JPH06118325A - 光走査装置 - Google Patents

光走査装置

Info

Publication number
JPH06118325A
JPH06118325A JP4271664A JP27166492A JPH06118325A JP H06118325 A JPH06118325 A JP H06118325A JP 4271664 A JP4271664 A JP 4271664A JP 27166492 A JP27166492 A JP 27166492A JP H06118325 A JPH06118325 A JP H06118325A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
scanning
image forming
reflecting mirror
corresponding direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4271664A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihisa Itabashi
彰久 板橋
Hiromichi Atsumi
広道 厚海
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP4271664A priority Critical patent/JPH06118325A/ja
Priority to US08/131,306 priority patent/US5504613A/en
Publication of JPH06118325A publication Critical patent/JPH06118325A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • G—PHYSICS
    • G02—OPTICS
    • G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B26/00—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
    • G02B26/08—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
    • G02B26/10—Scanning systems
    • G02B26/12—Scanning systems using multifaceted mirrors
    • G02B26/125—Details of the optical system between the polygonal mirror and the image plane
    • G02B26/126—Details of the optical system between the polygonal mirror and the image plane including curved mirrors
    • H—ELECTRICITY
    • H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/04—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
    • H04N1/047—Detection, control or error compensation of scanning velocity or position
    • H04N1/0473—Detection, control or error compensation of scanning velocity or position in subscanning direction, e.g. picture start or line-to-line synchronisation
    • H—ELECTRICITY
    • H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/04—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
    • H04N1/113—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using oscillating or rotating mirrors
    • H04N1/1135—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using oscillating or rotating mirrors for the main-scan only
    • H—ELECTRICITY
    • H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/04—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
    • H04N1/12—Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using the sheet-feed movement or the medium-advance or the drum-rotation movement as the slow scanning component, e.g. arrangements for the main-scanning
    • H—ELECTRICITY
    • H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2201/00—Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
    • H04N2201/04—Scanning arrangements
    • H04N2201/047—Detection, control or error compensation of scanning velocity or position
    • H04N2201/04753—Control or error compensation of scanning position or velocity
    • H04N2201/04758—Control or error compensation of scanning position or velocity by controlling the position of the scanned image area
    • H04N2201/0476—Control or error compensation of scanning position or velocity by controlling the position of the scanned image area using an optical, electro-optical or acousto-optical element

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】結像反射鏡を用いる光走査装置において、光学
系の配置誤差に基づく走査線曲がりを有効に補正軽減す
る。 【構成】光源装置1,2からの光束を線像結像光学系3
により主走査対応方向に長い線像として結像させ、光偏
向器4により偏向光束として等角速度的に偏向させ、結
