JPH06117566A - 比例電磁弁 - Google Patents
比例電磁弁Info
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- JPH06117566A JPH06117566A JP28525292A JP28525292A JPH06117566A JP H06117566 A JPH06117566 A JP H06117566A JP 28525292 A JP28525292 A JP 28525292A JP 28525292 A JP28525292 A JP 28525292A JP H06117566 A JPH06117566 A JP H06117566A
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 3
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 claims description 3
- 230000005281 excited state Effects 0.000 description 9
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000003292 diminished effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Magnetically Actuated Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 制御流量の大きな比例電磁弁におけるソレノ
イドの小型化と省電力化を図る。 【構成】 弁室10にスプリング29とソレノイド3の
電磁力により摺動するプランジャ27を収容し、固定ガ
イド16を設ける。固定ガイド16の円柱部19に、弁
体20を油密を保って摺動自在に嵌合し固定ガイド16
のシート8側に圧力室25を形成する。弁体20に孔2
4を設け、入力ポート15に連通する調圧室9と圧力室
25とを連通する。調圧室9の油圧による弁体20に対
する開弁方向への力が、圧力室25の油圧による閉弁方
向への力によって減殺される。これにより、弁体20を
シート8に押圧するのに必要なスプリング29のバネ荷
重を小さくできる。
イドの小型化と省電力化を図る。 【構成】 弁室10にスプリング29とソレノイド3の
電磁力により摺動するプランジャ27を収容し、固定ガ
イド16を設ける。固定ガイド16の円柱部19に、弁
体20を油密を保って摺動自在に嵌合し固定ガイド16
のシート8側に圧力室25を形成する。弁体20に孔2
4を設け、入力ポート15に連通する調圧室9と圧力室
25とを連通する。調圧室9の油圧による弁体20に対
する開弁方向への力が、圧力室25の油圧による閉弁方
向への力によって減殺される。これにより、弁体20を
シート8に押圧するのに必要なスプリング29のバネ荷
重を小さくできる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の自動変速機の
油圧回路等に用いられる比例電磁弁に関する。
油圧回路等に用いられる比例電磁弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の比例電磁弁61は、図6に示すよ
うに、弁本体62に、入力ポート63及び出力ポート6
4を連通する調圧室65と、この調圧室65とドレンポ
ート66とを連通する弁室67が形成されており、ドレ
ンポート66が図外のドレンタンクに連通されるように
なっている。また、弁室67には弁体であるプランジャ
68が収容されており、このプランジャ68は、スプリ
ング69の反撥力で一方向へ付勢され弁室67と調圧室
65との間に形成されたシート70に押圧され、調圧室
65と弁室67を連通する連通孔71を閉鎖している。
そして、かかる比例電磁弁61では、前記プランジャ6
8をソレノイド72の電磁力によって他方向へ移動制御
することにより、出力ポート64における油の流量を制
御している。
うに、弁本体62に、入力ポート63及び出力ポート6
4を連通する調圧室65と、この調圧室65とドレンポ
ート66とを連通する弁室67が形成されており、ドレ
ンポート66が図外のドレンタンクに連通されるように
なっている。また、弁室67には弁体であるプランジャ
68が収容されており、このプランジャ68は、スプリ
ング69の反撥力で一方向へ付勢され弁室67と調圧室
65との間に形成されたシート70に押圧され、調圧室
65と弁室67を連通する連通孔71を閉鎖している。
そして、かかる比例電磁弁61では、前記プランジャ6
8をソレノイド72の電磁力によって他方向へ移動制御
することにより、出力ポート64における油の流量を制
