JPH0611615U - カートリッジ式棒状化粧品繰出容器 - Google Patents
カートリッジ式棒状化粧品繰出容器Info
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- JPH0611615U JPH0611615U JP5989292U JP5989292U JPH0611615U JP H0611615 U JPH0611615 U JP H0611615U JP 5989292 U JP5989292 U JP 5989292U JP 5989292 U JP5989292 U JP 5989292U JP H0611615 U JPH0611615 U JP H0611615U
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45D—HAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
- A45D40/00—Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
- A45D40/02—Casings wherein movement of the lipstick or like solid is a sliding movement
- A45D40/04—Casings wherein movement of the lipstick or like solid is a sliding movement effected by a screw
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- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 容器本体に対しカートリッジを常に確実に装
着する。 【構成】 スプリング77を巻装した押出杆9を内蔵す
る容器本体50と、棒状化粧材を支持する化粧材支持体
3を内蔵して上記容器本体50に着脱可能なカートリッ
ジ1からなる化粧用容器において、スリット軸の2内部
に化粧材支持体3を内蔵し、該スリット軸2の外周にス
プリングを巻装し下部に係合部を設け、容器本体50内
に断面非円形の押出杆9を貫通する回転止ワッシャー9
5を摺動自在に設けたことを特徴とする。
着する。 【構成】 スプリング77を巻装した押出杆9を内蔵す
る容器本体50と、棒状化粧材を支持する化粧材支持体
3を内蔵して上記容器本体50に着脱可能なカートリッ
ジ1からなる化粧用容器において、スリット軸の2内部
に化粧材支持体3を内蔵し、該スリット軸2の外周にス
プリングを巻装し下部に係合部を設け、容器本体50内
に断面非円形の押出杆9を貫通する回転止ワッシャー9
5を摺動自在に設けたことを特徴とする。
Description
【0001】
本考案はカートリッジ式棒状化粧品繰出容器に関する。
【0002】
従来のカートリッジ式の化粧用容器は、例えば実公平3−50814号に示す ように、化粧容器本体に対してカートリッジを着脱可能に構成し、このカートリ ッジ内部のスリット軸に棒状化粧材を支持する化粧材支持体を内蔵すると共に、 スリット軸後端に、容器本体内の押出杆と相対回転する回転止を設けていた。
【0003】
しかしこの回転止は、形状として縦リブであり、貫通孔は化粧支持体外径より も小さく、なおかつ押出杆が上下に摺動自在で回転不能にしなければならないた め、製作時には最も寸法の小さい場所で金型上のコアピンの突当てをしなければ ならない。さらにスリット軸は円筒体の化粧材支持体を拡げて挿入するために非 常に薄く作制しなければならず、上記コアピンの突当て及び型抜きの方法を考え たとき、金型の精密度、難度とも高レベルにならざるをえなかった。 また、押出杆の形状もスリット後端の縦リブに係合する縦リブしか使用できず 化粧材が細くなれば、押出杆はさらに細い状態になる為、作動状態に不安感があ った。
【0004】
上記課題を解決するために本考案は、スプリングを巻装した押出杆を内蔵する 容器本体と、棒状化粧材を支持する化粧材支持体を内蔵して上記容器本体に着脱 可能なカートリッジからなる化粧用容器において、 スリット軸の内部に化粧材支持体を内蔵し、該スリット軸の外周にスプリング を巻装し下部に係合部を設け、容器本体内に断面非円形の押出杆を貫通する回転 止ワッシャーを摺動自在に設け、前記カートリッジと回転止ワッシャーが係合す ることを特徴とする。 また、容器本体の係止部材と断面非円形の押出杆を貫通した回転止を一体に形 成したことを特徴とする。
