JPH0611774A - フイルムキャリア - Google Patents

フイルムキャリア

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JPH0611774A
JPH0611774A JP17067392A JP17067392A JPH0611774A JP H0611774 A JPH0611774 A JP H0611774A JP 17067392 A JP17067392 A JP 17067392A JP 17067392 A JP17067392 A JP 17067392A JP H0611774 A JPH0611774 A JP H0611774A
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JP
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negative film
size
printing
film
mask
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JP17067392A
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English (en)
Inventor
Sumio Yoshikawa
純生 吉川
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な機構で、フルサイズプリント、パノラ
マサイズプリント及びハーフサイズプリントのプリント
倍率に応じた最適な露光条件でネガフイルムを焼付露光
することができるフイルムキャリアを得る。 【構成】 マスクベース342には、挿入溝268が形
成されており、この挿入溝268にアッパマスク340
の支持片266を挿入することによって、フイルム保持
手段としてのアッパマスク340が脱着可能となってい
る。アッパマスク340のマスク部274の開口はフル
サイズの大きさとされ、その縁部には、シャフト278
に軸支された一対の遮光板282が設けられている。シ
ャフト278の端部に設けられたピニオンとラック28
4との噛み合い、ラック284に移動によって、遮光板
282を開閉させ、マスク部274の開口寸法を変更す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネガフイルムから写真
焼き付けを行なってプリントを作成するための写真焼付
装置に用いられるフイルムキャリアに関する。
【0002】
【従来の技術】ネガフイルムから印画紙へ写真焼き付け
処理を行ないプリントを作成する写真焼付装置において
は、ネガフイルムはフイルムキャリアによって、画像コ
マが焼付用の開口に重なる所定の位置で保持され、この
焼付用開口を介して光が照射されることにより印画紙へ
焼付露光されてプリントが作成される。
【0003】ところで、写真焼付装置では、ネガフイル
ムをズームプリント(引伸し焼付)する場合がある。こ
のような場合に、従来の写真焼付装置に用いられたフイ
ルムキャリアでは、前記焼付用開口の大きさ(形状)が
一定であったため、印画紙に焼き付けられた画像にフレ
アを生じる問題があった。
【0004】この場合、ネガフィルムの所定の焼付画像
範囲(マスク領域)に対応する大きさ(形状)の焼付用
開口が形成されたマスク板を設け、ズームプリントする
際には、このマスク板によってネガフイルムの画像コマ
の不要な周辺部分を遮光して焼付処理し、フレアの発生
を防止することが提案されている。
【0005】しかしながら、このようなフレア防止対策
では、フイルムキャリアの焼付用開口を、ネガフイルム
の画像コマ毎に手動により遮光をしたりこれを解除する
必要があり、手間であった。
【0006】また、近時においては、カメラで撮影され
る画像のサイズは、1本のネガフィルム上で異なるサイ
ズ、例えば、視野が水平方向に拡大されるパノラマ画像
が撮影されることがある。このパノラマ画像のサイズ
は、縦方向(ネガフィルムの幅方向)が短くされて、こ
の縦方向の長さに対する横方向の長さの比率が通常のも
