JPH0612318Y2 - Hst式変速装置の変速緩衝装置 - Google Patents
Hst式変速装置の変速緩衝装置Info
- Publication number
- JPH0612318Y2 JPH0612318Y2 JP1989129792U JP12979289U JPH0612318Y2 JP H0612318 Y2 JPH0612318 Y2 JP H0612318Y2 JP 1989129792 U JP1989129792 U JP 1989129792U JP 12979289 U JP12979289 U JP 12979289U JP H0612318 Y2 JPH0612318 Y2 JP H0612318Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- hydraulic
- transmission
- hst
- oil passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Control Of Fluid Gearings (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、HST式変速装置の変速時の急激な変速を防
止し、変速回動時のショックを和らげるための緩衝装置
の構成に関する。
止し、変速回動時のショックを和らげるための緩衝装置
の構成に関する。
(ロ)従来技術 従来からHST式変速装置の操作部に緩衝装置を設ける
構成は公知となっているのである。例えば、実開昭61
−32653号、実開昭59−149523号、実開昭
60−6629号、実開昭57−5327号公報等の技
術である。
構成は公知となっているのである。例えば、実開昭61
−32653号、実開昭59−149523号、実開昭
60−6629号、実開昭57−5327号公報等の技
術である。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 これら従来の緩衝装置は、操作レバーや操作ペダル部に
配設され、ミッションケースの外側に配設されていたの
で、緩衝部材と変速操作部材の間の連結構造や外観が複
雑となっていたのである。
配設され、ミッションケースの外側に配設されていたの
で、緩衝部材と変速操作部材の間の連結構造や外観が複
雑となっていたのである。
(ニ)問題を解決するための手段 本考案はこのような点に鑑み、次の如く構成したもので
ある。
ある。
HST式変速装置の油圧ポンプPと油圧モーターMを付
設する油路板23に、ダンパーケース23bを設け、ピ
ストン32aの両側にロッド32b,32bを突出した
摺動体32を該ダンパーケース23bに内装し、ダンパ
ーケース23b内にHST式変速装置の作動油を導くと
共に、前記ロッド32bの一側に変速アームを連結した
ものである。
設する油路板23に、ダンパーケース23bを設け、ピ
ストン32aの両側にロッド32b,32bを突出した
摺動体32を該ダンパーケース23bに内装し、ダンパ
ーケース23b内にHST式変速装置の作動油を導くと
共に、前記ロッド32bの一側に変速アームを連結した
ものである。
(ホ)考案の実施例 本考案の目的・構成は以上の如くであり、添付の図面に
示した実施例の構成を説明する。
示した実施例の構成を説明する。
第1図は本考案の緩衝装置を装備したHST式車軸駆動
装置の内部平面図である。
装置の内部平面図である。
走行車両上のエンジンよりVベルトを介してミッション
ケース10より突出したポンプ軸24上のプーリーに動
力が伝えられ、該ポンプ軸24の回動により油圧ポンプ
Pを駆動して圧油を吐出し、油圧モーターMのモーター
軸28が駆動されるのである。
ケース10より突出したポンプ軸24上のプーリーに動
力が伝えられ、該ポンプ軸24の回動により油圧ポンプ
Pを駆動して圧油を吐出し、油圧モーターMのモーター
軸28が駆動されるのである。
該油圧ポンプPからの圧油の吐出方向と吐出量はポンプ
軸24に外嵌した回動斜板25の傾斜を変更することに
より調節できるものである。
軸24に外嵌した回動斜板25の傾斜を変更することに
より調節できるものである。
前記モーター軸28の先端にはブレーキドラム40が固
設され、該ブレーキドラム40はブレーキペダルを踏み
込むことによりブレーキパッドに締め付けられて制動さ
れるのである。
設され、該ブレーキドラム40はブレーキペダルを踏み
込むことによりブレーキパッドに締め付けられて制動さ
れるのである。
また、モーター軸28に刻設した刻設歯車45に大径歯
