JPH06117972A - 標準ガス調製方法および装置 - Google Patents
標準ガス調製方法および装置Info
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- JPH06117972A JPH06117972A JP4298097A JP29809792A JPH06117972A JP H06117972 A JPH06117972 A JP H06117972A JP 4298097 A JP4298097 A JP 4298097A JP 29809792 A JP29809792 A JP 29809792A JP H06117972 A JPH06117972 A JP H06117972A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 希釈工程を用いずに、極低濃度で、濃度が既
知の標準ガスを調製する。 【構成】 試料容器9が収容される蒸発室7に接続され
ている窒素ガス供給路3に圧力調整器4および流量コン
トローラ5を介設する。蒸発室7に試料容器9の周囲の
温度を制御する温度調整器12を設備する。温度調整器
12によって蒸発室7の温度を変更調整して、試料容器
7に収容された水10から蒸発する水蒸気11の量を制
御する。 【効果】 蒸発した水蒸気11と窒素ガス1とが混合さ
れて標準ガス20が発生される。その所望する標準ガス
濃度に対応する温度を温度調整器12に指定することに
より、水蒸気11の蒸発量が指定した温度に対応した値
に制御されるため、発生された標準ガスの濃度は所望の
濃度に調製される。
知の標準ガスを調製する。 【構成】 試料容器9が収容される蒸発室7に接続され
ている窒素ガス供給路3に圧力調整器4および流量コン
トローラ5を介設する。蒸発室7に試料容器9の周囲の
温度を制御する温度調整器12を設備する。温度調整器
12によって蒸発室7の温度を変更調整して、試料容器
7に収容された水10から蒸発する水蒸気11の量を制
御する。 【効果】 蒸発した水蒸気11と窒素ガス1とが混合さ
れて標準ガス20が発生される。その所望する標準ガス
濃度に対応する温度を温度調整器12に指定することに
より、水蒸気11の蒸発量が指定した温度に対応した値
に制御されるため、発生された標準ガスの濃度は所望の
濃度に調製される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、標準ガス調製技術、特
に、試料の蒸気が極低濃度含有されている標準ガスを得
るための技術に関し、例えば、ガス分析装置に使用され
る検量線を作成するために必要な標準ガスを得るのに利
用して有効な技術に関する。
に、試料の蒸気が極低濃度含有されている標準ガスを得
るための技術に関し、例えば、ガス分析装置に使用され
る検量線を作成するために必要な標準ガスを得るのに利
用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ガス分析装置に使用される検量
線が作成されるに際しては、ガス中に既知の濃度の試料
蒸気が含有されている標準ガスが使用される。そこで、
検量線を作成するためには、まず、ガス中に既知の濃度
の試料蒸気が含有されている標準ガスを調製する必要が
ある。
線が作成されるに際しては、ガス中に既知の濃度の試料
蒸気が含有されている標準ガスが使用される。そこで、
検量線を作成するためには、まず、ガス中に既知の濃度
の試料蒸気が含有されている標準ガスを調製する必要が
ある。
【0003】例えば、液体試料の蒸気の濃度がppb
(10-9)レベル、或いは、それ以下の極低濃度の標準
ガスを得るための標準ガス調製装置として、特開平4−
81650号公報に記載されているものがある。
(10-9)レベル、或いは、それ以下の極低濃度の標準
ガスを得るための標準ガス調製装置として、特開平4−
81650号公報に記載されているものがある。
【0004】すなわち、この標準ガス調製装置は、一流
路のガス配管の途中に圧力調整器、流量コントローラ
と、液体試料が入った穴あき容器を内包する試料室とを
ガスの流れ方向に沿ってこの順序に配置した高濃度標準
ガス発生機構と、この高濃度標準ガス発生機構に直結さ
れた蒸気試料供給流路と、少なくとも1つの分岐管を持
ち、高濃度標準ガス発生機構に近い方から、奇数番目の
分岐部分は、流量コントローラを配置したガス排出口に
接続し、偶数番目の分岐部分は、ガスの流れ方向に沿っ
てこの順に圧力調整器と流量コントローラとを配置した
ガス導入口が接続されることを特徴とする。
路のガス配管の途中に圧力調整器、流量コントローラ
と、液体試料が入った穴あき容器を内包する試料室とを
ガスの流れ方向に沿ってこの順序に配置した高濃度標準
ガス発生機構と、この高濃度標準ガス発生機構に直結さ
れた蒸気試料供給流路と、少なくとも1つの分岐管を持
ち、高濃度標準ガス発生機構に近い方から、奇数番目の
分岐部分は、流量コントローラを配置したガス排出口に
接続し、偶数番目の分岐部分は、ガスの流れ方向に沿っ
てこの順に圧力調整器と流量コントローラとを配置した
ガス導入口が接続されることを特徴とする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記した従来
の標準ガス調製装置においては、高濃度標準ガス発生機
構によって発生された一定濃度の標準ガスを複数段にて
希釈するように構成されているため、次の問題点がある
ことが本発明者によって明らかにされた。
の標準ガス調製装置においては、高濃度標準ガス発生機
