JPH06117576A - 配管類の支持装置 - Google Patents

配管類の支持装置

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JPH06117576A
JPH06117576A JP4292140A JP29214092A JPH06117576A JP H06117576 A JPH06117576 A JP H06117576A JP 4292140 A JP4292140 A JP 4292140A JP 29214092 A JP29214092 A JP 29214092A JP H06117576 A JPH06117576 A JP H06117576A
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vibration
rubber
brace
frame
piece
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JP4292140A
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Takayuki Abe
隆之 阿部
Yukio Takahashi
幸男 高橋
Minoru Maekawa
実 前川
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Takenaka Komuten Co Ltd
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Takenaka Komuten Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】防振性能を損なうことなく地震時の配管類の揺
れを防止できる配管類の支持装置を提供すること。 【構成】建物の部分1に取付片2を設け、この取付片2
に防振ゴム4のゴム層を介して支持杆5の一方の端5a
を取り付け、支持杆5の他方の端5bを適宜の手段で配
管6類又はその支持部材に連結し、ブレース13の一方
の端部分13bを適宜の手段で配管7類又はその支持部
材に取り付け、ブレース13の他方の端部分に連結した
部材12を防振ゴム11のゴム層を介して建物の部分1
に取り付けた取付片14に取り付けたものである。 【効果】通常状態においては、配管類から発生する振動
を防振ゴム4、11のゴム層で吸収して支持杆及びブレ
ースを通して建物に伝達することがなく、地震時におい
ては、ブレースの存在により、配管類等の揺れを防止で
き、ブレースを設けても、防振性能を損なうことがな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は防振手段を備えた配管
類の支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の配管類等の支持装置01には、た
とえば、(イ)図11及び図13に示すように、天井、
梁等の部材1に下向きにスタッド2を植え込み、スタッ
ド2の下部2aを防振枠3の上部の貫通孔に通し、スタ
ッド2の下部2aのねじ部にナットnをねじ込み、スタ
ッド2の下部2aに防振枠3の上部を取り付け、防振枠
3内に貫通孔4aのある短円柱状の防振ゴム4を配し、
吊り杆5の上部を防振枠3の下部の貫通孔及び防振ゴム
4の貫通孔4aに通し、吊り杆6の上部5aにワッシャ
ーwを嵌め、そのねじ部にナットnをねじ込み、吊り杆
5の下端5bを適宜の固定手段で配管6に固定し、配管
6を防振ゴム4を介して、天井、梁等の部材1で吊持す
るもの、また、(ロ)図12及び図13に示すように、
天井、梁等の部材1に一対のスタット2を下向きに植え
込み、各スタッド2の下部2aに防振枠3の上部の貫通
孔を嵌め、各スタッド2の下部2aのねじ部にナットn
をねじ込み、各スタッド2の下部2aに防振枠3の上部
を取り付け、防振枠3内に貫通孔4aのある短円柱状の