【0005】
スリット軸を拡げて内部に円筒体の化粧材支持体を挿入し、該化粧材支持体の 突起部にはスプリングの下端を止める。その後スリット軸をカートリッジ本体内 に収納する。カートリッジを容器本体に着装すると、スリット軸後部の段部が容 器本体の螺旋先端に取り付けられた係止部材とパチンと音をたてて嵌合するとと もに、断面非円形の押出杆を貫通した回転止ワッシャーとスリット軸内部係合部 が係合状態となる。この状態で容器本体とカートリッジを相対的に回転させれば 容器本体の押出杆が軸方向に上下動して、化粧材はカートリッジ先端開口より繰 出される。更にカートリッジを抜くと容器本体内押出杆の外周にあるスプリング の力によって押出杆は回転止めワッシャーと共に回転しながら元の位置に戻る。
【0006】
図1はカートリッジの縦断面図、図2は図1のII−II線断面図である。 カートリッジ1は円筒形状であり、中央外周の段部15を境として、先端部に 向けて外径が細くなる湾曲部と、容器本体50に挿入する直管状の挿入部とから なる。このカートリッジ1は先端に化粧材(図示せず)出し入れのための開口部 12を構成し、内部にはスリット軸2を配設している。また、カートリッジ1の 後部には一対の係止孔11を穿設し、この係止孔11にスリット軸2の突起部2 8を係合する。
【0007】 図6及び図7に示すように、カートリッジ1内に収納するスリット軸2は円筒 形状であり、プラスチック等の弾性素材により形成されていて、周面の長手方向 に一対のスリット22が設けられている。このスリット22は略長円形状をして いて、その両端部がスリット軸2の上端縁及び下端縁との間に間隙を有して設け られている。スリット軸2の下部外周には、係止部材4の凸段部と係合する凹部 23を設けている。
【0008】 前記スリット軸2内部に収納する化粧材支持体3は、その先端部を化粧材を保 持可能な円筒形状とし、内部周面に複数のリブを形成し、下端部周面には一対の 突起部31を構成している。この突起部31は、前述のスリット軸2の周面に設 けたスリット22より突出し、かつスプリング29の下端を係止している。上記 スプリング29はスリット軸2の周囲に巻装されていて、上端をカートリッジ1 内部の係止部14に係止し、その下端を化粧材支持体3の突起部31に係合して いるため、化粧材支持体3は常時下方に付勢されている。 スリット軸後端内周には、後述する回転止ワッシャー外周と係合する縦リブ2 5が複数設置されている。
【0009】 図4に示すように、容器本体50は外筒62と内筒72とからなる。外筒62 はカートリッジ1を装着するための先端開口を有する。押出杆9の周囲にはスプ リング77が配設され、このスプリング77の作用により押出杆9は常に尾栓7 6側に付勢されている。さらに、容器本体の外筒62の内周上部に板バネ63を 設けてなる。図中、符号72aは螺旋溝、符号72bは内筒72のリブである。 また、9aは押出杆の下部突起で螺旋溝72aに係合している。
【0010】 図4、図5、図8及び図9に示すように押出杆9は断面非円形であり両側に凹 溝92とこの凹溝92の上方内部に回転止ワッシャー95の脱落を防ぐ凸部93 を形成してなる。この断面非円形の形状は本実施例に限らず、例えば五角形状や 六角形状でもよい。本実施例はこのように押出杆9を断面非円形としたため次の ような長所がある。すなわち従来のように周面にリブを突設したものより直径を 太くすることが可能となり、安定して化粧材支持体を押出すことができる。
【0011】 図10、図11及び図12に示すように、回転止ワッシャー95は円筒形状で あり下端に鍔部97を形成し、内筒内表面に一対の突条部96を対向して設けて いる。使用時にはこの回転止ワッシャー95の円筒部分に上述の押出杆9が貫通 され、一対の突条部96は、押出杆9の凹溝92と係合し、カートリッジが装着 されると、スリット軸2後部内径に配設されたリブ25と回転止ワッシャー95 の周面に配設されたローレット99が係合状態となりカートリッジ1と回転止ワ ッシャー95は同期回転をすることにより押出杆9を上に押し上げる。また回転 止ワッシャー95は係止部材4の内部に収納された状態にあり更に安全のための 押出杆9の脱落防止用の凸部93によりカートリッジ1が装着されない状態でも 脱落することはない。
【0012】 上記構成の本実施例の作用を説明する。まずスリット軸2のスリット22を拡 げて内部に化粧材支持体3を挿入し、突起部31をスリット22より突出せしめ る。スプリング29をスリット軸2の上部より配設しその下端を化粧材支持体3 の突起部31に係止させ、この状態でスリット軸2をカートリッジ1内に挿入す る。このときカートリッジ1に穿設した係止孔11にスリット軸2の突起部41 を係合することで、その係合状態を確実なものとする。