構によって発生された一定濃度の標準ガスを複数段にて
希釈するように構成されているため、次の問題点がある
ことが本発明者によって明らかにされた。
【0006】 高価格の流量コントローラが複数基使
用されているため、標準ガス調製装置全体が高価格にな
ってしまう。
用されているため、標準ガス調製装置全体が高価格にな
ってしまう。
【0007】 高い希釈率を得るに際して、流量コン
トローラによって流量が精密に制御されることになるた
め、その流量コントローラの制御誤差によって、標準ガ
ス濃度に誤差が発生する。
トローラによって流量が精密に制御されることになるた
め、その流量コントローラの制御誤差によって、標準ガ
ス濃度に誤差が発生する。
【0008】 複雑な分岐管が使用されているため、
配管の内側表面から脱離ガスが発生し易く、また、発生
した試料蒸気の吸着脱離時間が長くなる。
配管の内側表面から脱離ガスが発生し易く、また、発生
した試料蒸気の吸着脱離時間が長くなる。
【0009】本発明の目的は、多数段の希釈工程を用い
ずに、極低濃度で、しかも、その濃度が既知の標準ガス
を直接的に発生かつ調製することができる標準ガス調製
技術を提供することにある。
ずに、極低濃度で、しかも、その濃度が既知の標準ガス
を直接的に発生かつ調製することができる標準ガス調製
技術を提供することにある。
【0010】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、次の通り
である。
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、次の通り
である。
【0012】すなわち、キャリアガス供給源に接続され
ているキャリアガス供給路と、この供給路にそれぞれ介
設されている圧力調整器および流量コントローラと、固
体または液体の試料が収容される容器と、前記キャリア
ガス供給路が接続されており、前記容器を収容する蒸発
室と、蒸発室の雰囲気温度を制御する温度調整器とを備
えており、前記温度調整器によって前記蒸発室の雰囲気
温度が変更調整されることにより、前記容器に収容され
た試料から蒸発する蒸気の量が制御され、蒸発した試料
蒸気が前記キャリアガス供給路からのキャリアガスと混
合されることによって低濃度の標準ガスが発生かつ調製
されることを特徴とする。
ているキャリアガス供給路と、この供給路にそれぞれ介
設されている圧力調整器および流量コントローラと、固
体または液体の試料が収容される容器と、前記キャリア
ガス供給路が接続されており、前記容器を収容する蒸発
室と、蒸発室の雰囲気温度を制御する温度調整器とを備
えており、前記温度調整器によって前記蒸発室の雰囲気
温度が変更調整されることにより、前記容器に収容され
た試料から蒸発する蒸気の量が制御され、蒸発した試料
蒸気が前記キャリアガス供給路からのキャリアガスと混
合されることによって低濃度の標準ガスが発生かつ調製
されることを特徴とする。
【0013】
【作用】前記した手段において、蒸発室の温度は温度調
整器によって所望の温度に変更調整される。ここで、液
体の蒸発量とその液体の雰囲気温度との関係には一定の
相関があるため、蒸発室に収容された試料が液体である
場合には、液体試料は蒸発室の調整された温度に対応す
る蒸発量をもって蒸発することになる。そこで、予め、
液体の蒸発量と周囲温度との相関を求めておくことによ
り、蒸発室の調整温度における試料の蒸発量を制御する
ことができる。つまり、蒸発室の現在の温度を所望の蒸
発量が得られる温度に調整することにより、試料を当該
所望の蒸発量に制御することができる。
整器によって所望の温度に変更調整される。ここで、液
体の蒸発量とその液体の雰囲気温度との関係には一定の
相関があるため、蒸発室に収容された試料が液体である
場合には、液体試料は蒸発室の調整された温度に対応す
る蒸発量をもって蒸発することになる。そこで、予め、
液体の蒸発量と周囲温度との相関を求めておくことによ
り、蒸発室の調整温度における試料の蒸発量を制御する
ことができる。つまり、蒸発室の現在の温度を所望の蒸
発量が得られる温度に調整することにより、試料を当該
所望の蒸発量に制御することができる。
【0014】他方、前記した手段において、キャリアガ
スは圧力調整器によって一定の圧力に調整されるととも
に、流量コントローラによって一定の流量に制御され
て、蒸発室に供給されている。したがって、蒸発室にお
ける現在のキャリアガスの容積(嵩)を所定の値に制御
することができる。
スは圧力調整器によって一定の圧力に調整されるととも
に、流量コントローラによって一定の流量に制御され
て、蒸発室に供給されている。したがって、蒸発室にお
ける現在のキャリアガスの容積(嵩)を所定の値に制御
することができる。
【0015】そして、液体試料が蒸発して成る試料蒸気
は、蒸発室に常時供給され続けているキャリアガスに混
合される。この混合によって標準ガスが発生されたこと
になる。ここで、試料を所望の蒸発量をもって蒸発させ
て得られる試料蒸気の量は、前述した通り所望の値に制
御することができ、また、蒸発室におけるキャリアガス
の容積も、前述した通り所望の値に制御することができ
るため、蒸発室における試料蒸気の量と、蒸発室におけ
るキャリアガスの容積との割合、すなわち、発生された
標準ガスの濃度は所望の値に制御することが可能という
ことになる。
は、蒸発室に常時供給され続けているキャリアガスに混
合される。この混合によって標準ガスが発生されたこと
になる。ここで、試料を所望の蒸発量をもって蒸発させ
て得られる試料蒸気の量は、前述した通り所望の値に制
御することができ、また、蒸発室におけるキャリアガス
の容積も、前述した通り所望の値に制御することができ
るため、蒸発室における試料蒸気の量と、蒸発室におけ
るキャリアガスの容積との割合、すなわち、発生された
標準ガスの濃度は所望の値に制御することが可能という
ことになる。
【0016】また、以上の説明から明らかな通り、試料
蒸気量の値およびキャリアガス量の値は知得可能である
から、現在の試料蒸気量の値とキャリアガス量の値とか
ら、その割合である現在の標準ガス濃度を求めることが
できる。そして、試料の蒸発量は極微量であるため、そ
の試料蒸気のキャリアガスに占める割合、すなわち、標
準ガスの濃度は極低くなる。
蒸気量の値およびキャリアガス量の値は知得可能である
から、現在の試料蒸気量の値とキャリアガス量の値とか
ら、その割合である現在の標準ガス濃度を求めることが
できる。そして、試料の蒸発量は極微量であるため、そ
の試料蒸気のキャリアガスに占める割合、すなわち、標
準ガスの濃度は極低くなる。
【0017】なお、固体の昇華量とその固体の周囲温度
との関係には一定の相関があるため、蒸発室に収容され
た試料が固体である場合にも、以上説明した液体試料の
場合と同様に、極低濃度で、しかも、その濃度が既知の
標準ガスを直接的に発生、かつ、調製することができ
る。
との関係には一定の相関があるため、蒸発室に収容され
た試料が固体である場合にも、以上説明した液体試料の
場合と同様に、極低濃度で、しかも、その濃度が既知の
標準ガスを直接的に発生、かつ、調製することができ
る。
【0018】
【実施例】図1は本発明の一実施例である標準ガス調製
装置を示す模式図である。図2はその作用を説明するた
めの線図である。
装置を示す模式図である。図2はその作用を説明するた
めの線図である。
【0019】本実施例において、本発明に係る標準ガス
調製装置は、キャリアガスとしての窒素ガスに極低濃度
の水蒸気を含む標準ガスを発生すると同時に、その標準
ガスを所望の濃度に調製するものとして構成されてい
る。
調製装置は、キャリアガスとしての窒素ガスに極低濃度
の水蒸気を含む標準ガスを発生すると同時に、その標準
ガスを所望の濃度に調製するものとして構成されてい
る。
【0020】本実施例に係る標準ガス調製装置は、キャ
リアガスとしての窒素ガス1を供給するための供給源で
あるボンベ2を備えており、このボンベ2にはガス供給
路3が接続されている。ガス供給路3には圧力調整器4
および流量コントローラ5が、上流側からこの順に配さ
れて介設されており、ガス供給路3に供給された窒素ガ
ス1は圧力調整器4によって圧力が調整されるととも
に、流量コントローラ5によって流量が制御されるよう
になっている。
リアガスとしての窒素ガス1を供給するための供給源で
あるボンベ2を備えており、このボンベ2にはガス供給
路3が接続されている。ガス供給路3には圧力調整器4
および流量コントローラ5が、上流側からこの順に配さ
れて介設されており、ガス供給路3に供給された窒素ガ
ス1は圧力調整器4によって圧力が調整されるととも
に、流量コントローラ5によって流量が制御されるよう
になっている。
【0021】ガス供給路3における流量コントローラ5
の下流側には不純物除去機構6が介設されており、この
不純物除去機構6の下流側においてガス供給路3は蒸発
室7に流体的に接続されている。そして、不純物除去機
構6はモレキュラシーブ等が使用されており、圧力調整
器4および流量コントローラ5を通過した窒素ガス1中
に含有されている水や有機物等の不純物を除去して蒸発
室7へ供給するように構成されている。
の下流側には不純物除去機構6が介設されており、この
不純物除去機構6の下流側においてガス供給路3は蒸発
室7に流体的に接続されている。そして、不純物除去機
構6はモレキュラシーブ等が使用されており、圧力調整
器4および流量コントローラ5を通過した窒素ガス1中
に含有されている水や有機物等の不純物を除去して蒸発
室7へ供給するように構成されている。
【0022】ちなみに、不純物除去機構6によって除去
される不純物の発生源としては、ボンベ2から取り出さ
れる窒素ガス1に元来含まれているものと、圧力調整器
4および流量コントローラ5からの脱離成分とがある。
圧力調整器4や流量コントローラ5が高温加熱と通ガス
によって充分にクリーニングすることができない場合に
は、試料濃度がppbレベルか、それ以下の標準ガスの
調製方法においては、これらの不純物が障害物質となる
ため、不純物除去機構6を使用することが不可欠にな
る。
される不純物の発生源としては、ボンベ2から取り出さ
れる窒素ガス1に元来含まれているものと、圧力調整器
4および流量コントローラ5からの脱離成分とがある。
圧力調整器4や流量コントローラ5が高温加熱と通ガス
によって充分にクリーニングすることができない場合に
は、試料濃度がppbレベルか、それ以下の標準ガスの
調製方法においては、これらの不純物が障害物質となる
ため、不純物除去機構6を使用することが不可欠にな
る。
【0023】ガス供給路3が接続された蒸発室7には取
出路8が接続されており、蒸発室7において発生された
後記する標準ガスがこの取出路8によって取り出される
ようになっている。ちなみに、取出路8は標準ガスが必
要とされる任意の負荷(図示せず)に適宜流体的に接続
し得るように構成されている。
出路8が接続されており、蒸発室7において発生された
後記する標準ガスがこの取出路8によって取り出される
ようになっている。ちなみに、取出路8は標準ガスが必