防振ゴム4を配し、吊り杆5の上部を防振枠3の下部の
貫通孔及び防振ゴム4の貫通孔4aに通し、吊り杆5の
上部5aにワッシャーwを嵌め、そのねじ部にナットn
をねじ込み、一対の吊り杆5の下端5bに適宜の固定手
段で支持部材7を固定し、支持部材7上に配管6を配
し、必要に応じて、配管6を適宜の固定手段で支持部材
7に固定し、配管6を防振ゴム4を介して、天井、梁等
の部材1で吊持するもの、等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】機器類、配管類等から
発生する振動を建物に伝えたくない場合は、一般的に、
振動発生源に防振対策を施し、振動を低減させている。
この場合、防振対策を施した機器類、配管類等は、振動
しやすくなるため、機器類では地震時の転倒等を防止す
るため、耐震ストッパーが設置されている。しかしなが
ら、微震動を極端に嫌うクリーンルームでは、天井、梁
等に吊られたダクト、配管等の配管類が大型化している
にもかかわらず、耐震対策を施すことによる防振性能の
低下が懸念されるため、耐震対策を実施しないのが実情
であり、天井、梁等の部材で吊持する機器類、配管類等
の支持装置における有効な耐震対策は未だ開発されてい
ない。前述の(イ)及び(ロ)の配管類の支持装置01
は、防振手段として有効なものであるが、地震時には反
って振動(揺動)しやすくなってしまう。そのため、ゴ
ム系の柔らかい弾性体を壁等に貼り付け、地震時に揺れ
動く配管類を前記弾性体に衝突させ、揺れを止めるよう
にしているが、耐震対策として有効なものとは決してい
えない。この発明の解決しようとする課題は、従来の配
管類の支持装置が具有していた欠点をもたない配管類の
支持装置を提供すること、換言すると、防振性能を損な
うことなく地震時の配管類の揺れを防止できる配管類の
支持装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記課題を
解決するための手段として、次の構成を採用する。この
発明の構成は、建物の部分に取付片が設けられ、この取
付片に防振ゴムのゴム層を介して支持杆の一方の端が取
り付けられ、支持杆の他方の端が適宜の手段で配管類又
はその支持部材に連結されている配管類の支持装置にお
いて、ブレースの一方の端部が適宜の手段で配管類又は
その支持部材に取り付けられ、ブレースの他方の端部に
取り付けた部材が建物の部分に取り付けた取付片に防振
ゴムのゴム層を介して取り付けられていることを特徴と
する配管類の支持装置にある。 なお、配管類の吊持す
る場合は、吊り杆が支持杆になる。この発明の好適な実
施形態においては、次の(1)又は(2)のようにす
る。 (1)防振ゴムを一対の短柱状のゴム体で構成し、一方
のゴム体と他方のゴム体との対向する面の少なくとも一
方の略中央に凸部を形成し、各ゴム体にそれぞれ貫通孔
を形成し、その貫通孔を前記凸部の略中央を通るように
し、支持杆を取り付ける取付片の位置から離れた建物の
部分に取付杆を設け、一対のゴム体の間に連結片の開口
のある部分が挾まれ、連結片の開口がゴム体の凸部に嵌
められた状態になるように、取付杆に各ゴム体の貫通孔
及び連結片の開口を嵌め、取付杆の端に適宜の抜け止め
片を設け、連結片の連結部にブレースの一方の端を連結
し、ブレースの他方の端を適宜の手段で配管類又はその
支持部材に取り付ける。 (2)防振枠を二つの枠体を軸にて回動自在に連結して
構成し、防振ゴムを短柱状のゴム体で構成し、防振ゴム
の略中央に貫通孔を形成し、支持杆を取り付ける取付片
の位置から離れた建物の部分に他の取付片を設け、この
他の取付片に防振枠の一方の枠体を取り付け、防振枠の
他方の枠体の孔にブレースの一方の端部分を通し、一方
の端部分に防振ゴムの貫通孔を嵌め、このブレースの端
部分の端に適宜の抜け止め片を設け、ブレースの他方の
端を適宜の手段で配管類又はその支持部材に取り付け
る。
【0005】上記(1)においては、例えば、連結片の
開口のある部分の端縁に受け部を形成し、この受け部の