【0013】 押出杆9の外周にスプリング77を巻装し、螺旋内筒72の下端開口より挿入 し、押出杆9の後部突起9aと螺旋内筒72の螺旋溝72aとを係合状態にした まま、尾栓76を嵌合する。押出杆9の上端より回転止ワッシャー95を挿入し 押出杆の凹溝92に回転止ワッシャー95の突条部96を係合状態にする。その 際、押出杆9の回転止ワッシャー脱落防止の凸部93を強制的に乗越えさせる。 次に内筒72の先端に係止部材4を配設する。係止部材4と、その中に収納され た回転止ワッシャー95、スプリング77を着装された押出杆9と内筒72とス プリングの下方向勢力による押出杆9の脱落を防ぐ尾栓76が一体となったもの を上部板バネ63を内蔵した外筒62に下端開口より強制圧入する。このとき内 筒72の外周面にある複数のリブ72bにより確実に係止される。
【0014】 カートリッジ1を容器本体50に装着するときは、容器本体50の先端開口か ら挿入していく、カートリッジ後端が容器本体50内の係止部材4内周の凸段部 41を押し拡げスリット軸後部凹部23が係止部材4の凸段部41と係合する。 その際、パチッという装着音を発する。更にその時、スリット軸2後部内径リブ 25と係止部材4内に収納されている回転止ワッシャー95の外周面に配設され たローレット99とが係合状態になる。
【0015】 容器本体50にカートリッジ1を装着した状態で相対的に回転させると、押出 杆9はカートリッジ1と回転止ワッシャー95が同期に回転するため、容器本体 内を軸方向に移動する。押出杆9が上方に移動すると、その先端部が化粧材支持 体3の後端部を押す。このとき、カートリッジ1のスプリング29と容器本体5 0のスプリング77により下方に付勢力が働くが、板バネ63の摩擦力でカート リッジ1を抑えつけ、スプリング29、77の力に抗しながら押出杆9は上方に 移動する。これらの作用中にカートリッジ1は容器本体50に係止部材4により 確実に確保される。また、押出杆9を上方へ移動させ、カートリッジ1を脱着す ると化粧材支持体3はスプリング29の付勢力で自動的に下降するとともに、容 器本体50内の押出杆9もスプリング77の付勢力により回転止ワッシャー95 と同期の回転をしながら自動的に下降する。
【0016】 本考案の第2実施例は、図13、図14に示すものである。本実施例は、回転 止を一体に構成した係止部材80である。この係止部材80は、前述した回転止 ワッシャー95と係止部材4を一体に形成したものであり、カートリッジ後部内 周のリブ25と係止部材80のローレット81が係合状態となり、カートリッジ と同期の回転をする。カートリッジを脱着すると、係止部材80そのものが押出 杆と同期回転して後退位置に押出杆が戻る。
【0017】
本考案は、回転止が容器本体側にありながら、押出杆が周囲に配設したスプリ ングの付勢力によってカートリッジを脱着した時戻るようにしたもので、従来の 様にホルダーを使用することもない。またスリット軸の金型の製作に当たり、従 来のものより大幅にコストダウンすることが可能であり、耐久性においても数段 優れている。たとえ、径寸法を小さくあけようとして従来例と同じように突当て をしたとしても回転止めのリブは必要ないため、制作、成形においても数段の簡 易さとなる。 また、押出杆の形状も太くすることが可能になり、化粧品支持体が細くなって も、ある程度の肉厚の押出杆が製作できるので、摺動の不安を解消することがで きる。
【提出日】平成4年7月24日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【0002】
【従来の技術】 従来のカートリッジ式の化粧用容器は、例えば実公平3 −50814号に示すように、化粧容器本体に対してカートリッジを着脱可能に 構成し、このカートリッジ内部のスリット軸に棒状化粧材を支持する化粧材支持 対を内蔵すると共に、スリット軸後端に、容器本体内の押出杆と相対回転する回 転止を設けていた(図15参照)。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 しかしこの回転止は、形状として縦リブ2K であり、貫通孔は化粧支持体外径よりも小さく、なおかつ押出杆が上下に摺 動自在で回転不能にしなければならないため、製作時には最も寸法の小さい場所 で金型上のコアピンの突当てをしなければならない。