に示されているように、水面下の円筒形船上
に支柱が置かれている。
【0014】円柱間のスペーシングまたは支柱の長さが
大きい場合には、構造上完全であるようにしばしば補強
用「筋かい」が入れられる。
【0015】ここで、水深の深い水域の離着陸場および
様々な海洋研究および工学支援活動のために、支柱安定
化平甲板を使うことが提案されてきている。
【0016】最近のハワイ大学における研究は、浮遊都
市の概念の開発を中心にしたものであり、ARPAの支
援を得て行われた米国海軍のモービル海洋基地調査(M
OBS)を発展させたものであった。その概念は、支柱
で支えられた上部構造を持った、連結された浮き箱構造
物に基づいている。
【0017】主にこの研究に基づき、1974年、日本
では沖縄海洋博覧会に向けてアクアポリスと呼ばれるデ
モ用浮遊都市モジュールが建設された。最近では、日本
の研究者達はこの分野での努力を続けてきており、その
例として大きさ5×7.5kmの浮遊「情報」都市の設
計研究があげられる。この設計概念は、1974年沖縄
県庁から発行された「沖縄海洋博広報」の出版物に示さ
れる通り、小さい水線面面積の浮力モジュールおよび動
的バラスト技術を用いて、MOBS/ハワイ大学の浮遊
都市概念と技術上類似点を有している。しかし、この概
念は浮遊条件下、または防波堤水域内だけで応用できる
ものである。
【0018】「浮きはしけ」支持に基づく最近の別の研
究には、ワイドリンガーによるFLAIRと呼ばれる1
969年の浮遊離着陸場設計があるが、もっと最近の設
計には日本の熊谷組のためにベッチェル・コーポレーシ
ョンが行った設計があり、さらに、スコットランドのア
バディーン市のシーフォース・マリタイム社により開発
された北海の短距離離着陸浮遊飛行場(STOLPOR
T)の設計があげられる。前述の参考にあげた先行技術
設計は、一般的には「浮遊/浮揚性はしけ」または箱形
基礎、あるいは1969年9月−09069PW.のニ
ューヨーク州ニューヨークのP.ワイドリンガーによる
「浮遊飛行場の設計に関する報告」と題した出版物で示
されたような大きい連結浮きはしけ/箱形構造物の上で
支持された方形の平面を有する上部構造物に基づく。
【0019】1980年代の初め頃、配備可能ウォータ
ーフロント設備計画(DWP)に基づいて、米国海軍
は、海軍工学技術建設研究所(NECL)およびデイビ
ッド・テイラーリサーチセンター(DTRC)において
関連研究を開始した。1986年に海軍海洋システムセ
ンター(NOSC)は、海外の陸上基地の代替として主
要な安定浮遊平甲板を開発するために、現存技術を用い
て国家的な努力を考慮することが有益になるだろうと提
案した。大きい支柱安定化平甲板の分野の理論的な調査
は遂行されたが、調査結果の応用は進められず、また、
考案された概念はいずれも浮遊並びに海底支持の両方の
運用のための設計に移されず、さらに、現場での浮遊ま
たは架設および組立用の設計にも移されなかった。
【0020】固定構造物 1979年9月に発行された「オイル&ガスジャーナ
ル」と題した出版物で発表された塔型構造物は、石油の
掘削または生産用に準備された海底現場用に設計されて
取り付けられた。これらの固定構造物は、排水型構造物
ではなく、海底に降ろす前に完全に組立られなければな
らない。海底自体は、一定の水平、耐荷重、その他の要
求条件に合わなければならない。塔型海洋構造物は、決
まった場所でしか浮かべられず、また、はしけで現場ま
で輸送しなければならない。それらはまた、簡単に配置
し直すことができない。塔型構造物はまた典型的には、
4つの引き抜き可能もしくはジャッキアップ構造レッグ
で構成されたジャッキアップ構造物または平甲板として
も組み立てられる。
【0021】平甲板が目的の位置で浮遊している場合、
レッグは海底に着くまで伸ばされる。次に、水面上の目
的のクリアランスまたは距離の分だけ、はしけ型平甲板
を上げられるようにさらに伸ばされる。
【0022】ジャッキアップ平甲板は、ジャッキアップ
レッグの伸びを変えることにより、でこぼこの海底にも
置くことができる。レッグには通常ベアリング荷重を分
散させ、横向きの力に対してより良い保持を確実にする
ために、スパッドおよびベアリングプレートが装備され
ている。
【0023】前述の先行技術による構造物は、建設現場
での完全組立および浮遊設備としての完全操作が行える
ように設計されている。大きな底面支持を有する石油開
発用および掘削用平甲板は、同じ場所での浮遊および海
底支持操作用に設計された唯一の先行技術による構造物
である。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
先行技術による構造物は、施設支持構造物として利用さ
れた場合には、相当数の欠点を持つ。これらの欠点のい
くつかについて、次に論ずる。
【0025】先行技術による「はしけ」、半潜水型双胴
船および支柱安定化平甲板構造物は、水が排除されるこ
とによって生じる浮力により積荷を支持するように設計
された排水型船である。それらは、浮遊操作だけができ
るものである。従って、それらを指定場所までけん引
し、沈めることはできない。それらは、海底がどんなに
平坦であろうとも、構造的に海底に置くことができず、
海底または土台に誘因する力を支持することができな
い。
【0026】先行技術による構造物は、基礎にかかる上
部構造の荷重の配置の点から、現場で組立ることはでき
ない。なぜならば、安定性を得るためには、「はしけ」