御している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の比例電磁弁61では、油圧回路中における制
御流量が大きな場合には、その制御流量に応じて連通孔
71を大きくする必要があり、このため、ソレノイド7
2が励磁されていないとき連通孔71を閉鎖するプラン
ジャ68も大きくなる。すると、これに伴いプランジャ
68の受圧面積(有効断面積)Aが大きくなるため、プ
ランジャ68を開弁方向に付勢する油圧力が大きくな
り、その結果、プランジャ68を閉弁方向に付勢するス
プリング69のばね荷重が大きくなり、プランジャ68
を移動制御するソレノイド72が大型化し、又はソレノ
イド72の消費電力が増加するものであった。
うな従来の比例電磁弁61では、油圧回路中における制
御流量が大きな場合には、その制御流量に応じて連通孔
71を大きくする必要があり、このため、ソレノイド7
2が励磁されていないとき連通孔71を閉鎖するプラン
ジャ68も大きくなる。すると、これに伴いプランジャ
68の受圧面積(有効断面積)Aが大きくなるため、プ
ランジャ68を開弁方向に付勢する油圧力が大きくな
り、その結果、プランジャ68を閉弁方向に付勢するス
プリング69のばね荷重が大きくなり、プランジャ68
を移動制御するソレノイド72が大型化し、又はソレノ
イド72の消費電力が増加するものであった。
【0004】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、制御流量の大小に関係なくソレノ
イドの小型化及び省電力化が可能な比例電磁弁の提供を
目的とする。
なされたものであり、制御流量の大小に関係なくソレノ
イドの小型化及び省電力化が可能な比例電磁弁の提供を
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
第1の発明にあっては、弁本体に入力ポートと連通され
た調圧室を設け該調圧室に出力ポートを連通し、前記弁
本体に前記調圧室とドレンポートとを連通する弁室を形
成し、該弁室に固定ガイドを設け、該固定ガイドに、前
記調圧室と前記弁室との間に形成された弁座に当接また
は離間するとともに、固定ガイドの弁座側に常時前記調
圧室と連通される圧力室を形成する弁体を摺動自在に密
接して外嵌する一方、前記弁本体に、スプリングにより
付勢され前記弁体を前記弁座に押圧し、かつソレノイド
の電磁力により前記付勢に抗して移動されるプランジャ
を摺動自在に収容した。
第1の発明にあっては、弁本体に入力ポートと連通され
た調圧室を設け該調圧室に出力ポートを連通し、前記弁
本体に前記調圧室とドレンポートとを連通する弁室を形
成し、該弁室に固定ガイドを設け、該固定ガイドに、前
記調圧室と前記弁室との間に形成された弁座に当接また
は離間するとともに、固定ガイドの弁座側に常時前記調
圧室と連通される圧力室を形成する弁体を摺動自在に密
接して外嵌する一方、前記弁本体に、スプリングにより
付勢され前記弁体を前記弁座に押圧し、かつソレノイド
の電磁力により前記付勢に抗して移動されるプランジャ
を摺動自在に収容した。
【0006】また、第2の発明にあっては、弁本体に入
力ポートと連通された調圧室を設け該調圧室に出力ポー
トを連通し、前記弁本体に前記調圧室とドレンポートと
を連通する弁室を形成するとともに、該弁室に前記調圧
室から前記ドレンポートへ流体を通流させるためのドレ
ン流路を形成するスリーブを設け、該スリーブに前記弁
室と前記調圧室との間に形成された弁座に向かって開口
する大径部及びこれと段差をなして連設された大径部よ
り小径の小径部からなるスプール穴を貫通し、該スプー
ル穴に、前記大径部に内嵌する大径側ランド部と前記小
径部に内嵌する小径側ランド部と大径側ランド部及び小
径側ランド部より小径でかつこれらを連結するスプール
ロッド部とを有するスプールを摺動自在に内嵌し、前記
ロッド部の外周に常時前記調圧室に連通するフィードバ
ック室を形成する一方、前記弁本体に、スプリングによ
り付勢され前記スプールを前記弁座に押圧し、かつソレ
ノイドの電磁力により前記付勢に抗して移動されるプラ
ンジャを摺動自在に収容した。
力ポートと連通された調圧室を設け該調圧室に出力ポー
トを連通し、前記弁本体に前記調圧室とドレンポートと
を連通する弁室を形成するとともに、該弁室に前記調圧
室から前記ドレンポートへ流体を通流させるためのドレ
ン流路を形成するスリーブを設け、該スリーブに前記弁
室と前記調圧室との間に形成された弁座に向かって開口
する大径部及びこれと段差をなして連設された大径部よ
り小径の小径部からなるスプール穴を貫通し、該スプー
ル穴に、前記大径部に内嵌する大径側ランド部と前記小
径部に内嵌する小径側ランド部と大径側ランド部及び小
径側ランド部より小径でかつこれらを連結するスプール