像反射鏡6により被走査面7’上に光スポットとして集
光させ、光スポットにより等速光走査を行う光走査装置
であって、光学系の配置誤差に起因する副走査対応方向
における結像位置の誤差を、線像結像光学系3の配設位
置を副走査対応方向へ変位調整することにより補正す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は光走査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】等角速度的に偏向する光束を被走査面上
に光スポットとして集光し、被走査面を走査する光走査
装置は、従来から光プリンター等に関連して種々のもの
が知られている。偏向光束を被走査面上に光スポットと
して集光するとともに光スポットによる光走査を等速化
する光学系としては「fθレンズ」が一般的であるが、
近来、fθレンズレンズに代えて「リニアリティ補正機
能を持つ結像反射鏡」を利用することが提案されている
(例えば、特開平1−200221号公報)。
【0003】このような結像反射鏡を用いる光走査装置
では、本来直線であるべき光スポットの移動軌跡、即ち
走査線が曲線になり易い。走査線が曲線になることを
「走査線の曲がり」と呼んでいる。
【0004】上記結像反射鏡を用いる光走査装置では、
結像反射鏡へ入射する偏向光束と、結像反射鏡により反
射された偏向光束とが、結像反射鏡に関して同じ側にあ
るため、これらを相互に分離し、反射された偏向光束が
光源側へ戻らずに被走査面側へ導かれるような光学配置
を行う必要があり、光学配置によっては必然的に走査線
の曲がりを生じてしまう場合もある。
【0005】このような、光学配置により発生する走査
線の曲がりは、結像反射鏡の位置を副走査対応方向にず
らしたり、あるいは結像反射鏡を傾けたりすることによ
り、実用上問題とならない程度に補正することが可能で
ある。しかし、この補正を設計通りに行うためには、光
源から被走査面に到る光路上に配備される各光学素子の
配置の精度を極めて高くしなければならず、光学素子配
置精度の誤差が累積すると、走査線に極めて大きな曲が
りが発生してしまう。
【0006】このような走査線の曲がりは、例えば、各
色情報ごとに別個の光走査による書き込みを行う2色プ
リンター等では大きな問題となる。例えば、図6におい
て、走査線Lを理想上の走査線とするとき、2色の各色
情報を書き込むための走査線L1,L2が図のように互い
に逆向きに曲がる場合がある。このような場合、光走査
領域の両端部では、書き込まれる各色情報間に、最大
(a1+a2)のずれが発生し、所謂「色ずれ」が顕著に
現れてしまう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上述した事
情に鑑みてなされたものであって、結像反射鏡を用いる
光走査装置において、光学素子配置誤差に基づく走査線
の曲がりを有効に軽減させ得る新規な光走査装置の提供
を目的とする。この発明の他の目的は、結像反射鏡を用
いる光走査装置において上記走査線の曲がりを有効に軽
減するとともに、光偏向器の面倒れに伴うジターの発生
を有効に防止できる新規な光走査装置を提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の光走査装置
は、光源装置と、線像結像光学系と、光偏向器と、光ス
ポット結像光学系と、調整機構とを有する(請求項
1)。「光源装置」は、光走査用の光束を放射する。光
源装置は、半導体レーザーや発光ダイオード等の光源、
あるいはこれら光源とカップリングレンズとにより構成
できる。「線像結像光学系」は、光源装置からの光束を
主走査対応方向に長い線像として結像させる。線像結像
光学系としては後述するシリンダーレンズの他、シリン
ダーミラー等、副走査対応方向にのみ正のパワーを持つ
光学系を用いることができ、主走査対応方向にもパワー
を持つものを用いることができる。「主走査対応方向」
とは、光源から被走査面に到る光路を直線的に展開した
仮想的な光路上において、主走査方向と平行的に対応す
る方向を言い、「副走査対応方向」は、上記仮想的な光
路上において副走査対応方向と平行的に対応する方向を
言う。
【0009】「光偏向器」は、線像結像光学系からの光
束を偏向反射面により反射し、偏向光束として等角速度
的に偏向させる。「光スポット結像光学系」は、偏向光
束を被走査面へ導き、被走査面上に光スポットとして集
光させる機能を持つ光学系であり、光偏向器から被走査
面に到る光路上に配備される各種光学素子で構成され
る。
【0010】この光スポット結像光学系には「結像反射
鏡」が含まれる。結像反射鏡は「少なくとも主走査対応
方向において、偏向光束を被走査面上に集光させ、且
つ、光走査を等速化する」機能を持つ。
【0011】光スポット結像光学系は、結像反射鏡のほ
かに、副走査方向の像面湾曲を補正するために被走査面
近傍に配備される長尺シリンダーレンズや長尺トロイダ
ルレンズあるいは、これらと等価な長尺の凹面鏡を含む
ことができ、更に、必要に応じて、結像反射鏡への入射
偏向光束の光路と結像反射鏡による反射偏向光束の光路
を分離するための各種光学素子を含むことができる。
「調整機構」は、線像結像光学系の位置を副走査対応方
向に変位調整する機構である。
【0012】請求項1記載の光走査装置においては、線
像結像光学系による「主走査対応方向に長い線像の結像
位置」は、原理的には線像結像光学系から結像反射鏡に
到る光路上領域の任意の位置でよい。
【0013】光偏向器としては、回転多面鏡やピラミダ
ルミラー、回転単面鏡等を用いることができる(請求項
9)が、請求項1の光走査装置は偏向反射面の面倒れを
補正する機能を持たない場合もあるので、かかる場合に
は、面倒れが実際上殆ど問題とならないピラミダルミラ
ーや回転単面鏡を光偏向器として用いるのが良い。
【0014】請求項2記載の光走査装置は、請求項1記
載の上記構成において、結像反射鏡の反射面形状を「非
球面」としたことを特徴とする。
【0015】請求項3記載の光走査装置は、請求項1,
2記載の上記構成において「主走査対応方向に長い線像
が光偏向器の偏向反射面近傍に結像するように線像結像
光学系の位置が設定され、光スポット結像光学系が、副
走査対応方向に関して、偏向反射面位置と被走査面位置
とを幾何光学的に略共役な関係とするように構成されて
いる」ことを特徴とする。
【0016】この請求項3記載の光走査装置は面倒れ補
正機能を持つので、光偏向器として回転多面鏡等、面倒
れを有するものを自由に用いることができる。
【0017】光スポット結像光学系は前述のように種々
の構成が可能であり、例えば、凹球面鏡と長尺のシリン
ダーレンズの組合せによって構成することもできるが、
「主走査対応方向と副走査対応方向とに異なる結像機能
をもつアナモフィックな単一の結像反射鏡」として構成
しても良い(請求項4)。
【0018】上記請求項1または2または3または4ま
たは5記載の光走査装置において、結像反射鏡に入射す
る光束は、「主走査対応方向において収束性」であって
も良いし(請求項6)、「主走査対応方向において発散
性」でもよく(請求項7)、あるいは「光源装置から射
出する光束を平行光束」としても良い(請求項8)。
【0019】
【作用】図1は、この発明を適用できる光走査装置の1
例を示している。図において、光源1としての半導体レ
ーザーからの発散性の光束はカップリングレンズ2を透
過する。カップリングレンズ2は、透過光束を集光光束
としてもよいし発散性の光束としてもよく、あるいは実
質的な平行光束としてもよいが、ここでは具体性のた
め、カップリングレンズ2を透過した光束は実質的な平
行光束となっているものとする。光源1とカップリング