または半潜水型支持構造が浮かんだままで、表面が水面
からつき出ているようにしなければならないからであ
る。従ってそれらは、積荷の組立において、組立時の安
定化を図るために、海底に沈ませることはできない。
【0027】先行技術による構造物は、「浮きはしけ」
上または海面に近接した円筒形排水型船上で外海におい
て操作するときに激しい波の荷重を受ける。
【0028】先行技術による構造物は、水深の浅い場所
のみならず深い場所でも、正常な位置に保持することが
困難である。
【0029】先行技術による構造物は、特定の水深およ
び波面影響等の特定の環境条件用に設計されており、構
造的に設計外の状況下で作動させることはできない。
【0030】先行技術による構造物は、(アンカー有る
無しにかかわらず)完全浮遊状態で操作されるか、ある
いは(塔型および類似の平甲板の場合のように)海底に
置かれるように設計されている。浮き平甲板は、海底で
支持されるように設計されていない。塔型および類似の
平甲板は、浮遊状態で作動するように設計されていな
い。
【0031】本発明は、以上のような問題に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、海洋現場で組立られ、浮
遊設備としてもあるいは海底支持設備としても使用でき
るように一体化された完全装備の浮遊プレハブ再配置可
能サービス設備を提供することである。
【0032】本発明の別の目的は、飛行場、産業用また
は商業用設備として利用できる浮遊構造物、すなわちマ
ルチレベル構造物を提供することである。そして、その
浮遊構造物上には、独創的な安定化ケーソン基礎支持構
造物で支持された様々な種類の利用のための上部構造
物、すなわち本発明独特のA字形フレーム規格の上部構
造物を建設できるようにすることである。前述の支持構
造物は、他のそのような支持モジュールにつなげて同じ
場所で浮遊でき、また、組立後は、大きい損傷を与える
海面または波の表面効果を受けることなく、浮遊または
重力状態で操作でき、あるいは、重力状態で操作される
場合、貧弱で、柔らかく、またはでこぼこのある海底の
土壌の状態に困ることなく、また、重力により海底に配
置され、あるいは海底で支持されるようにすることであ
る。
【0033】本発明のさらに付け加えられた目的は、簡
単なプレハブ組立および装備一式を提供することであ
る。それにより、建設時間とコストを減らし、位置決め
が容易で、必要に応じて配置転換が簡単にでき、鋼やコ
ンクリート建材、装備一式、その他のコストを節減し、
配置、利用並びに再利用上の柔軟性、および現場準備お
よび現場使用を節減することである。
【0034】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するために本発明においては、構造物が載置される「箱
形げた」の下部に、「浮遊させる構成」と「海底に支持
される構成」とを兼ね備えたケーソンの配列を設置する
ようにしている。このようにして、箱形げたを支持でき
るケーソンの没水配列を提供することにより、これらの
目的並びに他の目的を達成するようにしている。前記箱
形げたは、標準寸法の上部構造物を支持するように設計
されている。箱形げたまたは上部構造物は独立して建設
でき、さらに浮遊させ、作業現場、その他の場所で没水
ケーソン配列上に架設できる。箱形げたまたは上部構造
物は、水面に降ろした後、浮きケーソン配列上に架設で
き、したがって、造船所または大きい建造設備のサポー
トをほとんど必要としない。
【0035】発明の好ましい具体例においては、ケーソ
ンはコンクリートまたは鋼で製作し、燃料、淡水等の貯
蔵並びにサービスシステムを組み入れる。ケーソンには
また、ケーソンが海底に降ろされた場合にケーソンの位
置を維持するためのアンカー杭およびアンカースカート
も組み入れられる。これらの突起アンカースカートは、
ケーソンのボトムと平坦でない海底面の間に圧力平衡材
および水平面製作材料を入れることができるような設計
になっている。これにより、海底は、ケーソンが最終的
に位置決めされる前に平にされ、固められることとな
る。これにより、ケーソンは、多様な荷重保持能力を持
つ海底面上でも支持されることとなる。
【0036】
【作用】標準寸法の上部構造物は、構造的に箱形げた上
で組み込める。標準寸法の上部構造物/箱形げたは、い
くつかの水平面を含んでいる。輸送、公益設備(燃料、
水、換気等)、サービスおよび通信システムは、設備の
主甲板または水面下の別個の水平面に配置できる。それ
により、これらの機能は最上部または主甲板の機能と上
下方向で分離できる。例えば、本発明が飛行場と共に利
用される場合には、最上部または主甲板の機能は駐機、
離着陸などの航空機の業務が含められることとなる。こ
の場合において、低階層平面の機能は主甲板の真下に備
えられることとなる。なお、この機能には、荷物の処
理、貨物の移動、航空機の保全並びに供給、および乗客
の取扱を含む。これらの機能のそれぞれは、個別の水平
面で行われ、また、主甲板の航空機への垂直アクセスを
行うことができる。
【0037】発明が浮遊/浮揚性病院、産業設備等の他
の目的に応用された場合にも、類似の目的を達成するこ
とができる。
【0038】本発明の浮遊構造物は、沿岸水域、内陸水
域、あるいは海洋水域に配置させられる。それは、独立
型の構造物として、あるいは他の類似の構造物のいくつ
かと結合または組み合わせて使うことができる。
【0039】
【実施例】次は現在企図された最善の発明の実行方法に
