JPH06122015A - 棒鋼・線材の水冷制御方法 - Google Patents

棒鋼・線材の水冷制御方法

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JPH06122015A
JPH06122015A JP29916992A JP29916992A JPH06122015A JP H06122015 A JPH06122015 A JP H06122015A JP 29916992 A JP29916992 A JP 29916992A JP 29916992 A JP29916992 A JP 29916992A JP H06122015 A JPH06122015 A JP H06122015A
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  • Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 品質の安定化を図る高応答・高精度な水冷制
御方法を提供する。 【構成】 冷却水を、互いに直列に配置された複数個の
三方弁へ均等に配水して、該三方弁に1対1で配置され
かつ隣合う冷却管の間隔を冷却管の長さの1/10〜1
/2倍にして一列に配置された冷却管に冷却水流量が冷
却管1個当たり3°〜10℃/secの冷却能をもつよ
うに供給する。連続熱間圧延中もしくは後の棒鋼もしく
は線材を冷却するに際し、被圧延材の目標温度を求め、
冷却管の個数を算出し、そして、該算出された個数の三
方弁の冷却管側切替えを行って冷却水流量を調節し、目
標温度に一致するように冷却管の個数を制御して該目標
温度に一致するように冷却する。 【効果】 操作指示を出してから動作完了までの時間
である応答時間が短く高応答であり、かつ操作量と冷却
水の変化流量とが充分に一致し、冷却温度制御の精度が
高い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱間圧延中もしくは後
の棒鋼・線材(以下鋼材と言う)の圧延ラインにおける
水冷制御方法に関するものであり、更に詳細には、三方
弁動作により弁を開閉して冷却管の個数を制御し、これ
により冷却水流量を調節する応答時間(操作指示から所
定の流量まで変化するに要する時間)の短い高応答でか
つ操作量と変化流量とが充分に一致する高精度な棒鋼・
線材の水冷制御方法に関するものである。
【0002】また更に詳細には、フィードバック制御に
おいて生じる、復熱時間のため検出遅れとなる冷却制御
開始時間の短縮方法において、三方弁動作により弁を開
閉して冷却管の個数を制御し、これにより冷却水流量を
調節する高応答・高精度な水冷制御方法に関するもので
ある。
【0003】
【従来の技術】図21(イ)は従来の水冷管10の側面
図であり、そして図21(ロ)は図21(イ)の縦断面
図であり、冷却水は、水冷管10のノズル部11から棒
鋼材1に向かって噴射され、その後管部12内を流れ
て、棒鋼材1を冷却する。図中、Lは長さを示す。
【0004】従来の水冷制御方式(1)〜(4)につい
て以下に説明する。
【0005】(1)図22は、流量調節弁(油圧式)4
を用いる、従来の高速流量調節弁式(油圧式)水冷制御
装置のレイアウトの例を示す説明図である。冷却水は、
流量調節弁4から冷却管10に送られる。フィードバッ
ク制御では、実績温度が目標温度と一致するように弁開
度を調節して行うので、流量調節弁4の動作遅れによる
制御の遅れが問題となる。
【0006】空式より動作速度が速いが、後述の(2)
〜(4)水冷制御方式に比べると、まだ遅い。特に制御
量が大きいときに遅れが大きい。図6に示すように、操
作量と変化流量は二次曲線(曲率大)となる。
【0007】(2)図23は、供給側の流量調節弁4−
1と冷却管10との間に例えば、図20(イ)、(ロ)
に示す如き構造の三方弁(高速三方向切替え弁)13を
配置した、従来のデジタル三方弁式水冷制御装置のレイ
アウトの例を示す説明図である。
【0008】20図(イ)は、冷却管を閉塞した場合を
示す三方弁の縦断面図であり、ピストン弁14を上昇さ
せて冷却管側出口15を閉塞し、冷却水は給水管側入口
16から三方弁を通過して排水管側出口17に進行す
る。
【0009】20図(ロ)は、冷却管を開口した場合を
示す三方弁の縦断面図であり、ピストン弁14を下降さ
せて排水管側出口17を閉塞し、冷却水は給水管側入口
16から三方弁を通過して冷却管側出口15に進行す
る。
【0010】図23において、冷却水は、供給側の流量
調節弁4−1から三方弁13の開閉により、冷却管10
に送られるか又は排出側の流量調節弁4−2に送られ
る。操作指示から所定の流量まで変化するに要する時間
は、三方弁13を使用するので、上記の油圧式(1)水
冷制御方式よりも動作速度が速くそして後述の(3)及
び(4)水冷制御方式と同じであるはずである。
【0011】しかし、三方弁13と冷却管10との距離
が長いので、圧損も大きいとの理由から、図5に示すよ
うに、実際に冷却管10から出る冷却水流量が変化する
のは、後述の(3)及び(4)水冷制御方式に比べて遅
くなる。図6に示すように、操作量(弁開個数度)と変
化流量は直線関係(一次)となる。
【0012】(3)図24は、流量調節弁4と冷却管1
0との間に三方弁13及びアクチュエーター18を配置
した、従来のアクチュエーター式デジタル三方弁式水冷
制御装置のレイアウトの例を示す説明図である。冷却水
は、供給側の流量調節弁4−1から三方弁13の開閉に
より、アクチュエーター18により冷却管10に送られ
るか又は排出側の流量調節弁4−2に送られる。
【0013】アクチュエーター18が上記の(2)のデ
ジタル三方弁式水冷制御装置の欠点を補うために採用さ
れている。しかし、この水冷制御方式でもなお、冷却水
のわずかな圧縮、アクチュエーターの剛性等により、図
5に示すように、冷却水流量の変化が遅くなる。図6に
示すように、操作量(弁開個数度)と変化流量は直線関
係(一次)となる。
【0014】(4)図25は、水冷ゾーン(冷却ゾー
ン)2の各冷却管10毎に、供給側の流量調節弁4−1
との間に三方弁13を配置した、実開昭第61─876
07号に記載の冷却装置のレイアウトの例を示す説明図
である。三方弁13と冷却管10との距離が短いので、
操作指示から所定の流量まで変化するに要する時間は、
前述の(1)及び(2)水冷制御方式に比べて速くな
る。図6に示すように、操作量(弁開個数度)と変化流
量は直線関係(一次)となる。
【0015】しかし、隣合う冷却管の間隔が広過ぎた
り、冷却管の管部12の長さが長過ぎる等のため、冷却
温度制御の精度が低いので、かかる方式でもなお充分で