レンズ2とは「光源装置」を構成している。
【0020】光源装置から射出した光束は続いて「線像
結像光学系」としてのシリンダーレンズ3を透過して副
走査対応方向にのみ収束し、回転単面鏡である光偏向器
4の偏向反射面近傍に主走査対応方向に長い線像として
結像する。偏向反射面により反射された光束は結像反射
鏡6に反射され、さらに長尺ミラー5により反射され、
被走査面の主走査ラインLに母線を合致させて配備され
た光導電性の感光体7上に光スポットとして集光し、光
偏向器4により等角速度的に偏向されるに従い感光体7
を等速的に光走査する。長尺ミラー5は光路を折り曲げ
るためのもので屈折力を持たないが、結像反射鏡6とと
もに光スポット結像光学系を構成する。
【0021】結像反射鏡系6の結像作用を主・副走査対
応方向のそれぞれに就いて見ると、以下のようになる。
即ち、主走査対応方向においては、カップリングレンズ
2を透過した平行光束が結像ミラー系6により感光体7
上に光スポットとして集光する。副走査対応方向に就い
ては前述のように、シリンダーレンズ3により結像され
た主走査対応方向に長い線像を物点とする、結像ミラー
系6による像が感光体7上の光スポットである。この例
では、線像は偏向反射面近傍に結像するので、副走査対
応方向に就いては、結像ミラー系6が偏向反射面位置と
被走査面位置とを幾何光学的に略共役な関係としてい
る。即ち、結像反射鏡6はアナモフィックである。
【0022】図3は、光源装置1’から被走査面7’に
到る光路を直線的に展開した状態を副走査対応方向が上
下方向となるようにして示している。符号4’は光偏向
器4の偏向反射面を示す。シリンダーレンズ3が実線の
位置にあるとき、光スポットは被走査面7’上で位置7
a’に集光するが、シリンダーレンズ3を副走査対応方
向へ破線の位置まで変位させると、光スポットの集光位
置は位置7b’まで副走査対応方向へ変位する。このこ
とを利用して走査線の曲がりを補正できる。
【0023】結像反射鏡6を用いる光走査装置では、結
像反射鏡により偏向光束が入射側に反射されるので、反
射光束の光路を入射光束の光路から分離する必要があ
る。光路分離の方法は種々のものが可能であるが、図2
に代表的な3例を挙げる。図2(a)(b)は、結像ミ
ラー系6に入射する光束が副走査対応方向(図の上下方
向)に傾くようにした光路分離方式であり、(a)は結
像ミラー系6による反射光束が直接に感光体7に入射す
るようにしたもの、(b)は反射光束をの光路を長尺ミ
ラー5により折り曲げて感光体7に導くようにしたもの
で、図1の光走査装置で採用されている。また(c)
は、長尺のビームスプリッター8を用いて光路分離を行
う方式を示している。
【0024】図2の(a)や(b)の光路分離方式で
は、偏向光束の結像ミラー系6への入射位置の軌跡が、
主走査対応方向(図2の図面に直交する方向)に平行に
ならず曲線状となる。このため、このような光路分離方
式では被走査面上における主走査ラインが曲線になる
「走査線の曲がり」が原理的に発生するが、このような
曲がりは、結像反射鏡系6の光軸を副走査対応方向にお
いて若干傾けたり、あるいは副走査対応方向へ若干平行
移動させて位置設定したり、これら「平行移動」と「傾
け」とを組み合わせることにより実用上問題とならない
程度に小さくすることが原理的に可能である。
【0025】結像反射鏡の反射面形状は、共軸対称な球
面とすることもできるが、請求項2記載の光走査装置に
おけるように、非球面とすると、走査の等速性を良好な
らしめる反射面形状を実現できる。
【0026】また、請求項3記載の光走査装置における
ように、線像結像光学系による線像の結像位置を偏向反
射面近傍とし、光スポット結像光学系により副走査対応
方向に関して、偏向反射面位置と被走査面位置とを幾何
光学的に略共役な関係とすると、光スポットの集光位置
は、偏向反射面の面倒れに拘らず副走査方向へ変位しな
い。
【0027】請求項4記載の光走査装置のように、アナ
モフィックな結像反射鏡を用いると、前述した長尺のシ
リンダーレンズやトロイダルレンズ等を用いずに、副走
査方向の像面湾曲の補正や面倒れ補正が可能になる。
【0028】
【実施例】以下、具体的な実施例を説明する。
【0029】最初に挙げる実施例は、図1に即して説明
した光走査装置に類似の構成において「光路分離」を図
2(c)に示す方式で行った例である。この例の場合
は、偏向光束を結像反射鏡6の光軸を含む対称面内で入
・反射させ得るので、光学配置に基づく原理的な走査線
の曲がりは発生しない。
【0030】まず、結像反射鏡6の反射面形状を説明す
る。結像反射鏡6の反射面形状は、以下のように特定さ
れる。図4に示すように、結像反射鏡6の反射面の光軸
と反射面との交点の位置において反射面の曲率を考え、
最大曲率に対応する曲率半径をRs、最小曲率に対応す
る曲率半径をRmとする。これら最大曲率および最小曲
率は、反射面の互いに直交する対称面に関連する。即ち
上記2つの対称面は、反射面光軸を含んで互いに直交す
るが、一方の対称面(最大曲率対称面と呼ぶ)と反射面
との交線の曲率半径は、光軸と反射面との交点において
上記Rsであり、他方の対称面(最小曲率対称面と呼
ぶ)と反射面との交線の曲率半径は、光軸と反射面との
交点において上記Rmである。
【0031】最小曲率対称面と反射面との交線(図4に
おいて破線で示す)は、光軸方向の座標をX、上記交点
を原点とし最小曲率対称面内で光軸と直交する方向の座
標をYとするときに、円錐定数をKとして、一般式: X=Y2/[Rm+√{Rm2−(1+K)Y2}] (1) で表される曲線である。図4において軸AXMは、光軸
上で上記交点から曲率半径Rmだけ離れた位置におい
て、最小曲率対称面に直交させた軸である。また軸AX
Sは、最小曲率対称面内において、上記交点から曲率半
径Rsだけ離れた位置で光軸に直交させた軸である。
【0032】結像反射鏡6の反射面の形状は、(1)式
で表される曲線(図4の破線)を軸AXSの回りに回転
して得られるアナモフィックな非球面形状(樽型トーリ
ック面)であり、結像反射鏡6は、軸AXSの方向を主
走査対応方向に平行にして用いられる。なお、必要に応
じて、上記(1)式にAY2+BY3+...なる高次の
補正項を付加した曲線を用いても良い。
【0033】図5は、説明中の実施例における光源から
被走査面に到る光路を主走査対応方向が上下方向となる
ように簡略化して描いたものである。シリンダーレンズ
3の主走査対応方向の曲率半径を光源側レンズ面に就き
R1M、偏向反射面側レンズ面に就きR2M、副走査対応方
向の曲率半径を光源側レンズ面に就きR1S、偏向反射面
側レンズ面に就きR2Sとする。また、結像反射鏡6の反
射面の主走査対応方向に関する光軸上曲率半径をRm、
円錐定数をK、副走査対応方向の曲率半径をRsとし、
偏向反射面4’から結像反射鏡系6の反射面までの距離
をd0、上記反射面から被走査面7’に到る距離をd1と
する。またシリンダーレンズ3の肉厚をd2、屈折率を
nとし、シリンダーレンズ3と偏向反射面4’との面間
隔をd3とする。
【0034】以下の各具体例において、S0は結像ミラ
ー系6による主走査対応方向の結像における物点の位置
(反射面からの距離)を表し、この物点が反射面の手前
側(光路上で光源側)にある場合を負とする。光偏向器
4による偏向角は±50度であり、主走査対応方向に関
する結像反射鏡6の焦点距離:fMを100として規格
化してある。
【0035】説明中の実施例では、結像反射鏡に入射す
る光束が主走査対応方向において収束性であり、このと
き上記物点は上記収束光束の「自然集光点」即ち、収束
光束が他の光学系の影響を受けずに光路上で自然に集光
する位置であり、具体例1では結像ミラー系6の後方に