関する詳細な説明である。この説明は、限定的な意味で
受け取られるものではなく、単に発明の一般的な原則を
示す目的で作成されている。そして、特許請求の範囲
は、付録の主張によって最もよく定義されている。
【0040】図7に示す通り、本発明の好ましい実施例
には、相互連結された浮遊または没水型安定化支持柱形
ケーソン4の配列2で構成された基礎がある。このケー
ソン配列2は、箱形げた6を支持するように設計されて
いる。箱形6は、ケーソン配列2と上部構造物8の間の
構造的相互連結を提供する。本文では「箱形」げたと呼
んでいるが、当業者には明らかな通り、箱形6は箱の形
状をとる必要はなく、様々な形のうちのどれでもとるこ
とができ、そのすべてが本発明の範囲に入るものであ
る。
【0041】柱形ケーソン4は、浮遊と没水型の両方で
あることが望ましい。柱形ケーソン4は例えば、鋼また
は鉄筋コンクリート製である。図で示された具体例にお
ける柱形ケーソン4は円筒形であるが、当業者には明ら
かな通り、柱形ケーソンは円筒の形状をとる必要はな
く、様々な形のうちのどれでもとることができ、そのす
べてが本発明の範囲に入るものである。
【0042】図9に示されるように、ケーソン配列2中
の柱形ケーソン4のそれぞれに貫通スカート10が備え
られる。貫通スカート10は、海底12を貫通し、柱形
ケーソン4のボトム16と海底12の間に閉じた間隙を
与えるように設計されている。貫通スカート10は、長
さ3フィートから6フィート位までの鋭利な鋼板の縦壁
でできていることが望ましい。貫通スカート10は、海
底の予想される土壌条件や海底のでこぼこの程度によっ
て様々な長さで供給される。
【0043】配列2が浮遊支持システムとしてのみ使わ
れることが意図されている場合には、貫通スカート10
は必要ではなくなるだろう。同様に、構造物が置かれる
場所として、準備され、平にされ又は固められた海底面
が利用できる場合にも、貫通スカート10は必要ではな
くなるだろう。
【0044】図13で示す通り、バラストのため、ある
いは様々な液体、その他の材料を収容するために、それ
ぞれの柱形ケーソン4内の容量18が使用される。柱形
ケーソン4の容量18には、レベリング間隙加圧システ
ム33も収容できる。
【0045】間隙加圧システム33は、関連砂、プレミ
ックスコンクリートまたはその他のスラリー充填材付き
スラリーポンプおよびスラリーポンプにスラリー充填材
を柱形ケーソン4の下の間隙(または次に述べるとお
り、箱形ケーソンの下の間隙)に入れさせるサクション
システムで構成される。間隙から余剰水を回収後、ある
いはスラリー充填材が目的の濃度に達した後、間隙加圧
システムは、間隙を加圧することができ、それによって
間隙が埋められ、柱形ケーソン4(または箱形ケーソン
26)のボトムは、支持構造が十分に水平で、柱形ケー
ソン4(または箱形ケーソン26)の全部の下の圧力が
均等であることを確かにする水準まで持ち上げられる。
【0046】配列2の柱形ケーソン4のそれぞれにはキ
ャップ20が付いていることが望ましい。このキャップ
20により、上部構造物8を支持する箱形げた6へのア
クセスとの結合が得られる。発明の好ましい具体例で
は、各キャップ20は直径が約6フィートから12フィ
ートである。各キャップ20によりできれば配管、ケー
ブル、換気トランク、階段及びエレベータートランク等
の様々なサービスを収容するための垂直トランクが得ら
れるようにする。
【0047】柱形ケーソン4の最上部にあるキャップ2
0は、箱形げた6の一致する溝22とかみ合うように配
列されている。箱形げた6は、図7で示す通り、柱形ケ
ーソン4の配列2のキャップ20の上に載せる、または
置かれるように設計されている。箱形げた6に搭載され
た上部構造物8は、柱形ケーソン4の没水配列2の真上
の位置まで浮遊できる。そしてこれは、柱形ケーソン4
がバラストを取り出された後、柱形ケーソン4の配列に
は上方に浮かび、キャップ20が箱形げた6の一致する
溝22とかみ合うように、誘導され、位置づけされる。
柱形ケーソン4の配列2は溶接で箱形げた6に取り付け
られる。
【0048】図15で示す通り、箱形げた6は、できれ
ば柱形ケーソン4の最上部のキャップ20と合うように
鋼トランクを装備した浮遊鋼はしけ構造物が好ましい。
箱形げた6は、できれば縦隔壁27と横隔壁29および
内部補剛材を持った鋼はしけとして設計され、浮きはし
けまたは構造物柱形支持けたとして運用するように設計
されている。箱形げた6の容量は、様々な貯蔵、機械
類、その他の機能に利用できる。
【0049】柱形ケーソン4の配列2は、相互連結筋か
い24により強化される。柱形ケーソン4が鋼で作られ
ている場合には、筋かい24は、鋼製柱形ケーソン4に
溶接された管状の鋼でできている。これに対して、鉄筋
コンクリートでできた柱形ケーソン4においては、筋か
い24は、図10で示す通り、45度の間隔で放射状ウ
ェブブラケット25の付いたフランジ連結23により、
柱形ケーソン4に取り付けられる。
【0050】図6は、柱形ケーソン4が海底12に置か
れた後であって、箱形6が柱形ケーソンの配列2に位置
付けられる前の、箱形げた6の上で支持された浮遊/浮
揚性上部構造物8の横断面を示すものである。
【0051】図7は、柱形ケーソン4の配列2が浮き箱
形6と連結するように浮き、それにより、箱形げた6が
水面上に上がった後の浮遊/浮揚性上部構造物8の横断
面を示すものである。
【0052】図14は、柱形ケーソン4のいくつかと結