なく、更に高応答でかつ高精度な冷却制御方式が必要で
ある。
【0016】次に、特開昭第62─250128号の1
53頁、左上欄、15行〜左下欄、2行には、冷却帯の
長さに対して冷却管の個数を増加すればするほど冷却能
力は階段状でなく滑らかになるが、冷却管の個数を大き
くした水冷設備では、設備費が嵩む上にその制御ロジッ
クも複雑なものとなってしまうので、複数の冷却帯のう
ち1つの冷却帯では冷却液の流量制御を行い、それ以外
の冷却帯では、冷却液を最大又は最低流量のうちいずれ
かの状態にし、従来の冷却制御装置、例えば2〜4つの
冷却帯(水冷帯)を有する水冷装置で、簡単な制御ロジ
ックにより良好な制御特性を得ることが出来る旨、記載
されている。
【0017】しかし、後述の如くかかる方式は冷却管の
個数が多く必要であり、本発明によれば冷却管の個数を
必要最低限に抑制することが出来る。
【0018】次に、上記の従来の水冷制御方式(1)〜
(4)よりも更に高応答でかつ高精度な水冷却制御方式
が必要である理由を説明する。
【0019】先ず、例えば、特開昭63─52708号
に記載されているような、現在一般に行われている鋼材
の圧延ラインにおける水冷制御方法の一例を図26
(イ)、(ロ)によって説明する。
【0020】図26(イ)は、温度偏差により冷却流量
を調節する通常(従来)のフィードバック制御による温
度制御装置の概略説明図であって、鋼材1は、水冷ゾー
ン2を通る間に冷却水により所定の温度まで冷却され、
その後鋼材1は圧延ラインを進行し、復熱終了地点(A
点)を通過した後、NT(non−twist)圧延機
に誘導されるか又は巻取り機によりコイル状に巻き取ら
れる。
【0021】NT圧延機前温度(TA )により引っ張り
強さ等が変化し、また巻取り温度(TA )によりスケー
ル性状等が変化するので、復熱終了地点(A点)におけ
るこの温度(TA )を所定の温度にすることが、所定の
製品品質を得るために必要とされている。
【0022】そこで復熱終了地点(A点)におけるこの
温度(TA )を測定し、A点の温度が目標温度
(‘TA )となるように水冷ゾーン2における水量を変
えて鋼材の温度を調節するために、この測定値を基にフ
ィードバック方式の温度制御を行っている。
【0023】即ち、温度計3で測定した温度値(TA
を水冷ゾーン2における温度調節計へフィードバック
し、これを水冷ゾーン2における流量調節計へ流量計の
測定値と共にフィードバックし、そして水冷ゾーン2に
おける流量調節計の指令によって流量調節弁4の開度調
節を行ない、冷却水の流量を調節して鋼材の温度を調節
する。
【0024】また、このような自動制御を行わないまで
も、温度計3の指示値を見ながら、それを所定の目標温
度に達せしむべく、水冷ゾーン2の水量を手動によって
変える操業が行われている。
【0025】ここで問題となるのは、A点において鋼材
の温度が目標温度(‘TA )となるようにするために、
A点で測定した鋼材の温度(TA )を基準として水冷ゾ
ーン2における鋼材の目標温度を決定する、水冷ゾーン
2における鋼材の冷却温度の目標値の与え方である。
【0026】一般に高温の鋼材を水で冷却した場合、鋼
材と水との間の熱流速量と鋼材内部の熱流速量とに大き
な差があるため、鋼材の断面の中心と表面とに温度分布
を生じる。この温度分布は鋼材表面が低く、内部が高い
という分布になり、その分布状態は、水冷前の鋼材温
度、水冷の水量、時間等によって変化する。
【0027】図26(ロ)は、図26(イ)の温度制御
装置を用いて鋼材を水冷した時の温度工程を示す。
【0028】鋼材1が水冷ゾーン2で水冷される際、先
ず表面が中心に先立ち冷却され、表面温度と中心の断面
内温度との偏差が時間の経過に連れて次第に拡大する。
【0029】次に水冷終了後、鋼材の表面と中心との間
で復熱が起こり、鋼材の断面内温度偏差が時間の経過に
連れて次第に縮小する。復熱は復熱過程で表面温度が極
大値(図中↑)になった時点で終了する。
【0030】鋼材のメタラジー(冶金)を制御するに
は、復熱終了後の温度を管理することが不可欠であるた
め、通常水冷制御の目標温度(‘TA )は、復熱終了地
点〔図26(ロ)中では↑、図26(イ)中ではA点〕
で設定し、フィードバック制御を行っている。
【0031】例えば、引張り張力等のコントロールのた
め、NT圧延機前で水冷を行う場合には、NT圧延機前
の復熱終了地点で目標温度を設定し、また例えば、スケ
ール等のコントロールのため、NT圧延機後でステルモ
ア冷却を行う場合には、ステルモア冷却機後の復熱終了
地点で目標温度を設定し、フィードバック制御を行って
いる。
【0032】これは、図27(イ)、(ロ)に示すよう
に、点線(----)で示す鋼材の復熱曲線と実線(ー)で
示す鋼材の復熱曲線とを比較する場合には、復熱過程に
おいて復熱途中における地点(B点)で目標温度(‘T
B )を設定〔図27(ロ)中では↑‘TB 、図27
(イ)中ではB点〕すると、その地点での鋼材の表面温
度が等しくても、冷却前の鋼材温度、鋼材速度、冷却水
量、時間等により、復熱終了後の同一地点〔図27
(ロ)中では↑TA 、図27(イ)中ではA点〕での鋼
材温度(TA )は違ったものになるので、通常は復熱過
程において復熱途中におけるB点で目標温度(‘TB
を設定することは、鋼材のメタラジーの制御に不適であ
ると考えられているからである。
【0033】しかして、本発明者等は、水冷制御の目標
温度を復熱終了地点〔図27(ロ)中では↑TA 、図2
7(イ)中ではA点〕で設定してフィードバック制御を
行う従来の自動制御方法では、例えば、直径20mmの
鋼材を150℃冷却する場合には約5secの復熱時間
の大きな検出遅れが生じるので、制御精度が低下してい
ることに注目し、そして後述の如く、復熱過程において
復熱途中におけるB点で目標温度(‘TB )を設定する
フィードバック制御を行う水冷制御方法を見出し、そし
て更に操作量と制御流量とが高応答・高精度に一致する
水冷制御方法を見出した。
【0034】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記課題を
解決し、フィードバック制御・フォワードバック制御に
おいて目標温度に一致するように、三方弁の冷却管側切
替え個数を制御することにより、操作指示から所定の流
量まで変化するに要する時間である応答時間が短く、か
つ操作量と制御流量とが高精度に一致し、そして特定の
性能を有する冷却管を特定の位置に配置することにより
冷却温度制御の精度が高い、高応答・高精度な水冷制御
方法を提供するものである。
【0035】また、フィードバック制御において生じる
復熱時間の検出遅れ時間を短縮することにより、熱間圧
延中もしくは後の棒鋼・線材を水冷により所定温度に下