車46が噛合されており、該大径歯車46を固設したカ
ウンター軸22上には刻設歯車47が刻設されており、
該刻設歯車47にデフ装置Dのリングギヤ48が噛合さ
れ、前記モーター軸28の回転が刻設歯車45、大径歯
車46、刻設歯車47、リングギヤ48を介して車軸1
1L,11Rが駆動されるのである。
車46が噛合されており、該大径歯車46を固設したカ
ウンター軸22上には刻設歯車47が刻設されており、
該刻設歯車47にデフ装置Dのリングギヤ48が噛合さ
れ、前記モーター軸28の回転が刻設歯車45、大径歯
車46、刻設歯車47、リングギヤ48を介して車軸1
1L,11Rが駆動されるのである。
このような全体構成において、前記油圧ポンプPは
「L」型に構成した油路板23の水平面上に付設され、
油圧モーターMは油路板23の垂直面外側に付設され、
該油路板23は上下半割に構成したミッションケース1
0の上部半割ケース10aの下面に固着されている。
「L」型に構成した油路板23の水平面上に付設され、
油圧モーターMは油路板23の垂直面外側に付設され、
該油路板23は上下半割に構成したミッションケース1
0の上部半割ケース10aの下面に固着されている。
該油圧ポンプPと油圧モーターMにおける吸入部と吐出
部は、前記油路板23に設けた一対の油路23c,23
c′により接続され閉回路が構成されており、油圧ポン
プPと油圧モーターMの間で作動油が循環するようにし
てHST式変速装置が構成されている。
部は、前記油路板23に設けた一対の油路23c,23
c′により接続され閉回路が構成されており、油圧ポン
プPと油圧モーターMの間で作動油が循環するようにし
てHST式変速装置が構成されている。
該油圧ポンプPの吐出量及び吐出方向を調節する回動斜
板25は摺動体9aを介して変速アームテコ9により回
動操作され、該変速アームテコ9は枢支軸15に枢支さ
れた枢支パイプ5に固設され、該枢支パイプ5には更に
変速アーム7、アーム12が突設され、該変速アーム7
先端には変速ローラー8が軸支され、該変速ローラー8
は変速カム板1のカム溝1aに嵌入されている。
板25は摺動体9aを介して変速アームテコ9により回
動操作され、該変速アームテコ9は枢支軸15に枢支さ
れた枢支パイプ5に固設され、該枢支パイプ5には更に
変速アーム7、アーム12が突設され、該変速アーム7
先端には変速ローラー8が軸支され、該変速ローラー8
は変速カム板1のカム溝1aに嵌入されている。
該変速カム板1は変速軸13に固設され、該変速軸13
に固設したアーム19よりリンク18を介して変速レバ
ー或いは変速ペダルと連結され、オペレーターの変速操
作により回動斜板25が回動されるように構成してい
る。
に固設したアーム19よりリンク18を介して変速レバ
ー或いは変速ペダルと連結され、オペレーターの変速操
作により回動斜板25が回動されるように構成してい
る。
そして、前記変速カム板1に穿設されたカム溝1aは、
変速カム板1が中立位置の近辺では変速カム板1に対す
る変速アーム7の揺動割合を小さくし、中立位置から離
れた高速位置では前記揺動割合を大きくする形状に設定
されている。
変速カム板1が中立位置の近辺では変速カム板1に対す
る変速アーム7の揺動割合を小さくし、中立位置から離
れた高速位置では前記揺動割合を大きくする形状に設定
されている。
また、変速カム板1を固設した変速軸13には付勢バネ
6が枢支され、端部を交差させて変速カム板1の底面よ
り突出したピン33及びミッションケース10から突出
したピン20を挟み、変速カム板1が回動された場合に
は付勢バネ6の一方が同時に回動するが、他方はピン2
0に係止されているので戻ろうとする力が働き、変速カ
ム板1を常に中立位置に戻すように構成しているのであ
る。
6が枢支され、端部を交差させて変速カム板1の底面よ
り突出したピン33及びミッションケース10から突出
したピン20を挟み、変速カム板1が回動された場合に
は付勢バネ6の一方が同時に回動するが、他方はピン2
0に係止されているので戻ろうとする力が働き、変速カ
ム板1を常に中立位置に戻すように構成しているのであ
る。
油路板23下部には、前記閉回路内の作動油が減少した
時に開いて、濾過されたミッションケース10内の油を
自吸で補充するためのチェックバルブ27L,27Rが
配設されており、また、車両を牽引する際に、操作ピン
17を回動することにより押圧体3を介してチェックバ
ルブ27L,27Rを強制的に開放させて、油圧ポンプ
Pと油圧モーターMが構成するHST式変速装置の閉回
路をタンク側へ開放して連通し、中立状態にすることを
可能としている。