さらにスリット軸は円筒体 の化粧材支持体を拡げて挿入するために非常に薄く作制しなければならず、上記 コアピンの突当て及び型抜きの方法を考えたとき、金型の精密度、難度とも高レ ベルにならざるをえなかった。 また、押出杆の形状もスリット後端の縦リブに係合する縦リブしか使用できず 化粧材が細くなれば、押出杆はさらに細い状態になる為、作動状態に不安感があ った。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【0012】 上記構成の本実施例の作用を説明する。まずスリット軸2 のスリット22を拡げて内部に化粧材支持体3を挿入し、突起部31をスリット 22より突出せしめる。スプリング29をスリット軸2の上部より配設しその下 端を化粧材支持体3の突起部31に係止させ、この状態でスリット軸2をカート リッジ1内に挿入する。このときカートリッジ1に穿設した係止孔11にスリッ ト軸2の突起部28を係合することで、その係合状態を確実なものとする。
【提出日】平成5年3月12日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【0001】
本考案はカートリッジ式棒状化粧品繰出容器に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来のカートリッジ式の化粧用容器は、例えば実公平3−50814号に示す ように、化粧容器本体に対してカートリッジを着脱可能に構成し、このカートリ ッジ内部のスリット軸に棒状化粧材を支持する化粧材支持対を内蔵すると共に、 スリット軸後端に、容器本体内の押出杆と相対回転する回転止を設けていた(図 15参照)。
【0003】
しかしこの回転止は、形状として縦リブ2Kであり、貫通孔は化粧支持体外径 よりも小さく、なおかつ押出杆が上下に摺動自在で回転不能にしなければならな いため、製作時には最も寸法の小さい場所で金型上のコアピンの突当てをしなけ ればならない。さらにスリット軸は円筒体の化粧材支持体を拡げて挿入するため に非常に薄く作制しなければならず、上記コアピンの突当て及び型抜きの方法を 考えたとき、金型の精密度、難度とも高レベルにならざるをえなかった。 また、押出杆の形状もスリット後端の縦リブに係合する縦リブしか使用できず 化粧材が細くなれば、押出杆はさらに細い状態になる為、作動状態に不安感があ った。
【0004】
上記課題を解決するために本考案は、スプリングを巻装した押出杆を内蔵する 容器本体と、棒状化粧材を支持する化粧材支持体を内蔵して上記容器本体に着脱 可能なカートリッジからなる化粧用容器において、 スリット軸の内部に化粧材支持体を内蔵し、該スリット軸の外周にスプリング を巻装し下部に係合部を設け、容器本体内に断面非円形の押出杆を貫通する回転 止ワッシャーを摺動自在に設け、前記カートリッジと回転止ワッシャーが係合す ることを特徴とする。 また、容器本体の係止部材と断面非円形の押出杆を貫通した回転止を一体に形 成したことを特徴とする。
【0005】
【作用】 スリット軸を拡げて内部に円筒体の化粧材支持体を挿入し、該化粧材支持体の 突起部にはスプリングの下端を止める。その後スリット軸をカートリッジ本体内 に収納する。カートリッジを容器本体に着装すると、スリット軸後部の段部が容 器本体の螺旋先端に取り付けられた係止部材とパチンと音をたてて嵌合するとと もに、断面非円形の押出杆を貫通した回転止ワッシャーとスリット軸内部係合部 が係合状態となる。この状態で容器本体とカートリッジを相対的に回転させれば 容器本体の押出杆が軸方向に上下動して、化粧材はカートリッジ先端開口より繰 出される。更にカートリッジを抜くと容器本体内押出杆の外周にあるスプリング の力によって押出杆は回転止めワッシャーと共に回転しながら元の位置に戻る。
【0006】
図1はカートリッジの縦断面図、図2は図1のII−II線断面図である。 カートリッジ1は円筒形状であり、中央外周の段部15を境として、先端部に 向けて外径が細くなる湾曲部と、容器本体50に挿入する直管状の挿入部とから なる。このカートリッジ1は先端に化粧材(図示せず)出し入れのための開口部 12を構成し、内部にはスリット軸2を配設している。また、カートリッジ1の 後部には一対の係止孔11を穿設し、この係止孔11にスリット軸2の突起部2 8を係合する。
【0007】 図6及び図7に示すように、カートリッジ1内に収納するスリット軸2は円筒 形状であり、プラスチック等の弾性素材により形成されていて、周面の長手方向 に一対のスリット22が設けられている。このスリット22は略長円形状をして いて、その両端部がスリット軸2の上端縁及び下端縁との間に間隙を有して設け られている。スリット軸2の下部外周には、係止部材4の凸段部と係合する凹部 23を設けている。