位置するため上記S0は「正」となる。
【0036】具体例1 R1M=∞ R1S=19.468 d2=3.632 n=1.51118 R2M=∞ R2S=∞ d3=32.228 S0=285.769 d0=60.385 Rm=−200 Rs=−66.830 d1=−74.077 K=−0.4 図7に、この具体例1を「理想的に実施した場合」にお
ける像面湾曲(破線は主走査対応方向、実線は副走査対
応方向)と走査特性の図を示す。走査特性は、偏向角:
θに対する理想像高をHi(θ)、実際の像高をHr(θ)と
するとき、[{Hr(θ)/Hi(θ)}-1]×100(%)で定義さ
れ、fθレンズに関して定義されるfθ特性に相当す
る。
【0037】この具体例1を実施する際に、光学配置の
誤差により、結像反射鏡6の位置が、副走査対応方向に
+0.2mm(+は、図2(C)において上方を表す)
だけずれた場合、走査線は図8(a)に示すように大き
く曲がり、最大偏向角:±50度において、68μmの
曲がり量が発生する。このとき、シリンダーレンズ3を
副走査方向へ+0.3mmだけ移動させて補正を行う
と、走査線の曲がりは図8(b)に示すように良好に補
正される。
【0038】図9は、上記具体例による走査線の状態を
示している。図中、符号L0で示すのは「設計上の走査
線」であり、各光学素子を設計通りの精度で組み付けた
ときに実現される理想上の走査線である。前述のよう
に、結像反射鏡6の組み付け位置に+0.2mmの誤差
があると、走査線は図に符号L10で示すように湾曲する
のみでなく、理想上の走査線L0の位置から副走査方向
へ距離:dh1(=0.443mm)だけずれてしま
う。
【0039】このとき、上記具体例1に説明したよう
に、シリンダーレンズ3を副走査対応方向において+
0.3mmだけ変位させて「走査線の曲がり」を補正す
ると、補正された走査線L1’は、曲がりそのものが軽
減されて実質的に直線化されるのみならず、その位置も
理想上の走査線L0に近づくが、それでも理想上の走査
線との間に、なお距離:dh1’(=0.116mm)
の隔たりがある。
【0040】単一の光走査装置により光走査を行う場合
には、上記のように実際上の走査線L1’が理想上の走
査線L0に対してずれても問題とはならないが、2以上
の光走査装置で書き込みを行う、前述の2色プリンター
等の場合には、走査ラインの位置ずれが、顕著な色ずれ
を引き起こす場合もある。このような場合、説明中の実
施例では、光路分離に用いている長尺のビームスプリッ
ター(図2(c)の符号8)を長手方向に平行な軸の回
りに揺動可能とし、ビームスプリッターを傾け調整する
ことにより走査線のずれを容易に補正することができる
(請求項5)。
【0041】図10は、この発明を実施できる光走査装
置の別例を要部のみ略示している。繁雑を避けるため、
混同のおそれがないと思われる物については図1におけ
ると同一の符号を付した。図1の実施例との相違点は、
図10の実施例の場合、図11に示すように、「光路分
離」の手段として、透明な平行平板9を用いていること
である。
【0042】平行平板9の屈折率をn’、厚みを
d1’、光偏向器4の偏向反射面と平行平板9の間の距
離をd0’、平行平板9と結像反射鏡6の反射面との距
離をd2’平行平板9の結像反射鏡6側の面から被走査
面に到る光軸上の距離をd3’とする。図11におい
て、符号BSは、光偏向器4により偏向される偏向光束
の主光線が掃引することにより描かれる平面を示し、こ
の平面BSと結像反射鏡6の反射面光軸AXの距離は、
結像反射面6のシフト量:Δである。また、平行平板9
の上記光軸AXに対する傾き角をψとする。各量の値を
前記具体例1に倣って、具体例2に与える。
【0043】具体例2 R1M=∞ R1S=11.455 d2=4.575 n=1.51118 R2M=∞ R2S=∞ d3=41.171 S0=−267.465 d0’=18.397 d1’=7.573 n’=1.51118 Rm=−200 Rs=−99.543 d2’=28.362 K=−1.89 d3’=−121.017 Δ=0.549 ψ=56.506 S0の値が負であることから分かるように、この具体例
では、結像反射鏡6に入射する光束は主走査対応方向に
おいて発散光束である。
【0044】図12に、具体例2を「理想的に実施した
場合」における像面湾曲、走査特性と走査線曲がりの図
を示す。走査線の曲がりは最大60μm程度であるが、
実用上の問題はない。
【0045】具体例2において、結像反射鏡6の配置誤
差で、結像反射鏡6が平面BSに直交する方向(上方)
へ+1.1mmずれた場合の走査線曲がりは図13
(a)に示すようになり、最大偏向角:θ=±45度で
最大170μmの曲がり量が発生する。この状態におい
て、シリンダーレンズ3を副走査対応方向へ+0.42
mm変位させて走査線の曲がりを補正すると、走査線は
図13(b)に示すようになり、最大曲がり量で73μ
mとなり、実用上問題ない程度となる。なお、このと
き、理想上の走査線と図13(a)(b)の走査線の、
副走査方向におけるずれ量:dh1,dh1’は、それぞ
れdh1=1.600mm,dh1’=0.512mmで
ある。
【0046】以下、具体例3として、前記具体例1と同
様の光学配置で、結像反射鏡6に入射する光束を主走査
対応方向において発散光束とした場合の例を具体例1に
倣って記する。
【0047】具体例3 R1M=∞ R1S=21.922 d2=4.090 n=1.51118 R2M=∞ R2S=∞ d3=41.197 S0=−1959.1 d0=61.350 Rm=−200 Rs=−78.282 d1=−105.379 K=−0.9 図14に、この具体例3を「理想的に実施した場合」に
おける像面湾曲と走査特性の図を示す。結像反射鏡6が
平面BSに直交する方向(上方)へ+0.2mmずれた
場合の走査線曲がりは図15(a)に示すようになり、
最大偏向角:θ=±50度で最大74μmの曲がり量が
発生する。この状態において、シリンダーレンズ3を副
走査対応方向へ+0.43mm変位させて走査線の曲が
りを補正すると、走査線は図15(b)に示すようにな
り、最大曲がり量で9μmとなり、実用上問題ない程度
となる。なおこのとき、理想上の走査線と、図15
(a)(b)の走査線の、副走査方向におけるずれ量:
dh1,dh1’は、それぞれdh1=0.538mm,
dh1’=−0.191mmである。
【0048】以下に挙げる具体例4は、前記具体例1と
同様の光学配置で、カップリングレンズ2から射出する
光束を平行光束とした場合の例である。
【0049】具体例4 R1M=∞ R1S=21.278 d2=3.970 n=1.51118 R2M=∞ R2S=∞ d3=38.984 S0=∞ d0=63.517 Rm=−200 Rs=−77.888 d1=−100.126 K=−0.5 図16に、具体例4を「理想的に実施した場合」におけ
る像面湾曲と走査特性の図を示す。結像反射鏡6が平面
BSに直交する方向(上方)へ+0.2mmずれた場合
の走査線曲がりは図17(a)に示すようになり、最大
偏向角:θ=±50度で最大73μmの曲がり量が発生
する。この状態において、シリンダーレンズ3を副走査
対応方向へ+0.42mm変位させて走査線の曲がりを
補正すると、走査線は図17(b)に示すようになり、
最大曲がり量で9μmとなり、実用上問題ない程度とな
る。なおこのとき、理想上の走査線と、図17(a)
(b)の走査線の、副走査方向におけるずれ量:d
h1,dh1’は、それぞれdh1=0.514mm,d
h1’=−0.141mmである。
【0050】図18は、この発明を実施できる光走査装
置の他の例を示している。混同の虞れがないと思われる