時に開いて、濾過されたミッションケース10内の油を
自吸で補充するためのチェックバルブ27L,27Rが
配設されており、また、車両を牽引する際に、操作ピン
17を回動することにより押圧体3を介してチェックバ
ルブ27L,27Rを強制的に開放させて、油圧ポンプ
Pと油圧モーターMが構成するHST式変速装置の閉回
路をタンク側へ開放して連通し、中立状態にすることを
可能としている。
そして、本考案の要部である緩衝装置は前記アーム12
に連結され、油路板23に一体的に構成されている。即
ち、第2図,第3図に示すように、油路板23の垂直部
の上部にバルブケース23a及びダンパーケース23b
を配し、油圧ポンプPから油圧モーターMへの一方の油
路23cとバルブケース23aは連通されており、バル
ブケース23a内にはチェックバルブ30,31が設け
られ、前記油路23cからダンパーケース23b方向へ
のみ閉回路内の作動油が流入出来るように構成してい
る。
に連結され、油路板23に一体的に構成されている。即
ち、第2図,第3図に示すように、油路板23の垂直部
の上部にバルブケース23a及びダンパーケース23b
を配し、油圧ポンプPから油圧モーターMへの一方の油
路23cとバルブケース23aは連通されており、バル
ブケース23a内にはチェックバルブ30,31が設け
られ、前記油路23cからダンパーケース23b方向へ
のみ閉回路内の作動油が流入出来るように構成してい
る。
ダンパーケース23b内には摺動体32が内装され、該
摺動体32はピストン32aと該ピストン32aの両側
に突設したロッド32b,32bからなり、ピストン3
2aの両側の油室へはチェックバルブ30,31から油
路23d,23eを介して油路23c内の作動油を流入
させ、ピストン32aには絞り孔32cが穿設されてピ
ストン32aの両側の油室の間を作動油が流通自在とし
ているがその流量は制限されるよう絞られている。
摺動体32はピストン32aと該ピストン32aの両側
に突設したロッド32b,32bからなり、ピストン3
2aの両側の油室へはチェックバルブ30,31から油
路23d,23eを介して油路23c内の作動油を流入
させ、ピストン32aには絞り孔32cが穿設されてピ
ストン32aの両側の油室の間を作動油が流通自在とし
ているがその流量は制限されるよう絞られている。
前記油圧ポンプPの可動斜板25を傾動操作する変速ア
ームテコ9と一体回動するアーム12に前記ロッド32
bの一側を連結している。
ームテコ9と一体回動するアーム12に前記ロッド32
bの一側を連結している。
このように構成することにより、オペレーターが変速レ
バーあるいは変速ペダルを操作すると、変速アーム7と
一体でアーム12も同時に回動され、ロッド32bが押
し引きされ、ピストン32aがダンパーケース23b内
を摺動するときに、ダンパーケース23b内の作動油は
絞り孔32cを通して移動するので、変速アーム7の操
作に抵抗がかかり急激に操作することはできないのであ
る。
バーあるいは変速ペダルを操作すると、変速アーム7と
一体でアーム12も同時に回動され、ロッド32bが押
し引きされ、ピストン32aがダンパーケース23b内
を摺動するときに、ダンパーケース23b内の作動油は
絞り孔32cを通して移動するので、変速アーム7の操
作に抵抗がかかり急激に操作することはできないのであ
る。
尚、第4図に示すように、前記した緩衝装置は閉回路の
低圧側の油路23cに設けることも、また、破線で示す
ように高圧側の油路23c′に設けることも可能であ
り、また、第5図に示すように、低圧側の油路23cと
高圧側の油路23c′の間に切換バルブ26を設け、パ
イロット油圧を受けてスプールを切換え可能として、常
時低圧側の油路23cの作動油をダンパーケース23b
へ供給することも可能である。
低圧側の油路23cに設けることも、また、破線で示す
ように高圧側の油路23c′に設けることも可能であ
り、また、第5図に示すように、低圧側の油路23cと
高圧側の油路23c′の間に切換バルブ26を設け、パ
イロット油圧を受けてスプールを切換え可能として、常
時低圧側の油路23cの作動油をダンパーケース23b
へ供給することも可能である。
(ヘ)考案の効果 以上のような構成により、本考案は次のような効果が得
られるのである。
られるのである。
第1に、ダンパーケースを油路板内に構成したので、緩
衝装置自体がミッションケースの外部に露出することが
なく、従来技術に比較してロッド32bの摺動部に異物
が付着して摺動動作に支障をきたす恐れがなくなると共
に、ロッド32bに錆が発生しないのでメッキ処理を施
