JPH06117765A - 熱間等方圧加圧装置 - Google Patents
熱間等方圧加圧装置Info
- Publication number
- JPH06117765A JPH06117765A JP26623092A JP26623092A JPH06117765A JP H06117765 A JPH06117765 A JP H06117765A JP 26623092 A JP26623092 A JP 26623092A JP 26623092 A JP26623092 A JP 26623092A JP H06117765 A JPH06117765 A JP H06117765A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating element
- shaped
- heat insulating
- insulating layer
- heating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Furnace Details (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
- Resistance Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 より安価に成形できる直棒状やU字棒状の発
熱体をHIP装置に適用できるようにし、HIP装置の
製作コストや材料コストを低減する。 【構成】 高圧容器1 内に倒立コップ状の断熱層10を配
置し、この断熱層10内に、複数の発熱体19よりなるヒー
タを周設した熱間等方圧加圧装置において、前記各発熱
体19の一方もしくは両端の電極接続部を、前記断熱層10
の天井部20に挿通しかつこの天井部20に対して懸垂状に
かつほぼ気密に取り付ける。
熱体をHIP装置に適用できるようにし、HIP装置の
製作コストや材料コストを低減する。 【構成】 高圧容器1 内に倒立コップ状の断熱層10を配
置し、この断熱層10内に、複数の発熱体19よりなるヒー
タを周設した熱間等方圧加圧装置において、前記各発熱
体19の一方もしくは両端の電極接続部を、前記断熱層10
の天井部20に挿通しかつこの天井部20に対して懸垂状に
かつほぼ気密に取り付ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱間等方圧加圧装置
(以下、HIP装置という。)に関する。
(以下、HIP装置という。)に関する。
【0002】
【従来の技術】上記HIP装置は、高圧容器内に倒立コ
ップ状の断熱層を備え、この断熱層内に、複数の発熱体
よりなるヒータ(加熱装置)が周設されているのが一般
的である。このヒータは、グラファイト系の発熱体を用
いる場合には、例えば、円環状の横枠を直棒状の縦枠で
枠組みした籠状の保持枠内に、上下方向で波型に形成し
た発熱体を架設して構成されている(実開昭59− 25195
号公報参照)。
ップ状の断熱層を備え、この断熱層内に、複数の発熱体
よりなるヒータ(加熱装置)が周設されているのが一般
的である。このヒータは、グラファイト系の発熱体を用
いる場合には、例えば、円環状の横枠を直棒状の縦枠で
枠組みした籠状の保持枠内に、上下方向で波型に形成し
た発熱体を架設して構成されている(実開昭59− 25195
号公報参照)。
【0003】一方、酸化雰囲気で使用するHIP装置の
ヒータ用発熱体としては、耐酸化性に富むFe−Cr−
Al系もしくはPt−Rh系の金属製発熱体が多用さ
れ、この場合には、例えば、多数の孔を有する円筒状の
保持筒の外周面に、線状に加工した金属製発熱体を周設
することによってヒータを構成するようにしている(実
公昭62− 4872 号公報参照)。
ヒータ用発熱体としては、耐酸化性に富むFe−Cr−
Al系もしくはPt−Rh系の金属製発熱体が多用さ
れ、この場合には、例えば、多数の孔を有する円筒状の
保持筒の外周面に、線状に加工した金属製発熱体を周設
することによってヒータを構成するようにしている(実
公昭62− 4872 号公報参照)。
【0004】また、近年では、より高温下でのHIP処
理を実現すべく、ZrO2 を発熱体として採用する場合
があり、その一部は既に実用化されている(特開昭63−
23732号公報参照)。
理を実現すべく、ZrO2 を発熱体として採用する場合
があり、その一部は既に実用化されている(特開昭63−
23732号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、酸化雰囲気
に耐えうる発熱体としては、La2 CrO4 やMoSi
2 等が知られているが、これらは成形性の点で直棒状や
U字棒状のものが多く、グラファイトやFe−Cr−A