げ、品質(引張り張力、スケール等)の高付加価値化を
図るプロセスにおいて、品質の安定化を図ることを目的
とする、高応答・高精度な水冷制御方法を提供するもの
である。
【0036】
【課題を解決するための手段】本発明は以下の構成を要
旨とする。
【0037】冷却水を、1ケ所で総流量が一定になる様
に調節する流量調節弁を経て、互いに直列に配置された
複数個の三方弁へ均等に配水して、該三方弁に1対1で
配置されかつ隣合う冷却管の間隔を冷却管の長さの1/
10〜1/2倍にして一列に配置された冷却管に冷却水
流量が冷却管1個当たり3°〜10℃/secの冷却能
をもつように供給すると同時に、各々該三方弁の冷却管
側と排水側の流量が該三方弁を切替えても等しくなるよ
うに、該三方弁の排水側に配置した流量調節弁を圧損調
整して、一列に配置された冷却管の軸心を貫通する連続
熱間圧延中もしくは後の棒鋼もしくは線材を冷却するに
際し、被圧延材の目標温度を求め、該目標温度に冷却す
るに一致する冷却水流量を求めてこの冷却水流量に相当
する冷却管の個数を算出し、そして、該算出された個数
の三方弁の冷却管側切替えを行って冷却水流量を調節
し、目標温度に一致するように冷却管の個数を制御して
該目標温度に一致するように冷却することを特徴とする
棒鋼・線材の水冷制御方法である。
【0038】また、熱間圧延中もしくは後の棒鋼もしく
は線材を冷却するに際し、被圧延材が冷却帯に入る前の
地点(C点)、水冷終了後復熱途中における初期または
中期における地点(B点)そして復熱終了後の地点(A
点)で、該被圧延材の温度(Tci)、(TBi)そして
(TAi)をそれぞれ測定し、A点の温度が目標温度
(‘TAi)となるようなB点の目標温度(‘TBi)を下
記数1に表す式により推定し、B点における測定温度
(TBi)とB点における目標温度(‘TBi)との差がゼ
ロになるのに必要な冷却管の個数を算出し、そして三方
弁動作により弁を開閉して冷却管の個数を制御し、これ
により冷却水流量を調節して被圧延材を該目標温度
(‘TBi)に一致するように冷却する、B点の目標温度
(‘TBi)を目標値としてフィードバック制御を行って
冷却水流量の調節をする上記の棒鋼・線材の水冷制御方
法である。
【0039】
【数1】‘TBi=C1 ─C2 ・TCi 〔式中、C1 ,C2 はA点の目標温度(‘TAi)、移動
速度(V)、被圧延材の直径(D)及び水冷条件(冷却
帯の位置、冷却能力、温度計の位置)によって定まる係
数である。〕
【0040】また冷却管がノズル部および管部からな
り、ノズル部の方が管部より長い上記の棒鋼・線材の水
冷制御方法である。
【0041】また冷却管がノズル部のみからなり、管部
を有しない上記の棒鋼・線材の水冷制御方法である。
【0042】また複数の冷却帯で棒鋼もしくは線材に冷
却水を供給して冷却する際に、前記複数の冷却帯のうち
の1つの冷却帯では1ケ所で総流量が一定になるように
調節する流量調節弁を経て、互いに直列に複数個の三方
弁と冷却管を配置し、三方弁の冷却管側開の個数を制御
して冷却水流量を調節し、その他の冷却帯では総流量を
調節する流量調節弁を経て、互いに直列に冷却管を配置
し、前記三方弁の個数制御を行う冷却帯の温度制御範囲
内で制御を行えるように総流量を調節する流量調節弁の
流量を設定する上記の棒鋼・線材の水冷制御方法であ
る。
【0043】
【作用】本発明は、圧延ラインの水冷ゾーンでは、複数
個の冷却管を一列に並べ、各々冷却管に1対1で三方弁
を配置し、また各三方弁に流入する冷却水は流量調節弁
の1ケ所で総流量が一定になる様に調節し、その後、複
数個の三方弁へ均等に配水し、そして各々三方弁の冷却
管側と廃水側の流量が三方弁を切り変えても等しくなる
ように、三方弁の排水側に流量調節弁を配し、圧損調整
する。
【0044】この際、総流量は、必要温度精度により冷
却管1ケ当たり3〜10℃の冷却能をもつように調整し
かつ直列に配置した冷却管の間隔を冷却管部の長さの1
/10〜1/2倍にする。
【0045】冷却管1ケ当たりの冷却能が3℃未満の制
御は、不必要に冷却温度制御の精度が高く、また、冷却
管個数も多くなる。そして10℃を越える制御は、冷却
温度制御の精度が悪い。
【0046】また隣合う冷却管の間隔が1/2倍を越え
ると冷却温度制御の精度が低く、冷却帯の長さが長くな
りすぎる。そして1/10倍未満であると、個々の冷却
管より排出される冷却水が、冷却管間のスペースから外
へ排出されなくなる。
【0047】そして目標温度に一致するよう、三方弁の
冷却管側切替え個数を制御する。
【0048】このように、本発明は、複数個の冷却管を
一列に並べ、各々冷却管に1対1で三方弁を配置したの
で、三方弁と冷却管との距離が短くかつ三方弁の弁開個
数を操作して冷却水の流量変化を行うので、操作端の応
答遅れが短縮される。
【0049】また冷却管1個当たりの冷却水の流量が従
来よりもはるかに小さく(例えば、通常の冷却管は、最
大50〜100m3/Hrであるが、本発明の冷却管は、
最大5〜10m3/Hrである)、かつ弁開個数の操作に
より所定水量の冷却水の流量変化が行われ、そして更
に、隣合う冷却管の間隔が従来よりも短いので、操作量
と冷却温度とが高精度に一致し、冷却温度制御の精度が
高い。
【0050】次に本発明で使用する三方弁について説明
する。
【0051】本発明で使用する三方弁の構造は、例え
ば、前述した図20(イ)および(ロ)に示す通常のそ
れと同じである。またその性能は、制御精度向上のため
に、指示を出してから動作完了までの時間である応答時
間が短いものが好ましい。例えば、冷却管閉塞から開口
までの時間は0.1秒である。また冷却管1ケ当たりの
冷却温度は前述の如く大きくないため、三方弁は通常よ
りも小型のものでよい。
【0052】次に本発明で使用する冷却管の形状につい
て説明する。
【0053】図1(イ)は、本発明の冷却管10の例の
側面図であり、そして図1(ロ)は、図1(イ)の縦断
面図であり、冷却水は、冷却管10のノズル部11から
棒鋼材1に向かって噴射され、その後管部12内を流れ
て、棒鋼材1を冷却しそして排出される。
【0054】図2(イ)は、本発明の冷却管10の別の
例の側面図であり、そして図2(ロ)は図2(イ)の縦
断面図であり、冷却水は、冷却管10のノズル部11か
ら棒鋼材1に向かって噴射され、棒鋼材1を冷却しそし
て排出される。
【0055】本発明では、冷却管の個数で冷却温度を調
整するため、多数の冷却管を並べる必要がある。一方、
冷却温度制御の精度を上げるために、極力短い距離の間
に冷却管を並べたい。以上より、個々の冷却管長を短く
する必要がある。他方、通常冷却管を短くした場合、個
々の冷却能力が落ちるが、本発明では個々で3〜10℃
程度冷却すればよく、冷却管長を短くしても差し支えな
