JPH0611751A - 光信号ビーム検波装置 - Google Patents

光信号ビーム検波装置

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JPH0611751A
JPH0611751A JP3165048A JP16504891A JPH0611751A JP H0611751 A JPH0611751 A JP H0611751A JP 3165048 A JP3165048 A JP 3165048A JP 16504891 A JP16504891 A JP 16504891A JP H0611751 A JPH0611751 A JP H0611751A
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optical
layer
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radiation
angles
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JP3165048A
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Giok D Khoe
ギオク、ドジャン、コーエ
Kieran G Wright
キーラン、ジェラルド、ライト
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Koninklijke Philips NV
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Philips Gloeilampenfabrieken NV
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    • H04B10/63Homodyne, i.e. coherent receivers where the local oscillator is locked in frequency and phase to the carrier signal
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    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
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    • H04B10/61Coherent receivers
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光学ヘテロダイン検波装置およびそれに用い
るミラー系を提供する。 【構成】 光ヘテロダインまたはホモダイン受信器にお
いて、光学系(140)が用いられ、局部発振ビーム
(L)が信号ビーム(S)と合成される。同時に、これ
らビームは直交する方向に偏光された部分ビームに分割
される。このため、この光学系(140)は偏光感応ビ
ームスプリッタ層(141a,141b)とビームコン
バイナとして作用する中性ビームスプリッタ層(142
a,142b)を有する。信号ビームの部分ビーム(S
11,S12,S21,S22)と局部発振ビームのそれ
(L11,L12,L21,L22)の方向を整合するために、
ビームスプリッタの面ではさまれる角度(α,β,γ,
δ)は、互いに対向する二つの角度の和が180°とな
るように選ばれる。これは一つのプリズム(140a,
140b)の側面に層(141a,142b;141
b,142a)を設けることで実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、局部発振器と、光信号
ビームを二つの直交偏光された部分ビームに分割する偏
光感応ビームスプリッタ層および信号ビームを局部発振
波と合成するためのビームコンバイナ層を含む光学系
と、合成された放射を以降の処理に適した少くとも一つ
の電気信号に変換する検波系とを有する光信号ビームの
光学的ヘテロダインまたはホモダイン検波装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】光学ヘテロダイン検波装置は光信号伝送
に用いられる。ヘテロダイン装置で、信号ビームと局部
発振器からの光ビームとを混合することは、信号ビーム
を直接検波する場合に比べてS/N比と背景放射の弁別
についてかなり良好な結果が得られる。本発明はまた第
1および第2入射ビームを、夫々四つの出口部分ビーム
に分割するミラー系にも関しており、このミラー系は第
2入射ビームからの夫々の部分ビームが第1入射ビーム
からの部分ビームの内の一つと同一の方向に出るように
なっておりそして四つの角度をはさむ、四つの部分的に
