JPH0612035U - 医用x線装置用寝台天板 - Google Patents
医用x線装置用寝台天板Info
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- JPH0612035U JPH0612035U JP1451691U JP1451691U JPH0612035U JP H0612035 U JPH0612035 U JP H0612035U JP 1451691 U JP1451691 U JP 1451691U JP 1451691 U JP1451691 U JP 1451691U JP H0612035 U JPH0612035 U JP H0612035U
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 合成樹脂発砲体からなる芯体の表面に炭素繊
維強化樹脂板状体を貼着した医用X線装置用寝台天板で
あって、前記炭素繊維強化樹脂板状体は一配列の炭素繊
維とこの炭素繊維に直交する配列の炭素繊維とによって
織成される炭素繊維群と、この炭素繊維群を構成する炭
素繊維とは異なる配列の炭素繊維とこの炭素繊維に直交
する配列の炭素繊維とによって織成される炭素繊維群と
を硬化樹脂中に配置して補強されていることを特徴とす
るものである。 【効果】 変形及び曲げ強度の改善が図れ、あらゆる方
向の力が作用しても容易に変形することがなく、ひいて
は画質低下を改善し得る。
維強化樹脂板状体を貼着した医用X線装置用寝台天板で
あって、前記炭素繊維強化樹脂板状体は一配列の炭素繊
維とこの炭素繊維に直交する配列の炭素繊維とによって
織成される炭素繊維群と、この炭素繊維群を構成する炭
素繊維とは異なる配列の炭素繊維とこの炭素繊維に直交
する配列の炭素繊維とによって織成される炭素繊維群と
を硬化樹脂中に配置して補強されていることを特徴とす
るものである。 【効果】 変形及び曲げ強度の改善が図れ、あらゆる方
向の力が作用しても容易に変形することがなく、ひいて
は画質低下を改善し得る。
Description
[考案の目的]
【0001】
本考案は、例えば医用X線装置に用いられる寝台天板の改に良関するものであ る。
【0002】
医用診断機器として知られているX線診断装置にあってはX線フィルムが使用 され、このX線フィルムを保持するためにX線フィルムカセッテが用いられてい る。従来のX線フィルムカセッテの構造は例えば図6に示すように、金属プレー ト1と側枠2とによって形成された箱内にフェルト材からなるクッション3を設 け、そのクッション3上に2枚の増感紙4,4によって挾持させたX線フィルム 5を載置し、更に蓋板6によってX線フィルム5と各増感紙4,4を密着保持し ている。ここで蓋板6としては、X線透過率が大きく、強度が高く、かつ軽量で あるという特性を備えている炭素繊維強化樹脂板状体(カーボンファイバープレ ートということもある)が用いられることがある。
【0003】
しかしながら、上記構造のX線フィルムカセッテを使用している間に前記蓋板 6が変形し、例えば図7に示すようにカセッテの中央部分に相当する箇所が外側 に凸形状となるような変形を起し、これに伴って、隣接する増感紙4も変形する ため、X線フィルム5との間に空間7が生じ、増感紙のX線映像情報が空間部に て拡散し、X線フィルムに伝達されないという現象(情報伝達損)が生じ、写真 の画質を低下させるという問題が生じた。
【0004】 本願考案者が原因を追及したところ、次のような事実が判明した。即ち、前記 カーボンファイバープレート6は、図8に示すように複数本の炭素繊維9Aを横 方向に平行配置すると共に、同じく複数本の炭素繊維9Bを縦方向に平行配置し て縦横配列の炭素繊維群9を構成しこの状態で全体をエポキシ樹脂8によって硬 化した構造を有するものであるが、炭素繊維9とエポキシ樹脂8とでは熱膨脹係 数が大幅に異なるため温度変化に対して全体が変形しようとする力関係が生ずる 。この場合、図8の矢印A,A’及びB,B’で示す斜め方向に向う力に対して は殆ど無力となってしまう。このような斜め方向への力によって四隅に向う曲り が生じ、結果として中央部が凸又は凹形状となるような変形が生じてしまう。
【0005】 尚、前記X線診断装置では患者載置用の天板の表裏面にも前記カーボンファイ バープレートを使用しているため同様な問題が生じていた。