物に就いては図1に置けると同一の符号を用いた。
【0051】この例では、結像反射鏡6の反射面形状が
共軸非球面であり、結像反射鏡6は光軸対称である。こ
のため、副走査方向における像面湾曲と面倒れとを補正
するために被走査面の近傍に長尺のシリンダーレンズ1
0を配備している。
【0052】結像反射鏡へ入射する偏向光束と、結像反
射鏡6により反射された偏向光束の光路を分離するた
め、図19に示すように、光源(符号Aで示す)側から
の光束を光偏向器4の偏向反射面へ、偏向反射面の回転
軸に対して傾けて入射させ、偏向光束が結像反射鏡6
に、その光軸AXを含み主走査対応方向に平行な対称面
に対して傾いて入射するようにしている。符号Sは、偏
向反射面への光束入射位置を通り光偏向器4の回転軸に
直交する平面を示す。符号ωは、偏向反射面への入射光
束の平面Sに対する傾き角である。また平面Sを基準と
して、結像反射鏡6の光軸および長尺のシリンダーレン
ズ10の高さを図の如くZ3,Z4とする。距離d0お
よびd1を図19のようにとり、シリンダーレンズ10
の、入射側面の曲率半径を主・副走査方向に就いてそれ
ぞれR3M,R3S,射出側面に就き、それぞれR4M,
R4S、屈折率をn’とし、d2’をもってシリンダーレ
ンズ10の肉厚、d3’をもってシリンダーレンズ10
と被走査面との間の距離を表す。
【0053】具体例5 R1M=∞ R1S=50.119 d2=9.351 n=1.51118 R2M=∞ R2S=∞ d3=123.894 S0=−135.476 d0=54.981 d1=−354.01 Rm=−200 Rs=−200 K=−3.0 R3M=∞ R3S=−26.81 d2’=5.61 n’=1.51118 R4M=∞ R4S=∞ d3’=−52.363 ω=4.0度 Z3=−0.855 Z4=14.592 S0の値が負であるから、結像反射鏡6に入射する光束
は主走査対応方向において発散光束である。
【0054】図20に、具体例5を「理想的に実施した
場合」における像面湾曲、走査特性と走査線曲がりの図
を示す。走査線の曲がりは最大44μm程度であるが、
実用上の問題はない。
【0055】図19において、結像反射鏡6の配置誤差
により、結像反射鏡6が、点Pを通り、図面に直交する
軸の回りに、反時計回りに0.2度傾いた場合の走査線
曲がりは図21(a)に示すようになる。最大偏向角θ
=±48.6度で、126μmの曲がり量が発生する。
【0056】この状態で、シリンダーレンズ3を副走査
対応方向へ+1.1mm移動して設置すると、図21
(b)に示すように、最大曲がり量69μmまで走査線
曲がりを補正することができ、実用上問題の無い光走査
を実現できる。
【0057】次に挙げる具体例6は上記具体例5と同様
の光学配置で、結像反射鏡に入射する光束を主走査対応
方向において収束光束とした場合の例である。
【0058】具体例6 R1M=∞ R1S=14.766 d2=2.755 n=1.51118 R2M=∞ R2S=∞ d3=21.477 S0=38.517 d0=57.776 d1=−16.529 Rm=−200 Rs=−200 K=4.0 R3M=∞ R3S=−6.667 d2’=1.653 n’=1.51118 R4M=∞ R4S=∞ d3’=−10.705 ω=−6.0度 Z3=−24.419 Z4=−10.094 図22に、具体例6を「理想的に実施した場合」におけ
る像面湾曲、走査特性と走査線曲がりの図を示す。走査
線の曲がりは最大82μm程度である。
【0059】図19において、結像反射鏡6の配置誤差
により、結像反射鏡6が、副走査対応方向(上方)へ+
2.0mmずれた場合の走査線曲がりは図23(a)に
示すようになり、最大偏向角θ=±49.6度で104
μmの曲がり量が発生する。
【0060】この状態で、シリンダーレンズ3を副走査
対応方向へ−0.4mm移動して設置すると、図23
(b)に示すように、最大曲がり量52μmまで走査線
曲がりを補正することができ、実用上何等問題の無い光
走査を実現できる。
【0061】図24は、この発明を実施できる光走査装
置の他の例を示している。混同の虞れがないと思われる
物に就いては図1に置けると同一の符号を用いた。
【0062】この例でも、結像反射鏡6の反射面形状は
共軸非球面であり、結像反射鏡6は光軸対称である。こ
のため、副走査方向における像面湾曲と面倒れとを補正
するために被走査面の近傍に長尺のトロイダルレンズ1
1を配備している。この長尺のトロイダルレンズ11の
入射側のレンズ面は、図4に即して説明したような樽型
のトーリック面であり、射出側のレンズ面は通常のトー
リック面である。
【0063】以下に挙げる具体例7では、図26の如き
光走査装置において「光路分離」方式として、図2
(C)に示す方式を採用した例である。従って、この場
合、理想的に光学配置を行えば、走査線の曲がりは発生
しない。
【0064】距離d0およびd1は図19におけると同様
とし、トロイダルレンズ11の、入射側面の曲率半径を
主・副走査方向に就いてそれぞれ、R3m,R3s,射出側
面に就き、それぞれR4m,R4s、屈折率をn’、肉厚を
d2’とし、d3’をもって、トロイダルレンズ11と被
走査面との間の距離を表す。
【0065】具体例7 R1M=∞ R1S=21.277 d2=2.128 n=1.51118 R2M=∞ R2S=∞ d3=43.761 S0=∞ d0=69.504 d1=−78.014 Rm=−200 Rs=−200 K=−0.3 R3m=496.454 R3s=18.085 d2’=−2.128 n’=1.57210 R4m=496.454 R4s=6.950 d3’=−19.858 S0の値が∞であるから、カップリングレンズ2を透過
してシリンダーレンズ3に入射する光束は平行光束であ
る。
【0066】図25に、具体例7を「理想的に実施した
場合」における像面湾曲、走査特性の図を示す。具体例
7において、結像反射鏡6の配置誤差で、結像反射鏡6
が平面BS(光偏向器により偏向された光束の主光線の
掃引により形成される平面)に直交する方向(上方)へ
+0.3mmずれ、且つ、長尺のトロイダルレンズ11
が結像反射鏡6と同じ方向へ1.0mmずれた場合の走
査線曲がりは、図26(a)に示すようになり、最大偏
向角:θ=±45度で最大41μmの曲がり量が発生す
る。この状態において、シリンダーレンズ3を副走査対
応方向へ+0.3mm変位させて走査線の曲がりを補正
すると、走査線は図26(b)に示すようになり、最大
曲がり量で1μmとなり、実用上全く問題ない程度とな
る。なおこのとき、理想上の走査線と、図26(a)
(b)の走査線の、副走査方向におけるずれ量:d
h1,dh1’は、それぞれdh1=1.089mm,d
h1’=1.043mmである。
【0067】図27に、シリンダーレンズを副走査対応
方向へ変位調整する調整機構の1例を示す。シリンダー
レンズ3を固定的に保持する移動枠12は、基台13の
溝12’に摺動自在に係合し、移動枠12と一体のナッ
ト部15が、基台13に設けられた送り螺子14と螺合
している。従って、送り螺子14を回転用摘み16によ
り回転させることにより、シリンダーレンズ3を副走査
対応方向へ変位させることができる。
【0068】上記各実施例では、光学配置の誤差として
「結像反射鏡の配置誤差」を例として説明したが、実際
には全ての光学素子につき配置誤差は発生し、これらの
配置誤差が複雑に累積するため、実際に現れてくる走査
線曲がりは、上記各実施例で説明したものよりも「曲が
り量」が大きく、曲がり形も複雑であるが、そのような
場合でも、シリンダーレンズ3等の線像結像光学系を副
走査知凹方向へ変位させて配備することにより、走査線