合するように設計された箱形支持ケーソン26を具体的
に示すものである。箱形ケーソン26が使われるのは、
浮遊支持構造物が海底12に置かれることが意図されて
いる場合、あるいは荷重を支えるために比較的大きい没
水型排水量が必要な場合である。この箱形ケーソン26
によって排水(排除)された体積の水の重さの分、本発
明の浮遊支持構造物は、浮力を受けることとなる。
【0053】図14で示された実施例では、箱形ケーソ
ン26は、4つの柱形ケーソン4を結合するように設計
されている。箱形ケーソン26により、より効果的なフ
ーチングおよびより大きい排水量が得られる。
【0054】箱形ケーソン26は、できれば内部補剛さ
れた鋼または鉄筋コンクリートでできたものとする。柱
形ケーソン4は、柱形ケーソンと箱形ケーソンの両方が
鋼でできている場合に箱形ケーソン26に溶接される。
【0055】代わりになるべきものとして、柱形ケーソ
ン4は、フランジおよびカップリングにより箱形ケーソ
ン26に取り付けられる。
【0056】図14に示されているように、箱形ケーソ
ン26には、周囲突起スカート28および中間突起スカ
ート30が備えられる。実施例において、周囲突起スカ
ート28も中間突起スカート30も鋼でできている。中
間突起スカート30は穴をあけられる。箱形ケーソン2
6のボトム34と周囲スカート28の間隙32は、加圧
されるか、あるいは水か砂で充填される。箱形ケーソン
26内の容量36は、バラスト取り入れおよびバラスト
取り出しに使用される。
【0057】柱形ケーソン4の低容量および箱形ケーソ
ン26の全容量は、海水の注入および排出の両方のポン
プ設備を備えることにより、バラストのために使用され
る。これらのポンプ設備は、建設および操作上の条件の
ため、柱形ケーソン4または箱形ケーソン26に支えら
れた配列2の制御された沈下および浮揚を可能にするよ
うに設計される。その結果、浮揚状態にあるとき、構造
物は制御される。同様に、海底にかかる加圧の量は、操
作時、構造物が海底に置かれたり、あるいは海底で支え
られる場合、バラストにより制御される。従って、箱形
ケーソン26内に海水が注入されることによって構造物
が海底に支持されるような状態となり、一方、箱形ケー
ソン26内から海水が排出されることによって、構造物
は浮遊状態を取ることとなる。
【0058】好ましい実施例では、周囲鋼製スカート2
8は、長さが約10フィートから30フィートである。
周囲スカート28がとりわけ役に立つのは、海底12の
土壌の状態が非常にでこぼこで、その結果、構造物を水
平に置くのが困難な場合や、あるいは海底の土壌が柔ら
かい場合、半流動体である場合や、あるいは圧縮性の場
合である。
【0059】周囲スカート28は、降下した柱形配列2
または箱形ケーソン配列の位置を保つ上で役立ち、基礎
のボトム40と柱形ケーソン4または箱形ケーソン5の
間に間隙ができる上で役立つように、海底12を貫通す
るよう設計されている。 硬化結合剤または砂混合物
は、ボトムを均等にし、平にするように、さらに、柱形
ケーソン4または箱形ケーソンのボトム40全体に荷重
を分散するように、この間隙に注入できる。注入された
結合剤または砂は、できれば、固くなるまで、あるいは
安定するまで加圧して維持することが望ましい。それに
より、ケーソン4の配列2のボトム40全体に硬化的な
荷重の配分が得られる。加圧システムは、でこぼこの海
底12の配列2を平にする上でも役立つ。
【0060】配列2が浮遊支持システムとしてだけ使用
されることが意図されている場合には、スカート28と
30は必要でなくなる。同様に、構造物が置かれる場所
で準備され、平にされ、固められた海底面を利用できる
場合においても、ボトムスカート100は必要でなくな
る。
【0061】箱形ケーソン26が柱形ケーソン4の支持
に使われる場合には、筋かい24は支持された柱形ケー
ソン4グループの間にのみ用いる必要がでてくる可能性
がある。その場合、4つの柱形ケーソン4の小配列は、
図11で示される通り、たてとよこの筋かい24を付け
て、箱形ケーソン26上に置かれる。
【0062】ここで、上部構造物8は、できれば1つ以
上のA字形フレーム構造物40および横げた41により
安定化される柔軟規格フレーム上部構造物が望ましい。
横げた41は、図16で示す通り、上部構造物モジュー
ルを支持して、一体化する。A字形フレーム40および
横げた41は、ピン継ぎ手でつながれ、フランジにより
ベースモジュール38上で支持された大きいI形鋼で製
作されていることが望ましい。上部構造物は、固定浮遊
箱形げた6の上で支えられたマルチレベルのベースモジ
ュール43に載る。
【0063】図12は、浮遊箱形げた6上に置かれた典
型的な4レベルベース42の上の上部構造物モジュール
38およびA字形フレーム構造物40の平行透視図を示
すものである。規格部分品38は、標準はり、けたおよ
び柱でできていて、すべての配分されたサービスは敷板
44に組み入れられている。ベースモジュール38は、
(別のグループ分けも可能だが)できれば4×4配列ま
たは6×6配列のセットに構成する。これらのモジュー
ル配列46は、配列の角で組み入れられた(図で示され
ていない)垂直サービストランクにより立てられるよう
になっている。
【0064】A字形フレーム構造物40には、できれば
様々な幅のモジュール38が組み入れられ、さらに、
(他の数のトラスも可能だが)、1つ、2つまたは3つ
のA字形フレームトラス48も組み入れる。1つのA字
形フレームトラスは、通常2甲板間高さの横幅で1つの
