JPH0611914U - 複数切断装置によるパイプ定寸同時切断システム - Google Patents

複数切断装置によるパイプ定寸同時切断システム

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JPH0611914U JP054939U JP5493992U JPH0611914U JP H0611914 U JPH0611914 U JP H0611914U JP 054939 U JP054939 U JP 054939U JP 5493992 U JP5493992 U JP 5493992U JP H0611914 U JPH0611914 U JP H0611914U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の定寸送りの使用を止め、所要寸法精度
の確保と共に、切断時間の短縮が図れる効率的な複数切
断装置によるパイプ定寸同時切断システムを提供する。 【構成】 パイプストッカー1→パイプ排出部2→パイ
プ受け取り払い出し装置3→パイプ端面位置決め装置8
→クランプ回転装置18→切断装置7→パイプ受け取り
払い出し装置3→製品バケット12 の一連の装置等に
よる工程の流れを制御部17により内蔵するプロセスプ
ログラムを介して制御する構成にする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、長尺パイプの定寸切断、特に複数切断装置によるパイプ定寸同時切 断システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
長尺パイプの定寸切断に、定寸送り装置により一個の切断手段で繰り返し切断 操作を行なう定寸送り切断システムが使用されていることは公知の事実である。 上記従来の定寸送り切断システムは、一個の固定された切断手段と、切断母材 の位置決め装置と、定寸送り込み装置と、切断位置における母材のクランプと回 転装置とより構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
然し、上記一個の切断手段を定位置に固定し繰り返し切断する場合は、母材を 定寸ずつ正確に所定位置まで送り込む必要があり、特に長尺重量母材を扱う場合 は、母材の重量と歪み及び送り装置に要求される構造物としての重量器材ため、 静止慣性、運動慣性が大きく、母材の停止精度を出すには前記慣性を吸収して定 位置に停止させるストッパの機構とか、ボールねじ送り機構の採用とか、駆動モ ータをパルスモータにしてオープンループ制御を使用するか又はサーボモータに よるクローズドループ制御を使用するとかの問題があり、送り機構、制御回路等 が煩雑となり、要求精度にもよるが高コストにつながる問題がある。 又、切断時間が掛かり非能率的のものである。
【0004】 本考案は、上記事項に鑑みなされたもので、上記従来のこの種のシステムで見 られた煩雑で高価な定寸送りの使用を止め、所要寸法精度の確保と共に、切断時 間の短縮が図れる効率的な複数切断装置によるパイプ定寸同時切断システムの提 供を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案はかかる技術的課題を達成するために、前記煩雑且つ高価な定寸送り切 断装置による繰り返し切断システムの代わりに、切断前の長尺の状態における切 断母材である切断用パイプ端面位置決め装置と、所要の切断数に応じた複数の切 断装置と、被切断パイプを定位置にセット回転させる複数のクランプ回転装置と 、制御部とを含む複数切断装置によるパイプ定寸同時切断システムを構成した。
【0006】 即ち、切断用パイプを1本ずつ排出する複数のパイプ排出部を持つパイプスト ッカーと、前記パイプストッカーより排出された切断母材である切断用パイプを 受け取り、所定切断位置に載置し、且つ切断済みパイプの払出をするパイプ受け 取り払出装置と、前記所定切断位置に載置された切断用パイプの両端の位置決め するパイプ端面位置決め装置と、位置決めされた切断用パイプをクランプ回転さ せる定寸位置にスライド可能の複数のクランプ回転装置と、定寸位置にスライド 可能の複数の切断装置と、上記一連の装置をプログラム制御して複数の前記切断 装置による同時切断を可能にする制御部とより構成するようにする。 又、前記切断装置は、使用目的に応じて、レーザ、ウォータージェット、プラ ズマ、ガスの何れかの切断手段により構成する。