のより大きく(例えば約2倍)なっている。したがっ
て、フルサイズとパノラマサイズとを同じ尺度で印画紙
へ焼付処理をする場合にも、フルサイズプリントコマを
焼き付けるときの引伸倍率よりもパノラマサイズプリン
トコマを焼き付けるときの引伸(ズーム)倍率を大きく
する必要があると共にネガフィルムのマスク領域も異な
ってくる。すなわち、それぞれのサイズに応じてネガフ
ィルムのマスク領域を変更する必要がある。
【0007】このため、従来の写真焼付装置に用いられ
たフイルムキャリア(特願平3−79682号公報参
照)は、異なるプリント倍率に対応して最適な焼付処理
するため、フイルムキャリアの本体部に設けられた露光
開口部の開口幅を変更可能とする機構を設け、フルサイ
ズやパノラマサイズに対応して、ネガフイルムのマスク
領域を変更していた。
【0008】しかしながら、通常、マスク領域はプリン
トするネガサイズによって固定されているため、パノラ
マ画像とフルサイズ画像が混在したネガフイルムでは、
パノラマ画像をプリントする時に、マスク領域が小さい
ため、フルサイズ画像であるかパノラマ画像であるかを
目視判断することができなかった。
【0009】また、近年、需要の低いハーフサイズのネ
ガフイルムに対応して、ネガフイルムの長さ方向の露光
開口部の開口寸法を変更する機構を設けたのでは、装置
のコストが上昇し、そのコストに見合うだけの効果が期
待できない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、フルサイズプリント、パノラマサイズプリント及
び/またはハーフサイズプリントのプリント倍率に応じ
た最適な露光条件でネガフイルムを焼付露光することが
でき、フレアの発生を防止して画質を向上できるフイル
ムキャリアを得ることが目的である。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のフイル
ムキャリアは、ネガフイルムを焼付露光するための露光
開口部と、ネガフイルムの画像コマが前記露光開口部と
重なる位置でネガフイルムを保持するネガフイルム保持
手段とを備え、前記露光開口部を介して前記ネガフイル
ム保持手段に保持されたネガフイルムに光を照射するこ
とにより印画紙へ焼付露光してプリントを作成する写真
焼付装置に用いられるフイルムキャリアにおいて、前記
ネガフイルム保持手段が、フイルムキャリアへ脱着可能
とされると共にその焼付用開口を変更可能とする手段を
有することを特徴としている。
【0012】請求項2に記載のフイルムキャリアは、ネ
ガフイルムを焼付露光するための露光開口部と、ネガフ
イルムの画像コマが前記露光開口部と重なる位置でネガ
フイルムを保持するネガフイルム保持手段とを備え、前
記露光開口部を介して前記ネガフイルム保持手段に保持
されたネガフイルムに光を照射することにより印画紙へ
焼付露光してプリントを作成する写真焼付装置に用いら
れるフイルムキャリアにおいて、前記ネガフイルム保持
手段が、フイルムキャリアへ脱着可能とされると共に画
像サイズに対応した開口にする焼付用開口可変手段を有
することを特徴としている。
【0013】
【作用】本発明に係るフイルムキャリアでは、ネガフイ
ルム保持手段自体にその焼付用開口が可変する機構が設
けられているので、パノラマ画像とフルサイズ画像が混
在したネガフイルムの場合、通常は、ネガフイルム保持
手段の焼付用開口幅をフルサイズとすることによって、
フルサイズ画像かパノラマ画像かが目視によって容易に
判断できる。また、目視または画像を機械が認識するこ
とによって、焼付用開口を変更し、パノラマ画像または
フルサイズ画像に対応できるので、ミスプリントをなく
すことができる。
【0014】しかもこのネガフイルム保持手段が、フイ
ルムキャリアの本体部へ脱着可能とされているので、例
えば、ハーフサイズ画像であれば、焼付用開口がハーフ
サイズとされたネガフイルム保持手段を装着するだけで
よい。これによって、露光開口部にネガフイルムの長さ
方向の開口寸法を変更する複雑な機構を設ける必要がな
くなり、装置の製造コストが低減される。
【0015】
【実施例】図6には、写真処理システムの概略図が示さ