要とされる任意の負荷(図示せず)に適宜流体的に接続
し得るように構成されている。
【0024】蒸発室7の室内には試料を貯留するための
容器9が収容されるようになっており、この容器9には
口径が0.1〜5mmである蒸発口が開設されている。
本実施例において、この容器9には液体試料として水
(H2 O)10が貯留されており、水10が蒸発して成
る水蒸気11が容器9の蒸発口から蒸発室7の室内に放
出されるようになっている。
容器9が収容されるようになっており、この容器9には
口径が0.1〜5mmである蒸発口が開設されている。
本実施例において、この容器9には液体試料として水
(H2 O)10が貯留されており、水10が蒸発して成
る水蒸気11が容器9の蒸発口から蒸発室7の室内に放
出されるようになっている。
【0025】また、蒸発室7は温度調整器12によって
その室内温度が指定された所望の温度に変更調整される
ようになっており、水10の蒸気圧、ひいては、窒素ガ
ス1の気流中への水蒸気11の放出量が一定に維持され
るようになっている。
その室内温度が指定された所望の温度に変更調整される
ようになっており、水10の蒸気圧、ひいては、窒素ガ
ス1の気流中への水蒸気11の放出量が一定に維持され
るようになっている。
【0026】温度調整器12は、その槽内室によって蒸
発室7を実質的に構成している恒温槽13と、恒温槽1
3の雰囲気を加熱および冷却することにより、その雰囲
気温度を指定された温度に変更調整し、かつ、維持する
ように構成されている加熱冷却装置14と、マイクロコ
ンピュータ等から構成されて加熱冷却装置14を自動的
に制御するコントローラ15と、蒸発室7の現在の温度
を検出して検出温度をコントローラ15に送信する温度
センサ16とを備えている。そして、コントローラ15
は恒温槽13の雰囲気温度を指定された温度に維持する
ように加熱冷却装置14の運転をシーケンス制御すると
ともに、温度センサ16からの現在の検出温度に基づい
て加熱冷却装置14の運転をフィードバック制御するよ
うに構成されている。
発室7を実質的に構成している恒温槽13と、恒温槽1
3の雰囲気を加熱および冷却することにより、その雰囲
気温度を指定された温度に変更調整し、かつ、維持する
ように構成されている加熱冷却装置14と、マイクロコ
ンピュータ等から構成されて加熱冷却装置14を自動的
に制御するコントローラ15と、蒸発室7の現在の温度
を検出して検出温度をコントローラ15に送信する温度
センサ16とを備えている。そして、コントローラ15
は恒温槽13の雰囲気温度を指定された温度に維持する
ように加熱冷却装置14の運転をシーケンス制御すると
ともに、温度センサ16からの現在の検出温度に基づい
て加熱冷却装置14の運転をフィードバック制御するよ
うに構成されている。
【0027】次に、前記構成に係る標準ガス調製装置に
よる本発明の一実施例である標準ガス20の発生兼調製
方法について説明する。
よる本発明の一実施例である標準ガス20の発生兼調製
方法について説明する。
【0028】ボンベ2から取り出されたキャリアガスと
しての窒素ガス1は、圧力調整器4によって一定の圧力
に調整されるとともに、流量コントローラ5によって一
定の流量に制御されて、蒸発室7に供給される。したが
って、蒸発室7における現在の窒素ガス1の容積(嵩)
は所定の値に維持された状態に常時制御されていること
になる。
しての窒素ガス1は、圧力調整器4によって一定の圧力
に調整されるとともに、流量コントローラ5によって一
定の流量に制御されて、蒸発室7に供給される。したが
って、蒸発室7における現在の窒素ガス1の容積(嵩)
は所定の値に維持された状態に常時制御されていること
になる。
【0029】他方、蒸発室7には容器9に貯留された状
態で、液体試料としての水10が収容される。そして、
蒸発室7における現在の窒素ガス1の容積が所定の値で
安定した状態において、温度調整器12におけるコント
ローラ15には、調製すべき標準ガスの濃度に対応する
温度が指定されて入力される。
態で、液体試料としての水10が収容される。そして、
蒸発室7における現在の窒素ガス1の容積が所定の値で
安定した状態において、温度調整器12におけるコント
ローラ15には、調製すべき標準ガスの濃度に対応する
温度が指定されて入力される。
【0030】コントローラ15は蒸発室7を指定された
温度に維持すべく加熱冷却装置14の運転をシーケンス
制御する。また、コントローラ15は温度センサ16か
ら送信されて来る現在の検出温度に基づいて、蒸発室7
の現在の温度を指定温度に維持すべくフィードバック制
御を実行する。したがって、蒸発室7の雰囲気温度は温
度調整器12によって指定された温度に正確に変更調整
され、かつ、その温度に維持された状態になっている。
温度に維持すべく加熱冷却装置14の運転をシーケンス
制御する。また、コントローラ15は温度センサ16か
ら送信されて来る現在の検出温度に基づいて、蒸発室7
の現在の温度を指定温度に維持すべくフィードバック制
御を実行する。したがって、蒸発室7の雰囲気温度は温
度調整器12によって指定された温度に正確に変更調整
され、かつ、その温度に維持された状態になっている。
【0031】ここで、水蒸気の飽和蒸気圧とその温度と
の関係には一定の相関があることが知られている。そし
て、この水蒸気の飽和蒸気圧における単位面積当たりの
絶対湿度は一定であるから、一定の温度に対応する飽和
水蒸気圧下における単位面積当たりの水蒸気の重量は定
まっている。また、容器9の形状と、水とキャリアガス
との間の拡散係数を用いた計算式によって、湿り空気に