lのように種々の形状に成形できないため、断熱層内に
配置される保持枠や保持筒に発熱体を取り付けるという
従来のヒータの設計では、当該HIP装置の高圧容器と
いう限られた空間内で使用するのが困難であり、このた
め、La2 CrO4 やMoSi2 等はHIP装置の発熱
体としてはほとんど実用化することができなかった。
に耐えうる発熱体としては、La2 CrO4 やMoSi
2 等が知られているが、これらは成形性の点で直棒状や
U字棒状のものが多く、グラファイトやFe−Cr−A
lのように種々の形状に成形できないため、断熱層内に
配置される保持枠や保持筒に発熱体を取り付けるという
従来のヒータの設計では、当該HIP装置の高圧容器と
いう限られた空間内で使用するのが困難であり、このた
め、La2 CrO4 やMoSi2 等はHIP装置の発熱
体としてはほとんど実用化することができなかった。
【0006】また、従来のヒータでは、発熱体の支持部
材として保持枠や保持筒を採用しているため、このこと
自体が当該HIP装置の製作コストや材料コストを増大
させる原因となっていた。本発明は、かかる実情に鑑
み、より安価に成形できる直棒状等の発熱体をHIP装
置に適用できるようにし、HIP装置の製作コストや材
料コストを低減することを目的とする。
材として保持枠や保持筒を採用しているため、このこと
自体が当該HIP装置の製作コストや材料コストを増大
させる原因となっていた。本発明は、かかる実情に鑑
み、より安価に成形できる直棒状等の発熱体をHIP装
置に適用できるようにし、HIP装置の製作コストや材
料コストを低減することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明は次の技術的手段を講じた。即ち、請求項1記載
の発明は、高圧容器1 内に倒立コップ状の断熱層10を配
置し、この断熱層10内に、複数の発熱体19よりなるヒー
タを周設した熱間等方圧加圧装置において、前記各発熱
体19の一方もしくは両端の電極接続部を、前記断熱層10
の天井部20に挿通しかつこの天井部20に対して懸垂状に
かつほぼ気密に取り付けたことを特徴とする。
本発明は次の技術的手段を講じた。即ち、請求項1記載
の発明は、高圧容器1 内に倒立コップ状の断熱層10を配
置し、この断熱層10内に、複数の発熱体19よりなるヒー
タを周設した熱間等方圧加圧装置において、前記各発熱
体19の一方もしくは両端の電極接続部を、前記断熱層10
の天井部20に挿通しかつこの天井部20に対して懸垂状に
かつほぼ気密に取り付けたことを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、各発熱体19は、直
棒状を呈することを特徴とする。請求項3記載の発明
は、U字棒状を呈しかつその両端部において断熱層10の
天井部20に取り付けられていることを特徴とする。ま
た、請求項4記載の発明は、各発熱体19は、その発熱部
27の上下方向位置がそれぞれ異なっていることを特徴と
する。
棒状を呈することを特徴とする。請求項3記載の発明
は、U字棒状を呈しかつその両端部において断熱層10の
天井部20に取り付けられていることを特徴とする。ま
た、請求項4記載の発明は、各発熱体19は、その発熱部
27の上下方向位置がそれぞれ異なっていることを特徴と
する。
【0009】更に、請求項5記載の発明は、各発熱体19
とは別の発熱体36を炉室35の下部に配設したことを特徴
とする。
とは別の発熱体36を炉室35の下部に配設したことを特徴
とする。
【0010】
【作用】本発明では、各発熱体19の一方もしくは両端の
電極接続部を、断熱層10の天井部20に挿通しかつこの天
井部20に対して懸垂状にかつ気密に取り付けているの
で、La2 CrO4 やMoSi2 等の限られた形状(直
棒状やU字棒状等)にしか成形できない物質をHIP装
置の発熱体19として採用できると共に、断熱層10内にヒ
ータを構成するに際して、従来のような保持枠や保持筒
を必要としない(請求項1,2,3)。
電極接続部を、断熱層10の天井部20に挿通しかつこの天
井部20に対して懸垂状にかつ気密に取り付けているの
で、La2 CrO4 やMoSi2 等の限られた形状(直
棒状やU字棒状等)にしか成形できない物質をHIP装
置の発熱体19として採用できると共に、断熱層10内にヒ
ータを構成するに際して、従来のような保持枠や保持筒
を必要としない(請求項1,2,3)。
【0011】請求項4記載の発明では、各発熱体19の発
熱部27の上下方向位置がそれぞれ異なっているため、発
熱部27の位置が異なる発熱体19をそれぞれ個別に電力制
御することによって、炉室35内の均熱性が向上する。請
求項5記載の発明では、各発熱体19とは別の発熱体36を
