JPH06117590A - 管の継手方法 - Google Patents
管の継手方法Info
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- JPH06117590A JPH06117590A JP4268729A JP26872992A JPH06117590A JP H06117590 A JPH06117590 A JP H06117590A JP 4268729 A JP4268729 A JP 4268729A JP 26872992 A JP26872992 A JP 26872992A JP H06117590 A JPH06117590 A JP H06117590A
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- Japan
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- packing
- push
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 上下水道用鋼管は従来より溶接接合で施工さ
れているが、簡易継手方法を提供することで、現場施工
の簡略化、コスト低減をはかる。 【構成】 鞘管を溶接接合又は拡管した受口管とパッキ
ンのストッパー及びスラスト防止を目的とするリングを
周設した押口管と押口管を挿入することで波形状に変形
するパッキンの管壁との面圧で止水を行う継手方法にお
いて、前記パッキンが圧縮された時に、パッキンの充填
率が70〜130%となる管の継手方法。
れているが、簡易継手方法を提供することで、現場施工
の簡略化、コスト低減をはかる。 【構成】 鞘管を溶接接合又は拡管した受口管とパッキ
ンのストッパー及びスラスト防止を目的とするリングを
周設した押口管と押口管を挿入することで波形状に変形
するパッキンの管壁との面圧で止水を行う継手方法にお
いて、前記パッキンが圧縮された時に、パッキンの充填
率が70〜130%となる管の継手方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、管の継手、特に鞘管方
式の継手に関するものである。
式の継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の管の継手、特に水道管及び下水道
管の継手には、代表的なものとして、図5に示すように
管の受け口1に設けられた円錐状のスタフィングボック
スに装着し、ゴム輪2の背面を押し輪4を介してボルト
3で締め付けることにより、ゴム輪2に均等な圧力を与
え、受け口1と押し口5面に面圧を発生させ水密性を保
持させるものが良く知られている。
管の継手には、代表的なものとして、図5に示すように
管の受け口1に設けられた円錐状のスタフィングボック
スに装着し、ゴム輪2の背面を押し輪4を介してボルト
3で締め付けることにより、ゴム輪2に均等な圧力を与
え、受け口1と押し口5面に面圧を発生させ水密性を保
持させるものが良く知られている。
【0003】前記の管の接合方法は、ゴム輪2の内面及
び押し口4の外面に滑剤を塗布してゴム輪2を押し口5
に預けいれ、次いで押し口5外面、ゴム輪2の外面及び
受け口1の内面に滑剤を塗布した上で、押し口5を受け
口1に挿入して、ゴム輪2の背面を介してボルト3で締
めつけて接合する。
び押し口4の外面に滑剤を塗布してゴム輪2を押し口5
に預けいれ、次いで押し口5外面、ゴム輪2の外面及び
受け口1の内面に滑剤を塗布した上で、押し口5を受け
口1に挿入して、ゴム輪2の背面を介してボルト3で締
めつけて接合する。
【0004】また、図6に示すように、図5に示す継手
のメカニズムを管の内面からゴム輪Bを割輪と押し輪8
を介してボルト9のねじ出しにより圧着させて接合を行
なう構造のものが知られている。また、鋼管の現地での
接合は、大部分溶接継手がなされている。
のメカニズムを管の内面からゴム輪Bを割輪と押し輪8
を介してボルト9のねじ出しにより圧着させて接合を行
なう構造のものが知られている。また、鋼管の現地での
接合は、大部分溶接継手がなされている。
【0005】
【発明が解決するための課題】従来技術で述べた継手
は、水密性が高く、可とう性、伸縮性にも優れ、且つ外
圧による隙間変化にも順応する耐変形性に優れていると