い。
【0056】図3は、水冷ゾーン2−1に図1(イ)、
(ロ)に示す冷却管10を8個配置し、各冷却ノズル部
11毎に、供給側の流量調節弁4−1との間に三方弁1
3を配置した、本発明の水冷制御装置のレイアウトの例
を示す説明図であり、4−2は排出側の流量調節弁であ
る。
【0057】図4は、水冷ゾーン2−1に図2(イ)、
(ロ)に示すノズル部11のみから成る冷却管10を8
個配置し、各冷却ノズル部11毎に供給側の流量調節弁
4−1との間に三方弁13を配置した、本発明の冷却装
置のレイアウトの例を示す説明図であり、4−2は排出
側の流量調節弁である。
【0058】図5は、操作指示から所定の流量まで変化
するに要する時間(sec)と変化流量ΔQ(m3 /H
r)との関係を示す。図中、(5)は本発明の冷却制御
方法による例であり、そして(1)〜(4)は前述した
従来の冷却制御方式による例であり、そして曲線は従来
の圧空式流調弁を使用した場合である。図5から、本発
明による冷却制御方法は応答時間が短く優れていること
がわかる。
【0059】図6は、操作量(弁開個数度)(%)と変
化流量(m3 /Hr)との関係を示す。図中、(5)は
本発明の冷却制御方法による例であり、(2)〜(4)
は前述した従来の冷却制御方式による例であり、そして
曲線は、従来の圧空式流調弁を使用した場合および前述
した従来の冷却制御方式の(1)による例であり、また
(2)〜(5)は三方弁を10ケとし、1ケ当たりの操
作量を10%(冷却管1個)とした場合である。図6か
ら本発明による制御方法は操作量(%)と変化流量(m
3 /Hr)とが比例し、優れていることがわかる。
【0060】図7に、本発明の三方弁式水冷制御方法の
冷却制御フローチャートの例を示す。
【0061】即ち、図8に示すように、圧延条件および
圧延ライン上の所定の点(A点)における被圧延材1の
目標温度(‘T)から冷却条件を設定し、通常の冷却管
を配置した水冷ゾーン2−2を併用するか又は併用しな
いで本発明の冷却管を配置した水冷ゾーン2−1におけ
る初期流量を設定するとともに、図3または図4に示す
如き初期冷却管(三方弁)の数を設定する。
【0062】図8に示すように、この所定の点(A点)
における被圧延材の温度(Ti )を検出し、この検出し
た温度(Ti )と目標温度(‘T)との差がゼロになる
ように冷却流量を調節するために必要な冷却管の個数を
計算し、そして三方弁動作により弁を開閉して冷却管の
個数を変更する。
【0063】これにより、この検出した温度(Ti )と
目標温度(‘T)との差がゼロになれば三方弁動作を終
了し、一方、この差がゼロにならなければ、圧延ライン
上の上記の所定の点(A点)における被圧延材の温度
(Ti )を検出する工程に戻り、差がゼロになるまで上
記工程を繰り返す。3−1は冷却後の温度を測定するA
点における温度計であり、そして3−3は冷却前の温度
を測定するC点における温度計である。また、6は仕上
圧延機そして7は二中間圧延機である。
【0064】そしてこのようにして、圧延ライン上の上
記の所定の点(A点)において検出した温度(Ti
が、この所定の点(A点)における目標温度(‘T)を
満たしつつ、鋼材1の尾端が通過するまでこのように冷
却制御を続ける。
【0065】本発明は、このように構成したので、例え
ば、図8に示すように、フィードフォワード制御、フィ
ードバック制御等あらゆる流量制御に適用出来る。
【0066】次に上記本発明の三方弁式水冷制御方法
を、本発明のフィードバック制御方法に適用した場合に
ついて説明する。
【0067】即ち、被圧延材が冷却ゾーンに入る前の地
点をC点、水冷終了後復熱途中における初期または中期
における地点をB点そして複熱終了後の地点をA点と
し、これらの点における該被圧延材の温度を(TCi)、
(TBi)そして(TAi)としたとき、三方弁の弁開個数
を操作してB点における温度(TBi)を制御することに
より、A点における実測温度(TAi)を目標温度(‘T
Ai)に制御する、本発明の水冷制御方法について説明す
る。
【0068】従来は、復熱終了後の地点であるA点にお
ける温度(TAi)に基づき冷却ゾーンにおける該被圧延
材の冷却温度を制御していたので、該被圧延材が冷却ゾ
ーンに進入し冷却された部分が、冷却後温度を検出され
るまでの検出遅れ時間は、冷却ゾーン−A点間における
該被圧延材の移動時間であったが、本発明では冷却前の
温度を測定し、フィードフォワードにより目標温度‘T
A を得るための‘TB温度を予想することが可能となっ
たために、検出遅れ時間は冷却ゾーン−B点間の移動距
離となり、これによってフィードバック制御の検出遅れ
が短縮されて制御精度が向上し、品質の安定化を図るこ
とが出来る。
【0069】本発明者等は、数値計算、基礎的な加熱−
冷却実験および実際の現場実験を重ねた結果、熱間圧延
中もしくは後の鋼材(棒鋼もしくは線材)を冷却するに
際し、復熱終了後の地点であるA点における温度が目標
温度(‘TAi)となるようなB点の目標温度(‘TBi
を冷却前の温度TCiを導入することにより下記数1によ
り表せることを見出した。
【0070】
【数1】‘TBi=C1 ─C2 ・T Ci 〔式中、C1 ,C2 はA点の目標温度(‘TAi)、移動
速度(V)、被圧延材の直径(D)及び水冷条件(冷却
ゾーンの位置、冷却能力、温度計の位置)によって定ま
る係数である。〕
【0071】熱間圧延中とは、例えば、図15に示すよ
うに、二中間圧延機7と仕上圧延機6との間に水冷ゾー
ン2を配置し、仕上圧延機6前の復熱終了地点(A点)
で目標温度を設定してフィードバック制御を行いながら
水冷を行うスタンド間水冷の場合であり、そして熱間圧
延後とは、例えば、図17に示すように、仕上圧延機6
後に水冷ゾーン2を配置し、仕上圧延機6後の復熱終了
地点(A点)で目標温度を設定してフィードバック制御
を行いながら水冷を行う仕上水冷の場合を言う。
【0072】図15および図17において3−1、3−
2そして3−3はそれぞれ温度計であり、そして図17
において8はレーイング・ヘッドそして9は搬送コンベ
アである。
【0073】次に、上記本発明の三方弁式冷却制御方法
を、本発明のフィードバック制御方法に適用した場合に
ついて、図面に基づいて詳細に説明する。
【0074】図9(ロ)は、図9(イ)に示す本発明の
温度制御装置により冷却前の温度を異にする鋼材(a、
bそしてc)1をそれぞれ冷却制御した時の鋼材温度
(表面温度の復熱曲線および中心温度)と時間との関係
を示している。なお、これらの復熱曲線は、熱伝導方程
式を差分法や数学的解法によって解くことによって得ら
れる。
【0075】鋼材1の表面は、水冷ゾーン2を進行する
間に水により所定の最低温度まで冷却され、そして水冷