【0007】
【作用】
上記技術手段により、一個の切断手段による定寸送り繰り返し切断システムの 代わりに、複数の切断装置による同時切断システムを使用する構成としたため、 母材である切断用パイプを定寸送りする必要がなくなり、位置決めは母材である 長尺の切断用パイプの両端を切断ライン上の所定切断位置で簡単なプッシャーに よる位置決めで済む。又切断長さの変更時の段取り作業としては、所定切断数に 対応した複数の切断装置をあらかじめ定寸間隔に切断ライン上に正確にセットし 、且つ切断時パイプを定位置にセットし且つ回転させるための複数のクランプ回 転装置を同じく切断ライン上に略定寸間隔にスライド配設しておけば良い。 しかして、制御部に予め組み込まれているプロセスプログラムにより本システ ムは以下に示すように作動する。 1、パイプストッカーより、一本の切断用パイプがパイプ排出部の作動により 待機していたパイプ受け取り装置に排出され、該受け取り装置により切断ライン 上に配設された複数のクランプ回転装置上に載置される。 2、ついで、パイプ端面位置決め装置により前記クランプ回転装置上の切断用 パイプはその両端面が所定切断位置に正確に位置決めされる。 3、ついで、前記複数のクランプ回転装置により前記切断用パイプは前記位置 決め位置にクランプされながら回転を始め、同時に切断ライン上の各切断装置の 切断手段は切断用パイプに近接、定位置にセットされ、同時切断を始める。 4、ついで、前記切断用パイプは回動につれ同時切断され、切断は短時間に終 了する。 5、上記切断を終了して製品となった複数の切断済みパイプは前記パイプ受け 取り払い出し装置によりシュータを介して待機している製品バケットに払い出さ れる。
【0008】 又、本考案は、前記プロセスプログラムにより切断手段の始動時期と被切断母 体である切断用パイプの回転開始時期との間の時間的関係や、前記切断手段の切 断力の大きさと切断母材である切断用パイプの回転による切断速度との関係等は 予め設定されているため、切断手段には随意レーザ、ウォータージェット、プラ ズマ、ガスを使用目的に応じて使い分けすることが出来る。
【0009】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。但し この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は 特に特定的な記載がないかぎりは、この考案の範囲をそれに限定する趣旨ではな く、単なる説明例にすぎない。 図1は、本考案の複数切断装置によるパイプ定寸同時切断システムを構成する 各装置及び各部の一実施例の概略の配設状況を示す平面図で、3はパイプ受け取 り払い出し装置、4はパイプクランプ装置、5はパイプ回転装置、6はスライド 機構、7は切断装置、8はパイプ端面位置決め装置、9は切断ライン、10は切 断用パイプ、15は左右スライド用フレーム、18は前記パイプクランプ装置4 とパイプ回転装置5とにより構成されるクランプ回転装置である。 図に示すように、切断ライン9上に前記パイプ受け取り払い出し装置3、パイ プクランプ装置4、パイプ回転装置5、スライド機構6、がそれぞれ複数の切断 数に対応して切断ライン上の図示する設定位置に略定寸に配設され、同じく複数 の切断装置7が前記切断ライン上の図示する設定位置に正確な定寸で配設されて いる。 前記切断ライン上に配設された複数のパイプ回転装置5の回転ローラ51、 51、52、52上に切断用パイプ10が載置され、その両端付近の切断ライン 上に配設されたパイプ両端位置決め装置8で定位置にセットされ、前記切断装置 により定寸に切断されるようにしてある。 なお、前記パイプ両端位置決め装置8は、固定端81とプッシャー82とより なり、該プッシャー82により定位置にセットしたのち前記パイプクランプ装置 4の押さえローラ41、41で完全に定位置にクランプしたのち前記プッシャー 82は後退するようにしてある。 又、上記パイプクランプ装置4とパイプ回転装置5とスライド機構6とでクラ ンプ回転装置18を構成し、上記設定位置に設定する際は左右スライド用フレー ム 15上をスライドして定位置に設定するようにしてある。