ロッド部とを有するスプールを摺動自在に内嵌し、前記
ロッド部の外周に常時前記調圧室に連通するフィードバ
ック室を形成する一方、前記弁本体に、スプリングによ
り付勢され前記スプールを前記弁座に押圧し、かつソレ
ノイドの電磁力により前記付勢に抗して移動されるプラ
ンジャを摺動自在に収容した。
【0007】
【作用】前記構成からなる第1の発明において、ソレノ
イドが非励磁状態にあるとき、スプリングに付勢された
プランジャによって弁体は弁座に押圧される。一方、弁
体が弁座に押圧されると調圧室からドレンポートへの流
体の流れが阻止され、このとき、弁体には調圧室の圧力
によって開弁方向の力が作用する。ここで、固定ガイド
の弁座側には、弁体によって圧力室が形成されており、
またこの圧力室が常時調圧室と連通されているため、弁
体には圧力室の圧力によって閉弁方向の力が作用する。
したがって、この閉方向の力によって開弁方向の力が減
殺され、スプリングの付勢に抗して弁体がプランジャを
付勢する力が低減する。
イドが非励磁状態にあるとき、スプリングに付勢された
プランジャによって弁体は弁座に押圧される。一方、弁
体が弁座に押圧されると調圧室からドレンポートへの流
体の流れが阻止され、このとき、弁体には調圧室の圧力
によって開弁方向の力が作用する。ここで、固定ガイド
の弁座側には、弁体によって圧力室が形成されており、
またこの圧力室が常時調圧室と連通されているため、弁
体には圧力室の圧力によって閉弁方向の力が作用する。
したがって、この閉方向の力によって開弁方向の力が減
殺され、スプリングの付勢に抗して弁体がプランジャを
付勢する力が低減する。
【0008】しかも、調圧室と圧力室とにおける圧力は
同一であることから、弁体に作用する開弁方向の力と閉
弁方向の力との差は、弁体の前記調圧室と接する部分に
おける受圧面積と固定ガイドの前記圧力室に接する部分
における受圧面積の差とによって決まる。したがって、
弁座部分における調圧室の開口面積と関係なく、ソレノ
イドが非励磁状態にあるとき弁体を弁座に押圧するため
に必要なスプリングのバネ荷重を小さくできる。
同一であることから、弁体に作用する開弁方向の力と閉
弁方向の力との差は、弁体の前記調圧室と接する部分に
おける受圧面積と固定ガイドの前記圧力室に接する部分
における受圧面積の差とによって決まる。したがって、
弁座部分における調圧室の開口面積と関係なく、ソレノ
イドが非励磁状態にあるとき弁体を弁座に押圧するため
に必要なスプリングのバネ荷重を小さくできる。
【0009】また、第2の発明において、ソレノイドが
非励磁状態にあるとき、スプールはスプリングに付勢さ
れたプランジャよって弁座に押圧される。一方、スプー
ルが弁座に押圧されると調圧室と弁室との連通が阻止さ
れてドレン流路が遮断され、このとき、スプールには調
圧室の圧力によって開弁方向の力が作用する。ここで、
スプールが内嵌されたスリーブのスプール穴は、弁座に
向かって開口する大径部及びこれと段差をなして連設さ
れた大径部より小径の小径部からなり、このスプール穴
にスプールが摺動自在に内嵌し、またそのロッド部の外
周に常時調圧室に連通するフィードバック室が形成され
ている。このため、スプールには、フィードバック室に
導入された圧力によって、その大径部と小径部との軸方
向に直行する断面積の差の分だけ閉弁方向の力が作用す
る。
非励磁状態にあるとき、スプールはスプリングに付勢さ
れたプランジャよって弁座に押圧される。一方、スプー
ルが弁座に押圧されると調圧室と弁室との連通が阻止さ
れてドレン流路が遮断され、このとき、スプールには調
圧室の圧力によって開弁方向の力が作用する。ここで、
スプールが内嵌されたスリーブのスプール穴は、弁座に
向かって開口する大径部及びこれと段差をなして連設さ
れた大径部より小径の小径部からなり、このスプール穴
にスプールが摺動自在に内嵌し、またそのロッド部の外
周に常時調圧室に連通するフィードバック室が形成され
ている。このため、スプールには、フィードバック室に
導入された圧力によって、その大径部と小径部との軸方
向に直行する断面積の差の分だけ閉弁方向の力が作用す
る。
【0010】したがって、スプリングの付勢に抗してス
プールがプランジャを付勢する力が弁座部分における調
圧室の開口面積と関係なく低減され、ソレノイドが非励
磁状態にあるときスプールを弁座に押圧するために必要
なスプリングのバネ荷重を小さくできる。
プールがプランジャを付勢する力が弁座部分における調
圧室の開口面積と関係なく低減され、ソレノイドが非励
磁状態にあるときスプールを弁座に押圧するために必要
なスプリングのバネ荷重を小さくできる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図にしたがって
説明する。すなわち、図1は本発明の一実施例である比
例電磁弁1の断面図であって、比例電磁弁1は、弁本体
2とその一端側に固定されたソレノイド3を有してい
る。ソレノイド3は、コア4と、該コア4の他端側に外
嵌するコイル5、該コイル5の他端側にその円筒部6a
が内嵌されたヨーク6、これらを包囲するカバー7から
構成されている。弁本体2は、前記ソレノイド3によっ
て閉鎖されるとともに、弁座であるシート8によって調
圧室9と隔成された弁室10を有しており、弁室10の
周壁にはドレンポート11が設けられている。また前記
調圧室9には、出力ポート12が連通されるとともに固
定オリフィス13を介して入力ポート15が連通されて
いる。
説明する。すなわち、図1は本発明の一実施例である比
例電磁弁1の断面図であって、比例電磁弁1は、弁本体
2とその一端側に固定されたソレノイド3を有してい
る。ソレノイド3は、コア4と、該コア4の他端側に外
嵌するコイル5、該コイル5の他端側にその円筒部6a
が内嵌されたヨーク6、これらを包囲するカバー7から
構成されている。弁本体2は、前記ソレノイド3によっ
て閉鎖されるとともに、弁座であるシート8によって調
圧室9と隔成された弁室10を有しており、弁室10の
周壁にはドレンポート11が設けられている。また前記
調圧室9には、出力ポート12が連通されるとともに固
定オリフィス13を介して入力ポート15が連通されて
いる。
【0012】一方、弁室10には固定ガイド16が収容
されている。該固定ガイド16は、図2に示すように、
弁室10に延出したヨーク6の他端部に内嵌固定された
基部17を有している。該基部17は、円板の外周部に
略半円形の切欠18・・が4つ等間隔に設けられたもの
であって、その中心部に、弁室10内において前記シー
ト8側に延出する円柱部19が突設されており、該円柱
部19には弁体20が油密を保って摺動自在に外嵌され
ている。弁体20は、前記シート8に当接するテーパー
面を形成する頭部21と、該頭部21に連続形成される
とともに前記円柱部19に外嵌する円筒状の胴部22
と、該胴部22に連続形成され前記切欠18・・にそれ
ぞれ嵌合する4本の脚23・・とを有しており、前記頭
部21には前記胴部22の中空内部22aに貫通する孔
24が設けられている。そして、円柱部19のシート8
側には弁体20によって圧力室25が形成されており、
該圧力室25と前記調圧室9とが孔24を介して連通さ
れている。
されている。該固定ガイド16は、図2に示すように、
弁室10に延出したヨーク6の他端部に内嵌固定された
基部17を有している。該基部17は、円板の外周部に
略半円形の切欠18・・が4つ等間隔に設けられたもの
であって、その中心部に、弁室10内において前記シー
ト8側に延出する円柱部19が突設されており、該円柱
部19には弁体20が油密を保って摺動自在に外嵌され
ている。弁体20は、前記シート8に当接するテーパー
面を形成する頭部21と、該頭部21に連続形成される
とともに前記円柱部19に外嵌する円筒状の胴部22
と、該胴部22に連続形成され前記切欠18・・にそれ
ぞれ嵌合する4本の脚23・・とを有しており、前記頭
部21には前記胴部22の中空内部22aに貫通する孔
24が設けられている。そして、円柱部19のシート8
側には弁体20によって圧力室25が形成されており、
該圧力室25と前記調圧室9とが孔24を介して連通さ
れている。
【0013】他方、前述したヨーク6の円柱部6aには
ドライベアリング26を介してプランジャ27が摺動自
在に内嵌されている。該プランジャ27は、コア4に螺
嵌する調整ネジ28との間に縮設されたスプリング29
によって付勢され前記弁体20の脚23・・と当接して
弁体20をシート8に押圧している。そして弁体20に
よって調圧室9と弁室10を連通する連通孔30が閉鎖
されている。
ドライベアリング26を介してプランジャ27が摺動自
在に内嵌されている。該プランジャ27は、コア4に螺
嵌する調整ネジ28との間に縮設されたスプリング29
によって付勢され前記弁体20の脚23・・と当接して
弁体20をシート8に押圧している。そして弁体20に
よって調圧室9と弁室10を連通する連通孔30が閉鎖
されている。
【0014】かかる構成からなる第1実施例において、
ソレノイド3に電流が入力されていないとき、つまり図
1及び図3の仮想中心線Lの上部に示した非励磁状態に
あるとき、弁体20はプランジャ27を介してスプリン
グ29に付勢されてシート8に押圧される。このとき、
弁体20には調圧室9の油圧力によって開弁方向の力F
1が作用する。一方、円柱部19のシート8側には弁体
20の孔24を介して調圧室25に連通された圧力室2
5が存在するため、弁体20には圧力室25の圧力によ
って閉弁方向の力F2が作用する。したがって、この閉
方向の力F2によって弁体20に作用する開弁方向の力
F2が減殺され、スプリング29の付勢に抗してプラン