【0006】 本考案は前記事情に鑑みてなされたものであり、変形及び曲げ強度の改善を図 った患者載置用寝台天板を提供することを目的とするものである。
【0007】 [考案の構成]
【0008】
上記目的を達成するために本考案は、合成樹脂発砲体からなる芯体の表面に炭 素繊維強化樹脂板状体を貼着した医用X線装置用寝台天板であって、前記炭素繊 維強化樹脂板状体は一配列の炭素繊維とこの炭素繊維に直交する配列の炭素繊維 とによって織成される炭素繊維群と、この炭素繊維群を構成する炭素繊維とは異 なる配列の炭素繊維とこの炭素繊維に直交する配列の炭素繊維とによって織成さ れる炭素繊維群とを硬化樹脂中に配置して補強されていることを特徴とするもの である。
【0009】
本考案は上記のように構成したので、変形及び曲げ強度の改善が図れ、あらゆ る方向の力が作用しても容易に変形することがなく、天板内部に空間部を生じさ せることがない。従って、情報伝達損の発生がないので写真画質の悪化を招くこ とはない。
【0010】
図2(a),(b)は本考案の炭素繊維強化樹脂板状体を構成する炭素繊維群 の配列を示す概略図である。同図(a)は、複数本の炭素繊維9Aと9Bとから なる縦横配列の炭素繊維群9を示すものであり、同図(b)は斜め方向に走行す る炭素繊維10A,10Bを互いに交差するように配置して構成された斜め配列 の炭素繊維群10を示すものである。この炭素繊維群9及び炭素繊維群10の構 成を詳細に説明すれば、図4に示すように、縦配列の炭素繊維9Aと横配列の炭 素繊維9Bとが織り上られて炭素繊維群9の織成を構成している。また同様に、 炭素繊維群10は、図5に示す右上がり斜め配列の炭素繊維10Aと左上がり斜 め配列の炭素繊維10Bとによって織成されている。
【0011】 図3は前記縦横配列の炭素繊維群9と斜め配列の炭素繊維群10とを積層して これら全体を樹脂材、例えばエポキシ樹脂8によって硬化して炭素繊維強化樹脂 板状体6’を構成した場合を示すものである。このときの両繊維群9,10の成 す角度θは特に定まらないが、好ましくは20度〜80度の範囲内に設定するこ とが望ましい。
【0012】 ここで、前記2種類の炭素繊維群9,10の組み合わせ方について述べる。前 記実施例では両者を上下に積層するようにしたが、両者間に間隔を設けた状態で エポキシ樹脂で硬化してもよい。
【0013】 尚、前記樹脂材は前記エポキシ樹脂に限らず、フェノール樹脂、不飽和ポリエ ステル、ポリミイド樹脂等を使用してもよい。
【0014】 次に目的が達成できる理由について述べる。
【0015】 例えば図3において、炭素繊維とエポキシ樹脂との熱膨脹係数の相異に基づい て変形力が作用した場合には、図示上下方向及び左右方向への力に対して、織成 された縦横配列の炭素繊維群9が相互に補強機能を発揮して変形を防止し、図示 矢印A,A’及びB,B’のような斜め方向への力に対しては新たに設けた斜め 配列の炭素繊維群10が相互に補強機能を発揮して変形を防止することになり、 全体として歪み、たわみ等の変形を確実に防止することができる。
【0016】 従って、図1に示すようにポリウレタンやポリスチレン等の合成樹脂発泡体か らなる芯体12の表面に前記炭素繊維強化樹脂板状体6’を貼着して寝台天板1 1を構成した場合にも、温度変化や被検体の重量等によって変形力が作用しても 容易に変形することのない寝台天板を提供できる。
【0017】 つまり、このような構造の炭素繊維強化樹脂を医用X線装置の寝台天板に使用 した場合、天板内部に空間部を生じさせることがなく、前記情報伝達損の発生が ないので写真画質の悪化を招くことはない。また、天板の変形(凸形)防止によ り被検体とX線フィルムとの距離を凸量分接近させることができるためX線フィ ルム面上での拡大率が小さくなり半影及び散乱X線等による画質低下を改善し、 写真画質の向上が図られる。ちなみに、本考案者の実験によれば従来のものに対 して数倍以上の製品の歩留りの向上が図れることが判明した。
【0018】
以上詳述した本考案によれば、変形及び曲げ強度の改善が図れ、あらゆる方向 の力が作用しても容易に変形することがなく、ひいては画質低下を改善し得る医 用X線装置の寝台天板を提供することができる。
【図1】本考案の一実施例たる医用X線装置の寝台天板
の構成を示す要部断面図。
の構成を示す要部断面図。
【図2】本考案の構成に用いられる炭素繊維群の配列の
