JPH0611650B2 - 二酸化マンガンの製造方法 - Google Patents
二酸化マンガンの製造方法Info
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- JPH0611650B2 JPH0611650B2 JP60170889A JP17088985A JPH0611650B2 JP H0611650 B2 JPH0611650 B2 JP H0611650B2 JP 60170889 A JP60170889 A JP 60170889A JP 17088985 A JP17088985 A JP 17088985A JP H0611650 B2 JPH0611650 B2 JP H0611650B2
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- manganese dioxide
- solution
- mol
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/02—Electrodes composed of, or comprising, active material
- H01M4/36—Selection of substances as active materials, active masses, active liquids
- H01M4/48—Selection of substances as active materials, active masses, active liquids of inorganic oxides or hydroxides
- H01M4/50—Selection of substances as active materials, active masses, active liquids of inorganic oxides or hydroxides of manganese
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は二酸化マンガンの製造方法に関し、更に詳述す
るならば、アンモニア溶液に酸化剤及びマンガン塩溶液
を添加することによって二酸化マンガンを製造する化学
的方法に係わるものである。
るならば、アンモニア溶液に酸化剤及びマンガン塩溶液
を添加することによって二酸化マンガンを製造する化学
的方法に係わるものである。
従来の技術 乾電池の陽極活物質などに用いられる二酸化マンガンは
高い純度と活性を有していなければならず、従来より、
このような要求を満たすものとして電解法による二酸化
マンガンが用いられてきた。しかしながら、電解二酸化
マンガンは高純度ではあるが、その製造の際に多量の電
力を消費するためコストの点から好ましくない。
高い純度と活性を有していなければならず、従来より、
このような要求を満たすものとして電解法による二酸化
マンガンが用いられてきた。しかしながら、電解二酸化
マンガンは高純度ではあるが、その製造の際に多量の電
力を消費するためコストの点から好ましくない。
そこで、化成二酸化マンガン、即ち、化学的処理によ
り、電解二酸化マンガンに匹敵する二酸化マンガンを得
る方法が提案されており、そのような方法の一つとし
て、マンガン塩溶液中にアルカリを添加してMn(OH)
2とし、更にO2その他の酸化剤で酸化して二酸化マンガ
ンを製造する方法が知られている。
り、電解二酸化マンガンに匹敵する二酸化マンガンを得
る方法が提案されており、そのような方法の一つとし
て、マンガン塩溶液中にアルカリを添加してMn(OH)
2とし、更にO2その他の酸化剤で酸化して二酸化マンガ
ンを製造する方法が知られている。
しかしながら、このようにいったん固体のMn(OH)2を
生成させ、該Mn(OH)2をアルカリ溶液中で酸化する反
応は、固体と液体の反応であり、かつ常に低アルカリ側
で反応を行っているため、反応速度が遅く、二酸化マン
ガンの製造に多くの時間を要することとなる。
生成させ、該Mn(OH)2をアルカリ溶液中で酸化する反
応は、固体と液体の反応であり、かつ常に低アルカリ側
で反応を行っているため、反応速度が遅く、二酸化マン
ガンの製造に多くの時間を要することとなる。
逆に、高アルカリ条件下で酸化反応を行う方法として、
例えばタンク中に水酸化ナトリウム溶液を入れ、該水酸