ゾーン2を通過した鋼材1の表面は圧延ラインを進行す
る間に復熱により温度が上昇し、復熱のため高温となり
ピークに達すると、その後表面冷却のほうが復熱にまさ
り鋼材1の表面温度は低下する。
【0076】図9(イ)において、鋼材1が水冷ゾーン
2に入る前の地点をC点、水冷終了後復熱途中における
初期または中期における地点をB点そして該ピークの地
点(復熱終了後の地点)をA点とする。
【0077】図9(ロ)において、(TCi)、(TBi
そして(TAi)はそれぞれC点、B点そしてA点におけ
る被圧延材の実測温度を示している。
【0078】図9(イ)において、C点およびA点で該
被圧延材の温度(TCi)および(TAi)を温度計3−3
および3−1でそれぞれ実測する。そして演算制御部5
において、この実測値を用いて、A点の温度が目標温度
(‘TAi)となるようなB点の目標温度(‘TBi)を下
記数1により予測し、B点で該被圧延材の温度(TBi
を実測しかつB点の実測値(TBi)とB点の目標温度
(‘TBi)とを比較し、この比較結果に基づいて冷却条
件を補正する指令を冷却水を供給する流量調節弁4に送
り、指令された開度で冷却水を供給して温度制御をす
る。このように、B点の目標温度(‘TBi)を目標値と
してフィードバック制御を行い冷却流量の調節をする。
【0079】
【数1】‘TBi=C1 ─C2 ・T Ci 〔式中、C1 ,C2 はA点の目標温度(‘TAi)、該被
圧延材の移動速度(V)、被圧延材の直径(D)及び水
冷条件(冷却帯の位置、冷却能力、温度計の位置)によ
って定まる係数である。〕
【0080】次に上記数1に示す式の算出方法を説明す
る。
【0081】図10に示すように、二中間圧延機7を出
た鋼材(棒線材)1が水冷ゾーン2に入る前の地点(C
点)、水冷終了後復熱途中における初期または中期にお
ける地点(B点)そして復熱終了後でかつ仕上圧延機6
の前方における地点(A点)にそれぞれ温度計3−3、
3−2そして3−1を配置しかつ棒線材の移動速度V=
5.9m/sec、直径D=17.5mmφとして圧延
条件(計算条件)を定め、これらの地点における棒線材
の表面温度TC 、TB そしてTA の関係を、伝熱方程式
を差分法で解く数値計算により求めた。
【0082】図11に、棒線材の温度TA が820℃、
800℃そして780℃の時における温度TB およびT
C の関係を示す。
【0083】この関係から重回帰結果として数2に表す
数値計算からの予測式を得た。
【0084】
【数2】 TB =516.3−0.819TC +1.267TA
【0085】この数値計算結果より、TB は、各移動速
度Vおよび直径Dに対し、数3に表す数値計算の予測式
で表せることが判った。
【0086】
【数3】‘TBi=C1 −C2 ・T Ci +C3 ・‘TA 〔式中、‘TBiの左上付逆さコンマ(‘)は目標値を表
し、そしてTBiおよびTCiのアイ( i)は制御周期子と
の値を表す。尚、目標値を表すために、例えば、左上付
逆さコンマ(‘)の代わりに、 外1 のようにTBi
上方に横線を描くか又は 外2 のようにTBiのTの上
方に山形の線を描いてもよい。〕
【0087】
【外1】
【0088】
【外2】
【0089】数3を各移動速度V、直径Dそして目標温
度‘TA 毎に求め、テーブル化し、モデル式とする。
【0090】棒鋼・線材は、通常その圧延において、移
動速度Vそして直径Dは系列化しており、目標温度‘T
A も基準化され数種類しかないことから、テーブル数は
さほど多くならない。
【0091】そこで、V=一定、D=一定そして‘TA
=一定のとき、数3より計算して得られる数1をモデル
式の最終形とした。
【0092】すなわち、数4および数5に表す関係とな
る。
【0093】
【数4】 (数1の)C1 =(数3の)C1 +C3 ・‘TA
【0094】
【数5】(数1の)C2 =(数3の)C2
【0095】例えば、上記
【0081】に記載の圧延条件、水冷条件のもので、目
標温度‘TA =800℃のとき、数1は、数2に‘TA
=800℃を代入することにより、数7に示す予測式と
なる。
【0096】次に数3に表すモデル式を実測値により補
正することを説明する。
【0097】先ず図12において、多数の◇は、移動速
度V=5.9m/sec、直径D=17.5mmφそし
てTA =800℃のときにおける温度TB およびTC
実測値、実線(──)は数6に表す実測値からの回帰
式、そして点線(----)は数7に表す数値計算からのモ
デル式を示している。
【0098】
【数6】TB =1434.8−0.723TCi
【0099】
【数7】‘TBi=1529.9−0.819TCi
【0100】即ち、数6に表す実測値からの回帰式と数
7に表す数値計算の予測式との比較から、移動速度V=
5.9m/sec、直径D=17.5mmφそして目標
温度‘TA =800℃のとき、数7に表す数値計算の予
測式は、実測値の補正によって数8に表す式に修正され
る。
【0101】
【数8】‘TBi=1434.8−0.723TCi
【0102】図13に、この数1に表す式をモデル式と
して用いる冷却フローチャートの例を示す。
【0103】圧延条件およびA点における目標温度
(‘TAi)から冷却条件を設定し、冷却ゾーンにおける
初期流量を設定するとともに冷却管(三方弁)の数を設
定し、A点およびB点における被圧延材の温度(TAi
および(Tci)を検出し、上記の数1に表すモデル式を
用いてB点における目標温度(‘TBi)を予測し、B点
における温度(TBi)を検出し、この検出した温度(T
Bi)とB点における目標温度(‘TBi)との差がゼロに
なるように冷却流量を調節するために必要な冷却管の数
を計算し、そして三方弁動作により冷却管の弁を開閉し
て冷却管数を変更する。
【0104】そしてこれによりA点において検出した温
度(TAi)がA点における目標温度(‘TA )を満たし
つつ、鋼材の尾端が通過するまでこのように冷却制御を
続ける。
【0105】次に、本発明の水冷制御方法は特開昭62
−250128号に対して、よりすくない冷却管個数で
済む理由について説明する。
【0106】No.1冷却帯およびNo.2冷却帯から
なる2冷却帯を設けた水冷制御の場合には、特開昭62
−250128号ではNo.1冷却帯で最大又は最低流
量とし、No.2冷却帯で流量制御を行う。本発明で
は、No.1冷却帯で適度な流量とし(No.2冷却帯
の流量制御範囲で温度制御できるようNo.1冷却帯の
流量を適度に設定し)、No.2冷却帯で流量制御を行
う。
【0107】図28に示すように、本発明では、冷却前
温度TCiの鋼材をNo.1冷却帯で冷却後、冷却鋼材の
最低温度を略目標温度‘TA に等しくなるよう、No.
