JPH0611979B2 - ブロックによる土止め工法 - Google Patents
ブロックによる土止め工法Info
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- JPH0611979B2 JPH0611979B2 JP62109362A JP10936287A JPH0611979B2 JP H0611979 B2 JPH0611979 B2 JP H0611979B2 JP 62109362 A JP62109362 A JP 62109362A JP 10936287 A JP10936287 A JP 10936287A JP H0611979 B2 JPH0611979 B2 JP H0611979B2
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Landscapes
- Retaining Walls (AREA)
- Revetment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上利用分野〕 本発明は、河川やみずべ等の擁壁てして積まれているブ
ロックから土が流出しないようにする工法に関するもの
である。
ロックから土が流出しないようにする工法に関するもの
である。
河川やみずべ等の擁壁として従来、上下方向の桝と、河
川等に面する部分に溝又は孔(12)とを有するブロック
(1)を第7図に示すように多数縦横に積み重ね、各ブロ
ック(1)の桝内一杯に土(2)を埋込むようにしたものが知
られている。なお、このような擁壁には第7図に示すよ
うに草(3)を植えたり自然に草(3)を根付かせて茂らせ
る。
川等に面する部分に溝又は孔(12)とを有するブロック
(1)を第7図に示すように多数縦横に積み重ね、各ブロ
ック(1)の桝内一杯に土(2)を埋込むようにしたものが知
られている。なお、このような擁壁には第7図に示すよ
うに草(3)を植えたり自然に草(3)を根付かせて茂らせ
る。
このような施工方式を採った場合、河川等の水流によっ
て常水位L付近に位置するブロック(1)の溝又は孔(12)
から桝内の土(2)が第7図に示すように流出する。桝内
の土(2)が流出すると、草(3)が枯れてしまい、土(2)を
含まない擁壁が安定性を失ってその機能を果さなくなる
欠点がある。また、砂は、水分の吸収力が高く土に比べ
て水に溶けることがなく、流出の問題は少ないものの、
上方からの土圧で溝又は孔(12)から排出されてしまう欠
点がある。本発明はこれらの欠点を解消することを目的
とするものである。
て常水位L付近に位置するブロック(1)の溝又は孔(12)
から桝内の土(2)が第7図に示すように流出する。桝内
の土(2)が流出すると、草(3)が枯れてしまい、土(2)を
含まない擁壁が安定性を失ってその機能を果さなくなる
欠点がある。また、砂は、水分の吸収力が高く土に比べ
て水に溶けることがなく、流出の問題は少ないものの、
上方からの土圧で溝又は孔(12)から排出されてしまう欠
点がある。本発明はこれらの欠点を解消することを目的
とするものである。
この目的を達成するために、本発明では、前面板(15)、
背面板(17)、そして両側面板(16)で囲まれた上下方向に
貫通する土砂穴(11)を有し、かつブロックの前面板(15)
の一部に溝または孔(12)の形成されたブロック(1)であ
り、この全て同一形状のブロックを、前記各土砂穴(11)
が上下に連通するように多数縦横に重み上げて河川等の
擁壁を形成するに当り、少くとも水面下に位置するブロ
ックの前面板(15)の裏面(18)に繊維状の吸出し防止材
(4)を張り付け、溝または孔(12)を塞ぎ、その後、各土
砂穴内一杯に砂(5)を締め固め、次に同様にしてブロッ
ク(1)を重み上げ、これら土砂穴(11)に土(2)を埋込むよ
うにしたことを特徴としている。
背面板(17)、そして両側面板(16)で囲まれた上下方向に
貫通する土砂穴(11)を有し、かつブロックの前面板(15)
の一部に溝または孔(12)の形成されたブロック(1)であ
り、この全て同一形状のブロックを、前記各土砂穴(11)
が上下に連通するように多数縦横に重み上げて河川等の
擁壁を形成するに当り、少くとも水面下に位置するブロ
ックの前面板(15)の裏面(18)に繊維状の吸出し防止材
(4)を張り付け、溝または孔(12)を塞ぎ、その後、各土
砂穴内一杯に砂(5)を締め固め、次に同様にしてブロッ
ク(1)を重み上げ、これら土砂穴(11)に土(2)を埋込むよ