す必要がなく、また、ダンパーケースは油路板が兼用す
るので低コストで緩衝装置を製作できたのである。
衝装置自体がミッションケースの外部に露出することが
なく、従来技術に比較してロッド32bの摺動部に異物
が付着して摺動動作に支障をきたす恐れがなくなると共
に、ロッド32bに錆が発生しないのでメッキ処理を施
す必要がなく、また、ダンパーケースは油路板が兼用す
るので低コストで緩衝装置を製作できたのである。
第2に、ダンパーケース内へHST式変速装置の作動油
が供給されるので、負圧が発生せずダンパー荷重が安定
し、また、この作動油はもともとミッションケース内に
溜められたものであるので、HST式変速装置の稼動に
より速やかに温度上昇し、粘度の影響も殆ど受けること
がないのである。
が供給されるので、負圧が発生せずダンパー荷重が安定
し、また、この作動油はもともとミッションケース内に
溜められたものであるので、HST式変速装置の稼動に
より速やかに温度上昇し、粘度の影響も殆ど受けること
がないのである。
第3に、摺動体はピストンの両側にロッドを突出した構
成としたので、押し引き時の荷重差が殆どなく変速アー
ムの前進操作側及び後進操作側のいずれにも安定してシ
ョックを和らげるよう作用させることができたのであ
る。
成としたので、押し引き時の荷重差が殆どなく変速アー
ムの前進操作側及び後進操作側のいずれにも安定してシ
ョックを和らげるよう作用させることができたのであ
る。
第1図は本考案の緩衝装置を装備したHST式車軸駆動
装置の内部平面図、第2図はダンパー部側面断面図、第
3図は同じく正面断面図、第4図は油圧回路図、第5図
は他の実施例を示す油圧回路図、第6図は油路板に油圧
ポンプと油圧モーターを付設した斜視図である。 P…油圧ポンプ M…油圧モーター 23…油路板 23b…ダンパーケース 32…摺動体 32a…ピストン 32b…ロッド
装置の内部平面図、第2図はダンパー部側面断面図、第
3図は同じく正面断面図、第4図は油圧回路図、第5図
は他の実施例を示す油圧回路図、第6図は油路板に油圧
ポンプと油圧モーターを付設した斜視図である。 P…油圧ポンプ M…油圧モーター 23…油路板 23b…ダンパーケース 32…摺動体 32a…ピストン 32b…ロッド
Claims (1)
- 【請求項1】HST式変速装置の油圧ポンプPと油圧モ
ーターMを付設する油路板23に、ダンパーケース23
bを設け、ピストン32aの両側にロッド32b,32
bを突出した摺動体32を該ダンパーケース23bに内
装し、ダンパーケース23b内にHST式変速装置の作
動油を導くと共に、前記ロッド32bの一側に変速アー
ムを連結したことを特徴とするHST式変速装置の変速
緩衝装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989129792U JPH0612318Y2 (ja) | 1989-11-07 | 1989-11-07 | Hst式変速装置の変速緩衝装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989129792U JPH0612318Y2 (ja) | 1989-11-07 | 1989-11-07 | Hst式変速装置の変速緩衝装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0368668U JPH0368668U (ja) | 1991-07-05 |
| JPH0612318Y2 true JPH0612318Y2 (ja) | 1994-03-30 |
Family
ID=31677396
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989129792U Expired - Lifetime JPH0612318Y2 (ja) | 1989-11-07 | 1989-11-07 | Hst式変速装置の変速緩衝装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0612318Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-11-07 JP JP1989129792U patent/JPH0612318Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0368668U (ja) | 1991-07-05 |
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