しても、ゴム輪の取付け作業が極めて困難なものであ
る。即ち、この種の従来継手の構造は、ゴム輪によって
設計上の面圧を得るために、受け口と押し口面に精度良
く挿入されなければならず、受け口、押し口及びゴム輪
の相互間は、クリアランスのない設計となる。それ故
に、ゴム輪の挿着を容易にするには、専用の滑剤の塗布
が必要となるが、滑剤を塗布したとしても、ゴム肉厚が
厚いために、大きい挿入力が要求されるばかりでなく、
挿入角のズレに対する追従性も乏しくなる。更に、季節
の変化により、例えば、夏と冬とではゴムの収縮に差が
生じたり、管の僅かな変形でゴム輪の装着作業は困難と
なる。しかも、ゴム輪を装着するためのスタフィンボッ
クスは、ゴム輪の形状に合致する精密な構造が要求され
る等の問題点があった。また、鋼管で行なわれている溶
接接合は、両管端を現地で直接溶接して接続する必要が
あるため、高度の熟練を要し、溶接継手部のX線検査、
補修塗装が必要になるため、施工に長時間を要するばか
りか、近年の溶接工の不足で工期の遅れを来すといった
状況にある。
は、水密性が高く、可とう性、伸縮性にも優れ、且つ外
圧による隙間変化にも順応する耐変形性に優れていると
しても、ゴム輪の取付け作業が極めて困難なものであ
る。即ち、この種の従来継手の構造は、ゴム輪によって
設計上の面圧を得るために、受け口と押し口面に精度良
く挿入されなければならず、受け口、押し口及びゴム輪
の相互間は、クリアランスのない設計となる。それ故
に、ゴム輪の挿着を容易にするには、専用の滑剤の塗布
が必要となるが、滑剤を塗布したとしても、ゴム肉厚が
厚いために、大きい挿入力が要求されるばかりでなく、
挿入角のズレに対する追従性も乏しくなる。更に、季節
の変化により、例えば、夏と冬とではゴムの収縮に差が
生じたり、管の僅かな変形でゴム輪の装着作業は困難と
なる。しかも、ゴム輪を装着するためのスタフィンボッ
クスは、ゴム輪の形状に合致する精密な構造が要求され
る等の問題点があった。また、鋼管で行なわれている溶
接接合は、両管端を現地で直接溶接して接続する必要が
あるため、高度の熟練を要し、溶接継手部のX線検査、
補修塗装が必要になるため、施工に長時間を要するばか
りか、近年の溶接工の不足で工期の遅れを来すといった
状況にある。
【0006】本発明者らは、受け口管と押し口管とのク
リアランスを充分に取った構造に、ゴム材から可とう性
を備えた筒体に形成されたパッキンを設け、該筒体に折
れ溝を設け、押し口管によって圧縮させた際に、折れ溝
によって中央部で外側へ断面三角形に変形して山形部を
膨張させる少なくとも一組の折れ溝を有して成形し、山
形部の陵部で受け口面に面圧を発生させ、且つ両側の裾
部若しくは谷部で押込口面に面圧を発生させる管の継手
方法を発明した(特願平4−77726)。
リアランスを充分に取った構造に、ゴム材から可とう性
を備えた筒体に形成されたパッキンを設け、該筒体に折
れ溝を設け、押し口管によって圧縮させた際に、折れ溝
によって中央部で外側へ断面三角形に変形して山形部を
膨張させる少なくとも一組の折れ溝を有して成形し、山
形部の陵部で受け口面に面圧を発生させ、且つ両側の裾
部若しくは谷部で押込口面に面圧を発生させる管の継手
方法を発明した(特願平4−77726)。
【0007】しかし、上記の構成のみでは必らずしも良
好な水密性が得られない場合がある。
好な水密性が得られない場合がある。
【0008】本発明の目的は、鞘管構造の受け口管と、
スラスト防止を周設した押し口管と、筒体を圧縮させて
中央部を外側へ山形に変形するパッキンを提供すること
により管の継手の構造を断面方形若しくは、鞘管方式の
簡素化した継手を採用することを可能にするとともに、
より水密性の優れた継手方法を提供するものである。
スラスト防止を周設した押し口管と、筒体を圧縮させて
中央部を外側へ山形に変形するパッキンを提供すること
により管の継手の構造を断面方形若しくは、鞘管方式の
簡素化した継手を採用することを可能にするとともに、
より水密性の優れた継手方法を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る管の継手は、鞘管構造の受け口管と、
可とう性を備えた筒体に形成されたパッキンと、パッキ
ンを長さ方向へ圧縮させる押し口管と、該押し口管のス
ラスト防止を有する管の継手において、筒体に形成され