内側面を防振ゴムの一対のゴム体の少なくとも一方の外
周面に接触させ得るようにして、防振ゴムの破損を防止
し、また、連結片を開口のある部分と連結部のある部分
とに分け、開口のある部分と連結部のある部分とを蝶番
状に連結して、ブレースの設置角度の変化に対応できる
ようにする。上記(2)においては、例えば、防振枠の
一つの枠体のブレースの端部分を通す部分にブレースの
径よりも大きい径の開口を形成し、防振ゴムの前記部分
に対向する部分に前記開口の径と略一致する径の凸部を
形成し、防振ゴムに前記凸部の略中央を通る貫通孔を形
成し、防振枠の前記枠体の開口に防振ゴムの凸部を嵌
め、防振ゴムの貫通孔にブレースの一方の端部分を通
し、このブレースの端部分の端に適宜の抜け止め片を設
け、ブレースの上部が防振枠の枠体の開口の口縁に直接
接触する恐れがないようにするとよい。抜け止め片とし
ては、例えば、ワッシャーとナットを使うが、他のもの
を使うこともできる。ブレースは、一般に左右対称に配
置するが、一方にのみに配置することもでる。配管類に
は、例えば、配管、ダクト、配線等が含まれる。なお、
二つの枠体を軸にて回動自在に連結して防振枠を構成
し、防振ゴムを短柱状のゴム体で構成し、防振ゴムの略
中央に貫通孔を形成し、防振枠の一方の枠体に取付部を
形成し、防振枠の他方の枠体の孔に支持杆、吊り杆、ブ
レース等の棒状部材の端部分を通し、その端部分に防振
ゴムの貫通孔を嵌め、前記端部分の端に適宜の抜け止め
片を設けた防振装置は、装置類、配管類等から発生する
振動を建物等に伝えないようにするための防振手段とし
ても使用することができる。
【0006】
【実施例】実施例1の配管類の支持装置10を図1ない
し図6を使って説明する。図1に示すように、配管6が
敷設される方向に沿って間隔をおいた天井、梁等の部材
1の多数の位置に下向きにスタッド2を植え込み、各ス
タッド2の下部2aを防振枠3の上部の貫通孔に通し、
スタッド2の下部2aのねじ部にナットnをねじ込み、
部材1に防振枠3を固定する。防振枠3内に貫通孔のあ
る短円柱状の防振ゴム4を配し、吊り杆5の上部を防振
枠3の下部の貫通孔及び防振ゴム4の貫通孔に通し、吊
り杆5の上部5aにワッシャーを嵌め、そのねじ部にナ
ットnをねじ込んで、吊り杆5を係止する。吊り杆5の
下方に配した配管6に環状の固定バンド7を嵌め、固定
バンド7の端部7a間に接合片8を挾み、接合片8を固
定バンド7にボルト・ナットで固定する。吊り杆5の下
部5bを接合片8にボルト・ナットで固定し、配管6を
防振ゴム4を介して部材1に吊持する。ブレース13の
振動を防ぐ防振ゴム11は、図2に示すように、短円柱
状のゴム体11Aと短円柱状のゴム体11Bとで構成
し、ゴム体11Aのゴム体11Bに対向する面の中央に
短円柱状の凸部11A1を形成し、ゴム体11A、11
Bの略中心軸線上に貫通孔11aを形成する。連結片1
2は、図2に示すように、金属板をく字形状に曲げ、こ
のく字形状の一方の辺の部分12aにゴム体11Aの凸
部11A1と等しい径の開口12a1をあけ、く字形状
の他方の辺の部分12bの端部を直角に曲げて連結部1
2cを形成し、この連結部12cに貫通孔をあけて形成
する。ブレース13は、図1及び図2に示すように、金
属棒で構成し、その上部13aに雄ねじ部を形成し、そ
の下部13bにボルト孔が穿ってある。天井、梁等の部
材1の各スタッド2の両側のスタッド2から略同じ距離
はなした位置に、それぞれスタッド14、14を植え込
む。
【0007】図1及び図2に示すように、ゴム体11A
の貫通孔11aを各スタッド14の下部14aに嵌め、
ゴム体11Aの凸部11A1に連結片12の開口12a
1を嵌め、ゴム体11Bの貫通孔11aを各スタッド1
4の下部14aに嵌め、その下部14aにワッシャーw
を嵌め、そのねじ部にナットnをねじ込んで、防振ゴム
11を天井、梁等の部材1に取り付ける。ブレース13
の上部13aを連結片12の連結部12cの貫通孔に通
し、連結部12cをブレース13の雄ねじ部にねじ込ん