うにしたことを特徴としている。
このようにすると、繊維状の吸出し防止材(4)が前面板
(15)の裏面(18)で効果的に保持され、少くとも水面下に
位置するブロックの溝又は孔(12)から土砂孔内の砂(5)
の流出がこの吸出し防止材で阻止される。その結果、こ
れより上に埋められている土が流出することがない。一
方、溝又は孔(12)から流れ込んだ水は吸出し防止材(4)
を通って砂(5)に染み渡り、その水分は一種の毛細血管
現象によって土(5)まで届くことになる。
(15)の裏面(18)で効果的に保持され、少くとも水面下に
位置するブロックの溝又は孔(12)から土砂孔内の砂(5)
の流出がこの吸出し防止材で阻止される。その結果、こ
れより上に埋められている土が流出することがない。一
方、溝又は孔(12)から流れ込んだ水は吸出し防止材(4)
を通って砂(5)に染み渡り、その水分は一種の毛細血管
現象によって土(5)まで届くことになる。
本発明の実施例を添付の図面に基づいて説明する。
ここで用いるブロック(1)は第5図及び第6図に示すよ
うに、前面板(15)と背面板(17)そして両側部の側板(16)
で略矩形の枠で構成されており、その中心部分には上下
方向で貫通する土砂穴(11)が形されている。また、河川
等に面する前面板(15)には、根付いた草(3)が生え出る
溝(12)が形成されている。この開放部を溝(12)に代えて
孔としてもよいが、その開放部の大きさは、前面板(15)
の総面積に比べて小さく、後述の吸出し防止板の張り付
けスペースが残されている。
うに、前面板(15)と背面板(17)そして両側部の側板(16)
で略矩形の枠で構成されており、その中心部分には上下
方向で貫通する土砂穴(11)が形されている。また、河川
等に面する前面板(15)には、根付いた草(3)が生え出る
溝(12)が形成されている。この開放部を溝(12)に代えて
孔としてもよいが、その開放部の大きさは、前面板(15)
の総面積に比べて小さく、後述の吸出し防止板の張り付
けスペースが残されている。
このブロック(1)を用いて河川(R)の擁壁を形成するに
は、まず第1図に示すように基礎栗石(6)、基礎工(7)、
裏込みコンクリート(8)の基礎工事を行い、基礎工(7)の
上に横一列にブロック(1)を並べて互いに固定しながら
2〜5段積上げて行く。その際、水面付近及びそれより
下側に位置する各ブロック(1)の河川側、すなわち、前
面板(15)の裏面(18)に繊維状の吸出し防止材(4)を張り
付け、前記溝(12)を内側から覆う。次に、この各ブロッ
ク(1)の土砂穴(11)内一杯に砂(2)を締め固める。この際
砂は土のように固まらないので、下方部の締め固め力で
溝(12)から排出され易いが、繊維状の吸出し防止材(4)
は砂の排出を効果的に防止する。
は、まず第1図に示すように基礎栗石(6)、基礎工(7)、
裏込みコンクリート(8)の基礎工事を行い、基礎工(7)の
上に横一列にブロック(1)を並べて互いに固定しながら
2〜5段積上げて行く。その際、水面付近及びそれより
下側に位置する各ブロック(1)の河川側、すなわち、前
面板(15)の裏面(18)に繊維状の吸出し防止材(4)を張り
付け、前記溝(12)を内側から覆う。次に、この各ブロッ
ク(1)の土砂穴(11)内一杯に砂(2)を締め固める。この際
砂は土のように固まらないので、下方部の締め固め力で
溝(12)から排出され易いが、繊維状の吸出し防止材(4)
は砂の排出を効果的に防止する。
この作業が終わると、従来の施工に戻りブロック(1)を
最上段まで積み上げて、固定する。そして、各ブロック
(1)の土砂穴(11)内に土(2)を埋め込むと、工事は完了す
る。
最上段まで積み上げて、固定する。そして、各ブロック
(1)の土砂穴(11)内に土(2)を埋め込むと、工事は完了す
る。
この場合において、各ブロック(1)は第2図に示すよう
に溝(12)がジグザグ状になるごとく順次積み上げて行く
とよいが、積み重ねられたブロック(1)の土砂穴(11)は
少くとも互い違いのブロックで上下方向に繋がってお
り、河川(R)の常水位L付近及び水面下にあるブロック
(1)の溝(12)は吸出し防止剤(4)により全て内側から覆わ
れている。従って、河川の水流により土砂穴(11)内の砂
(5)が溝(12)から流出することがなく、その結果、上に
埋められている土(2)が流出することもない。一方、溝
(12)から流れ込んだ水は吸出し防止材(4)を通って土砂
穴(11)内の砂(5)に染み渡り、その水分は一種の毛細血
管現象によって土(2)まで届く。