モジュールセット46を支える。言い換えれば、モジュ
ール38の4甲板重量幅セット46には2つのトラス4
8が必要とされる。
【0065】上部構造物ベースモジュール38および上
部構造物フレームはできれば標準鋼部分品および板で構
成されていることが望ましく、モジュール38はできれ
ば組立ライン方法を使って製造されたものとする。これ
により、世界のどこの主要造船所でも、発明の好ましい
具体化の様々なエレメントのすべてをつくることがで
き、全構造物を組み立てられることとなる。
【0066】上記のようにして、明らかにされた実施例
は、実例となるものとしてあらゆる点から検討されるこ
とになっていて、制限を加えるものではない。発明の範
囲は、前述の説明よりも添付の請求の範囲で示されてい
る。したがって、請求の範囲の意味と範囲にはいるすべ
ての変更は、それに包含されることが意図されている。
【0067】
【発明の効果】以上のようにして、本発明においては、
浮遊機能、及び海底に支持又は固定される機能を兼ね備
えたマルチレベルの浮遊構造物を提供することができ
る。この浮遊構造物は、所望の場所で、所望の形式で容
易に建造することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】縦式構造のけた型鋼船で構成された浮きはしけ
支持構造の形態の排水型船を示す図である。
【図2】重力ケーソンまたは箱形構造物として使われた
単一船体排水型はしけ装備構造物の一例を示す図であ
る。
【図3】さらに大きい支持構造を形成するためいくつか
のはしけまたは箱形浮遊構造物が連結されるように設計
されたヒンジまたはカプリングを示す。
【図4】内部補剛材を備えた鋼で製作された垂直の整形
された水面上に出ている支柱によって水面上の積荷また
は作業用平甲板につなげられた水面下の円筒形船を示す
図である。
【図5】aは柱型ケーソンの浮遊配列を示し、bは、ボ
トム箱型支持ケーソンを備えた柱型ケーソンの浮遊配列
を示す図である。
【図6】箱形げたおよび海底上の柱形ケーソンの上で支
持されている上部構造物の横断面を示す図である。
【図7】箱形げたとかみ合うように海底から水面に向か
って浮いた柱形ケーソンの上で支持されている上部構造
物の横断面を示す図である。
【図8】浮遊または重力支持システムとして使われ、上
部構造物を支える箱形げたを置き、結合した後、図に示
す通り海底上に置かれた没水型箱形ケーソン上の浮遊柱
形配列の横断面を示す図である。
【図9】ボトム貫通スカートおよびケーソン下のレベリ
ングおよび支持分配間隙を備えた柱形ケーソン支持シス
テムの詳細を示す図である。
【図10】放射状ウェブブラケットとのフランジ連結に
より、柱形ケーソンに取り付けられた筋かいを示す図で
ある。
【図11】箱形ケーソン上に置かれた4つの柱形ケーソ
ンの小配列を示す図である。
【図12】いくつかの上部構造物モジュールおよび浮遊
箱形げたに置かれた4平面ベース上のA字形構造物の組
立を示した平行透視図を示す図である。
【図13】バラストのため、あるいは様々な液体、その
他の材料を収容するために使われる柱形ケーソン内の容
量を示す図である。
【図14】いくつかの柱形ケーソンをつなげるように設
計された箱形支持ケーソンを示す図である。
【図15】箱形げたを示す図である。
【図16】上部構造物モジュールを支え、一体化する横
げた付き鋼製A字形フレーム上部構造物を示す図であ
る。
【符号の説明】
2 ケーソン配列 4 没水型安定化支持柱形ケーソン 6 箱形 8 上部構造物 10 貫通スカート 16 ボトム 18 容量 20 キャップ 22 溝 23 フランジ連結 24 筋かい 25 放射状ウェブブラケット 26 箱型ケーソン 27 縦隔壁 28 周囲スカート 29 横隔壁 30 中間突起スカート 32 間隙 34 ボトム 36 容量 38 ベースモジュール 40 A字形フレーム構造物 41 横げた 42 レベルベース 44 敷板 46 モジュール配列 100 ボトムスカート
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】縦方向の力に誘因する応力を減らすため
に、「ヒンジまたはカップリングを付けたはしけ」また
は箱形構造物が提案された。図3で示される通り、これ
らのヒンジまたはカプリングは、適度なせん断応力およ
び曲げモーメントを持った一層大きい支持構造物を形成
するため、いくつかの「はしけ」または箱形浮遊構造物
が結合されるように設計されている。しかし、引き起こ
される大きな垂直方向力、ねじり力、片搖れおよびピッ
チ力、またモーメントは、この型の連結を効率の悪いも
のにするか非常に高価なものにする、あるいは実行
不可能なものにする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】半潜水型船 1962年頃から使われてきたもう一つの知られている
船は、ツイン船体の半潜水型船でできているものであ
る。そのような船舶は、海洋の調査、建設、配管敷設お
よび掘削に利用されてきた。これらの船舶は通常、自動
推進式または自動位置決め方式で設計されている。船舶
は、垂直方向円筒形であるかまたはこのように整形さ
れ、水面から出ている支柱によって水面上の作業用平甲
板につながれているツインの水面近接没水の排水型船に
よって支持されている。そのような船の例は、韓国のウ
ルサンの現代重工業により発行された出版物の「198