【0010】 図2には、図1に使用されるパイプストッカー1とパイプ排出部2とパイプ受 け取り払い出し装置3と製品バケット12とシュータ11の概略の配置状況と構 成を示す側面図である。 パイプストッカー1は、内部にジグザグ状パスを設けたホッパー状容器で、そ の排出シュータ16の出口には少なくとも2組以上のパイプ排出部2が設けられ 、エアシリンダ21、23で作動するストッパ24とカム22とで切断用パイプ を一本ずつ排出するようにしてある。 パイプ受け取り払い出し装置3は、前記パイプクランプ装置4、パイプ回転装 置5の両側に一個ずつ配設されたカム状シュータ31、31と支点33、33で 回動自在に軸支する昇降金具32、32とLMガイド36、36とが各クランプ 回転装置18ごとに設けられ、それらと、それらを一括同時昇降させる複数のエ アシリンダ34、35とよりなる。 切断用パイプの受け取りの時は、図に示すようにエアシリンダ34、35を上 昇させ前記パイプ排出部より受け取ったのち前記二つのシリンダを下降させパイ プ回転装置5の回転ローラ51、52上に載置するようにしてある。 又切断後の製品であるパイプ13をシュータ11を介して製品バケット12に 払い出す時は、シリンダ35は下降したままでシリンダ34を上昇させ払い出す ようにしてある。
【0011】 図3には、図1のパイプクランプ装置4とパイプ回転装置5とスライド装置6 とよりなるクランプ回転装置18の側面図を示してある。 図に示すように、パイプ回転装置5の架台57上に図1に示す位置に配設され た回転ローラ51、51、52、52が設けられ、前記ローラ51、51は従動 ローラとし、ローラ52、52はモータ55により駆動される伝導系54を介し て回転されるようにし、前記伝導系54は前記切断ライン9の全長にわたり設け られた主軸56により駆動され各パイプ回転装置の回転ローラを駆動するように してある。 パイプクランプ装置4は、前記架台57上に設けられ、エアシリンダ42と従 動のクランプローラ41、41とよりなり、シリンダ42を下降させて前記クラ ンプローラ41、41と前記回転ローラ51、51、52、52との間に挟持し て切断パイプをクランプするようにしてある。 スライド機構6はラック63、ピニオンギヤー62、操作ハンドル62を介し て、前記架台57を背負った状態で左右スライド用フレーム15に遊合スライド するようにしてある。
【0012】 図4には、図1の切断装置7の側面図である。図に示すように前記スライド機 構6と同様の機能を持つフレーム73上に設けられたLMガイド72とエアシリ ンダ71と切断手段74とよりなり、使用の際は前記エアシリンダ71によりL Mガイド72を介して所定位置に下降するようにしてある。 上記切断手段74には使用目的に応じて、レーザ又はウォータージェット又は プラズマ、又はガスを後記する制御部のプロセスプログラムにより、随意使用で きるようにしてある。
【0013】 図5には、本考案による複数切断装置によるパイプ定寸同時切断システムの構 成を示すブロック図で、図に示すように、パイプストッカー1→パイプ排出部2 →パイプ受け取り払い出し装置3→パイプ端面位置決め装置8→クランプ回転装 置18→切断装置7→パイプ受け取り払い出し装置3→製品バケット12 の一 連の装置等による工程の流れを制御部17により、内蔵するプロセスプログラム を介して制御するようにしてある。 上記制御部による本考案の同時切断システムの工程制御の状況を以下に説明す る。 1、制御部17は、パイプ受け取り払い出し装置3より切断済みパイプ13の 払い出し終了の信号を受けて、該装置へパイプ受け取りの指令を出すとともに、 パイプクランプ装置4と切断装置7のヘッド上昇済みを確認をしたのち、パイプ 排出部2に排出の指令を出す。該指令により一本の切断用パイプは前記パイプ受 け取り払い出し装置3に排出され、該装置は受け取りと共に着座信号を制御部 17に送信する。 2、上記着座信号により、制御部17はパイプ端面位置決め装置8のプッシャ ー82の後退を確認ののち、前記パイプ受け取り払い出し装置4に切断用パイプ の載置指令をだし、ついで、パイプクランプ装置4からの着座信号を受けて前記 位置決め装置8に位置決め指令をだし、タイムラッグを置いて前記クランプ装置 4にクランプ指令を出す。かくして切断用パイプの定位置設定とクランプを終了 させ、それと共に前記プッシャー82を後退させる。 3、ついで、制御部17は、前記プッシャーの後退確認ののち、パイプ回転装 置5と切断装置7に回転指令と切断指令をそれぞれ出し、切断用パイプは複数の パイプクランプ装置4により定位置にクランプされながら回転を始め、又複数の 予め定位置にセットされている切断装置7は下降し同時切断を始める。 