JPH0612340B2 - 二酸化炭素センサー - Google Patents

二酸化炭素センサー

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JPH0612340B2
JPH0612340B2 JP63203678A JP20367888A JPH0612340B2 JP H0612340 B2 JPH0612340 B2 JP H0612340B2 JP 63203678 A JP63203678 A JP 63203678A JP 20367888 A JP20367888 A JP 20367888A JP H0612340 B2 JPH0612340 B2 JP H0612340B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は二酸化炭素センサー、特に、血液などの液体中
の二酸化炭素分圧を測定するためのセンサーに関する。
更に詳細には本発明は、“インナーフイルター効果”と
して知られる現象を利用して螢光性化合物の発光強度を
調節し、それによつて対象とするメデイウム中の二酸化
炭素分圧を感度よく正確に測定することのできるセンサ
ーに関する。
血液のpH値及びガス濃度の測定、特に酸素と二酸化炭素
の濃度の測定は、手術中,手術後及び注意が必要な入院
期間中において、特に重要であり、多くの測定機器及び
これら生理学的パラメーターのデイスプレーガこれまで
に提案されている。
U.S.Patent No.4,003,707及びU.S.Reissue pa
tent Re31879には、選択的透過性分散膜に内包さ
れたあるいは該膜中に埋め込まれた螢光性インデイケー
ターを利用した、血液などのサンプルのpH値及びガス濃
度を測定するための方法及び調節法が記載されている。
この特許には、pHインデイケーターとしてベーターメチ
ル−ウンベリフエロンを使用することが記載されてい
る。
螢光性pHインデイケーターとしてベーターメチル−ウン
ベリフエロンを使用することは、 Raymond F.Chenの文献,Analytical Letters1〔7〕,
423−428〔1968〕に記載されている。
U.S.Patent No.4,200,110には、フアイバーオ
プテイツクスのpHプローブと共にpH感応性螢光インデイ
ケーターを使用することが記載されている。この螢光イ
ンデイケーター組成物は選択的透過性膜に内包されてい
る。
上記した先行文献に記載されたそれぞれの技術において
は、インデイケーターの螢光性発光強度の変化に依つて
pHを測定している。pH測定を行なうことができるような
条件を適当に調節することにより、pH感応性螢光性イン
デイケーターをpCO2測定のために使用できる可能性があ
る。
螢光“インナーフイルター効果”に基づくことによつ
て、二酸化炭素分圧を測定するための改良されたセンサ
ーが得られることが見出された。このようなセンサーに
おいては、不活性な螢光性化合物の発光はpHインデイケ
ーターの吸収によつて調節されており、このpHインデイ
ケーターの吸収スペクトルは螢光性化合物の励起及び/
又は発光スペクトルと重複している。
“インナーフイルター効果”は、当該技術分野において
は知られた現象であり、例えばSidney Udenfriend,“F
luorescence Assay in Biology and Medicine”,pp.1
08−9,1962に記載されている。吸収−発光オプ
トロードに関する技術の簡単な総説は、1987年4月
発行の“Spectrocopy”の38−47頁の,S.M.Angel,
“Optrodes:Chemically Selective Fiber−Opic Senso
rs”の文献にある。この文献にはHirschfeldらの研究が
記載されており、彼らは非放射性エネルギートランスフ
アーに基づくセンサーを開発している。この非放射性エ
ネルギートランスフアーにおいては、螢光体の発光スペ
クトルは吸収体の吸収スペクトルと重複しており、吸収
は、真の光子発光及び急を通してではなくむしろ双極子
−双極子エネルギートランスフアー工程を通して起こつ
ている。このような工程は、分子の中心間の距離が70
Å未満の場合にのみ有効である。なぜならその有効性は
分子間距離の6乗に反比例して減弱するためである。
これに反して、本圧名のセンサーは以下に記載するよう
に放射性トランスフアーを通して作用している。放射性
エネルギートランスフアーは非放射性エネルギートラン