6年度年次報告書」で発表されている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】最近では、小型の自動推進式半潜水型双胴
船は、SWATH(小水域ツイン船体)とも呼ばれ、同
じ設計原則に基づき、商業用船舶に建造されている。
これらの船舶の安定性は相当に良く、外海でも操作でき
るが、海底に置くことはできない。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】主にこの研究に基づき、1974年、日本
では沖縄海洋博覧会に向けてアクアポリスと呼ばれるデ
モ用浮遊都市モジュールが建設された。最近では、日本
の研究者達はこの分野での努力を続けてきており、その
例として大きさ5×7.5kmの浮遊「情報」都市の設
計研究があげられる。この設計構想は、1974年沖縄
県庁から発行された「沖縄海洋博広報」の出版物に示さ
れる通り、小さい水線面面積の浮力モジュールおよび動
的バラスト技術を用いて、MOBS/ハワイ大学の浮遊
都市の構想と技術上類似点を有している。しかし、この
構想は浮遊条件下、または防波堤水域内だけで応用でき
るものである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】先行技術による構造物は、水深の浅い場所
のみならず深い場所でも正常な位置に保持することが
困難である。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】
【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するために本発明においては、構造物が載置される「箱
形げた」の下部に、「浮遊させる構成」と「海底に支持
される構成」とを兼ね備えたケーソンの配列を設置する
ようにしている。このようにして、箱形げたを支持でき
るケーソンの没水配列を提供することにより、上記の目
的を達成するようにしている。前記箱形げたは、標準寸
法の上部構造物を支持するように設計されている。箱形
げたまたは上部構造物は独立して建設でき、さらに浮遊
させ、作業現場、その他の場所で没水ケーソン配列上に
架設できる。箱形げたまたは上部構造物は、水面に降ろ
した後、浮きケーソン配列上に架設でき、したがって、
造船所または大きい建造設備のサポートをほとんど必要
としない。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】発明の好ましい具体例においては、ケーソ
ンはコンクリートまたは鋼で製作し、燃料、淡水等の貯
蔵並びにサービスシステムを組み入れる。ケーソンには
また、ケーソンが海底に降ろされた場合にケーソンの位
置を維持するためのアンカー杭およびアンカースカート
も組み入れられる。これらの突起アンカースカートは、
ケーソンのボトムと平坦でない海底面の間に圧力平衡材
および水平面製作材料を入れることができるような設計
になっている。これにより、海底は、ケーソンが最終的
に位置決めされる前に平にされ、固められることとな
る。これにより、ケーソンは、多様な荷重保持能力を持
つ海底面上でも支持されることとなる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】
【実施例】次は現在企図された最善の発明の実行方法に
関する詳細な説明である。この説明は、限定的な意味で
受け取られるものではなく、単に発明の一般的な原則を
示す目的で作成されている。そして、本発明の特徴は
許請求の範囲によって最もよく定義されている。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】図7に示す通り、本発明の好ましい実施例
には、相互連結された浮遊または没水型安定化支持柱形
ケーソン4の配列2で構成された基礎を有している。こ
のケーソン配列2は、箱形げた6を支持するように設計
されている。箱形6は、ケーソン配列2と上部構造物8
の間の構造的相互連結を提供する。本文では「箱形」げ
たと呼んでいるが、当業者には明らかな通り、箱形6は
箱の形状をとる必要はなく、様々な形のうちのどれでも
とることができ、そのすべてが本発明の範囲に入るもの
である。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】図9に示されるように、ケーソン配列2中
の柱形ケーソン4のそれぞれに貫通スカート10が備え
られる。貫通スカート10は、海底12を貫通し、柱形
ケーソン4のボトム16と海底12の間に閉じた間隙を
与えるように設計されている。貫通スカート10は、長
さ3フィートから6フィート位までの鋭利な鋼板の縦壁
でできていることが望ましい。貫通スカート10は、海
底の予想される土壌条件や海底のでこぼこの程度によっ
て様々な長さに設定される。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0059
【補正方法】変更
【補正内容】
【0059】周囲スカート28は、降下した柱形配列2
または箱形ケーソン配列の位置を保つ上で役立ち、基礎
のボトム40と柱形ケーソン4または箱形ケーソン5の
間に間隙ができる上で役立つように、海底12を貫通す
るよう設計されている。硬化結合剤または砂混合物は、
ボトムを均等にし、平にするように、さらに、柱形ケ
ーソン4または箱形ケーソンのボトム40全体に荷重を
分散するように、この間隙に注入できる。注入された結
合剤または砂は、できれば、固くなるまで、あるいは安