たパッキンが押し口管で長さ方向へ圧縮させたときに、
中央部で外側へ断面三角形に変形して山形部を膨張させ
る少なくとも一組の折れ溝を有して成形し、山形部の陵
部で受け口面に面圧を発生させ、且つ両側の裾部若しく
は谷部で押込口面に面圧を発生させ、前記パッキンが圧
縮された時に、下記(1)式で表されるパッキンの充填
率を70〜130%とするものである。
に、本発明に係る管の継手は、鞘管構造の受け口管と、
可とう性を備えた筒体に形成されたパッキンと、パッキ
ンを長さ方向へ圧縮させる押し口管と、該押し口管のス
ラスト防止を有する管の継手において、筒体に形成され
たパッキンが押し口管で長さ方向へ圧縮させたときに、
中央部で外側へ断面三角形に変形して山形部を膨張させ
る少なくとも一組の折れ溝を有して成形し、山形部の陵
部で受け口面に面圧を発生させ、且つ両側の裾部若しく
は谷部で押込口面に面圧を発生させ、前記パッキンが圧
縮された時に、下記(1)式で表されるパッキンの充填
率を70〜130%とするものである。
【0010】
【数2】
【0011】以下本発明を詳細に説明する。図1は、本
発明に使用する管の継手の概要図、図2は、拡管を採用
した場合の受け口管17及び押し口管11の概要図であ
る。図において、押し口管11にパッキン13を挿着
し、ストッパー14をパッキン13の一端に当て、更に
他端をパッキン13を押込用スライドリング19に当て
て、押し口管11を受け口管17の方向へ押しつけるこ
とでパッキン押込用スライドリング19は、鞘管10に
設けられたパッキン13に押込用固定リング20に当接
し、パッキン13が圧縮変形する。そしてパッキン13
を変形させたまま固定するため、スラスト防止としてロ
ッキングボルト16を雌ねじ15を通してロッキングす
る。前記継手の受け口管17は、図1に示すような鞘管
10を溶接12等の手段を用いて固定する方法、又は、
図2に示すような拡管による方法、等を用いることが出
来る。押し口管11は、パッキンを長さ方向へ圧縮させ
るためのストッパー14を周設し、パッキン13の形状
及び変形量によって取付け位置を設定する。押し口管1
1を挿入して後パッキン13を変形させた状態で固定す
るためのスラスト防止は、例えば、図2に示す受け口管
17にボルト16締め機構を設け、前記ストッパー14
によるスラスト防止を行なうか、もしくはロッキング方
式によるものでも良い。この場合、ボルト及びロッキン
グは、周方向に3箇所以上設け、その個数は、押し口管
11の長さ方向への圧縮力によって決定すると良い。ま
た、パッキン13は、前記パッキン13を形成する筒体
の中央部の内面に山形部の陵部となる折れ溝を周設し、
筒体の外面には、前記陵部の折れ溝の左右対称とする位
置それぞれ山形部の裾部となる折れ溝を周設するのが好
ましい。更に、前記パッキンを形成する筒体は、圧縮さ
れて外側へ2以上の山形部を連続して変形膨出する陵部
となる折れ溝と裾部若しくは谷部となる折れ溝を筒体の
外面及び内面に一定間隔を置いて交互に設けるのが好ま
しい。
発明に使用する管の継手の概要図、図2は、拡管を採用
した場合の受け口管17及び押し口管11の概要図であ
る。図において、押し口管11にパッキン13を挿着
し、ストッパー14をパッキン13の一端に当て、更に
他端をパッキン13を押込用スライドリング19に当て
て、押し口管11を受け口管17の方向へ押しつけるこ
とでパッキン押込用スライドリング19は、鞘管10に
設けられたパッキン13に押込用固定リング20に当接
し、パッキン13が圧縮変形する。そしてパッキン13
を変形させたまま固定するため、スラスト防止としてロ
ッキングボルト16を雌ねじ15を通してロッキングす
る。前記継手の受け口管17は、図1に示すような鞘管
10を溶接12等の手段を用いて固定する方法、又は、
図2に示すような拡管による方法、等を用いることが出
来る。押し口管11は、パッキンを長さ方向へ圧縮させ
るためのストッパー14を周設し、パッキン13の形状
及び変形量によって取付け位置を設定する。押し口管1
1を挿入して後パッキン13を変形させた状態で固定す
るためのスラスト防止は、例えば、図2に示す受け口管
17にボルト16締め機構を設け、前記ストッパー14
によるスラスト防止を行なうか、もしくはロッキング方
式によるものでも良い。この場合、ボルト及びロッキン
グは、周方向に3箇所以上設け、その個数は、押し口管