スフアーよりも有効性が低いという一般的知見にもかか
わらず、本発明の知見により有効なセンサーが得られる
ことが見出された。
U.S.Patent No.4,495,293には、螢光体と、ア
ツセイ溶液の伝達特性をリガンドの存在下で変化させて
それによつて螢光性発光強度を調節する試薬系とを用い
た螢光アツセイ法が記載されている。この方法で用いら
れている螢光体−吸収体系はアツセイキツトであつて、
これが試料溶媒と反応しまた試料溶媒によつて使い尽く
される。
本発明によれば、液体中の二酸化炭素の分圧を選択的に
測定するための再使用可能なセンサーが提供される。
本発明によれば、液体中の二酸化炭素の分圧を測定する
センサーであつて、溶解している二酸化炭素の分圧をpH
値の変動として示す水性メデイウムを内包した二酸化炭
素透過性であつて液体及びイオン非透過性の膜を含むセ
ンサーであり、 かつ該水性メデイウムが、 (i)波長λ及びλにおいてピークを示す吸収スペク
トルを有する吸収体であつて、波長λ及びλにおけ
る吸光度がpH依存性である吸収体5×10-5M−1×1
-3M; (ii)波長λにおいてピークを示す螢光性発光スペクト
ル,及び波長λにおいてピークを示す励起スペクトル
を有する螢光体であつて、波長λ及びλでのそれら
の強度がpH非依存性である螢光体; 及び(iii)該水性メデイウムのpH該吸収体の最大応答範
囲に維持する濃度の重炭酸イオンを提供する重炭酸イオ
ン源; を含み、吸収体に対する螢光体の比が0.1:1−1
0:1の範囲であり;螢光体の発光スペクトルあるいは
励起スペクトルの波長λあるいはλにおけるピーク
と、吸収体の吸収スペクトルの波長λあるいはλ
おけるピークとの間が、λにおける螢光性発光強度を
測定して水性メデイウムのpH値から測定対象である液体
中の二酸化炭素分圧を求めることができるように、十分
に重複している、 水性メデイウムである、上記センサーが提供される。
好ましくは、水性メデイウムは透明な水性ゲル、特にゲ
ル化剤であるアガロースによつて形成されたゲルであ
る。
本発明の好ましい態様においては、吸収体(i),螢光体
(ii),あるいはこれらの両者は、例えばポリ(ビニルア
ルコール)などのポリマーに結合している。
本発明のセンサーは、本質的には、pH依存性の吸収体と
pH非依存性の螢光体を有しており、螢光体に対する吸収
体の比は、応答系及び感応系を提供するように水性メデ
イウム中で注意深くバランスが取れていることが重要で
ある。吸収体の濃度は、二酸化炭素が膜を通して注入し
その結果生じるpH変化に応答し、そして螢光性発光強度
の測定可能な変化を与えるのに十分な程度の濃度でなけ
ればならない。
また、吸収体の吸収スペクトルは、所望する強度変化を
与えるに十分な程度に、螢光体の発光スペクトル及び/
又は励起スペクトルと重複していなければならない。
上記の如き臨界性を満足する特に好ましい態様は以下の
通りである。
即ち、(i)吸収体が2,6−ジメチル−4−ニトロフエ
ノール、螢光体が6,7−ジメトキシ−クマリンである
センサー;あるいは(ii)吸収体がメチル(2−ニトロ−
5−ヒドロキシ)ベンゾエート、螢光体がジメチル
(2,2′−ビフラン−5,5′−ジカルボキシレート
であるセンサーである。
上記のそれぞれの系においては、吸収体に対する螢光体
の比は0.1:1−10:1の範囲であり、水性メデイ
ウム中の吸収体の濃度は5×10-5M−1×10-3Mで
あり、重炭酸イオン源は重炭酸ナトリウムである。
更には、吸収体、螢光体あるいはこれらの両者が適当な
ポリマーに結合している場合に、特に有効で安定なセン
サーが得られることが判明した。この目的のための特に
好ましいポリマーはポリ(ビニルアルコール)である。
更には、水性メデイウムが透明な水性ゲルである場合に
は、センサーの応答性は特に高い。アガロースは適当な
粘弾性特性を有しまた本発明のセンサー用に使用する実
質的に全ての系に対して化学的に不活性であるため、ア
ガロースはゲル化剤として特に好ましい。他のゲル化剤
としては例えばカルボキシメチルセルロースが使用可能
であるが、他のゲル化剤のいくつかは化学的に不活性で
はなく、またpH変化や他の変動を誘導する可能性があ
る。
上記の如き事実に従えば、本発明の特に好ましい態様
は、例えば2,6−ジメチル−4−ニトロフエノールな
どの吸収体、例えば6,7−ジメトキシ−クマリンなど
の螢光体を含み、これらは8mMの重炭酸ナトリウム水溶
液中でポリ(ビニルアルコール)に結合し、そして0.