定するまで加圧して維持することが望ましい。それによ
り、ケーソン4の配列2のボトム40全体に硬化的な荷
重の配分が得られる。加圧システムは、でこぼこの海底
12の配列2を平にする上でも役立つ。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0060
【補正方法】変更
【補正内容】
【0060】配列2が浮遊支持システムとしてだけ使用
されることが意図されている場合には、スカート28と
30は必要でなくなる。同様に、構造物が置かれる場所
で準備され、平にされ、固められた海底面を利用でき
る場合においても、ボトムスカート100は必要でなく
なる。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0061
【補正方法】変更
【補正内容】
【0061】箱形ケーソン26が柱形ケーソン4の支持
に使われる場合には、筋かい24は支持された柱形ケー
ソン4グループの間にのみ用いる必要がでてくる可能性
がある。その場合、4つの柱形ケーソン4の小配列は、
図11で示される通り、の筋かい24を付けて、
箱形ケーソン26上に置かれる。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0066
【補正方法】変更
【補正内容】
【0066】上記のようにして、明らかにされた実施例
は、実例となるものとしてあらゆる点から検討されるこ
とになっていて、制限を加えるものではない。発明の範
囲は、前述の説明よりも特許請求の範囲示されてい
る。したがって、請求の範囲の意味と範囲にての
変更は、それに包含されることが意図されている。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】縦式構造のけた型鋼船で構成された浮きはしけ
支持構造の形態の排水型船を示す図である。
【図2】重力ケーソンまたは箱形構造物として使われた
単一船体排水型はしけ装備構造物の一例を示す図であ
る。
【図3】さらに大きい支持構造を形成するためいくつか
のはしけまたは箱形浮遊構造物が連結されるように設計
されたヒンジまたはカップリングを示す。
【図4】内部補剛材を備えた鋼で製作された垂直の整形
された水面上に出ている支柱によって水面上の積荷また
は作業用平甲板につなげられた水面下の円筒形船を示す
図である。
【図5】aは柱型ケーソンの浮遊配列を示し、bは、ボ
トム箱型支持ケーソンを備えた柱型ケーソンの浮遊配列
を示す図である。
【図6】箱形げたおよび海底上の柱形ケーソンの上で支
持されている上部構造物の横断面を示す図である。
【図7】箱形げたとかみ合うように海底から水面に向か
って浮いた柱形ケーソンの上で支持されている上部構造
物の横断面を示す図である。
【図8】浮遊または重力支持システムとして使われ、上
部構造物を支える箱形げたを置き、結合した後、図に示
す通り海底上に置かれた没水型箱形ケーソン上の浮遊柱
形配列の横断面を示す図である。
【図9】ボトム貫通スカートおよびケーソン下のレベリ
ングおよび支持分配間隙を備えた柱形ケーソン支持シス
テムの詳細を示す図である。
【図10】放射状ウェブブラケットとのフランジ連結に
より、柱形ケーソンに取り付けられた筋かいを示す図で
ある。
【図11】箱形ケーソン上に置かれた4つの柱形ケーソ
ンの小配列を示す図である。
【図12】いくつかの上部構造物モジュールおよび浮遊
箱形げたに置かれた4平面ベース上のA字形構造物の組
立を示した平行透視図を示す図である。
【図13】バラストのため、あるいは様々な液体、その
他の材料を収容するために使われる柱形ケーソン内の容
量を示す図である。
【図14】いくつかの柱形ケーソンをつなげるように設
計された箱形支持ケーソンを示す図である。
【図15】箱形げたを示す図である。
【図16】上部構造物モジュールを支え、一体化する横
げた付き鋼製A字形フレーム上部構造物を示す図であ
る。
【符号の説明】 2 ケーソン配列 4 没水型安定化支持柱形ケーソン 6 箱形 8 上部構造物 10 貫通スカート 16 ボトム 18 容量 20 キャップ 22 溝 23 フランジ連結 24 筋かい 25 放射状ウェブブラケット 26 箱型ケーソン 27 縦隔壁 28 周囲スカート 29 横隔壁 30 中間突起スカート 32 間隙 34 ボトム 36 容量 38 ベースモジュール 40 A字形フレーム構造物 41 横げた 42 レベルベース 44 敷板 46 モジュール配列 100 ボトムスカート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アーンスト ガブリエル フランケル アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 02146 ブルックリン バックミンスター ロード 283

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 海面上で浮かぶことができ、また海底に
    固定することのできる構造物で、 この構造物は、 浮遊ケーソンの配列と、 ケーソンの配列とかみ合わせられ、上部構造物を支持す
    るように配列された浮遊箱形げたと、 海面に対してケーソンの配列を上昇・下降させるための
    手段と、 ケーソンの配列と箱形げたを結合する手段と、を含み、 前記箱形げたは、ケーソンの配列より相当上の海面上の
    位置まで浮遊することができ、ケーソンの配列は、箱形