【0008】 前記スリット軸2内部に収納する化粧材支持体3は、その先端部を化粧材を保 持可能な円筒形状とし、内部周面に複数のリブを形成し、下端部周面には一対の 突起部31を構成している。この突起部31は、前述のスリット軸2の周面に設 けたスリット22より突出し、かつスプリング29の下端を係止している。上記 スプリング29はスリット軸2の周囲に巻装されていて、上端をカートリッジ1 内部の係止部14に係止し、その下端を化粧材支持体3の突起部31に係合して いるため、化粧材支持体3は常時下方に付勢されている。 スリット軸後端内周には、後述する回転止ワッシャー外周と係合する縦リブ2 5が複数設置されている。
【0009】 図4に示すように、容器本体50は外筒62と内筒72とからなる。外筒62 はカートリッジ1を装着するための先端開口を有する。押出杆9の周囲にはスプ リング77が配設され、このスプリング77の作用により押出杆9は常に尾栓7 6側に付勢されている。さらに、容器本体の外筒62の内周上部に板バネ63を 設けてなる。図中、符号72aは螺旋溝、符号72bは内筒72のリブである。 また、9aは押出杆の下部突起で螺旋溝72aに係合している。
【0010】 図4、図5、図8及び図9に示すように押出杆9は断面非円形であり両側に凹 溝92とこの凹溝92の上方内部に回転止ワッシャー95の脱落を防ぐ凸部93 を形成してなる。この断面非円形の形状は本実施例に限らず、例えば五角形状や 六角形状でもよい。本実施例はこのように押出杆9を断面非円形としたため次の ような長所がある。すなわち従来のように周面にリブを突設したものより直径を 太くすることが可能となり、安定して化粧材支持体を押出すことができる。
【0011】 図10、図11及び図12に示すように、回転止ワッシャー95は円筒形状で あり下端に鍔部97を形成し、内筒内表面に一対の突条部96を対向して設けて いる。使用時にはこの回転止ワッシャー95の円筒部分に上述の押出杆9が貫通 され、一対の突条部96は、押出杆9の凹溝92と係合し、カートリッジが装着 されると、スリット軸2後部内径に配設されたリブ25と回転止ワッシャー95 の周面に配設されたローレット99が係合状態となりカートリッジ1と回転止ワ ッシャー95は同期回転をすることにより押出杆9を上に押し上げる。また回転 止ワッシャー95は係止部材4の内部に収納された状態にあり更に安全のための 押出杆9の脱落防止用の凸部93によりカートリッジ1が装着されない状態でも 脱落することはない。
【0012】 上記構成の本実施例の作用を説明する。まずスリット軸2のスリット22を拡 げて内部に化粧材支持体3を挿入し、突起部31をスリット22より突出せしめ る。スプリング29をスリット軸2の上部より配設しその下端を化粧材支持体3 の突起部31に係止させ、この状態でスリット軸2をカートリッジ1内に挿入す る。このときカートリッジ1に穿設した係止孔11にスリット軸2の突起部28 を係合することで、その係合状態を確実なものとする。
【0013】 押出杆9の外周にスプリング77を巻装し、螺旋内筒72の下端開口より挿入 し、押出杆9の後部突起9aと螺旋内筒72の螺旋溝72aとを係合状態にした まま、尾栓76を嵌合する。押出杆9の上端より回転止ワッシャー95を挿入し 押出杆の凹溝92に回転止ワッシャー95の突条部96を係合状態にする。その 際、押出杆9の回転止ワッシャー脱落防止の凸部93を強制的に乗越えさせる。 次に内筒72の先端に係止部材4を配設する。係止部材4と、その中に収納され た回転止ワッシャー95、スプリング77を着装された押出杆9と内筒72とス プリングの下方向勢力による押出杆9の脱落を防ぐ尾栓76が一体となったもの を上部板バネ63を内蔵した外筒62に下端開口より強制圧入する。このとき内 筒72の外周面にある複数のリブ72bにより確実に係止される。
【0014】 カートリッジ1を容器本体50に装着するときは、容器本体50の先端開口か ら挿入していく、カートリッジ後端が容器本体50内の係止部材4内周の凸段部 41を押し拡げスリット軸後部凹部23が係止部材4の凸段部41と係合する。 その際、パチッという装着音を発する。更にその時、スリット軸2後部内径リブ 25と係止部材4内に収納されている回転止ワッシャー95の外周面に配設され たローレット99とが係合状態になる。