の曲がりを有効に補正軽減することができる。
【0069】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば新規な
光走査装置を提供できる。この発明の光走査装置は上記
の如き構成であるので、光学系の製造誤差や組付け誤差
に起因する走査線の曲がりを簡単に補正軽減できる。請
求項2記載の装置では走査線の曲がりの補正とともに光
走査の等速性を良好にできる。請求項3記載の装置では
走査線曲がりの補正とともに光偏向器における偏向反射
面の面倒れを補正してジッターの発生を防止できる。請
求項4記載の装置では、副走査方向の像面湾曲の補正や
面倒れの補正に長尺のシリンダーレンズ等を必要としな
いので光走査装置を簡素化できる。請求項5記載の装置
では、走査線曲がりの補正とともに、補正された走査線
の位置を設計上の走査線位置に合致させることができ
る。請求項6記載の装置では偏向反射面と結像ミラー系
の間隔を短く設定でき、装置のコンパクト化が可能であ
り、請求項7記載の装置では逆に偏向反射面と結像ミラ
ー系の間隔が大きくなるので光学系のレイアウトや配設
が容易になる。さらに請求項8記載の装置では、光源装
置と線像結像光学系との間隔を自由に設定でき、装置の
レイアウトが容易になる。
【0070】なお、光学素子配置精度の誤差は、上記走
査線の曲がりのみならず被走査面上に形成される光スポ
ットの光強度分布にも影響を与える。例えば、設計通り
に組み立てられた光走査装置において、被走査面上の光
スポットの様子が図28に示す如く((a)は光スポッ
ト像、(b)は光スポットの光強度分布)である場合
に、光学素子配置に大きな誤差があると、光スポットの
様子は図29((a)は光スポット像、(b)は光強度
分布)に示すように、光強度分布が光スポット中心に対
して対称的とならない。このような光スポットの「劣
化」は光走査により記録される画像品質を劣化させる原
因となる。線像結像光学系を副走査対応方向に変位させ
る調整方法により、このような光スポットの劣化も有効
に軽減できることを付記して置く。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の1実施例を説明するための図であ
る。
【図2】結像反射鏡への入射光束と反射光束との分離方
式を3例示す図である。
【図3】線像結像光学系の副走査対応方向への変位によ
り、走査線の曲がりの補正を説明するための図である。
【図4】図1の実施例における結像ミラー系6の反射面
の非球面形状を説明するための図である。
【図5】具体例1を説明するための図である。
【図6】走査線の曲がりに起因する問題を説明するため
の図である。
【図7】具体例1を理想的に実施した場合の像面湾曲と
走査特性を示す図である。
【図8】具体例1において配置誤差が生じたときと、こ
の配置誤差による走査線曲がりを補正したときの走査線
曲がりを示す図である。
【図9】具体例1における理想上の走査線と、走査線曲
がり補正前後の走査線の位置関係を示す図である。
【図10】この発明の別実施例を説明するための図であ
る。
【図11】図10の実施例における光路分離を説明する
ための図である。
【図12】具体例1を理想的に実施した場合の像面湾曲
と走査特性と走査線曲がりを示す図である。
【図13】具体例2において光学配置誤差が生じた場合
の走査線曲がりと、補正後の走査線曲がりを示す図であ
る。
【図14】具体例3を理想的に実施した場合の像面湾曲
と走査特性と走査線曲がりを示す図である。
【図15】具体例3において光学配置誤差が生じた場合
の走査線曲がりと、補正後の走査線曲がりを示す図であ
る。
【図16】具体例4を理想的に実施した場合の像面湾曲
と走査特性と走査線曲がりを示す図である。
【図17】具体例4において光学配置誤差が生じた場合
の走査線曲がりと、補正後の走査線曲がりを示す図であ
る。
【図18】この発明の他の実施例を説明するための図で
ある。
【図19】図18の実施例における光路分離を説明する
ための図である。
【図20】具体例5を理想的に実施した場合の像面湾曲
と走査特性と走査線曲がりを示す図である。
【図21】具体例5において光学配置誤差が生じた場合
の走査線曲がりと、補正後の走査線曲がりを示す図であ
る。
【図22】具体例6を理想的に実施した場合の像面湾曲
と走査特性と走査線曲がりを示す図である。
【図23】具体例6において光学配置誤差が生じた場合
の走査線曲がりと、補正後の走査線曲がりを示す図であ
る。
【図24】この発明のさらに他の別実施例を説明するた
めの図である。
【図25】具体例7を理想的に実施した場合の像面湾曲
と走査特性と走査線曲がりを示す図である。
【図26】具体例7において光学配置誤差が生じた場合
の走査線曲がりと、補正後の走査線曲がりを示す図であ
る。
【図27】調整機構の具体的1例を示す斜視図である。
【図28】光スポットを説明するための図である。
【図29】光学配置の誤差により、劣化の生じた光スポ
ットを説明するための図である。
【符号の説明】
1 光源 2 カップリングレンズ 3
線像結像光学系としてのシリンダーレンズ 4
光偏向器 5 長尺ミラー 6結像反射鏡
7 感光体

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光走査用の光束を放射する光源装置と、 光源装置からの光束を主走査対応方向に長い線像として
    結像させる線像結像光学系と、 この線像結像光学系からの光束を偏向反射面により反射
    し、偏向光束として等角速度的に偏向させる光偏向器
    と、 偏向光束を被走査面上へ導き、被走査面上に光スポット
    として集光させる光スポット結像光学系と、 上記線像結像光学系の位置を、副走査対応方向に変位調
    整する調整機構とを有し、 上記光スポット結像光学系が、少なくとも主走査対応方
    向において偏向光束を被走査面上に集光させ、且つ、光
    走査を等速化させる機能を持つ結像反射鏡を有すること
    を特徴とする光走査装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の光走査装置において、 結像反射鏡が、非球面の反射面形状を有することを特徴
    とする光走査装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の光走査装置におい
    て、 主走査対応方向に長い線像が光偏向器の偏向反射面近傍
    に結像するように線像結像光学系の位置が設定され、 光スポット結像光学系は、副走査対応方向に関して、偏
    向反射面位置と被走査面位置とを幾何光学的に略共役な
    関係とするように構成されていることを特徴とする光走
    査装置。
  4. 【請求項4】請求項2または3記載の光走査装置におい
    て、 結像反射鏡が主走査対応方向と副走査対応方向において
    結像機能の異なるアナモフィックな凹面鏡であり、偏向
    光束は結像反射鏡のみにより被走査面上に光スポットと
    して集光されることを特徴とする光走査装置。
  5. 【請求項5】請求項1または2または3または4記載の
    光走査装置において、 光スポット結像光学系が主走査対応方向に平行な軸の回
    りに回転可能な反射鏡を有することを特徴とする光走査
    装置。
  6. 【請求項6】請求項1または2または3または4または
    5記載の光走査装置において、 結像反射鏡に入射する光束が、主走査対応方向において
    収束性であることを特徴とする光走査装置。
  7. 【請求項7】請求項1または2または3または4または
    5記載の光走査装置において、 結像反射鏡に入射する光束が、主走査対応方向において