炉室35の下部に配設しているので、この別の発熱体36を
直棒状の発熱体19と個別に電力制御することで、炉室36
内の均熱性が向上する。
熱部27の上下方向位置がそれぞれ異なっているため、発
熱部27の位置が異なる発熱体19をそれぞれ個別に電力制
御することによって、炉室35内の均熱性が向上する。請
求項5記載の発明では、各発熱体19とは別の発熱体36を
炉室35の下部に配設しているので、この別の発熱体36を
直棒状の発熱体19と個別に電力制御することで、炉室36
内の均熱性が向上する。
【0012】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳述
する。図1及び図2は、本発明の第一実施例に係るHI
P装置を示している。同図において、円筒状の高圧容器
1 の上下開口部には、上蓋2 及び下蓋3 がそれぞれシー
ル部材4,5 を介して嵌挿されていて、この高圧容器1 と
上下蓋2,3 との内面で高圧室6 が画成されている。な
お、上下蓋2,3 には、旋回型又は走行台車型の図外のプ
レスフレームによって上下方向のプレス軸力が作用され
る。
する。図1及び図2は、本発明の第一実施例に係るHI
P装置を示している。同図において、円筒状の高圧容器
1 の上下開口部には、上蓋2 及び下蓋3 がそれぞれシー
ル部材4,5 を介して嵌挿されていて、この高圧容器1 と
上下蓋2,3 との内面で高圧室6 が画成されている。な
お、上下蓋2,3 には、旋回型又は走行台車型の図外のプ
レスフレームによって上下方向のプレス軸力が作用され
る。
【0013】下蓋3 は、リング状の外蓋7 と、この外蓋
7 に下方から挿脱自在な内蓋8 とからなり、この内蓋8
の上面には被処理物を載せるための載置台9 が上載され
ていて、この内蓋8 を外蓋7 から下方に抜き出せば、被
処理物を載置台9 ごと外部に取り出せるようになってい
る。高圧室6 内には、倒立コップ状の断熱層10が配設さ
れている。この断熱層10は、それぞれ直径が異なる倒立
コップ状の最内層11、中間層12、最外層13を積層してな
り、各層11,12,13の下端はリング状蓋体14で気密に施蓋
されていると共に、この各層11,12,13, 間には、層間の
対流伝熱を抑止する繊維状の断熱材15が介装されてい
る。また、最外層13は、円筒状の外筒16と、この外筒16
の上端開口にシール材17を介して固定した薄い円盤状の
天板18とから構成されている。
7 に下方から挿脱自在な内蓋8 とからなり、この内蓋8
の上面には被処理物を載せるための載置台9 が上載され
ていて、この内蓋8 を外蓋7 から下方に抜き出せば、被
処理物を載置台9 ごと外部に取り出せるようになってい
る。高圧室6 内には、倒立コップ状の断熱層10が配設さ
れている。この断熱層10は、それぞれ直径が異なる倒立
コップ状の最内層11、中間層12、最外層13を積層してな
り、各層11,12,13の下端はリング状蓋体14で気密に施蓋
されていると共に、この各層11,12,13, 間には、層間の
対流伝熱を抑止する繊維状の断熱材15が介装されてい
る。また、最外層13は、円筒状の外筒16と、この外筒16
の上端開口にシール材17を介して固定した薄い円盤状の
天板18とから構成されている。
【0014】なお、断熱層10の各構成部材の材質として
は、最内層11については、気孔率の比較的小さいセラッ
ミックス(例えば、Al2 O3 等)が耐酸化性の点で好
ましい。一方、中間層12、最外層13及びリング状蓋体14
については、SUSやインコネル等の金属材料を採用し
うる。更に、中間層12及び最外層13とリング状蓋体14と
の締結は、溶接接続あるいはシート状断熱材を介しての
締結等が適用できる。これに対して、最内層11とリング
状蓋体14との締結は、ペーストを塗布しての接合もしく
はシート状断熱材を介しての締結等を適用できるが、こ
の場合、前記断熱材15を各層11,12,13, 間により密に配
することで循環流の低減を併せて図ることが好ましい。
は、最内層11については、気孔率の比較的小さいセラッ
ミックス(例えば、Al2 O3 等)が耐酸化性の点で好
ましい。一方、中間層12、最外層13及びリング状蓋体14
については、SUSやインコネル等の金属材料を採用し
うる。更に、中間層12及び最外層13とリング状蓋体14と
の締結は、溶接接続あるいはシート状断熱材を介しての
締結等が適用できる。これに対して、最内層11とリング
状蓋体14との締結は、ペーストを塗布しての接合もしく
はシート状断熱材を介しての締結等を適用できるが、こ
の場合、前記断熱材15を各層11,12,13, 間により密に配
することで循環流の低減を併せて図ることが好ましい。
【0015】本実施例では、HIP装置の発熱体19とし
て断熱層10の高さとほぼ同じ長さを有する直棒状のもの