に溝(12)がジグザグ状になるごとく順次積み上げて行く
とよいが、積み重ねられたブロック(1)の土砂穴(11)は
少くとも互い違いのブロックで上下方向に繋がってお
り、河川(R)の常水位L付近及び水面下にあるブロック
(1)の溝(12)は吸出し防止剤(4)により全て内側から覆わ
れている。従って、河川の水流により土砂穴(11)内の砂
(5)が溝(12)から流出することがなく、その結果、上に
埋められている土(2)が流出することもない。一方、溝
(12)から流れ込んだ水は吸出し防止材(4)を通って土砂
穴(11)内の砂(5)に染み渡り、その水分は一種の毛細血
管現象によって土(2)まで届く。
吸出し防止材(4)は、水を通すが砂を通すことができな
いものであればよく、例えばヤシの繊維やナイロン原糸
を編んでシート状にしたようなものである。実施例にお
いては、この吸出し防止材を常水位L付近及び水面下に
位置するブロック(1)前面板(15)の裏面(18)一杯に張り
付けてあるが、溝(12)周辺付近にのみ位置さてもよい。
いものであればよく、例えばヤシの繊維やナイロン原糸
を編んでシート状にしたようなものである。実施例にお
いては、この吸出し防止材を常水位L付近及び水面下に
位置するブロック(1)前面板(15)の裏面(18)一杯に張り
付けてあるが、溝(12)周辺付近にのみ位置さてもよい。
一方、このブロック(1)は河川(R)の擁壁の外第3図、第
4図に示すように水辺の擁壁にも利用することができ
る。この場合の施工方法も基本的には河川の場合と全く
異なるところがない。ただし、実施例の場合、吸出し防
止材(4)を施してあるブロック(1)の溝(12)がいずれも第
4図に示すように同じ列にくるようにいわゆる直積み方
式でブロック(1)を積み上げている。
4図に示すように水辺の擁壁にも利用することができ
る。この場合の施工方法も基本的には河川の場合と全く
異なるところがない。ただし、実施例の場合、吸出し防
止材(4)を施してあるブロック(1)の溝(12)がいずれも第
4図に示すように同じ列にくるようにいわゆる直積み方
式でブロック(1)を積み上げている。
このような擁壁には、草(3)を植えたり自然に草(3)を根
付かせて茂らせるが、これは従来の場合と全く変らな
い。
付かせて茂らせるが、これは従来の場合と全く変らな
い。
なお、実施例におけるブロック(1)の上面と下面には、
第5図、第6図に示すように凸部(13)と凹部(14)とを形
成し、ブロック(1)を順次積み上げて行く場合に凸部(1
3)と凹部(14)とを凹凸嵌合させ得るようにしてある。こ
のようにすると、積み上げられた各ブロック(1)が前後
左右にずれることがない。
第5図、第6図に示すように凸部(13)と凹部(14)とを形
成し、ブロック(1)を順次積み上げて行く場合に凸部(1
3)と凹部(14)とを凹凸嵌合させ得るようにしてある。こ
のようにすると、積み上げられた各ブロック(1)が前後
左右にずれることがない。
本発明によれば、土砂の流出がなく、従って、擁壁が安
定し、この状態を長く維持できる効果がある。また、少
くとも水面下に位置する下方部のブロックには砂が締め
固められているので、砂の吸上げ効果が増大し、水分が
土の中に多く含まれることになるため、たとえ夏の暑い
時期でも草が枯れることがないという効果がある。
定し、この状態を長く維持できる効果がある。また、少
くとも水面下に位置する下方部のブロックには砂が締め
固められているので、砂の吸上げ効果が増大し、水分が
土の中に多く含まれることになるため、たとえ夏の暑い
時期でも草が枯れることがないという効果がある。
添付図面の第1図ないし第6図は、本発明による土止め
工法を説明するためのものであって、 第1図は、本発明による土止め工法を河川の擁壁の施工
に応用した場合の一例を示す縦断側面図、 第2図は、その場合のブロックの割付の一例を示す正面
図、 第3図は、本発明による土止め工法をみずべの擁壁の施
工に応用した場合の一例を示す縦断側面図、 第4図は、その場合のブロックの割付の一例を示す正面
図、 第5図は、この工法に用いるブロックのみの正面図 第6図は、第5図のVI−VI線断面図、 第7図は、従来の河川の擁壁の施工例を示す縦断側面
図、 である。 (1)……ブロック、(11)……土砂穴、(12)……溝又は孔 (2)……土、(4)……吸出し防止材、(5)……砂。
工法を説明するためのものであって、 第1図は、本発明による土止め工法を河川の擁壁の施工
に応用した場合の一例を示す縦断側面図、 第2図は、その場合のブロックの割付の一例を示す正面