    げたの方に上げられ、箱形げたとつなげられることを特
    徴とする構造物。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の浮遊構造物において、さ
    らにケーソンの配列を海底に固定するための手段を有す
    ることを特徴とする浮遊構造物。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の浮遊構造物において、ケ
    ーソンの配列を海底に固定する手段は、海底を貫通する
    ことができるケーソンスカートを有することを特徴とす
    る浮遊構造物。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の浮遊構造物において、さ
    らに複数の浮遊ケーソンをつなぐための箱形ケーソンを
    有することを特徴とする浮遊構造物。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の浮遊構造物において、少
    なくとも一部のケーソンにはキャップがあり、箱形げた
    はケーソンのキャップとかみ合うように配列されている
    ことを特徴とする浮遊構造物。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の浮遊構造物において、さ
    らに箱形げたの上に装備された上部構造物があることを
    特徴とする浮遊構造物。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の浮遊構造物において、前
    記箱形げたは、十分に水平平衡を明確にし、さらに箱形
    げたの水平平衡を調節するための手段が含まれることを
    特徴とする浮遊構造物。
  8. 【請求項8】 請求項8記載の浮遊構造物において、少
    なくとも一部のケーソンは、内部圧を有する間隙を作
    り、さらに箱形げたの水平平衡を調節する手段には、少
    なくとも一部の間隙の内部圧を調節する手段が含まれる
    ことを特徴とする浮遊構造物。
  9. 【請求項9】 海面上で浮遊することができ、海底に固
    定することができる構造物の組立方法であって、 浮遊ケーソン配列を供給するステップと、 浮遊箱形げたのを供給するステップと、 海面下にケーソンの配列を下降させるステップと、 箱形げたを下降させたケーソンの配列の十分に上方の海
    面上の位置まで持ってくるステップと、 箱形げたとかみ合わせるため海面方向にケーソンの配列
    を浮揚させるステップと、 ケーソンの配列と箱形げたをつなぐステップと、を有す
    ることを特徴とする構造物の組立方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の方法において、さらに
    箱形げた上に上部構造物を装備するステップがあること
    を特徴とする方法。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の方法において、前記
    箱形げた上に上部構造物を装備するステップが、前記箱
    形げたとかみ合わせるためにケーソンの配列を浮揚させ
    るステップより優先することを特徴とする方法。
  12. 【請求項12】 請求項10記載の方法において、前記
    箱形げた上に上部構造物を装備するステップが、前記箱
    形げたを下降させたケーソンの配列の十分に上方の海面
    上の位置まで持ってくるステップより有先することを特
    徴とする方法。
  13. 【請求項13】 請求項9記載の方法において、前記箱
    形げたを下降させたケーソンの配列の十分に上方の海面
    上の位置まで持ってくるステップには、海面上の箱形げ
    たを下降させたケーソンの配列の十分に上の位置まで浮
    揚させるステップが含まれることを特徴とする方法。
  14. 【請求項14】 請求項9記載の方法において、 少なくとも一部のケーソンが海底と接する位置までケー
    ソンの配列を下降させるステップと、 ケーソンの配列を海底に固定するステップと、を含むこ
    とを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の方法において、前記
    少なくとも一部のケーソンにはスカートが装備され、ケ
    ーソンの配列を海底に固定するステップには海底をスカ
    ートで貫通するステップが含まれることを特徴とする方
    法。
  16. 【請求項16】 請求項9記載の方法において、前記箱
    形げたは、十分に水平平衡を明確にし、さらに箱形げた
    の水平平衡を調節するステップが含まれることを特徴と
    する方法。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の方法において、その
    中の少なくとも一部のケーソンは内部圧を有する間隙を
    作り、その中で箱形げたの水平平衡を調節するステップ
    には少なくとも一部の間隙の内部圧を調節するステップ
    が含まれることを特徴とする方法。
JP4006027A 1991-01-16 1992-01-16 浮遊構造物 Expired - Lifetime JP2643049B2 (ja)

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