を採用しており、この発熱体19の上端部を前記断熱層10
の天井部20に計8本挿通すると共に、その各発熱体19の
上端を、当該天井部20の最上部を構成する前記天板18に
懸垂状にかつほぼ気密に取り付けている。即ち、上記断
熱層10の天井部20のうち、最内層11と中間層12の天井部
分には、この部分を上下方向に貫通する挿通孔21が周方
向に並んで計8個設けられていて、この各挿通孔21のそ
れぞれに前記発熱体19の上端部が挿通されている。
て断熱層10の高さとほぼ同じ長さを有する直棒状のもの
を採用しており、この発熱体19の上端部を前記断熱層10
の天井部20に計8本挿通すると共に、その各発熱体19の
上端を、当該天井部20の最上部を構成する前記天板18に
懸垂状にかつほぼ気密に取り付けている。即ち、上記断
熱層10の天井部20のうち、最内層11と中間層12の天井部
分には、この部分を上下方向に貫通する挿通孔21が周方
向に並んで計8個設けられていて、この各挿通孔21のそ
れぞれに前記発熱体19の上端部が挿通されている。
【0016】更に、最外層13の天板18における上記挿通
孔21との対応位置には、電気的絶縁と共に気密シール性
を有するブッシュ22とワッシャ23がその天板18の表裏に
それぞれ設けられていて、このブッシュ22とワッシャ23
に天板18の上面側から電極ねじ軸24が挿通されている。
電極ねじ軸24の下部には、下端に二つ割りの接続端子25
を有するリード部材26が固着され、このリード部材26の
接続端子25に、各発熱体19の上端が挟持状に固定されて
いる。
孔21との対応位置には、電気的絶縁と共に気密シール性
を有するブッシュ22とワッシャ23がその天板18の表裏に
それぞれ設けられていて、このブッシュ22とワッシャ23
に天板18の上面側から電極ねじ軸24が挿通されている。
電極ねじ軸24の下部には、下端に二つ割りの接続端子25
を有するリード部材26が固着され、このリード部材26の
接続端子25に、各発熱体19の上端が挟持状に固定されて
いる。
【0017】また、このようにして断熱層10の天井部20
から断熱層10内へ懸垂された各発熱体19は、断熱層10の
下端部を構成する前記リング状蓋体14よりもさらに下方
に延設されていると共に、その中間部に上下両側部より
も小径とされた発熱部27を有している。一方、本実施例
では、図2に示すように、上記8本の発熱体19を相隣合
う4本の発熱体19群に二分し、この発熱体19群をそれぞ
れ別個に通電する並列回路を構成するようにしている。
から断熱層10内へ懸垂された各発熱体19は、断熱層10の
下端部を構成する前記リング状蓋体14よりもさらに下方
に延設されていると共に、その中間部に上下両側部より
も小径とされた発熱部27を有している。一方、本実施例
では、図2に示すように、上記8本の発熱体19を相隣合
う4本の発熱体19群に二分し、この発熱体19群をそれぞ
れ別個に通電する並列回路を構成するようにしている。
【0018】即ち、前記下蓋3 の上面には、高圧室6 外
から電流を取り入れるための第一電極28と第二電極29が
設けられていて、この両電極28,29 には、上端に二つ割
りの接続端子30を有するリード部材31がそれぞれ固着さ
れている。そして、図1及び図2に示すように、4本の
発熱体19群を左側から順に19a,19b,19c,19d と表示する
とすれば、図1において左右両側に位置する発熱体19a,
19d の下端は、第一及び第二電極28,29 に設けた接続端
子30に接続され、左側二本の発熱体19a,19b の上端間と
右側二本の発熱体19c,19d の上端間は、前記電極ねじ軸
24間を連結する上カプラ32,33 を介してそれぞれ接続さ
れ、更に、中央二本の発熱体19b,19c の下端間は下カプ
ラ34を介して電気的に接続されている。なお、図2にお
ける矢印は、各発熱体19群を流れる電流の向きを示して
いる。
から電流を取り入れるための第一電極28と第二電極29が
設けられていて、この両電極28,29 には、上端に二つ割
りの接続端子30を有するリード部材31がそれぞれ固着さ
れている。そして、図1及び図2に示すように、4本の
発熱体19群を左側から順に19a,19b,19c,19d と表示する
とすれば、図1において左右両側に位置する発熱体19a,
19d の下端は、第一及び第二電極28,29 に設けた接続端
子30に接続され、左側二本の発熱体19a,19b の上端間と
右側二本の発熱体19c,19d の上端間は、前記電極ねじ軸
24間を連結する上カプラ32,33 を介してそれぞれ接続さ
れ、更に、中央二本の発熱体19b,19c の下端間は下カプ
ラ34を介して電気的に接続されている。なお、図2にお
ける矢印は、各発熱体19群を流れる電流の向きを示して