ジャ27を付勢する力Fが低減する。
ソレノイド3に電流が入力されていないとき、つまり図
1及び図3の仮想中心線Lの上部に示した非励磁状態に
あるとき、弁体20はプランジャ27を介してスプリン
グ29に付勢されてシート8に押圧される。このとき、
弁体20には調圧室9の油圧力によって開弁方向の力F
1が作用する。一方、円柱部19のシート8側には弁体
20の孔24を介して調圧室25に連通された圧力室2
5が存在するため、弁体20には圧力室25の圧力によ
って閉弁方向の力F2が作用する。したがって、この閉
方向の力F2によって弁体20に作用する開弁方向の力
F2が減殺され、スプリング29の付勢に抗してプラン
ジャ27を付勢する力Fが低減する。
【0015】しかも、調圧室9及び圧力室25の圧力は
同一であることから、弁体20に作用する開弁方向の力
F1と閉弁方向の力F2との差は、それぞれ図3に斜線で
示した、弁体20が調圧室9と接する部分における受圧
面積(有効断面積)A1 、と固定ガイド16の円柱部1
9が圧力室25に接する部分における受圧面積(有効断
面積)A2 との差によって決まる。したがって、シート
8に開口する連通孔30の開口面積と関係なく、弁体2
0をシート8に押圧するために必要なスプリング29の
バネ荷重を小さくできる。その結果、大きな制御流量を
必要とする比例電磁弁におけるソレノイドの小型化及び
省電力化を図ることが可能となる。
同一であることから、弁体20に作用する開弁方向の力
F1と閉弁方向の力F2との差は、それぞれ図3に斜線で
示した、弁体20が調圧室9と接する部分における受圧
面積(有効断面積)A1 、と固定ガイド16の円柱部1
9が圧力室25に接する部分における受圧面積(有効断
面積)A2 との差によって決まる。したがって、シート
8に開口する連通孔30の開口面積と関係なく、弁体2
0をシート8に押圧するために必要なスプリング29の
バネ荷重を小さくできる。その結果、大きな制御流量を
必要とする比例電磁弁におけるソレノイドの小型化及び
省電力化を図ることが可能となる。
【0016】なお、ソレノイド3に電流が入力される
と、プランジャ29がコア4側へ吸引されて移動すると
ともに、弁室10に流入する圧力油によって開弁方向へ
付勢される弁体20がプランジャ29に追随して移動す
る。つまり図3の仮想中心線Lの下部に示した励磁状態
になり、圧力油は入力ポート15、固定オリフィス13
を通過して調圧室9に流入し、さらに調圧室9から弁室
10、ドレンポート11を介して外部に流出する。した
がって、ソレノイド3に入力する電流を変化させプラン
ジャ27の移動量を制御すれば出力ポート12に流れる
油の量を制御できる。
と、プランジャ29がコア4側へ吸引されて移動すると
ともに、弁室10に流入する圧力油によって開弁方向へ
付勢される弁体20がプランジャ29に追随して移動す
る。つまり図3の仮想中心線Lの下部に示した励磁状態
になり、圧力油は入力ポート15、固定オリフィス13
を通過して調圧室9に流入し、さらに調圧室9から弁室
10、ドレンポート11を介して外部に流出する。した
がって、ソレノイド3に入力する電流を変化させプラン
ジャ27の移動量を制御すれば出力ポート12に流れる
油の量を制御できる。
【0017】また、図4は本発明の第2実施例を示す比
例電磁弁41の断面図であって、この比例電磁弁41
は、弁本体2とその一端側に固定されたソレノイド3を
有している。ソレノイド3は、コア4と、該コア4の他
端側に外嵌するコイル5、該コイル5の他端側にその円
筒部6aが内嵌されたヨーク6、これらを包囲するカバ
ー7から構成されている。弁本体2は、前記ソレノイド
3によって閉鎖されるとともに、弁座であるシート8に
よって調圧室9と隔成された弁室10を有している。弁
室10にはスリーブ42が内嵌されており、スリーブ4
2によって弁室10にドレン流路43が形成され、そし
て、このドレン流路43に弁本体2に設けられたドレン
ポート11,11が開口されている。なお、弁本体2の
他の部分については、図1に示したものと同様であるた
め同一の符号を付し説明を省略する。
例電磁弁41の断面図であって、この比例電磁弁41
は、弁本体2とその一端側に固定されたソレノイド3を
有している。ソレノイド3は、コア4と、該コア4の他
端側に外嵌するコイル5、該コイル5の他端側にその円
筒部6aが内嵌されたヨーク6、これらを包囲するカバ
ー7から構成されている。弁本体2は、前記ソレノイド
3によって閉鎖されるとともに、弁座であるシート8に
よって調圧室9と隔成された弁室10を有している。弁
室10にはスリーブ42が内嵌されており、スリーブ4
2によって弁室10にドレン流路43が形成され、そし
て、このドレン流路43に弁本体2に設けられたドレン
ポート11,11が開口されている。なお、弁本体2の
他の部分については、図1に示したものと同様であるた
め同一の符号を付し説明を省略する。
【0018】前記スリーブ42には、図5に示すよう
に、シート8に向かって開口する大径部44とこれより
小径で大径部44と段差をなして連設された小径部46
からなるスプール穴47が貫通している。該スプール穴
47にはスプール51が油密を保って摺動自在に内嵌さ
れている。該スプール51は、前記大径部44に内嵌す
る大径側ランド部52と、前記小径部46に内嵌する小
径側ランド部53と、双方のランド52,53を連結す
るスプールロッド部54とを有しており、該スプールロ
ッド部54の外周面にはフィードバック室55が形成さ
れている。また、スプール51には、シート8に対向す
る大径側ランド53の端面よりスプールロッド54の外
周面に貫通されて、調圧室9と前記フィードバック室5
5とを常時連通する孔56が設けられている。
に、シート8に向かって開口する大径部44とこれより
小径で大径部44と段差をなして連設された小径部46
からなるスプール穴47が貫通している。該スプール穴
47にはスプール51が油密を保って摺動自在に内嵌さ
れている。該スプール51は、前記大径部44に内嵌す
る大径側ランド部52と、前記小径部46に内嵌する小
径側ランド部53と、双方のランド52,53を連結す
るスプールロッド部54とを有しており、該スプールロ
ッド部54の外周面にはフィードバック室55が形成さ
れている。また、スプール51には、シート8に対向す
る大径側ランド53の端面よりスプールロッド54の外
周面に貫通されて、調圧室9と前記フィードバック室5
5とを常時連通する孔56が設けられている。
【0019】一方、前記ヨーク6の円柱部6aにはドラ
イベアリング26を介してプランジャ27が摺動自在に
内嵌されており、該プランジャ27は、コア4に螺嵌す
る調整ネジ28との間に縮設されたスプリング29によ
って付勢され前記スプール51の小径側ランド部52と
当接してスプール51をシート8に押圧している。そし
てスプール51によって調圧室9とドレン流路43を連
通する連通孔30が閉鎖されている。
イベアリング26を介してプランジャ27が摺動自在に
内嵌されており、該プランジャ27は、コア4に螺嵌す
る調整ネジ28との間に縮設されたスプリング29によ
って付勢され前記スプール51の小径側ランド部52と
当接してスプール51をシート8に押圧している。そし
てスプール51によって調圧室9とドレン流路43を連
通する連通孔30が閉鎖されている。
【0020】かかる構成からなる第2実施例において
は、ソレノイド3に電流が入力されていないとき、つま
り図4,5に示した非励磁状態にあるとき、スプール5
1はプランジャ27を介してスプリング29に付勢され
てシート8に押圧される。このとき、スプール51には
調圧室9の油圧力によって開弁方向の力F1が作用す
る。一方、フィードバック室55には孔56を介して調
圧室25の油圧が導入されており、また、スプール51
にあってはシート8側に大径ランド部52が位置してい
る。このため、フィードバック室55の油圧によってス
プール51には、その大径側ランド部52と小径ランド
部53との軸方向に直行する断面積の差の分だけ閉弁方
向の力F2が作用する。
は、ソレノイド3に電流が入力されていないとき、つま
り図4,5に示した非励磁状態にあるとき、スプール5
1はプランジャ27を介してスプリング29に付勢され
てシート8に押圧される。このとき、スプール51には
調圧室9の油圧力によって開弁方向の力F1が作用す
る。一方、フィードバック室55には孔56を介して調
圧室25の油圧が導入されており、また、スプール51
にあってはシート8側に大径ランド部52が位置してい
る。このため、フィードバック室55の油圧によってス
プール51には、その大径側ランド部52と小径ランド
部53との軸方向に直行する断面積の差の分だけ閉弁方
向の力F2が作用する。
【0021】したがって、スプール51に作用する開弁
方向の力F1が減殺され、スプリング29の付勢に抗し
てプランジャ27を付勢する力Fが低減する。しかも、
かかる作用は第1実施例で既説したものと同様に、シー
ト8に開口する連通孔30の開口面積と関係なく発生す
る。よって、スプール51をシート8に押圧するために
必要なスプリング29のバネ荷重を小さくできる。その
結果、大きな制御流量を必要とする比例電磁弁における
ソレノイドの小型化及び省電力化を図ることが可能とな
る。
方向の力F1が減殺され、スプリング29の付勢に抗し
てプランジャ27を付勢する力Fが低減する。しかも、
かかる作用は第1実施例で既説したものと同様に、シー
ト8に開口する連通孔30の開口面積と関係なく発生す
る。よって、スプール51をシート8に押圧するために
必要なスプリング29のバネ荷重を小さくできる。その
結果、大きな制御流量を必要とする比例電磁弁における
ソレノイドの小型化及び省電力化を図ることが可能とな
る。
【0022】なお、ソレノイド3に電流が入力される
と、プランジャ29がコア4側へ吸引されて移動すると
ともに、スプール51がドレン流路43に流入する圧力
油によって開弁方向へ付勢されプランジャ29に追随し
て移動する(図示せず)。これにより圧力油は入力ポー
ト15、固定オリフィス13を通過して調圧室9に流入
し、さらに調圧室9からドレン流路43、ドレンポート
11を介して外部に流出する。したがって、ソレノイド
3に入力する電流を変化させプランジャ27の移動量を
制御すれば出力ポート12に流れる油の量を制御でき
る。
と、プランジャ29がコア4側へ吸引されて移動すると
ともに、スプール51がドレン流路43に流入する圧力
油によって開弁方向へ付勢されプランジャ29に追随し
て移動する(図示せず)。これにより圧力油は入力ポー
ト15、固定オリフィス13を通過して調圧室9に流入
し、さらに調圧室9からドレン流路43、ドレンポート
11を介して外部に流出する。したがって、ソレノイド
3に入力する電流を変化させプランジャ27の移動量を
制御すれば出力ポート12に流れる油の量を制御でき
る。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、第1の本発明にあ
っては、ソレノイドが非励磁状態にあり、弁体がプラン
ジャを介してスプリングに付勢され弁座に押圧されると
き、調圧室の圧力によって弁体に作用する開弁方向の力
が、圧力室の圧力によって弁体に作用する閉弁方向の力
によって減殺されるようにしたことから、スプリングの
付勢に抗してプランジャを付勢する力が低減する。しか
も、これは弁座部分における調圧室の開口面積によって
左右されることもない。よって、ソレノイドが励磁され
ていないとき弁体を弁座に押圧するために必要なスプリ
ングのバネ荷重を小さくでき、その結果、大きな制御流
量を必要とする電磁弁におけるソレノイドの小型化及び
省電力化を図ることが可能となる。
っては、ソレノイドが非励磁状態にあり、弁体がプラン
ジャを介してスプリングに付勢され弁座に押圧されると
き、調圧室の圧力によって弁体に作用する開弁方向の力
が、圧力室の圧力によって弁体に作用する閉弁方向の力
によって減殺されるようにしたことから、スプリングの
付勢に抗してプランジャを付勢する力が低減する。しか
も、これは弁座部分における調圧室の開口面積によって
左右されることもない。よって、ソレノイドが励磁され
ていないとき弁体を弁座に押圧するために必要なスプリ
ングのバネ荷重を小さくでき、その結果、大きな制御流
量を必要とする電磁弁におけるソレノイドの小型化及び
省電力化を図ることが可能となる。
【0024】また、第2の発明にあっては、ソレノイド
が非励磁状態にあり、スプールがプランジャを介してス
プリングに付勢されて弁座に押圧されているとき、調圧
室の圧力によってスプールに作用する開弁方向の力が、
フィードバック室に導入された圧力による大径ランド部
と小径ランド部との軸方向に直行する断面積の差の分に
応じて生ずる閉弁方向の力によって減殺されるようにし
たことから、スプリングの付勢に抗してプランジャを付
勢する力が低減される。よって、第1の発明と同様の効
果を得ることが出来る。
が非励磁状態にあり、スプールがプランジャを介してス
プリングに付勢されて弁座に押圧されているとき、調圧
室の圧力によってスプールに作用する開弁方向の力が、
フィードバック室に導入された圧力による大径ランド部
と小径ランド部との軸方向に直行する断面積の差の分に
応じて生ずる閉弁方向の力によって減殺されるようにし
たことから、スプリングの付勢に抗してプランジャを付
勢する力が低減される。よって、第1の発明と同様の効
果を得ることが出来る。
【図1】本発明の第1実施例を示す断面図である。
【図2】同実施例の固定ガイド及び弁体を示す分解斜視
図である。
図である。
【図3】同実施例の作動状態を示す説明図である。
【図4】本発明の第2実施例を示す断面図である。
【図5】同実施例の要部拡大図である。
【図6】実施例を示す断面図である。
1,41 比例電磁弁 2 弁本体 3 ソレノイド 8 シート(弁座) 9 調圧室 10 弁室 11 ドレンポート 12 出力ポート 13 固定オリフィス 15 入力ポート 16 固定ガイド 20 弁体 25 圧力室 27 プランジャ 29 スプリング 42 スリーブ 43 ドレン流路 44 大径部 46 小径部 47 スプール穴 51 スプール 52 大径側ランド部 53 小径側ランド部 54 スプールロッド部 55 フィードバック室
Claims (2)
- 【請求項1】 弁本体に入力ポートと連通された調圧室
を設け該調圧室に出力ポートを連通し、前記弁本体に前
記調圧室とドレンポートとを連通する弁室を形成し、該
弁室に固定ガイドを設け、該固定ガイドに、前記調圧室
と前記弁室との間に形成された弁座に当接または離間す
るとともに、固定ガイドの弁座側に常時前記調圧室と連
通される圧力室を形成する弁体を摺動自在に密接して外
嵌する一方、前記弁本体に、スプリングにより付勢され
前記弁体を前記弁座に押圧し、かつソレノイドの電磁力
により前記付勢に抗して移動されるプランジャを摺動自
在に収容したことを特徴とする比例電磁弁。 - 【請求項2】 弁本体に入力ポートと連通された調圧室
を設け該調圧室に出力ポートを連通し、前記弁本体に前
記調圧室とドレンポートとを連通する弁室を形成すると
ともに、該弁室に前記調圧室から前記ドレンポートへ流
体を通流させるためのドレン流路を形成するスリーブを
設け、該スリーブに前記弁室と前記調圧室との間に形成
された弁座に向かって開口する大径部及びこれと段差を
なして連設された大径部より小径の小径部からなるスプ
ール穴を貫通し、該スプール穴に、前記大径部に内嵌す
る大径側ランド部と前記小径部に内嵌する小径側ランド
部と大径側ランド部及び小径側ランド部より小径でかつ
これらを連結するスプールロッド部とを有するスプール
を摺動自在に内嵌し、前記ロッド部の外周に常時前記調
圧室に連通するフィードバック室を形成する一方、前記
弁本体に、スプリングにより付勢され前記スプールを前
記弁座に押圧し、かつソレノイドの電磁力により前記付
勢に抗して移動されるプランジャを摺動自在に収容した
ことを特徴とする比例電磁弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28525292A JPH06117566A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 比例電磁弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28525292A JPH06117566A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 比例電磁弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06117566A true JPH06117566A (ja) | 1994-04-26 |
Family
ID=17689095
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28525292A Pending JPH06117566A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 比例電磁弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06117566A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012017668A1 (ja) * | 2010-08-06 | 2012-02-09 | 川崎重工業株式会社 | ガス用調圧弁 |
| WO2012017666A1 (ja) * | 2010-08-06 | 2012-02-09 | 川崎重工業株式会社 | ガス用調圧弁 |
| CN111561573A (zh) * | 2019-02-13 | 2020-08-21 | 纳博特斯克有限公司 | 流量控制阀 |
-
1992
- 1992-09-30 JP JP28525292A patent/JPH06117566A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012017668A1 (ja) * | 2010-08-06 | 2012-02-09 | 川崎重工業株式会社 | ガス用調圧弁 |
| WO2012017666A1 (ja) * | 2010-08-06 | 2012-02-09 | 川崎重工業株式会社 | ガス用調圧弁 |
| CN103003606A (zh) * | 2010-08-06 | 2013-03-27 | 川崎重工业株式会社 | 气体用调压阀 |
| JP5406993B2 (ja) * | 2010-08-06 | 2014-02-05 | 川崎重工業株式会社 | ガス用調圧弁 |
| JP5406992B2 (ja) * | 2010-08-06 | 2014-02-05 | 川崎重工業株式会社 | ガス用調圧弁 |
| CN111561573A (zh) * | 2019-02-13 | 2020-08-21 | 纳博特斯克有限公司 | 流量控制阀 |
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