れている。
【0016】カメラ10によって撮影されたネガフイル
ム12が収容されたパトローネ14は、ラボへ送られて
最初にプロセッサ16によって現像処理が行われる。な
お、ネガフィルム12は、複数のネガフィルム12を接
合して、1本のロール状にした後にプロセッサ16へセ
ットされる。現像工程が終了すると、ネガフィルム12
は、ネガ検定機18(以下、ノッチャーパンチャ18と
いう)によって、検定作業がなされる。
【0017】ノッチャーパンチャ18では、撮影された
画像の露光条件の補正値を決め、書込装置20によって
メモリカード22へその情報を入力すると共に各コマに
対応してノッチを付すようにしている。この露光条件の
補正値の決定は、オペレータの目視による判断で行い、
ノッチの付与は自動的に行っている。ノッチャーパンチ
ャ18では、この補正値等をメモリカード22に記録
し、ネガフィルム12と共にこのメモリカード22がプ
リンタ24へセットされる。
【0018】プリンタ24では、ネガフィルム12を1
コマ毎に搬送すると同時に読取装置26によってそれぞ
れのコマに対応する露光条件をメモリカード22から読
取り、読み取られた露光条件に基づいて露光量等が決定
され、印画紙28へプリントされる。
【0019】プリント工程が終了したネガフィルム12
は、所定コマ(例えば6コマ)毎にカットされ、ネガシ
ートに収容される。また、印画紙28は、現像工程、検
定工程を経て各画像毎にカットされ、前記ネガフィルム
12と共にDP袋に収容されて、顧客へと返送される。
【0020】以上が通常の写真処理工程であるが、現
在、カメラ10によってパノラマ撮影されることがあ
り、このパノラマ撮影された画像コマの大きさは、標準
サイズ(例えばフルサイズ)の画像コマの大きさと異な
っている。すなわち、図7に示す如く、1本のネガフィ
ルム12にフルサイズの画像コマ12Aとパノラマサイ
ズの画像コマ12Bとが混在している。画像コマ12B
は、その縦寸法(ネガフィルム12の幅方向寸法)が短
くなっており、面積比がフルサイズの画像コマ12Aの
約1/2コマ分に相当している。このため、このパノラ
マサイズの画像をフルサイズと同尺度でプリンタ24に
てプリントする場合には、ネガフィルムの画像コマをマ
スクする領域を異ならせると共に、引伸倍率等の焼付条
件を異ならせる必要がある。
【0021】そこで、本実施例では、パノラマサイズプ
リント指定の画像コマ12Aとフルサイズプリント指定
の画像コマ12Bとを判別する機能をノッチャーパンチ
ャ18に具備すると共に、前記焼付条件に対応可能な機
構をプリンタ24へ具備している。
【0022】すなわち、ノッチャーパンチャ18では、
ネガフイルム12の濃淡を検出する機能を有しており、
検出されたネガフイルム12の濃淡を基にして、撮影さ
れた画像コマのエツヂを判別するようになっている。こ
の画像コマのエツヂを判別することにより、ネガフィル
ム12に記録されている画像コマがフルサイズかパノラ
マサイズかを判別することができる。
【0023】次に、第1実施例のフイルムキャリア22
0が備えられたプリンタ24の詳細な構成について説明
する。
【0024】図7には本発明が適用されたプリンタ24
が示されている。プリンタ24の光源202から照射さ
れる光線の焼付光路Lには、その最上方にプリントマス
ク204が配置され、ロール状印画紙28の一部を挟持
して、焼付位置へ固定している。ロール状印画紙28
は、その両方が回転軸208、210に層状に巻き取ら
れており、プリントマスク204の下流側には、一対の
搬送ローラ212が設置され、印画紙28を挟持してい
る。搬送ローラ212は、モータ214の駆動力で図7
の矢印A方向へ回転され、一方の層状巻取部(図7の左
側層状巻取部)の外周から印画紙先端を引き出して、他
方の回転軸210へ巻取る構成である。
【0025】巻き出し用回転軸208とプリントマスク
204との間の印画紙28は、テンシヨンローラ216
に巻掛けられている。また、搬送ローラ212の下流側
にも、テンシヨンローラ218が配設され、印画紙28
が巻掛けられている。これらのテンシヨンローラ21
6、218はその軸直角方向へ移動可能とされており、