だ一対のナットnで挾持して、ブレース13の上部13
aを連結片12に固着する。配管6に嵌めた固定バンド
の端部間で接合片15を挾み、接合片15を固定バンド
にボルト・ナットで固定し、ブレース13の下部13b
を接合片15にボルト・ナットで固定する。実施例1の
支持装置10においては、配管6を防振枠3、防振ゴム
4及び吊り杆5を介して建物の部材1に支持させ、且つ
配管6を防振ゴム11、連結片12、ブレース13等を
介して建物の部材1に連結してあるから、配管6から発
生する振動が建物に伝達することがない。地震時におい
ては、配管6をブレース13、連結片12、防振ゴム1
1等を介して建物の部材1に連結してあることにより、
配管6の揺れを防止することができる。地震時以外の状
態においては、ブレース13が防振ゴム11を介して建
物の部材1に連結されているから、防振ゴム4による防
振性能を損なうことがない。
【0008】連結片12を、図3及び図4に示すよう
に、く字形状の一方の辺の部分12aの端部を曲げて受
け部12dを形成し、この受け部12dの内側面12d
1を短円柱状のゴム体11Aの外周面に沿った形状にす
ると、地震時等に、ブレース13及び連結片12をとお
して、防振ゴム11に大きな力が作用しても、連結片1
2の開口12aの内周面とゴム体11Aの凸部11A1
との接触及び連結片12の上下面とゴム体11A、11
Bとの接触だけでなく、連結片12の受け部12dの内
側面12d1とゴム体11Bの外周面との接触により、
上記の力を防振ゴム11に伝達するから、防振ゴム11
の破損を防止することができる。連結片12を、図5及
び図6に示すように、く字形状の一方の辺の部分12a
とく字形状の他方の辺の部分12bとを別個の部材で造
り、それらの部分12a、12bをピン12eで蝶番状
に連結すると、ブレース13の配置角度等が変化して
も、防振ゴム11に無理な力が作用することがない。換
言すると、連結片12を取替えなくても、ブレース13
の配置角度の変化に対応できる。
【0009】実施例2の配管類の支持装置10を図7な
いし図10を使って説明する。図7に示すように、配管
6が敷設される方向に沿って間隔をおいた天井、梁等の
部材1の多数の位置に、それぞれ左右に間隔をおいて一
対のスタッド2を下向きに植え込み、且つスタッド2、
2から略同じ距離はなれた位置にそれぞれスタッド1
4、14を植え込む。一対のスタッド2の下部2aを防
振枠3の上部の貫通孔に通し、スタッド2の下部2aの
ねじ部にナットnをねじ込み、部材1に防振枠3を固定
する。各防振枠3内に貫通孔のある短円柱状の防振ゴム
4を配し、吊り杆5の上部を防振枠4の下部の貫通孔及
び防振ゴム4の貫通孔に通し、吊り杆5の上部5aにワ
ッシャーwを嵌め、吊り杆5のねじ部にナットnをねじ
込んで、吊り杆5を係止する。一対の吊り杆5、5の下
部5bを金属製の支持部材9の貫通孔に通し、吊り杆5
の下部5bの雄ねじ部にねじ込んだ一対のナットnで支
持部材9を挾持して、吊り杆5の下部5bに支持部材9
を固着する。支持部材9上に複数本の配管6を配置し、
各配管6を支持部材9に適宜の固定手段で固定し、複数
の配管6を防振ゴム4を介して天井、梁等の部材1で吊
持する。
【0010】防振枠15は、図8及び図9に示すよう
に、上枠15Aと下枠15Bとを軸15Cにて回動自在
に連結して構成する。上枠15Aは、金属板をコ字形状
に曲げ、その中央の板状部15A1に貫通孔15A1a
を穿ち、平行な二つの辺の部分15A2にそれぞれ軸孔
15A2aを穿って形成し、下枠15Bは、金属板をコ
字形状に曲げ、中央の板状部15B1に貫通孔15B1
aを穿ち、平行な二つの辺の部分15B2にそれぞれ軸
孔15B2aを穿って形成し、上枠15Aの二つの平行
部分15A2間に、下枠15Bの二つの平行部分15B
2を嵌め、二対の平行部分15A2、15B2の軸孔1
5A2a、15B2aに軸15Cをとおし、軸15Cの
両端を適宜の手段で止めて、防振枠15を形成する。防
振ゴム16は、図8及び図9に示すように、短円柱状の