11の長さ方向への圧縮力によって決定すると良い。ま
た、パッキン13は、前記パッキン13を形成する筒体
の中央部の内面に山形部の陵部となる折れ溝を周設し、
筒体の外面には、前記陵部の折れ溝の左右対称とする位
置それぞれ山形部の裾部となる折れ溝を周設するのが好
ましい。更に、前記パッキンを形成する筒体は、圧縮さ
れて外側へ2以上の山形部を連続して変形膨出する陵部
となる折れ溝と裾部若しくは谷部となる折れ溝を筒体の
外面及び内面に一定間隔を置いて交互に設けるのが好ま
しい。
【0012】ここで、パッキン使用時の適正な変形量に
ついて述べる。まず、パッキンの変形量を図7で示す如
く、パッキンの原形時と圧縮時との断面積比を「充填
率」として表す。即ち、
ついて述べる。まず、パッキンの変形量を図7で示す如
く、パッキンの原形時と圧縮時との断面積比を「充填
率」として表す。即ち、
【0013】
【数3】
【0014】と定義する。
【0015】図8は、本発明によるパッキンの充填率
と、本管内部に加える事のできる限界水圧との関係を表
したグラフである。
と、本管内部に加える事のできる限界水圧との関係を表
したグラフである。
【0016】本管内の使用最大水圧は、15kg/cm
2 であり、最低限その圧力でシール性を確保する必要が
ある。限界水圧15kg/cm2 に耐えうるパッキンの
充填率は、70%であり、これをパッキン使用時の変形
量の下限値とした。又、パッキンの圧縮変形限界は、充
填率130%に相当する。従って、パッキン使用時の適
正な変形量とは、その充填率が70〜130%となる使
用状態をいい、この範囲にパッキンが圧縮された状態で
セットすることが重要である。
2 であり、最低限その圧力でシール性を確保する必要が
ある。限界水圧15kg/cm2 に耐えうるパッキンの
充填率は、70%であり、これをパッキン使用時の変形
量の下限値とした。又、パッキンの圧縮変形限界は、充
填率130%に相当する。従って、パッキン使用時の適
正な変形量とは、その充填率が70〜130%となる使
用状態をいい、この範囲にパッキンが圧縮された状態で
セットすることが重要である。
【0017】
【作用】本発明によるパッキンは、スライドリング19
と共に受け口に挿着しておき、押し口を受け口に挿入す
ることにより、筒体が圧縮されて折り溝を介して外側へ
断面三角形に変形して山形部が形成膨出され、この山形
部の陵部となる折り溝の部位で受け口面に圧接すると共
に山形部の裾部若しくは谷部となる折れ溝の部位で押し
口面に圧接し、複数の面接触により、従来ゴム輪の有す
る面圧と同等以上の設計上の水密性を得る。パッキンの
変形により面圧を得る構造に形成されているので、パッ
キン自体及び継手のスタフィングボックスの構造は、ゆ
とりのある設計をすることができるばかりでなくパッキ
ンのゴム厚も薄く設計されるので、専用の滑剤の塗布を
必要とせずに小さな挿入力でパッキンを装着することが
出来るし受け口、押し口及びパッキン相互の製品のバラ
ツキに追従させることが出来、また、パッキンの挿入角
度のズレに対しても容易に追従することができる。しか
も、季節の変化においてもゴムの収縮率が小さくパッキ
ン製品の保管も容易となる。
と共に受け口に挿着しておき、押し口を受け口に挿入す
ることにより、筒体が圧縮されて折り溝を介して外側へ
断面三角形に変形して山形部が形成膨出され、この山形
部の陵部となる折り溝の部位で受け口面に圧接すると共
に山形部の裾部若しくは谷部となる折れ溝の部位で押し
口面に圧接し、複数の面接触により、従来ゴム輪の有す
る面圧と同等以上の設計上の水密性を得る。パッキンの
変形により面圧を得る構造に形成されているので、パッ
キン自体及び継手のスタフィングボックスの構造は、ゆ
とりのある設計をすることができるばかりでなくパッキ
ンのゴム厚も薄く設計されるので、専用の滑剤の塗布を
必要とせずに小さな挿入力でパッキンを装着することが
出来るし受け口、押し口及びパッキン相互の製品のバラ
ツキに追従させることが出来、また、パッキンの挿入角
度のズレに対しても容易に追従することができる。しか
も、季節の変化においてもゴムの収縮率が小さくパッキ
ン製品の保管も容易となる。
【0018】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
すると、図3において、肉厚6.4mm、外径609.