印画紙搬送時のテンシヨンを一定に保持するようにして
いる。
【0026】プリントマスク204の下方の焼付光路L
上には、フイルムキャリア220が配設され、長尺状の
ネガフイルム12の一部を挟持して、所定位置へ固定し
ている。このフイルムキャリア220についての詳細な
構造は後述する。
【0027】ネガフイルム12は、その両方が、回転軸
224、226に層状に巻き取られており、フイルムキ
ャリア220の下流側には、一対の搬送ローラ228が
設置され、ネガフイルム12を挟持している。搬送ロー
ラ228は、モータ232の駆動力で図7の矢印B方向
へ回転され、一方の層状巻取部(図7の左側巻取部)の
外周からネガフイルム12を引き出して、他方の回転軸
226へ巻取る構成である。
【0028】巻き出し用回転軸224とフイルムキャリ
ア220との間のネガフイルム12は、テンシヨンロー
ラ234に巻掛けられている。また、搬送ローラ228
の下流側にも、テンシヨンローラ236が配設され、ネ
ガフイルム12が巻掛けられている。これらのテンシヨ
ンローラ234、236はその軸直角方向へ移動可能と
されており、ネガフイルム12の搬送時のテンシヨンを
一定に保持するようにしている。
【0029】フイルムキャリア220とプリントマスク
204との間には、焼付用レンズ237とブラツクシヤ
ツタ238とが配置されている。ブラツクシヤツタ23
8は、ドライバ240からの駆動信号に応じて光路L上
に挿入又は離脱可能とされている。
【0030】また、レンズ237は、ドライバ239か
らの駆動信号に応じて光路Lに沿って移動可能となって
おり、これにより引伸倍率を変更することができる。こ
のレンズ237による引伸倍率の変更は、前記ドライバ
239によってなされるが、パノラマサイズの方がフル
サイズよりも引伸倍率が大きくなるように駆動され、そ
の位置は一定である。従って、フルサイズの位置とパノ
ラマサイズの位置の2位置を予め記憶しておき、メモリ
カード22からの信号に応じて、何れかの位置へ位置決
めすればよい。
【0031】フイルムキャリア220と光源202との
間には、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロ
ー)の各色のカツトフイルタ242、244、246が
配設されている。これらのカツトフイルタ242、24
4、246はそれぞれドライバ248、250、252
からの信号に応じて、光路L上へ挿入又は離脱されるよ
うになっている。
【0032】フイルムキャリア220の斜め上方には、
受光器254が配設されている。受光器254はフイル
ムキャリア220に位置決めされているネガフイルム1
2に撮影された画像の濃度情報を検出し、その検出値を
制御部256へ供給するようになっている。制御部25
6では、この濃度情報に基づいて露光量が演算され、こ
の演算結果に応じて前記ブラツクシヤツタ238及びカ
ツトフイルタ242、244、246を制御している。
【0033】制御部256には読取装置26が接続され
ている。読取装置26には、メモリカード22が装填可
能とされており、前記ノッチャーパンチャ18によって
判別されたフルサイズかパノラマサイズかの情報の読取
り、それぞれの焼付条件(ネガフィルム12のマスク領
域、レンズ237による引伸倍率等)を設定するように
している。
【0034】図1には第1実施例に係るフイルムキャリ
ア220が示されている。このフイルムキャリア220
は、ベースとして台座300及び蓋体としての開閉カバ
ー302を主要部として構成されている。
【0035】台座300には、案内路としてのネガフィ
ルム搬送路304が形成されている。ネガフィルム搬送
路304の長手方向中央部には露光開口306が設けら
れ、プリンタ24に設けられた光源202からの光線の
照射口とされている。
【0036】この露光開口306の大きさはネガフィル
ム12のフルサイズの画像コマ12Aと同一の大きさと
されている。ネガフィルム搬送路304には、露光開口
306の上流側(図1の左方向)及び下流側(図1の右
方向)に搬送ローラ308、310、312がネガフィ
ルム12の裏面(下面)に対応して配設されている。各