7%アガロースとともに透明な水性ゲルを形成してお
り、このゲルはシリコーン膜で包まれているセンサーで
ある。
本発明の好適なセンサーは、シリコーン膜で包まれてい
るゲルを、波長λでの電磁気放射を伝達するために設
けられたオプテイカルフアイバーの遠位末端に連結し、
その近位末端を波長λでの螢光性発光放射を受けるシ
グナルアナライザーに連結することによつて形成され
る。
本発明のセンサーにおいては、重炭酸塩が弱い緩衝液と
して作用しており、水性メデイウムのpHを吸収体にとつ
て最も適当な範囲に維持している。重炭酸塩の必要濃度
は、カバーすべき測定対象であるpCO2の範囲及び吸収体
の最適pH領域に基いて定まる。重炭酸塩の必要濃度は、
二酸化炭素水溶液の化学に関する以下の説明から誘導さ
れるHenderson−Hasselbachの式に基いて定められる。
CO2+H2OH2CO3HCO3 -+H+ (1) 式(1)から判るように、二酸化炭素が水に溶解すること
により、溶液中のpH値は下がる。
以下に示すように、pH値は溶解した二酸化炭素に関係し
ている。
しかしながら、上記式(1)から以下の如くなる。
〔H2CO3〕=〔CO2〕=αpCO2(αは水中における二酸化
炭素の溶解係数) 従つて以下の通りになる。
又は 又は-log〔H+〕=pH=-log(αpCO2・KH2CO3)+log〔HCO3
-〕 従つて 上記式(2)がHenderson-Hasselbachの式である。
実際には、〔HCO3 -〕は、重炭酸塩好ましくは重炭酸ナ
トリウムを添加することによつて調整され、その結果、
溶液のpHはpHインデイケーター即ち吸収体の活性範囲内
であつて、測定すべきpCO2の範囲より高い値に維持され
る。
背景技術を参照して上記の如く説明したように、螢光測
定法は溶液中の分析対象を測定するための公知の分析法
である。しかしながら公知の分析法は、例えば螢光性不
純物の存在あるいはクウエンチングなどのある種の障害
に対して無力である。
本発明は、溶液中に存在する不純物が螢光体の励起光あ
るいは螢光体によつて放出される光を吸収した時に生じ
るインナーフイルター効果を利用している。いずれの場
合においても、本発明では、螢光体の発光強度は、他の
場合に予想される強度よりも低いものである。
本発明では、放射を吸収する非螢光性pHインデイケータ
ー即ち吸収体であつて、その吸収スペクトルが螢光体の
励起スペクトル及び/又は発光スペクトルと重複してい
る吸収体を該螢光体と一緒に用いるため、螢光性発光強
度が吸収体の存在によつて調整される。吸収は溶液のpH
に依存するため、螢光強度によりpH値が測定可能とな
る。
本発明のセンサーの好ましい態様で用いられる化合物の
応答性に関するデータを、添付した図面により以下に説
明する。
第1図は、波長435nmでの吸収体2,6−ジメチル
−4−ニトロフエノールのpH変化による吸光度カーブを
示す。
第2図は、二酸化炭素の濃度を変えた時及び2つの異な
る励起波長での、1:10螢光体/吸収体の応答性カー
ブを示す。
第3図は、以下に説明する機能性螢光体及び吸収体を用
いた系の応答性カーブを示す。
第4図は、ポリ(ビニルアルコール)に結合した螢光体
/吸収体の系の応答性カーブを示す。
第5図は、溶液中の螢光体/吸収体の特性が変化した時
の動的範囲のカーブを説明する図である。
第6図は、吸収体に対する螢光体の比が本発明の範囲外
の螢光体/吸収体の系を用いて二酸化炭素の濃度を変化
させた時の応答性カーブを示す。
第7図は、ポリ(ビニルアルコール)に結合した螢光体
/吸収体の特性を変化させた時の動的範囲のカーブを示
す。
第8図は、二酸化炭素濃度を変化させた場合の感応性応
答カーブを示す。
第9図は、安定性カーブを示す。
上記図面で示したカーブを作成する実験で、最も良く研
究した螢光体/吸収体の組合わせは、螢光体としての下
記式 の6,7−ジメチルクマリンと、吸収体としての下記式 の2,6−ジメチル−4−ニトロフエノールとの組合わ
せである。
他の好ましい組合わせは、螢光体としての下記式 のジメチル(2,2′−ビフラン−5,5′−ジカルボ