6mm、長さ6,000mmのスパイラル鋼管の先端
に、肉厚6.4mm、内径629.6mm、長さ200
mの鞘管10をスパイラル鋼管と鞘管10のクリアラン
スhを10mmにして溶接接合12した受け口管17を
製作し、更に前記鞘管10の内側には、パッキン押込用
固定リング20を所定の位置に溶接接合し、該受け口管
17の鞘管10側に周方向4箇所のロッキングボルト1
6を挿入出来る雌ねじ15を管端部の一定位置(パッキ
ン形状及びパッキンの変形量に応じて変更)に取付け
た。一方、肉厚6.4mm、外径609.6mm、長さ
6,000mmのスパイラル鋼管に、幅20mm、高さ
6mmのストッパーリング14を管端部の一定位置(パ
ッキング形状及びパッキングの変形量に応じて変更)に
溶接接合12した押し口管11を製作し、ストッパーリ
ング14より受け口管17方向に、図3に示す断面の幅
63mm×厚み6mmのパッキン13(例えば、スチレ
ンブタジエンゴム)を挿入した。次に、図4に示すよう
に、押し口管11を受け口管17に挿入し、パッキン1
3を長さ方向へストッパー14の右端がロッキングボル
ト16の左端に位置するまで挿入させ、スライドリング
19は、鞘管10の固定リング20に当接させてパッキ
ン13を断面三角形に変形させパッキン13の断面幅が
38mmとなる様セット(厚みは、スパイラル鋼管と鞘
管10のクリアランスである10mmなる為、その充填
率は99%となる)した後、ロッキングボルト16を雌
ねじ15を通して締め付けた。また、パッキンは、図4
に示すように、パッキン13の外側に3つ内側に2つの
折れ溝18を有するパッキンを用いた。その結果、パッ
キンは、折れ溝の中央部で外側へ断面三角形に変形して
山形部を膨出させ、山形部の陵部で受け口面に面圧を発
生させ、且つ両側の裾部若しくは谷部で押し口面に面圧
を発生させた。
すると、図3において、肉厚6.4mm、外径609.
6mm、長さ6,000mmのスパイラル鋼管の先端
に、肉厚6.4mm、内径629.6mm、長さ200
mの鞘管10をスパイラル鋼管と鞘管10のクリアラン
スhを10mmにして溶接接合12した受け口管17を
製作し、更に前記鞘管10の内側には、パッキン押込用
固定リング20を所定の位置に溶接接合し、該受け口管
17の鞘管10側に周方向4箇所のロッキングボルト1
6を挿入出来る雌ねじ15を管端部の一定位置(パッキ
ン形状及びパッキンの変形量に応じて変更)に取付け
た。一方、肉厚6.4mm、外径609.6mm、長さ
6,000mmのスパイラル鋼管に、幅20mm、高さ
6mmのストッパーリング14を管端部の一定位置(パ
ッキング形状及びパッキングの変形量に応じて変更)に
溶接接合12した押し口管11を製作し、ストッパーリ
ング14より受け口管17方向に、図3に示す断面の幅
63mm×厚み6mmのパッキン13(例えば、スチレ
ンブタジエンゴム)を挿入した。次に、図4に示すよう
に、押し口管11を受け口管17に挿入し、パッキン1
3を長さ方向へストッパー14の右端がロッキングボル
ト16の左端に位置するまで挿入させ、スライドリング
19は、鞘管10の固定リング20に当接させてパッキ
ン13を断面三角形に変形させパッキン13の断面幅が
38mmとなる様セット(厚みは、スパイラル鋼管と鞘
管10のクリアランスである10mmなる為、その充填
率は99%となる)した後、ロッキングボルト16を雌
ねじ15を通して締め付けた。また、パッキンは、図4
に示すように、パッキン13の外側に3つ内側に2つの
折れ溝18を有するパッキンを用いた。その結果、パッ
キンは、折れ溝の中央部で外側へ断面三角形に変形して
山形部を膨出させ、山形部の陵部で受け口面に面圧を発
生させ、且つ両側の裾部若しくは谷部で押し口面に面圧
を発生させた。
【0019】また、上述の試作した継手の止水性試験を
実施し、水圧20kg/cm2 で24時間放置したとこ
ろ、水洩れが皆無で止水が優れていることが確認でき
た。
実施し、水圧20kg/cm2 で24時間放置したとこ
ろ、水洩れが皆無で止水が優れていることが確認でき
た。
【0020】
【発明の効果】本発明による管の継手は、上述のような
構成になるものであるから、管は、鞘管を溶接接合又
は、拡管した簡単な構造で形成するだけで足り、しかも