透過性をもつミラー部分を含んでいる。そのような系は
本発明の装置に用いるに適したものである。
【0003】光ビームのヘテロダイン検波の原理は“I
EEEスペクトラム”1968、pp77−85の文献
“Optical Heterodyne Detection”に詳述されている。
この文献に示されるように、信号ビームと局部発振ビー
ムの偏光の状態が可能な限り対応することが重要であ
る。これを達成する一つの方法は、信号ビームを固定し
た、夫々互いに直交する偏光状態を有する二つの部分ビ
ームに分割することである。これら部分ビームは同一の
状態で偏光される局部発振ビームと合成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】原理的にはこれらビー
ムを分割しそして合成するには四つの要素、すなわち信
号ビームと局部発振ビームを夫々分割する2個の偏光感
応ビームスプリッタと、部分ビームを合成するための2
個のビームコンバイナ、が必要である。まず信号ビーム
と局部発振ビームを合成し、その後にそれを偏光感応ビ
ームスプリッタにより二つの直交する偏光部分ビームに
分割することにより、これらコンバイナの内の一方が不
要になる。ビームコンバイナは二つの入力を有するばか
りでなく必然的に2個の出力を有するから、2個の偏光
感応ビームスプリッタはすべての信号放射を受けて検波
しなければならない。この装置はヨーロッパ特許出願公
開第0,345,889号明細書の図3に示されてい
る。この装置においてはビームスプリッタおよびビーム
コンバイナは2層のビームスプリッタを含む一つの光学
要素に集積されている。これらの層の一方が偏光感応ビ
ームスプリッタ層であり他のビームスプリッタ層は入射
光の偏光状態については中性でありコンバイナとして用
いられる。
【0005】これら二つの層は、信号ビームの四つの出
口部分ビームと局部発振ビームの四つの出口部分ビーム
が同一方向に対として出るように互いにそして入口ビー
ムに対し配置されねばならない。これには、ビームスプ
リッタの面が互いになす角度に厳しい条件が生じる。こ
れは、ビームスプリッタ層が互いに交わりそしてビーム
がヨーロッパ特許出願公開第0,345,889号明細
書の図3の実施例におけるようにこれら層の四つの異な
る位置に入射するとき特に云える。本発明は、ミラー系
または要素の製造時に考慮しなければならないトレラン
スをよりゆるやかにする、上記の形式の装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の装置は、ビーム
スプリッタ層とビームコンバイナ層が夫々二つの部分か
らなり、合計四つの部分が上記の四つの角をはさむよう
になっており、それら角の少くとも一つの値が90°で
はなく、対向する角度の和が180°であることを特徴
とする。図2について詳細するがビームスプリッタ層間
の角度についてのこれら要件は二つの対向する角の和に
のみ関係し、個々の角の値には無関係である。本発明の
装置の一例はこれら角の一つとそれに対向配置された角
は夫々90°であることを特徴とする。ビームスプリッ
タ層の四つの部分間の角度は等しいことが望ましいか
ら、少くとも一つの角およびそれに対向する角は90°
であるべきである。しかしながら本発明によれば二つの
中間角を光学要素の製造時に限定する精度はかなりゆる
やかになり、二つの中間角は90°でない値をもつこと
が出来る。
【0007】本発明の装置に用いられる光学要素すなわ
ちミラー系は例えば互いに頂角をつき合せて複数のプリ
ズムを固定することによりつくられる。次にビームスプ
リッタ層をこれらプリズムの側面に与える。前記した原
理は頂角をはさむ二つの側面を有する少くとも1つのプ
リズムを含み、これら二つの側面がビームスプリッタ層
およびビームコンバイナ層の一部を夫々有することを特
徴とする装置により実現される。ビームスプリッタ層の
それら部分は1つのプリズムの側面に例えばスパッタリ
ングまたは蒸着により与えられるから、これら部分によ
りはさまれる角度はプリズムの頂角と同じであり、光学
要素へのプリズムの固定の精度には無関係となる。
【0008】本発明の装置の、所望の安定性と精度が二
つの対向する角について得られるようになった一例は、
光学系が頂角を対向させて互いに対向して配置される2
個のプリズムを有し、それらプリズムの頂角をはさむ側
面に夫々ビームスプリッタ層とビームコンバイナ層が設
けられることを特徴とする。この例は更に、このプリズ
ムの頂角が90°であることを特徴とする。本発明はビ
ームスプリッタ層のこれら部分間の角度を90°とする
ミラー系に限定されるものではないが、この例は装置全
体の構造についての実用上の利点を有する。この構成に
おいて光ガイドはこのミラー系の側面にほぼ直角に接続
することが出来、しかも組立体はほぼ対称形構造とな
る。本発明の一例はビームコンバイナ層が夫々偏光依存