いる。
【0019】従って、第一電極28から第二電極29へ通電
する場合、その電流は、図1において左端側の発熱体19
a 、上カプラ32、中央左の発熱体19b 、下カプラ34、中
央右の発熱体19c 、上カプラ33、左端側の発熱体19d の
順に流れることになり、これにより、最内層11の内面で
構成された炉室35内の被処理物が加熱される。なお、上
記直棒状の発熱体19としては、La2 CrO4 やMoS
i2 等を採用することができる。また、本実施例では、
発熱体19を最外層13の天板18に固定しているが、中間層
12に固定することにしてもよい。
する場合、その電流は、図1において左端側の発熱体19
a 、上カプラ32、中央左の発熱体19b 、下カプラ34、中
央右の発熱体19c 、上カプラ33、左端側の発熱体19d の
順に流れることになり、これにより、最内層11の内面で
構成された炉室35内の被処理物が加熱される。なお、上
記直棒状の発熱体19としては、La2 CrO4 やMoS
i2 等を採用することができる。また、本実施例では、
発熱体19を最外層13の天板18に固定しているが、中間層
12に固定することにしてもよい。
【0020】図3〜図5は、第一実施例の変形例を示し
ている。即ち、この変形例では、図3及び図4に示すよ
うに、発熱部27の上下位置が異なる発熱体19を周方向に
交互に並べて配置し、発熱部27を炉室35内の上部に有す
る発熱体19(図4の白丸)と、発熱部27を炉室35内の下
部に有する発熱体19(図4の黒丸)との電気配線を別に
してそれぞれ個別に電力制御するようにしており、これ
によって、炉室35内の均熱性の向上を図っている。
ている。即ち、この変形例では、図3及び図4に示すよ
うに、発熱部27の上下位置が異なる発熱体19を周方向に
交互に並べて配置し、発熱部27を炉室35内の上部に有す
る発熱体19(図4の白丸)と、発熱部27を炉室35内の下
部に有する発熱体19(図4の黒丸)との電気配線を別に
してそれぞれ個別に電力制御するようにしており、これ
によって、炉室35内の均熱性の向上を図っている。
【0021】なお、図5に示すように、発熱部27の上下
位置が異なる発熱体19を、径方向内外に配置することに
してもよく、同図における白丸と黒丸の表示は、図4の
場合と同様である。また、図6は第一実施例の他の変形
例を示している。この変形例では、炉室35の下部、即ち
第一実施例に係るHIP装置の載置台9内に、直棒状の
発熱体19とは異なる別の発熱体36が配設されていて、こ
の別の発熱体36を直棒状の発熱体19とは個別に電力制御
することにより、炉室36内の均熱性の向上を図ってい
る。
位置が異なる発熱体19を、径方向内外に配置することに
してもよく、同図における白丸と黒丸の表示は、図4の
場合と同様である。また、図6は第一実施例の他の変形
例を示している。この変形例では、炉室35の下部、即ち
第一実施例に係るHIP装置の載置台9内に、直棒状の
発熱体19とは異なる別の発熱体36が配設されていて、こ
の別の発熱体36を直棒状の発熱体19とは個別に電力制御
することにより、炉室36内の均熱性の向上を図ってい
る。
【0022】次に、図7及び図8は、本発明の第二実施
例を示している。本実施例では、HIP装置の発熱体19
として、互いに平行な直線部19A と半円状の湾曲部19B
とから一体に形成されたU字棒状のものを採用してお
り、この発熱体19の両端部(直線部19A の上端部)を前
記断熱層10の天井部20にそれぞれ挿通すると共に、その
各発熱体19の両端を、当該天井部20の最上部を構成する
前記天板18に懸垂状にかつ気密に取り付けている。
例を示している。本実施例では、HIP装置の発熱体19
として、互いに平行な直線部19A と半円状の湾曲部19B
とから一体に形成されたU字棒状のものを採用してお
り、この発熱体19の両端部(直線部19A の上端部)を前
記断熱層10の天井部20にそれぞれ挿通すると共に、その
各発熱体19の両端を、当該天井部20の最上部を構成する
前記天板18に懸垂状にかつ気密に取り付けている。
【0023】即ち、上記断熱層10の天井部20のうち、最
内層11と中間層12の天井部分には、この部分を上下方向
に貫通する挿通孔21が周方向に並んで計8個設けられて
いて、このうち隣合う一対の挿通孔21のそれぞれに前記
発熱体19の両端部が挿通されている。なお、最外層13の
天板18における上記挿通孔21との対応位置において、電
気的絶縁と共に気密シール性を有するブッシュ22とワッ
シャ23、これらに挿通された電極ねじ軸24、この電極ね
じ軸24の下端に固着されかつ下端に二つ割りの接続端子
25を有するリード部材26を介して、各発熱体19の両端が
挟持状に固定されている点は、第一実施例の場合と同様
である。