おける飽和蒸気圧での水蒸気の重量は理論的に求めるこ
とができる。但し、本実施例においては、蒸発室7にお
ける窒素ガス1に含まれる水蒸気11の重量が求められ
るべきであるから、窒素に対して較正することが望まし
い。
の関係には一定の相関があることが知られている。そし
て、この水蒸気の飽和蒸気圧における単位面積当たりの
絶対湿度は一定であるから、一定の温度に対応する飽和
水蒸気圧下における単位面積当たりの水蒸気の重量は定
まっている。また、容器9の形状と、水とキャリアガス
との間の拡散係数を用いた計算式によって、湿り空気に
おける飽和蒸気圧での水蒸気の重量は理論的に求めるこ
とができる。但し、本実施例においては、蒸発室7にお
ける窒素ガス1に含まれる水蒸気11の重量が求められ
るべきであるから、窒素に対して較正することが望まし
い。
【0032】これを要するに、一定の雰囲気下における
水蒸気の蒸発量と、その雰囲気温度との関係には一定の
相関があるため、一定の窒素ガス1の雰囲気に維持され
た蒸発室7における水10は、温度調整器12によって
調整された蒸発室7の温度に対応する蒸発量をもって水
蒸気11を発生することになる。そして、この水蒸気1
1の重量は、指定された温度に照合して求めることがで
きる。
水蒸気の蒸発量と、その雰囲気温度との関係には一定の
相関があるため、一定の窒素ガス1の雰囲気に維持され
た蒸発室7における水10は、温度調整器12によって
調整された蒸発室7の温度に対応する蒸発量をもって水
蒸気11を発生することになる。そして、この水蒸気1
1の重量は、指定された温度に照合して求めることがで
きる。
【0033】蒸発室7において水10から蒸発した水蒸
気11は、蒸発室7に常時供給され続けている窒素ガス
1に混合される。この混合によって、窒素ガス1に水蒸
気11が含まれた標準ガス20が発生された状態にな
る。蒸発室7において発生された標準ガス20は取出路
8によって取り出され、取出路8から負荷に直接的に供
給される。
気11は、蒸発室7に常時供給され続けている窒素ガス
1に混合される。この混合によって、窒素ガス1に水蒸
気11が含まれた標準ガス20が発生された状態にな
る。蒸発室7において発生された標準ガス20は取出路
8によって取り出され、取出路8から負荷に直接的に供
給される。
【0034】ここで、標準ガス20中における水蒸気1
1の重量は指定された温度に対応する値に制御されてお
り、他方、窒素ガス1の容積も圧力調整器4および流量
コントローラ5によって指定された値に制御されている
ため、標準ガス20における水蒸気11の重量と、蒸発
室7における窒素ガス1の容積との割合、すなわち、標
準ガス20の濃度は指定された温度に対応した値に調整
された値になる。
1の重量は指定された温度に対応する値に制御されてお
り、他方、窒素ガス1の容積も圧力調整器4および流量
コントローラ5によって指定された値に制御されている
ため、標準ガス20における水蒸気11の重量と、蒸発
室7における窒素ガス1の容積との割合、すなわち、標
準ガス20の濃度は指定された温度に対応した値に調整
された値になる。
【0035】また、以上の説明から明らかな通り、指定
された温度下における水蒸気量の値および窒素ガス量の
値は求めることが可能であるため、指定された温度に対
応する水蒸気量の値と、現在供給されている窒素ガス量
の値とから、現在発生されている標準ガス20の水蒸気
濃度の値を求めることができる。
された温度下における水蒸気量の値および窒素ガス量の
値は求めることが可能であるため、指定された温度に対
応する水蒸気量の値と、現在供給されている窒素ガス量
の値とから、現在発生されている標準ガス20の水蒸気
濃度の値を求めることができる。
【0036】そして、水10の蒸発量は極微量であるた
め、その水蒸気11が窒素ガス1に占める割合、すなわ
ち、標準ガスの濃度は極低くなる。したがって、このよ
うにして得られた標準ガス20は希釈しなくとも、pp
bレベルの値を示すことになる。つまり、得ようとする
標準ガス濃度に対応する温度を温度調整器12に指定す
ることにより、指定した温度に対応する極低濃度の標準
ガス20が蒸発室7において発生されるとともに、この
発生された標準ガス20は同時に所定の極低濃度に調製
されることになる。
め、その水蒸気11が窒素ガス1に占める割合、すなわ
ち、標準ガスの濃度は極低くなる。したがって、このよ
うにして得られた標準ガス20は希釈しなくとも、pp
bレベルの値を示すことになる。つまり、得ようとする
標準ガス濃度に対応する温度を温度調整器12に指定す
ることにより、指定した温度に対応する極低濃度の標準
ガス20が蒸発室7において発生されるとともに、この
発生された標準ガス20は同時に所定の極低濃度に調製
されることになる。
【0037】なお、以上説明した標準ガス調製装置にお
ける温度調整器12に対する指定温度と、指定された温
度によって得られるべき標準ガス濃度との相関は、次の
ような実験方法によって較正することができる。すなわ
ち、蒸発室7の温度を較正対象温度に調整維持してお
き、窒素ガス1を所定の一定圧一定流量をもって長時間
(10時間程度)流し続け、その時の水10の重量の減
少量を精密天秤によって実測することにより、実際に水
10から蒸発した水蒸気11の重量を求める。
ける温度調整器12に対する指定温度と、指定された温
度によって得られるべき標準ガス濃度との相関は、次の
ような実験方法によって較正することができる。すなわ
ち、蒸発室7の温度を較正対象温度に調整維持してお
き、窒素ガス1を所定の一定圧一定流量をもって長時間
(10時間程度)流し続け、その時の水10の重量の減
少量を精密天秤によって実測することにより、実際に水
10から蒸発した水蒸気11の重量を求める。
【0038】例えば、水10が貯留された容器9の蒸発
口の口径が直径0.8mm、ガス流量が1000cc/
分、蒸発室7の調整温度が40℃の時、9時間の通ガス
での水10の重量の減少量は、約1.1mg、である。
したがって、この場合の標準ガス20の濃度は、約2.
85ppm、になる。
口の口径が直径0.8mm、ガス流量が1000cc/
分、蒸発室7の調整温度が40℃の時、9時間の通ガス
での水10の重量の減少量は、約1.1mg、である。
したがって、この場合の標準ガス20の濃度は、約2.
85ppm、になる。
【0039】これに対して、ガス流量が1000cc/
分、蒸発室7の調整温度が20℃の時、9時間の通ガス
での水10の重量の減少量は、約0.33mgである。
したがって、この場合の標準ガス20の濃度は、約0.
81ppm、になる。
分、蒸発室7の調整温度が20℃の時、9時間の通ガス
での水10の重量の減少量は、約0.33mgである。
したがって、この場合の標準ガス20の濃度は、約0.
81ppm、になる。
【0040】また、ガス流量が1000cc/分、蒸発
室7の調整温度が10℃の時、9時間の通ガスでの水1
0の重量の減少量は、約0.17mg、である。したが
って、この場合の標準ガス20の濃度は、約390pp
bになる。
室7の調整温度が10℃の時、9時間の通ガスでの水1
0の重量の減少量は、約0.17mg、である。したが
って、この場合の標準ガス20の濃度は、約390pp
bになる。
【0041】なお、図2は温度と容器9からの20℃で
の水分蒸発量に対する比蒸発率との関係を示す線図であ
る。図2によれば、温度から20℃での水の蒸発量に対
するその温度での蒸発量が求められる。この蒸発量から
標準ガスの濃度を求めることができる。
の水分蒸発量に対する比蒸発率との関係を示す線図であ
る。図2によれば、温度から20℃での水の蒸発量に対
するその温度での蒸発量が求められる。この蒸発量から
標準ガスの濃度を求めることができる。
【0042】前記実施例によれば次の効果が得られる。 水10を蒸発室7に収容するとともに、蒸発室7に
窒素ガス1を一定圧一定流量をもって供給しつつ、得よ
うとする標準ガス濃度に対応する温度を温度調整器12
に指定することにより、指定した温度に対応する極低濃
度の標準ガス20を蒸発室7において調製することがで
きる。
窒素ガス1を一定圧一定流量をもって供給しつつ、得よ
うとする標準ガス濃度に対応する温度を温度調整器12
に指定することにより、指定した温度に対応する極低濃
度の標準ガス20を蒸発室7において調製することがで
きる。
【0043】 水10からの水蒸気11の蒸発量は極
微量であるため、その水蒸気11が窒素ガス1に占める
割合、すなわち、標準ガス20の濃度は極低くなる。し
たがって、希釈しなくともppbレベルの標準ガス20
を得ることができる。
微量であるため、その水蒸気11が窒素ガス1に占める
割合、すなわち、標準ガス20の濃度は極低くなる。し
たがって、希釈しなくともppbレベルの標準ガス20
を得ることができる。
【0044】 極低濃度の標準ガス20を発生し、か
つ、調製することにより、多段の希釈工程を省略するこ
とができるため、標準ガス調製装置を小型化することが
できるとともに、価格を低減することができる。
つ、調製することにより、多段の希釈工程を省略するこ
とができるため、標準ガス調製装置を小型化することが
できるとともに、価格を低減することができる。
【0045】 温度調整器12の温度に対する指定を
変更することにより、標準ガスの濃度を変更することが
できるため、ガス分析装置や質量分析計の検量線を作成
するに際して、その作成作業が簡単になり、また、自動
化を実現することができる。
変更することにより、標準ガスの濃度を変更することが
できるため、ガス分析装置や質量分析計の検量線を作成
するに際して、その作成作業が簡単になり、また、自動
化を実現することができる。
【0046】 ガス供給路3の蒸発室7の上流側に不
純物除去機構6を介設することにより、窒素ガス1に含
まれている不純物を除去することができるため、標準ガ
スに対するバックグランド濃度を低減させることができ
る。
純物除去機構6を介設することにより、窒素ガス1に含
まれている不純物を除去することができるため、標準ガ
スに対するバックグランド濃度を低減させることができ
る。
【0047】図3は本発明の実施例2である標準ガス調
製装置を示す模式図である。
製装置を示す模式図である。
【0048】本実施例2が前記実施例1と異なる点は、
コントローラ15に連動されたマイクロコンピュータ等
から構成されている圧力コントローラ18を備えている
圧力制御弁17が取出路8に介設されており、この圧力
制御弁17によって蒸発室7の圧力が制御されるように
構成されている点にある。
コントローラ15に連動されたマイクロコンピュータ等
から構成されている圧力コントローラ18を備えている
圧力制御弁17が取出路8に介設されており、この圧力
制御弁17によって蒸発室7の圧力が制御されるように
構成されている点にある。
【0049】本実施例2によれば、圧力制御弁17によ
って蒸発室7の内圧を変更調整することにより、水10
の蒸発量の変化幅を広く変更調整することができるた
め、この標準ガス調製装置から発生される標準ガス20
の濃度についての制御幅を広げることができる。
って蒸発室7の内圧を変更調整することにより、水10