1冷却帯で流量を調節するため、No.2冷却帯の冷却
能は、冷却鋼材内の最大温度ばらつき巾ΔTS でよい。
【0108】図29に示すように、特開昭62−250
128号ではNo.1冷却帯の冷却流量は最大又は最低
のみであるため、あらゆる目標温度‘TA に制御するた
めには、No.2冷却帯の冷却能は、No.1冷却帯の
冷却能+ΔTS でなければならない。目標温度が‘TA
(1)以下‘TA (2)超のときNo.1冷却帯は最低
流量となり、目標温度が‘TA (2)以下のときNo.
1冷却帯は最大流量となる。
【0109】図28および図29は、簡略化のため鋼材
冷却後の復熱現象を省略している。
【0110】上記現象は冷却帯が3つ以上の場合でも同
様である。本発明の場合、冷却流量を制御する1つの冷
却帯の冷却能は、冷却帯の数にかかわらず、ΔTS でよ
い。特開昭62−250128号では、冷却流量を制御
する1つの冷却帯の冷却能は、他の冷却帯の冷却能(複
数の場合は1冷却帯当たり)+ΔTS でなければならな
い。小さい冷却能であるほど、冷却管個数の数を少なく
することができるため、本発明の方が有利となる。
【0111】次に本発明におけるNo.1冷却帯の流量
設定方法について説明する。
【0112】No.1冷却帯の流量は、No.1冷却帯
で冷却後、No.2冷却帯で冷却してない場合のA点で
の鋼材温度の最低値が目標温度‘TA と等しくなるよう
な流量が設定される。このとき、No.1冷却帯の流量
は、通常不変であるが、No.2冷却帯で制御をしても
目標温度‘TA に到達できない場合には、No.1冷却
帯の流量は、適度な流量に再調整される。実際には、制
御周期毎に、以下のチェック・調節を行う。
【0113】図30(イ)に示すように、No.2冷却
帯の冷却管が全て開のときは、No.1冷却帯の冷却が
不足しているので、No.1冷却帯の流量を増加させ
る。図30(ロ)に示すように、No.2冷却帯の冷却
管が全て閉のときは、No.1冷却帯で冷却しすぎてい
るので、No.1冷却帯の流量を減少させる。
【0114】図31に本発明の2冷却帯を設けた場合に
おける水冷却フローチャートの例を示す。−ΔQは増加
すべきNo.1冷却帯の流量であり、+ΔQは減少すべ
きNo.1冷却帯の流量である。
【0115】
【実施例1】図8に示すように、仕上圧延機6と二中間
圧延機7との間に、1個当たりの流量が4m3 /Hrで
ある(1ケ当たり5℃の冷却能をもつ)本発明の冷却管
を8個直列に配置した水冷ゾーン2−1と、流量を40
3 /Hrに固定した、通常の冷却管を配置した水冷ゾ
ーン2−2とを配置した。本発明の冷却管のノズル部の
サイズを、長さ0.15mとし、またその管部のサイズ
を、長さ0m(管部なし)とし、そして冷却管の間隔を
0.02mとした。
【0116】図9(イ)に示すように、鋼材(棒線材)
(SCM435)1が水冷ゾーン2(図8では水冷ゾー
ン2−1および水冷ゾーン2−2)に入る前の地点をC
点、水冷終了後復熱途中における初期または中期におけ
る地点をB点そして復熱終了後の地点をA点とし、C点
から水冷ゾーン2の入側までの距離を0.1m、C点か
ら水冷ゾーン2の出側までの距離を9.0m、C点から
B点までの距離を12.0m、C点からA点までの距離
を29.5mとした。
【0117】これらの地点における棒線材の温度TCi
BiそしてTAiを測定する温度計3−3、3−2そして
3−1を配置した。
【0118】また棒線材の移動速度V=5.9m/se
c、直径D=17.5mmφそしてA点における棒線材
の温度が目標温度(‘TAi)の800℃のとき得られる
前述したおよび下記の数8に表す式をモデル式とした。
【0119】
【数8】‘TBi=1434.8−0.723TCi
【0120】次にA点における棒線材の温度が目標温度
(‘TAi)の800℃となるように流量調節弁4を調節
して冷却水を供給しながら、直径D=17.5mmφの
棒線材を移動速度V=5.9m/secで圧延した。成
品径は7mmであった。
【0121】この際、C点およびA点で該被圧延材の温
度(TCi)および(TAi)を温度計3−3および3−1
でそれぞれ実測した。
【0122】そして演算制御部5において、この実測値
を用いて、A点の実測温度が目標温度(‘TAi)の80
0℃となるようなB点の目標温度(‘TBi)を上記数8
により予測し、B点で該被圧延材の温度(TB1)を温度
計3−2で実測しかつB点の実測温度(TBi)とB点の
目標温度(‘TBi)とを比較し、この比較結果に基づい
てこの実測した温度(TBi)とB点における目標温度
(‘TBi)との差がゼロになるのに必要な冷却管の個数
を算出し、そして三方弁動作により弁を開閉して冷却管
の個数を制御し、これにより冷却水流量を調節して被圧
延材をB点における目標温度(‘TBi)に一致するよう
に冷却した。
【0123】このように、B点における目標温度(‘T
Bi)を目標値としてフィードバック制御を行い冷却水流
量の調節をした。
【0124】図14(イ)に、棒線材の温度TCi、‘T
BiそしてTAiの関係を示す。
【0125】図14(イ)に示されているように、A点
の実測温度(TAi)は三方弁を開閉して冷却管数を変更
することにより、ほぼ目標温度(‘TA )の800℃に
制御することが出来た。
【0126】
【比較例1】上記の数8に表すモデル式を用いないで、
A点の目標温度(‘TA )を目標値としてフィードバッ
ク制御を行い冷却流量の調節をした以外は、実施例1と
同様にして冷却温度制御を行った。
【0127】図14(ロ)に、棒線材の温度TciとTAi
の関係を示す。
【0128】図14(ロ)に示されているように、A点
における棒線材の温度は、目標温度(‘TAi)の800
℃によく制御出来きず、図14(イ)に比べ制御精度が
低下していた。
【0129】
【実施例2】図15に示すように、二中間圧延機7およ
び仕上圧延機6を用いてスタンド間圧延を行なって実施
例1と同様にして温度制御を行った。図14(イ)に示
されているように、A点の実測温度(TAi)はほぼ目標
温度(‘TA )の800℃に制御することが出来た。ま
た図16に示すように、品質(引張り張力等)の安定化
を図ることが出来た。
【0130】
【比較例2】図15に示すように、二中間圧延機7およ
び仕上圧延機6を用いてスタンド間圧延を行なって比較
例1と同様にして温度制御を行った。図14(ロ)に示
されているように、A点おいて棒線材の温度は、目標温
度(‘TAi)の800℃によく制御出来きず、図14
(イ)に比べ制御精度が低下していた。また図16に示
すように、品質(引張り張力のばらつき等)が低下して
いた。