【0015】 容器本体50にカートリッジ1を装着した状態で相対的に回転させると、押出 杆9はカートリッジ1と回転止ワッシャー95が同期に回転するため、容器本体 内を軸方向に移動する。押出杆9が上方に移動すると、その先端部が化粧材支持 体3の後端部を押す。このとき、カートリッジ1のスプリング29と容器本体5 0のスプリング77により下方に付勢力が働くが、板バネ63の摩擦力でカート リッジ1を抑えつけ、スプリング29、77の力に抗しながら押出杆9は上方に 移動する。これらの作用中にカートリッジ1は容器本体50に係止部材4により 確実に確保される。また、押出杆9を上方へ移動させ、カートリッジ1を脱着す ると化粧材支持体3はスプリング29の付勢力で自動的に下降するとともに、容 器本体50内の押出杆9もスプリング77の付勢力により回転止ワッシャー95 と同期の回転をしながら自動的に下降する。
【0016】 本考案の第2実施例は、図13、図14に示すものである。本実施例は、回転 止を一体に構成した係止部材80である。この係止部材80は、前述した回転止 ワッシャー95と係止部材4を一体に形成したものであり、カートリッジ後部内 周のリブ25と係止部材80のローレット81が係合状態となり、カートリッジ と同期の回転をする。カートリッジを脱着すると、係止部材80そのものが押出 杆と同期回転して後退位置に押出杆が戻る。
【0017】本考案の第3実施例は図16、図17に示すものである。本実施例は、回転止ワ ッシャー95の内周面にローレット99aを形成したものである。このローレッ ト99aとカートリッジ1の後部外周に設けたリブ25aが係合状態となり、カ ートリッジと同期回転をする。他の部分の作用は前記他の実施例と同様である 。
【0018】
本考案は、回転止が容器本体側にありながら、押出杆が周囲に配設したスプリ ングの付勢力によってカートリッジを脱着した時戻るようにしたもので、従来の 様にホルダーを使用することもない。またスリット軸の金型の製作に当たり、従 来のものより大幅にコストダウンすることが可能であり、耐久性においても数段 優れている。たとえ、容器本体の外径寸法を細くするために従来例と同じように 突当てをしたとしても回転止めのリブは必要ないため、制作、成形においても数 段の簡易さとなる。 また、押出杆の形状も太くすることが可能になり、化粧品支持体が細くなって も、ある程度の肉厚の押出杆が製作できるので、摺動の不安を解消することがで きる。
【図1】本考案のカートリッジの縦断面図
【図2】図1のII−II線断面図
【図3】カートリッジの底面図
【図4】容器本体の縦断面図
【図5】容器本体の平面図
【図6】スリット軸の正面図
【図7】スリット軸の側面図
【図8】押出杆の拡大平面図
【図9】押出杆の正面図
【図10】回転止ワッシャーの平面図
【図11】回転止ワッシャーの縦断面図
【図12】回転止ワッシャーの底面図
【図13】本考案の第2実施例の係止部材の平面図
【図14】本考案の第2実施例の係止部材の正面図
【図15】従来のスリット軸の正面図
1 カートリッジ 2 スリット軸 3 化粧材支持体 4 係止部材 9 押出杆 26 回転止 29 スプリング 50 容器本体 62 外筒 72 内筒 95 回転止ワッシャー
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【手続補正書】
【提出日】平成4年7月24日
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【図3】
【図5】
【図8】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図1】
【図4】
【図6】
【図7】
【図9】
【図15】
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図16
【補正方法】追加
【補正内容】
【図16】本考案の第3実施例の係止部材を有するカー
トリッジの縦断面図
トリッジの縦断面図
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図17
【補正方法】追加
【補正内容】
【図17】本考案の第3実施例の係止部を有する容器本
体の縦断面図
体の縦断面図
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】追加
【補正内容】
【図16】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17
【補正方法】追加
【補正内容】