キシレート)と、吸収体としての下記式 のメチル(2−ニトロ−5−ヒドロキシ)−ベンゾエー
トとの組合わせである。
本発明の特に好ましい態様は、螢光体及び/又は吸収体
がポリマーに結合して固定されており、水に対する溶解
性が上昇している態様である。螢光体又は吸収体が、ポ
リマーに結合するための適当な官能基を有していない場
合には、ポリマーの官能基に結合できるような官能鎖を
有するように化合物を合成することができる。このよう
にして、式(I)のクマリン化合物から誘導される機能性
螢光体は下記式 のスコポレチン−(5−吉草酸)エチルメチルエステル
であり、式(II)のニトロフエノールから誘導される機能
性吸収体は下記式 の2−メチル−4−ニトロ−6−(3−プロピオン酸)
フエノールエチルエステルである。
pH値を変化させた時の、式(II)の2,6−ジメチル−4
−ニトロフエノールの波長435nmにおける吸光度カ
ーブが第2図に示されている。このカーブによれば、高
いpH(低pCO2)値において吸光度が高く、従つて螢光性
発光(螢光体の)が低くなる。低いpH(高pCO2)値にお
いては、この逆となる。
本発明のpCO2センサーにおいては、螢光体と吸収体と
が、重炭酸ナトリウム溶液及び二酸化炭素透過性膜と共
に用いられている。
第2図では、2つの異なる励起波長360nm及び33
7nm,並びに2つの異なる重炭酸塩濃度での、6,7
−ジメトキシ−クマリンと2,6−ジメチル−4−ニト
ロフエノールを1:10モル比で含む溶液の励起波長4
35nmにおける応答性を示している。螢光強度はpCO2
の変化に応じて有意に変動しており、インナーフイルタ
ー効果の利用可能性がこれによつて証明されている。溶
液中での重炭酸塩の存在によつて、二酸化炭素に対する
系の応答性が減少している。6,7−ジメトキシクマリ
ンの使用濃度,即ち1×10-4Mにおいては、わずかの
量の重炭酸塩を加えた場合であつても、pH値は螢光体/
吸収体の系の最適濃度を越える値になる。また第2図で
は、360nmで励起した時の6,7−ジメトキシクマ
リンのより強い螢光強度によつて、励起波長360nm
での応答性は励起波長337nmでの応答性よりも強い
ことが示されている。
第3図では、式(V)の機能性螢光体と式(VI)の機能性吸
収体とが1:10の割合いで含まれる溶液の二酸化炭素
に対する応答性が示されている。第2図の系と同様に、
重炭酸塩濃度の上昇とともに応答性が減少しているが、
車炭酸塩濃度2mMでは励起波長による応答性の相違は
小さい。
機能性螢光性化合物及び吸収性化合物をポリ(ビニルア
ルコール)に後述する技術により結合せしめた場合に
は、これら化合物の水溶解性が上昇し、そのため高濃度
にすることが可能でありまたセンサーに使用した膜を通
してこれら化合物が浸出するのを防ぐことが可能とな
る。ポリマーに結合せしめて得られるクマリン−ポリマ
ー複合体は下記式(VII) で表わされ、ニトロフエノール−ポリマー複合体は下記
式(VIII) で表わされる。
第4図は、上記化合物(VII)及び(VIII)の溶液の二酸化
炭素に対する応答性が示されている。重炭酸塩が高濃度
の時は応答性は減少しており、また励起波長337nm
及び360nmでの応答性はほとんど区別がつかない。
クマリンとニトロフエノールの各種の割合い及び濃度,
並びに各種の重炭酸塩濃度で、励起波長337nm及び
発光波長435nmにて、クマリン/ニトロフエノール
ポリマー系を調べた。
これらの結果を以下の表1に示した。表1では、高pCO2
(約90mmHg)での溶液の螢光強度から低pCO2(約
7.5mmHg)での溶液の螢光強度を引いた値として、
動的範囲を定義している。
表1は、ニトロフエノール/クマリンの比が減少するに
つれて応答性が上昇する傾向にあることを示している。
この傾向は第5図に示されている。第5図では、ニトロ
フエノール1×10-4Mの一定濃度で且つ重炭酸塩1.
0mMの一定濃度での、ニトロフエノール/クマリンの
比とその応答性の表1のデータをプロツトしたものであ
る。クマリンに対するニトロフエノールの最適比は1.