内層11と中間層12の天井部分には、この部分を上下方向
に貫通する挿通孔21が周方向に並んで計8個設けられて
いて、このうち隣合う一対の挿通孔21のそれぞれに前記
発熱体19の両端部が挿通されている。なお、最外層13の
天板18における上記挿通孔21との対応位置において、電
気的絶縁と共に気密シール性を有するブッシュ22とワッ
シャ23、これらに挿通された電極ねじ軸24、この電極ね
じ軸24の下端に固着されかつ下端に二つ割りの接続端子
25を有するリード部材26を介して、各発熱体19の両端が
挟持状に固定されている点は、第一実施例の場合と同様
である。
【0024】また、このようにして天井部20から断熱層
10内へ懸垂された各発熱体19は、断熱層10の下部に至る
まで延設されると共に、その中間部に両端部よりも小径
とされた発熱部27を有している。一方、本実施例では、
図8に示すように、上記4本の発熱体19を相隣合う2本
の発熱体19群に二分し、この発熱体19群をそれぞれ別個
に通電する並列回路を構成するようにしている。
10内へ懸垂された各発熱体19は、断熱層10の下部に至る
まで延設されると共に、その中間部に両端部よりも小径
とされた発熱部27を有している。一方、本実施例では、
図8に示すように、上記4本の発熱体19を相隣合う2本
の発熱体19群に二分し、この発熱体19群をそれぞれ別個
に通電する並列回路を構成するようにしている。
【0025】即ち、前記上蓋2 の下面には、高圧室6 外
から電流を取り入れるための第一電極38と第二電極39が
設けられていて、この両電極38,39 と電極ねじ軸24との
間は、左右カプラ40,41 で連結されている。そして、図
7及び図8に示すように、2本の発熱体19群を左側から
順に19a,19b と表示するとすれば、図7において左側に
位置する発熱体19a の左上端は、左カプラ40を介して第
一電極38に接続され、左側の発熱体19a の右上端と右側
の発熱体19b の左上端との間は、中間カプラ42を介して
互いに接続され、更に、右側の発熱体19b の右上端は、
右カプラ41を介して第二電極39に接続されている。な
お、図8における矢印は、各発熱体19群を流れる電流の
向きを示している。
から電流を取り入れるための第一電極38と第二電極39が
設けられていて、この両電極38,39 と電極ねじ軸24との
間は、左右カプラ40,41 で連結されている。そして、図
7及び図8に示すように、2本の発熱体19群を左側から
順に19a,19b と表示するとすれば、図7において左側に
位置する発熱体19a の左上端は、左カプラ40を介して第
一電極38に接続され、左側の発熱体19a の右上端と右側
の発熱体19b の左上端との間は、中間カプラ42を介して
互いに接続され、更に、右側の発熱体19b の右上端は、
右カプラ41を介して第二電極39に接続されている。な
お、図8における矢印は、各発熱体19群を流れる電流の
向きを示している。
【0026】従って、第一電極38から第二電極39へ通電
する場合、その電流は、図7において左カプラ40、左側
の発熱体19a 、中間カプラ42、右側の発熱体19b 、右カ
プラ41の順に流れることになり、これにより、最内層11
の内面で構成された炉室35内の被処理物が加熱されるよ
うになっている。なお、上記U字棒状の発熱体19として
は、La2 CrO4 やMoSi2 等を採用することがで
きる。また、本実施例では、発熱体19を最外層13の天板
18に固定しているが、中間層12に固定することにしても
よい。
する場合、その電流は、図7において左カプラ40、左側
の発熱体19a 、中間カプラ42、右側の発熱体19b 、右カ
プラ41の順に流れることになり、これにより、最内層11
の内面で構成された炉室35内の被処理物が加熱されるよ
うになっている。なお、上記U字棒状の発熱体19として
は、La2 CrO4 やMoSi2 等を採用することがで
きる。また、本実施例では、発熱体19を最外層13の天板
18に固定しているが、中間層12に固定することにしても
よい。
【0027】このように、第二実施例では発熱体19とし
てU字棒状のものを採用しているので、第一実施例の場
合のように炉室35内で発熱体19の下端部同士を連結する
必要がなく、この点でHIP装置の製作コスト及び材料
コストをより低減化することができる。次に、図9及び
図10は、第二実施例の変形例を示している。
てU字棒状のものを採用しているので、第一実施例の場
合のように炉室35内で発熱体19の下端部同士を連結する
必要がなく、この点でHIP装置の製作コスト及び材料
コストをより低減化することができる。次に、図9及び
図10は、第二実施例の変形例を示している。
【0028】この変形例では、図9に示すように、発熱