【図17】
Claims (2)
- 【請求項1】 スプリングを巻装した押出杆を内蔵する
容器本体と、棒状化粧材を支持する化粧材支持体を内蔵
して上記容器本体に着脱可能なカートリッジからなる化
粧用容器において、 スリット軸の内部に化粧材支持体を内蔵し、該スリット
軸の外周にスプリングを巻装し下部に係合部を設け、容
器本体内に断面非円形の押出杆を貫通する回転止ワッシ
ャーを摺動自在に設け、前記カートリッジと回転止ワッ
シャーが係合することを特徴とするカートリッジ式棒状
化粧品繰出容器。 - 【請求項2】 容器本体の係止部材と断面非円形の押出
杆を貫通した回転止を一体に形成したことを特徴とする
請求項1記載のカートリッジ式棒状化粧品繰出容器。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992059892U JP2559897Y2 (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | カートリッジ式捧状化粧品繰出容器 |
| DE19924230331 DE4230331C2 (de) | 1992-07-10 | 1992-09-10 | Stiftförmiger Kosmetikbehälter |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992059892U JP2559897Y2 (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | カートリッジ式捧状化粧品繰出容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0611615U true JPH0611615U (ja) | 1994-02-15 |
| JP2559897Y2 JP2559897Y2 (ja) | 1998-01-19 |
Family
ID=13126225
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992059892U Expired - Lifetime JP2559897Y2 (ja) | 1992-07-10 | 1992-07-10 | カートリッジ式捧状化粧品繰出容器 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2559897Y2 (ja) |
| DE (1) | DE4230331C2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100238356B1 (ko) * | 1993-09-08 | 2000-01-15 | 호소에이사오 | 고상물공급용 카트리지형 공급케이스 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0228770U (ja) * | 1988-08-15 | 1990-02-23 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4997299A (en) * | 1989-11-21 | 1991-03-05 | Suzuno Kasei Co., Ltd. | Cosmetic container |
-
1992
- 1992-07-10 JP JP1992059892U patent/JP2559897Y2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1992-09-10 DE DE19924230331 patent/DE4230331C2/de not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0228770U (ja) * | 1988-08-15 | 1990-02-23 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE4230331A1 (de) | 1994-01-13 |
| DE4230331C2 (de) | 2000-11-02 |
| JP2559897Y2 (ja) | 1998-01-19 |
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Legal Events
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