JPH0612036B2 - 装飾的かつ実用的な建築用のエレメント - Google Patents

装飾的かつ実用的な建築用のエレメント

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JPH0612036B2
JPH0612036B2 JP17884187A JP17884187A JPH0612036B2 JP H0612036 B2 JPH0612036 B2 JP H0612036B2 JP 17884187 A JP17884187 A JP 17884187A JP 17884187 A JP17884187 A JP 17884187A JP H0612036 B2 JPH0612036 B2 JP H0612036B2
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plane
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、直方体の形状を有し、壁、床、天井、屋根な
どの視覚的外観を高めるために、直方体の一つの面が複
数の面から構成されている実用品の技術に関する。特
に、本発明は、多様な面のほとんど無限のバラエティを
有する光学的な相互作用により、視覚的外観の多くのバ
リエーションを創り出すのに適し、また、バラエティに
富んだ三次元的な視覚的効果と錯覚を創り出すのに適し
た製品の技術に関する。さらに、本発明は、複数の建築
エレメントの配列に基づく、光と、陰影と、影との区域
を利用する建築エレメントに関する。結果として、極く
微妙なものから鮮明なものまで、光学的、視覚的な効果
を生み出すように、これらの面は交差し、不連続性を形
成する。同時に、これらの効果は、眺めているうちにも
変化して行くような錯覚を生じさせる。
(従来技術) 装飾的効果を奏するさまざまな面を構成するために、フ
ロアタイルの表面のような二次元的または三次元的な面
が作られてきた。種々のタイルの色を変化させ、大きさ
または配列あるいはその両方の組み合わせを変えること
により、多様な効果が生み出されてきた。例えば、この
ような効果は、モザイク風外観、すなわち無秩序なもの
から、完全に秩序づけられた対称的効果にまでわたって
いる。さらに、フロアタイルには、ある種の錯覚を生じ
させる用に模様が施されてきた。たいていのフロアタイ
ルは二次元的に構成され、あるいは異なった外観を創り
出すための色とコントラストが用いられてきた。ローマ
風・モザイク(Roman mosaics)などがその例である。
さらに、これらの二次元的なタイルにおいても三次元的
な視覚的効果が生じる。すなわち、さまざまに往き来す
る波状の線を施することにより、三次元的な外観である
波打つような表面を感じさせるのである。
例えば建築物や、壁などの建物の外装面、あるいは内装
面に三次元的面が施されてきた。この三次元的面は、建
築ブロックに、三次元的起伏面や、細い溝を施すことに
より得られてきた。これによって、快い、印象的な視覚
的外観を作るのである。
さらにまた、テラコッタ構造を用いることにより、精巧
な細部を有する建築物の装飾面が得られる。例えば色と
輝きにおいて、さらに顕著な特徴が作られている仕上げ
面を有するものがある。
これまでも三次元的な循環構成が一般に施されてきた。
しかし、建築または構築材料としての単一の共通するエ
レメントでは、表面における光の相互作用に起因するさ
まざまな視覚的外観を作り出す可能性が限定されてい
る。
さらに、複雑な三次元的な模様を組み合わせることが困
難であるため、相互作用の応用が限定されてしまってい
る。職人や芸術家にとって、模様の組み合わせや、建築
材料の素材の選択における失敗を犯さないで、光学的に
これらの模様を関連づけることは困難だからである。
また、表面の大部分が光を反射する場合に、ある表面と
その隣接する表面との光の入射角が異なり、これらの面
の交差が、ほとんど無限のバラエティを持って、反射、
陰影、影の屈折を生じさせるならば、この効果はさらに
高められる。すなわち、この原理はカットグラスにおい
て使用されてきたものであり、クリスタルの製造及び形
成において使用されてきたものである。また、例えばク
リスタルやシャンデリアのカットにおいて、この原理が
用いられる。しかしながら、ほとんど無限のバラエティ
を持つ、単一のエレメント一つあるいはそれ以上の面に
基づく構成の組み合わせは従来知られていなかった。
(発明の概要) 本発明によれば、建造及び装飾において、その表面、す
なわち、内装、外装にかかわらず、床や、天井や、壁の
ような面の外観を高めるために、本発明に係る一種類の
標準エレメントを選択することにより、いろいろな視覚
的外観を作り出すことができる。このエレメントは三次
元的であり、これは、直方体であるエレメントの一つか
二つの面の上に特殊な関係を有する複数の面を配列する
ことにより、視覚的効果と視覚的外観を創り出すことに
よる。建築に際しては、表面の外観のほとんど無限のバ
ラエティを創り出すことができる。これは、個々の直方
体のエレメントを適切に配置、配列することによって、
また相互に隣接し、並置されている一連の複数の直方体
のエレメントを適切に配置、配列することによって作り
出される。個々の直方体のエレメントの複合として作ら
れるにしても、全ての複数のエレメントは四角形の模様
を構成していることが好ましい。さらに、本発明は、こ
れらの製造の技術が、陰影と、影と、光の区域に応じ
て、極く微妙な外観を持つものから、非常に鮮明な外観
を持つものまで変化することを見出したことに関する。
ガラスブロックやアクリルブロック等において、二つの
三次元的な相対する面を使えば、加重された三次元的効
果が達成される。
ここに開示したエレメントにおいて、「光の区域」と
は、光が直接当たっている区域を意味する。「陰影の区
域」とは、散光が浴びせられている面を意味する。ま
た、「影の区域」とは、面や三次元的なエレメントが、
他の面にくっきりとした影を落としている区域を意味す
る。
この定義は、単一の光源に関して使用するものである。
複数の光源からこの新規なエレメントの表面に光が当た
っている場合には、異なった効果が現れる。
このエレメントの視覚的外観には、異なった副次的な光
を伴うような場合などには、面に当たる光の、微妙で一
定の相互作用が現れる。このような変化は、万華鏡のよ
うな様子で、この新規なエレメントの表面に当たる光の
変化につれて起こる。例えば、日中の太陽の昇降に応じ
て変化する建築物の外装に当たる日光などによる。
さらに、ほとんど無限のバラエティをもって配列される
表面を有することにより、非常に多くの模様を創り出す
ことができる。このそれぞれの模様に光が当たった時に
は、いろいろな効果を呈する。従って、ある形に配列さ
れたこれらのエレメントの領域を作り、これに隣り合っ
て、別の形に配列されたエレメントの領域を創ることが
できる。この配列は、複数の面を有する四角のエレメン
トを基礎としているので、装飾面全体にわたって、領域
の可能なバラエティもほとんど無限である。同時に、そ
れぞれの領域においてこれらのエレメントは、エレメン
トを適当に回転させ、ずらし、並置し、そして境界区域
を仕上げることで、容易に組み合わせることが可能とな
る。
本発明において典型的には、このエレメントは長さの等
しい四辺を有し、平面図においてはひとつが正方形であ
り、他の4つは平面図においては同じ正方形の一部分で
ある5つの面を有する。さらに、この5つの面を有する
四角を4つの断片に分割することにより、方向によって
同じものになる鏡像断片ができる。これらの4つの区分
のうちの二つの組み合わせが、完成させたい面の境界部
分あるいは境界領域を完成するために用いられる。さら
に、表面を直線に沿って、二つの等しい部分を作るよう
に、この表面を二等分することによっても長方形が作ら
れる。これは、前述の異なった領域を形成する場合など
に、これらのエレメントによって仕上げられた境界領域
を完成させるためにも用いられる。
しかしながら、組み立て(予め組み立てられるものを含
む)を容易にし、構築するためには、平面図において5
つの面を有する四角のエレメントか、あるいは平面図に
おいて4つの面を有するその2つのサブユニットを使う
と最も便利である。これらの表面における以上のよう
な、そして他のバリエーションと応用とは、以下、さら
に説明される。
さらにまた、様々な応用例における各表面は、表面自体
の色の反射や屈折の特質により、また、より多くのバリ
エーションを得るためのこれらの表面のコンビネーショ
ンにより特徴づけられる。
(実施例) 以下、図面を参照しつつ、本発明の実施例について説明
する。
まず、前述のように、本発明についてのテラコッタの技
術を第1〜9図に示す。また、装飾用エレメントの使用
のための原理は第10〜12図において説明する。コンクリ
ートブロックである実施例は第13〜19図に示し、両面ガ
ラスブロックのものは第20〜28図に示す。
テラコッタ素材についての説明は、アメリカ合衆国、イ
リノイ州60605、シカゴ、サウスディアボーンストリー
ト 407のランドマークス プリザーベーション カウ
ンシル オブ イリノイ(Landmarks Preservation Cou
cil of Illinois)による1984年の「テラコッタ(T
erra Cotta)」のような刊行物に見られる。
その他、イリノイ州シカゴの、ザ インスティチュート
オブ フィナシャル エデュケーション(The Instit
yute of Finacial Education)による「コンストラクシ
ョン、プリンシプルズ、マテリアルズ アンド メソッ
ズ(Construction Principles,Materials and Method
s)」の第三章では、ガラスブロックの扱い方のほか、
コンクリートブロック、石の壁、陶器製タイル仕上げに
ついて述べられている。よって、この新規なエレメント
を製造することができる種々の素材についての説明は、
容易に入手可能な印刷物において見出すことができる。
図を参照すると、第1図は、エレメント3を示す等角図
であり、建築物の外装面などの建築物の表面に適したテ
ラコッタ外装材として説明されている。
第2図において、四角形のエレメント3の上面には全部
で5つの面があり、11から15までの番号が付されて
いる。
第3図において、各面の関係は、以下のように説明され
る。エッジ16はエレメント3の高さゼロ平面を定義す
る。第1図における点17(他の図においても同様)
は、エレメント3のマイナス側の中点と定義される。点
18はエレメント3のプラス側の中点と定義される。こ
れらの点は、厳密には平面となることもあるが、ここで
は17,18は点として表す。各中点16a,17,1
8は、平面視正方形のエレメント3の中間にあり、各頂
点7からエレメント3の各エッジの途中にあるそれぞれ
の点までは等距離である。
例えば、エッジ16については、第1図に示すように、
中点16aはエレメント3の両頂点から等距離にある。
各中点16a,17,18を結ぶライン24,25の囲
む菱形の平面15は、平面視正方形となる。1つの頂点
7と、隣接する中点16aと、中点17,18のいずれ
かとは、三角形の4つの平面11〜14を構成する。こ
れら平面11〜15によりエレメント3の上面が構成さ
れる。
図示のように、背面22には、プラスの高さ側に中点1
8とゼロ平面上の2つの頂点7とを頂点とする三角形が
形成され、ゼロ平面とベース部分とにより四角形が形成
されている。前面23には、中点17と頂点7とにより
ベース部分からゼロ平面に広がる2つの左右対称の三角
形が形成され、ゼロ平面とベース部分とにより四角形が
形成されている。両側面は、ベース部分からゼロ平面に
広がる四角形が形成されている。
理解を容易にするために、各図に示したエレメントにお
いて、同じ番号を付した点及び線は同じものを示すもの
とする。
第7図に示すテラコッタ外装材の底面図は、典型的な構
造のものである。このテラコッタ外装材は面11〜15
の底面と壁とを接着する面であるリム19を備えてい
る。第8図に関しては、8−8の線に沿って切断された
切断図であり、そのリムはリム19に相当する。
テラコッタが外装材の構造において、強固に固定するた
めに、中点17は表面の上にじかに配置されているが、
21であらわされる間隔により説明されるように、表面
は適当な隆起分を有している。
第3図及び第4図に関し、2つのエレメント3のうち一
つを他の一つに対して180度回転させ、向かい合わせ
たとする。すなわち、一方のエレメント3の中点18を
他方の中点17にぴったりと合わせる。エレメント3を
このように合い重ねると、四角いブロックが形成され
る。すなわち、一方のエレメント3の表面が他方の表面
に組み合わせたように載せられることになり、輸送及び
保管時に安定することになる。従って、エレメントの表
面を互いに向き合わせにして保護できる。輸送に際して
は、これらは相互に固定され、従って安全に供給地より
移動され、あるいは安全に建築現場に移動される。
これらの四角く組み合わされたエレメント3は、上下左
右に積み重ね可能であり、この点からも保管時及び輸送
時において有利であることはおのずと明らかである。
第13〜19図より明らかなように、エレメント3はコ
ンクリートブロック6の一部分として一つの面に用いる
ことが可能であり、あるいはフロアタイルのような薄い
ものとして用いることも可能である。この場合、ベース
は、建築用材料として一定の規格に合致した四角形の台
座となる。
第10図に示される各αは、ほぼ0度(しかし0ではな
い)から最大限90度までを採り得る。
しかしながら、実際的目的からすれば、ブロックの角α
を45度以上にすると、ブロックの製造及び輸送が困難
になる。角αが45度である場合には、第8図に示され
る21のような隆起部分がなければ、面と面が向かい合
わされた二つのブロックは完全な正方形を形成すること
になる。第12図に示されたエレメント3の一方のエッ
ジ上の内角βも、ブロックを規定しているものの一つで
ある。例えば、第1図に示される背面22上の角αが4
5度であるブロックにおいては中点18における角βは
90度である。第5図の中点17における補角は、角β
と合わせて360度を形成することになる。
角αが45度であり、角βが90度であるような様々な
用途に役立ち得るようなエレメント3の実施例について
は、後でさらに説明する。
さらに中点18における角βが120度である場合に
は、エレメント3を背面22を下にしておけば、一連の
六角形形状を示すことになる。
これらのエレメント3は背面22を下にして置くことに
より、様々の形状を得ることができる。例えば、角αが
45度で中点18における角βが90度であるようなエ
レメント3においては四角形の配列を得ることが可能と
なる。
このように、エレメント3は、背面を下にして平坦にな
るように、つまりリム19を下にして並べるだけでな
く、背面22を下にして並べることもできるので、その
機能を果たす能力は、さらに高められることになる。し
かしながら、この場合には、第8図に示された21のよ
うなオフセットによる中点17のずれがあってはならな
い。
さらにエレメント3について詳しく説明する。第10図
に示されるように、エレメント3を横から見ると、背面
22は、既に述べたように中点17に対して2単位分高
くなければならない。よって交点の一つである中点16
aは1単位分に等しくなる。
第1図及び第2図により明らかなように、面11〜15
の各々について、カラーグレージングまたは反射コーテ
ィングを異ならせること、あるいはその両方とも異なら
せることができる。このように複合的なバリエーション
が各面に対して可能である。このように、多方面にわた
ってバラエティに富んでいるので、これらの組み合わせ
についてはほとんど無限の表面状態のバラエティが可能
であることは明らかである。
次に、前に述べたように角αが45度であり、中点18
における角βが90度である場合について説明する。こ
の角度を有するエレメント3が背面22を下にして並べ
られた場合、これら4つのブロックは第29図に示すよ
うに、内部において四辺形を画定する。すなわち真下か
ら見れば、背面22の反対側に位置し、よって上方にな
っている前面23は、中点17を各頂点とし、内部に四
辺形を形成する。また第29図に示すように、真上から
見た外形は「赤十字」の形に似た十字形を示す。このよ
うな形の組み合わせを多数並べて壁あるいは床などに用
いることができる。従って、これらは見る者に対し、四
辺形及び「赤十字」の複合を投影するような壁を形成す
る。
同様に、中点18における角βが120度であり、エレ
メント3が背面22を下にして置かれた場合には、第3
0、31図に示すように三枚のエレメント3によって内
部に六角形が形成される。そして、第32図に示すよう
に、内部に六角形を有する三枚のエレメント3の組み合
わせをさらに六つ組み合わせることにより、その間に六
角形の空間が形成される。この六角形の空間は、第33
図に示す、背中合わせにした二枚のエレメント3に等し
い。
従って、エレメント3を背中合わせにして、すなわち中
点17を相互に接する位置に、中点18を相互にはなれ
る位置に併せて、前述の六角形の空間にはめ込めば、隣
接する六角形の三枚のエレメント3の組み合わせととも
に、第34図に示すような部分的な組み合わせが形成さ
れる。
上記説明より明らかなように、このような配列の多様性
のゆえに、建設用ブロック、装飾用タイル、ガラスブロ
ック、フロアタイルなどの用途に応じたエレメント3の
表面効果をかなり自由に創作することが可能である。フ
ロアタイル用には、第10図の角aは当然に非常に小さ
く、そしてフロアタイルの表面は、敷かれた後に平坦な
面になるように、適切にくぼみをふさがれる。面11〜
15の表面をエポキシポリマー(epoxy polymer)ある
いはポリウレタンポリマー(polyurethanepolymer)で
おおうようにすれば、平坦でかつ快く、しかし視覚的に
は三次元的効果を有するものを形成する。このようなタ
イルは、エポキシコーティングにより前もって形成する
ことも可能であるし、またエポキシ樹脂を適所に注入す
ることも可能である。
さらに第20〜28図は、2つの相対する面を有するガ
ラスブロックを示している。これは、間仕切りを構築
し、さまざまな光効果を生み出すのに有用である。典型
的にはガラスブロックは中空で、二つのパーツに分けて
作られ、その後二つのパーツを接合する。このガラスブ
ロックにおいては、第27図に示すエッジのリム19
は、第27図に示すような間隔21に関し、支えなけれ
ばならない荷重に応じて決まる厚みを有する両面ガラス
ブロック9が作れるように、適度な寸法に調節される。
ガラスブロック9のような両面を有する配列は透明プラ
スティックシートや、イニシャルプラスティックシート
のホットプレス加工あるいは成型においてもたらされ
る。その場合に、全ての繰り返し単位を同じ寸法にする
ためには、当該圧縮加工によって、四辺形その他さまざ
まなバリエーションを有するプラスティックシートの生
産及び(さまざまな形状の)組み合わせが当然可能であ
る。前述した境界の状態をここでも用いることができ
る。
このように、従来はこのような効果を二次元的エレメン
トにより達成する方法が模索されてきたのであるが、本
発明は、はるかに優れた視覚的効果を有する三次元的な
面によりこれを達成することを可能にする。本発明によ
れば、その外観は微妙なものから鮮明なものまで調整可
能であり、視覚的には快く、コントラストが明らかで、
見る者に対し、視覚的に強いインパクトを与える。さら
に、本発明により三次元的に生み出されるさまざまな錯
覚の有利な点は、光の入射を適度な光に調節することに
よるだけではなく、以前は注目されることのなかった、
非常にさまざまな表面の創造という、選択の余地を大幅
に広げたことにある。
これらのエレメントのさまざまな配列は、入射角度と見
る人の位置を変えて光を当てて撮影した場合に非常に美
しい表面効果をもたらす。これらの写真は白いエレメン
ト3が用いられた場合には白黒で、異なる色のエレメン
ト3が用いられた場合にはカラーで撮影することによ
り、特に美しい光によるエレメント3の相互作用が示さ
れる。
以上のような効果の創造にあたっては、面11乃至15
のような面それ自体と、角α及び角βの変化に応じた面
と面との異なる角度関係による面の交差と、面の不連続
性を導入するさまざまなエレメント3を他のエレメント
3に対することとにより、多くの用途が生み出される。
ここで、「面の不連続性」とは、隣接する面に対する一
つの面が、エレメント3がカバーしようとする面上に置
かれたエレメント3を基準として90度に交差している
ものを言う。
さらに説明を加えると、半分または四分の一に分割され
た形のエレメント3が仕上げの際にかどや境界線に用い
られるが、これらは2つの異なるパターンの領域におい
て用いられ、あるパターンから異なるパターンへの移行
部を形成する。
仕上げ作業においては、四分の一のタイルエレメント
は、第1図及び第2図におけるライン24あるいはライ
ン25について対照的であるので、仕上げ作業のために
用いるのに最適である。
本発明に係るエレメントの素材として有効なものとして
は、セラミック材(ceramicmaterials)、焼石膏(plas
ter of paris)、ファイバーグラス(fiberglass)、ア
クリル(acrylics)、やポリエステル(polyesters)の
ような樹脂(resins)、あるいはポリマー(polymer
s)、強化樹脂(reinforcedresins)やスチール(stee
l)、アルミニウム(aluminum)のような金属などがあ
る。さらに、これらの表面をコーティングして用いるこ
ともできる。セラミックタイルは素焼きの状態で、ある
いは上薬をかけたり、上薬によりさまざまな色を付けた
りして焼いたものを使う。
同様に、焼石膏は、通常の形態で、あるいは着色その他
の表面加工がされた状態で用いられる。
既に述べたように、エレメントをフロアタイルとして使
用する場合には、透明体のトップ(top)と堅い基材(b
ottom)を得ることができるように、エレメントはセラ
ミックの基材とエポキシのトップからなる。11乃至1
5の面はいかなる色にも調整しうる。その後エレメント
をエポキシの中に敷き、継ぎ目はエポキシ樹脂などによ
って仕上げられる。
装飾用パネルである場合には、ファイバーグラス、強化
プラスティック(reinforcedplastic)、その他のステ
ィールやアルミニウムなどの金属によって、さまざまな
条件に応じてさまざまな寸法を有するように作られる。
以上のようなエレメントは、第1乃至9図に示されるよ
うなテラコッタのものや、第20乃至28図のガラスブ
ロックのもののように中空である。また、壁などの外装
面を装飾するエレメントとして用いられる場合には、約
5センチ(2 inches)から約60センチ(2 feet)まで
のさまざまな寸法を有することが多い。同様にスティー
ルやアルミニウムのような金属や、ファイバーグラス、
強化プラスティック、ビニール(vinyls)、ABSなど
も内装用、あるいは外装用に用いるのに適している。透
明効果をも得るためには、ポリアクリル樹脂(polyacri
lic resins)あるいはガラスなどが用いられる。例え
ば、アクリル製やガラス製の場合には、エレメントにい
かなる色彩や陰影をも施しうる。これらのブロックは、
第13〜19図及び第20〜28図に示す実施例によっ
て説明されている。
内装用あるいは外装用の装飾用ブロックが負荷を支える
ように用いられることもある。その場合には、第14乃
至20図に示されるコンクリートブロック6のように、
前述したようなエレメント3の表面を有し、かつ、第8
図に示される間隔21が負荷を支えるのに必要な厚さを
有するものが使用される。また、このようなコンクリー
トブロック6は、空洞部があってもなくてもよいが、公
知のように空洞部6aを設けた方が好ましい。これらは
他のものについて前述したように、様々な形状のコンク
リートを作る場合に、素地のままで、あるいは着色され
て、あるいは表面仕上げされて用いられる。さらに、一
般的なこれらの寸法は、コンクリートブロック6のよう
に8×8×8仕様(約20センチ立方、the 8 by 8 spe
cification)の範囲内で変化し、あるいは必要な単位関
係の範囲内で、人目につく面に応じて、さまざまなバリ
エーションが得られる。
さらに、屋根その他のおおいのため、あるいは被覆(cl
adding)や上述したようなバリエーションのための可能
性を有する。他の可能性としては、プラスティックやA
BSなどで作られた子供の遊びのためのおもちゃやゲー
ムブロックとしての用途がある。
なお、以上の説明は例示的なものであって、この他にも
多くのバリエーションが考えられ、ここに開示された本
発明は、ここに示されたいかなる実施例にも限定される
ことなく、それらのバリエーションに応用できるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るテラコッタ製のエレメントを示
す等角投影図である。 第2図は、第1図に示したテラコッタ製のエレメントの
表面方向から見た図であるが、中空に作られているもの
である。 第3図は、第2図のエレメントを上方から見た図であ
り、第4図は下方、第5図は左方、第6図は右方から見
た図であり、第7図は裏面の図である。 第8図は第2図に示すエレメントを8−8の線で切断し
た断面図、第9図は9−9の線で切断した断面図であ
る。 第10図は、第1図に示したエレメントの各面及び中点
の角度と等距離の関係を説明するものであり、第11図
の10−10の線に沿って切断した図である。 第11図は、第1図に示したエレメントの平面図であ
り、各断面図と、角度関係と、空間関係とを説明するた
めの図であって、仮想的な切断線10−10と、別の切
断線12−12が引いてある。 第12図は、断面図であって、第11図の12−12の
線で切断することにより示される空間関係と、角度と、
距離とを示す図である。 第13図は、本発明の他の実施例、すなわちコンクリー
トブロックを示す等角投影図である。 第14〜17図は、第13図のコンクリートブロック
を、それぞれ上方、前方、右方、左方から見た図であ
る。 第18図は、第14図における18−18の線に沿って
切断した面を示す図であり、第19図は第15図におけ
る19−19の線に沿って切断した面を示す図である。 第20図は、本発明のさらに他の実施例であるガラス構
造のブロックを示す等角投影図である。 第21図は、第20図に示すガラスブロックの表面の図
である。 第22〜26図は、第21図に示すガラスブロックの、
それぞれ左方、右方、上方、下方、裏から見た図であ
る。 第27図は、第21図の27−27の線に沿って切断し
た面を示し、第28図は28−28の線に沿って切断し
た面を示す。 第29図は、角αが45度で、角βが90度であるエレ
メントを4つ組み合わせた状態を示す平面図である。 第30図は、角βが120度であるエレメントを3つ組
み合わせて置いた状態を示す平面図であり、第31図は
その斜視図である。 第32図は、第30図に示した組み合わせを、さらに6
つ組み合わせた状態を示す斜視図である。 第33図は、第30図の角βが120度であるエレメン
トと同じエレメントを2つ背中合わせに置いた組み合わ
せを示す斜視図である。 第34図は、第32図の組み合わせの中心に第33図の
組み合わせを置いた組み合わせを示す斜視図である。 3……エレメント 11〜15……面 16……エッジ 16a……中点 17……マイナス側の中点 18……プラス側の中点

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平面視四角形のベース上に三次元のボディ
    を有するエレメントであって、 前記ベースに平行に前記ボディを横切って切断した四角
    形の平面をゼロ平面とし、 プラスの高さ及びマイナスの高さは、それぞれ前記ゼロ
    平面に対して高さについて等しい距離とし、 一対の第一中点は、前記ゼロ平面の2つの相対する辺か
    ら等しい距離にあり、1つは前記相対する辺と交わる他
    の相対する辺の一方の辺上にあり、他の1つは該他の相
    対する辺の他方の辺上にある前記ゼロ平面上の点とし、 一対の第二中点は、前記ゼロ平面の2つの他の相対する
    辺から等しい距離にあり、1つは前記相対する辺の一方
    の辺の直下のマイナスの高さにあり、他方は前記相対す
    る辺の他方の辺の直上のプラスの高さにある点とし、 前記一対の第一中点において前記ゼロ平面と交差し、前
    記中点の全てを含む平面であって、第一中点と第二中点
    とをそれぞれ結んだ辺により画定される菱形の平面と、 前記ゼロ平面の各頂点と、1つの頂点に隣接する1つの
    第一中点及び1つの第二中点とをそれぞれ結んだ辺によ
    り画定される4つの三角形の平面とからなる上面と、 前記ベースからプラスの高さに広がり、前記プラスの高
