JPH06118077A - アミン検出法 - Google Patents
アミン検出法Info
- Publication number
- JPH06118077A JPH06118077A JP4269996A JP26999692A JPH06118077A JP H06118077 A JPH06118077 A JP H06118077A JP 4269996 A JP4269996 A JP 4269996A JP 26999692 A JP26999692 A JP 26999692A JP H06118077 A JPH06118077 A JP H06118077A
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- Japan
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- amine
- reaction
- detection method
- amines
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 アミンを検出するにあたり、肉眼的かつ客観
的に検査できる気相呈色反応を用い、迅速かつ大量検査
を可能とする。 【構成】 試料にアルカリ溶液を添加することにより揮
発させた試料中のアミンを気相呈色反応により検出す
る。
的に検査できる気相呈色反応を用い、迅速かつ大量検査
を可能とする。 【構成】 試料にアルカリ溶液を添加することにより揮
発させた試料中のアミンを気相呈色反応により検出す
る。
Description
【0001】本発明は、肉眼的かつ客観的に検査できる
気相呈色反応をもちいるアミン検出法に関する。
気相呈色反応をもちいるアミン検出法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、産婦人科領域において、帯下を主
訴とする患者のうちで膣トリコモナス症、膣カンジタ症
が否定され、かつ局所における炎症所見の乏しい細菌性
膣症が注目されている。
訴とする患者のうちで膣トリコモナス症、膣カンジタ症
が否定され、かつ局所における炎症所見の乏しい細菌性
膣症が注目されている。
【0003】この膣症は持続性子宮出血、分娩、婦人科
手術、子宮内壁避妊用具の使用などに関係して始まるこ
とが多い。
手術、子宮内壁避妊用具の使用などに関係して始まるこ
とが多い。
【0004】細菌性膣症は自覚症状としては帯状感の訴
えがあり、炎症症状を伴わないため症例が見逃されてい
たり、軽視されている。
えがあり、炎症症状を伴わないため症例が見逃されてい
たり、軽視されている。
【0005】しかし、その腐敗臭は第三者に不快感を与
え、しかも疾患の経過が慢性的であることから日常生活
に障害となるため患者にとってたいへん深刻な悩みとな
っている。
え、しかも疾患の経過が慢性的であることから日常生活
に障害となるため患者にとってたいへん深刻な悩みとな
っている。
【0006】その治療方法としてメトニダゾール、チニ
ダゾールの内服が有効とされている。その他クロラムフ
ェニコールを用いた局所療法があるが、自覚症状は改善
されるがその治療効果は今ひとつ判然としない。
ダゾールの内服が有効とされている。その他クロラムフ
ェニコールを用いた局所療法があるが、自覚症状は改善
されるがその治療効果は今ひとつ判然としない。
【0007】いずれにしても経過が重くならないうちに
早期に検査を行い、適切な治療を施さなけばならない。
早期に検査を行い、適切な治療を施さなけばならない。
【0008】当初、GARDNERによって帯下増量を
主訴とする膣炎患者から帯下から高頻度にガードネイラ
バジナリシスが分離し、健康者から分離されないこと
から膣炎とガードネイラ バジナリシスとの関連性が強
く主張された。
主訴とする膣炎患者から帯下から高頻度にガードネイラ
バジナリシスが分離し、健康者から分離されないこと
から膣炎とガードネイラ バジナリシスとの関連性が強
く主張された。
【0009】その後、健康な成熟女性の膣内にもガード
ネイラ バジナリシスが存在し、この膣分泌物中にはそ
の他バクテロイデス、ペプトストレプトコツカス等の嫌
気性菌やマイコプラズマがかなりの菌数で存在している
ことがわかった。
ネイラ バジナリシスが存在し、この膣分泌物中にはそ
の他バクテロイデス、ペプトストレプトコツカス等の嫌
気性菌やマイコプラズマがかなりの菌数で存在している
ことがわかった。
【0010】最近では、ガードネイラ バジナリシスは
単なるマーカに過ぎずバクテロイデス、ペプトストレプ
トコツカス等の嫌気性菌が起炎菌であると考えるように
なった。
単なるマーカに過ぎずバクテロイデス、ペプトストレプ
トコツカス等の嫌気性菌が起炎菌であると考えるように
なった。
【0011】しかし、バクテロイデス属、ペプトストレ
プトコツカス属、モビルンカス属等の嫌気性菌のみなら
ず、ガードネイラ バジナリシスや他の好気性菌も共同
してこの病的状態を現出させていると考えられている。
プトコツカス属、モビルンカス属等の嫌気性菌のみなら
ず、ガードネイラ バジナリシスや他の好気性菌も共同
してこの病的状態を現出させていると考えられている。
【0012】これら細菌性膣症は膣分泌の性状検査に重
点をおいて診断されている。 患者の膣分泌物は灰白色
クリーム状で子宮頸管の外側から膣壁、膣口まで薄い膜
状に覆い、その少量に10〜20%KOHを滴下、する
と腐敗臭が増強されるものである。
点をおいて診断されている。 患者の膣分泌物は灰白色
クリーム状で子宮頸管の外側から膣壁、膣口まで薄い膜
状に覆い、その少量に10〜20%KOHを滴下、する
と腐敗臭が増強されるものである。
【0013】細菌性膣症の診断基準として灰白帯下、
膣内pH5以上、アミン臭の検出、Clue C
ellの検出(内皮細胞の20%以上)の検査を行い、
4つの内3つの陽性があれば細菌性膣症として診断され
る。
膣内pH5以上、アミン臭の検出、Clue C
ellの検出(内皮細胞の20%以上)の検査を行い、
4つの内3つの陽性があれば細菌性膣症として診断され
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】細菌性膣症を迅速に検
査するためには上記にあげた膣分泌物の腐敗臭の確認
試験が日常検査に有効とされている。
査するためには上記にあげた膣分泌物の腐敗臭の確認
試験が日常検査に有効とされている。
【0015】これは、膣分泌を少量採取し、10〜20
%KOHを滴下することにより増強される腐敗臭を嗅ぐ
アミン臭テストである。
%KOHを滴下することにより増強される腐敗臭を嗅ぐ
アミン臭テストである。
【0016】当然ながらアミン臭の検出は個人差があ
り、体調によって臭いの感覚が変動したり、多数の検体
を処理するにつれて臭気の感覚が麻痺し、再現性のある
データを得ることは極めて困難であるため信頼性が乏し
い。
り、体調によって臭いの感覚が変動したり、多数の検体
を処理するにつれて臭気の感覚が麻痺し、再現性のある
データを得ることは極めて困難であるため信頼性が乏し
い。
【0017】本発明は、上記した従来技術の問題点に鑑
みて発明されたもので、信頼性の乏しいアミン臭による
のではなく肉眼的にかつ客観的に検査できる気相呈色反
応を用いるアミン検出法を提供することを目的とする。
みて発明されたもので、信頼性の乏しいアミン臭による
のではなく肉眼的にかつ客観的に検査できる気相呈色反
応を用いるアミン検出法を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のアミン検出法においては、試料にアルカリ
溶液を添加することにより揮発させた試料中のアミンを
気相呈色反応により検出するものである。
に、本発明のアミン検出法においては、試料にアルカリ
溶液を添加することにより揮発させた試料中のアミンを
気相呈色反応により検出するものである。
【0019】上記気相呈色反応はキンヒドロン等のアミ
ン反応呈色物質及び/またはpH指示反応物質との呈色
反応である。本発明のアミン検出法は、細菌性膣症検査
に好適に用いられる。
ン反応呈色物質及び/またはpH指示反応物質との呈色
反応である。本発明のアミン検出法は、細菌性膣症検査
に好適に用いられる。
【0020】さらに、詳細にいえば、本発明は、滅菌生
理食塩水で無菌的に膣内洗浄して採取した膣分泌物を試
験官等の容器に入れ、アルカリ溶液を添加した後、キン
ヒドロン等のアミン反応呈色物質を含む固相(濾紙等)
及び/またはpH試験反応固相(pH試験紙等)をそれ
ぞれ封入縣垂させてその色調変化からアミン類の確認す
るものである。
理食塩水で無菌的に膣内洗浄して採取した膣分泌物を試
験官等の容器に入れ、アルカリ溶液を添加した後、キン
ヒドロン等のアミン反応呈色物質を含む固相(濾紙等)
及び/またはpH試験反応固相(pH試験紙等)をそれ
ぞれ封入縣垂させてその色調変化からアミン類の確認す
るものである。
【0021】キンヒドロン等のアミン反応呈色物質を含
む固相(濾紙等)、またはpH試験反応固相(pH試験
紙等)を単独に反応容器に縣垂させてもよいが、両方を
併用させた方がアミン検出確度が向上する。
む固相(濾紙等)、またはpH試験反応固相(pH試験
紙等)を単独に反応容器に縣垂させてもよいが、両方を
併用させた方がアミン検出確度が向上する。
【0022】この検出アミン類としては、第1級アミ
ン、第2級アミン、第3級アミン、まれに第4級アミン
があげられる。
ン、第2級アミン、第3級アミン、まれに第4級アミン
があげられる。
【0023】これらキンヒドロンを含む濾紙との反応に
おける色調は、第1級アミンは紫、第2級アミンは赤、
第3級アミンは黄橙、まれに第4級アミンは緑黄に発色
する。
おける色調は、第1級アミンは紫、第2級アミンは赤、
第3級アミンは黄橙、まれに第4級アミンは緑黄に発色
する。
【0024】アミン反応呈色物質としては、アミン類と
反応して呈色する物質であれば使用できるが、キンヒド
ロンが好適である。
反応して呈色する物質であれば使用できるが、キンヒド
ロンが好適である。
【0025】pH指示反応物としてチモールブルーやク
レゾールレッド等が用いられる。このpH指示反応物と
しては、アミン類のアルカリ性をとらえることができれ
ばよいもので、これらに限定されるものではない。
レゾールレッド等が用いられる。このpH指示反応物と
しては、アミン類のアルカリ性をとらえることができれ
ばよいもので、これらに限定されるものではない。
【0026】チモールブルーを用いた場合アミン類の存
在によって黄色に変化し、クレゾールレッドでは黄色か
ら紫に色調変化が起こる。
在によって黄色に変化し、クレゾールレッドでは黄色か
ら紫に色調変化が起こる。
【0027】本発明は細菌性膣症の膣分泌物に限定され
るものではなく、アミンを発生する試料であれば応用可
能である。
るものではなく、アミンを発生する試料であれば応用可
能である。
【0028】
【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明をさらに具体
的に説明する。
的に説明する。
【0029】実施例1 滅菌生理食塩で無菌的に膣内洗浄して採取した膣分泌物
少量を10cm試験管に入れ、塩化ナトリウムで飽和し
た5規定NaOHを0.5m1添加したのち、直ちに1
%キンヒドロンを含む濾紙とチモールブルーpH試験紙
をそれぞれ封入縣垂させてその色調変化からアミン類を
確認する。その結果を表1に示した。
少量を10cm試験管に入れ、塩化ナトリウムで飽和し
た5規定NaOHを0.5m1添加したのち、直ちに1
%キンヒドロンを含む濾紙とチモールブルーpH試験紙
をそれぞれ封入縣垂させてその色調変化からアミン類を
確認する。その結果を表1に示した。
【0030】比較例(従来法) 滅菌生理食塩で無菌的に膣内洗浄して採取した膣分泌を
少量スライドにのせ、これに10%KOHを点適下させ
てアミン臭を嗅ぐ。その結果を表1に示した。
少量スライドにのせ、これに10%KOHを点適下させ
てアミン臭を嗅ぐ。その結果を表1に示した。
【0031】
【表1】
【0032】注)表1における判定評価は次の通りであ
る。 アミン臭: ++ 強くあり + あり − なし キンヒドロン反応: ++ 強陽性(黄色から赤色に強
変化) + 陽性(黄色から赤色に変化) − 陰性(黄色) チモールブルー反応: ++ 強陽性(黄色から青色に
強変化) + 陽性(黄色から青色に変化) − 陰性(黄色)
る。 アミン臭: ++ 強くあり + あり − なし キンヒドロン反応: ++ 強陽性(黄色から赤色に強
変化) + 陽性(黄色から赤色に変化) − 陰性(黄色) チモールブルー反応: ++ 強陽性(黄色から青色に
強変化) + 陽性(黄色から青色に変化) − 陰性(黄色)
【0033】表1の結果から、本発明によるアミン検出
法は、従来法(アミン臭)との相関は良好であり、操作
が簡便であることが確認できた。
法は、従来法(アミン臭)との相関は良好であり、操作
が簡便であることが確認できた。
【0034】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、嗅
覚に頼らなければならない信頼性の乏しいアミン臭によ
るのではなく肉眼的にかつ客観的に検査できる気相呈色
反応を用いてアミンの検出を行うので迅速簡便で大量検
査が可能となる。
覚に頼らなければならない信頼性の乏しいアミン臭によ
るのではなく肉眼的にかつ客観的に検査できる気相呈色
反応を用いてアミンの検出を行うので迅速簡便で大量検
査が可能となる。
Claims (4)
- 【請求項1】 試料にアルカリ溶液を添加することによ
り揮発させた試料中のアミンを気相呈色反応により検出
することを特徴とするアミン検出法。 - 【請求項2】 気相呈色反応がアミン反応呈色物質及び
/またはpH指示反応物質との呈色反応であることを特
徴とする請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 上記アミン反応呈色物質がキンヒドロン
であることを特徴とする請求項2記載の方法。 - 【請求項4】 請求項1,2又は3記載の方法を用いる
ことを特徴とする細菌性膣症検査法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4269996A JP2951127B2 (ja) | 1992-10-08 | 1992-10-08 | 細菌性膣症検査法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4269996A JP2951127B2 (ja) | 1992-10-08 | 1992-10-08 | 細菌性膣症検査法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06118077A true JPH06118077A (ja) | 1994-04-28 |
| JP2951127B2 JP2951127B2 (ja) | 1999-09-20 |
Family
ID=17480111
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4269996A Expired - Lifetime JP2951127B2 (ja) | 1992-10-08 | 1992-10-08 | 細菌性膣症検査法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2951127B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998007027A1 (en) * | 1996-08-13 | 1998-02-19 | Litmus Concepts, Inc. | pH AND AMINE TEST ELEMENTS AND APPLICATIONS TO DIAGNOSIS OF VAGINAL INFECTIONS |
| US6096267A (en) * | 1997-02-28 | 2000-08-01 | Extraction Systems, Inc. | System for detecting base contaminants in air |
| US6855557B2 (en) | 1999-01-14 | 2005-02-15 | Extraction Systems, Inc. | Detection of base contaminants in gas samples |
| WO2013050544A1 (en) * | 2011-10-07 | 2013-04-11 | Shell Internationale Research Maatschappij B.V. | Method of easily identifying lubricating oils, identification kit and lubricating oils that can be easily identified |
-
1992
- 1992-10-08 JP JP4269996A patent/JP2951127B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998007027A1 (en) * | 1996-08-13 | 1998-02-19 | Litmus Concepts, Inc. | pH AND AMINE TEST ELEMENTS AND APPLICATIONS TO DIAGNOSIS OF VAGINAL INFECTIONS |
| US5897834A (en) * | 1996-08-13 | 1999-04-27 | Litmus Concepts, Inc. | pH test elements |
| US5910447A (en) * | 1996-08-13 | 1999-06-08 | Litmus Concepts, Inc. | pH and amine test to diagnosis of vaginal infections |
| US6099801A (en) * | 1996-08-13 | 2000-08-08 | Litmus Concepts, Inc. | pH and amine test elements and applications to diagnosis of vaginal infections |
| US6200817B1 (en) | 1996-08-13 | 2001-03-13 | Litmus Concepts, Inc. | PH and amine test elements and applications to diagnosis of vaginal infections |
| US6096267A (en) * | 1997-02-28 | 2000-08-01 | Extraction Systems, Inc. | System for detecting base contaminants in air |
| US6296806B1 (en) | 1997-02-28 | 2001-10-02 | Extraction Systems, Inc. | Protection of semiconductor fabrication and similar sensitive processes |
| US6855557B2 (en) | 1999-01-14 | 2005-02-15 | Extraction Systems, Inc. | Detection of base contaminants in gas samples |
| WO2013050544A1 (en) * | 2011-10-07 | 2013-04-11 | Shell Internationale Research Maatschappij B.V. | Method of easily identifying lubricating oils, identification kit and lubricating oils that can be easily identified |
| CN103842814A (zh) * | 2011-10-07 | 2014-06-04 | 国际壳牌研究有限公司 | 简易鉴定润滑油的方法、鉴定工具包和可简易鉴定的润滑油 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2951127B2 (ja) | 1999-09-20 |
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