搬送ローラ308、310、312、313は、同一回
転方向に同一回転速度で駆動される。
【0037】開閉カバー302は、筐体状のカバー本体
324の下端が台座300に固定されたバー326に軸
支され、このバー326を中心に台座300に対して開
閉させることができるようになっている。
【0038】カバー本体324の底部には、前記露光開
口306に対応された貫通孔328が設けられている。
また、カバー本体324には閉止状態で前記ネガフィル
ム搬送路304と対応する位置に上部案内ベース330
が取付られ、ネガフィルム案内壁332が一体形成され
て、ネガフィルム案内壁332の先端とネガフィルム搬
送路304の底面との間に間隙が生じるようになってい
る。また、この間隙寸法はネガフィルム12の肉厚寸法
よりも若干大きく、ネガフィルム幅方向端部の搬送経路
を確保している。
【0039】また、案内壁332の間には、前記搬送ロ
ーラ308、310、312及び313に対応して、ア
イドルローラ334、336、338及び339が掛け
渡されており、開閉カバー302が閉止されることによ
り、このアイドルローラ334、336、338及び3
39と搬送ローラ308、310、312及び313と
でネガフィルム12を挟持して、ネガフィルム12へ搬
送力を伝達することができるようになっている。
【0040】上部案内ベース330のネガフィルム搬送
方向中央部には、この上部案内ベース330と相対移動
可能で、かつ前記貫通孔328と対応する位置に開口が
設けられたネガフイルム保持手段としてのアッパマスク
340が配置され、マスクベース342に取付けられる
ようになっている。
【0041】図1に示すように、マスクベース342の
基端部にはブラケット260が形成されている。このブ
ラケット260は、台座300に配設されたバー262
に軸支され、マスクベース342は、ねじりばね264
によって開放方向へ付勢されている。一方、マスクベー
ス342の先端部には、アッパマスク340の板状の支
持片266が装着可能な挿入溝268が設けられてい
る。また、マスクベース342は、カバー本体324の
閉止状態で台座300に設けられたソレノイド350と
対応するようになっている。従って、ソレノイド350
に通電されると、マスクベース342が磁力で引き寄せ
られ、ねじりばね264の付勢力に抗して、アッパマス
ク340をネガフイルム搬送路304の露光開口306
と密着させ、光軸に位置決めされたネガフイルム12を
挟持するようになっている。
【0042】一方、図3に示すように、アッパマスク3
40の開口271は、ネガフイルム12のフルサイズ画
像より大きくされ、また、その開口縁部の4隅には、支
持ピン272が下方に向かって設けられ、マスク部27
4を吊下している。このマスク部274の開口寸法は、
フルサイズ用の大きさとされており、その縁部には、図
2に示すように、ネガフイルム12の搬送方向に沿って
両側に軸受板276が設けられている。この軸受板27
6には、一対のシャフト278が軸支されている。この
シャフト278の両端部付近には、連結片280が一体
加工された遮光板282が回転自在に軸支されている。
この遮光板282は、図4に示すように、シャフト27
8回転によってマスク部274の開口を覆い、その開口
の大きさをパノラマサイズとするように構成されてい
る。
【0043】また、図2に示すように、シャフト278
の端部には、ピニオン281、283が固定されてい
る。ピニオン283は、シャフト278と直交する方向
へ配設されたラック284と噛み合い、またピニオン2
81は中間ピニオン286を介してラック284と噛み
合っている。これによってラック284をスライドさせ
ることによって、一対のシャフト278はそれぞれ反対
方向へ回転され、このシャフト278に固定された押上
げ片288によって、連結片280が押し上げられ、遮
光板282が開閉するようになっている。
【0044】さらに、ラック284には、一端が軸受板
276に固定されたスプリング290の他端部が固定さ
れている。このスプリング290の付勢力によって、ラ
ック284は、遮光板282を開放する方向へ、シャフ
ト278に回転力を付与している。また、ラック284
の一端部は、屈曲され当り面284Aとされ、台座30
0に取付けられたモーター292のカム294と当接す
るようになっている。しがたって、このモーター292
を駆動してカム294を回転させることによって、カム
294がスプリング290の付勢力に抗して、ラック2
84を押し出し、遮光板282を閉止するようになって
いる。なお、台座300には、反射光学センサー296
が配設されており(図3参照)、カム294の位置を検
出するようになっている。
【0045】以下に本第1実施例の作用を図8のフロー
チヤートに従い説明する。なお、ノッチャーパンチャ1
8によりフルサイズかパノラマサイズかが判定され、メ
モリカード22に記録されて、プリンタ24の読取装置
26に装填されているものとする。
【0046】ステツプ500では、メモリカード22か
ら次に焼付位置にくる画像コマの情報を読み取り、ステ
ツプ502へ移行して、上記読み取られた情報から画像
コマの種類(フルサイズかパノラマサイズか)を判別す
る。
【0047】ステツプ502において、フルサイズであ
ると判別された場合はステツプ504へ移行してフラグ
Fをセツト(1)し、パノラマサイズであると判別され
た場合は、ステツプ506へ移行してフラグFをリセツ
ト(0)して、それぞれステツプ508へ移行する。
【0048】ステツプ508では、現在プリンタ24に
おいて設定されている焼付条件と次に焼付処理される画
像コマの焼付条件とが一致しているか否かが判断され
る。すなわち、一致であれば焼付条件を変更する必要が
なく、逆に不一致であれば焼付条件を変更する必要があ
る。
【0049】ステツプ508において、焼付条件が一致
していると判別された場合は、ステツプ510へ移行し
て、フラグFがセットされているか否かが判断される。
ステツプ510で肯定判定された場合は、ステツプ51
2へ移行してフルサイズ−フルサイズ間の搬送を行う。
また、ステツプ510で否定判定された場合は、ステツ
プ514へ移行してパノラマサイズ−パノラマサイズ間
の搬送を行う。
【0050】次のステツプ516では、ネガフィルム1
2の焼付すべき画像コマを焼付位置へ位置決めし、次い
でステツプ518で測光を行い、ステツプ520で露光
量を演算する。次のステツプ522では、焼付処理を行
う。次に、焼付処理が完了した後、ステップ523で、
モーター292が駆動され、カム294とラック284
の当り面284Aとの押圧状態が解除される。このた
め、ラック284は、スプリング290の付勢力によっ
て、シャフト278を回転させ遮光板282を開放させ
る。これによって、フルサイズ用の焼付開口にセットさ
れる。ステツプ524では、1ロールのネガフィルム1
2が終了したか否かが判断され、否定判定の場合は、ス
テツプ500へ移行して次の画像コマ焼付準備を行う。
また、ステツプ524では、全ての画像コマの焼付処理
が終了したと判定(肯定判定)された場合は、処理は終
了する。
【0051】ステツプ508において、焼付条件が不一
致であると判別された場合は、ステツプ508からステ
ツプ526へ移行して、フラグFがセットされたか否か
が判断され、判別された画像コマがフルサイズかパノラ
マサイズかを選別する。
【0052】ステツプ526でフルサイズと判別(F=
1)された場合は、ステツプ528でプリントマスク2
04をフルサイズ用のマスク領域にセットし直す。次
に、ステツプ532へ移行して、レンズ237を駆動さ
せてフルサイズ用(標準)倍率位置へセットし直し、ス
テツプ534へ移行する。
【0053】一方、ステツプ526でパノラマサイズと
判別(F=0)された場合は、ステツプ536でプリン
トマスク204をパノラマサイズ用のマスク領域にセッ
トし直す。次いでステツプ538では、モーター292
が通電される。モーター292が通電されて駆動する
と、スプリング290の付勢力に抗してラック284が
押し出され、遮光板282を閉止する。これにより、マ
スク部274の開口の上下方向(ネガフィルム12の幅
方向)両端が遮光されることになり、開口寸法がネガフ
イルム12のパノラマサイズの画像コマのサイズと同一
とされて、パノラマサイズ用の焼付開口にセットし直さ
れる。
【0054】次に、ステツプ540へ移行して、レンズ
237を駆動させてパノラマサイズ用倍率位置へセット
し直し、ステツプ534へ移行する。ステツプ534で
は印画紙を異なるサイズ間(フルサイズ−パノラマサイ
ズ又はパノラマサイズ−フルサイズ)で搬送し、ステツ
プ516へ移行する。
【0055】このように本実施例では、順次搬送されて
くる画像コマの種類(フルサイズ又はパノラマサイズ)
に応じて、遮光板282が開閉してマスク部274の開
口寸法が変更され、ネガフイルム12へ照射される光の
遮光領域が、ネガフイルム12のプリント倍率に応じた
最適な状態となる。したがって、このプリント倍率に応
じた最適な露光条件でネガフイルム12を焼付露光する
ことができ、フレアの発生が防止されて画質が向上され
る。また、パノラマ専用のプリンタも不要となる。
【0056】さらに、受光器254がフイルムキャリア
220に位置決めされているネガフイルム12に撮影さ
れた画像の濃度情報を検出する際に、例えばパノラマサ
イズの画像コマを外れた部分(所謂ネガフイルム12の
素抜けの部分)を測光することが防止され、ネガフイル
ム12の画像を正確に測光することができる。
【0057】なお、焼付位置に位置決めされた画像コマ
の測光による露光量に対する補正量は、ノッチャーパン
チャ18による検定で予めカラー補正量及び濃度補正量
を定め、図10に示される如くメモリカード22の各コ
マの領域に記憶させておく。すなわち、メモリカード2
2には、各コマのコマ番号と必要に応じてカラー補正量
と濃度補正量とが記憶されると共に前記フルサイズかパ
ノラマサイズかを判別するデータが記録されている。こ
の場合、判別する種類が2種類であるので、フルサイズ
の場合はデータが省略されている。
【0058】次に、第2実施例のフイルムキャリア29
7について説明する。図5に示すように、第2実施例の
フイルムキャリア297のアッパマスク298のマスク
部の開口301は、ハーフサイズ用の大きさとされてい
る。第1実施例と同様にアッパマスク298は、マスク
ベース342に対して脱着可能とされている。従って、
このアッパマスク298を交換するだけで、ハーフサイ
ズのネガフイルムに対応することでき、複雑な機構を設
ける必要がない。
【0059】なお、前記各実施例では、ネガフィルム1
2の画像コマの種類をノッチャーパンチャ18で判別し
メモリカード22に記録して、プリンタ24でこのメモ
リカード22の情報から画像コマの種類を判別したが、
図11に示される如く、受光器254で測光した濃度分
布により、画像コマのエッヂ部分を検出し、このエッヂ
部分の位置によってフルサイズかパノラマサイズかを判
別してもよい。また、ベース濃度と画像濃度に差がない
場合(例えば夜景等の画像)でも、通常、遮光板282
は開放され、アッパマスク340のマスク部274の開
口寸法は、フルサイズとされているので、オペレーター
はマスク上で搬送されるネガフイルム12の画像サイズ
を目視で確認でき、装置の誤判定によるミスプリントが
なくなる。
【0060】また、前記各実施例では、フルサイズかパ
ノラマサイズかのプリント例で示したが、拡大倍率の高
いプリントはこのパノラマサイズのプリントに限定され
ることなく、例えば、ハイビジョンタイプのものやシネ
ラマタイプのアスペクト比を持つプリントでも適用でき
ることは言うまでもなく、またこれらアスペクト比の異
なるプリントの複数の組合せでも構わない。また、フル
サイズのプリント(アスペクト比が同じ)でも、拡大倍
率の異なるプリントの場合も適用できる。また、本実施
例では、アッパマスク340側にその開口を可変とする
機構を設けたが、露光開口306側に設けてもよい。
【0061】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係るフイルム
キャリアは、ネガフイルムの画像サイズが目視判断で
き、また簡単な構成でフルサイズプリントやパノラマサ
イズプリント等のプリント倍率に応じた最適な露光条件
でネガフイルムを焼付露光することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフイルムキャリアの斜視図であ