部27の上下位置が異なる発熱体19を周方向に交互に並べ
て配置し、発熱部27を炉室35内の上部に有する発熱体19
と、発熱部27を炉室35内の下部に有する発熱体19との電
気配線を別にしてそれぞれ個別に電力制御するようにし
ており、これによって、炉室35内の均熱性の向上を図っ
ている。
部27の上下位置が異なる発熱体19を周方向に交互に並べ
て配置し、発熱部27を炉室35内の上部に有する発熱体19
と、発熱部27を炉室35内の下部に有する発熱体19との電
気配線を別にしてそれぞれ個別に電力制御するようにし
ており、これによって、炉室35内の均熱性の向上を図っ
ている。
【0029】また、この場合図10に示すように、発熱
部27の上下位置が異なる発熱体19を径方向内外に配置す
ることにしてもよい。なお、図10における白丸は発熱
部27を炉室35内の上部に有する発熱体19を、黒丸は発熱
部27を炉室35内の下部に有する発熱体19を、それぞれ表
示している。更に、図11は、第二実施例の他の変形例
を示している。
部27の上下位置が異なる発熱体19を径方向内外に配置す
ることにしてもよい。なお、図10における白丸は発熱
部27を炉室35内の上部に有する発熱体19を、黒丸は発熱
部27を炉室35内の下部に有する発熱体19を、それぞれ表
示している。更に、図11は、第二実施例の他の変形例
を示している。
【0030】この変形例では、炉室35の下部、即ち第一
実施例に係るHIP装置の載置台9内に、当該U字棒状
の発熱体19とは異なる別の発熱体36が配設されていて、
この別の発熱体36をU字棒状の発熱体19とは個別に電力
制御することにより、炉室36内の均熱性の向上を図って
いる。なお、上記各実施例において、発熱体19の材質
は、直棒状やU字棒状等の単純な形状に成形できるもの
であればよく、La2 CrO4 やMoSi2 に限定され
ないことは勿論である。
実施例に係るHIP装置の載置台9内に、当該U字棒状
の発熱体19とは異なる別の発熱体36が配設されていて、
この別の発熱体36をU字棒状の発熱体19とは個別に電力
制御することにより、炉室36内の均熱性の向上を図って
いる。なお、上記各実施例において、発熱体19の材質
は、直棒状やU字棒状等の単純な形状に成形できるもの
であればよく、La2 CrO4 やMoSi2 に限定され
ないことは勿論である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
La2 CrO4 やMoSi2 等のより安価に成形できる
直棒状やU字棒状の発熱体をHIP装置に適用できると
共に、断熱層10内にヒータを構成するに際して保持枠や
保持筒を必要としないので、HIP装置の製作コスト及
び材料コストを大幅に低減することができる(請求項
1,2,3)。
La2 CrO4 やMoSi2 等のより安価に成形できる
直棒状やU字棒状の発熱体をHIP装置に適用できると
共に、断熱層10内にヒータを構成するに際して保持枠や
保持筒を必要としないので、HIP装置の製作コスト及
び材料コストを大幅に低減することができる(請求項
1,2,3)。
【0032】請求項4記載の発明によれば、発熱部27の
位置が異なる発熱体19をそれぞれ個別に電力制御するこ
とによって、炉室35内の均熱性を向上することができ
る。請求項5記載の発明によれば、炉室35の下部に配設
した別の発熱体36を直棒状の発熱体19とは個別に電力制
御することにより、炉室35内の均熱性を向上することが
できる。
位置が異なる発熱体19をそれぞれ個別に電力制御するこ
とによって、炉室35内の均熱性を向上することができ
る。請求項5記載の発明によれば、炉室35の下部に配設
した別の発熱体36を直棒状の発熱体19とは個別に電力制
御することにより、炉室35内の均熱性を向上することが
できる。
【図1】第一実施例に係るHIP装置の断面図である。
【図2】同実施例の発熱体の平面配置図である。
【図3】第一実施例の変形例に係るHIP装置の断面図
である。
である。
【図4】同変形例の発熱体の平面配置図である。
【図5】同変形例の発熱体の平面配置図である。
【図6】第一実施例の他の変形例に係るHIP装置の断
面図である。
面図である。
【図7】第二実施例に係るHIP装置の断面図である。
【図8】同実施例の発熱体の平面配置図である。
【図9】第二実施例の変形例に係るHIP装置の断面図
である。
である。
【図10】同変形例の発熱体の平面配置図である。
【図11】第二実施例の他の変形例に係るHIP装置の
断面図である。
断面図である。
1 高圧容器 10 断熱層 19 発熱体 20 天井部 27 発熱部 35 炉室 36 発熱体
Claims (5)
- 【請求項1】 高圧容器1 内に倒立コップ状の断熱層(1
0)を配置し、この断熱層(10)内に、複数の発熱体(19)よ