図、 第3図は、本発明による土止め工法をみずべの擁壁の施
工に応用した場合の一例を示す縦断側面図、 第4図は、その場合のブロックの割付の一例を示す正面
図、 第5図は、この工法に用いるブロックのみの正面図 第6図は、第5図のVI−VI線断面図、 第7図は、従来の河川の擁壁の施工例を示す縦断側面
図、 である。 (1)……ブロック、(11)……土砂穴、(12)……溝又は孔 (2)……土、(4)……吸出し防止材、(5)……砂。
Claims (1)
- 【請求項1】前面板(15)、背面板(17)、そして両側面板
(16)で囲まれた上下方向に貫通する土砂穴(11)を有し、
かつブロックの前面板(15)の一部に溝または孔(12)の形
成されたブロック(1)であり、この全て同一形状のブロ
ックを、前記各土砂穴(11)が上下に連通するように多数
縦横に重み上げて河川等の擁壁を形成するに当り、少く
とも水面下に位置するブロックの前面板(15)の裏面(18)
に繊維状の吸出し防止材(4)を張り付け、溝または孔(1
2)を塞ぎ、その後、各土砂穴内一杯に砂(5)を締め固
め、次に同様にしてブロック(1)を重み上げ、これら土
砂穴(11)に土(2)を埋込むようにしたことを特徴とする
ブロックによる土止め工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62109362A JPH0611979B2 (ja) | 1987-05-01 | 1987-05-01 | ブロックによる土止め工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62109362A JPH0611979B2 (ja) | 1987-05-01 | 1987-05-01 | ブロックによる土止め工法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63277323A JPS63277323A (ja) | 1988-11-15 |
| JPH0611979B2 true JPH0611979B2 (ja) | 1994-02-16 |
Family
ID=14508304
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62109362A Expired - Fee Related JPH0611979B2 (ja) | 1987-05-01 | 1987-05-01 | ブロックによる土止め工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0611979B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0321460U (ja) * | 1989-07-13 | 1991-03-04 | ||
| JPH0641932A (ja) * | 1992-07-01 | 1994-02-15 | Fujibayashi Concrete Kogyo Kk | 緑の護岸成形法 |
| US7740420B2 (en) | 2007-02-13 | 2010-06-22 | Nicolon Corporation | Retaining wall having artificial grass reinforcing fabric and methods for installing the fabric thereto |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5759362A (en) * | 1980-09-26 | 1982-04-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Manufacture of semiconductor device |
| JPS5968411A (ja) * | 1982-10-09 | 1984-04-18 | Keihan Concrete Kogyo Kk | 護岸 |
-
1987
- 1987-05-01 JP JP62109362A patent/JPH0611979B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63277323A (ja) | 1988-11-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |