JPH0612092U - ビームコンパス - Google Patents
ビームコンパスInfo
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- JPH0612092U JPH0612092U JP5306292U JP5306292U JPH0612092U JP H0612092 U JPH0612092 U JP H0612092U JP 5306292 U JP5306292 U JP 5306292U JP 5306292 U JP5306292 U JP 5306292U JP H0612092 U JPH0612092 U JP H0612092U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 正確かつ迅速に大きな円を描けるようにす
る。 【構成】 捩じれが生じることなく伸縮するビーム1
と、このビーム1の一端部に取り付けられた筆記具保持
部2と、上記ビーム1の他端部付近でビーム1に対して
相対回転が阻止された状態で軸方向に移動可能にビーム
1に取り付けられた中心ピン34を有するピン部材3と
からなる。ビーム1の他端部付近の外面にはピン部材3
の相対回転を阻止する案内条38が設けられている。ピ
ン部材3はビームを挾持する上部挾持体31と下部挾持
体33とからなり、両挾持体31、33にはそれらが互
いに離反せずかつ両挾持体によってビームが押圧挾持さ
れるように係止する係止手段3aが設けられ、上記両挾
持体31、33の対向面にはビーム1の形状に対応した
凹部がそれぞれ設けられ、下部挾持体33には案内条1
4に嵌合する案内溝が設けられている。
る。 【構成】 捩じれが生じることなく伸縮するビーム1
と、このビーム1の一端部に取り付けられた筆記具保持
部2と、上記ビーム1の他端部付近でビーム1に対して
相対回転が阻止された状態で軸方向に移動可能にビーム
1に取り付けられた中心ピン34を有するピン部材3と
からなる。ビーム1の他端部付近の外面にはピン部材3
の相対回転を阻止する案内条38が設けられている。ピ
ン部材3はビームを挾持する上部挾持体31と下部挾持
体33とからなり、両挾持体31、33にはそれらが互
いに離反せずかつ両挾持体によってビームが押圧挾持さ
れるように係止する係止手段3aが設けられ、上記両挾
持体31、33の対向面にはビーム1の形状に対応した
凹部がそれぞれ設けられ、下部挾持体33には案内条1
4に嵌合する案内溝が設けられている。
Description
【0001】
本考案は、大きな円を描くときに用いられるビームコンパスに関するものであ る。
【0002】
円を描くときには通常コンパスが用いられる。小型のコンパスは一端に設けら れた支軸を中心として互いに相対回動する二本のアームから構成されており、一 方のアームの先端には中心ピンが、他方のアームの先端には鉛筆の芯などの筆記 部材が設けられている。描きたい円の中心点に上記中心ピンを突き立て、中心ピ ンの先端と筆記部材の先端との距離が上記の円の半径になるように上記一対のア ームを押し開き、中心ピンを中心としてアームを一回転させることによって被描 記面に円を描くことができる。
【0003】 ところで、上記のようなアーム開閉式のコンパスにおいては、描こうとする円 の半径が大きくなると、それに対応させるためにアームを長くしていかなければ ならず、あまり長いと大がかりとなり、また操作も困難になるため、通常ビーム コンパスが使用される。
【0004】 ビームコンパスは、相当の長さのビームと、このビームの一端に固設された中 心ピンと、同ビームの他端に設けられた筆記具保持部とからなっている。そして 、上記筆記具保持部はビーム上を摺動して移動可能に構成されており、さらに通 常ビーム上での上記保持部の位置を維持するための係止手段も設けられている。
【0005】 従って、ビームコンパスを用いて円を描くときには、ビームの一端に設けられ た中心ピンを描こうとする円の中心点に突き差し、ビームの他端に設けられた筆 記具保持部を動かして中心ピンと上記保持部に保持された筆記部材との距離を所 望の距離に設定し、上記中心ピンを中心として筆記部材を一回転させることによ り被描記面に所望の円を描くことができる。
【0006】 そして、描くことができる円の大きさの範囲を拡大するために、通常ビームは 釣り竿のように継ぎ足し可能にされており、大きな円を描くときには、複数本の ビームを接続して使用される。
【0007】 このようなビームコンパスを使用することによって、相当大きな円であっても 半径の長さは確実に設定され、また設定された半径の長さは筆記具保持部の部分 で係止されるためアーム開閉式のコンパスのように操作途中で半径の長さが変化 して正常に円が描けないというようなことはない。さらに、アーム開閉式のコン パスのようにアームが上方に突出した状態にはならないから円を描く操作も容易 であり、各種の建設現場や大型の機器装置を製造する工場などで重宝がられて使 用されている。
【0008】
ところで、従来の上記のようなビームコンパスにおいては、ビームは継ぎ足し 式であるため、大きな円を描くためには常に複数のビームを用意しておかなけれ ばならずはなはだ面倒であり、またビームの継ぎ足しで半径を大きくするための 継ぎ足し操作が煩雑であるほか、一のビームと他のビームとの接合部分が不安定 であり、確実に設定された半径の長さを確保するのが難しいという問題点が存在 する。
【0009】 そこで、設定された半径の長さを確実に維持するために、一のビームと他のビ ームとの接合部分をネジ止め方式にしたり、鉢巻き状の金具で締め付けるように したり、あるいはその他の係止手段を用いて係止するようにすることも考えられ るが、このようにするとビームそのものが大がかりになり、製造コストが上昇す るとともに、操作もさらに煩雑になるという欠点を有している。
【0010】 本考案は、上記のような従来の問題点を解決するためになされたものであり、 比較的簡単な構造でありながら、相当の大きさの円を確実に描くことができ、か つ操作も容易なビームコンパスを提供することを目的としている。
【0011】
本考案の請求項1記載のビームコンパスは、捩じれが生じることなく伸縮する ビームと、このビームの一端部に取り付けられた筆記具保持部と、上記ビームの 他端部付近でビームに対して相対回転が阻止された状態で軸方向に移動可能にビ ームに取り付けられたピン部材とから構成されていることを特徴とするものであ る。
【0012】 本考案の請求項2記載のビームコンパスは、請求項1記載のビームコンパスに おいて、上記ビームの他端部付近の外面には上記ピン部材の相対回転を阻止する 案内条がビームの長手方向に延びるように設けられ、ピン部材にはこの案内条が 嵌入される案内溝が形成されていることを特徴とするものである。
【0013】 本考案の請求項3記載のビームコンパスは、請求項1または2記載のビームコ ンパスにおいて、上記ピン部材は上記ビームを挾持する上部挾持体と下部挾持体 とからなり、これらの両挾持体はそれらの一側部で互いに開閉自在に結合され、 上記両挾持体の他側部にはそれらが互いに離反せずかつ両挾持体によってビーム が押圧挾持されるように係止する係止手段が設けられ、上記両挾持体の対向面に は上記ビームの形状に対応した凹部がそれぞれ設けられ、上記上部挾持体には上 方に向けて把手が突設され、上記下部挾持体には下方に向けて中心ピンが設けら れていることを特徴とするものである。
【0014】
上記請求項1記載のビームコンパスによれば、まずビームを伸縮させることに よって描こうとしている円の大まかな半径の設定を行い、つぎにビームに取り付 けられたピン部材を軸方向に移動させることによって半径設定の微調整を行うこ とによって、確実かつ迅速にビームコンパスに半径を設定することができる。
【0015】 そして、ビームは捩じれることなく伸縮するため、ビームの一端部に取り付け られた筆記具保持部は常に同じ姿勢を維持した状態になっており、従って筆記具 保持部に保持された筆記具もビームの伸縮にかかわらず常に下方に向いた状態に 設定することができる。
【0016】 また、上記ピン部材もビームに対して相対回転が阻止されているため、ピン部 材を移動させてもビームとピン部材とは相対回転せず、その結果ビームの他端に 取り付けられている筆記具保持部も回転しない。
【0017】 上記請求項2記載のビームコンパスによれば、上記ビームの他端部付近の外面 には上記ピン部材の相対回転を阻止する案内条がビームの長手方向に延びるよう に設けられ、ピン部材にはこの案内条が嵌入される案内溝が形成されているため 、ピン部材の案内溝を上記案内条に嵌入してさせることによって、ピン部材はこ の案内条に案内され、ビームに対して相対回転しない状態で軸方向に移動するこ とができる。
【0018】 上記請求項3記載のビームコンパスによれば、上部挾持体の凹部と下部挾持体 の凹部との間にビームを挾んで係止手段で上記両挾持体を係止することによりピ ン部材をビームに固定することができる。上記係止手段の係止を解除すれば、ピ ン部材を自在にビームの軸方向に移動させることができる。把手を用いればピン 部材の移動を容易に行うことができる。
【0019】
図1は本考案に係るビームコンパスの一例を示す一部切欠き平面図であり、図 2は同ビームコンパスの一例を示す側面図である。これらの図に示すように、本 考案に係るビームコンパスKは、捩じれることなく伸縮自在とされたビーム1と 、このビーム1の一端部に取り付けられた筆記具保持部2と、上記ビーム1の他 端部付近でビームに対して相対回転が阻止された状態で軸方向に移動可能にビー ムに取り付けられたピン部材3とから構成されている。
【0020】 本実施例においては、上記ビーム1は、内径の異なる三本のパイプ、すなわち 最大内径を有する第一ビーム11、中間内径を有する第二ビーム12および最小 内径を有する第三ビーム13から構成されている。そして、第二ビーム12は第 一ビーム11の中にほぼ隙間なく嵌め込まれる外径を有し、第三ビーム13は第 二ビーム12の中にほぼ隙間なく嵌め込まれる外径を有しており、それらが順次 太いものに嵌め込まれて三段階形式のビーム1が形成されている。
【0021】 従って、嵌め込まれた単位ビーム(第二ビーム12または第三ビーム13)を 太い単位ビーム(第一ビーム11または第二ビーム12)に対して引き出したり 押し込んだりすることによって、ビーム1は伸びた状態あるいは縮んだ状態にな る。
【0022】 なお、本実施例においては、各単位ビーム11、12、13の長さは約50c mに設定してあるので、ビーム1の長さは最大約150cmまで引き伸ばすこと が可能である。但し、本考案は単位ビームの長さが50cmに限定されるもので はなく、それより長くてもよいし短くてもよい。また、単位ビームの数も三本に 限定されるものではなく、それより多くてもよいし少なくてもよい。
【0023】 そして、このビーム1は、公知の手段によって最大限に引き伸ばされた状態で あっても単位ビーム同士は互いに係止されて外れず、更にそれらが相対的に長手 方向に如何なる位置関係にあっても、周方向には相対回転しないように構成され ている。
【0024】 具体的には、第一ビーム11の内面には長手方向にガイド条が設けられており 、その先端部には内径が若干小さい絞り部分が形成されている。一方、第二ビー ム12の基端部は若干外径が大きくなるように設定されるとともに、上記第一ビ ーム11のガイド条に嵌合される溝部が形成されている。この溝部が上記第一ビ ーム11のガイド条に嵌合するように第一ビーム11の基端側から第二ビーム1 2の先端側を差し込むようにして第二ビーム12は第一ビーム11内に嵌入され ている。上記と同様に第三ビーム13は第二ビーム12に嵌入されているため、 結局ビーム1は三段階で伸縮自在になり、かつ、最大限に引き伸ばしても互いに 外れず、また互いに相対回動しないようになっている。
【0025】 また、第一ビーム11の外面には、長手方向に亘って延びる案内条14が設け られており、基端部にはキャップ15が取り付けられている。
【0026】 上記筆記具保持部2は、第三ビーム13の先端にに固設される軸部23と、こ の軸部23に一体に連設された第一保持片21と、この第一保持片21に設けら れたブラケット21bの支持軸24周りに回動自在に軸支された第二保持片22 とから構成されている。上記第一保持片21の先端には軸21c周りに回動自在 に軸支された二股状の回転式筆記具受け21aが設けられており、さらに上記軸 21cの外部に突出した部分には係止つまみ21dが設けられている。この係止 つまみ21dを締め付けることによって回転式筆記具受け21aの回動を抑止す ることができるようになっている。
【0027】 そして、上記支持軸24にはコイルバネ25が嵌め込まれており、このコイル バネ25の付勢力によって上記第一保持片21の回転式筆記具受け21aの二股 状の先端部と第二保持片22の先端部とは互いに押圧当止されるようになってい る。コイルバネ25の付勢力に抗して上記回転式筆記具受け21aの二股内と第 二保持片22の先端部とに図外の筆記具を挾持させることによって、筆記具は筆 記具保持部2に握持された状態になる。
【0028】 また、軸21c周りの任意の位置で係止つまみ21dを締め付けて回転式筆記 具受け21aの姿勢を任意に設定することができる。そのため、筆記具の形状に 応じて上記回転式筆記具受け21aの姿勢を適切に選択し、常に最適ポジション で筆記具保持部2に筆記具を握持させることが可能になる。
【0029】 図3はピン部材の側面図であり、図4はピン部材の断面図である。これらの図 に示すように、ピン部材3は、上記第一ビーム11を挾持する上部挾持体31と 下部挾持体33との上下一対の挾持体から構成されている。これらの両挾持体3 1、33の一側部には、対応する位置に互いに離反する方向に突出した上部突起 31aおよび下部突起33aがそれぞれ設けられており、これらの両突起31a 、33aにC形金具37が嵌め込まれた状態で上部挾持体31と下部挾持体33 とは互いに開閉自在に結合されている。
【0030】 上記両挾持体31、33の他側部にはそれらが互いに離反せずかつ両挾持体3 1、33によって第一ビーム11が押圧挾持されるように係止する係止手段3a が設けられている。この係止手段3aは、上記両挾持体31、33の他側部を貫 通して穿孔された係止孔に下部挾持体33から上方に向かって嵌合されるボルト 体36と、このボルト体36に上部挾持体31上で嵌め込まれる係止つまみ35 とから構成されている。
【0031】 そして、ボルト体36の頭部36bは下部挾持体33の先端部表面に設けられ た六角孔に嵌め込まれ、ボルト体36は上記係止孔に差し通された状態で回転す るのが阻止されている。
【0032】 一方係止つまみ35の上部に形成されたつまみ部35a表面にも六角孔35b が設けられており、この六角孔35bにナット36aが嵌め込まれた状態でこの ナット36aは上記ボルト体36の先端に螺合されている。
【0033】 従って、上部挾持体31と下部挾持体33とがボルト体36と係止つまみ35 とを介して結合された状態で、係止つまみ35を回すことによって、その回転方 向に応じ、上部挾持体31と下部挾持体33とは互いに離合する状態になる。
【0034】 そして、上記両挾持体31、33の中央部の対向面には上記第一ビーム11の 形状に対応した第一凹部31bおよび第二凹部33bがそれぞれ設けられており 、特に第二凹部33bには前記第一ビーム11に設けられて案内条14に嵌合す る案内溝38が設けられている。従って、上記両挾持体31、33の両凹部31 b、33bで第一ビーム11を挾み込んだ状態で、第一ビーム11の案内条14 は下部挾持体33の案内溝38に嵌まり込み、ピン部材3が第一ビーム11周り に回転するのが阻止された状態になっている。
【0035】 また、上部挾持体31の中央上部には把手32が上方に突出して設けられてお り、下部挾持体33の中央下部には中心ピン34が下方に突出して設けられてい る。上記把手32はピン部材3を第一ビーム11の長手方向に摺動させるときに 掴む操作用のものであり、上記中心ピン34はビームコンパスKで円を描くとき の円の中心位置に押し差すためのものである。
【0036】 本実施例のビームコンパスKは以上のように構成されているので、円を描くに 際しては、まず筆記具保持部2の第一保持片21先端に設けられた回転式筆記具 受け21aを、軸21c周りに回動させて後係止つまみ21dを締め付けて、対 象とする筆記具を最も把持し易い位置に固定する。その後第一保持片21と回転 式筆記具受け21aの二股内との間に所定の筆記具を挾み込む。そして、円の大 きさに対応するように第一ビーム11から第二ビーム12を抜き出し、それでも 長さが不足する場合は第二ビーム12から第三ビーム13を抜き出してビーム1 としては円の半径よりも長めにになるように設定する。この場合、ピン部材3は 予め第一ビーム11の最基端側(図1および図2の最右側)に位置するようにし ておく。
【0037】 その後、上記筆記具保持部2に保持された筆記具とピン部材3に設けられた中 心ピン34との距離が、正確に描こうとする円の半径に一致するようにピン部材 3を第一ビーム11上で左方にスライドさせて微調整し、例えば図2の二点鎖線 で示す位置でこのピン部材3がスライドしないように係止することによってビー ムコンパスKの半径長さが正確に設定できる。
【0038】 なお、ピン部材3の第一ビーム11に対する係止を解除するには、係止つまみ 35のつまみ部35aを所定の一方向に回せばよい。そうすると、ボルト体36 はその頭部36bが下部挾持体33の六角孔に嵌まり込んでいるため回転せず、 また、ナット36aは係止つまみ35の上部の六角孔35bに嵌め込まれた状態 でボルト体36の先端に螺着しているため、上記係止つまみ35の回転に伴って ナット36aも弛む方向に回転し、上部挾持体31と下部挾持体33とは互いに 離合可能になる。
【0039】 その結果、第一ビーム11に対する上部挾持体31の第一凹部31bと下部挾 持体33の第二凹部33bとによる押圧挾持は解除され、ピン部材3は第一ビー ム11に沿ってスライド可能になる。
【0040】 この場合、第一ビーム11上でピン部材3をスライドさせても、上記下部挾持 体33の第二凹部33bには案内溝38が設けられており、この案内溝38は第 一ビーム11の案内条14に嵌合しているため、ピン部材3が第一ビーム11周 りに回転することはなく、ピン部材3のビーム1に対する周方向の姿勢は変わら ず好都合である。
【0041】 逆に、係止つまみ35を上記とは逆方向に回転させると、ナット36aは回転 してボルト体36を下降し、その結果係止つまみ35の下端部とボルト体36の 頭部36bとで上部挾持体31と下部挾持体33との側部を押圧するため、端部 がC形金具37によって互いに結合されている上部挾持体31と下部挾持体33 とは挾持された第一ビーム11を押え付けた状態になり、その位置でピン部材3 の第一ビーム11上の移動は抑止される。
【0042】 図5は、筆記具保持部の他の例を示す一部断面視を含んだ平面図であり、図6 はその側面図である。これらの図に示すように、この例の筆記具保持部2’は、 第三ビーム13の先端に取り付けられた平面視M字形状の筆記具支持片26と、 U字形状を呈しその両側端部が上記筆記具支持片26の両側部に固定されたU字 片27と、このU字片27の中央部に設けられかつブッシュ27aに螺合した締 結用ネジ28とから構成されている。
【0043】 なお、筆記具支持片26の両側部には、一対の係止突起29が突設されており 、またU字片27の上記係止突起29に対応した位置には係止孔が穿孔されてい る。従って、筆記具支持片26とU字片27とが互いに結合された状態で係止突 起29は上記係止孔に嵌合し、筆記具支持片26とU字片27との結合はより強 固なものになっている。
【0044】 そして、締結用ネジ28の図5の右端部には円盤28aが設けられ、同左端部 には回転つまみ28bが固設されている。上記円盤28aは、筆記具支持片26 の中央部の凹み部分に対向している。
【0045】 従って、この筆記具保持部2’の場合は、筆記具を筆記具支持片26の凹み部 分に配置し、その後回転つまみ28bを回して締め付けることにより、筆記具は 筆記具支持片26の凹み部分と締結用ネジ28の円盤28aとに押圧挾持された 状態になり、筆記具保持部2’に保持される。
【0046】 この筆記具保持部2’を使用すれば、筆記具は筆記具保持部2’に確実かつ強 固に固定されるため、途中で筆記具が外れるようなことはなく、円を描く上で特 に好都合である。
【0047】 図7は、筆記具保持部のさらに他の例を示す平面視の断面図であり、図8はそ のA−A線断面図である。この例の筆記具保持部2’’は、上記の筆記具保持部 2’の変形例である。すなわち、締結用ネジ28の右端には、上記円盤28aの 代わりに締結用ネジ28の螺設部よりも細くなったネジの切られていない円柱部 202が形成されている。
【0048】 この円柱部202はU字片27に挾持された状態のホルダー20の中央部に貫 通され、その先端にはEリング203が嵌め込まれて抜け止めとされている。ま た、U字片27の左端内部には送りナット208が嵌め込まれており、この送り ナット208に締結用ネジ28が螺着されている。そして、上記ホルダー20の 右方にはゴム製の挾持部材201が保持されている。
【0049】 この例の筆記具保持部2’’は以上のように構成されているので、所定の筆記 具PをU字片27内の筆記具支持片26と挾持部材201との間に挾み込み、そ の後回転つまみ28bをまわして締結用ネジ28を締め付ければ、締結用ネジ2 8に押されてホルダー20保持されている挾持部材201は右に移動し、筆記具 Pを押し付ける。
【0050】 この場合、挾持部材201は弾力性を有するゴム製であるため、挾持部材20 1は筆記具Pの形状に対応して柔軟に変形し、確実に筆記具Pを挾持することが でき好都合である。
【0051】 本考案のビームコンパスは、以上のようにビーム1は三段階で伸縮自在に構成 され、その先端部には筆記具保持部2、2’、2’’が設けられ、その基端部に は姿勢を崩さずにビーム1上をスライドするピン部材3が設けられているため、 ビーム1の伸縮とピン部材3のスライドとの併用によって、ビームコンパスKに 、描こうとしている円の半径を容易かつ正確に形成させることが可能であり、大 きな円を描く場合に非常な効力を発揮する。
【0052】 なお、本実施例においては、ビーム1としては円筒状のパイプを用いたが、本 考案においてはビーム1は円筒状のパイプに限定されるものではなく、断面が矩 形であっても、三角形であっても、あるいはその他の多角形であってもよい。
【0053】
以上説明したように本考案のビームコンパスは、捩じれが生じることなく伸縮 するビームと、このビームの一端部に取り付けられた筆記具保持部と、上記ビー ムの他端部付近でビームに対して相対回転が阻止された状態で軸方向に移動可能 にビームに取り付けられたピン部材とから構成されているため、まずビームを伸 縮させることによって描こうとしている円の大まかな半径の設定を行い、つぎに ビームに取り付けられたピン部材を軸方向に移動させることによって半径設定の 微調整を行うことによって、確実かつ迅速にビームコンパスに描こうとしている 円の半径を設定することができ好都合である。