ゴム体で構成し、その略中心軸線上に貫通孔16aをあ
けて形成する。ブレース17は、図7ないし図9に示す
ように、金属製の棒の上部17aに雄ねじ部を形成し、
その下部17bにボルト孔を穿って形成する。図7ない
し図9に示すように、二つの防振枠15の上枠15Aの
板状部15A1の貫通孔15A1aをそれぞれスタッド
14、14の下部14aに嵌め、その下部14aのねじ
部にナットnをねじ込んで、防振枠15の上枠15Aを
部材1に固定する。防振枠15の下枠15Bの貫通孔1
5B1aに、ブレース17の上部17aを嵌めてから、
その上部17aに防振ゴム16の貫通孔16aを嵌め、
且つワッシャーwを嵌めて、その上部17aの雄ねじ部
にナットnをねじ込んで係止する。ブレース17の下部
17bの貫通孔及び支持部材9の突起9aの貫通孔にボ
ルトbをとおし、そのねじ部にナットをねじ込んで、ブ
レース17の下部17bを支持部材9に固着する。
【0011】実施例2の支持装置10においては、配管
6を支持部材9で支持し、支持部材9を吊り杆5、防振
ゴム4、防振枠3等を介して建物の部材1で吊持し、且
つ支持部材9をブレース17、防振ゴム16、回動自在
の防振枠15等を介して建物の部材1に連結してあるか
ら、配管6から発生する振動が建物に伝達することがな
い。地震時においては、配管6を支持する支持部材9を
ブレース17、防振ゴム16、回動自在の防振枠15等
を介して建物の部材1に連結してあることにより、配管
6等の揺れを防止することができる。地震時以外の場合
においては、ブレース17が防振ゴム16を介して建物
の部材1に連結されているから、防振ゴム4による防振
性能を損なうことがない。また、防振枠15が上枠15
Aと下枠15Bとを軸15Cにて回動自在に連結して構
成してあるから、ブレース13の配置角度の変化に容易
に対応できる。図10に示すように、防振枠15の下枠
15Bの板状部15B1の中央にブレース17の上部の
直径よりもかなり大きい直径の開口15B1aをあけ、
防振ゴム16を、その下枠15Bの板状部15B1に面
する部分の中央に下枠15Bの開口15B1aと略同径
の短円柱状の凸部16bを形成し、その略中心軸線上に
貫通孔16aを穿って形成し、防振枠15の下枠15B
の開口15B1aに防振ゴム16の凸部16bを嵌め、
防振ゴム16の貫通孔16aにブレース17の上部17
aを嵌め、その上部17aにワッシャーwを嵌め、その
上部17aの雄ねじ部にナットをねじ込んで係止するよ
うにすると、ブレース17の水平面に対する傾斜角度が
小さい場合でも、ブレース17の上部17aが防振枠1
5の下枠15Bの開口15B1aの口縁に直接当たるこ
とがないから、ブレース17と防振枠15の下枠15B
との直接接触をとおして、配管6から発生する振動を建
物に伝達することがない。なお、実施例2の回動自在の
防振枠15、防振ゴム16、ブレース(吊り杆)17か
らなる防振手段は、それらを鉛直方向に配置することに
より、実施例2の支持部材9の吊持、実施例1の配管6
の吊持等にも使用することができる。
【0012】
【発明の作用効果】この発明は、特許請求の範囲の欄に
記載した構成を備えることにより、次の(イ)ないし
(ト)の作用効果を奏する。 (イ)請求項1記載のものは、建物の部分に取り付けた
取付片に防振ゴムのゴム層を介して支持杆の一端を連結
し、この支持杆の他端を適宜の手段で配管類又はその支
持部材に連結し、ブレースの一方の端部を適宜の手段で
配管類又はその支持部材に取り付け、ブレースの他方の
端部に取り付けた部材を建物の部分に取り付けた取付片
に防振ゴムのゴム層を介して取り付けてあるから、通常
状態においては、配管類等から発生する振動を防振ゴム
のゴム層で吸収して支持杆及びブレースを通して建物に
伝達することがなく、地震時においては、ブレースの存
在により、配管類等の揺れを防止することができる。ブ
レースが防振ゴムのゴム層を介して建物の部分に連結さ
れているため、ブレースが設けても、防振性能を損なう