性伝送係数そしてまたは反射係数を有し、そして部分ビ
ームの一方の放射路内に配置されて夫々の部分ビームの
放射を所望の程度に通過させそして反射させるようにな
った二つの部分を含むことを特徴とする。このため、偏
光には本質的に感応しない層がビームコンバイナ層とし
て省略される。
【0009】ヨーロッパ特許出願公開第0,345,8
89号明細書に示される装置では、ビームコンバイナ層
は入射光の偏光状態に対し中性であるビームスプリッタ
層により構成される。しかしながら、真に偏光に感応す
る層は製作が困難であり、従って高価である。従来の装
置では、ビームコンバイナとして機能する真の中性の層
に生じる偏光効果がコヒーレントな検波装置の動作に別
の効果をもつから、そのような真に中性の層が必要であ
る。しかしながら、本発明によれば、ビームコンバイナ
層に入射するビームが任意の偏光を有しておらず固定状
態に偏光されるという事実を利用する。従ってビームコ
ンバイナ層は偏光状態に関し真に中性である必要はな
く、所望の例えばその層に入射する偏光されたビームに
ついて等しい伝送係数および反射係数をもつ層を使用す
ることで充分である。そのような層は真に偏光不感応層
より製造が容易且つ安価である。
【0010】本発明の装置のこの例はビームコンバイナ
層の上記2つの部分の夫々が個々に所望の程度に放射を
通しそして反射するように最適化されそしてその放射が
偏光感応ビームスプリッタ層に関し夫々PおよびS方向
に直線偏光とされることを特徴とする。実際にはコヒー
レントダイバーシティ検波器は構成上の理由で直線偏光
状態を選択する偏光フィルタとビームスプリッタ面に対
し約45°の角度をもって伸びるビームとでしばしば構
成される。ここでP‐偏光とはビームの方向に対する面
に平行な電気ベクトルを有し、偏光感応ビームスプリッ
タの面に垂直の放射であり、S‐偏光は他のそれに直交
する偏光状態である。
【0011】本発明の装置の他の例は光学系が少くとも
一つの反射面を有し、この面が入口または出口ビームの
通路にあってそれを偏向させることを特徴とする。放射
ビームを供給し導出する光ファイバまたは光導波管は装
置の構造を小型にまたは簡単にすることが出来るように
異なった方向および異なった位置に配置しうる。反射は
コヒーレント検波装置の入口面と出口面、特に光導波管
と他の光学要素の面で生じる。例えば、それらの間のく
り返される反射と干渉により、そのような反射が信号の
受信を乱すが、そのような乱れは可能なかぎり回避すべ
きである。反射は例えば無反射コーティングを設けるこ
とで減少しうる。集積型光学要素の面での他の反射の乱
れの影響を更に低下させるために、本発明の装置では光
学要素が放射ビームの光路に対し或る角度をもって伸び
る垂線を有する少くとも1つの入口または出口面を有
し、この角度は約10分の数度乃至数度の値を有する。
入口そしてまたは出口面はそれらを通るビームに対し1
°程度の僅かな傾斜を有するから、その面で反射される
ビームは光導波管に入らない。この信号の受信はこのよ
うにして乱されない。反射による放射損失を避けるため
に、無反射コーティングを設けるとよい。このコーティ
ングは比較的低い品質および約0.5%の残留反射を有
する。このため、光導波管の入口または出口面も第14
回ECOCコンファレンス(1988年9月、ブライト
ン)の議事録p215−218の文献“Generalpurpose
single-mode laser package provided with a paralle
l beam outputhaving -60 dB interface feedback”に
示されるように導波管において斜めに配置しうる。
【0012】本発明はまたヘテロダインまたはホモダイ
ン検波装置に用いるに適したミラー系に関する。そのよ
うなミラー系は例えば、角度の内の一つが90°ではな
く、対向する二つの角の和が180°であることを特徴
とする。そのようなミラーの他の実施例は請求項11と
12に示してある。ミラー部分の角度が正確に制御しう
るようになったミラー系の一例は一つの頂角をはさむ二
つの側面を有する少くとも1個のプリズムを含むことお
よびそれら二つの側面が部分透過反射層を有することを
特徴とする。本発明のミラー系は一つの光学要素に組立
てられる。
【0013】
【実施例】図1はヨーロッパ特許出願公開第03458
89号明細書の図3に示す光学的ヘテロダインまたはホ
モダイン検波装置の概略図である。光伝送ファイバ11
0からの信号ビームはレンズ121により平行ビームに
されそして光学系すなわち光学要素140の第1入力に
入る。要素140の第2入力へレンズ112、ファイバ
113およびレンズ131を介して入るビームは局部発
振器111内で発生される。系140は一つの要素とし
てつくられそして互いに直角の方向に伸びる2つの面1
41と142を有する。偏光感応ビームスプリッタ層が