化ナトリウム溶液を撹拌しつつ、硫酸マンガン溶液と空
気を添加してδ型二酸化マンガンを得る方法が知られて
いる〔トランス エレクトロケミカル ソサエティー
(Trans.Electrochem.Soc.)第92巻、第12号、第7頁
(1947年)〕。この方法では得られる二酸化マンガンを
水酸化ナトリウム過剰のまま乾燥し、含有率90.5%の二
酸化マンガンを得ている。
例えばタンク中に水酸化ナトリウム溶液を入れ、該水酸
化ナトリウム溶液を撹拌しつつ、硫酸マンガン溶液と空
気を添加してδ型二酸化マンガンを得る方法が知られて
いる〔トランス エレクトロケミカル ソサエティー
(Trans.Electrochem.Soc.)第92巻、第12号、第7頁
(1947年)〕。この方法では得られる二酸化マンガンを
水酸化ナトリウム過剰のまま乾燥し、含有率90.5%の二
酸化マンガンを得ている。
この方法においてもNaOHとMnとの錯イオンガ出来にく
く、Mn(OH)2が生成するために、MnO2の製造に多くの時
間を要する。
く、Mn(OH)2が生成するために、MnO2の製造に多くの時
間を要する。
また、特公昭31−6722号明細書は、硫酸マンガン溶液、
若しくは酸化マンガン鉱を硫酸(またはSOxガスの回
収により製造された硫酸)に溶解して得られる硫酸マン
ガン溶液に、アンモニアと酸素の混合ガスを吹込みこと
によってマンガンを酸化して二酸化マンガンを得る方法
を開示している。
若しくは酸化マンガン鉱を硫酸(またはSOxガスの回
収により製造された硫酸)に溶解して得られる硫酸マン
ガン溶液に、アンモニアと酸素の混合ガスを吹込みこと
によってマンガンを酸化して二酸化マンガンを得る方法
を開示している。
しかしながら、この方法ではアンモニアと酸素の混合ガ
スを吹き込むため、引火性のアンモニアガスと酸素を混
合することとなり、爆発の危険性を伴う。また、アンモ
ニアによる大気汚染も深刻な問題である。
スを吹き込むため、引火性のアンモニアガスと酸素を混
合することとなり、爆発の危険性を伴う。また、アンモ
ニアによる大気汚染も深刻な問題である。
発明が解決しようとする問題点 そこで、本発明は、このような従来法の状況に鑑みて、
乾電池活物質として使用することのできる高品位、高純
度の二酸化マンガンを新規な化学的処理によって短時間
で且つ安全に製造することのできる方法を提供せんとす
るものである。
乾電池活物質として使用することのできる高品位、高純
度の二酸化マンガンを新規な化学的処理によって短時間
で且つ安全に製造することのできる方法を提供せんとす
るものである。
問題点を解決するための手段 そこで、本発明者等は前記目的を達成すべく種々検討、
研究した結果、従来の化成二酸化マンガンの製法におい
ては固体のMn(OH)2を経由するための反応速度が遅く
なるのであり、またアンモニアと酸素の混合ガスを使用
するために安全性に欠けると考えられるが、このような
問題は錯イオンを形成しやすいアンモニア溶液を使用す
ることにより解決でき、これが上記目的を達成するうえ
で極めて有効であることを見出した。本発明はかかる新
規知見に基づき完成されたものである。
研究した結果、従来の化成二酸化マンガンの製法におい
ては固体のMn(OH)2を経由するための反応速度が遅く
なるのであり、またアンモニアと酸素の混合ガスを使用
するために安全性に欠けると考えられるが、このような
問題は錯イオンを形成しやすいアンモニア溶液を使用す
ることにより解決でき、これが上記目的を達成するうえ
で極めて有効であることを見出した。本発明はかかる新
規知見に基づき完成されたものである。
即ち、本発明の二酸化マンガンの製造方法は、アンモニ
ア溶液に酸化剤およびマンガン塩溶液を添加することに
よってマンガン塩を速やかに二酸化マンガンに酸化する
ことを特徴とする。
ア溶液に酸化剤およびマンガン塩溶液を添加することに
よってマンガン塩を速やかに二酸化マンガンに酸化する
ことを特徴とする。
本発明による二酸化マンガンの製造方法は、通常次のよ
うな一連の製造工程に従って行われる。即ち、アンモニ
ア溶液を密閉容器に入れ、O2ガスを必要量だけ吹き込
みながらスターラーで撹拌する。しかる後、マンガン塩
溶液を徐々に添加して、アンモニアとマンガンの錯イオ
ンを作らせつつ、マンガンを酸化して速やかに二酸化マ
ンガンとする。得られる二酸化マンガンを濾過して分取
し、水洗後、乾燥する。
うな一連の製造工程に従って行われる。即ち、アンモニ
ア溶液を密閉容器に入れ、O2ガスを必要量だけ吹き込
みながらスターラーで撹拌する。しかる後、マンガン塩
溶液を徐々に添加して、アンモニアとマンガンの錯イオ
ンを作らせつつ、マンガンを酸化して速やかに二酸化マ
ンガンとする。得られる二酸化マンガンを濾過して分取
し、水洗後、乾燥する。
本発明の方法において使用するアンモニア溶液の濃度は
高い方が錯イオンの生成には好ましく、0.5〜15モル/
の範囲で可能であり、更に好ましくは2.5〜15モル/
の範囲である。アンモニア溶液の濃度が低い場合には
反応溶液量が大きくなるので経済的でなく、また15モル
/よるも高くなるとアンモニア溶液を作製することが
困難となる。
高い方が錯イオンの生成には好ましく、0.5〜15モル/
の範囲で可能であり、更に好ましくは2.5〜15モル/
の範囲である。アンモニア溶液の濃度が低い場合には
反応溶液量が大きくなるので経済的でなく、また15モル
/よるも高くなるとアンモニア溶液を作製することが
困難となる。
また、アンモニア溶液に添加するマンガン塩の種類は、
マンガンの硫酸塩、塩酸塩若しくは硝酸塩であり、また
はこれらの混合物であってもよい。
マンガンの硫酸塩、塩酸塩若しくは硝酸塩であり、また
はこれらの混合物であってもよい。
これらのマンガン塩の濃度は0.2〜4モル/のものを
使用することができ、好ましくは0.5〜2モル/の濃
度である。マンガン塩濃度が高くなると、溶液中にMn
(OH)2の生成が多くなり、MnO2生成速度が遅くなるか
らであり、逆に低い場合には反応液量が大になって経済
的でないからである。
使用することができ、好ましくは0.5〜2モル/の濃
度である。マンガン塩濃度が高くなると、溶液中にMn
(OH)2の生成が多くなり、MnO2生成速度が遅くなるか
らであり、逆に低い場合には反応液量が大になって経済
的でないからである。
更に、アンモニア溶液とマンガンとのモル比(NH4O
H/Mn)は2.0〜10の範囲とすることができ2.4〜4とす
ることが好ましい。NH4OHの比率が小さいと、二酸
化マンガンの生成反応が遅くなり、また大きいと過剰の
NH4OHが残ることとなって経済的でない。
H/Mn)は2.0〜10の範囲とすることができ2.4〜4とす
ることが好ましい。NH4OHの比率が小さいと、二酸
化マンガンの生成反応が遅くなり、また大きいと過剰の
NH4OHが残ることとなって経済的でない。
次に、本発明の方法において使用する酸化剤としてはO
2、H2、O3、O2添加空気、空気などを利用することが
でき、これらの酸化剤を組み合せて使用することもでき
る。特に、O2や空気を溶液中に吹き込んで酸化するこ
とは、安価で且つ簡単な方法である。
2、H2、O3、O2添加空気、空気などを利用することが
でき、これらの酸化剤を組み合せて使用することもでき
る。特に、O2や空気を溶液中に吹き込んで酸化するこ
とは、安価で且つ簡単な方法である。
反応温度に関しては、一般に溶液の温度が高い程、反応
温度は大となる。しかし逆に溶液中におけるO2の溶解
度は低下するので、高温で反応を行うためには加圧が必
要となる。従って、常圧で本発明の方法を行うには、0
〜80℃の範囲の温度が利用でき、特に5〜20の範囲とす
ることが好ましく、オートクレープ等の密閉容器内で加
圧状態で反応を行う場合には、250℃まで反応温度を上
げることが可能で、反応速度は著しく促進される。
温度は大となる。しかし逆に溶液中におけるO2の溶解
度は低下するので、高温で反応を行うためには加圧が必
要となる。従って、常圧で本発明の方法を行うには、0
〜80℃の範囲の温度が利用でき、特に5〜20の範囲とす
ることが好ましく、オートクレープ等の密閉容器内で加
圧状態で反応を行う場合には、250℃まで反応温度を上
げることが可能で、反応速度は著しく促進される。
また、本発明の方法は0〜50気圧の反応圧で行うことが
可能である。
可能である。
作用 本発明の方法によると、溶液中に多量に存在するNH4
OHにマンガン塩溶液を添加するため、NH4OHとMn
の可溶性錯イオンが生成し、害錯イオンは酸化剤によっ
て速やかに活性な二酸化マンガンに酸化される。従って
本発明の方法は液体−液体反応であり、従来のMn(OH)
2を経由する固体−液体反応に比べで反応速度が著しく
速くなる。特に反応初期においては高濃度のアンモニア
溶液中にマンガン塩を添加するので錯イオンを形成しや
すい。本発明の方法を用いて常圧で二酸化マンガンを製
造する場合には、従来のMn(OH)2を経由する反応に比
べて反応時間を1/5〜1/10に短縮することが可能であ
る。
OHにマンガン塩溶液を添加するため、NH4OHとMn
の可溶性錯イオンが生成し、害錯イオンは酸化剤によっ
て速やかに活性な二酸化マンガンに酸化される。従って
本発明の方法は液体−液体反応であり、従来のMn(OH)
2を経由する固体−液体反応に比べで反応速度が著しく
速くなる。特に反応初期においては高濃度のアンモニア
溶液中にマンガン塩を添加するので錯イオンを形成しや
すい。本発明の方法を用いて常圧で二酸化マンガンを製
造する場合には、従来のMn(OH)2を経由する反応に比
べて反応時間を1/5〜1/10に短縮することが可能であ
る。
また、本発明の方法は、アンモニア溶液中にO2ガスを
吹き込むので、アンモニアと酸素の混合ガスを吹き込む
従来法のような爆発の危険性もなく、安全である。
吹き込むので、アンモニアと酸素の混合ガスを吹き込む
従来法のような爆発の危険性もなく、安全である。
更に、密閉容器で反応を行う場合には、必要量のO2の
みを吹き込み、過剰なO2を供給しないので、アンモニ
アによる大気汚染の心配もない。
みを吹き込み、過剰なO2を供給しないので、アンモニ
アによる大気汚染の心配もない。
実施例 以下に本発明の方法を実施例に基づき更に具体的に説明
するが、本発明の範囲はこれら実施例により何等制限さ
れない。
するが、本発明の範囲はこれら実施例により何等制限さ
れない。
実施例1 アンモニア溶液とマンガンとのモル比(NH4OH/Mn)
と得られる二酸化マンガンの含有率との関係を調べるた
め以下の実験を行った。即ち、5の密閉容器に14モル
/の濃度のアンモニア溶液を適量入れ、撹拌しながら
O2ガスを0.05気圧で吹き込み、1.5モル/の濃度の硫
酸マンガン溶液を3/6hrの速度で添加した。反応温
度は20℃であった。NH4OH/Mnモル比を2.0〜10の間
の各種の値となるように設定して行った実験の結果を第
1図に示す。図から明らかなように、NH4OH/Mnモ
ル比が3以上で含有率84%以上の二酸化マンガンが得ら
れた。
と得られる二酸化マンガンの含有率との関係を調べるた
め以下の実験を行った。即ち、5の密閉容器に14モル
/の濃度のアンモニア溶液を適量入れ、撹拌しながら
O2ガスを0.05気圧で吹き込み、1.5モル/の濃度の硫
酸マンガン溶液を3/6hrの速度で添加した。反応温
度は20℃であった。NH4OH/Mnモル比を2.0〜10の間
の各種の値となるように設定して行った実験の結果を第
1図に示す。図から明らかなように、NH4OH/Mnモ
ル比が3以上で含有率84%以上の二酸化マンガンが得ら
れた。
実施例2 硫酸マンガン溶液の濃度と得られる二酸化マンガンの含
有率との関係を調べるため以下の実験を行った。即ち、
マンガンとして0.1〜4モル/の各種濃度の硫酸マン
ガン溶液を使用して、NH4OH/Mnモル比を3.0とし、
その他の条件は実施例1と同様の条件および方法で二酸
化マンガンを製造した。その結果を第2図に示すが、硫
酸マンガン濃度を2モル/以下にすることによって、
84%以上の高含有率の二酸化マンガンが得られた。
有率との関係を調べるため以下の実験を行った。即ち、
マンガンとして0.1〜4モル/の各種濃度の硫酸マン
ガン溶液を使用して、NH4OH/Mnモル比を3.0とし、
その他の条件は実施例1と同様の条件および方法で二酸
化マンガンを製造した。その結果を第2図に示すが、硫
酸マンガン濃度を2モル/以下にすることによって、
84%以上の高含有率の二酸化マンガンが得られた。
実施例3 常圧における反応温度と二酸化マンガンの含有率との関
係を調べるために以下の実験を行った。即ち、NH4O
H/Mnモル比を3.0に固定し、その他の条件は実施例1
と同じとし、0〜80℃の間の各種温度で二酸化マンガン
を製造した。その結果を第3図に示すが、図から明らか
なように、5〜20℃の間で含有率84%以上の二酸化マン
ガンが得られた。
係を調べるために以下の実験を行った。即ち、NH4O
H/Mnモル比を3.0に固定し、その他の条件は実施例1
と同じとし、0〜80℃の間の各種温度で二酸化マンガン
を製造した。その結果を第3図に示すが、図から明らか
なように、5〜20℃の間で含有率84%以上の二酸化マン
ガンが得られた。
実施例4 加圧状態における反応温度と二酸化マンガンの含有率と
の関係を調べるために以下の実験を行った。即ち、密閉
容器内にO2ガスを導入して、該容器内における圧力
を、その温度における自成圧力とし、他は実施例3と同
条件で40〜250℃の各種温度で二酸化マンガンを製造し
た。得られた結果を第4図に示す。図から明らかなよう
に、加圧状態では100℃以上で二酸化マンガンの品位が
上がり、高含有率のものが得られた。
の関係を調べるために以下の実験を行った。即ち、密閉
容器内にO2ガスを導入して、該容器内における圧力
を、その温度における自成圧力とし、他は実施例3と同
条件で40〜250℃の各種温度で二酸化マンガンを製造し
た。得られた結果を第4図に示す。図から明らかなよう
に、加圧状態では100℃以上で二酸化マンガンの品位が
上がり、高含有率のものが得られた。
実施例5 アンモニア溶液濃度と二酸化マンガンの含有率との関係
を調べるために以下の実験を行った。即ち、NH4OH
/Mnモル比を3.0に固定し、0.1〜15モル/の各種濃度
のアンモニア溶液を用いて、その他の条件は実施例1と
同じにして二酸化マンガンの製造を行った。その結果を
第5図に示すが、2モル/以上の濃度で良好な結果を
得た。
を調べるために以下の実験を行った。即ち、NH4OH
/Mnモル比を3.0に固定し、0.1〜15モル/の各種濃度
のアンモニア溶液を用いて、その他の条件は実施例1と
同じにして二酸化マンガンの製造を行った。その結果を
第5図に示すが、2モル/以上の濃度で良好な結果を
得た。
発明の効果 以上、詳しく説明したように、本発明の二酸化マンガン
の製造方法によると、高品位、高純度の二酸化マンガン
を短時間で且つ安全に製造することができ、従って乾電
池用二酸化マンガンの製造コストを低減することが可能
となった。
の製造方法によると、高品位、高純度の二酸化マンガン
を短時間で且つ安全に製造することができ、従って乾電
池用二酸化マンガンの製造コストを低減することが可能
となった。
第1図は、本発明の方法によって二酸化マンガンを製造
する際のアンモニア溶液とマンガンとのモル比と、得ら
れる二酸化マンガン含有率との関係を示す図、 第2図は、硫酸マンガン溶液の濃度と得られる二酸化マ
ンガン含有率との関係を示す図、 第3図は、常圧における反応温度と得られる二酸化マン
ガン含有率との関係を示す図、 第4図は、加圧状態における反応温度と得られる二酸化
マンガン含有率との関係を示す図、 第5図は、アンモニア溶液濃度と得られる二酸化マンガ
ン含有率との関係を示す図である。
する際のアンモニア溶液とマンガンとのモル比と、得ら
れる二酸化マンガン含有率との関係を示す図、 第2図は、硫酸マンガン溶液の濃度と得られる二酸化マ
ンガン含有率との関係を示す図、 第3図は、常圧における反応温度と得られる二酸化マン
ガン含有率との関係を示す図、 第4図は、加圧状態における反応温度と得られる二酸化
マンガン含有率との関係を示す図、 第5図は、アンモニア溶液濃度と得られる二酸化マンガ
ン含有率との関係を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 落合 弘 新潟県中頚城郡妙高高原町大字田口272番 地 中央電気工業株式会社内 (72)発明者 相見 政巳 新潟県中頚城郡妙高高原町大字田口272番 地 中央電気工業株式会社内 (72)発明者 新山 正徳 新潟県中頚城郡妙高高原町大字田口272番 地 中央電気工業株式会社内 (72)発明者 宮下 孝洋 新潟県中頚城郡妙高高原町大字田口272番 地 中央電気工業株式会社内
Claims (9)
- 【請求項1】アンモニア溶液中に酸化剤とマンガン塩溶
液を添加することによってマンガン塩を速やかに二酸化
マンガンに酸化することを特徴とする二酸化マンガンの
製造方法。 - 【請求項2】前記アンモニア溶液の濃度が0.5〜15モル
/であることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
載の方法。 - 【請求項3】前記マンガン塩がマンガンの硫酸塩、塩酸
塩若しくは硝酸塩、またはこれらの混合物であることを
特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項に記載の
方法。 - 【請求項4】前記マンガン塩溶液の濃度が、マンガンと
して0.2〜4モル/であることを特徴とする特許請求