【0054】 そして、ビームは捩じれることなく伸縮するため、ビームの一端部に取り付け られた筆記具保持部は常に同じ姿勢を維持した状態になっており、従って筆記具 保持部に保持された筆記具もビームの伸縮にかかわらず常に下方に向いた状態に 設定することができる。
【0055】 また、上記ピン部材もビームに対して相対回転が阻止されているため、ピン部 材を移動させてもビームとピン部材とは相対回転せず、その結果ビームの他端に 取り付けられている筆記具保持部も回転せず、従って上記相対回転に気を使うこ となく操作可能であり便利である。
【図1】本考案に係るビームコンパスの一例を示す一部
切欠き平面図である。
切欠き平面図である。
【図2】本考案に係るビームコンパスの一例を示す側面
図である。
図である。
【図3】ピン部材の一例を示す側面図である。
【図4】図3の断面図である。
【図5】筆記具保持部の他の例を示す一部断面視を含ん
だ平面図である。
だ平面図である。
【図6】図5の側面図である。
【図7】筆記具保持部のさらに他の例を示す平面視の断
面図である。
面図である。
【図8】図7のA−A線断面図である。
K ビームコンパス 1 ビーム 11 第一ビーム 12 第二ビーム 13 第三ビーム 14 案内条 2、2’、2’’ 筆記具保持部 21 第一保持片 21a 回転式筆記具受け 22 第二保持片 23 軸部 24 支持軸 20 ホルダー 201 挾持部材 3 ピン部材 3a 係止手段 31 上部挾持体 32 把手 33 下部挾持体 34 中心ピン 35 係止つまみ 36 ボルト体 37 C形金具 38 案内溝
Claims (3)
- 【請求項1】 捩じれが生じることなく伸縮するビーム
と、このビームの一端部に取り付けられた筆記具保持部
と、上記ビームの他端部付近でビームに対して相対回転
が阻止された状態で軸方向に移動可能にビームに取り付
けられたピン部材とから構成されていることを特徴とす
るビームコンパス。 - 【請求項2】 上記ビームの他端部付近の外面には上記
ピン部材の相対回転を阻止する案内条がビームの長手方
向に延びるように設けられ、ピン部材にはこの案内条が
嵌入される案内溝が形成されていることを特徴とする請
求項1記載のビームコンパス。 - 【請求項3】 上記ピン部材は上記ビームを挾持する上
部挾持体と下部挾持体とからなり、これらの両挾持体は
それらの一側部で互いに開閉自在に結合され、上記両挾
持体の他側部にはそれらが互いに離反せずかつ両挾持体
によってビームが押圧挾持されるように係止する係止手
段が設けられ、上記両挾持体の対向面には上記ビームの
形状に対応した凹部がそれぞれ設けられ、上記上部挾持
体には上方に向けて把手が突設され、上記下部挾持体に
は下方に向けて中心ピンが設けられていることを特徴と
する請求項1または2記載のビームコンパス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5306292U JPH0612092U (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | ビームコンパス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5306292U JPH0612092U (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | ビームコンパス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0612092U true JPH0612092U (ja) | 1994-02-15 |
Family
ID=12932358
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5306292U Pending JPH0612092U (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | ビームコンパス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0612092U (ja) |
-
1992
- 1992-07-28 JP JP5306292U patent/JPH0612092U/ja active Pending
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