    さの第二中点と前記ゼロ平面とにより三角形が形成さ
    れ、前記ゼロ平面と前記ベースとにより四角形が形成さ
    れている背面と、 前記ベースから前記ゼロ平面に広がり、前記マイナスの
    高さの第二中点と前記ゼロ平面とにより2つの左右対称
    の三角形が形成され、前記ゼロ平面と前記ベースとによ
    り四角形が形成されている前面と、 前記ベースから前記ゼロ平面に広がる四角形が形成され
    る両側面とにより構成される装飾的かつ実用的な建築用
    のエレメント。
  2. 【請求項2】前記ベースと、前記一対の第二中点同士を
    結んだ線とのなす角度が0度より大きく45度以下であ
    る特許請求の範囲第1項記載の装飾的かつ実用的な建築
    用のエレメント。
  3. 【請求項3】前記背面の三角形における前記プラスの高
    さの第二中点の内角が45度以上90度以下である特許
    請求の範囲第1項記載の装飾的かつ実用的な建築用のエ
    レメント。
  4. 【請求項4】前記背面の三角形における前記プラスの高
    さの第二中点の内角が120度である特許請求の範囲第
    1項記載の装飾的かつ実用的な建築用のエレメント。
  5. 【請求項5】前記ベースと、前記一対の第二中点同士を
    結んだ線とのなす角度が45度である特許請求の範囲第
    1項記載の装飾的かつ実用的な建築用のエレメント。
  6. 【請求項6】ガラスブロックである特許請求の範囲第1
    項記載の装飾的かつ実用的な建築用のエレメント。
  7. 【請求項7】前記ベースは、建築用材料として規格に合
    致した形状及び寸法を有する四角形の台座である特許請
    求の範囲第1項記載の装飾的かつ実用的な建築用のエレ
    メント。
  8. 【請求項8】テラコッタ建築材料である特許請求の範囲
    第1項記載の装飾的かつ実用的な建築用のエレメント。
  9. 【請求項9】平面視四角形のベース上に三次元のボディ
    を有するエレメントであって、 前記ベースに平行に前記ボディを横切って切断した四角
    形の平面をゼロ平面とし、 プラスの高さ及びマイナスの高さは、それぞれ前記ゼロ
    平面に対して高さについて等しい距離とし、 一対の第一中点は、前記ゼロ平面の2つの相対する辺か
    ら等しい距離にあり、1つは前記相対する辺と交わる他
    の相対する辺の一方の辺上にあり、他の1つは該他の相
    対する辺の他方の辺上にある前記ゼロ平面上の点とし、 一対の第二中点は、前記ゼロ平面の2つの他の相対する
    辺から等しい距離にあり、1つは前記相対する辺の一方
    の辺の直下のマイナスの高さにあり、他方は前記相対す
    る辺の他方の辺の直上のプラスの高さにある点とし、 前記一対の第一中点において前記ゼロ平面と交差し、前
    記中点の全てを含む平面であって、第一中点と第二中点
    とをそれぞれ結んだ辺により画定される菱形の平面と、 前記ゼロ平面の各頂点と、1つの頂点に隣接する1つの
    第一中点及び1つの第二中点とをそれぞれ結んだ辺によ
    り画定される4つの三角形の平面とからなる上面と、 前記ベースからプラスの高さに広がり、前記プラスの高
    さの第二中点と前記ゼロ平面とにより三角形が形成さ
    れ、前記ゼロ平面と前記ベースとにより四角形が形成さ
    れている背面と、 前記ベースから前記ゼロ平面に広がり、前記マイナスの
    高さの第二中点と前記ゼロ平面とにより2つの左右対称
    の三角形が形成され、前記ゼロ平面と前記ベースとによ
    り四角形が形成されている前面と、 前記ベースから前記ゼロ平面に広がる四角形が形成され
    る両側面とにより構成され、 前記プラスの高さを超えて、対摩耗に十分な厚みでもっ
    て、前記ゼロ平面に平行になるようにエポキシでおおっ
    たフロアタイルであることを特徴とする装飾的かつ実用
    的な建築用のエレメント。
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