面141に設けられる。面142は面141の両側に2
つの部分142aと142bを含む。ビームスプリッタ
層が各部分に設けられる。信号ビームと局部発振ビーム
は面141のビームスプリッタ層で夫々互いに直交する
偏光方向を有する二つの部分ビームに分けられる。図1
ではこれはPとSで示されており、ビームの偏光方向が
平行方向(P)であり、面141で反射したそれらビー
ムの偏光方向を直交方向(S)である。平行偏光方向P
の2つの部分ビームは夫々層142a上の同一位置で等
しい強度の二つの部分ビームに分割され、信号ビームが
局部発振ビームの反射部分と合成される。このようにビ
ームスプリッタ層142aはビームコンバイナ要素とし
て作用する。得られる2つの合成された部分ビームはレ
ンズ122と123およびファイバ161と162を通
して光‐電気変換器171と172に通される。同様
に、局部発振ビームと信号ビームのS偏光部分ビームは
層142bで合成されてレンズ132,133およびフ
ァイバ163,164を通じて光‐電気変換器173,
174に入る。
【0014】2つの部分ビームのこれら2つの出力信号
は同相であるから、2つの光‐電気変換器の出力信号は
それらを一つの差動増幅器に加えることで合成される。
変換器171と172の信号は差動増幅器181で、変
換器173と174のそれは差動増幅器182で夫々合
成される。これは信号ビームのエネルギーをすべて使用
するばかりでなく局部発振ビームのノイズを差動増幅器
内で減少させる効果をも有する。差動増幅器181と1
82の出力信号は回路190で合成される。この回路の
出力は伝送ファイバ110を介して装置に加えられた光
信号と同じ情報で変調された電気信号である。
【0015】この実施例において、ビームスプリッタ層
の部分141a,141b,142a,142b間の角
度は、局部発振ビームの出口部分ビームの方向が信号ビ
ームの出口部分ビームのそれと等しくあるべきであるか
ら直角である。しかしながら部分141a,141b,
142a,142bは互いに直角である必要はない。図
2において、ビームスプリッタ層の4つの部分141
a,141b,142a,142bが示されており、こ
れらは共通点0において互いに角度α,γ,β,δをな
している。第1ビームS、例えば信号ビームは面141
aに角度iで入る。この面において、ビームSは2つの
部分ビームS1 とS2 に分けられ、同じ角度iでその面
を出る。部分ビームS1 とS2 は角度lとkをもって夫
々面142a,142bに入射する。面142aにおい
て、部分ビームS1 は再び2つの部分ビームS11とS12
に分けられ、そして同じく角度lでその面を出る。これ
は面142bについても同様であり、部分ビームS2
21とS22に分けられてその面を入射角と同じ角度kで
出る。
【0016】面141bに角度jで入る第2入口ビーム
Lは部分ビームL1 とL2 に分けられ、夫々が更に面1
42aと142bで部分ビームL11,L12,L21,L22
に分けられる。部分ビームL11,L12,L21,L22が部
分ビームS12,S11,S22,S21と夫々同じ方向であれ
ば、部分ビームL1 は角度lで面142aに入り、部分
ビームL2 と面142bのなす角度はkとなる。
【0017】図2における角度関係は次の通りである。
三角OACについてα+i+k=180°;三角OCB
についてγ+k+j=180°;三角OBDについてβ
+j+l=180°;三角ODAについてδ+l+i=
180°;四角ABCDについて2(i+j+k+l)
=360°。これらから、α+β=γ+δ=180°と
なる。2つの対向する角度αとβまたはγとδの和は、
信号ビームと局部発振ビームが同一方向に出るように1
80°でなくてはならない。面141a,141b,1
42a,142bが共通点0をもたないようにするそれ
ら面の互いに対するシフトは出口ビームの方向には影響
しないがビームの主軸間の相互距離に影響する。実際に
はそのような距離はビームの直径をコリメータレンズに
より大きくしてビームが互いに僅かにずれても検波器上
で充分な重なりが得られるようにすることにより解決し
うる。
【0018】図3は上記原理を用いる光学要素140の
一実施例を示す。この要素は4個の部分プリズム140
a,140b,140c,140dを含み、これらプリ
ズムの側面は光学的接着剤150で互いにシールされて
おり、この接着剤の枯らし後の屈折率はプリズム材料と
同じである。プリズム140aと140bの頂角αとβ
はその和が180°になるように選ばれる。ビームスプ
リッタ層141aと142bはプリズム140dと14
0cに夫々面するプリズム140aの2つの側面に設け
られる。層142aと141bはプリズム140dと1
40cに面するプリズム140bの側面に設けられる。
このようにビームスプリッタ層を設けることにより、ビ
ームスプリッタの面間の角度が、シール後の4個のプリ
ズム間の整合が最適でなくとも保証される。角度αとβ
は夫々90°であるとよいが、上記のように異なる選択
も可能である。プリズム140a,140b,140
c,140dを一つの要素に組立てると、互いに対する
これらプリズムの正確な整合を行う必要はない。これら
要素の品質は2つのプリズム140aと140bにより
決定されるから、他のプリズム(140cと140d)
の精度は低くてもよく従って安価である。プリズム14
0cと140dは接着剤をそこに充填することで省略し
てもよい。面141と142の位置における屈折率の変
化を可能にするような構成をとれば、プリズム140c
と140d用のスペースを全く空のままとしてもよい。
【0019】図1について述べたように、異なるが固定
した偏光状態を有するビームは部分142aと142b
に入射する。これは、部分142aのビームスプリッタ
層が、部分142bの層と同一の組成を有する必要がな
いことを意味する。この装置の正しい動作には平行偏光
されたビームの入射する部分142aが所望の程度にそ
のビームを通しそして反射する層を有し他の部分142
bが直角に偏光したビームに対しその特性を有するだけ
で充分である。
【0020】図4(a)、4(b)は入口および出口ビ
ームを偏向させるための反射面を有する集積形要素の実
施例を示す。これまでと同様に、光学要素140は偏光
感応ビームスプリッタ層141aと141b、ビームス
プリッタ層142aと142bを有する。要素140の
側部は45°で面とりされ、その四つの側部の夫々が反
射面143,145,147または148となるように
されている。これら反射面は、入口および出口ビームが
ビームスプリッタ層141,142a,142bにより
分割されそして合成される前後でこれら面で反射されう
るようにするものである。図4(a)の平面図では入口
および出口ビームの位置は破線で示すレンズ121,1
31,122,123,132,133で示されてい
る。
【0021】図4(b)は図4(a)の光学要素の線B
−Bにおける側面図である。信号ビームはコリメータレ
ンズ121を介してファイバ110から要素140に当
る。この要素内でこのビームは面143で反射し、偏光
感応ビームスプリッタ141aで直交する偏光成分に分
割され、そしてこれら成分の一方がビームスプリッタ層
142aを横切り、そこで局部発振ビームの一部と合成
される。この合成されたビームは次に反射面148、レ
ンズ123および導波部162を介して検波器に通され
る。反射面は、入口ビームが上記要素の一方の側に入
り、出口ビームが他方の側から出るように与えられる。
【0022】光学要素の空気‐ガラス界面での放射損を
減少しそして特にこれら面での反射に乱れが生じないよ
うにするために、光学要素の入口および出口面は無反射
コーティングを有する。無反射コーティングだけでは反
射光のすべての乱れの影響を防止するに必ずしも充分で
ない。本発明によれば、光学要素の入口および出口面
は、それらの面の垂線がそこを通るビームの方向に対し
ほぼ1°の角度で伸びるように斜めに配置される。これ
を図5に示す。図5は光学要素と光導波管の端部を除き
図1とほぼ同じである。後述する要素の説明のために図
1を参照する。光学要素540は入口および出口面を有
し、これらの垂線はそこを通るビームの方向に約1°の
角度をもって伸びる。偏光感応ビームスプリッタ層54
1a,541bとビームコンバイナ層542a,542
bは図1の対応する面141a,141b,142a,
142bと同一のビームに対する位置を有する。これら
入口および出口面は斜めとなっているから、そこで反射
するビームは導波管に入らず、従って検波系に影響しな
い。このように反射の悪影響がないから無反射コーティ
ングだけが放射損失を低下するように作用する。それ
故、要素540の面に非常に高級な無反射コーティング
を適用する必要はなく、約0.5%の残留反射率を有す
る無反射コーティングを用いれば充分である。光学要素
540の側面の最適傾斜角はコリメータレンズ121−
133に対する距離およびその直径によりきまり、10
分の数度から数度の範囲である。また、導波管110,
113,161,162,165,164の端面はビー
ムに対し斜めに配置しうる。その詳細については前記の
ECOC 88の文献を参照され度い。この斜めの入口
および出口面は図4(a)と4(b)の反射面について
も使用しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ヘテロダインまたはホモダイン検波器を示す
図。
【図2】ビームスプリッタ層の部分間の角度が満たすべ
き条件を示す図。
【図3】本発明の光学系の一実施例を示す図。
【図4】本発明の光学系の他の実施例を示す図。
【図5】反射の乱れをなくすために要素の入口および出
口面を傾斜させた、本発明の装置の一実施例を示す図。
【符号の説明】