現地においては、溶接接合が不要となるため短時間で施
工が可能であること、溶接工が必要でないこと等から従
来より格段に工事費の低減が可能である。また、パッキ
ンも圧縮されて折り溝を介して外側へ断面三角形に変形
して山形部が膨出され、パッキンの充填率を70〜13
0%の範囲にセットすると、この山形部の陵部と山形部
の裾部若しくは、谷部となる部位での複数の面により、
十分接触し、従来ゴム輪の有する面圧と同等以上の設計
上の水密性を得る。また、管とパッキンのクリアランス
は、従来のようなゴム輪の形状に対応するスタフィング
ボックスの設計を不要とし、ゆとりのある設計をするこ
とができ、滑剤の塗布を必要とせずに小さな挿入力でパ
ッキンを装着することが出来る。また、パッキンの挿入
角度のズレに対しても容易に追従することができ、しか
も、季節の変化においてもゴムの収縮率が小さくパッキ
ン製品の保管も容易となる利点がある。
構成になるものであるから、管は、鞘管を溶接接合又
は、拡管した簡単な構造で形成するだけで足り、しかも
現地においては、溶接接合が不要となるため短時間で施
工が可能であること、溶接工が必要でないこと等から従
来より格段に工事費の低減が可能である。また、パッキ
ンも圧縮されて折り溝を介して外側へ断面三角形に変形
して山形部が膨出され、パッキンの充填率を70〜13
0%の範囲にセットすると、この山形部の陵部と山形部
の裾部若しくは、谷部となる部位での複数の面により、
十分接触し、従来ゴム輪の有する面圧と同等以上の設計
上の水密性を得る。また、管とパッキンのクリアランス
は、従来のようなゴム輪の形状に対応するスタフィング
ボックスの設計を不要とし、ゆとりのある設計をするこ
とができ、滑剤の塗布を必要とせずに小さな挿入力でパ
ッキンを装着することが出来る。また、パッキンの挿入
角度のズレに対しても容易に追従することができ、しか
も、季節の変化においてもゴムの収縮率が小さくパッキ
ン製品の保管も容易となる利点がある。
【図1】本発明の継手の構造を示す要部断面図。
【図2】本発明の継手の構造で拡管した場合の受け口管
と押し口管の要部断面図。
と押し口管の要部断面図。
【図3】本発明の一実施例の継手の構造で押し口管を挿
入する前を示す要部断面図。
入する前を示す要部断面図。
【図4】本発明の継手の構造で押し口管を挿入した後を
示す要部断面図。
示す要部断面図。
【図5】従来ゴム輪が装着されて示す継手の要部断面
図。
図。
【図6】従来ゴム輪が装着されて示す他の継手の要部断
面図。
面図。
【図7】(a)、(b)はパッキンの充填率の説明図。
【図8】パッキンの充填率と本管限界水圧との関係を表
すグラフ。
すグラフ。
1…受け口 2…ゴム輪 3…ボルト 4…押し輪 5…押し口 6…ゴム輪 7…割輪 8…押し輪 9…ボルト 10…鞘管 11…押し口管 12…溶接 13…パッキング 14…ストッパ
ー 15…雌ねじ 16…ロッキン
グボルト 17…受け口管 18…折れ溝 19…パッキン押込用スライドリング 20…パッキン
押込用固定リング
ー 15…雌ねじ 16…ロッキン
グボルト 17…受け口管 18…折れ溝 19…パッキン押込用スライドリング 20…パッキン
押込用固定リング
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】以下本発明を詳細に説明する。図1は、本
発明に使用する管の継手の概要図、図2は、拡管を採用
した場合の受け口管17及び押し口管11の概要図であ
る。図1において、押し口管11にパッキン13を挿着
し、ストッパー14をパッキン13の一端に当て、更に
他端をパッキン13を押込用スライドリング19に当て
て、押し口管11を受け口管17の方向へ押しつけるこ
とでパッキン押込用スライドリング19は、鞘管10に
設けられた押込用固定リング20に当接し、パッキン1
3が圧縮変形する。そしてパッキン13を変形させたま
ま固定するため、スラスト防止としてロッキングボルト
16を雌ねじ15を通してロッキングする。前記継手の
受け口管17は、図1に示すような鞘管10を溶接12
等の手段を用いて固定する方法、又は、図2に示すよう
な拡管による方法、等を用いることが出来る。押し口管
11は、パッキンを長さ方向へ圧縮させるためのストッ