0未満である。ニトロフエノール吸収体の主な吸収バン
ドは450nm付近を中心としており、従つてクマリン
螢光体の励起スペクトルとは435nmで部分的に重複
しているだけであるが、ニトロフエノールは340nm
付近にも吸収バンドを示す。従つて、337nmで付随
的な放射のいくらかは、それがクマリンを励起するのに
使用される前にニトロフエノールによつて吸収される。
従つて、クマリン濃度が高くなる(即ち、ニトロフエノ
ール/クマリンの比が低くなる)につれて、付随的光子
がニトロフエノールによつて吸収される前にクマリンを
励起する可能性が高くなる。このことによつて、表1及
び第5図で示される傾向が説明できる。
表1で挙げたテストで用いたニトロフエノール吸収体の
濃度は1×10-4M,即ち本発明の有効範囲5×10-5
M−1×10-3Mの範囲内である。
本発明の吸収体/螢光体の系は放射性トランスフアーを
通して作用しているという事実は、溶液中の化合物の平
均分子間距離を計算することによつて証明できる。ニト
ロフエノール吸収体の意図する最も高い濃度は1×10
-3Mであり、クマリン螢光体のそれは1×10-2Mであ
る。濃度が高くなればなるほど、溶液中の分子同志は接
近する。従つてこれらの濃度が“ワーストケース”を示
すことになる。これらの濃度における、吸収体(NP)と螢
光体(COUM)との間の分子間距離は次のようにして計算
される。
〔NP〕=1×10-3M=(1×10-3モル/)(6×1
23分子/モル)=6×1020分子/=6×1017
子/cm3 従つて、この“ワーストケース”の場合には、非放射性
エネルギートランスフアーが主たる効果となるには分子
間距離が大きすぎる。
上記表1の溶液で使用した好ましい濃度の場合でも、分
子間距離は大きい。
∴D=318Å(≫70Å) それぞれ式(III),式(IV)で表わされるビフラン/ニト
ロフエノールの組合わせについても調べた。ビフランの
収量がクマリンの収量よりもかなり高かつたため、螢光
体/吸収体の比はこの組合わせの場合にはより小さかつ
た。発光波長390nmでのビフラン/ニトロフエノー
ルの比が0.01:1である溶液のpCO2に対する応答性
を第6図に示した。この比は、本発明での使用範囲外の
ものである。他の組合わせの場合と同様に、重炭酸塩の
濃度が上昇するにつれて応答性が下がる。
式(III)のビフラン螢光体をポリ(エチレングリコー
ル)に結合し、式(IV)のニトロフエノールエステル吸収
体をポリ(ビニルアルコール)に結合した場合には、立
体障害,及び/又はニトロフエノールエステルにおける
酸性フエノールプロトンとその近くのエステルの酸素と
の間の水素結合のために、このニトロフエノールエステ
ル吸収体がポリマーに結合することによつて該吸収体の
pKa値が高pH値側にシフトする。このシフトのために、
受け入れ可能なpCO2応答のための吸収体のpKa値範囲内
に溶液のpHを設定するためには、重炭酸塩の濃度を有意
に大きくする必要がある。
吸収体/螢光体の系を固定化し、センサーの製造を容易
にするためには、吸収体/螢光体を水性ゲル中に置くの
が望ましい。ゲルをサンプルホルダー中に入れ、これを
二酸化炭素透過性膜でおおうことができる。
しかして、好ましくはポリマーに結合した適当な濃度の
吸収体及び螢光体並びに適当な濃度の重炭酸塩ととも
に、センサー製造の際には、ゲル化剤として好ましくは
0.7重量%のアガロースが用いられる。得られるゲル
は室温では透明であつて硬化している。
このようなゲルは、螢光体/ポリ(ビニルアルコー
ル),吸収体/ポリ(ビニルアルコール)及び重炭酸ナ
トリウムの濃縮されたストツク溶液の一部を計量した一
定量のアガロースに加え、次いで適当な容量に希釈する
ことによつて調製することができる。この場合に、好ま
しいアガロース濃度は0.7重量%であり、好ましいニ
トロフエノール吸収体濃度は1.0mMである。他の濃
度でも可能である。得られるゲルを均質になるまで加熱
し、次いで冷却して室温にする。
好ましい態様においては、ゲルをアクリルのサンプルモ
ジュール中に入れ、このモジュールの下端はシリコーン
O−リングで固定された二酸化炭素透過性膜でおおう。
このモジュールをアクリルのキュベツト中に入れ、そこ
で外から光を照射して発光を分光光度計により検出する
ことができる。
他の態様ももちろん可能である。
本発明の系を検討するために、65℃の温度のバス中で
サンプルゲルを加温して粘稠な流体とし、次いでデイス
ポーザブルキュベツトを用いてサンプルモジュール中に
入れた。冷却後、ゲルを膜でおおい、ステレオスコープ
を用いて気泡の存在を調べた。気泡が検出された場合に
は、ゲルを捨てて、再びモジュール中にゲルを入れて操
作を繰返した。
次いで、モジュール中のゲルをpH7.4のリン酸緩衝化
食塩水溶液バス中で1晩平衡化させた。動的範囲と感応
性テストのために、テストガスを、食塩水溶液バス中に