【0131】
【実施例3】図17に示すように、仕上圧延機6および
レーイング・ヘッド8を用いて仕上圧延を行った。C点
からB点までの距離は37mそして水冷ゾーン2の出側
からB点までの距離は1.0mであった。レーイング・
ヘッド8で巻き取られた線材1は、搬送コンベア9上を
搬送され、A点に達する。このようにして線材1がB点
からA点まで移動に要する時間は1.5秒であった。ま
た棒線材(SWRH72A)の移動速度V=60m/s
ec、直径D=5.5mmφそしてA点における棒線材
の温度が目標温度(‘TA )の850℃のとき得られる
下記の数9に表す式をモデル式とした。そして実施例1
と同様にして冷却温度制御を行った。
【0132】
【数9】‘TBi=1031.2−0.197・TCi
【0133】図18(イ)に、棒線材の温度TCi、‘T
BiそしてTAiの関係を示す。
【0134】図18(イ)に示されているように、A点
の実測温度(TAi)は三方弁を開閉して冷却管数を変更
することにより、ほぼ目標温度(‘TA )の850℃に
制御することが出来た。また図19に示すように、品質
(スケール等)の安定化を図ることが出来た。
【0135】
【比較例3】上記の数9に表すモデル式を用いなかった
以外は、実施例3と同様にして温度制御を行った。
【0136】図18(ロ)に、棒線材の温度TCiとTAi
の関係を示す。
【0137】図18(ロ)に示されているように、A点
において棒線材の温度は、目標温度(‘TAi)の850
℃によく制御出来きず、図18(イ)に比べ制御精度が
低下していた。また図19に示すように、品質(スケー
ル等)が低下していた。
【0138】
【発明の効果】以上のように構成される本発明は、下記
の如き効果を奏する。
【0139】本発明による冷却管個数の調節は、操作指
示を出してから動作完了までの時間である応答時間が短
く高応答であり、かつ操作量と冷却水の変化流量とが充
分に一致し、冷却温度制御の精度が高いので、フィード
フォワード制御、フィードバック制御等あらゆる流量制
御に適用出来る。
【0140】フィードバック制御において生じる、復熱
時間のため検出遅れとなる冷却制御開始時間の短縮方法
において、冷却管個数の調節により高応答・高精度に水
冷制御出来る。
【0141】従来は、被圧延材の冷却温度を復熱終了後
の地点であるA点で実測した温度(TAi)に基づきフィ
ードバック制御していたので、制御開始時間は従来はC
点−A点間における鋼材の移動時間であったが、本発明
では、冷却管個数の調節により高応答・高精度に水冷制
御出来るので、制御開始時間はB点−A点間における鋼
材の移動時間となり、これによって冷却制御開始時間が
短縮されて品質の安定化を図ることが出来る。
【0142】本発明は、フィードバック制御において生
じる、復熱時間のため検出遅れとなる制御開始時間を短
縮した状態で、熱間圧延中もしくは後の棒鋼・線材を冷
却管個数の調節により水冷により所定温度に下げること
が出来るので、熱間圧延中にフィードバック制御を行い
ながら水冷を行うスタンド間水冷の場合には、品質(引
張り張力等)の安定化を図ることが出来る。
【0143】また本発明は、熱間圧延後にフィードバッ
ク制御を行いながら冷却管個数の調節により水冷を行う
仕上水冷の場合には、品質(スケール等)の安定化を図
ることが出来る。
【0144】本発明は、冷却管を配置したNo.1冷却
帯と三方弁および冷却管を配置したNo.2冷却帯とを
配置した水冷制御の場合に、No.1冷却帯で最大又は
最低流量とする従来方法と比較してNo.2冷却帯にお
いて三方弁および冷却管個数を少なく済ませることが出
来るので、設備・維持費を低下することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(イ)は、本発明が適用される水冷制御装
置に使用する冷却管の側面図であり、そして図1(ロ)
は、図1(イ)の縦断面図である。
【図2】図2(イ)は、本発明が適用される水冷制御装
置に使用する冷却管の別の例の側面図であり、そして図
2(ロ)は、図2(イ)の縦断面図である。
【図3】本発明が適用される三方弁式水冷制御装置のレ
イアウトの例を示す説明図である。
【図4】本発明が適用される三方弁式水冷制御装置のレ
イアウトの別の例を示す説明図である。
【図5】従来の水冷制御方式(1)〜(4)と本発明の
水冷制御方法(5)について、操作指示から所定の流量
まで変化するに要する時間と変化流量との関係を示すグ
ラフである。
【図6】従来の水冷制御方式(1)〜(4)と本発明の
水冷制御方法(5)について、操作量(開弁個数度)と
変化流量との関係を示すグラフである。
【図7】本発明の三方弁式水冷却制御方法のフローチャ
ート例である。
【図8】本発明が適用される水冷制御装置を含む圧延機
全体のレイアウトの例を示す説明図である。
【図9】図9(イ)は本発明が適用される水冷制御装置
のレイアウトの他の例を示す説明図である。図9(ロ)
は、図9(イ)の水冷制御装置により制御される、鋼材
の表面および中心における温度と時間との関係を示すグ
ラフである。
【図10】本発明が適用される水冷制御装置のレイアウ
トの他の例を示す説明図である。
【図11】図10の水冷制御装置を用いて測定した温度
のTA とTB およびTC との関係の例を示すグラフであ
る。
【図12】TA =800℃のときにおける温度TB およ
びTC の実測値、実線(──)で示す数6に表す実測値
からの回帰式、そして点線(----)で示す数7に表す数
値計算の予測式の関係を示すグラフである。
【図13】本発明の数1に表す式をモデル式として用い
る冷却フローチャート例である。
【図14】図14(イ)は、本発明の数8に表すモデル
式を用いて棒鋼材を制御した場合の‘TAi=800℃の
ときにおける実測値温度TAi、‘TBiおよびTCiの関係
の例を示すグラフである。図14(ロ)は、従来方法に
よりフィードバック制御した場合において‘TAi=80
0℃のときにおける実測値温度TAiおよびTCiの関係の
例を示すグラフである。
【図15】本発明が適用される水冷制御装置を含む圧延
機全体のレイアウトの例を示す説明図である。
【図16】図15に示す水冷制御装置を用いて本発明お
よび従来法により製造した製品の品質の比較を示すグラ
フである。
【図17】本発明が適用される水冷制御装置を含む圧延
機全体のレイアウトの他の例を示す説明図である。
【図18】図18(イ)は、本発明の数8に表すモデル
式を用いて棒鋼材を制御した場合の‘TAi=850℃の
ときにおける実測値温度TAi、‘TBiおよびTCiの関係
の例を示すグラフである。図18(ロ)は、従来方法に