の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記載の方法。 - 【請求項5】前記アンモニア溶液とマンガンとのモル比
が2〜10であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
乃至第4項のいずれかに記載の方法。 - 【請求項6】前記酸化剤がO2、H2O2、O3、O2添加
空気若しくは空気またはこれらの混合物であることを特
徴とする特許請求の範囲第1項乃至第5項のいずれかに
記載の方法。 - 【請求項7】前記酸化反応を0〜80℃の温度で行うこと
を特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第6項のいずれ
かに記載の方法。 - 【請求項8】密閉容器内に入れた前記アンモニア溶液に
O2ガスを吹き込みながら撹拌し、前記マンガン塩溶液
を添加することを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至
第6項のいずれかに記載の方法。 - 【請求項9】前記反応を0〜250℃の温度を行うことを
特徴とする特許請求の範囲第8項に記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60170889A JPH0611650B2 (ja) | 1985-08-02 | 1985-08-02 | 二酸化マンガンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60170889A JPH0611650B2 (ja) | 1985-08-02 | 1985-08-02 | 二酸化マンガンの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6230622A JPS6230622A (ja) | 1987-02-09 |
| JPH0611650B2 true JPH0611650B2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=15913195
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60170889A Expired - Lifetime JPH0611650B2 (ja) | 1985-08-02 | 1985-08-02 | 二酸化マンガンの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0611650B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0386481U (ja) * | 1989-12-25 | 1991-09-02 | ||
| JP2001261343A (ja) * | 2000-03-17 | 2001-09-26 | Unitika Ltd | 四三酸化マンガン超微粒子およびその製造方法 |
| CN1308245C (zh) * | 2005-03-30 | 2007-04-04 | 山东师范大学 | 蒲公英状和棒状二氧化锰纳米材料的合成方法 |
| KR101171961B1 (ko) | 2010-04-02 | 2012-08-08 | 주식회사 이엔드디 | 사산화삼망간의 제조방법 |
| US20130287677A1 (en) * | 2010-12-20 | 2013-10-31 | Ocean's King Lighting Science & Technology Co., Ltd. | Preparation method and use of manganese dioxide nano-rod |
| CN116550320B (zh) * | 2023-05-12 | 2024-02-02 | 河北地质大学 | 一种类神经元胞体结构的二氧化锰纳米材料的合成方法 |
-
1985
- 1985-08-02 JP JP60170889A patent/JPH0611650B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6230622A (ja) | 1987-02-09 |
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