    発散性であることを特徴とする光走査装置。
  8. 【請求項8】請求項1または2または3または4または
    5記載の光走査装置において、 光源装置から射出する光束が平行光束であることを特徴
    とする光走査装置。
  9. 【請求項9】請求項1〜8の任意の1に記載された光走
    査装置において、 光偏向器が、回転多面鏡もしくはピラミダルミラーもし
    くは回転単面鏡であることを特徴とする光走査装置。
JP4271664A 1992-10-09 1992-10-09 光走査装置 Pending JPH06118325A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4271664A JPH06118325A (ja) 1992-10-09 1992-10-09 光走査装置
US08/131,306 US5504613A (en) 1992-10-09 1993-10-04 Optical scanner

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4271664A JPH06118325A (ja) 1992-10-09 1992-10-09 光走査装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06118325A true JPH06118325A (ja) 1994-04-28

Family

ID=17503173

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4271664A Pending JPH06118325A (ja) 1992-10-09 1992-10-09 光走査装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5504613A (ja)
JP (1) JPH06118325A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10312869A1 (de) * 2003-03-19 2004-10-07 Minebea Co., Ltd. Elektromotor
US7023597B2 (en) 2001-04-11 2006-04-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical scanning device, image reading device provided with this, image forming device, and photographing device

Families Citing this family (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3343418B2 (ja) * 1993-09-20 2002-11-11 株式会社リコー 光走査装置
TW314666B (ja) * 1994-05-31 1997-09-01 Ibm
JP3458980B2 (ja) * 1994-12-06 2003-10-20 株式会社リコー 光走査装置
JP3323354B2 (ja) * 1995-03-23 2002-09-09 株式会社リコー 光走査装置
JPH10181096A (ja) * 1996-12-06 1998-07-07 Xerox Corp ラスタ出力走査装置
US5973813A (en) * 1997-06-13 1999-10-26 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Reflection type optical scanning system
US6417509B1 (en) 1999-03-23 2002-07-09 Ricoh Technology Research, Inc. Optical scanning apparatus and image forming apparatus
US6509995B1 (en) 1999-09-01 2003-01-21 Ricoh Company, Ltd. Optical scanning device, line-image forming optical system therein, imaging adjustment method in the device and image forming apparatus
JP3508919B2 (ja) 1999-10-05 2004-03-22 株式会社リコー 走査光学系・光走査装置および画像形成装置
US6785028B1 (en) 1999-11-24 2004-08-31 Ricoh Company, Ltd. Optical scanning device having a temperature compensation unit
JP3504899B2 (ja) * 1999-11-29 2004-03-08 株式会社リコー 光走査装置
US6932271B2 (en) * 2000-01-27 2005-08-23 Ricoh Company, Ltd. Optical scan module, optical scanner, optical scan method, image generator and image reader
US6490072B2 (en) 2001-01-12 2002-12-03 Lexmark International, Inc. Mirror angle adjustment and mounting system for a laser scanner device
JP3483141B2 (ja) 2001-01-19 2004-01-06 株式会社リコー 走査結像光学系・光走査装置および画像形成装置
JP2004012568A (ja) * 2002-06-04 2004-01-15 Ricoh Co Ltd マルチビーム光走査装置
US7450274B2 (en) * 2003-05-07 2008-11-11 Ricoh Company, Ltd. Optical scanning apparatus, image forming apparatus, and beam positioning method
US7106483B2 (en) * 2003-06-12 2006-09-12 Ricoh Company, Limited Optical scanner and image forming apparatus
US7271823B2 (en) * 2003-08-29 2007-09-18 Ricoh Company, Ltd. Optical scanner and image forming apparatus
JP4675247B2 (ja) * 2005-04-20 2011-04-20 株式会社リコー 走査光学系、光走査装置及び画像形成装置
WO2007027019A1 (en) * 2005-08-29 2007-03-08 Tae-Sun Song Optical scanning apparatus and image display apparatus using the same
US7876486B2 (en) * 2006-03-08 2011-01-25 Ricoh Company, Limited Optical scanning apparatus, optical writing apparatus, and image forming apparatus