る。
【図2】本発明の第1実施例に係るフイルムキャリアの
ネガマスクの開口変更機構を示した斜視図である。
【図3】本発明の第1実施例に係るフイルムキャリアの
ネガマスクの開口変更機構を示した断面図である。
【図4】本発明の第1実施例に係るフイルムキャリアの
ネガマスクの開口変更機構を示した平面図である。
【図5】本発明の第2実施例に係るフイルムキャリアの
ネガマスクの開口変更機構を示した斜視図である。
【図6】本発明に係る写真処理システムの概略図であ
る。
【図7】実施例に係るプリンタの概略構造図である。
【図8】実施例に係る制御フローチャートである。
【図9】フルサイズとパノラマサイズの露光画像が混在
したネガフイルムの平面図である。
【図10】メモリカード内の記録領域を示すブロック図
である。
【図11】受光器によって測光された画像コマ濃度分布
特性図である。
【符号の説明】
220 フイルムキャリア 274 マスク部(ネガフイルム保持手段) 278 シャフト 281 ピニオン 282 遮光板 283 ピニオン 284 ラック 286 ピニオン 290 スプリング 292 モーター 294 カム 297 フイルムキャリア 340 アッパマスク(ネガフイルム保持手段)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】以上が通常の写真処理工程であるが、現
在、カメラ10によってパノラマ撮影されることがあ
り、このパノラマ撮影された画像コマの大きさは、標準
サイズ(例えばフルサイズ)の画像コマの大きさと異な
っている。すなわち、図に示す如く、1本のネガフィ
ルム12にフルサイズの画像コマ12Aとパノラマサイ
ズの画像コマ12Bとが混在している。画像コマ12B
は、その縦寸法(ネガフィルム12の幅方向寸法)が短
くなっており、面積比がフルサイズの画像コマ12Aの
約1/2コマ分に相当している。このため、このパノラ
マサイズの画像をフルサイズと同尺度でプリンタ24に
てプリントする場合には、ネガフィルムの画像コマをマ
スクする領域を異ならせると共に、引伸倍率等の焼付条
件を異ならせる必要がある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】そこで、本実施例では、パノラマサイズプ
リント指定の画像コマ12とフルサイズプリント指定
の画像コマ12とを判別する機能をノッチャーパンチ
ャ18に具備すると共に、前記焼付条件に対応可能な機
構をプリンタ24へ具備している。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネガフイルムを焼付露光するための露光
    開口部と、ネガフイルムの画像コマが前記露光開口部と
    重なる位置でネガフイルムを保持するネガフイルム保持
    手段とを備え、前記露光開口部を介して前記ネガフイル
    ム保持手段に保持されたネガフイルムに光を照射するこ
    とにより印画紙へ焼付露光してプリントを作成する写真
    焼付装置に用いられるフイルムキャリアにおいて、前記
    ネガフイルム保持手段が、フイルムキャリアへ脱着可能
    とされると共にその焼付用開口を変更可能とする手段を
    有することを特徴とするフイルムキャリア。
  2. 【請求項2】 ネガフイルムを焼付露光するための露光
    開口部と、ネガフイルムの画像コマが前記露光開口部と
    重なる位置でネガフイルムを保持するネガフイルム保持
    手段とを備え、前記露光開口部を介して前記ネガフイル
    ム保持手段に保持されたネガフイルムに光を照射するこ
    とにより印画紙へ焼付露光してプリントを作成する写真
    焼付装置に用いられるフイルムキャリアにおいて、前記
    ネガフイルム保持手段が、フイルムキャリアへ脱着可能
    とされると共に画像サイズに対応した開口にする焼付用
    開口可変手段を有することを特徴とするフイルムキャリ
    ア。
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