パー14を周設し、パッキン13の形状及び変形量によ
って取付け位置を設定する。押し口管11を挿入して後
パッキン13を変形させた状態で固定するためのスラス
ト防止は、例えば、図2に示す受け口管17にボルト1
6締め機構を設け、前記ストッパー14によるスラスト
防止を行なうか、もしくはロッキング方式によるもので
も良い。この場合、ボルト及びロッキングは、周方向に
3箇所以上設け、その個数は、押し口管11の長さ方向
への圧縮力によって決定すると良い。また、パッキン1
3は、前記パッキン13を形成する筒体の中央部の内面
に山形部の陵部となる折れ溝を周設し、筒体の外面に
は、前記陵部の折れ溝の左右対称とする位置それぞれ山
形部の裾部となる折れ溝を周設するのが好ましい。更
に、前記パッキンを形成する筒体は、圧縮されて外側へ
2以上の山形部を連続して変形膨出する陵部となる折れ
溝と裾部若しくは谷部となる折れ溝を筒体の外面及び内
面に一定間隔を置いて交互に設けるのが好ましい。
発明に使用する管の継手の概要図、図2は、拡管を採用
した場合の受け口管17及び押し口管11の概要図であ
る。図1において、押し口管11にパッキン13を挿着
し、ストッパー14をパッキン13の一端に当て、更に
他端をパッキン13を押込用スライドリング19に当て
て、押し口管11を受け口管17の方向へ押しつけるこ
とでパッキン押込用スライドリング19は、鞘管10に
設けられた押込用固定リング20に当接し、パッキン1
3が圧縮変形する。そしてパッキン13を変形させたま
ま固定するため、スラスト防止としてロッキングボルト
16を雌ねじ15を通してロッキングする。前記継手の
受け口管17は、図1に示すような鞘管10を溶接12
等の手段を用いて固定する方法、又は、図2に示すよう
な拡管による方法、等を用いることが出来る。押し口管
11は、パッキンを長さ方向へ圧縮させるためのストッ
パー14を周設し、パッキン13の形状及び変形量によ
って取付け位置を設定する。押し口管11を挿入して後
パッキン13を変形させた状態で固定するためのスラス
ト防止は、例えば、図2に示す受け口管17にボルト1
6締め機構を設け、前記ストッパー14によるスラスト
防止を行なうか、もしくはロッキング方式によるもので
も良い。この場合、ボルト及びロッキングは、周方向に
3箇所以上設け、その個数は、押し口管11の長さ方向
への圧縮力によって決定すると良い。また、パッキン1
3は、前記パッキン13を形成する筒体の中央部の内面
に山形部の陵部となる折れ溝を周設し、筒体の外面に
は、前記陵部の折れ溝の左右対称とする位置それぞれ山
形部の裾部となる折れ溝を周設するのが好ましい。更
に、前記パッキンを形成する筒体は、圧縮されて外側へ
2以上の山形部を連続して変形膨出する陵部となる折れ
溝と裾部若しくは谷部となる折れ溝を筒体の外面及び内
面に一定間隔を置いて交互に設けるのが好ましい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高松輝雄 君津市君津1番地 新日本製鐵株式会社君 津製鐵所内 (72)発明者 菊地武志 神奈川県高座郡寒川町一之宮6−1−3 日東化工株式会社内 (72)発明者 小倉英之 神奈川県高座郡寒川町一之宮6−1−3 日東化工株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 鞘管構造の受け口管と、可とう性を備え
た筒体に形成されたパッキンと、パッキンを長さ方向へ
圧縮させる押し口管と、該押し口管のスラスト防止を有
する管の継手において、筒体に形成されたパッキンが押
し口管で長さ方向へ圧縮させたときに、中央部で外側へ
断面三角形に変形して山形部を膨張させる少なくとも一
組の折れ溝を有して成形し、山形部の陵部で受け口面に
面圧を発生させ、且つ両側の裾部若しくは谷部で押込口
面に面圧を発生させ、前記パッキンが圧縮された時に、
下記(1)式で表されるパッキンの充填率を70〜13
0%とし、止水を可能にすることを特徴とする管の継手
方法 【数1】