140 光学要素 140a,140b,140c,140d プリズム

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】局部発振器(111)と、光信号ビームを
    2つの直交偏光された部分ビーム(SとP)に分割する
    偏光感応ビームスプリッタ層(141)および信号ビー
    ム放射を局部発振器(111)からの放射と合成するた
    めのビームコンバイナ層(142)を有する光学系(1
    40)と、合成された放射を以降の処理に適した少くと
    も1つの電気信号に変換するための検波系(171,1
    72,173,174)と、を備えている光信号ビーム
    の光学ヘテロダインまたはホモダイン検波装置におい
    て、前記ビームスプリッタ層(141)とビームコンバ
    イナ層(142)は、夫々が偏光依存性の伝送そして、
    または反射係数を有し、そして前記部分ビームの一方の
    放射路内に配置されて夫々の部分ビームの放射を所望の
    程度に通過させ、そして反射させるようになった2つの
    部分(141aと141b、142aと142b)を有
    し、これら4つの部分は4つの角度(α,β,γ,δ)
    を有し、その内の少くとも一つが90°ではなくそして
    互いに向き合う二つの角度の和が180°であることを
    特徴とする光信号ビーム検波装置。
  2. 【請求項2】前記角度の一つおよびそれに対向する角度
    は夫々90°である請求項1記載の検波装置。
  3. 【請求項3】局部発振器(111)と、光信号ビームを
    2個の直交偏光された部分ビーム(P,S)に分割する
    偏光感応ビームスプリッタ層(141)および信号ビー
    ム放射を局部発振器(111)からの放射と合成するた
    めのビームコンバイナ層(142)を有する光学系(1
    40)と、合成された放射を以降の処理に適した少くと
    も1つの電気信号に変換するための検波系(171,1
    72,173,174)とを備え光信号ビームの光学ヘ
    テロダインまたはホモダイン検波装置において、前記光
    学系は頂角をはさむ2つの側面を有する少くとも1つの
    プリズム(140aまたは140b)を有し、そしてこ
    のプリズムのこれら二つの側面は前記ビームスプリッタ
    層(141aまたは141b)およびビームコンバイナ
    層(142bまたは142a)の一部を夫々有すること
    を特徴とする光信号ビーム検波装置。
  4. 【請求項4】前記光学系は頂角を互いに対向させて配置
    した互いに対向する2個のプリズム(140a,140
    b)を有し、これら頂角をはさむ2個のプリズムの側面
    が夫々ビームスプリッタ層(141a,141b)とビ
    ームコンバイナ層(142a,142b)の部分を有す
    ることを特徴とする請求項3記載の検波装置。
  5. 【請求項5】前記プリズムの夫々の頂角(α,β)は9
    0°であることを特徴とする請求項3または4記載の検
    波装置。
  6. 【請求項6】前記ビームコンバイナ層の夫々の部分(1
    42a,142b)は偏光依存の伝送そしてまたは反射
    係数を有し、前記各部分は夫々の部分ビーム(P,S)
    の放射を所望の程度に通しそして反射するため、それら
    部分ビーム(P,S)の一方の光路内に配置されること
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の検波装
    置。
  7. 【請求項7】放射は前記ビームコンバイナ層の前記部分
    に約45°の角度で入射しそして前記部分ビームは直線
    偏光されており、そして更に、前記ビームコンバイナ層
    の二つの部分の夫々は所望の程度に放射を通しそして反
    射するように個々に最適化されるようになっており、そ
    してこの放射は前記偏光依存のビームスプリッタ層(1
    4)に対し夫々PおよびS方向に直線偏光されることを
    特徴とする請求項6記載の検波装置。
  8. 【請求項8】前記光学系(140)は入口または出口ビ
    ームの光路内に配置されてそのビームを偏向する少くと
    も1つの反射面(143,145,147,148)を
    有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記
    載の検波装置。
  9. 【請求項9】前記光学系は一つの光学要素に集積されて
    おり、そして更に、この光学要素は少くとも1個の入口
    または出口面を有し、この面の垂線がその面を通るビー
    ムの通路に対し約10分の数度と数度の間の角度を有す
    ることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の