一例を示す要部平面図。
一例を示す要部平面図。
【図3】本考案の一実施例たる炭素繊維強化樹脂板状体
の構成を示す要部平面図。
の構成を示す要部平面図。
【図4】縦横配列の炭素繊維群の織成を示す図。
【図5】斜め配列の炭素繊維群の織成を示す図。
【図6】従来技術の問題点を説明するためのX線フィル
ムカセッテの構造を示す断面図。
ムカセッテの構造を示す断面図。
【図7】従来技術の問題点を説明するためのX線フィル
ムカセッテの要部断面図。
ムカセッテの要部断面図。
【図8】従来の炭素繊維強化樹脂板状体の構造とその問
題点を説明するための要部平面図。
題点を説明するための要部平面図。
1 底板 2 側枠 3 クッション材 4 増感紙 5 X線フィルム 6 炭素繊維強化樹脂板状体 6’ 炭素繊維強化樹脂板状体 8 硬化樹脂 9 縦横配列の炭素繊維群 10 斜め配列の炭素繊維群 11 寝台天板 12 芯体
Claims (1)
- 【請求項1】 合成樹脂発砲体からなる芯体の表面に炭
素繊維強化樹脂板状体を貼着した医用X線装置用寝台天
板であって、前記炭素繊維強化樹脂板状体は一配列の炭
素繊維とこの炭素繊維に直交する配列の炭素繊維とによ
って織成される炭素繊維群と、この炭素繊維群を構成す
る炭素繊維とは異なる配列の炭素繊維とこの炭素繊維に
直交する配列の炭素繊維とによって織成される炭素繊維
群とを硬化樹脂中に配置して補強されていることを特徴
とする医用X線装置用寝台天板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1451691U JPH0632347Y2 (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 医用x線装置用寝台天板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1451691U JPH0632347Y2 (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 医用x線装置用寝台天板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0612035U true JPH0612035U (ja) | 1994-02-15 |
| JPH0632347Y2 JPH0632347Y2 (ja) | 1994-08-24 |
Family
ID=11863255
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1451691U Expired - Lifetime JPH0632347Y2 (ja) | 1991-02-22 | 1991-02-22 | 医用x線装置用寝台天板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0632347Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2023191220A1 (ko) * | 2022-03-31 | 2023-10-05 | (주)에어박스 | 다용도 침대 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102549773B1 (ko) * | 2022-11-23 | 2023-06-30 | 임병학 | 방사선 영상 촬영 장비용 온열 장치 |
-
1991
- 1991-02-22 JP JP1451691U patent/JPH0632347Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2023191220A1 (ko) * | 2022-03-31 | 2023-10-05 | (주)에어박스 | 다용도 침대 |
| KR20230141416A (ko) * | 2022-03-31 | 2023-10-10 | (주)에어박스 | 다용도 침대 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0632347Y2 (ja) | 1994-08-24 |
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