ことがない。 (ロ)請求項2記載のようにすると、簡単な構成によ
り、防振性能を損なうことなく、ブレースを設けること
ができ、地震時における配管類等の揺れを防止すること
ができる。 (ハ)請求項3記載のようにすると、地震時等に、ブレ
ース及び連結片をとおして、防振ゴムに大きな力が作用
しても、連結片の開口の内周面と凸部との接触及び連結
片の上下面とゴム体との接触だけでなく、連結片の受け
部の内側面とゴム体の外周面との接触により、上記力を
防振ゴムに伝達できるから、防振ゴムの破損を防止する
ことがない。 (ニ)請求項4記載のようにすると、ブレースの配置角
度等が変化しても、防振ゴムに無理な力が作用すること
がない。換言すると、連結片を取替えなくても、ブレー
スの配置角度の変化に対応できる。 (ホ)請求項5記載のようにすると、簡単な構成によ
り、防振性能を損なうことなく、ブレースを設けること
ができ、地震時の配管類等の揺れを防止することができ
る。そのうえ、二つの枠体を軸にて回動自在に連結して
防振枠を構成し、防振枠の一方の枠体を取付片に取り付
け、防振枠の他方の枠体の孔にブレースの一方の端部分
を通し、この端部分に防振ゴムの貫通孔を嵌め、このブ
レースの端部分の端に適宜の抜け止め片を設けことによ
り、ブレースの配置角度の変化に容易に対応できる。 (ヘ)請求項6記載のようにすると、ブレースの水平面
に対する傾斜角度が小さい場合等でも、ブレースの上部
が防振枠の一方の枠体の開口の口縁に直接当たることが
ないから、ブレースと防振枠との直接接触をとおして、
配管類等から発生する振動を建物に伝達することがな
い。 (ト)請求項7記載のものは、装置類、配管類等から発
生する振動を建物等に伝えないようにするための防振手
段として使用することができ、支持杆、吊り杆、ブレー
ス等の棒状部材の設置角度の変化に容易に対応できる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の支持装置の正面図
【図2】実施例1の支持装置のブレースの上端の天井等
への取付部を縦断した正面図
【図3】実施例1の支持装置の他の形態のブレースの上
端の天井等への取付部を縦断した正面図
【図4】図3に示す連結片の要部の平面図
【図5】実施例1の支持装置のその他の形態のブレース
の上端の天井等への取付部を縦断した正面図
【図6】図5に示す連結片の要部の平面図
【図7】実施例2の支持装置の正面図
【図8】実施例2の支持装置の取付片、防振枠、防振ゴ
ム、ブレース等の要部の側面図
【図9】実施例2の支持装置のブレースの上端の天井等
への取付部の正面図
【図10】実施例2の他の形態の支持装置の防振枠、防
振ゴム、ブレース等の要部を縦断した側面図
【図11】従来の配管類の支持装置の正面図
【図12】従来の他の形態の配管類の支持装置の正面図
【図13】従来の配管類の支持装置の防振枠、防振ゴ
ム、吊り杆等の要部の正面図
【符号の説明】
1 天井、梁等の部材 2 スタッド 3 防振枠 4 防振ゴム 5 吊り杆 6 配管 7 固定バンド 8 接合片 9 支持部材 10 配管類の支持装置 11 防振ゴム 11A ゴム体 11B ゴム体 11A1 凸部 12 連結片 12a1 開口 12c 連結部 12d 受け部 12e ピン 13 ブレース 14 スタッド 15 防振枠 15A 上枠 15B 下枠 15B1a 開口 15C 軸 16 防振ゴム 16b 凸部 17 ブレース b ボルト n ナット w ワッシャー

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の部分に取付片が設けられ、この取付
    片に防振ゴムのゴム層を介して支持杆の一方の端が取り
    付けられ、支持杆の他方の端が適宜の手段で配管類又は
    その支持部材に連結されている配管類の支持装置におい
    て、ブレースの一方の端部が適宜の手段で配管類又はそ
    の支持部材に取り付けられ、ブレースの他方の端部に取
    り付けた部材が建物の部分に取り付けた取付片に防振ゴ
    ムのゴム層を介して取り付けられていることを特徴とす
    る配管類の支持装置。
  2. 【請求項2】建物の部分に取付片が設けられ、この取付
    片に防振ゴムのゴム層を介して支持杆の一方の端が取り
    付けられ、支持杆の他方の端が適宜の手段で配管類又は
    その支持部材に連結されている配管類の支持装置におい
    て、防振ゴムが一対の短柱状のゴム体で構成され、一方
    のゴム体と他方のゴム体との対向する面の少なくとも一
    方の略中央に凸部が形成され、各ゴム体にそれぞれ貫通
    孔が形成され、その貫通孔が前記凸部の略中央を通るよ
    うにされ、前記取付片の位置から離れた建物の部分に取
    付杆が設けられ、前記の一対のゴム体の間に連結片の開
    口のある部分が挾まれ、連結片の開口がゴム体の凸部に
    嵌められた状態になるように、取付杆に各ゴム体の貫通
    孔及び連結片の開口部が嵌められ、取付杆の端部に適宜
    の抜け止め片が設けられ、連結片の連結部にブレースの
    一方の端が連結され、ブレースの他方の端が適宜の手段
    で配管類又はその支持部材に連結されていることを特徴
    とする配管類の支持装置。
  3. 【請求項3】連結片の開口のある部分の端縁に受け部が
    形成され、この受け部の内側面が防振ゴムの一対のゴム
    体の少なくとも一方の外周面に接触し得るようになって
    いることを特徴とする請求項2記載の配管類の支持装
    置。
  4. 【請求項4】連結片が開口のある部分と連結部のある部
    分とに分けられ、開口のある部分と連結部のある部分と
    が蝶番状に連結されていることを特徴とする請求項2又
    は3記載の配管類の支持装置。
  5. 【請求項5】建物の部分に取付片が設けられ、この取付
    片に防振ゴムのゴム層を介して支持杆の一方の端が取り
    付けられ、支持杆の他方の端が適宜の手段で配管類又は
    その支持部材に連結されている配管類の支持装置におい
    て、防振枠が二つの枠体を軸にて回動自在に連結して構
    成され、防振ゴムが短柱状のゴム体で構成され、防振ゴ
    ムの略中央に貫通孔が形成され、前記取付片の位置から
    離れた建物の部分に他の取付片が設けられ、この他の取
    付片に防振枠の一方の枠体が取り付けられ、防振枠の他
    方の枠体の孔にブレースの一方の端部分が通され、一方
    の端部分に防振ゴムの貫通孔が嵌められ、このブレース
    の端部分の端に適宜の抜け止め片が設けられ、ブレース
    の他方の端が適宜の手段で配管類又はその支持部材に取
    り付けられていることを特徴とする配管類の支持装置。
  6. 【請求項6】防振枠の一つの枠体のブレースの端部分を
    通す部分にブレースの径よりも大きい径の開口が形成さ
    れ、防振ゴムの前記部分に対向する部分に前記開口の径
    と略一致する径の凸部が形成され、防振ゴムにその凸部
    の略中央を通る貫通孔が形成され、防振枠の前記枠体の
    開口に防振ゴムの凸部が嵌められ、防振ゴムの貫通孔に
    ブレースの一方の端部分が通され、このブレースの端部
    分の端に適宜の抜け止め片が設けられていることを特徴
    とする請求項5記載の配管類の支持装置。
  7. 【請求項7】防振枠が二つの枠体を軸にて回動自在に連
    結して構成され、防振ゴムが短柱状のゴム体で構成さ
    れ、防振ゴムの略中央に貫通孔が形成され、防振枠の一
    方の枠体に取付部が形成され、防振枠の他方の枠体の孔
    に支持杆、吊り杆、ブレース等の棒状部材の端部分が通
    され、その端部分に防振ゴムの貫通孔が嵌められ、前記
    端部分の端に適宜の抜け止め片が設けられていることを
    特徴とする防振装置。
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