りなるヒータを周設した熱間等方圧加圧装置において、 前記各発熱体(19)の一方もしくは両端の電極接続部を、
前記断熱層(10)の天井部(20)に挿通しかつこの天井部(2
0)に対して懸垂状にかつほぼ気密に取り付けたことを特
徴とする熱間等方圧加圧装置。 - 【請求項2】 各発熱体(19)は、直棒状を呈することを
特徴とする請求項1記載の熱間等方圧加圧装置。 - 【請求項3】 各発熱体(19)は、U字棒状を呈しかつそ
の両端部において断熱層(10)の天井部(20)に取り付けら
れていることを特徴とする請求項1記載の熱間等方圧加
圧装置。 - 【請求項4】 各発熱体(19)は、その発熱部(27)の上下
方向位置がそれぞれ異なっていることを特徴とする請求
項1又は2又は3記載の熱間等方圧加圧装置。 - 【請求項5】 各発熱体(19)とは別の発熱体(36)を炉室
(35)の下部に配設したことを特徴とする請求項1又は2
又は3記載の熱間等方圧加圧装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26623092A JPH06117765A (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 熱間等方圧加圧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26623092A JPH06117765A (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 熱間等方圧加圧装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06117765A true JPH06117765A (ja) | 1994-04-28 |
Family
ID=17428081
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26623092A Pending JPH06117765A (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 熱間等方圧加圧装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06117765A (ja) |
-
1992
- 1992-10-05 JP JP26623092A patent/JPH06117765A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN108851244B (zh) | 烘烤烟具及真空隔热的加热组件 | |
| JP4221590B2 (ja) | 熱処理炉用電気ヒータ | |
| JP2018005999A (ja) | セラミックスヒータ | |
| JP4168521B2 (ja) | 通電加熱式加圧焼結装置 | |
| EP0986446B1 (en) | A device in a pressure vessel for hot isostatic pressing | |
| JPS6224237Y2 (ja) | ||
| TW201029029A (en) | Vacuum capacitor | |
| JP3870571B2 (ja) | 通電加熱式加圧焼結装置 | |
| JP3618715B2 (ja) | 通電電極用の冷却装置及び通電電極と冷却装置の組立体 | |
| JPH0230716Y2 (ja) | ||
| JPS642386Y2 (ja) | ||
| JPH09229561A (ja) | 横型加圧焼結炉 | |
| JP3708008B2 (ja) | クラッド材及びその製造方法 | |
| JPH0526480Y2 (ja) | ||
| JP2005217335A5 (ja) | ||
| CN217721519U (zh) | 电磁加热结构以及电磁加热装置 | |
| JPS6317993Y2 (ja) | ||
| CN223020905U (zh) | 一种用于真空烧结炉的石墨加热装置 | |
| WO1991001474A1 (fr) | Presse isotropique a chaud sous atmosphere oxydante | |
| JPS6348789A (ja) | 加圧加熱炉 | |
| KR20180111946A (ko) | 열전 변환 모듈 및 열전 변환 소자 | |
| JPH05106971A (ja) | 熱間等方圧加圧装置 | |
| JP2580216B2 (ja) | 加熱炉用ヒータ | |
| JP2535402B2 (ja) | 高温炉用断熱構造体 | |
| JPH0544599B2 (ja) |