の蒸発量の変化幅を広く変更調整することができるた
め、この標準ガス調製装置から発生される標準ガス20
の濃度についての制御幅を広げることができる。
【0050】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
【0051】例えば、試料としては、水を使用するに限
らず、他の液体または固体を使用することができる。な
お、固体の昇華量とその固体の周囲温度との関係には一
定の相関があるため、前記実施例において説明した液体
試料の一例である水の場合と同様に、極低濃度で、しか
も、その濃度が既知の標準ガスを直接的に調製すること
ができる。
らず、他の液体または固体を使用することができる。な
お、固体の昇華量とその固体の周囲温度との関係には一
定の相関があるため、前記実施例において説明した液体
試料の一例である水の場合と同様に、極低濃度で、しか
も、その濃度が既知の標準ガスを直接的に調製すること
ができる。
【0052】温度調整器および圧力制御弁は、コントロ
ーラによって自動的に制御されるように構成するに限ら
ず、作業者がモニタを見ながら手動操作し得るように構
成してもよい。
ーラによって自動的に制御されるように構成するに限ら
ず、作業者がモニタを見ながら手動操作し得るように構
成してもよい。
【0053】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、次
の通りである。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、次
の通りである。
【0054】試料容器が収容される蒸発室に接続されて
いるキャリアガス供給路に圧力調整器および流量コント
ローラをそれぞれ介設するとともに、その蒸発室に試料
容器の周囲の温度を制御する温度調整器を設備し、この
温度調整器によって蒸発室の温度を変更調整して試料容
器に収容された試料から蒸発する蒸気の量を制御するこ
とにより、蒸発した試料蒸気をキャリアガス供給路から
のキャリアガスと混合させて標準ガスを発生させると同
時に、所望する標準ガス濃度に対応する温度を温度調整
器に指定することにより、指定した温度に対応する極低
濃度の標準ガスを調製することができる。
いるキャリアガス供給路に圧力調整器および流量コント
ローラをそれぞれ介設するとともに、その蒸発室に試料
容器の周囲の温度を制御する温度調整器を設備し、この
温度調整器によって蒸発室の温度を変更調整して試料容
器に収容された試料から蒸発する蒸気の量を制御するこ
とにより、蒸発した試料蒸気をキャリアガス供給路から
のキャリアガスと混合させて標準ガスを発生させると同
時に、所望する標準ガス濃度に対応する温度を温度調整
器に指定することにより、指定した温度に対応する極低
濃度の標準ガスを調製することができる。
【図1】本発明の一実施例である標準ガス調製装置を示
す模式図である。
す模式図である。
【図2】その作用を説明するための線図である。
【図3】本発明の実施例2である標準ガス発生装置を示
す模式図である。
す模式図である。
1…窒素ガス(キャリアガス)、2…ボンベ(キャリア
ガス供給源)、3…ガス供給路(キャリアガス供給
路)、4…圧力調整器、5…流量コントローラ、6…不
純物除去機構、7…蒸発室、8…取出路、9…試料容
器、10…水(液体試料)、11…水蒸気(試料蒸
気)、12…温度調整器、13…恒温槽、14…加熱冷
却装置、15…コントローラ、16…温度センサ、17
…圧力制御弁、18…圧力コントローラ、20…標準ガ
ス。
ガス供給源)、3…ガス供給路(キャリアガス供給
路)、4…圧力調整器、5…流量コントローラ、6…不
純物除去機構、7…蒸発室、8…取出路、9…試料容
器、10…水(液体試料)、11…水蒸気(試料蒸
気)、12…温度調整器、13…恒温槽、14…加熱冷
却装置、15…コントローラ、16…温度センサ、17
…圧力制御弁、18…圧力コントローラ、20…標準ガ
ス。
Claims (5)
- 【請求項1】 試料が収容されている蒸発室にキャリア
ガスが供給され、この蒸発室の雰囲気温度または圧力、
あるいは両方が指定された値に調整されて維持されるこ
とにより、前記試料からの蒸気の蒸発量が制御され、こ
の蒸気が前記キャリアガスに混合されることによって標
準ガスが発生されると同時に、この標準ガスの濃度が前
記指定温度または圧力に対応する前記蒸気の蒸発量に見
合う値に調製されることを特徴とする標準ガスの調製方
法。 - 【請求項2】 キャリアガス供給源に接続されているキ
ャリアガス供給路と、この供給路にそれぞれ介設されて
いる圧力調整器および流量コントローラと、固体または
液体の試料が収容される容器と、前記キャリアガス供給
路が接続されており、前記容器を収容する蒸発室と、蒸
発室の雰囲気温度を調整する温度調整器とを備えてお
り、前記温度調整器によって前記蒸発室の雰囲気温度が
変更調整されることにより、前記容器に収容された試料
から蒸発する蒸気の量が制御され、蒸発した試料蒸気が
前記キャリアガス供給路からのキャリアガスと混合され
ることによって低濃度の標準ガスが発生、かつ、調製さ
れることを特徴とする標準ガス調製装置。 - 【請求項3】 前記蒸発室に蒸発室内の圧力を制御する
圧力制御弁が接続されており、前記蒸発室の温度の変更
調整と共に、この圧力制御弁によって蒸発室内の雰囲気
圧力が変更調整されることにより、前記容器に収容され
た試料から蒸発する試料蒸気の量が制御されることを特
徴とする請求項2に記載の標準ガス調製装置。 - 【請求項4】 前記温度調整器は、コントローラによっ
て自動的に制御されることにより、指定された所望の温
度雰囲気を作り出して維持するように構成されているこ
とを特徴とする請求項2に記載の標準ガス調製装置。 - 【請求項5】 前記圧力制御弁は、コントローラによっ
て自動的に制御されることにより、指定された所望の圧
力雰囲気を作り出して維持するように構成されているこ
とを特徴とする請求項3に記載の標準ガス調製装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4298097A JPH06117972A (ja) | 1992-10-08 | 1992-10-08 | 標準ガス調製方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4298097A JPH06117972A (ja) | 1992-10-08 | 1992-10-08 | 標準ガス調製方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06117972A true JPH06117972A (ja) | 1994-04-28 |
Family
ID=17855128
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4298097A Pending JPH06117972A (ja) | 1992-10-08 | 1992-10-08 | 標準ガス調製方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06117972A (ja) |
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002273202A (ja) * | 2001-03-16 | 2002-09-24 | Kohei Urano | 極低濃度ガス発生方法及びそのための装置 |
| JP2003035635A (ja) * | 2001-07-19 | 2003-02-07 | Fujitsu Ltd | ガス調製管及びガス調製装置 |
| JP2004309497A (ja) * | 2004-06-04 | 2004-11-04 | Nippon Api Corp | 標準ガス発生用液体試料容器及び標準ガス発生装置 |
| KR100816818B1 (ko) * | 2007-01-16 | 2008-03-26 | 대성산업가스 주식회사 | 금속화합물 혼합표준가스 제조장치, 방법 및 금속화합물혼합표준가스 분석전처리방법 |
| KR100838685B1 (ko) * | 2007-05-18 | 2008-06-16 | 한국표준과학연구원 | 포름알데히드 표준가스 제조를 위한 발생장치 |
| JP2011043435A (ja) * | 2009-08-21 | 2011-03-03 | National Institute Of Advanced Industrial Science & Technology | 微量水分発生装置および標準ガス生成装置 |
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| JP2013061167A (ja) * | 2011-09-12 | 2013-04-04 | Toyota Central R&D Labs Inc | 低濃度ガス供給装置 |
| WO2017029764A1 (ja) * | 2015-08-20 | 2017-02-23 | システム・インスツルメンツ株式会社 | Ms用窒素ガス安全供給モニターおよび窒素ガス生成装置 |
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| CN114184446A (zh) * | 2021-12-21 | 2022-03-15 | 中国计量科学研究院 | 一种可在线称量的挥发性有机气体标准物质制备系统 |
| CN115901660A (zh) * | 2022-10-20 | 2023-04-04 | 杭州谱育科技发展有限公司 | 一种基于红外光谱法对混合气体中半挥发性组分的定量分析方法、系统及应用 |
| CN116358967A (zh) * | 2023-05-25 | 2023-06-30 | 中国科学院大气物理研究所 | 一种航天探测用气体检测仪器在轨定标微型标准源装置 |
| KR20240085989A (ko) * | 2022-12-09 | 2024-06-18 | 재단법인 한국탄소산업진흥원 | 산화 그래핀 기반 상온 동작 이산화질소 센서 응답 결정 시간 단축 방법 |
-
1992
- 1992-10-08 JP JP4298097A patent/JPH06117972A/ja active Pending
Cited By (16)
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| CN116358967A (zh) * | 2023-05-25 | 2023-06-30 | 中国科学院大气物理研究所 | 一种航天探测用气体检测仪器在轨定标微型标准源装置 |
| CN116358967B (zh) * | 2023-05-25 | 2023-09-26 | 中国科学院大气物理研究所 | 一种航天探测用气体检测仪器在轨定标微型标准源装置 |
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