30分間、ガス散布チューブを用いて撹拌しながらバブ
ルし、その後直ぐにモジュールを分光光度計中のキュベ
ツトに移した。キュベツト中にも、同様のテストガスで
あらかじめ平衡化されたpH7.4のリン酸緩衝化食塩水
溶液が含まれていた。キュベツト中のサンプルを更に5
分間平衡化した後、バブリングを止めて、発光を記録し
た。数個のモジュールを同時に食塩水溶液浴中で平衡化
できるように、この方法を改良した。安定性テストのた
めには、一定の光照射下でキュベット中で全ての平衡化
を行なつた。発光測定時にはガスのバブリングを止め
た。
10nmのバンド幅に対応する励起スリツト幅を用いて
337nmにて励起をセツトした。20nmのバンド幅
で435nmにて発光を測定した。全てのデータは、パ
ーキン−エルマーLS−5分光光度計での1.0の固定
化スケール感応性に修正した。
動的範囲及び感応性テストのために、それぞれのデータ
は、同様のゲルを用いてこれを異なるモジュール中に入
れそれぞれのサンプルについて別別に測定した少なくと
も3個で多くとも6個のデータの平均を用いた。安定性
/選択性テストの場合には、多くの平衡化サンプルを用
いなかつたので、これらのデータは単一の測定値を示し
ている。
以下の表2には、クマリン/ニトロフエノールの各種の
比で各種の濃度の重炭酸塩でのゲルを、pH7.4でpCO2
が7.5/及び90mmHgであるリン酸緩衝化食塩水溶
液にさらした実験での動的範囲の結果が示されている。
動的範囲のデータは、12%CO2を含むN2(pCO2=90
mmHg)で平衡化後の発光測定値の平均から1%CO2
含むN2(pCO2=7.5mmHg)で平衡化後の発光測定
値の平均を差し引くことによつて算出した。
表2のデータによれば、重炭酸塩濃度に応じてクマリン
/ニトロフエノールの比が2:1から5:1まで上昇す
るにつれて動的範囲も上昇することが示されている。こ
の傾向は第7図でも示されており、第7図は8mM重炭
酸塩濃度でのクマリン/ニトロフエノールに対する応答
性をプロツトしたものである。
溶液に比べて、ゲルは重炭酸塩濃度の変化に対して比較
的感応性が高い。
表2から明らかなように、重炭酸塩濃度8mMでクマリ
ン/ニトロフエノールの比が4/1及び5/1の時に、
最大の動的範囲を示すゲルが得られる。これらのゲルに
ついて、酸素の存在下及び非存在下でのpCO2変化に対す
る感応性と安定性を測定するために更にテストを実施し
た。感応性テストのために、1%CO2を含むN2及び12
%CO2を含むN2に加えて、3%CO2を含むN2 (pCO2=22.5mmHg),5%CO2を含むN2 (pCO2=37.5mmHg),8%CO2を含むN2(pCO2
60mmHg)及び10%CO2を含むN(pCO2=75mm
Hg)を用いた。
pCO2変化に対するゲルの感応性を、リン酸緩衝化食塩水
中での異なるpCO2値に対するゲルの応答性を測定するこ
とによつて調べた。第8図に結果を示した。両者のゲル
の場合に、pCO2の小さな変化に対する感応性は、より低
いpCO2値でより大きく、両者のカーブはpCO2の高い所で
は平坦になつていた。これは、これらのゲルのpH値で
は、第1図に示した吸光度対pCO2カーブの左側の低い部
分でニトロフエノールが作用しているためである。比が
1/4のゲルは、非常に低いpCO2でより高い感応性を示
し、他方、pCO2が20−25mmHgを越える場合には両
者のゲルの感応性は同じであつた。
螢光分光光度計中で一定の光照射下にゲルの安定性をチ
エツクするテストを実施した。pCO2が37.5mmHgで
平衡化されたリン酸緩衝化食塩水溶液中でゲルを4時間
光照射した。テストのスタート時に強度を読み取り、そ
の後30分毎に強度を読み取つた。このテストの結果を
第9図の“+"及び“×"で示した。光照射3.5−4時
間後にわずかな減少が見られたが、光照射期間中は両者
のゲルの応答性はほとんど不変であつた。平均値からの
最大偏差は4/1クマリン/ニトロフエノールゲルの場
合には0.7%であり、5/1クマリン/ニトロフエノ
ールの場合には0.5%であつた。
心臓を切開する手術の間は、患者の血液は酸素の量を増
すようになる。時としてpO2レベルは250mmHgに維
持されるようになる。酸素は有機化合物の螢光をクウエ
ンチすることが知られているため、螢光を利用したセン
サーにとつては酸素レベルが変動することは障害となり
得る。ゲルの安定性と選択性とをテストするために(こ
れらのテストは、一部は膜の選択的性に依つているが)、
最初にpCO2が37.5mmHgでゲルを平衡化後、5%CO
2=37.5mmHg)及び33%O(pO2=250=mm
Hg)を含むガスを用いてテストを行なう以外は、上記
と同様にして安定性テストを実施した。これらの結果を
第9図の“*”及び“0”で示した。これらのデータと
第9図のCO2のみのデータとを比較することにより、光
照射後約1時間経過後に強度が徐々に減少することが判
る。これは、ゲル中に酸素がゆつくりと分散し溶解する
ために徐々にクウエンチされる結果であるか、あるいは
酸素の存在下で化合物の光分解速度が増す結果のいずれ
かである。両者のゲルについて、4時間以上の間その傾
向は1.5%−2.5%である。
以下に示す製造例によつて、本発明のセンサーに用いた
ポリ(ビニルアルコール)結合スコポレチン誘導体(式
VII)とポリ(ビニルアルコール)結合4−ニトロフエ
ノール誘導体(式VIII)との製造法を説明する。
製造例1 85%加水分解された分子量10,000のポリ(ビニ
ルアルコール)(PVOH)10.05g,スコポレチン−
(5−吉草酸)エチルメチルエステル0.501g及び
100ccジメチルアセトアミド(DMAC)を、撹拌棒,還
流コンデンサー及びアルゴンパージを備えた乾燥した2
00mlフラスコに入れた。混合物をオイルバス中で12
0℃で20時間加熱した。反応液を薄層クロマトグラフ
イー(TLC)に付した所、可動性の螢光物質のスポツト
と固定化された螢光物質のスポツトとがほぼ同じ強度で
現われた(TLC条件:シリカゲルGF,エチルアセテー
ト溶出液,SVEME Rf=約0.9)。p−トルエンスルホ
ン酸モノハイドレート(PTSA)0.0300gを反応混
合物に加え、オイルバス温度110℃で2時間加熱し
た。TLC分析した所、変化はなかつた。この溶液を、ビ
ーカー中で撹拌下のアセトン1に注いだ。ポリマーが
綿状の固りとしてまた濁りとして沈澱した。この綿状の
固りが静置してから上清をデカンテーションにより除
き、新たなアセトンを加えた。これを6回繰り返した。
(最初の上清を更に用いるために保存した)。ポリマー
の綿状の固りを洗浄し、減圧下に濾過し、濾別したケー
キをアセトンで3回フリツトガラスロートで洗浄した。
フイルターケーキをバキュームオーブン中で50℃/1
トルで乾燥した。収量は4.37g(収率=41.6
%)であつた。最初に得た上清に約300c.c.のメチレ
ンクロライドを撹拌下に加えた。コロイド状に分散した
ポリマーが凝固し、これを上記したと同様にして単離し
て4.53gのポリマーを得た。全収量は8.90g
(収率=85%)であつた。
このポリマーは水溶解性であつた。最初のポリマー分画
(水溶液)のTLC分析の結果、螢光物質のスポツト移動
は見られず、不動の螢光物質スポツトが観察された。こ
れは、未反応のスコポレチンはポリマー生成物から完全
に洗い流されたことを示している。
単離したPVOH生成物中の結合スコポレチンの実際の量を
分光光学的に測定した。Cary Model14UV−visスペク
トルホトメーターを使用した。345nmにおける50
%エタノールでのSVEMEの分子吸光係数を測定した所、
9.40×103./cm.mo.であつた。50%エタノ
ール中での公知の分子量のポリマー生成物の吸収スペク
トルを求め、下記式のSVEMEの分子吸光係数を用いてポ
リマー溶液中のスコポレチン濃度を求めた。
A=φC A=吸光度(=log IO/I) φ=分子吸光係数/(cm.mo.) c=濃度mol/ =サンプル中での光通過幅=1.00cmPVOH中での結
合SVEの量は5.85×10-5mole/gであつた。
PVOHに対するSVEの最初の比は であつた。
有効トランスエステル化は であつた。
製造例2 ポリ(ビニルアルコール)−スコポレチンエステル(分
子量96,000)の製造 PVOH(96,000MW)10.02g,SVEME0.49
8g及びDMAC170c.c.を200mlフラスコに入れ、製
造例1と同様の操作を実施した。
反応混合物を撹拌下のアセトン1700c.c.に注ぎ、デ
カンテーションにより上清を除きこれを数回行ない、減
圧下に濾過し、アセトンで洗浄することにより生成物を
単離した。乾燥後の収量は7.86g(収率=75%)
(最初の沈殿から得た全て)であつた。
ポリマー生成物中のSVEMEの量は2.15×10-5mole
/gであつた。
製造例3 ポリ(ビニルアルコール)−〔2−メチル−4−ニトロ
−6−(3−プロピオン酸)−フエノール〕エチルエス
テル(10,000MW)の製造 85%加水分解した分子量10,000のPVOH4.01
7g,2−メチル−4−ニトロ−6−(3−プロピオン
酸)−フエノールエチルエステル(NP−1)0.40
2g及びDMAC40c.c.を100c.c.フラスコに入れ、製造
例1と同様の操作を実施した。
400c.c.アセトンで沈殿させ、数回洗浄し、減圧下に
濾過し,アセトンで洗浄することによつて生成物を単離
した。
乾燥後の収量は3.52g(収率=80%)(最初の沈
澱から得た全て)であつた。
生成物中のNP−1の量は2.09×10-4mole/gで
あつた。
製造例4 ポリ(ビニルアルコール)−NP−1エステル(96,
000MW)の製造 86%加水分解した96,000MWのPVOH4.034