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4268729A JPH06117590A (ja) | 1992-10-07 | 1992-10-07 | 管の継手方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4268729A JPH06117590A (ja) | 1992-10-07 | 1992-10-07 | 管の継手方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06117590A true JPH06117590A (ja) | 1994-04-26 |
Family
ID=17462542
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4268729A Withdrawn JPH06117590A (ja) | 1992-10-07 | 1992-10-07 | 管の継手方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06117590A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4857700A (en) * | 1986-12-27 | 1989-08-15 | Fanuc Ltd. | Control apparatus for automatic arc welding machine |
| JPH1038139A (ja) * | 1996-07-25 | 1998-02-13 | Takemotoriyouichi Shoten:Kk | 水道管の清掃用バルブ |
| KR20040009699A (ko) * | 2002-07-24 | 2004-01-31 | 유만호 | 소켓식 수도용 및 공업용 강관 접합공법 |
| CN106499888A (zh) * | 2016-12-13 | 2017-03-15 | 大连凯泓科技有限公司 | 高抗扭且对接不增加管径的管对接结构 |
| JP2018002046A (ja) * | 2016-07-06 | 2018-01-11 | 川崎重工業株式会社 | 蓋構造体及びそれを用いた閉塞構造 |
| CN115307060A (zh) * | 2022-07-22 | 2022-11-08 | 湖南远利恒泰医疗科技有限公司 | 一种自带备用氧源补充的psa制氧系统 |
-
1992
- 1992-10-07 JP JP4268729A patent/JPH06117590A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4857700A (en) * | 1986-12-27 | 1989-08-15 | Fanuc Ltd. | Control apparatus for automatic arc welding machine |
| JPH1038139A (ja) * | 1996-07-25 | 1998-02-13 | Takemotoriyouichi Shoten:Kk | 水道管の清掃用バルブ |
| KR20040009699A (ko) * | 2002-07-24 | 2004-01-31 | 유만호 | 소켓식 수도용 및 공업용 강관 접합공법 |
| JP2018002046A (ja) * | 2016-07-06 | 2018-01-11 | 川崎重工業株式会社 | 蓋構造体及びそれを用いた閉塞構造 |
| WO2018008301A1 (ja) * | 2016-07-06 | 2018-01-11 | 川崎重工業株式会社 | 蓋構造体及びそれを用いた閉塞構造 |
| CN106499888A (zh) * | 2016-12-13 | 2017-03-15 | 大连凯泓科技有限公司 | 高抗扭且对接不增加管径的管对接结构 |
| CN115307060A (zh) * | 2022-07-22 | 2022-11-08 | 湖南远利恒泰医疗科技有限公司 | 一种自带备用氧源补充的psa制氧系统 |
| CN115307060B (zh) * | 2022-07-22 | 2024-07-23 | 湖南远利恒泰医疗科技有限公司 | 一种自带备用氧源补充的psa制氧系统 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000104 |