よりフィードバック制御した場合において‘TAi=85
0℃のときにおける実測値温度TAiおよびTCiの関係の
例を示すグラフである。
【図19】図17に示す水冷制御装置を用いて本発明お
よび従来法により製造した製品の品質の比較を示すグラ
フである。
【図20】図20(イ)は、冷却水が給水管から排水管
に配水される場合における三方弁の構造を示す縦断面図
であり、そして図20(ロ)は、冷却水が給水管から冷
却管に配水される場合における三方弁の構造を示す縦断
面図である。
【図21】図21(イ)は、従来の冷却管の例の側面図
であり、そして図21(ロ)は、図21(イ)の縦断面
図である。
【図22】従来の高速流量調節弁式(油圧式)水冷制御
装置のレイアウトの例を示す説明図である。
【図23】従来のデジタル三方弁式水冷制御装置のレイ
アウトの例を示す説明図である。
【図24】従来のアクチュエーター式デジタル三方弁式
水冷制御装置のレイアウトの例を示す説明図である。
【図25】従来の三方弁式水冷制御方式のレイアウトの
例を示す説明図である。
【図26】図26(イ)は従来法が適用される水冷制御
装置のレイアウトの例を示す説明図である。図26
(ロ)は、図26(イ)の水冷制御装置により制御され
る、鋼材の表面および中心における温度と時間との関係
を示すグラフである。
【図27】図27(イ)は従来の制御の考え方を説明す
る水冷制御装置のレイアウトの例を示す説明図である。
図27(ロ)は、図27(イ)の水冷制御装置により従
来の制御の考え方により制御される、鋼材の表面および
中心の温度と時間との関係を示すグラフである。
【図28】本発明においてNo.2冷却帯で有すべき冷
却能を示すグラフである。
【図29】特開昭62−250128号においてNo.
2冷却帯で有すべき冷却能を示すグラフである。
【図30】図30(イ)は本発明においてNo.1冷却
帯の冷却が不足している場合を示すグラフである。図3
0(ロ)は、本発明においてNo.1冷却帯の冷却が過
剰となっている場合を示すグラフである。
【図31】本発明による2冷却帯を設けた場合における
水冷却制御フローチャートの例を示す。
【符号の説明】
1 鋼材 2 水冷ゾーン 2−1 本発明の冷却管を配置した水冷ゾーン 2−2 通常の冷却管を配置した水冷ゾーン 3 温度計 3−1 A点における温度計 3−2 B点における温度計 3−3 C点における温度計 4 流量調節弁 4−1 供給側の流量調節弁 4−2 排出側の流量調節弁 5 演算制御部 6 仕上圧延機 7 二中間圧延機 8 レーイング・ヘッド 9 搬送コンベア 10 冷却管 11 ノズル部 12 管部 13 三方弁 14 ピストン弁 15 冷却管側出口 16 給水管側入口 17 排水管側出口 18 アクチュエーター a、bそしてc 鋼材 L 長さ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却水を、1ケ所で総流量が一定になる
    様に調節する流量調節弁を経て、互いに直列に配置され
    た複数個の三方弁へ均等に配水して、該三方弁に1対1
    で配置されかつ隣合う冷却管の間隔を冷却管の長さの1
    /10〜1/2倍にして一列に配置された冷却管に冷却
    水流量が冷却管1個当たり3°〜10℃/secの冷却
    能をもつように供給すると同時に、各々該三方弁の冷却
    管側と排水側の流量が該三方弁を切替えても等しくなる
    ように、該三方弁の排水側に配置した流量調節弁を圧損
    調整して、一列に配置された冷却管の軸心を貫通する連
    続熱間圧延中もしくは後の棒鋼もしくは線材を冷却する
    に際し、被圧延材の目標温度を求め、該目標温度に冷却
    するに一致する冷却水流量を求めてこの冷却水流量に相
    当する冷却管の個数を算出し、そして、該算出された個
    数の三方弁の冷却管側切替えを行って冷却水流量を調節
    し、目標温度に一致するように冷却管の個数を制御して
    該目標温度に一致するように冷却することを特徴とする
    棒鋼・線材の水冷制御方法。
  2. 【請求項2】 熱間圧延中もしくは後の棒鋼もしくは線
    材を冷却するに際し、被圧延材が冷却帯に入る前の地点
    (C点)、水冷終了後復熱途中における初期または中期
    における地点(B点)そして復熱終了後の地点(A点)
    で、該被圧延材の温度(Tci)、(TBi)そして
    (TAi)をそれぞれ測定し、A点の温度が目標温度
    (‘TAi)となるようなB点の目標温度(‘TBi)を下
    記数1に表す式により推定し、B点における測定温度
    (TBi)とB点における目標温度(‘TBi)との差がゼ
    ロになるのに必要な冷却管の個数を算出し、そして三方
    弁動作により弁を開閉して冷却管の個数を制御し、これ
    により冷却水流量を調節して被圧延材を該目標温度
    (‘TBi)に一致するように冷却する、B点の目標温度
    (‘TBi)を目標値としてフィードバック制御を行って
    冷却水流量の調節をする請求項1記載の棒鋼・線材の水
    冷制御方法。 【数1】‘TBi=C1 ─C2 ・TCi 〔式中、C1 ,C2 はA点の目標温度(‘TAi)、移動
    速度(V)、被圧延材の直径(D)及び水冷条件(冷却
    帯の位置、冷却能力、温度計の位置)によって定まる係
    数である。〕
  3. 【請求項3】 冷却管がノズル部および管部からなり、
    ノズル部の方が管部より長い請求項1または2記載の棒
    鋼・線材の水冷制御方法。
  4. 【請求項4】 冷却管がノズル部のみからなり、管部を
    有しない請求項1または2記載の棒鋼・線材の水冷制御
    方法。
  5. 【請求項5】 複数の冷却帯で棒鋼もしくは線材に冷却
    水を供給して冷却する際に、前記複数の冷却帯のうちの
    1つの冷却帯では1ケ所で総流量が一定になるように調
    節する流量調節弁を経て、互いに直列に複数個の三方弁
    と冷却管を配置し、三方弁の冷却管側開の個数を制御し
    て冷却水流量を調節し、その他の冷却帯では総流量を調
    節する流量調節弁を経て、互いに直列に冷却管を配置
    し、前記三方弁の個数制御を行う冷却帯の温度制御範囲
    内で制御を行えるように総流量を調節する流量調節弁の
    流量を設定する請求項1ないし4のいずれか1項記載の
    棒鋼・線材の水冷制御方法。
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