g,NP−1 0.4029及びDMAC 70c.c.を100
c.c.フラスコに入れ、製造例1と同様の操作を実施し
た。
生成物を700c.c.アセトン中で沈殿させた。収量は
3.89g(収率=88%)(最初の沈澱から得た全
て)であつた。
ポリマー中のNP−1の量は1.29×10-4mole/g
であつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、波長435nmでの吸収体2,6−ジメチル
−4−ニトロフエノールのpH変化による吸光度カーブを
示す。 第2図は、二酸化炭素の濃度を変えた時及び2つの異な
る励起波長での、1:10螢光体/吸収体の応答性カー
ブを示す。 第3図は、機能性螢光体及び吸収体を用いた系の応答性
カーブを示す。 第4図は、ポリ(ビニルアルコール)に結合した螢光体
/吸収体の系の応答性カーブを示す。 第5図は、溶液中の螢光体/吸収体の特性が変化した時
の動的範囲のカーブを示す図である。 第6図は、吸収体に対する螢光体の比が本発明の範囲外
の螢光体/吸収体の系を用いて二酸化炭素の濃度を変化
させた時の応答性カーブを示す。 第7図は、ポリ(ビニルアルコール)に結合した螢光体
/吸収体の特性を変化させた時の動的範囲のカーブを示
す。 第8図は、二酸化炭素濃度を変化させた場合の感応性応
答カーブを示す。 第9図は、安定性カーブを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−196853(JP,A) 特開 昭60−86449(JP,A)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体中の二酸化炭素の分圧を測定するため
    のセンサーであつて、溶解している二酸化炭素の分圧を
    pH値の変動として示す水性メデイウムを内包した二酸化
    炭素透過性であつて液体及びイオン非透過性の膜を含む
    センサーであり、 かつ該水性メデイウムが、 (i)波長λ及びλにおいてピークを示す吸収スペク
    トルを有する吸収体であつて、波長λ及びλにおけ
    る吸光度がpH依存性である吸収体5×10−5M−1×
    10−3M; (ii)波長λにおいてピークを示す螢光性発光スペク
    トル、及ひ波長λにおいてピークを示す励起スペクト
    ルを有する螢光体であつて、波長λ及びλでのそれ
    らの強度がpH非依存性である螢光体; 及び(iii) 該水性メデイウムのpHを該吸収体の最大
    応答範囲に維持する濃度の重炭酸イオンを提供する重炭
    酸イオン源; を含み、吸収体に対する螢光体の比が0.1:1−1
    0:1の範囲であり;螢光体の発光スペクトルあるいは
    励起スペクトルの波長λあるいはλにおけるピーク
    と、吸収体の吸収スペクトルの波長λあるいはλ
    おけるピークとの間が、λにおける螢光性発光強度を
    測定して水性メデイウムのpH値から測定対象である液体
    中の二酸化炭素分圧を求めることができるように、十分
    に重複している、 水性メデイウムである、上記センサー。
  2. 【請求項2】水性メデイウムが透明な水性ゲルである請
    求項1のセンサー。
  3. 【請求項3】ゲルが、ゲル化剤としてのアガロースによ
    つて形成されている請求項2のセンサー。
  4. 【請求項4】吸収体、螢光体、あるいは吸収体と螢光体
    の両者がポリマーに結合している請求項1−3のいずれ
    かのセンサー。
  5. 【請求項5】ポリマーがポリ(ビニルアルコール)であ
    る請求項4のセンサー。
  6. 【請求項6】吸収体が2,6−ジメチル−4−ニトロフ
    エノール、螢光体が6,7−ジメトキシ−クマリン、重
    炭酸イオン源が重炭酸ナトリウムである請求項1−5の
    いずれかのセンサー。
  7. 【請求項7】吸収体がメチル(2−ニトロ−5−ヒドロ
    キシ)ベンゾエート、螢光体がジメチル(2,2′−ビ
    フラン−5,5′−ジカルボキシレート)、重炭酸イオ
    ン源が重炭酸ナトリウムである請求項1−5のいずれか
    のセンサー。
  8. 【請求項8】ポリビニルアルコールに結合した吸収体と
    螢光体の8mM重炭酸ナトリウム水溶液が0.7%アガロ
    ースの透明水性ゲルに調製されており、該ゲルがシリコ
    ーン膜中に内包されている請求項1−7のいずれかのセ
    ンサー。
  9. 【請求項9】膜で内包されているゲルが、波長λでの
    電磁気的放射を伝達するためのオプテイカルフアイバー
    の遠位末端に結合しており、そしてその近位末端が波長
    λでの螢光性発光放射を受けるためのシグナルアサラ
    イザーに連結している請求項8のセンサー。
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