なお、切断用パイプの回転開始時期と前記切断開始時期との時間的関係や、前 記切断装置に設けられている切断手段の切断力の大きさと切断母材である切断用 パイプの回転による切断速度との関係等は予め前記プロセスプログラムに使用切 断手段に対し個別に設定されている。 4、ついで、前記切断用パイプが確実に切断されたことを確認して各切断装置 7は切断を止め上昇退避し、切断終了信号を制御部17に送る。 該信号を受けて制御部17は、パイプ回転装置5には回転停止指令を、又パイ プクランプ装置4にはクランプ上昇指令をだす。 上記回転の停止とクランプの上昇を確認したのち、制御部17はパイプ受け取 り払い出し装置3に製品の払い出し指令をだし、前記払い出し装置3は該指令に もとずき作動して製品バケット12への払出を終了させ、終了と共に終了信号を 制御部17に送り一連の同時切断の工程を終了する。
【0014】 上記のようにプログラム制御により、長尺パイプを自動同時切断が出来、切断 時間の顕著な削減が出来る。又、いちいち定寸送りをする必要がないため一定の 切断寸法精度を上げることが出来る。又、予め使用する母材に対応した切断手段 (レーザ、又はウォータージェット、プラズマ、又はガス)とそれぞれの最適の 切断条件(前記切断開始時期と母材の回転開始時期との関係、切断能力と切断速 度と母材の肉厚等の関係)は、前記プログラムに組み込まれているため、随意使 用母材と要求精度に対応して切断手段を選定できる。
【0015】
【考案の効果】
以上記載した如く本考案によれば、複数の切断装置により同時切断が出来るた め、複雑高価な定寸送り機構やそれに伴う制御装置も不用となり、且つ作業時間 の顕著な削減の図れる、低コスト高効率の長尺パイプの切断システムを提供でき る。又、使用母材や要求精度に対応して随意それに適合した切断手段をレーザに するか又はウォータージェットにするか、プラズマにするか又はガスにするか選 択できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の複数切断装置によるパイプ定寸同時切
断システムを構成する各装置各部の一実施例の概略の配
設状況を示す平面図である。
【図2】図1に使用されるパイプストッカーとパイプ排
出部とパイプ受け取り払い出し装置と製品バケットとシ
ュータの概略の配置状況と構成を示す側面図である。
【図3】図1のパイプクランプ装置とパイプ回転装置と
スライド装置とよりなるクランプ回転装置の側面図であ
る。
【図4】図1の切断装置の側面図である。
【図5】本考案による複数切断装置によるパイプ定寸同
時切断システムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…パイプストッカー 2…パイプ排出部 3…パイプ受け取り払い出し装置 4…パイプクランプ装置 5…パイプ回転装置 6…スライド機構 7…切断装置 8…パイプ端面位置決め装置 9…切断ライン 10…切断用パイプ 12…製品バケット 13…切断済みのパイプ 17…制御部 18…クランプ回転装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B23K 37/04 F 7011−4E 37/047 502 7011−4E B26F 3/00 B 7411−3C

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺パイプの定寸切断システムにおい
    て、 切断用パイプを1本ずつ排出する複数のパイプ排出部を
    持つパイプストッカーと、切断用パイプを受け取り所定
    切断位置に載置し又切断済みパイプの払出をするパイプ
    受け取り払出装置と、切断用パイプを所定切断位置に位
    置決めするパイプ端面位置決め装置と、位置決めされた
    切断用パイプをクランプ回転させる定寸位置にスライド
    可能の複数のクランプ回転装置と、定寸位置スライド可
    能の複数の切断装置と、上記一連の装置をプログラム制
    御して複数の切断装置による同時切断を可能にする制御
    部とより構成したことを特徴とする複数切断装置による
    パイプ定寸同時切断システム。
  2. 【請求項2】 前記切断装置は、レーザ、ウォータージ
    ェット、プラズマ、ガスの何れかの切断手段により構成
    されたことを特徴とする請求項1記載の複数切断装置に
    よるパイプ定寸同時切断システム。
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