    検波装置。
  10. 【請求項10】第1(S)および第2(L)入射ビーム
    を四つの部分ビーム(S11,S12,S21,S22;L11
    12,L21,L22)に分割するミラー系であって、前記
    第2入射ビームからの各部分ビームは第1入射ビームか
    らの部分ビームの一つと同一の方向に出るようになって
    おり、四つの角度(α,β,γ,δ)をはさむ部分透過
    性ミラー部分(141a,141b,142a,142
    b)を有するミラー系において、前記角度の内の少くと
    も1つが90°ではなく、互いに対向する二つの角度の
    和が180°であることを特徴とするミラー系。
  11. 【請求項11】前記はさまれる角度の内の少くとも1つ
    が90°であることを特徴とする請求項10記載のミラ
    ー系。
  12. 【請求項12】前記ミラー部分(141a,141b)
    の少くとも一方が偏光感応ミラーであることを特徴とす
    る請求項10または11記載のミラー系。
  13. 【請求項13】第1(S)および第2(L)入射ビーム
    を四つの部分ビーム(S11,S12,S21,S22;L11
    12,L21,L22)に分割するミラー系であって、前記
    第2入射ビームからの各部分ビームは第1入射ビームか
    らの部分ビームの一つの同一の方向に出るようになった
    ミラー系において、一つの頂角をはさむ2つの側面を有
    する少くとも1個のプリズム(140a,140b)を
    有すること、およびこのプリズムのこれら側面が部分透
    過性反射層を有することを特徴とするミラー系。
  14. 【請求項14】前記ミラー部分は構成的に集積されて一
    つの光学要素を形成することを特徴とする請求項10乃
    至13のいずれかに記載のミラー系。
JP3165048A 1990-06-13 1991-06-10 光信号ビーム検波装置 Pending JPH0611751A (ja)

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NL9001332 1990-06-13
NL9001332A NL9001332A (nl) 1990-06-13 1990-06-13 Inrichting voor optische heterodyne detektie en spiegelstelsel geschikt voor toepassing in een dergelijke inrichting.

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JPH0611751A true JPH0611751A (ja) 1994-01-21

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ID=19857232

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JP3165048A Pending JPH0611751A (ja) 1990-06-13 1991-06-10 光信号ビーム検波装置

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EP (1) EP0461711A3 (ja)
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GB768727A (en) * 1953-09-19 1957-02-20 Zeiss Stiftung Optical arrangement for splitting a light beam and for reuniting the (split) light beams
CA1290019C (en) * 1986-06-20 1991-10-01 Hideo Kuwahara Dual balanced optical signal receiver
NL8801490A (nl) * 1988-06-10 1990-01-02 Philips Nv Inrichting voor optische heterodyne detektie en geintegreerde optische komponent geschikt voor toepassing in een dergelijke inrichting.

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EP0461711A2 (en) 1991-12-18
EP0461711A3 (en) 1992-03-18
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