JP5171029B2 (ja) * 2006-12-26 2013-03-27 キヤノン株式会社 光走査装置及びそれを用いた画像形成装置
JP2009053401A (ja) 2007-08-27 2009-03-12 Ricoh Co Ltd 長尺光学素子の保持機構、光走査装置および画像形成装置
JP5050264B2 (ja) * 2007-09-14 2012-10-17 株式会社リコー ズームレンズおよび撮像装置
US7719773B2 (en) * 2007-11-12 2010-05-18 Ricoh Company, Ltd. Zoom lens unit and imaging apparatus
JP5352990B2 (ja) * 2007-11-22 2013-11-27 株式会社リコー ズームレンズおよびカメラ装置および携帯情報端末装置
US7864443B2 (en) * 2007-12-07 2011-01-04 Ricoh Company, Ltd. Zoom lens, imaging apparatus, and personal data assistant
JP5103673B2 (ja) * 2008-06-23 2012-12-19 株式会社リコー 光走査装置、および画像形成装置
JP2018207140A (ja) * 2017-05-30 2018-12-27 セイコーエプソン株式会社 スキャナーおよびスキャンデータの生産方法

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4379612A (en) * 1979-09-04 1983-04-12 Canon Kabushiki Kaisha Scanning optical system having a fall-down correcting function
JPS6167818A (ja) * 1984-09-12 1986-04-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体レ−ザ光走査装置
JPH0727125B2 (ja) * 1986-05-23 1995-03-29 株式会社日立製作所 光走査装置
JPS6365417A (ja) * 1986-09-08 1988-03-24 Canon Inc レ−ザ−ビ−ム走査光学系
DE3854680T2 (de) * 1987-04-24 1996-04-18 Dainippon Screen Mfg Optisches System für ein Lichtpunktabtastgerät.
US5162938A (en) * 1987-08-26 1992-11-10 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Light scanning system
US4984858A (en) * 1988-02-04 1991-01-15 Minolta Camera Kabushiki Kaisha Light beam scanning optical system
JPH0215231A (ja) * 1988-07-04 1990-01-18 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd 走査光学系
JPH02158711A (ja) * 1988-12-13 1990-06-19 Ricoh Co Ltd 光走査装置におけるfθレンズ系
US5015050A (en) * 1988-12-22 1991-05-14 Ricoh Company, Ltd. Fθ lens system in optical scanner
JP2718735B2 (ja) * 1989-01-13 1998-02-25 株式会社リコー 光走査装置におけるfθレンズ系
US5029956A (en) * 1989-01-23 1991-07-09 Ricoh Company, Ltd. Optical scanner
JP2804512B2 (ja) * 1989-05-31 1998-09-30 株式会社リコー 光走査装置におけるfθレンズ系
JPH0364726A (ja) * 1989-08-02 1991-03-20 Minolta Camera Co Ltd 光ビーム走査光学系
JP3157550B2 (ja) * 1991-02-28 2001-04-16 株式会社リコー 等速光走査用結像反射鏡および光走査装置
JP2994799B2 (ja) * 1991-07-02 1999-12-27 株式会社リコー 走査結像レンズ系および光走査装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7023597B2 (en) 2001-04-11 2006-04-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Optical scanning device, image reading device provided with this, image forming device, and photographing device
DE10312869A1 (de) * 2003-03-19 2004-10-07 Minebea Co., Ltd. Elektromotor

Also Published As

Publication number Publication date
US5504613A (en) 1996-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5408095A (en) Optical scanner having an image forming mirror and means for reducing scanning line pitch irregularities
US5504613A (en) Optical scanner
US5475522A (en) Optical scanner
JP3343418B2 (ja) 光走査装置
JPH06265810A (ja) 反射型走査光学系
JPH1138348A (ja) 走査結像光学系および光走査装置
JP3104618B2 (ja) 光学走査装置及び光学レンズ
US5221986A (en) Scanning image-forming lens system and optical scanner
JP3514058B2 (ja) レーザー走査装置
JP4219429B2 (ja) マルチビーム走査結像光学系における結像ミラーの製造方法
JPH07174998A (ja) 走査レンズ及び光走査装置
JP3393033B2 (ja) 走査光学系
JP3421704B2 (ja) 走査結像レンズおよび光走査装置
JP3210790B2 (ja) 光走査装置
JP3026664B2 (ja) 等速光走査用結像反射鏡および光走査装置
JP3386164B2 (ja) 光走査装置
JP3452294B2 (ja) 光走査用レンズおよび走査結像レンズおよび光走査装置
JP3558837B2 (ja) 走査結像光学系および光走査装置
JPH112769A (ja) 光走査装置
JPH10253915A (ja) 光走査装置
JP3293662B2 (ja) テレセントリックなfθレンズおよび光走査装置
JP3802248B2 (ja) マルチビーム走査装置
JP2001318331A (ja) 反射型走査光学系
JPH01200220A (ja) 光ビーム走査光学系
JP3441008B2 (ja) 走査結像レンズおよび光走査装置